JP2599386Y2 - 分岐接続箱 - Google Patents
分岐接続箱Info
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- JP2599386Y2 JP2599386Y2 JP1993026302U JP2630293U JP2599386Y2 JP 2599386 Y2 JP2599386 Y2 JP 2599386Y2 JP 1993026302 U JP1993026302 U JP 1993026302U JP 2630293 U JP2630293 U JP 2630293U JP 2599386 Y2 JP2599386 Y2 JP 2599386Y2
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- Japan
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- block
- frame
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用ワイヤハーネス
に用いる分岐接続箱に関し、詳しくは、ジャンクション
ブロック、リレーブロック、ヒュージブルリンクブロッ
ク等のブロックにアンダーカバーとアッパーカバーをか
ぶせて密閉し、防水を図るようにしたものである。
に用いる分岐接続箱に関し、詳しくは、ジャンクション
ブロック、リレーブロック、ヒュージブルリンクブロッ
ク等のブロックにアンダーカバーとアッパーカバーをか
ぶせて密閉し、防水を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネスを種々の電装品
に分岐接続するために用いられる分岐接続箱は、分岐接
続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的に
分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化に
伴って種々の形式のものが開発されている。
に分岐接続するために用いられる分岐接続箱は、分岐接
続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的に
分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化に
伴って種々の形式のものが開発されている。
【0003】従来の分岐接続箱は、例えば、図3に示す
ように、車両のタイヤハウスの上に設置するアンダーカ
バー1と、該アンダーカバー1の上に被せて密閉するア
ッパーカバー(図示しない…図1の符号2参照)とで構
成され、上記アンダーカバー1の内面に、ジャンクショ
ンブロック、リレーブロック、ヒュージブルリンクブロ
ック等を直接係止して固定するための係止部1aが設け
られている。なお、図3では、リレーブロック4とその
係止部1aのみを図示している。
ように、車両のタイヤハウスの上に設置するアンダーカ
バー1と、該アンダーカバー1の上に被せて密閉するア
ッパーカバー(図示しない…図1の符号2参照)とで構
成され、上記アンダーカバー1の内面に、ジャンクショ
ンブロック、リレーブロック、ヒュージブルリンクブロ
ック等を直接係止して固定するための係止部1aが設け
られている。なお、図3では、リレーブロック4とその
係止部1aのみを図示している。
【0004】上記アンダーカバー1は、密閉構造とする
ため、底面を有する有底箱状としているが、上記係止部
1aを一体成形するとき、金型構造上からアンダーカッ
トが生じ、これを回避するためには、アンダーカバー1
の障害とならない部位に型抜き穴1bをあける必要があ
る。
ため、底面を有する有底箱状としているが、上記係止部
1aを一体成形するとき、金型構造上からアンダーカッ
トが生じ、これを回避するためには、アンダーカバー1
の障害とならない部位に型抜き穴1bをあける必要があ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記型
抜き穴1bは、アンダーカバー1の内外に貫通している
ため、アンダーカバー1内に雨水等が浸入しやすくな
り、雨水等が浸入すると、内部のジャンクションブロッ
ク等に結露して回路を短絡させたり、誤作動を起こした
りし、最悪の場合には火災を引き起こすおそれがある。
抜き穴1bは、アンダーカバー1の内外に貫通している
ため、アンダーカバー1内に雨水等が浸入しやすくな
り、雨水等が浸入すると、内部のジャンクションブロッ
ク等に結露して回路を短絡させたり、誤作動を起こした
りし、最悪の場合には火災を引き起こすおそれがある。
【0006】そこで、上記型抜き穴1bを無くすため
に、金型をスライド構造(割型)とすれば、金型の寿命
