JP3275942B2 - ヒュージブルリンクボックス - Google Patents

ヒュージブルリンクボックス

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JP3275942B2
JP3275942B2 JP02114196A JP2114196A JP3275942B2 JP 3275942 B2 JP3275942 B2 JP 3275942B2 JP 02114196 A JP02114196 A JP 02114196A JP 2114196 A JP2114196 A JP 2114196A JP 3275942 B2 JP3275942 B2 JP 3275942B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒュージブルリン
クを挿着したボックス本体をカバーで覆って防水保護す
ると共に、該ボックス本体を外部ブラケットに直接安定
に固定させるヒュージブルリンクボックスに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図14〜15は実開昭63−10945
3号に記載された自動車用のヒュージブルリンクボック
スを示すものである。このヒュージブルリンクボックス
61は、合成樹脂製のボックス本体62の内側の端子取
付壁63にナット64を圧入固定し、該ボックス本体6
2の上部にヒュージブルリンク65を挿着して、該ヒュ
ージブルリンク65の雄タブ端子66を電源側端子67
と共にボルト68でナット64に締め付けて両端子6
6,67を電気的に接続させ、さらに電源側端子67の
外部突出片67aをボルト69で車両側取付部70に固
定することで、ボックス自体の固定を行わせたものであ
る。該ボックス本体62には、端子取付壁63と平行に
位置して端子67を覆うサイドカバー71と、ヒュージ
ブルリンク65を覆うアッパカバー72とが設けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヒュージブルリンクボックス61にあっては、ボル
ト68で締め付けた電源側端子67を介してボックス自
体を固定させるために、取付状態が不安定であるという
問題があった。また、ボックス本体62とサイドカバー
71との下部隙間73(図15)から水等が侵入し易
く、端子等の保護が十分でないという問題もあった。
【0004】本発明は、上記した点に鑑み、車両側に安
定に取り付けることができ、しかも水等の侵入を確実に
防止することのできるヒュージブルリンクボックスを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヒュージブルリンクを挿着するボックス
本体と、該ボックス本体を覆う略筒状のカバーとで構成
され、該ボックス本体が前壁に、外部ブラケットに対す
るロック部を有し、該カバーが、該前壁を露出させる開
口と、該開口に続く電線挿通用の幅狭開口部と、該ボッ
クス本体のガイド部に対するスライド係合部と、該幅狭
開口部を覆う開閉蓋と、開閉蓋側の電線導出用の小径部
とを備えるヒュージブルリンクボックスを採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図2は本発明
に係るヒュージブルリンクボックスの概要を示すもので
ある。該ヒュージブルリンクボックス1は、合成樹脂製
のボックス本体2と、該ボックス本体2の前壁4と上壁
5を開口6,7から露出(突出)させて該ボックス本体
2に被着する略矩形筒状のカバー3とで構成される。
【0007】該ボックス本体2は上壁5にヒューズ挿入
部8を有し、前壁4に、車両側ブラケット(外部ブラケ
ット)9に対する固定用の可撓ロックアーム(ロック
部)10と一対の断面L字状のガイドレール11,11
とを有する。該ロックアーム10とガイドレール11と
は垂直方向に延びている。また、前壁4の直後において
両側壁12に、カバー3を係合させるための垂直方向の
一対のガイド溝(ガイド部)13,13が形成されてい
る。
【0008】該カバー3には前壁14に、該ガイド溝1
3に対する一対のスライド係合部(係合突条)15,1
5が形成されている。該一対の係合突条15,15の間
に開口6が形成され、該開口6は下側で狭まり、この狭
幅開口部6aに対して閉塞用の開閉蓋16が薄肉ヒンジ
17を介してカバー下部3aに一体に設けられている。
該開閉蓋16は先端に係止爪18を有し、該係止爪18
に対する係合突部19がカバー下部3aに形成されてい
る。カバー下部3aは窄まった形状になっている。
【0009】該開口6からボックス本体側の電線20が
