JP2600053Y2 - 密着イメージセンサの取り付け構造 - Google Patents

密着イメージセンサの取り付け構造

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JP2600053Y2 JP1993037987U JP3798793U JP2600053Y2 JP 2600053 Y2 JP2600053 Y2 JP 2600053Y2 JP 1993037987 U JP1993037987 U JP 1993037987U JP 3798793 U JP3798793 U JP 3798793U JP 2600053 Y2 JP2600053 Y2 JP 2600053Y2
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高史 山形
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はファクシミリ装置等の原
稿読み取り装置に用いられる密着イメージセンサを原稿
読み取り装置に取り付けるための取り付け構造、特に、
原稿の搬送に用いられるフィードローラに圧接状態で原
稿読み取り装置に取り付けるための密着イメージセンサ
の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の原稿読み取りにお
いては、従来、LEDアレイ等の光源から光を原稿上に
照射し、反射光をミラーを用いて適宜光路変更した後、
レンズで集光した後CCD等の光電変換素子によって光
電変換することによって原稿上の画像を画データとして
読み取っていた。しかし、上記の光源、ミラー等を装置
本体内に配置するため、原稿読み取りのためにファクシ
ミリ装置本体のスペースを大きく割く必要があり、装置
全体の大型化を招いていた。そこで、光源、レンズ、光
電変換素子等を一体化した密着イメージセンサが提案さ
れている。
【0003】図4は一般的な密着イメージセンサの外観
を示す斜視図、図5はその断面図である。密着イメージ
センサSは全体として柱状の形状をしており、上面に原
稿が密着される透明部材から成る原稿面21が設けられ
る。原稿面の下方、イメージセンサ本体の内部にはLE
Dアレイ22、ロッドレンズアレイ23、光電変換素子
を用いたセンサ24が設けられる。
【0004】LEDアレイ22は、原稿面21に密着さ
れた原稿を照射し、原稿からの反射光はロッドレンズア
レイ23によって集光されセンサ24によって光電変換
される。その後、図示しない処理回路が信号処理を行
い、画データを生成する。
【0005】上記のような構成の密着イメージセンサS
は原稿面に原稿を密着して搬送しなければならないた
め、原稿の密着と搬送を行うためフィードローラを原稿
面と圧接状態で設ける必要がある。また、読み取りを正
確に行うため、フィードローラによる原稿の搬送中にイ
メージセンサが読み取り位置からずれないようにする必
要もある。そのための従来の密着イメージセンサの取り
付け構造を以下に説明する。
【0006】図3は従来の密着イメージセンサの取り付
け構造を示す側面図である。密着イメージセンサSの長
手方向(紙面に対し垂直方向)両端部にはブラケット2
5が二点でネジ26止めされ、該ブラケット25は軸2
6によってフレームfの支持部において回動可能に支持
されている。ネジ27止めされた板バネ28が密着イメ
ージセンサSを後面から前面に向かって付勢し、原稿面
21がフィードローラ28に対して圧接される。密着イ
メージセンサSは軸26回りにしか動くことがなく、ま
たその動きはフィードローラ28と原稿面21との接触
によって阻止されるため、原稿の搬送中にイメージセン
サSがずれることはない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の従来の取り付け構造では、密着イメージセ
ンサとは別途にブラケットを作り、更にネジ止めをしな
ければならない等、組付けに手間がかかるという不具合
が生じていた。
【0008】本考案は上記の不具合を解消し、簡単な構
成で組付け性のよい密着イメージセンサの取り付け構造
を提供することを目的とする。
【0009】上記目的を達成するため、本考案は、原稿
を密着イメージセンサとこれに圧接されるフィードロー
ラ間に搬送して原稿を読み取るための密着イメージセン
サの取り付け構造であって、密着イメージセンサをフィ
ードローラに圧接する弾性体と、該弾性体による押圧方
向のみを許容するように上記密着イメージセンサの動き
を規制するガイド部材とを設けて成り、上記ガイド部材
は、密着イメージセンサの長手方向両端面と、原稿搬送
方向両端面を規制するようコの字形に形成されている
とを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成の本考案の密着イメージセンサの取り
付け構造によると、弾性体により、密着イメージセンサ
がフィードローラに対して圧接されるが、ガイド部材に
より密着イメージセンサの動きは、弾性体による押圧方
向のみに規制される。更に押圧方向の動きはフィードロ
ーラと密着イメージセンサとの接触によって阻止される
ため、原稿がフィードローラによって密着イメージセン
サに密着状態で搬送されているときに密着イメージセン
サがずれることがなく、正確に読み取りが行われる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例の説明
をする。図1は本考案の一実施例を適用したファクシミ
リ装置Fの側断面図である。図1において、装置本体1
の略中央部には感熱ロール紙が記録紙Pとしてメインフ
レームfに支持される。図中一点鎖線矢印で表される記
録紙Pの搬送方向に沿って、記録部Kが設けられる。記
録部Kは、感熱記録を行うサーマルヘッド2、該サーマ
ルヘッド2と圧接した積極回転するプラテンローラ3か
ら構成される。
【0012】電話回線を通じて、通信相手機からの画デ
ータを受信すると、該画データに基づいて、サーマルヘ
ッド2がプラテンローラ3によって搬送される記録紙P
上に画像を感熱記録し、その後、プラテンローラ3によ
って排出口9から排出される。
【0013】装置本体1の上面には、電話番号やファッ
クス番号入力のためのテンキー、通信動作を開始するた
