JPH0650944Y2 - 暗電流防止用コネクタの保持機構 - Google Patents

暗電流防止用コネクタの保持機構

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JPH0650944Y2
JPH0650944Y2 JP1990003120U JP312090U JPH0650944Y2 JP H0650944 Y2 JPH0650944 Y2 JP H0650944Y2 JP 1990003120 U JP1990003120 U JP 1990003120U JP 312090 U JP312090 U JP 312090U JP H0650944 Y2 JPH0650944 Y2 JP H0650944Y2
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JP
Japan
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connector
holding mechanism
guide wall
dark current
locking
Prior art date
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JP1990003120U
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JPH0395578U (ja
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助吉 中島
隆悦 及川
健司 土屋
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Mitsubishi Motors Corp
Yazaki Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、暗電流等の防止を目的として自動車等の電気
回路の一部を断続するコネクタに対する保持機構に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第6図は、自動車用ヒューズボックスを示すものであ
る。
該ヒューズボックス24は、ヒューズボックス本体25にヒ
ューズカバー26を覆設したものであり、該ヒューズボッ
クス本体25の内部には、第7図に示すように、フランジ
頭部付プラグインタイプのヒューズ27を収容する複数の
差込部28を設けている。この差込部28のうちの特定のも
の28′は、他の差込部28よりも目立つように突出して設
けてある。そして、自動車を製造してユーザーに渡すま
での間や運転休止期間中に、時計などバッテリに直接接
続した電装品によってバッテリが消耗しないように、特
定のヒューズ27′を外しておくのである。
第8図は、前記ヒューズボックス24の配線図の一例を示
すものであり、図で、SW1,SW2はスイッチ、27は、一般
のヒューズ、27′は、前記特定のヒューズ、X1〜X5は、
スイッチを介してバッテリに接続した電装品、Y,Zは、
スイッチを介さないでバッテリに直接接続した電装品を
示す。
しかしながら、上記従来の構造にあっては、特定のヒュ
ーズ27′を抜き取って保管しておかなければならず、ヒ
ューズ27′を紛失してしまった場合には、ヒューズを取
り寄せる等の手間がかかり、大変面倒であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、取り外したヒューズを保
管する手間が要らず、また、ヒューズを紛失する心配も
ない回路断続機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、中継端子を有す
るコネクタと該コネクタを接続側にガイドする案内壁と
の何れか一方に、可撓性を有する係止部を設け、他方
に、該係止部に対して順次係合可能な仮係止部と本係止
部とを設け、さらに、前記案内壁の先端に抜止爪を設
け、仮係止状態で前記中継端子が接続側に非接続、本係
止状態で接続される構造を採用する。
〔作用〕
係止部と仮係止部との嵌合により、コネクタは、中継端
子を接続しない状態で案内壁に保持(仮係止)される。
また、該係止部と本係止部との嵌合により、該コネクタ
は、中継端子を接続側に接続した状態で本係止される。
従って、該コネクタの断続によってヒューズの取り外し
が不要となると共に、コネクタの保持及び抜け防止を図
ることができる。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係る暗電流防止用コネクタの保持機
構の一実施例を適用したヒューズボックスの外観図であ
る。
図で1は、保持機構を示し、ヒューズボックス2の基壁
3に対し、後述するコネクタ4に対する接続部5を設け
ると共に、該接続部5の周囲に、コネクタ4に対する案
内壁6,6を対向して立設してある。該案内壁6は、中央
壁部7の両側に側壁部8,8を形成し、該側壁部8,8の先端
に、夫々内側に向けて突縁部9,9を連成して、それらの
内側をガイド溝10となしたものである。
さらに、第2図に該保持機構の要部斜視図を示すよう
に、該案内壁6の中央壁部7には、コネクタ挿通方向に
順次、仮係止孔11と本係止孔12とを直列に穿設すると共
に、該中央壁部7の上端に、可撓性の抜止爪片13,13を
突設してある。該抜止爪片13の爪部14は、案内壁6の内
側に突出し、上向き傾斜面14aと下向き水平面14bとを有
している。
一方、コネクタ4には、前記接続部5に対するU字状の
雄タブ中継端子15を設けてあり、コネクタ本体16の両側
部には、前記ガイド溝10,10に対するスライド嵌合部17,
17を一体に形成してある。該スライド嵌合部17は、中央
の可撓係止片18と該可撓係止片18の両側の側片19,19と
より成り、該可撓係止片18は、該側片19よりも上側連繋
部20の段差20a寸法だけ外側に突出しており、該可撓係
止片18の外面には、前記仮係止孔11及び本係止孔12に順
次嵌合可能な係止突起21を突設してある。該係止突起21
は上向き傾斜面21aと下向き傾斜面21bとを有している。
また、該スライド嵌合部17の基部には、案内壁6の突縁
部9に対する係合溝10を設けている。
そして、該コネクタ4のスライド嵌合部17をガイド溝10
に対して矢印イの方向に挿入すれば、可撓係止片18は、
係止突起21を案内壁6の中央壁部7に当接して内方に撓
み、さらに前記上側連繋部20の段差20aが爪部14の上向