が短くなってコストが高くなる。また、成形後に型抜き
穴1bを別部材で塞いでも密着性に問題があり、コスト
も高くなる。
に、金型をスライド構造(割型)とすれば、金型の寿命
が短くなってコストが高くなる。また、成形後に型抜き
穴1bを別部材で塞いでも密着性に問題があり、コスト
も高くなる。
【0007】本考案は上記問題を解消するためになされ
たもので、アンダーカバーに型抜き穴が無く、雨水等の
浸入を完全に防止できる分岐接続箱を提供することを目
的とするものである。
たもので、アンダーカバーに型抜き穴が無く、雨水等の
浸入を完全に防止できる分岐接続箱を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、閉鎖された底壁の外周より立設した外側
壁の上端開口近傍より固定枠載置部を外方へ突設したア
ンダーカバーと、上壁外周より下向きに設けた周壁の下
部を外側に段状に突出させ、該段状突出部の上部に凹状
のパッキン収容部を設けると共に、上壁より位置決め突
起を突出させたアッパーカバーと、上記アッパーカバー
と略同外形状の外枠と、該外枠の下面の凹状のパッキン
収容部と、上記外枠に連結させて内部に設けた仕切り枠
とを一体的に設けた固定枠とを備え、上記固定枠の下面
のパッキン収容部にパッキンを収容して、上記アンダー
カバーの周壁の上端面を上記パッキンに当接させると共
に、上記アッパーカバーのパッキン収容部にパッキンを
収容して、該パッキンに固定枠の外枠上面を当接させ、
かつ、該アッパーカバーの段状の突出部を固定枠に外嵌
して、上記アンダーカバーとアッパーカバーとを固定枠
とパッキンを介在させて密閉し、かつ、上記固定枠の内
部の仕切り枠には上記アンダーカバーの位置決め突起を
嵌入する位置決め穴を設けて、アンダーカバーを固定枠
に位置決め保持していると共に、上記仕切り枠に係止凸
部を設け、該係止凸部に、ジャンクションブロック、リ
レーブロック、ヒュージブルリンクブロック等の複数の
電気接続用ブロックに設けた係止凹部を係止して、固定
枠により上記ジャンクションブロック、リレーブロッ
ク、ヒュージブルリンクブロック等の複数の電気接続用
ブロックを固定していることを特徴とする分岐接続箱を
提供するものである。
に、本考案は、閉鎖された底壁の外周より立設した外側
壁の上端開口近傍より固定枠載置部を外方へ突設したア
ンダーカバーと、上壁外周より下向きに設けた周壁の下
部を外側に段状に突出させ、該段状突出部の上部に凹状
のパッキン収容部を設けると共に、上壁より位置決め突
起を突出させたアッパーカバーと、上記アッパーカバー
と略同外形状の外枠と、該外枠の下面の凹状のパッキン
収容部と、上記外枠に連結させて内部に設けた仕切り枠
とを一体的に設けた固定枠とを備え、上記固定枠の下面
のパッキン収容部にパッキンを収容して、上記アンダー
カバーの周壁の上端面を上記パッキンに当接させると共
に、上記アッパーカバーのパッキン収容部にパッキンを
収容して、該パッキンに固定枠の外枠上面を当接させ、
かつ、該アッパーカバーの段状の突出部を固定枠に外嵌
して、上記アンダーカバーとアッパーカバーとを固定枠
とパッキンを介在させて密閉し、かつ、上記固定枠の内
部の仕切り枠には上記アンダーカバーの位置決め突起を
嵌入する位置決め穴を設けて、アンダーカバーを固定枠
に位置決め保持していると共に、上記仕切り枠に係止凸
部を設け、該係止凸部に、ジャンクションブロック、リ
レーブロック、ヒュージブルリンクブロック等の複数の
電気接続用ブロックに設けた係止凹部を係止して、固定
枠により上記ジャンクションブロック、リレーブロッ
ク、ヒュージブルリンクブロック等の複数の電気接続用
ブロックを固定していることを特徴とする分岐接続箱を
提供するものである。
【0009】
【作用】上記構造の分岐接続箱において、アンダーカバ
ーとアッパーカバーとの間にパッキングを介して挟み込
む固定枠の係止部に、ジャンクションブロック等を係止
して固定する。上記固定枠の係止部に固定されるジャン
クションブロック等はアンダーカバーとアッパーカバー
とにより密閉される。このように、固定枠にジャンクシ
ョンブロック等を固定するため、アンダーカバーに係止
部を設ける必要がなく、よって、アンダーカバーに型抜
き穴が設けられず、該アンダーカバーとアッパーカバー
とにより完全に密閉されたボックスを構成することがで
き、該ボックス内に収容するジャンクションブロック等
に対する防水を完全に図ることができる。
ーとアッパーカバーとの間にパッキングを介して挟み込
む固定枠の係止部に、ジャンクションブロック等を係止
して固定する。上記固定枠の係止部に固定されるジャン
クションブロック等はアンダーカバーとアッパーカバー
とにより密閉される。このように、固定枠にジャンクシ
ョンブロック等を固定するため、アンダーカバーに係止