めの通信キー、原稿複写のためのコピーキー等からなる
キー操作部Oが設けられる。
【0014】装置本体1の図中左側には、読み取り部R
が設けられる。読み取り部Rは、ヒンジ部4を介して原
稿挿入口8に対して開閉自在の原稿ガイド5、原稿読み
取りのための密着イメージセンサ6、密着イメージセン
サ6に圧接して積極回転するフィードローラ7、密着イ
メージセンサ6をフィードローラ7に対して圧接するた
めの板バネ10、密着イメージセンサ6の動きを規制す
るガイド部材11から構成される。
【0015】原稿ガイド5は、原稿挿入口8の蓋も兼ね
ており、図中一点鎖線で示される開状態のときに原稿挿
入口8が開口する。原稿読み取り時には、該原稿挿入口
8から原稿Dをフィードローラ7と密着イメージセンサ
6の接触する部分に原稿Dの先端が突き当たるまで挿入
する。その後、通信キー又はコピーキーの操作で読み取
り動作を始めると、フィードローラ7が反時計回りに回
転し、原稿Dは密着イメージセンサ6に接触状態で図中
二点鎖線矢印で示される原稿搬送方向に搬送され、読み
取りが行われる。読み取りが終わると、原稿Dは排出口
9から排出される。
【0016】次に、密着イメージセンサ6の取り付け構
造について詳述する。図2はファクシミリ装置Fの密着
イメージセンサ6の周辺部の構成を示す斜視図である。
ガイド部材11はメインフレームf上に設けられてお
り、その形状は、密着イメージセンサ6を装着可能な凹
部を構成するようになっている。密着イメージセンサ6
を組付ける際は、上方より密着イメージセンサ6を上記
凹部に装着すると板バネ10によって弾性的に支持され
る。
【0017】更に、図1に示されるように、ガイド部材
11の密着イメージセンサ6に接触する部分によって、
密着イメージセンサ6の動きは、板バネ10による押圧
方向のみに規制される。従って、密着イメージセンサ6
は原稿読み取り中にずれることなく正確に読み取りが行
われる。
【0018】なお、ガイド部材11の形状は、本実施例
における形状に限らず、密着イメージセンサ6の動きを
板バネ10による押圧方向のみに規制する作用を備える
ものであればどのような形状を持つものでもよい。例え
ば、本実施例において、ガイド部材6は、密着イメージ
センサ6の長手方向における両端部付近に2つ設けられ
ているが、単一のガイド部材を長手方向全域に渡って設
けてもよい。
【0019】また、密着イメージセンサ6をフィードロ
ーラ7に圧接する手段は、本実施例の板バネに限らず、
適当な弾性力を有する弾性体であればコイルスプリング
等を用いてもよい。
【0020】
【考案の効果】上述のように本考案の密着イメージセン
サの取り付け構造は、弾性体による押圧方向のみを許容
するように密着イメージセンサの動きを規制するガイド
部材を設けているため、従来のように組付けの際に、別
体のブラケット等を用いることなく、簡単な構成とする
ことができ、更に、上方からガイド部材に装着するだけ
で組付けが完了するため、組付けにおける作業効率が上
がるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したファクシミリ装置
Fの側断面図である。
【図2】ファクシミリ装置Fの密着イメージセンサの周
辺部の構成を示す斜視図である。
【図3】従来の密着イメージセンサの取り付け構造を示
す側面図である。
【図4】密着イメージセンサの外観を示す斜視図であ
る。
【図5】密着イメージセンサの構成を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 6 密着イメージセンサ 7 フィードローラ 10 板バネ 11 ガイド部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を密着イメージセンサとこれに圧接
    されるフィードローラ間に搬送して原稿を読み取るため
    の密着イメージセンサの取り付け構造であって、密着イ
    メージセンサをフィードローラに圧接する弾性体と、該
    弾性体による押圧方向のみを許容するように上記密着イ
    メージセンサの動きを規制するガイド部材とを設けて
    り、上記ガイド部材は、密着イメージセンサの長手方向
    両端面と、原稿搬送方向両端面を規制するようコの字形
    に形成されていることを特徴とする密着イメージセンサ
    の取り付け構造。
JP1993037987U 1993-07-13 1993-07-13 密着イメージセンサの取り付け構造 Expired - Lifetime JP2600053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993037987U JP2600053Y2 (ja) 1993-07-13 1993-07-13 密着イメージセンサの取り付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0711052U JPH0711052U (ja) 1995-02-14
JP2600053Y2 true JP2600053Y2 (ja) 1999-09-27

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ID=12512928

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217942A (en) * 1975-07-31 1977-02-10 Mitsubishi Electric Corp Flying object
JPS53109993U (ja) * 1977-02-08 1978-09-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03167956A (ja) * 1989-11-28 1991-07-19 Mita Ind Co Ltd 密着型原稿読取器を具備する画像処理機

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JPH0711052U (ja) 1995-02-14

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