き傾斜面14aに当接して、抜止爪片13を外方に撓ませ
る。そして、第3図に示すように、該コネクタ4は、可
撓係止片18の係止突起21を案内壁6(中央壁部7)の仮
係止孔11に嵌合させると共に、スライド嵌合部17の上端
縁を爪部14の下向き水平面14bに当接させて、保持(仮
係止)される。この状態において、該コネクタ4の中継
端子15は、接続部5の雌端子22には結合していない。
第4図は、コネクタ4の中継端子15を接続部5側に結合
した状態を示すものであり、可撓係止片18の係止突起21
が案内壁6の本係止孔12に嵌合して、車両振動等による
不意なコネクタ4の抜けを防止するのである。なお、こ
の状態からコネクタ4を抜き方向に引き上げれば、該コ
ネクタ4は、スライド嵌合部17の上端縁を爪部14の下向
き水平面14bに当接すると共に、係止突起21を仮係止孔1
1に嵌合して、しっかりと保持され、上述した第3図の
状態、すなわち自動車のバッテリに直接接続された電装
品への回路を遮断した状態を得ることができるのであ
る。
第5図は、上記回路の遮断状態を示す配線図である。
図で、23は、ヒューズ、22は、接続部5の雌端子、4
は、コネクタ、15は、該コネクタ4の中継端子、Y,Z
は、バッテリに直接接続した電装品を示す。図におい
て、該コネクタ4は、上述した仮係止状態にあり、電装
品Y,Zへの送電を停止させてバッテリの消耗を防ぐこと
ができるのである。
なお、前記第2図の実施例においては、コネクタ4側
に、係止突起21を有する可撓係止片18を設け、案内壁6
側に、該係止突起21に対する仮係止孔11と本係止孔12と
を設けた構造を示したが、他の例として、案内壁6側に
可撓係止片(図示せず)を設け、コネクタ4側に、仮係
止孔11と本係止孔12(図示せず)とを設けることも可能
である。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案によれば、ヒューズを一々取り外
さなくてよいから、ヒューズを保管するという煩わしさ
がなく、また、ヒューズを紛失することもない。
そして、コネクタに対する非接続時の保持機能と接続時
の抜け防止機能とを同時に持たせたから、回路の断続作
業を楽に行うことができると共に、コネクタ接続の信頼
性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の暗電流防止用コネクタの保持機構(一
実施例)を適用したヒューズボックスを示す斜視図、 第2図は上記保持機構の要部斜視図、 第3図はコネクタ保持(仮係止)状態を示す縦断面図、 第4図は同じくコネクタ結合(本係止)状態を示す縦断
面図、 第5図は上記仮係止状態を示す配線図、 第6図は車両用ヒューズボックスを示す外観斜視図、 第7図は従来例を示す切欠斜視図、 第8図は同じく配線図である。 1……保持機構、4……コネクタ、5……接続部、6…
…案内壁、10……ガイド溝、11……仮係止孔、12……本
係止孔、13……抜止爪片、15……中継端子、17……スラ
イド嵌合部、18……可撓係止片、21……係止突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 土屋 健司 静岡県湖西市鷲津1424 矢崎部品株式会社 内 (56)参考文献 実開 平2−47780(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継端子を有するコネクタと該コネクタを
    接続側にガイドする案内壁との何れか一方に、可撓性を
    有する係止部を設け、他方に、該係止部に対して順次係
    合可能な仮係止部と本係止部とを設け、さらに、前記案
    内壁の先端に抜止爪を設け、仮係止状態で前記中継端子
    が接続側に非接続、本係止状態で接続されることを特徴
    とする暗電流防止用コネクタの保持機構。
JP1990003120U 1990-01-19 1990-01-19 暗電流防止用コネクタの保持機構 Expired - Lifetime JPH0650944Y2 (ja)

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JP1990003120U JPH0650944Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 暗電流防止用コネクタの保持機構

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JP1990003120U JPH0650944Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 暗電流防止用コネクタの保持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395578U JPH0395578U (ja) 1991-09-30
JPH0650944Y2 true JPH0650944Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31506961

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JP1990003120U Expired - Lifetime JPH0650944Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 暗電流防止用コネクタの保持機構

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JP2536467Y2 (ja) * 1991-10-17 1997-05-21 矢崎総業株式会社 スイッチコネクタの防水構造
JP2006271130A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2011035958A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Sumitomo Wiring Syst Ltd 回路接続部品およびそれを備えた電気接続箱
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JP6601330B2 (ja) * 2016-07-01 2019-11-06 住友電装株式会社 暗電流回路の断続構造を備えた電気接続箱

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