カバー3内に挿通され、カバー3はガイド溝13に係合
突条15をスライド係合させることでボックス本体2に
装着される。ボックス本体2の前壁4は開口6から外部
に突出し、前壁4の湾曲した両側部22はカバー3の両
側壁23の前端と接合している。カバー3の前部開口6
はボックス本体2の前壁4で塞がれ、電線挿通用の開口
狭幅部6aは開閉蓋16で塞がれ、ボックス本体2の前
壁14に開閉蓋16の上端16aが接し、上部開口7に
はボックス本体2の上壁5が位置し、狭い下部開口21
には電線20が位置して、ボックス本体2の内部でヒュ
ージブルリンク24の端子接続部がカバー3の内側で隙
間なく保護される。
【0010】図2の如く車両側のブラケット9は一対の
スライド係合片27,27を有しており、カバー3を装
着したボックス本体2の一対のガイドレール11,11
を該係合片27,27にスライド係合させることで、図
3の如くロックアーム10のロック突起10aがブラケ
ット9の係合孔28に係合し、ボックス本体2が直接的
にブラケット9に固定される。カバー3をブラケット9
に固定した場合には、カバー3内でボックス本体2がガ
タついてしまう。
【0011】図4〜図7は上記ボックス本体2の詳細構
造を示すものである。図4(正面図)で10は可撓ロッ
クアーム、10aはロック突起を示す。ロックアーム1
0の両側には一対の支持ブロック30が位置し、該支持
ブロック30の外側にガイドレール11が位置する。図
5(側面図),図6(平面図)の如く支持ブロック30
はロックアーム10と同一平面上に位置し、ロックアー
ム10に接した前記外部ブラケット9が支持ブロック3
0に接して安定に支持される。
【0012】また図6,図7(下面図)で311 ,31
2 ,313 はボックス本体2の両側壁32に突出形成さ
れたガイド突条を示し、突条311 ,313 は鉤状ない
しL字状に屈曲形成され、両突条311 ,313 の間に
短い真直な突条312 が配置されている。突条313
ボックス本体2の前後に対称に配置されている。該突条
311 と突条312 との間にガイド溝131 が構成さ
れ、突条313 の内側にガイド溝132 が構成されてい
る。
【0013】ボックス本体2のほぼ中央には矩形筒状の
ヒューズ挿入部8が形成され、該挿入部8の両側壁33
から一対の短めのロックアーム34が突出形成されてい
る。該ロックアーム34は外側にロック突起34aを有
し、該ロックアーム34はボックス本体2の外周面より
も内側に位置している。図6でヒューズ挿入部8の底壁
には、ヒュージブルリンク24(図12)の雄タブ端子
25に対する挿入孔35が形成されている。図5,図7
の如く端子挿入孔35の内側にはナット36が圧入固定
されている。図4,図5で37は電線20をテープ38
(図12)で固定するためのヘラ部を示す。
【0014】図8〜図11はカバー3の詳細構造を示す
ものである。図8(正面図)で6は前部開口、図10
(平面図)で7は上部開口、21は下部開口を示す。前
部開口6は下側で狭まり、カバー3の前壁14及び後壁
39も開口6に沿って幅狭に絞られ、テーパ部40,4
1(図8,図11)で側壁23に続いている。図8で4
2はカバー後壁39の絞られた段部を示す。ボックス本
体2の下部において下部開口21を構成する小径な内側
周壁(小径部)43(図10,図12)が形成され、該
内側周壁43の外側にボックス本体2の外周側壁44が
位置して二重壁を構成している。内側周壁43は外側周
壁44よりも下側にやや突出して位置する。
【0015】該内側周壁43は外側周壁44と同様に略
矩筒形状に形成され、図10の如く前端部側で幅狭開口
部6aに続いている。下部開口21が絞られて、ほぼ電
線20を挿通するだけの小径寸法に形成され、且つ二重
壁で保護されているから、下方からボックス本体2の内
側に水や干渉物等が侵入することがない。この二重壁4
3,44は後述の係合爪45(図12)を形成するため
にも有効である。図11で46はリブを示す。
【0016】図9,図10で16は幅狭開口6aを塞ぐ
開閉蓋、17はヒンジ、18は係止爪を示し、開閉蓋1
6の内側には幅狭開口端47に対する位置決め突部54
が形成され、ボックス本体3のテーパ部40に、係止爪
18を引っかける係合突部19が形成されている。
【0017】また、図8,図10でカバー前壁14には
クランク状に屈曲したスライド係合部151 がカバー高
さ方向に形成され、カバー内側壁48からはL字状に屈
曲したスライド係合部152 が形成されている。これら
のスライド係合部151 ,152 は図10の円内に示す
如く前記ボックス本体2側のガイド溝131 ,132
スライド係合する。
【0018】図8,図10,図12においてカバー3の
両内側壁48に一対の係合爪45,45が突出形成され
ている。該係合爪45には図13の如くボックス本体上
部の可撓ロックアーム34のロック突起34aが係合
し、ボックス本体2の上方向への抜け出しが阻止され
る。ボックス本体2の下方向への位置決めは、カバー3
の段部42にボックス下端49(図12)が当接するこ
とで行われる。
【0019】図12で50,51は、図示しない上カバ
ーに対する係止部を示す。また、36はナット、52は
ボルト、53はボルト締めでヒュージブルリンク24の
端子25と接続する電源側端子を示す。ボルト52の頭
部や両端子25,53はカバー3の側壁48で完全に覆
われて外部の水や干渉物等から確実に保護される。
【0020】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、ボック
ス本体側のロック部を直接的に外部ブラケットに固定で
きるから、ヒュージブルリンクボックスが車両側に安定
に固定され、振動による破損等が防止される。また、ボ
ックス本体の前壁とカバーとでボックス本体内の端子接
続部等が完全に包囲保護され、それと同時に、カバーの
電線導出側を小径にして且つ電線挿通用開口部を塞ぐ開
閉蓋を設けたことにより、下部開口からボックス本体内
への水等の侵入が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒュージブルリンクボックスの概
要を示す外観斜視図である。
【図2】同じくヒュージブルリンクボックスを外部ブラ
ケットに取り付ける状態を示す斜視図である。
【図3】外部ブラケットとロックアームの係合状態を示
す縦断面図である。
【図4】ボックス本体の詳細構造を示す正面図である。
【図5】同じくボックス本体の側面図である。
【図6】同じくボックス本体の平面図である。
【図7】同じくボックス本体の下面図である。
【図8】カバーの詳細構造を示す正面図である。
【図9】同じくカバーの側面図である。
【図10】同じくカバーの平面図である。
【図11】同じくカバーの背面図である。
【図12】ボックス本体とカバーとをスライド係合させ
る状態を示す縦断面図である。
【図13】同じくボックス本体とカバーの係合状態を示
す縦断面図である。
【図14】従来のヒュージブルリンクボックスを示す斜
視図である。
【図15】ヒュージブルリンクボックスを車両側に固定
した状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ヒュージブルリンクボックス 2 ボックス本体 3 カバー 4 前壁 6 開口 6a 幅狭開口部 9 外部ブラケット 10 ロックアーム 13 ガイド溝 15 スライド係合部 16 開閉蓋 24 ヒュージブルリンク 43 内側周壁(小径部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−186157(JP,A) 特開 平7−192601(JP,A) 特開 平6−165342(JP,A) 特開 平7−245489(JP,A) 実開 昭59−115544(JP,U) 実開 昭60−3543(JP,U) 実開 平2−106665(JP,U) 実開 平4−87554(JP,U) 実開 昭61−22124(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 85/22 H01H 85/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒュージブルリンクを挿着するボックス
    本体と、該ボックス本体を覆う略筒状のカバーとで構成
    され、該ボックス本体が前壁に、外部ブラケットに対す
    るロック部を有し、該カバーが、該前壁を露出させる開
    口と、該開口に続く電線挿通用の幅狭開口部と、該ボッ
    クス本体のガイド部に対するスライド係合部と、該幅狭
    開口部を覆う開閉蓋と、開閉蓋側の電線導出用の小径部
    とを備えることを特徴とするヒュージブルリンクボック
    ス。
JP02114196A 1996-02-07 1996-02-07 ヒュージブルリンクボックス Expired - Fee Related JP3275942B2 (ja)

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JP2009056992A (ja) 2007-09-03 2009-03-19 Yazaki Corp バッテリ直付けヒュージブルリンクユニットの保護カバー取付構造
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