部を設ける必要がなく、よって、アンダーカバーに型抜
き穴が設けられず、該アンダーカバーとアッパーカバー
とにより完全に密閉されたボックスを構成することがで
き、該ボックス内に収容するジャンクションブロック等
に対する防水を完全に図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。なお、図3の従来技術と同一構成・作用の箇所
は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図1に示す
ように、車両のタイヤハウスの上に設置するアンダーカ
バー1は有底箱状であり、該アンダーカバー1の内面に
は、ジャンクションブロック3、リレーブロック4、ヒ
ュージブルリンクブロック5等を係止して固定するため
の係止部1aが設けられておらず、型抜き穴1bもあけ
られていない。
明する。なお、図3の従来技術と同一構成・作用の箇所
は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図1に示す
ように、車両のタイヤハウスの上に設置するアンダーカ
バー1は有底箱状であり、該アンダーカバー1の内面に
は、ジャンクションブロック3、リレーブロック4、ヒ
ュージブルリンクブロック5等を係止して固定するため
の係止部1aが設けられておらず、型抜き穴1bもあけ
られていない。
【0011】上記アンダーカバー1の上面開口1cに
は、該アンダーカバー1と略同外形状の固定枠7を着脱
自在に被せられるようにしており、図2に示すように、
該固定枠7の下面の沿って凹状のパッキング収容部7a
を設けており、該パッキング収容部7aに内嵌したパッ
キング8aをアンダーカバー1の上端面に圧接して、固
定枠7とアンダーカバー1との間を水密にシールするよ
うにしている。固定枠7のパッキング収容部7aは、そ
の外側壁を下方へ延在させ、該下方突出部7fをアンダ
ーカバー1の外壁上端部1eを囲むようにしている。
は、該アンダーカバー1と略同外形状の固定枠7を着脱
自在に被せられるようにしており、図2に示すように、
該固定枠7の下面の沿って凹状のパッキング収容部7a
を設けており、該パッキング収容部7aに内嵌したパッ
キング8aをアンダーカバー1の上端面に圧接して、固
定枠7とアンダーカバー1との間を水密にシールするよ
うにしている。固定枠7のパッキング収容部7aは、そ
の外側壁を下方へ延在させ、該下方突出部7fをアンダ
ーカバー1の外壁上端部1eを囲むようにしている。
【0012】上記固定枠7の上面開口7bには、アッパ
ーカバー2が着脱自在に被せられ、図2に示すように、
該アッパーカバー2の下面に沿って凹状のパッキング収
容部2aを設けており、該パッキング収容部2aに内嵌
したパッキング8bを固定枠7の上端面に押圧して、ア
ッパーカバー2と固定枠7との間を水密にシールするよ
うにしている。
ーカバー2が着脱自在に被せられ、図2に示すように、
該アッパーカバー2の下面に沿って凹状のパッキング収
容部2aを設けており、該パッキング収容部2aに内嵌
したパッキング8bを固定枠7の上端面に押圧して、ア
ッパーカバー2と固定枠7との間を水密にシールするよ
うにしている。
【0013】図2に示すように、上記アッパーカバー2
には、パッキング収容部2aの外側壁に、上記固定枠7
の外面に沿って下方へ伸長するロックブラケット2bが
適所に設けられ、該ロックブラケット2bの下端に設け
たロック穴2cが上記アンダーカバー1の外面に設けた
ロック爪1dに係合するようにしている。したがって、
固定枠7は、アンダーカバー1とアッパーカバー2との
間に、それぞれパッキング8a,8bを介して挟み込ま
れた状態で、アンダーカバー1にアッパーカバー2がロ
ックされる。
には、パッキング収容部2aの外側壁に、上記固定枠7
の外面に沿って下方へ伸長するロックブラケット2bが
適所に設けられ、該ロックブラケット2bの下端に設け
たロック穴2cが上記アンダーカバー1の外面に設けた
ロック爪1dに係合するようにしている。したがって、
固定枠7は、アンダーカバー1とアッパーカバー2との
間に、それぞれパッキング8a,8bを介して挟み込ま
れた状態で、アンダーカバー1にアッパーカバー2がロ
ックされる。
【0014】上記固定枠7の内部には十字形状の仕切り
枠7cが一体成形され、該仕切り枠7cには、上記アン
ダーカバー1の位置決め突起1f,1fに嵌入する位置
決め穴7d,7dが形成されている。また、上記固定枠
7の内面の適所には、上下方向から見てT字状の係止凸
部7e,…,7eが一体成形されている。一方、固定枠
7に取り付ける上記ジョイントブロック3、リレーブロ
ック4、フュージブルリンクブロック5の各側面には、
上方向から上記各係止凸部7eに挿入して係止される係
