JPH0514656Y2 - - Google Patents
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- JPH0514656Y2 JPH0514656Y2 JP1988029060U JP2906088U JPH0514656Y2 JP H0514656 Y2 JPH0514656 Y2 JP H0514656Y2 JP 1988029060 U JP1988029060 U JP 1988029060U JP 2906088 U JP2906088 U JP 2906088U JP H0514656 Y2 JPH0514656 Y2 JP H0514656Y2
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- Japan
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- support
- rack
- cable rack
- brace
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、各種建築構造物にケーブルや電線管
を配線、配管する際に使用されるケーブルラツク
に於いて、その立上り部分(鉛直部分)を補強す
るためのケーブルラツク用耐震ブレース装置に関
するものである。
を配線、配管する際に使用されるケーブルラツク
に於いて、その立上り部分(鉛直部分)を補強す
るためのケーブルラツク用耐震ブレース装置に関
するものである。
(従来の技術)
従来、ケーブルラツクの立上り部分(鉛直部
分)を施工する際は、安全性を考慮して耐震計算
を行い、そのケーブルラツクの立上り部分の強度
が弱い場合には、この部分を適当なサポート材で
側壁等から支持して補強していた。しかし、側壁
が軽量気泡コンクリート(ALC)等で構成して
ある場合は、ケーブルラツクの立上り部分をサポ
ート材で支持してすることができないため、強度
がワンランク上の強力型ケーブルラツクを使用し
ている。
分)を施工する際は、安全性を考慮して耐震計算
を行い、そのケーブルラツクの立上り部分の強度
が弱い場合には、この部分を適当なサポート材で
側壁等から支持して補強していた。しかし、側壁
が軽量気泡コンクリート(ALC)等で構成して
ある場合は、ケーブルラツクの立上り部分をサポ
ート材で支持してすることができないため、強度
がワンランク上の強力型ケーブルラツクを使用し
ている。
また、実開昭58−183020号公報にあるよう耐震
用ケーブルトレイにあつては、一対の平行な親桁
間に斜めに跨つて棒状の補強体を固設するように
したものが提案されている。
用ケーブルトレイにあつては、一対の平行な親桁
間に斜めに跨つて棒状の補強体を固設するように
したものが提案されている。
(考案が解決しようとする課題)
ところが、強度がワンランク上の強力型ケーブ
ルラツクを使用した場合は、施工費が高くなる欠
点があり、しかも、既存のケーブルラツクに於い
て、その立上り部分が古くなつたり、或いは、新
たにケーブルや電線管を追加する場合は、地震等
に耐えられなくなる虞があるため、新しいケーブ
ルラツクや強力型ケーブルラツクに交換しなけれ
ばならなかつた。
ルラツクを使用した場合は、施工費が高くなる欠
点があり、しかも、既存のケーブルラツクに於い
て、その立上り部分が古くなつたり、或いは、新
たにケーブルや電線管を追加する場合は、地震等
に耐えられなくなる虞があるため、新しいケーブ
ルラツクや強力型ケーブルラツクに交換しなけれ
ばならなかつた。
また、前述のような耐震用ケーブルトレイにあ
つては、棒状の補強体のケーブルトレイへの取付
けが以外と面倒で、取扱い難い等の難点があつ
た。
つては、棒状の補強体のケーブルトレイへの取付
けが以外と面倒で、取扱い難い等の難点があつ
た。
(課題を解決するための手段)
そこで、本考案は、前述のような難点等を解消
すると共に、ケーブルラツクの立上り部分を施工
する際に、側壁が軽量気泡コンクリート(ALC)
であつても、ケーブルラツクの立上り部分を確実
に補強できて、強度がワンランク上の強力型ケー
ブルラツクを使用することなく、施工費を安価に
できるようにし、また、既存のケーブルラツクの
立上り部分が古くなつたり、或いは、新たにケー
ブルや電線管を追加する場合にも取付可能で、新
しいケーブルラツクや強力型ケーブルラツクに交
換することなく、ケーブルラツクの立上り部分を
確実に補強できるようにし、更に、ケーブルラツ
クの立上りに各耐震ブレースの両端をケーブルラ
ツクの子桁側や親桁側から極めて容易且つ堅固に
支持できるようなケーブルラツク用耐震ブレース
装置を提供すべく案出されたもので、具体的に
は、ケーブルラツクAの立上り部分に於いて、子
桁B両端が固定されている親桁Cの所定位置に、
交差させた一対の耐震ブレース1,2の両端が、
支持金具3を介して夫々固定可能となるように形
成され、支持金具3を、ケーブルラツクAに取付
けられるラツク支持金具7と、各耐震ブレース
1,2の端部が取付けられるブレース支持金具8
とで構成し、ラツク支持金具7及びブレース支持
金具8には、支持ボルト4挿通用のボルト挿通孔
12,13を設け、支持金具3の一側縁に、ケー
ブルラツクAの親桁C外側面に当接する外側折曲
片22を設ける手段を採用した。 また、ケーブ
ルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両端が
固定されている親桁Cの所定位置に、交差させた
一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金具3
を介して夫々固定可能となるように形成され、支
持金具3の一側縁に、ケーブルラツクAの親桁C
外側面に当接する外側折曲片22を設け、支持金
具3の他側縁の両隅部に、耐震ブレース1,2の
両端支持用のブレース支持孔23が穿設されてい
る支持片24を前記外側折曲片22の逆方向に突
設し、支持金具3の所定位置に支持ボルト挿通用
のボルト挿通孔25を穿設する手段を採用した。
すると共に、ケーブルラツクの立上り部分を施工
する際に、側壁が軽量気泡コンクリート(ALC)
であつても、ケーブルラツクの立上り部分を確実
に補強できて、強度がワンランク上の強力型ケー
ブルラツクを使用することなく、施工費を安価に
できるようにし、また、既存のケーブルラツクの
立上り部分が古くなつたり、或いは、新たにケー
ブルや電線管を追加する場合にも取付可能で、新
しいケーブルラツクや強力型ケーブルラツクに交
換することなく、ケーブルラツクの立上り部分を
確実に補強できるようにし、更に、ケーブルラツ
クの立上りに各耐震ブレースの両端をケーブルラ
ツクの子桁側や親桁側から極めて容易且つ堅固に
支持できるようなケーブルラツク用耐震ブレース
装置を提供すべく案出されたもので、具体的に
は、ケーブルラツクAの立上り部分に於いて、子
桁B両端が固定されている親桁Cの所定位置に、
交差させた一対の耐震ブレース1,2の両端が、
支持金具3を介して夫々固定可能となるように形
成され、支持金具3を、ケーブルラツクAに取付
けられるラツク支持金具7と、各耐震ブレース
1,2の端部が取付けられるブレース支持金具8
とで構成し、ラツク支持金具7及びブレース支持
金具8には、支持ボルト4挿通用のボルト挿通孔
12,13を設け、支持金具3の一側縁に、ケー
ブルラツクAの親桁C外側面に当接する外側折曲
片22を設ける手段を採用した。 また、ケーブ
ルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両端が
固定されている親桁Cの所定位置に、交差させた
一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金具3
を介して夫々固定可能となるように形成され、支
持金具3の一側縁に、ケーブルラツクAの親桁C
外側面に当接する外側折曲片22を設け、支持金
具3の他側縁の両隅部に、耐震ブレース1,2の
両端支持用のブレース支持孔23が穿設されてい
る支持片24を前記外側折曲片22の逆方向に突
設し、支持金具3の所定位置に支持ボルト挿通用
のボルト挿通孔25を穿設する手段を採用した。
更に、ケーブルラツクAの立上り部分に於い
て、子桁B両端が固定されている親桁Cの所定位
置に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の両
端が、支持金具3を介して夫々固定可能となるよ
うに形成され、支持金具3を一対のブレース支持
金具8で構成し、このブレース支持金具8のボル
ト挿通孔13と、ケーブルラツクAの子桁Bに穿
設された取付孔26とに支持ボルト27を挿通す
ると共に、この支持ボルト27に締付ナツト28
を螺着して、一対のブレース支持金具8をケーブ
ルラツクAに装着できるよう形成する手段を採用
した。
て、子桁B両端が固定されている親桁Cの所定位
置に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の両
端が、支持金具3を介して夫々固定可能となるよ
うに形成され、支持金具3を一対のブレース支持
金具8で構成し、このブレース支持金具8のボル
ト挿通孔13と、ケーブルラツクAの子桁Bに穿
設された取付孔26とに支持ボルト27を挿通す
ると共に、この支持ボルト27に締付ナツト28
を螺着して、一対のブレース支持金具8をケーブ
ルラツクAに装着できるよう形成する手段を採用
した。
そして、ケーブルラツクAの立上り部分に於い
て、子桁B両端が固定されている親桁Cの所定位
置に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の両
端が、支持金具3を介して夫々固定可能となるよ
うに形成され、支持金具3のラツク支持金具7を
ケーブルラツクAに装着するための取付体を、ボ
ルト挿通孔29が穿設されている支持片30が両
端に突設されて子桁Bを跨ぐように配置される断
面略ハツト型鋼状の支持板31、或いは、一端に
ボルト挿通孔29が穿設されている支持片30を
有し、他端に子桁Bの裏側へ係止される係止片3
2を有する一対の支持板33,33で構成し、支
持片30のボルト挿通孔29と、ラツク支持金具
7のボルト挿通孔12とに挿通される支持ボルト
27を介してラツク支持金具7をケーブルラツク
Aに装着できるよう形成する手段を採用した。
て、子桁B両端が固定されている親桁Cの所定位
置に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の両
端が、支持金具3を介して夫々固定可能となるよ
うに形成され、支持金具3のラツク支持金具7を
ケーブルラツクAに装着するための取付体を、ボ
ルト挿通孔29が穿設されている支持片30が両
端に突設されて子桁Bを跨ぐように配置される断
面略ハツト型鋼状の支持板31、或いは、一端に
ボルト挿通孔29が穿設されている支持片30を
有し、他端に子桁Bの裏側へ係止される係止片3
2を有する一対の支持板33,33で構成し、支
持片30のボルト挿通孔29と、ラツク支持金具
7のボルト挿通孔12とに挿通される支持ボルト
27を介してラツク支持金具7をケーブルラツク
Aに装着できるよう形成する手段を採用した。
それから、ケーブルラツクAの立上り部分に於
いて、子桁B両端が固定されている親桁Cの所定
位置に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の
両端が、支持金具3を介して夫々固定可能となる
ように形成され、支持金具3のラツク支持金具7
をケーブルラツクAに装着するための取付体を、
一端部にボルト挿通孔34が穿設されている支持
片35が突設され、他端部に親桁Cの内側へ係止
可能な係止片36が突設されている断面略リツプ
Z形状の支持板37で構成し、支持片35のボル
ト挿通孔34と、ラツク支持金具7のボルト挿通
孔12とに挿通される支持ボルト27を介してラ
ツク支持金具7をケーブルラツクAに装着できる
よう形成する手段を採用した。
いて、子桁B両端が固定されている親桁Cの所定
位置に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の
両端が、支持金具3を介して夫々固定可能となる
ように形成され、支持金具3のラツク支持金具7
をケーブルラツクAに装着するための取付体を、
一端部にボルト挿通孔34が穿設されている支持
片35が突設され、他端部に親桁Cの内側へ係止
可能な係止片36が突設されている断面略リツプ
Z形状の支持板37で構成し、支持片35のボル
ト挿通孔34と、ラツク支持金具7のボルト挿通
孔12とに挿通される支持ボルト27を介してラ
ツク支持金具7をケーブルラツクAに装着できる
よう形成する手段を採用した。
(作用)
しかして、本考案のブレース装置にあつては、
ブレース支持金具8は、各耐震ブレース1,2の
端部に取付けられ、このブレース支持金具8は、
支持ボルト4によつてラツク支持金具7をケーブ
ルラツクAに取付ける際に、支持ボルト4によつ
てラツク支持金具7に取付けられる。しかも、こ
のとき、支持金具3の一側縁に設けた外側折曲片
22が、ケーブルラツクAの親桁C外側面に当接
して、ラツク支持金具7のケーブルラツクA内が
わへの移動等を阻止する。
ブレース支持金具8は、各耐震ブレース1,2の
端部に取付けられ、このブレース支持金具8は、
支持ボルト4によつてラツク支持金具7をケーブ
ルラツクAに取付ける際に、支持ボルト4によつ
てラツク支持金具7に取付けられる。しかも、こ
のとき、支持金具3の一側縁に設けた外側折曲片
22が、ケーブルラツクAの親桁C外側面に当接
して、ラツク支持金具7のケーブルラツクA内が
わへの移動等を阻止する。
また、本考案のブレース装置にあつては、耐震
ブレース1,2の端部は、支持金具3のボルト挿
通孔25に挿通されて取付けられる。しかも、こ
のとき、支持金具3の一側縁に設けた外側折曲片
22が、ケーブルラツクAの親桁C外側面に当接
して、ラツク支持金具7のケーブルラツクA内が
わへの移動等を阻止する。
ブレース1,2の端部は、支持金具3のボルト挿
通孔25に挿通されて取付けられる。しかも、こ
のとき、支持金具3の一側縁に設けた外側折曲片
22が、ケーブルラツクAの親桁C外側面に当接
して、ラツク支持金具7のケーブルラツクA内が
わへの移動等を阻止する。
更に、本考案のブレース装置にあつては、ブレ
ース支持金具8は、各耐震ブレース1,2の端部
に取付けられ、このブレース支持金具8は、その
ボルト挿通孔13と、ケーブルラツクAの子桁B
に穿設された取付孔26とに挿通される支持ボル
ト27によつてケーブルラツクAの子桁Bに取付
けられる。
ース支持金具8は、各耐震ブレース1,2の端部
に取付けられ、このブレース支持金具8は、その
ボルト挿通孔13と、ケーブルラツクAの子桁B
に穿設された取付孔26とに挿通される支持ボル
ト27によつてケーブルラツクAの子桁Bに取付
けられる。
そして、本考案のブレース装置にあつては、ラ
ツク支持金具7は、子桁Bを跨ぐように配置され
る支持板31、或いは、子桁Bの裏側へ係止され
る係止片32を有する一対の支持板33,33
と、ボルト挿通孔29とラツク支持金具7のボル
ト挿通孔12に挿通される支持ボルト27を介し
てケーブルラツクAに装着される。
ツク支持金具7は、子桁Bを跨ぐように配置され
る支持板31、或いは、子桁Bの裏側へ係止され
る係止片32を有する一対の支持板33,33
と、ボルト挿通孔29とラツク支持金具7のボル
ト挿通孔12に挿通される支持ボルト27を介し
てケーブルラツクAに装着される。
それから、本考案のブレース装置にあつては、
ラツク支持金具7は、係止片36が親桁Cの内側
へ係止せしめられる支持板37と、支持板37の
ボルト挿通孔34とラツク支持金具7のボルト挿
通孔12に挿通される支持ボルト27を介してケ
ーブルラツクAに装着される。
ラツク支持金具7は、係止片36が親桁Cの内側
へ係止せしめられる支持板37と、支持板37の
ボルト挿通孔34とラツク支持金具7のボルト挿
通孔12に挿通される支持ボルト27を介してケ
ーブルラツクAに装着される。
(実施例)
以下、本考案を図示例について説明する。
本考案の耐震ブレース装置は、第1図及び第2
図に示すように、 ケーブルラツクAの立上り前面部分に於いて、
子桁B両端が固定されている親桁Cの所定位置
に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の両端
が、支持金具3を介して夫々上下方向へ適宜間隔
で固定可能となるように形成されたものである。
図に示すように、 ケーブルラツクAの立上り前面部分に於いて、
子桁B両端が固定されている親桁Cの所定位置
に、交差させた一対の耐震ブレース1,2の両端
が、支持金具3を介して夫々上下方向へ適宜間隔
で固定可能となるように形成されたものである。
前記支持金具3は、第3図に示すようにケーブ
ルラツクA側に取付ける断面略コ字形状のラツク
支持金具7と、各耐震ブレース1,2側に取付け
るL字形状の一対のブレース支持金具8とからな
り、ラツク支持金具7は、一側縁に親桁C当接用
の外側折曲片9を設け、且つ他側縁に子桁B嵌合
用の嵌合溝10付き内側折曲片11を設け、更に
両端部にボルト挿通孔12を穿設するように形成
されている。一方、ブレース支持金具8は、略中
心部にボルト挿通孔13が穿設された取付片14
と、略中心部に長楕円形状のブレース支持孔15
が穿設された支持片16とから形成されている。
ルラツクA側に取付ける断面略コ字形状のラツク
支持金具7と、各耐震ブレース1,2側に取付け
るL字形状の一対のブレース支持金具8とからな
り、ラツク支持金具7は、一側縁に親桁C当接用
の外側折曲片9を設け、且つ他側縁に子桁B嵌合
用の嵌合溝10付き内側折曲片11を設け、更に
両端部にボルト挿通孔12を穿設するように形成
されている。一方、ブレース支持金具8は、略中
心部にボルト挿通孔13が穿設された取付片14
と、略中心部に長楕円形状のブレース支持孔15
が穿設された支持片16とから形成されている。
そして、前記ラツク支持金具7をケーブルラツ
クAに、子桁Cの外側面に外側折曲片9が当接さ
れ、且つ子桁Bの前面に内側折曲片11の嵌合溝
10が嵌合されるように取付け、このラツク支持
金具7の各ボルト挿通孔12に、軸部17の両端
部にネジ部18が設けられたコ字形状やU字形状
等の前記支持ボルト4を子桁B側から挿通し、こ
の支持ボルト4の各ネジ部18に前記ブレース支
持金具8の取付片14のボルト挿通孔13を夫々
挿通した後、支持ボルト4の各ネジ部18に前記
締付ナツト5を介して締付け、最後に各ブレース
支持金具8の支持片16のブレース支持孔15
に、全外周面にネジ部19が設けられた前記耐震
ブレース1,2の両端部を挿通して前記締付ナツ
ト6及び止めナツト20にて支持されている。
クAに、子桁Cの外側面に外側折曲片9が当接さ
れ、且つ子桁Bの前面に内側折曲片11の嵌合溝
10が嵌合されるように取付け、このラツク支持
金具7の各ボルト挿通孔12に、軸部17の両端
部にネジ部18が設けられたコ字形状やU字形状
等の前記支持ボルト4を子桁B側から挿通し、こ
の支持ボルト4の各ネジ部18に前記ブレース支
持金具8の取付片14のボルト挿通孔13を夫々
挿通した後、支持ボルト4の各ネジ部18に前記
締付ナツト5を介して締付け、最後に各ブレース
支持金具8の支持片16のブレース支持孔15
に、全外周面にネジ部19が設けられた前記耐震
ブレース1,2の両端部を挿通して前記締付ナツ
ト6及び止めナツト20にて支持されている。
また、前記ブレース支持金具8は、取付片14
と支持片16とからL字形状に形成するように図
示されているが、これに何等限定されることな
く、第4図イ,ロに示すように取付片14及び支
持片16の両側縁に補強片21を付設したものに
したり、或いは、単なる平板状にしたものでも良
い。この平板状のブレース支持金具8の場合は各
耐震ブレース1,2の両端への支持は溶着手段に
よるものとし、各耐震ブレース1,2の長さ調節
用のタンバツクルを併用して固定するものとす
る。
と支持片16とからL字形状に形成するように図
示されているが、これに何等限定されることな
く、第4図イ,ロに示すように取付片14及び支
持片16の両側縁に補強片21を付設したものに
したり、或いは、単なる平板状にしたものでも良
い。この平板状のブレース支持金具8の場合は各
耐震ブレース1,2の両端への支持は溶着手段に
よるものとし、各耐震ブレース1,2の長さ調節
用のタンバツクルを併用して固定するものとす
る。
それに、前記支持金具3は、ラツク支持金具7
と一対のブレース支持金具8とから形成するよう
に図示されているが、これに限らず、第5図に示
すように一側縁に外側折曲片22を設け、且つ他
側縁の両隅部にブレース支持孔23付き支持片2
4を前記外側折曲片22の逆方向へ突設し、更に
両端部にボルト挿通孔25を穿設するように形成
し、そして、ケーブルラツクAに、外側折曲片2
2が親桁Cの外側面に当接されるように取付け
て、各ボルト挿通孔25に支持ボルト4を子桁B
側から挿通し、この支持ボルト4に締付ナツト5
を介して締付けた後、各支持片24のブレース支
持孔23に耐震ブレース1,2の両端部を締付ナ
ツト6及び止めナツト20にて支持しても良い。
と一対のブレース支持金具8とから形成するよう
に図示されているが、これに限らず、第5図に示
すように一側縁に外側折曲片22を設け、且つ他
側縁の両隅部にブレース支持孔23付き支持片2
4を前記外側折曲片22の逆方向へ突設し、更に
両端部にボルト挿通孔25を穿設するように形成
し、そして、ケーブルラツクAに、外側折曲片2
2が親桁Cの外側面に当接されるように取付け
て、各ボルト挿通孔25に支持ボルト4を子桁B
側から挿通し、この支持ボルト4に締付ナツト5
を介して締付けた後、各支持片24のブレース支
持孔23に耐震ブレース1,2の両端部を締付ナ
ツト6及び止めナツト20にて支持しても良い。
更に、前記支持金具3及び支持ボルト4は、支
持金具3がラツク支持金具7と一対のブレース支
持金具8とから形成し、一方、支持ボルト4がコ
字形状やU字形状等に成形するように図示されて
いるが、これに限らず、第6図に示すように支持
金具3を一対のブレース支持金具8のみにし、そ
して、各ブレース支持金具8のボルト挿通孔13
と、ケーブルラツクAの子桁Bに穿設された取付
孔26とに、コ字形状やU字形状等の支持ボルト
4の代りに六角頭付き支持ボルト27を子桁B側
から挿通し、この支持ボルト27に締付ナツト2
8を介して支持しても良い。
持金具3がラツク支持金具7と一対のブレース支
持金具8とから形成し、一方、支持ボルト4がコ
字形状やU字形状等に成形するように図示されて
いるが、これに限らず、第6図に示すように支持
金具3を一対のブレース支持金具8のみにし、そ
して、各ブレース支持金具8のボルト挿通孔13
と、ケーブルラツクAの子桁Bに穿設された取付
孔26とに、コ字形状やU字形状等の支持ボルト
4の代りに六角頭付き支持ボルト27を子桁B側
から挿通し、この支持ボルト27に締付ナツト2
8を介して支持しても良い。
ところで、支持金具3のラツク支持金具7をケ
ーブルラツクAに装着するための取付体(支持ボ
ルト4に該当する部分)を、第7図に示すよう
に、両端にボルト挿通孔29付き支持片30が突
設された断面略ハツト形鋼状の支持板31を形成
し、この支持板31をケーブルラツクAの子桁B
側に介在して、各支持片30のボルト挿通孔29
とラツク支持金具7の各ボルト挿通孔12とに前
記六角頭付き支持ボルト27を支持板31側から
挿通してラツク支持金具7側で前記締付ナツト2
8にて支持しても良い。また、この支持板31は
断面略ハツト形鋼状のものを1個使用している
が、第8図に示すように前記支持板31の長手方
向中央部から二等分し、両端にはボルト挿通孔2
9付き支持片30が突設され且つ内側端には子桁
Bの裏側への係止片32が夫々突設された一対の
支持板33を使用するようにしても良い。更に、
これらの各支持板31,33はケーブルラツクA
の子桁B側に介在するようにしているが、第9図
に示すように一端部にボルト挿通孔34付き支持
片35が突設され、且つ他端部に親桁Cの内側へ
の係止片36が突設された断面リツプZ形状の支
持板37を形成し、この支持板37を、係止片3
6が親桁Cの内側に係止されるようにケーブルラ
ツクAの親桁Cの外側に介在して、各支持片35
のボルト挿通孔34とラツク支持金具7の各ボル
ト挿通孔12とに前記六角頭付は支持ボルト27
を支持板37側から挿通してラツク支持金具7側
で前記締付ナツト28にて支持することも可能で
ある。
ーブルラツクAに装着するための取付体(支持ボ
ルト4に該当する部分)を、第7図に示すよう
に、両端にボルト挿通孔29付き支持片30が突
設された断面略ハツト形鋼状の支持板31を形成
し、この支持板31をケーブルラツクAの子桁B
側に介在して、各支持片30のボルト挿通孔29
とラツク支持金具7の各ボルト挿通孔12とに前
記六角頭付き支持ボルト27を支持板31側から
挿通してラツク支持金具7側で前記締付ナツト2
8にて支持しても良い。また、この支持板31は
断面略ハツト形鋼状のものを1個使用している
が、第8図に示すように前記支持板31の長手方
向中央部から二等分し、両端にはボルト挿通孔2
9付き支持片30が突設され且つ内側端には子桁
Bの裏側への係止片32が夫々突設された一対の
支持板33を使用するようにしても良い。更に、
これらの各支持板31,33はケーブルラツクA
の子桁B側に介在するようにしているが、第9図
に示すように一端部にボルト挿通孔34付き支持
片35が突設され、且つ他端部に親桁Cの内側へ
の係止片36が突設された断面リツプZ形状の支
持板37を形成し、この支持板37を、係止片3
6が親桁Cの内側に係止されるようにケーブルラ
ツクAの親桁Cの外側に介在して、各支持片35
のボルト挿通孔34とラツク支持金具7の各ボル
ト挿通孔12とに前記六角頭付は支持ボルト27
を支持板37側から挿通してラツク支持金具7側
で前記締付ナツト28にて支持することも可能で
ある。
(考案の効果)
従つて、本考案のブレース装置にあつては、ケ
ーブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両
端が固定されている親桁Cの所定位置に、交差さ
せた一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金
具3を介して夫々固定可能となるように形成さ
れ、支持金具3を、ケーブルラツクAに取付けら
れるラツク支持金具7と、各耐震ブレース1,2
の端部が取付けられるブレース支持金具8とで構
成し、ラツク支持金具7及びブレース支持金具8
には、支持ボルト4挿通用のボルト挿通孔12,
13を設け、支持金具3の一側縁に、ケーブルラ
ツクAの親桁C外側面に突設する外側折曲片22
を設けたので、支持金具3、支持ボルト4、締付
ナツト5,6によつてケーブルラツクAの立上り
部分に各耐震ブレース1,2を極めて容易に支持
できるようになり、側壁が軽量気泡コンクリート
(ALC)等で構成してある場合であつても、ケー
ブルラツクAの立上り部分を確実に補強でき、従
来のように強度がワンランク上の強力型ケーブル
ラツクを使用することなく、施工費を安価に提供
することができるようになる。
ーブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両
端が固定されている親桁Cの所定位置に、交差さ
せた一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金
具3を介して夫々固定可能となるように形成さ
れ、支持金具3を、ケーブルラツクAに取付けら
れるラツク支持金具7と、各耐震ブレース1,2
の端部が取付けられるブレース支持金具8とで構
成し、ラツク支持金具7及びブレース支持金具8
には、支持ボルト4挿通用のボルト挿通孔12,
13を設け、支持金具3の一側縁に、ケーブルラ
ツクAの親桁C外側面に突設する外側折曲片22
を設けたので、支持金具3、支持ボルト4、締付
ナツト5,6によつてケーブルラツクAの立上り
部分に各耐震ブレース1,2を極めて容易に支持
できるようになり、側壁が軽量気泡コンクリート
(ALC)等で構成してある場合であつても、ケー
ブルラツクAの立上り部分を確実に補強でき、従
来のように強度がワンランク上の強力型ケーブル
ラツクを使用することなく、施工費を安価に提供
することができるようになる。
更に、ブレース装置の構成が簡素で、その取扱
いが容易で、ケーブルラツクAへの取付け作業が
迅速に行えるようになり、既存のケーブルラツク
の立上り部分が古くなつたり、或いは、新たにケ
ーブルや電線管を追加する時等でも簡単に用いる
ことができるようになる。すなわち、新しいケー
ブルラツクや強力型ケーブルラツクに交換するこ
となく、ケーブルラツクAの立上り部分を確実に
補強できるようになる。
いが容易で、ケーブルラツクAへの取付け作業が
迅速に行えるようになり、既存のケーブルラツク
の立上り部分が古くなつたり、或いは、新たにケ
ーブルや電線管を追加する時等でも簡単に用いる
ことができるようになる。すなわち、新しいケー
ブルラツクや強力型ケーブルラツクに交換するこ
となく、ケーブルラツクAの立上り部分を確実に
補強できるようになる。
しかも、支持金具3を、ケーブルラツクAに取
付けられるラツク支持金具7と、各耐震ブレース
1,2の端部が取付けられるブレース支持金具8
とで構成し、ラツク支持金具7及びブレース支持
金具8には、支持ボルト4挿通用のボルト挿通孔
12,13を設けたので、支持ボルト4、締付ナ
ツト5,6,20によつてケーブルラツクAの立
上り部分に各耐震ブレース1,2を確実に且つ強
固に支持できるようになり、ケーブルラツクAの
立上り部分を更に補強できるようになると共に、
耐久性の優れたものとなる。
付けられるラツク支持金具7と、各耐震ブレース
1,2の端部が取付けられるブレース支持金具8
とで構成し、ラツク支持金具7及びブレース支持
金具8には、支持ボルト4挿通用のボルト挿通孔
12,13を設けたので、支持ボルト4、締付ナ
ツト5,6,20によつてケーブルラツクAの立
上り部分に各耐震ブレース1,2を確実に且つ強
固に支持できるようになり、ケーブルラツクAの
立上り部分を更に補強できるようになると共に、
耐久性の優れたものとなる。
特に、支持金具3の一側縁に、ケーブルラツク
Aの親桁C外側面に当接する外側折曲片22を設
けたので、外側折曲片22が、ケーブルラツクA
の親桁C外側面に当接して、ラツク支持金具7の
ケーブルラツクA内がわへの移動等を確実に阻止
できるようになり、ケーブルラツクAへの装着安
定性が向上するようになる。
Aの親桁C外側面に当接する外側折曲片22を設
けたので、外側折曲片22が、ケーブルラツクA
の親桁C外側面に当接して、ラツク支持金具7の
ケーブルラツクA内がわへの移動等を確実に阻止
できるようになり、ケーブルラツクAへの装着安
定性が向上するようになる。
また、本考案のブレース装置にあつては、ケー
ブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両端
が固定されている親桁Cの所定位置に、交差させ
た一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金具
3を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具3の一側縁に、ケーブルラツクAの親桁
C外側面に当接する外側折曲片22を設け、支持
金具3の他側縁の両隅部に、耐震ブレース1,2
の両端支持用のブレース支持孔23が穿設されて
いる支持片24を前記外側折曲片22の逆方向に
突設し、支持金具3の所定位置に支持ボルト挿通
用のボルト挿通孔25を穿設したので、ブレース
支持金具8が不要となつて、ブレース装置の構成
をより簡素にでき、より低廉なブレース装置を提
供できるようになる。しかも、ケーブルラツクA
の立上り部分に各耐震ブレース1,2を極めて容
易に支持せしめられ、施工費を安価に提供でき、
ブレース装置の取扱いが容易で、ケーブルラツク
Aへの取付け作業がより迅速に行えるようにな
る。そして、外側折曲片22によつて、ラツク支
持金具7のケーブルラツクA内がわへの移動等を
確実に阻止でき、ケーブルラツクAへの装着安定
性が向上するようになる。
ブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両端
が固定されている親桁Cの所定位置に、交差させ
た一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金具
3を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具3の一側縁に、ケーブルラツクAの親桁
C外側面に当接する外側折曲片22を設け、支持
金具3の他側縁の両隅部に、耐震ブレース1,2
の両端支持用のブレース支持孔23が穿設されて
いる支持片24を前記外側折曲片22の逆方向に
突設し、支持金具3の所定位置に支持ボルト挿通
用のボルト挿通孔25を穿設したので、ブレース
支持金具8が不要となつて、ブレース装置の構成
をより簡素にでき、より低廉なブレース装置を提
供できるようになる。しかも、ケーブルラツクA
の立上り部分に各耐震ブレース1,2を極めて容
易に支持せしめられ、施工費を安価に提供でき、
ブレース装置の取扱いが容易で、ケーブルラツク
Aへの取付け作業がより迅速に行えるようにな
る。そして、外側折曲片22によつて、ラツク支
持金具7のケーブルラツクA内がわへの移動等を
確実に阻止でき、ケーブルラツクAへの装着安定
性が向上するようになる。
更に、本考案のブレース装置にあつては、ケー
ブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両端
が固定されている親桁Cの所定位置に、交差させ
た一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金具
3を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具3を一対のブレース支持金具8で構成
し、このブレース支持金具8のボルト挿通孔13
と、ケーブルラツクAの子桁Bに穿設された取付
孔26とに支持ボルト27を挿通すると共に、こ
の支持ボルト27に締付ナツト28を螺着して、
一対のブレース支持金具8をケーブルラツクAに
装着できるよう形成したので、ラツク支持金具7
が不要となつて、ブレース装置の構成をより簡素
にでき、より低廉なブレース装置を提供できるよ
うになる。しかも、ケーブルラツクAの立上り部
分に各耐震ブレース1,2を極めて容易に支持せ
しめられ、施工費を安価に提供でき、ブレース装
置の取扱いが容易で、ケーブルラツクAへの取付
け作業がより迅速に行えるようになる。
ブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両端
が固定されている親桁Cの所定位置に、交差させ
た一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金具
3を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具3を一対のブレース支持金具8で構成
し、このブレース支持金具8のボルト挿通孔13
と、ケーブルラツクAの子桁Bに穿設された取付
孔26とに支持ボルト27を挿通すると共に、こ
の支持ボルト27に締付ナツト28を螺着して、
一対のブレース支持金具8をケーブルラツクAに
装着できるよう形成したので、ラツク支持金具7
が不要となつて、ブレース装置の構成をより簡素
にでき、より低廉なブレース装置を提供できるよ
うになる。しかも、ケーブルラツクAの立上り部
分に各耐震ブレース1,2を極めて容易に支持せ
しめられ、施工費を安価に提供でき、ブレース装
置の取扱いが容易で、ケーブルラツクAへの取付
け作業がより迅速に行えるようになる。
そして、本考案のブレース装置にあつては、ケ
ーブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両
端が固定されている親桁Cの所定位置に、交差さ
せた一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金
具3を介して夫々固定可能となるように形成さ
れ、支持金具3のラツク支持金具7をケーブルラ
ツクAに装着するための取付体を、ボルト挿通孔
29が穿設されている支持片30が両端に突設さ
れて子桁Bを跨ぐように配置される断面略ハツト
形鋼状の支持板31、或いは、一端にボルト挿通
孔29が穿設されている支持片30を有し、他端
に子桁Bの裏側へ係止される係止片32を有する
一対の支持板33,33で構成し、支持片30の
ボルト挿通孔29と、ラツク支持金具7のボルト
挿通孔12とに挿通される支持ボルト27を介し
てラツク支持金具7をケーブルラツクAに装着で
きるよう形成したので、ラツク支持金具7は、子
桁Bを跨ぐように配置される支持板31、或い
は、子桁Bの裏側へ係止される係止片32を有す
る一対の支持板33,33と、ボルト挿通孔29
とラツク支持金具7のボルト挿通孔12に挿通さ
れる支持ボルト27を介してケーブルラツクAに
安定的に且つ強固に装着できるようになる。
ーブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B両
端が固定されている親桁Cの所定位置に、交差さ
せた一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持金
具3を介して夫々固定可能となるように形成さ
れ、支持金具3のラツク支持金具7をケーブルラ
ツクAに装着するための取付体を、ボルト挿通孔
29が穿設されている支持片30が両端に突設さ
れて子桁Bを跨ぐように配置される断面略ハツト
形鋼状の支持板31、或いは、一端にボルト挿通
孔29が穿設されている支持片30を有し、他端
に子桁Bの裏側へ係止される係止片32を有する
一対の支持板33,33で構成し、支持片30の
ボルト挿通孔29と、ラツク支持金具7のボルト
挿通孔12とに挿通される支持ボルト27を介し
てラツク支持金具7をケーブルラツクAに装着で
きるよう形成したので、ラツク支持金具7は、子
桁Bを跨ぐように配置される支持板31、或い
は、子桁Bの裏側へ係止される係止片32を有す
る一対の支持板33,33と、ボルト挿通孔29
とラツク支持金具7のボルト挿通孔12に挿通さ
れる支持ボルト27を介してケーブルラツクAに
安定的に且つ強固に装着できるようになる。
それから、本考案のブレース装置にあつては、
ケーブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B
両端が固定されている親桁Cの所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持
金具3を介して夫々固定可能となるように形成さ
れ、支持金具3のラツク支持金具7をケーブルラ
ツクAに装着するための取付体を、一端部にボル
ト挿通孔34が穿設されている支持片35が突設
され、他端部に親桁Cの内側へ係止可能な係止片
36が突設されている断面略リツプZ形状の支持
板34で構成し、支持片35のボルト挿通孔34
と、ラツク支持金具7のボルト挿通孔12とに挿
通される支持ボルト27を介してラツク支持金具
7をケーブルラツクAに装着できるよう形成した
ので、ラツク支持金具7を、係止片36が親桁C
の内側へ係止せしめられる支持板37と、支持板
37のボルト挿通孔34とラツク支持金具7のボ
ルト挿通孔12に挿通される支持ボルト27を介
してケーブルラツクAに安定的に装着できるよう
になる。しかも、支持板37を親桁Cの外側から
装着できるようになり、ブレース装置のケーブル
ラツクAへの取付けがより行い易くなり、作業性
の優れたものとなる。
ケーブルラツクAの立上り部分に於いて、子桁B
両端が固定されている親桁Cの所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレース1,2の両端が、支持
金具3を介して夫々固定可能となるように形成さ
れ、支持金具3のラツク支持金具7をケーブルラ
ツクAに装着するための取付体を、一端部にボル
ト挿通孔34が穿設されている支持片35が突設
され、他端部に親桁Cの内側へ係止可能な係止片
36が突設されている断面略リツプZ形状の支持
板34で構成し、支持片35のボルト挿通孔34
と、ラツク支持金具7のボルト挿通孔12とに挿
通される支持ボルト27を介してラツク支持金具
7をケーブルラツクAに装着できるよう形成した
ので、ラツク支持金具7を、係止片36が親桁C
の内側へ係止せしめられる支持板37と、支持板
37のボルト挿通孔34とラツク支持金具7のボ
ルト挿通孔12に挿通される支持ボルト27を介
してケーブルラツクAに安定的に装着できるよう
になる。しかも、支持板37を親桁Cの外側から
装着できるようになり、ブレース装置のケーブル
ラツクAへの取付けがより行い易くなり、作業性
の優れたものとなる。
図面は本考案を例示するもので、第1図は本考
案の耐震ブレース装置をケーブルラツクの立上り
部分に装着した状態の正面図、第2図は本考案の
耐震ブレース装置をケーブルラツクの立上り部分
に装着した状態の底面図、第3図は耐震ブレース
装置の要部分解斜視図、第4図はブレース支持金
具に於ける夫々他の実施例を示す斜視図、第5図
は支持金具に於ける他の実施例を示す分解斜視
図、第6図は支持金具及び支持ボルトに於ける他
の実施例を示す分解斜視図、第7図乃至第9図は
支持金具に於ける他の実施例を示した耐震ブレー
ス及びブレース支持金具を省略した状態の分解斜
視図で、第7図はケーブルラツクに1つの支持板
を介して装着するもの、第8図はケーブルラツク
に一対の支持板を介して装着するもの、第9図は
ケーブルラツクの親桁にラツク支持金具を固着し
て装着できるようにしたものである。 1……耐震ブレース、2……耐震ブレース、3
……支持金具、4……支持ボルト、5……締付ナ
ツト、6……締付ナツト、7……ラツク支持金
具、8……ブレース支持金具、9……外側折曲
片、10……嵌合溝、11……内側折曲片、12
……ボルト挿通孔、13……ボルト挿通孔、14
……取付片、15……ブレース支持孔、16……
支持片、17……軸部、18……ネジ部、19…
…ネジ部、20……止めナツト、21……補強
片、22……外側折曲片、23……ブレース支持
孔、24……支持片、25……ボルト挿通孔、2
6……取付孔、27……支持ボルト、28……締
付ナツト、29……ボルト挿通孔、30……支持
片、31……支持板、32……係止片、33……
支持板、34……ボルト挿通孔、35……支持
片、36……係止片、37……支持板、A……ケ
ーブルラツク、B……子桁、C……親桁。
案の耐震ブレース装置をケーブルラツクの立上り
部分に装着した状態の正面図、第2図は本考案の
耐震ブレース装置をケーブルラツクの立上り部分
に装着した状態の底面図、第3図は耐震ブレース
装置の要部分解斜視図、第4図はブレース支持金
具に於ける夫々他の実施例を示す斜視図、第5図
は支持金具に於ける他の実施例を示す分解斜視
図、第6図は支持金具及び支持ボルトに於ける他
の実施例を示す分解斜視図、第7図乃至第9図は
支持金具に於ける他の実施例を示した耐震ブレー
ス及びブレース支持金具を省略した状態の分解斜
視図で、第7図はケーブルラツクに1つの支持板
を介して装着するもの、第8図はケーブルラツク
に一対の支持板を介して装着するもの、第9図は
ケーブルラツクの親桁にラツク支持金具を固着し
て装着できるようにしたものである。 1……耐震ブレース、2……耐震ブレース、3
……支持金具、4……支持ボルト、5……締付ナ
ツト、6……締付ナツト、7……ラツク支持金
具、8……ブレース支持金具、9……外側折曲
片、10……嵌合溝、11……内側折曲片、12
……ボルト挿通孔、13……ボルト挿通孔、14
……取付片、15……ブレース支持孔、16……
支持片、17……軸部、18……ネジ部、19…
…ネジ部、20……止めナツト、21……補強
片、22……外側折曲片、23……ブレース支持
孔、24……支持片、25……ボルト挿通孔、2
6……取付孔、27……支持ボルト、28……締
付ナツト、29……ボルト挿通孔、30……支持
片、31……支持板、32……係止片、33……
支持板、34……ボルト挿通孔、35……支持
片、36……係止片、37……支持板、A……ケ
ーブルラツク、B……子桁、C……親桁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーブルラツクの立上り部分に於いて、子桁
両端が固定されている親桁の所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレースの両端が、支持金具
を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具を、ケーブルラツクに取付けられるラ
ツク支持金具と、各耐震ブレースの端部が取付
けられるブレース支持金具とで構成し、ラツク
支持金具及びブレース支持金具には、支持ボル
ト挿通用のボルト挿通孔を設け、ラツク支持金
具の一側縁に、ケーブルラツクの親桁外側面に
当接する外側折曲片を設けたことを特徴とする
ケーブルラツク用耐震ブレース装置。 2 ケーブルラツクの立上り部分に於いて、子桁
両端が固定されている親桁の所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレースの両端が、支持金具
を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具の一側縁に、ケーブルラツクの親桁外
側面に当接する外側折曲片を設け、支持金具の
他側縁の両隅部に、耐震ブレースの両端支持用
のブレース支持孔が穿設されている支持片を前
記外側折曲片の逆方向に突設し、支持金具の所
定位置に支持ボルト挿通用のボルト挿通孔を穿
設したことを特徴とするケーブルラツク用耐震
ブレース装置。 3 ケーブルラツクの立上り部分に於いて、子桁
両端が固定されている親桁の所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレースの両端が、支持金具
を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具を一対のブレース支持金具で構成し、
このブレース支持金具のボルト挿通孔と、ケー
ブルラツクの子桁に穿設された取付孔とに支持
ボルトを挿通すると共に、この支持ボルトに締
付ナツトを螺着して、一対のブレース支持金具
をケーブルラツクに装着できるよう形成したこ
とを特徴とするケーブルラツク用耐震ブレース
装置。 4 ケーブルラツクの立上り部分に於いて、子桁
両端が固定されている親桁の所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレースの両端が、支持金具
を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具のラツク支持金具をケーブルラツクに
装着するための取付体を、ボルト挿通孔が穿設
されている支持片が両端に突設されて子桁を跨
ぐように配置される断面略ハツト形鋼状の支持
板、或いは、一端にボルト挿通孔が穿設されて
いる支持片を有し、他端に子桁の裏側へ係止さ
れる係止片を有する一対の支持板で構成し、支
持片のボルト挿通孔と、ラツク支持金具のボル
ト挿通孔とに挿通される支持ボルトを介してラ
ツク支持金具をケーブルラツクに装着できるよ
う形成したことを特徴とするケーブルラツク用
耐震ブレース装置。 5 ケーブルラツクの立上り部分に於いて、子桁
両端が固定されている親桁の所定位置に、交差
させた一対の耐震ブレースの両端が、支持金具
を介して夫々固定可能となるように形成され、
支持金具のラツク支持金具をケーブルラツクに
装着するための取付体を、一端部にボルト挿通
孔が穿設されている支持片が突設され、他端部
に親桁の内側へ係止可能な係止片が突設されて
いる断面略リツプZ形状の支持板で構成し、支
持片のボルト挿通孔と、ラツク支持金具のボル
ト挿通孔とに挿通される支持ボルトを介してラ
ツク支持金具をケーブルラツクに装着できるよ
う形成したことを特徴とするケーブルラツク用
耐震ブレース装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988029060U JPH0514656Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988029060U JPH0514656Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01134104U JPH01134104U (ja) | 1989-09-13 |
JPH0514656Y2 true JPH0514656Y2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=31252933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988029060U Expired - Lifetime JPH0514656Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0514656Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176520U (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-25 | 株式会社ブレスト工業研究所 | ケーブルラックの斜め吊り金具 |
JPS58183020U (ja) * | 1982-05-29 | 1983-12-06 | 昭和電線電纜株式会社 | 耐震用ケ−ブルトレイ |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP1988029060U patent/JPH0514656Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01134104U (ja) | 1989-09-13 |
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