JP2600407Y2 - 取付具 - Google Patents
取付具Info
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- JP2600407Y2 JP2600407Y2 JP1993052318U JP5231893U JP2600407Y2 JP 2600407 Y2 JP2600407 Y2 JP 2600407Y2 JP 1993052318 U JP1993052318 U JP 1993052318U JP 5231893 U JP5231893 U JP 5231893U JP 2600407 Y2 JP2600407 Y2 JP 2600407Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、取付具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、Ｆ．Ｒ．Ｐグレーチング（Ｆ．
Ｒ．Ｐを素材とした格子状床版）は、床板として使用さ
れていたが、ルーバーとか間仕切り等の用途が増加し、
このＦ．Ｒ．Ｐグレーチングを、壁あるいは柱に固定す
る必要がある。
Ｒ．Ｐを素材とした格子状床版）は、床板として使用さ
れていたが、ルーバーとか間仕切り等の用途が増加し、
このＦ．Ｒ．Ｐグレーチングを、壁あるいは柱に固定す
る必要がある。
【０００３】現在、このグレーチングの固定には標準金
具を使用しているが、他の支持具（部品）が必要であっ
たり、しかも固定する作業が煩雑になるという欠点があ
った。
具を使用しているが、他の支持具（部品）が必要であっ
たり、しかも固定する作業が煩雑になるという欠点があ
った。
【０００４】さらに、グレーチングの部材に穴加工して
ボルト等で直接固定する方法があるが、部材に穴加工し
た場合には強度の低下があり、その専用の取付具の開発
が急がれている。
ボルト等で直接固定する方法があるが、部材に穴加工し
た場合には強度の低下があり、その専用の取付具の開発
が急がれている。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案は、
上記の各欠点を除去するために考案されたものであり、
グレーチング部材には穴加工することなく、強度を保持
でき、また、グレーチングより外れて落ちる恐れもない
取付具を開発することにある。
上記の各欠点を除去するために考案されたものであり、
グレーチング部材には穴加工することなく、強度を保持
でき、また、グレーチングより外れて落ちる恐れもない
取付具を開発することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、所定の長さと、グレーチング本体の溝幅に
適合する幅寸法を有する帯状体を設け、該帯状体の先端
を、カギ状に折り曲げてカギ状カギ部を設けるか、ある
いは、グレーチング本体の格子体の表面を係止するよう
コ字状に折り曲げてカギ部を形成し、該カギ部よりグレ
ーチング本体厚み幅の寸法ほど残し、前記凹溝を形成し
た側に直角に折り曲げ、胴部を形成し、さらに、該胴部
を形成した直角部より少なくともグレーチング本体の格
子体の厚み寸法ほど残して胴部と平行になるよう折り曲
げてＬ字状の固定部とし、該固定部には固定用穴を形成
したことを特徴とする取付具であり、さらに、先端部の
カギ部のうち、グレーチング本体の表面に露出する箇所
の縦幅を、グレーチング本体の溝幅を超える幅寸法とし
たことを特徴とする取付具からなるものである。
に本考案は、所定の長さと、グレーチング本体の溝幅に
適合する幅寸法を有する帯状体を設け、該帯状体の先端
を、カギ状に折り曲げてカギ状カギ部を設けるか、ある
いは、グレーチング本体の格子体の表面を係止するよう
コ字状に折り曲げてカギ部を形成し、該カギ部よりグレ
ーチング本体厚み幅の寸法ほど残し、前記凹溝を形成し
た側に直角に折り曲げ、胴部を形成し、さらに、該胴部
を形成した直角部より少なくともグレーチング本体の格
子体の厚み寸法ほど残して胴部と平行になるよう折り曲
げてＬ字状の固定部とし、該固定部には固定用穴を形成
したことを特徴とする取付具であり、さらに、先端部の
カギ部のうち、グレーチング本体の表面に露出する箇所
の縦幅を、グレーチング本体の溝幅を超える幅寸法とし
たことを特徴とする取付具からなるものである。
【０００７】
【作用】本考案の使用にあたっては、グレーチング本体
の格子体の表面より裏面に向けて、この取付具を斜めに
して差し込み、該取付具の先端に形成したカギ状カギ部
（図１，図２参照）あるいは、グレーチング本体の格子
体の表面を係止する用コ字状に折り曲げたカギ部（図
３，図４参照）を、グレーチング本体の格子体の表面端
部に嵌着して係止し、格子体に胴部を沿わせて、格子体
の裏面端部は、前記カギ部とＬ字状の固定部とで嵌着
し、取付具とグレーチング本体を固定し、さらに、固定
部に形成した固定用穴を利用してボルト・ナット（図示
せず）等でグレーチング本体を壁や柱（図示せず）等と
固定するものである。
の格子体の表面より裏面に向けて、この取付具を斜めに
して差し込み、該取付具の先端に形成したカギ状カギ部
（図１，図２参照）あるいは、グレーチング本体の格子
体の表面を係止する用コ字状に折り曲げたカギ部（図
３，図４参照）を、グレーチング本体の格子体の表面端
部に嵌着して係止し、格子体に胴部を沿わせて、格子体
の裏面端部は、前記カギ部とＬ字状の固定部とで嵌着
し、取付具とグレーチング本体を固定し、さらに、固定
部に形成した固定用穴を利用してボルト・ナット（図示
せず）等でグレーチング本体を壁や柱（図示せず）等と
固定するものである。
【０００８】
【実施例】本考案の最適な実施例について添付図面を参
照して以下説明すると、所定の長さと、グレーチング本
体（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）に適合する幅寸法を有する帯状
体（１）を設け、該帯状体（１）の先端を、カギ状に折
り曲げてカギ状カギ部（１ａ）を設けるか、あるいは、
グレーチング本体（Ｘ）の格子体（Ｙ）の表面を係止す
るようコ字状に折り曲げて凹溝を有するカギ部（１
ａ′）を形成し、該カギ部（１ａまたは１ａ′）よりグ
レーチング本体（Ｘ）の厚み幅（Ｘ2 ）の寸法ほど残
し、前記コ字状カギ部（１ａ′）を形成した側に直角に
折り曲げ、胴部（１ｂ）を形成し、さらに、該胴部を形
成した直角部より少なくともグレーチング本体（Ｘ）の
格子体（Ｙ）の厚み寸法（Ｘ3 ）ほど残して胴部（１
ｂ）と平行になるよう折り曲げてＬ字状の固定部（１
ｃ）とし、該固定部（１ｃ）には固定用穴（２）を形成
したことを特徴とする取付具からなるものであり、帯状
体（１）は、金属製、合成樹脂等の材質からなり、特に
問わないものであり、さらに、帯状体（１）の先端部の
カギ部（１ａ，１ａ′）のうち、グレーチング本体の表
面に露出する箇所（Ａ）の縦幅を、グレーチング本体
（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸法としたものでもよ
い。
照して以下説明すると、所定の長さと、グレーチング本
体（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）に適合する幅寸法を有する帯状
体（１）を設け、該帯状体（１）の先端を、カギ状に折
り曲げてカギ状カギ部（１ａ）を設けるか、あるいは、
グレーチング本体（Ｘ）の格子体（Ｙ）の表面を係止す
るようコ字状に折り曲げて凹溝を有するカギ部（１
ａ′）を形成し、該カギ部（１ａまたは１ａ′）よりグ
レーチング本体（Ｘ）の厚み幅（Ｘ2 ）の寸法ほど残
し、前記コ字状カギ部（１ａ′）を形成した側に直角に
折り曲げ、胴部（１ｂ）を形成し、さらに、該胴部を形
成した直角部より少なくともグレーチング本体（Ｘ）の
格子体（Ｙ）の厚み寸法（Ｘ3 ）ほど残して胴部（１
ｂ）と平行になるよう折り曲げてＬ字状の固定部（１
ｃ）とし、該固定部（１ｃ）には固定用穴（２）を形成
したことを特徴とする取付具からなるものであり、帯状
体（１）は、金属製、合成樹脂等の材質からなり、特に
問わないものであり、さらに、帯状体（１）の先端部の
カギ部（１ａ，１ａ′）のうち、グレーチング本体の表
面に露出する箇所（Ａ）の縦幅を、グレーチング本体
（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸法としたものでもよ
い。
【０００９】
【考案の効果】本考案は、以上の構成よりなるものであ
り、この考案によると、帯状体（１）の先端を、グレー
チング本体（Ｘ）の格子体（Ｙ）の表面に係止するコ字
状に折り曲げたカギ状カギ部（１ａ′）を形成して係止
したため、抜けて落ちることがなく、取り付け作業が安
易に行え、また、帯状体（１）の幅は、グレーチング本
体（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）に適合する幅寸法に形成してあ
り、任意の場所に取り付けることができ、また、帯状体
（１）の先端部のカギ部（１ａ，１ａ′）のうち、グレ
ーチング本体の表面に露出する箇所（Ａ）の縦幅を、グ
レーチング本体（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸法と
することにより、グレーチング本体（Ｘ）の格子体
（Ｙ）の表面側から差し込んで作業を行う際、格子体
（Ｙ）への係止に失敗しても溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸
法であるため、溝内に係止され、作業性がよく、また、
グレーチング本体の表面に露出する箇所（Ａ）を、グレ
ーチング本体の溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸法としたこと
により、該箇所（Ａ）が横方向に移動されても、グレー
チング本体の溝より外れることはなく、防犯上も安全で
ある等極めて有益なる効果を奏するものである。
り、この考案によると、帯状体（１）の先端を、グレー
チング本体（Ｘ）の格子体（Ｙ）の表面に係止するコ字
状に折り曲げたカギ状カギ部（１ａ′）を形成して係止
したため、抜けて落ちることがなく、取り付け作業が安
易に行え、また、帯状体（１）の幅は、グレーチング本
体（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）に適合する幅寸法に形成してあ
り、任意の場所に取り付けることができ、また、帯状体
（１）の先端部のカギ部（１ａ，１ａ′）のうち、グレ
ーチング本体の表面に露出する箇所（Ａ）の縦幅を、グ
レーチング本体（Ｘ）の溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸法と
することにより、グレーチング本体（Ｘ）の格子体
（Ｙ）の表面側から差し込んで作業を行う際、格子体
（Ｙ）への係止に失敗しても溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸
法であるため、溝内に係止され、作業性がよく、また、
グレーチング本体の表面に露出する箇所（Ａ）を、グレ
ーチング本体の溝幅（Ｘ1 ）を超える幅寸法としたこと
により、該箇所（Ａ）が横方向に移動されても、グレー
チング本体の溝より外れることはなく、防犯上も安全で
ある等極めて有益なる効果を奏するものである。
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図３】本考案のさらに、他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】本考案の他の実施例の取り付け状態を示す一部
欠截斜視図である。
欠截斜視図である。
１ 帯状体 １ａ カギ状カギ部 １ａ′コ字状に折り曲げたカギ部 １ｂ 胴部 １ｃ 固定部 ２ 固定用穴 Ａ 露出する箇所 Ｘ グレーチング本体 Ｘ1 グレーチング本体の溝幅 Ｘ2 グレーチグ本体の厚み幅 Ｘ3 格子体（Ｙ）の厚み寸法 Ｙ 格子体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04B 2/74 511 E04B 2/82 521
Claims (2)
- 【請求項１】 所定の長さと、グレーチング本体の溝幅
に適合する幅寸法を有する帯状体を設け、該帯状体の先
端を、カギ状に折り曲げてガギ状カギ部を設けるか、あ
るいは、グレーチング本体の格子体の表面を係止するよ
うコ字状に折り曲げて凹溝を有するカギ部を形成し、該
カギ部よりグレーチング本体厚み幅の寸法ほど残し、前
記凹溝を形成した側に直角に折り曲げ、胴部を形成し、
さらに、該胴部を形成した直角部より少なくともグレー
チング本体の格子体の厚み寸法ほど残して胴部と平行に
なるよう折り曲げてＬ字状の固定部とし、該固定部には
固定用穴を形成したことを特徴とする取付具。 - 【請求項２】 先端部のカギ部のうち、グレーチング本
体の表面に露出する箇所の縦幅を、グレーチング本体の
溝幅を超える幅寸法としたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第１項記載の取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993052318U JP2600407Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993052318U JP2600407Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 取付具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716816U JPH0716816U (ja) | 1995-03-20 |
| JP2600407Y2 true JP2600407Y2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12911446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993052318U Expired - Fee Related JP2600407Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600407Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61166932U (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-16 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP1993052318U patent/JP2600407Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716816U (ja) | 1995-03-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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