止凹部3a(リレーブロック4及びフュージブルリンク
ブロック5の係止凹部は具体的に図示しない。)が一体
成形されている。
枠7cが一体成形され、該仕切り枠7cには、上記アン
ダーカバー1の位置決め突起1f,1fに嵌入する位置
決め穴7d,7dが形成されている。また、上記固定枠
7の内面の適所には、上下方向から見てT字状の係止凸
部7e,…,7eが一体成形されている。一方、固定枠
7に取り付ける上記ジョイントブロック3、リレーブロ
ック4、フュージブルリンクブロック5の各側面には、
上方向から上記各係止凸部7eに挿入して係止される係
止凹部3a(リレーブロック4及びフュージブルリンク
ブロック5の係止凹部は具体的に図示しない。)が一体
成形されている。
【0015】上記構成の分岐接続箱においては、組付け
時に、予め上記固定枠7の各係止凸部7eに、ジョイン
トブロック3、リレーブロック4、ヒュージブルリンク
ブロック5の各係止凹部3aを係止して固定する。該状
態で、固定枠7をアンダーカバー1の上面開口1cに被
せ、次いで、アッパーカバー2を固定枠7の上面開口7
bに被せて、アッパーカバー2のロック穴2cをアンダ
ーカバー1のロック爪1dに係合させて、アッパーカバ
ー2をアンダーカバー1にロックする。
時に、予め上記固定枠7の各係止凸部7eに、ジョイン
トブロック3、リレーブロック4、ヒュージブルリンク
ブロック5の各係止凹部3aを係止して固定する。該状
態で、固定枠7をアンダーカバー1の上面開口1cに被
せ、次いで、アッパーカバー2を固定枠7の上面開口7
bに被せて、アッパーカバー2のロック穴2cをアンダ
ーカバー1のロック爪1dに係合させて、アッパーカバ
ー2をアンダーカバー1にロックする。
【0016】上記アンダーカバー1と固定枠7との間は
パッキング8aにより水密にシールされ、固定枠7とア
ッパーカバー2との間はパッキング8bにより水密にシ
ールされる。即ち、ジャンクションブロック3、リレー
ブロック4、ヒュージブルブロック5は互いにロックさ
れるアンダーカバー1とアッパーカバー2の内部に密閉
され、アンダーカバー1には従来の設けられていた型抜
き穴が存在しないため、完全防水が図られる。
パッキング8aにより水密にシールされ、固定枠7とア
ッパーカバー2との間はパッキング8bにより水密にシ
ールされる。即ち、ジャンクションブロック3、リレー
ブロック4、ヒュージブルブロック5は互いにロックさ
れるアンダーカバー1とアッパーカバー2の内部に密閉
され、アンダーカバー1には従来の設けられていた型抜
き穴が存在しないため、完全防水が図られる。
【0017】また、固定枠7は、上面開口7bと下面開
口7aとが開放されているから、内面に各係合凸部7e
を一体成形するとき、通常の上下型のみで成形できる。
さらに、固定枠7の金型をスライド構造(割型)にする
必要がないので、金型寿命が長くなり、かつ型抜き穴を
塞ぐ別部材も不要であるので、製造コストも低減する。
口7aとが開放されているから、内面に各係合凸部7e
を一体成形するとき、通常の上下型のみで成形できる。
さらに、固定枠7の金型をスライド構造(割型)にする
必要がないので、金型寿命が長くなり、かつ型抜き穴を
塞ぐ別部材も不要であるので、製造コストも低減する。
【0018】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
の分岐接続箱は、アンダーカバーとアッパーカバーとの
間にパッキングを介して固定枠を挟み込み、該固定枠の
係止部に、ジャンクションブロック等を係止して固定す
るようにし、アンダーカバーに直接ジャンクションブロ
ック等を係止しない構成としたため、アンダーカバーに
従来形成されていた型抜き穴がなくなり、該型抜き穴か
ら生じていた浸水を防止することができる。
の分岐接続箱は、アンダーカバーとアッパーカバーとの
間にパッキングを介して固定枠を挟み込み、該固定枠の
係止部に、ジャンクションブロック等を係止して固定す
るようにし、アンダーカバーに直接ジャンクションブロ
ック等を係止しない構成としたため、アンダーカバーに
従来形成されていた型抜き穴がなくなり、該型抜き穴か
ら生じていた浸水を防止することができる。
【0019】さらに、アンダーカバーとアッパーカバー
の内部に固定枠を介してジャンクションブロック等を収
容しているため、外形を従来と変化させずに構成でき、
よって、従来設置していた箇所に本考案の分岐接続箱を
設置できる等の利点を有するものである。
の内部に固定枠を介してジャンクションブロック等を収
容しているため、外形を従来と変化させずに構成でき、
よって、従来設置していた箇所に本考案の分岐接続箱を
設置できる等の利点を有するものである。
【図1】 本考案の分岐接続箱の分解斜視図である。
【図2】 分岐接続箱の組付け時の要部断面図である。
【図3】 従来の分岐接続箱の分解斜視図である。
1 アンダーカバー 2 アッパーカバー 3 ジャンクションブロック 3a 係止凹部 4 リレーブロック 5 ヒュージブルリンクブロック 7 固定枠 7e 係止凸部 8a,8b パッキング
Claims (1)
- 【請求項1】 閉鎖された底壁の外周より立設した外側
壁の上端開口近傍より固定枠載置部を外方へ突設したア
ンダーカバーと、 上壁外周より下向きに設けた周壁の下部を外側に段状に
突出させ、該段状突出部の上部に凹状のパッキン収容部
を設けると共に、上壁より位置決め突起を突出させたア
ッパーカバーと、 上記アッパーカバーと略同外形状の外枠と、該外枠の下
面の凹状のパッキン収容部と、上記外枠に連結させて内
部に設けた仕切り枠とを一体的に設けた固定枠とを備
え、 上記固定枠の下面のパッキン収容部にパッキンを収容し
て、上記アンダーカバーの周壁の上端面を上記パッキン
に当接させると共に、上記アッパーカバーのパッキン収
容部にパッキンを収容して、該パッキンに固定枠の外枠
上面を当接させ、かつ、該アッパーカバーの段状の突出
部を固定枠に外嵌して、上記アンダーカバーとアッパー
カバーとを固定枠とパッキンを介在させて密閉し、 かつ、上記固定枠の内部の仕切り枠には上記アンダーカ
バーの位置決め突起を嵌入する位置決め穴を設けて、ア
ンダーカバーを固定枠に位置決め保持していると共に、
上記仕切り枠に係止凸部を設け、該係止凸部に、ジャン
クションブロック、リレーブロック、ヒュージブルリン
クブロック等の複数の電気接続用ブロックに設けた係止
凹部を係止して、固定枠により上記ジャンクションブロ
ック、リレーブロック、ヒュージブルリンクブロック等
の複数の電気接続用ブロックを固定している ことを特徴
とする分岐接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026302U JP2599386Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 分岐接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026302U JP2599386Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 分岐接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688133U JPH0688133U (ja) | 1994-12-22 |
JP2599386Y2 true JP2599386Y2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=12189564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993026302U Expired - Fee Related JP2599386Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 分岐接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599386Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002320314A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用ジャンクションボックス |
JP2002320315A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ジャンクションボックスとワイヤハーネスの接続構造 |
JP4577061B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2010-11-10 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱 |
JP6904996B2 (ja) | 2019-03-11 | 2021-07-21 | 矢崎総業株式会社 | 樹脂構造体 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993026302U patent/JP2599386Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688133U (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990608 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |