JP2011035958A - 回路接続部品およびそれを備えた電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】別体のヒューズホルダや大型のガイド部材を設ける必要がなく、電気接続箱の電気回路への接続状態と非接続状態とに切り替えて位置決め保持できる、新規な構造の回路接続部品およびそれを備えた電気接続箱を提供する。
【解決手段】導電性の導通部材16を絶縁性の被覆部材18で覆うと共に、電気接続箱12への着脱に際して摘むことができる把持部44を前記被覆部材18から突出して一体形成する一方、前記電気接続箱12への挿し込み途上において該電気接続箱12に対して係止されることにより、前記導通部材16の接続端子20を前記電気接続箱12への電気回路58への非接続状態に位置決めして仮保持する仮保持部26,26を、前記被覆部材18から突出して一体形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用電気接続箱の電気部品装着部に対して予め非接続状態で保持され得る回路接続部品および該回路接続部品を備えた電気接続箱に関する。
従来から、自動車の電気配線の効率化やメンテナンス性の向上を目的としてリレーボックス、ヒューズボックス等の電気接続箱が用いられている。この電気接続箱は、バッテリーから電気の供給を受け、ヒューズやバスバー等により構成された内部回路に接続された外部電線を介して各種の電装品へ電気を分配供給するようになっている。従って、車両輸出時等、長期に亘って運転を休止する際には、バッテリーの消耗を防止する目的から、時計等の常時電力を消費する回路(以下、暗電流回路)に設けられた暗電流用ヒューズ等、回路を接続して導通させる部品(以下、回路接続部品)を取り外して、バッテリーからの電流を遮断することが行われている。
ところで、暗電流回路から取り外された暗電流用ヒューズは、車両使用時には、暗電流回路の所定箇所に再度接続する必要がある。そこで、暗電流用ヒューズの紛失および誤接続を防止する目的から、暗電流用ヒューズを収容保持するホルダーを別途設けると共に、該ホルダーを暗電流用ヒューズの接続部に対して、非接続位置および接続位置に切り替えて保持できる保持構造が提案されている。例えば、米国特許第6033252号明細書(特許文献1)に記載の如くである。
ところが、このような保持構造では、ホルダーを別体で形成する必要があり部品点数の増加が避けられない。また、ヒューズのホルダーの収容部からの飛び出しを防止するために、ヒューズ収容部を覆う蓋部材を採用する必要があり、ホルダーの構造が複雑になると共に、組立工程も煩雑となる。
なお、特開2006−286504号公報(特許文献2)には、ヒューズフォルダを不要にすべく、暗電流用ヒューズ接続部から外方に大きく突出する挿入ガイド面を設けて、ヒューズ接続部から離れた場所で仮保持する構造が提案されている。しかしながら、ヒューズフォルダの代わりに挿入ガイドが別途必要になるだけであって、構造の簡素化は何ら図られていない。特に、ヒューズ接続部から大きく突出する挿入ガイド面は、暗電流が接続状態とされた後は、ヒューズの交換等その後のメンテナンス作業での邪魔となり、好ましくない。
米国特許第6033252号明細書 特開2006−286504号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、上述の暗電流ヒューズのような回路接続部品を、電気接続箱の電気回路に対して接続状態と非接続状態とに位置を切り替え変更して保持させることができる新規な保持技術であって、別体のヒューズホルダや大型のガイド部材を設ける必要がなく、電気接続箱の電気回路への接続状態と非接続状態とに切り替えて位置決め保持できる新規な構造の回路接続部品およびそれを備えた電気接続箱を提供することにある。
回路接続部品に関する本発明の第一の態様は、導電性の導通部材が絶縁性の被覆部材で覆われていると共に、前記導通部材に形成された接続端子が前記被覆部材から突出されており、電気接続箱に対して前記接続端子の突出方向に挿し込まれることにより前記接続端子が前記電気接続箱の電気回路に接続される回路接続部品において、前記電気接続箱への着脱に際して摘むことができる把持部が前記被覆部材から突出して一体形成されている一方、前記電気接続箱への挿し込み途上において該電気接続箱に対して係止されることにより、前記導通部材の前記接続端子を前記電気接続箱の前記電気回路への非接続状態に位置決めして仮保持する仮保持部が、前記被覆部材から突出して一体形成されていることを、特徴とする。
本発明によれば、ヒューズ等の回路接続部品自体に把持部や仮保持部を一体成形したことから、従来必要とされていたホルダなどの別部品を不要とすることが出来、部品点数の削減を図ることが出来る。更に、これら把持部や仮保持部を一体成形したことによって、ヒューズ等が別体のホルダから抜け出す等の問題も解消することが出来る。なお、本発明における回路接続部品は、導通部材に溶断部を有するヒューズのみならず、導通部材に溶断部を有することなく、一時的な電気回路の遮断等に用いられる所謂ショートピンなどでも良い。
そして、回路接続部品を、電気回路への装着部から離れた別の場所で仮保持するのではなく、ヒューズ等の挿込方向となる一直線上で、その途中の位置に仮保持するようにされている。これにより、ヒューズ等を仮保持するためのスペースを電気接続箱における装着部と別に余分に設けることが不要とされて、スペース効率の向上が図られると共に、当該余分の仮保持部の構造によって他の作業に支障が生ずる問題も軽減乃至は回避され得る。更に、回路接続部品を挿込方向の途中で仮保持出来ることから、回路接続部品を挿込方向に押し込むという簡易な操作で電気回路と接続することが出来ると共に、誤組付けの防止も図られる。
回路接続部品に関する本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記仮保持部が、前記電気接続箱に対して係止されることにより前記回路接続部品の挿込方向の変位を規制する第一の保持側係止部と、前記電気接続箱に対して係止されることにより前記回路接続部品の引抜方向の変位を規制する第二の保持側係止部とを含んで構成されているものである。
このようにすれば、回路接続部品の挿込方向と引抜方向の両方の変位を規制して仮保持状態をより安定的に維持することが出来る。これにより、仮保持された回路接続部品の意図せぬ電気回路との接続や電気接続箱からの脱落をより確実に防止することが出来る。
回路接続部品に関する本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に記載のものにおいて、前記導通部材に溶断部が設けられており、前記被覆部材の外部から前記溶断部が目視可能とされているものである。
従来構造のヒューズホルダにおいては、ヒューズの略全体が覆われてホルダに収容されることから、ヒューズホルダへの収容状態でヒューズの溶断部を目視することは殆ど不可能であり、溶断部の状態を確認するためには、その都度ヒューズをホルダから取り出して確認する手間が必要であった。これに対して、本態様によれば、被覆部材に把持部と仮保持部を一体的に突出形成したことから、溶断部を被覆する部位は従来のヒューズ等と同様に視認可能に構成することが出来る。そして、溶断部が外部から直接に視認可能であることから、例えば仮保持状態を維持したままで溶断部の状態を確認することも出来る。
回路接続部品に関する本発明の第四の態様は、前記第一〜第三の何れか一つの態様に記載のものにおいて、前記被覆部材において、前記接続端子の前記電気接続箱への挿込方向と反対側に向かって、前記把持部が突出しているものである。
本態様によれば、把持部の突出方向が回路接続部品の電気接続箱に対する挿抜方向と同方向に延び出されていることから、手指等からの操作力を挿抜方向に効果的に作用させて、接続端子の電気回路への着脱操作をより容易に行なうことが出来る。
特に本態様においては、前記把持部が前記被覆部材の中心軸上で突出されている態様が好適に採用される。即ち、従来構造の如き別体のホルダの場合には、ヒューズを収容すべき収容部がホルダの中心に設けられて、収容部の上端面には、ヒューズを挿入するための開口部とこれを覆蓋する蓋部を設ける必要があった。それ故、把持部を中心軸上に設けようとすると蓋部上に設けなければならず、把持部の操作力が蓋部を介してホルダに及ぼされることとなり、ホルダに対して有効な操作力を及ぼすことが困難であった。これに対して、本態様によれば、蓋部等を介することなく被覆部材から直接に把持部を一体形成出来ることから、被覆部材の中心軸上に把持部を位置させることによって、より有効な操作力を得ることが出来る。
回路接続部品に関する本発明の第五の態様は、前記第一〜第四の何れか一つの態様に記載のものにおいて、前記被覆部材の長さ方向の両端部分において前記接続端子の一対がそれぞれ前記電気接続箱への挿込方向に向かって突出している一方、前記一対の接続端子間に位置して、前記被覆部材から前記接続端子部と同じ方向に突出する突出脚部によって前記仮保持部が構成されているものである。
このようにすれば、突出脚部を回路接続部品の側方に突出することなく形成することが出来る。従って、電気接続箱への取付状態で、突出脚部を回路接続部品の装着スペース内に納めることが可能であり、良好なスペース効率を得ることが出来る。更に、従来構造の如きヒューズホルダに比して他部材との干渉のおそれを小さくすることが出来て、メンテナンス等の作業の邪魔となるおそれを軽減することが出来る。また、回路接続部品の側方に突出することなく仮保持部を形成できることから、電気接続箱におけるヒューズキャビティ等の回路接続部品装着部の形状、特に外形を特別に変更したりすること無く、本発明に従う回路接続部品を装着することが出来る。また、一つの突出脚部で仮保持部を構成することも可能であって、突出脚部の形成材料の削減を図ることも出来る。
回路接続部品に関する本発明の第六の態様は、前記第一〜第四の何れか一つの態様に記載のものにおいて、前記被覆部材の長さ方向両側に張り出して且つ側方に沿ってそれぞれ前記電気接続箱への挿込方向に向かって突出する一対の突出脚部によって前記仮保持部が構成されているものである。
このようにすれば、両側の一対の突出脚部で電気接続箱に係止されることによって、仮保持状態をより安定させることが出来る。それと共に、一対の突出脚部の案内作用によって、電気接続箱への挿し込みもより安定的に行なうことが出来る。なお、一対の突出脚部は、被覆部材を含んで、全体として門形とされることが好ましい。また、例えば回路部品装着部の側方に突出脚部の収容孔を設ける等するだけで本発明に従う回路接続部品を装着可能とすることが出来る。
回路接続部品に関する本発明の第七の態様は、前記第六の態様に記載のものにおいて、前記一対の突出脚部には、外周面において前記電気接続箱への係止部が形成されていると共に、前記一対の突出脚部には、手指で押圧して弾性変形させる押圧部が形成されており、該押圧部への押圧作用での弾性変形で係止が解除されるものである。このようにすれば、押圧部を押圧することで突出脚部と電気接続箱との係合状態を容易に解除することが出来て、仮保持状態や電気回路への接続状態における固定力を有効に確保しつつ、回路接続部品の電気接続箱からの取り外しを容易に行なうことが出来る。その結果、回路接続部品の交換も容易に行なうことが出来る。なお、本態様における押圧部は、例えば適当な工具を介して手指で押圧しても良い。
電気接続箱に関する本発明の第一の態様は、前記第一〜第七の何れか一つの態様に係る回路接続部品が装着される電気接続箱であって、前記回路接続部品の装着部と、前記仮保持部に対して係止されて前記回路接続部品を仮位置決めする仮受部と、を備えたことを特徴とする。
このような電気接続箱によれば、回路接続部品を挿し込み途上において電気回路への非接続状態で仮保持することが出来る。これにより、装着部から離れた位置に回路接続部品の保持部を設けることが不要とされて、良好なスペース効率を得ることが出来ると共に、回路接続部品の接続作業をより簡易に且つ誤組付けのおそれを軽減してより確実に行なうことが出来る。
電気接続箱に関する本発明の第二の態様は、前記電気接続箱に関する第一の態様に記載のものにおいて、前記仮受部が、前記回路接続部品の第一保持側係止部に対して係止されることにより前記回路接続部品の挿込方向の変位を規制する第一の受側係止部と、前記回路接続部品の第二保持側係止部に対して係止されることにより前記回路接続部品の引抜方向の変位を規制する第二の受側係止部とを含んで構成されているものである。
このようにすれば、回路接続部品の変位を挿込方向と引抜方向の両方で規制して仮保持状態により安定的に維持することが出来る。これにより、仮保持された回路接続部品の意図せぬ電気回路との接続や電気接続箱からの脱落をより確実に防止することが出来る。
本発明によれば、導通部材を被覆する被覆部材に仮保持部を一体形成した。これにより、別体のホルダを用意したり、電気接続箱側にホルダに代わる大型の挿入ガイド部等を設けることなく、回路接続部品を仮保持することが出来る。そして、仮保持部によって回路接続部品が電気接続箱への挿し込み途上で仮保持されることから、電気接続箱への装着も容易に行なうことが出来る。更に、被覆部材に把持部を一体形成したことによって、把持部を用いて回路接続部品の電気回路への挿抜をより容易に行なうことが出来る。
本発明の第一の実施形態としての回路接続部品および電気接続箱を示す斜視図。 図1に示した回路接続部品の正面図。 図1に示した回路接続部品の電気接続箱への仮保持状態と装着状態を示す断面説明図。 本発明の第二の実施形態としての回路接続部品を示す斜視図。 図4に示した回路接続部品の、本発明の第二の実施形態としての電気接続箱に対する仮保持状態を示す断面説明図。 本発明の第三の実施形態としての回路接続部品の、本発明の第三の実施形態としての電気接続箱に対する仮保持状態を示す断面説明図。 本発明の第四の実施形態としての回路接続部品および電気接続箱を示す斜視図。 図7に示した回路接続部品と電気接続箱の異なる態様を説明するための説明図。 本発明の第五の実施形態としての回路接続部品および電気接続箱を示す斜視図。 図9に示した電気接続箱の異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の更に異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の更に異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の更に異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の更に異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の更に異なる態様を説明するための斜視図。 把持部の更に異なる態様を説明するための斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1に、回路接続部品に関する本発明の第一の実施形態としての回路接続部品に係るヒューズ10と、電気接続箱に関する本発明の第一の実施形態としての電気接続箱12の要部を示す。ヒューズ10は所謂暗電流用ヒューズであり、電気接続箱12の装着部14に着脱可能とされている。
図2に、ヒューズ10を示す。ヒューズ10は、導電性の導通部材16が絶縁性の被覆部材18で被覆された構造とされている。導通部材16は導電性の金属から形成されており、長手板形状を有する一対の接続端子20,20を有している。これら接続端子20,20は互いに所定距離を隔てて配設されており、接続端子20,20の間に一体形成された溶断部22で互いに連結されている。そして、所定値以上の電流が溶断部22に流れた場合には、溶断部22が溶断することによって、互いの接続端子20,20の電気的導通が遮断されるようになっている。なお、溶断部22を溶断させる電流値は溶断部22の断面積や形状等を調節することによって適宜に設定される。また、接続端子20、20の厚さ寸法と幅寸法および離隔距離は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、従来公知のヒューズの接続端子と等しく設定されている。
このような導通部材16は被覆部材18で被覆されている。被覆部材18は絶縁性の合成樹脂から形成された平板形状とされており、この被覆部材18内に導通部材16の溶断部22が収容されていると共に、被覆部材18の長手方向(図2中、左右方向)の両端部分から導通部材16の接続端子20、20がそれぞれ突出されている。これら接続端子20,20の被覆部材18からの突出方向(図2中、下方)がヒューズ10の電気接続箱12への挿込方向とされている。また、被覆部材18には、少なくとも溶断部22の収容部位において薄肉とされて内部が視認可能な視認部24が形成されており、この視認部24によって、被覆部材18の外部から溶断部22が目視可能とされている。要するに、ヒューズ10は、平板形状とされた被覆部材18と、被覆部材18から突出された一対の接続端子20,20によって、従来公知の所謂ミニヒューズと略同様の形状を部分的に備えている。なお、被覆部材18による導通部材16の被覆は、例えば被覆部材18に形成した収容部に導通部材16を収容した後に溶着したり、導通部材16を被覆部材18にインサート成形したりしても良い。
そして、被覆部材18の長手方向(図2中、左右方向)の両端部分には、仮保持部としての一対の突出脚部26が形成されている。突出脚部26は、全体として、被覆部材18の長さ方向両側(図2中、左右両側)に張り出して、且つ被覆部材18の側方に沿ってそれぞれ電気接続箱12への挿込方向(図2中、下方)に向かって突出されている。具体的には、被覆部材18の長さ方向両端部には、被覆部材18の長さ方向外側に突出する一対の側方突出板部28,28が被覆部材18の厚さ方向(長さ方向に直交する方向)で所定距離を隔てて被覆部材18と一体成形されている。これら側方突出板部28,28の外側端部には、接続端子20と同方向に突出する第一の延出板部30,30がそれぞれ一体形成されており、これら第一の延出板部30,30が延出端部で互いに連結されている。第一の延出板部30における突出方向略中間部分の外側面には、ヒューズ10の厚さ方向外側に突出する第一の保持側係止部32が形成されている。
さらに、側方突出板部28、28の外側端部において接続端子20と反対側には、被覆部材18の長さ方向外方に更に突出する張出部34、34がそれぞれ形成されており、被覆部材18の厚さ方向で所定距離を隔てて離隔位置されている。そして、これら一対の張出部34,34の間から、接続端子20と同方向に突出する第二の延出板部36が一体形成されており、一対の張出部34,34は、第二の延出板部36の幅方向両端縁部で互いに連結されている。第二の延出板部36は被覆部材18の側方に沿って延びる板形状とされており、その延出先端部は、一対の第一の延出板部30,30の延出先端部と互いに連結されている。なお、第二の延出板部36のヒューズ10の内側面には、略全長に亘って延びる補強リブ37が形成されている。そして、第二の延出板部36の外側面には、ヒューズ10の側方で外側に突出する第二の保持側係止部38が形成されている。第二の保持側係止部38は、第一の保持側係止部32に比してヒューズ10の挿込方向の前方(図2中、下方)に位置されている。
これら一対の第一の延出板部30,30と第二の延出板部36によって突出脚部26が形成されており、突出脚部26は一対の第一の延出板部30,30と第二の延出板部36で三面が形成された中空構造とされている。上述のように、第一の延出板部30が形成された側方突出板部28が被覆部材18と一体形成されていると共に、第二の延出板部36が側方突出板部28に一体形成されていることによって、突出脚部26は被覆部材18に一体形成されている。
そして、板形状を有する第一の延出板部30および第二の延出板部36の長さ方向の略中央部分には、部材弾性による撓み変形が許容された押圧部40a、40bがそれぞれ形成されている。これにより、ヒューズ10の厚さ方向で対向位置された一対の第一の延出板部30,30の押圧部40a、40aに対して手指で直接に或いは適当な工具等を介してヒューズ10の厚さ方向両側から押圧力:F1(図1参照)を及ぼすことにより、一対の第一の延出板部30,30にそれぞれ形成された第一の保持側係止部32,32を互いに接近させて、突出脚部26の内方に変位させることが出来る。また、ヒューズ10の両側方に位置された一対の第二の延出板部36、36の押圧部40b、40bに対して手指で直接に或いは適当な工具等を介してヒューズ10の長さ方向両側から押圧力:F2を及ぼすことにより、一対の第二の延出板部36,36にそれぞれ形成された第二の保持側係止部38,38を互いに接近させて、それぞれの突出脚部26,26の内方に変位させることが出来る。
また、被覆部材18において接続端子20が突出された面と反対側の天面42には、把持部44が一体形成されている。把持部44は矩形ブロック形状をもって天面42から接続端子20と反対方向に突出されており、その突出端部には、全周に亘って外方に突出する横壁部46が一体形成されている。なお、特に本実施形態における把持部44は、ヒューズ10の中心軸:Oと同一中心軸上に形成されている。
一方、電気接続箱12には、ヒューズ10を装着する装着部14が設けられている。図1に示したように、装着部14は、電気接続箱12の上底壁48上に開口する一対の脚部挿入孔50,50と、一対の端子挿入孔52,52を有している。脚部挿入孔50の断面形状は、ヒューズ10の突出脚部26に対応する略T字形状とされている。図3に示すように、脚部挿入孔50の上底壁48への開口端部には、上底壁48が脚部挿入孔50の外側から内方に僅かに突出されて形成された係止壁部54が設けられている。
これら一対の脚部挿入孔50,50の間には、略長手矩形状をもって上底壁48から僅かに窪んだ凹部56が形成されており、この凹部56の底面上に、一対の端子挿入孔52、52が開口形成されている。端子挿入孔52にはヒューズ10の接続端子20が挿入可能とされている。また、例えば本実施形態において一方の端子挿入孔52内には、電気接続箱12に設けられた図示しないバスバーの接続端子部58が配設されており、接続端子部58を含んで電気接続箱12の電気回路が構成されている。また、凹部56の四隅部には、ヒューズ10の挿抜方向で突出する保護壁部60がそれぞれ形成されている。
このような構造とされた装着部14にヒューズ10を装着する場合には、図3(a)に示すように、ヒューズ10の突出脚部26,26を装着部14の脚部挿入孔50,50にそれぞれ挿入して、ヒューズ10を電気接続箱12に対して接続端子20の突出方向(図3中、下方)に押し込む。この押し込みに際して、接続端子20が端子挿入孔52に挿入されるよりも前に、第一の保持側係止部32が電気接続箱10の上底壁48に係止されることにより、ヒューズ10の挿込方向(図3中、下方)への変位が規制される。それと共に、突出脚部26に形成された第二の保持側係止部38が係止壁部54を乗り越えて、第二の保持側係止部38が係止壁部54に係止されることにより、ヒューズ10の引抜方向(図3中、上方)への変位が規制される。
これら第一の保持側係止部32と上底壁48との係合および第二の保持側係止部38と係止壁部54との係合によって、ヒューズ10は電気接続箱12に対する挿抜方向の両方向の変位が規制される。これにより、ヒューズ10は、接続端子20が端子挿入孔52に対して挿入方向の途上で位置合わせされて、端子挿入孔52内に配設された接続端子部58との非接続状態で仮位置決めされて仮保持されるようになっている。このように、本実施形態においては、上底壁48が第一の受側係止部とされていると共に、係止壁部54が第二の受側係止部とされており、これら上底壁48と係止壁部54を含んで電気接続箱の仮受部が構成されている。
そして、図3(a)に示した仮保持状態からヒューズ10を電気接続箱12に設けられた接続端子部58と接続する場合には、第一の保持側係止部32と上底壁48との係合状態を解除する。この係合状態の解除は、突出脚部26,26のそれぞれにおいて一対の押圧部40a、40aを手指や工具で直接に押圧したり、ヒューズ10を仮保持状態から挿入方向に更に押し込むことによる上底壁48と第一の保持側係止部32との案内作用によって、押圧部40a,40aを弾性変形させて第一の保持側係止部32を突出脚部26の内方にそれぞれ変位させる。これにより、第一の保持側係止部32、32と上底壁48との係合が解除されると共に第一の保持側係止部32、32が上底壁48を乗り越えて、ヒューズ10の挿込方向の変位が許容される。その結果、図3(b)に示すように、接続端子20,20が端子挿入孔52,52にそれぞれ挿入されて、一方の接続端子20が一方の端子挿入孔52内に配設された接続端子部58と接続されると共に、他方の接続端子20は例えば他方の端子挿入孔52内で図示しない外部電線の圧着端子等と接続される。なお、図示は省略するが、装着部14に装着されたヒューズ10の四隅には保護壁部60が配設されて、他部材との衝突等から保護されると共に、装着部14に対する傾斜が阻止されるようになっている。
そして、装着部14に装着されたヒューズ10を電気接続箱12から取り外す場合には、把持部44を摘んでヒューズ10を接続端子20の突出方向と反対の引抜方向(図3中、上方向)に引っ張る。それと共に、それぞれの突出脚部26において第一の保持側係止部32、32が形成された押圧部40a,40aを直接に押圧したり、ヒューズ10をより強く引っ張ることで押圧部40a,40aを突出脚部26の内方に弾性変形させて、第一の保持側係止部32、32と上底壁48との係合を解除する。これにより、図3(a)に示した仮保持状態に戻す。そして、第二の保持側係止部38,38が形成された押圧部40bに押圧部40aと同様に押圧力を及ぼして突出脚部26の内方に弾性変形させることで、第二の保持側係止部38と上底壁48との係合を解除する。これにより、ヒューズ10を電気接続箱12から取り外すことが出来る。
このような構造とされたヒューズ10および電気接続箱12によれば、ヒューズ10自体に仮保持部としての突出脚部26を一体形成したことから、従来必要とされていたヒューズホルダ等の別部品を用いること無しに、ヒューズ10を電気接続箱12に対する仮保持状態とすることが出来る。そして、被覆部材18の視認部24を通じて溶断部22の状態を外部から容易に視認することも可能とされており、従来のヒューズホルダを用いた場合等のように、一々ホルダから取り出す手間も不要とされる。
また、ヒューズ10を挿込方向の途中で仮保持出来ることから、ヒューズ10を仮保持状態から電気接続箱12に向けて更に押し込むという極めて簡易な操作でヒューズ10を装着部14に装着出来ると共に、ヒューズ10の誤組付けのおそれも軽減することが出来る。それと共に、電気接続箱12上にヒューズを仮保持するための特別な収容スペース等を形成することも不要とされて、優れたスペース効率を得ることが出来る。また、仮保持状態からの挿し込みに際して、突出脚部26と脚部挿入孔50の間で案内作用も発揮され得て、接続端子20を端子挿入孔52に安定的に挿入することも出来る。特に、本実施形態のヒューズ10は一対の突出脚部26、26が両端部に設けられた門形状とされていることから、仮保持状態や挿入時の案内作用がより安定的に発揮される。
さらに、ヒューズ10を装着部14から引き抜く際には、被覆部材18から突出して一体形成された把持部44を摘むことによって、引き抜きが容易とされている。特に、横壁部46が形成されていることから挿入時には手指や工具との接触面積が有効に確保されると共に、引抜時には手指や工具が引っ掛け易くされている。更に、把持部44がヒューズ10の中心軸上に形成されていることから、ヒューズ10により安定して挿抜操作力を及ぼすことが出来る。
加えて、接続端子20、20のそれぞれの形状や端子間ピッチが従来公知のミニヒューズと略同形状とされていることから、装着部14側の端子挿入孔52等は、従来のミニヒューズ用の形状と同形状とすることが出来る。これにより、例えばヒューズ10が溶断する等して交換が必要な場合には、本発明に従うヒューズ10に代えて、従来公知のミニヒューズを装着部14に装着することも可能とされる。
次に、図4に、回路接続部品に関する本発明の第二の実施形態としての回路接続部品に係るヒューズ70を示す。なお、以下の説明において、前記第一の実施形態と実質的に同様とされた部材および部位には、図中に前記第一の実施形態と同一の符号を付することにより、その説明を適宜に省略する。
ヒューズ70の被覆部材18は略T字の平板形状とされており、導通部材16における溶断部22と一対の接続端子20、20の端縁部の一部が被覆部材18で被覆されている。これにより、ヒューズ70は、略T字形状とされた被覆部材18の長さ方向両端部から、一対の接続端子20,20がヒューズ70の挿込方向(図4中、下方)に突出された所謂低背ヒューズと同様の形状を部分的に有している。特に本実施形態においては、前記第一の実施形態と同様に、接続端子20および被覆部材18で形成される低背ヒューズ形状が、従来公知の低背ヒューズと等しい大きさに設定されており、後述する装着部80において従来公知の低背ヒューズとの互換性が得られている。なお、図示は省略するが、本実施形態における被覆部材18についても視認部24が形成されて溶断部22が外部から目視可能とされることが好ましい。
そして、被覆部材18には、一対の接続端子20、20の間で接続端子20,20と同方向に突出する仮保持部としての突出脚部72が一体形成されている。突出脚部72は略板形状を有しており、被覆部材18からの突出端部の両面には、三角形状断面をもってヒューズ70の外方に突出する第一の保持側係止部74と第二の保持側係止部76が、突出脚部72の突出方向で隣接してそれぞれ形成されている。なお、第二の保持側係止部76が第一の保持側係止部74よりも突出脚部72の突出先端側に位置されている。また、突出脚部72の突出端縁部は、第二の保持側係止部76から連続する先細形状とされている。
このような構造とされたヒューズ70は、図5に示すように、電気接続箱に関する本発明の第二の実施形態としての電気接続箱78に設けられた装着部80に装着される。装着部80にはヒューズ挿入孔82が形成されている。ヒューズ挿入孔82内には一対のランス84,84が設けられており、このランス84、84には、ヒューズ挿入孔82の内方に向けて突出する係止爪86がそれぞれ形成されている。また、ヒューズ挿入孔82内には、ヒューズ70の接続端子20,20とそれぞれ対応する位置に、電線88の端部に設けられた圧着端子90がランス84で係止保持されて配設されており、これら電線88と圧着端子90を含んで電気接続箱78の電気回路が構成されている。
このような装着部80のヒューズ挿入孔82内に、ヒューズ70の突出脚部72が挿入される。そして、突出脚部72がランス84、84間に挿入されて、接続端子20がヒューズ挿入孔82内に挿入されるよりも前に、第二の保持側係止部76がランス84,84の係止爪86を乗り越えると共に第一の保持側係止部74が係止爪86で係止される。これにより、第一の保持側係止部74が係止爪86で係止されることによって、ヒューズ70の挿入方向の変位が規制されると共に、第二の保持側係止部76が係止爪86で係止されることによって、ヒューズ70の引抜方向の変位が規制されて、ヒューズ70が電気接続箱78に対する仮保持状態とされる。このように、本実施形態においては、係止爪86が第一の受側係止部および第二の受側係止部とされて、電気接続箱の仮受部とされている。
そして、仮保持状態からヒューズ70を挿入方向に更に押し込んで、第一の保持側係止部74も係止爪86を乗り越えさせることによって、突出脚部72とランス84,84との係合状態が解除されて、ヒューズ70がヒューズ挿入孔82内に挿入されると共に、接続端子20、20が圧着端子90,90と接続される。
本実施形態によれば、突出脚部72をヒューズ挿入孔82内に収容出来ることから、ヒューズ挿入孔82を大型化したり、突出脚部72を挿入するための特別な挿入孔をヒューズ挿入孔82の外部に形成することも不要とすることが出来て、装着部80をスペース効率良く形成することが出来る。また、従来の別体のヒューズホルダ等を用いる構造に比して、ヒューズ70および装着部80をよりコンパクトに形成することが出来て、メンテナンス等の作業を邪魔するおそれも軽減することが出来る。更に、一つの突出脚部72を形成するのみで足ることから、被覆部材18の形成材料の削減を図ることも出来る。
次に、図6に、回路接続部品に関する本発明の第三の実施形態としてのショートピン100と、電気接続箱に関する本発明の第三の実施形態としての電気接続箱102の要部を示す。
ショートピン100の導通部材16は、略一定の幅寸法を有する門形状とされており、一対の接続端子20,20が前記溶断部22を介することなく、接続端子20と略等しい幅寸法の連結部104で互いに連結されている。そして、導通部材16の連結部104および接続端子20,20の連結部104側が平板形状の被覆部材18で被覆されることによって、接続端子20,20が被覆部材18から突出されている。これにより、ショートピン100には、従来公知の所謂ショートピンと略同様の形状が部分的に形成されている。なお、接続端子20,20と被覆部材18で形成されるショートピン形状は、従来公知のショートピンと等しい大きさに設定されることが好ましく、これにより、後述する電気接続箱102の装着部118において従来公知のショートピンとの互換性を得ることが出来る。また、本実施形態における被覆部材18にも視認部24が形成されることが好ましく、これにより、外部からショートピンであることを容易に視認することが出来る。
さらに、被覆部材18の長さ方向(図6中、左右方向)両端部には、被覆部材18の長さ方向外方に突出する板状の側方突出壁部106がそれぞれ一体形成されている。そして、側方突出壁部106の突出先端部には、接続端子20の突出方向と同方向に突出する板状の突出脚部108が一体形成されており、突出脚部108の突出先端部には、三角形状断面をもってショートピン100の内方に突出する第一の保持側係止部110と第二の保持側係止部112が隣接して形成されている。なお、第二の保持側係止部112が第一の保持側係止部110に比して突出脚部108の突出先端側に位置される。
また、側方突出壁部106の突出先端部には、接続端子20の突出方向と反対方向に突出する板状の把持部114が一体形成されている。なお、把持部114の突出端部には、被覆部材18の長さ方向外方に突出する片部116が形成されており、手指や工具が引っ掛け易くされている。そして、ショートピン100の両端部に形成された一対の把持部114、114にショートピン100の長さ方向の両外側から押圧力:F3を及ぼすことによって、側方突出壁部106、106が弾性変形されて、突出脚部108,108の突出先端部が拡開可能とされている。
一方、電気接続箱102には装着部118が設けられている。装着部118には一対の端子挿入孔120,120と、これら端子挿入孔120,120を挟んで一対の脚部挿入孔122,122が形成されており、脚部挿入孔122には、脚部挿入孔122の内方に突出する仮受部としての係止爪124が形成されている。
そして、ショートピン100の突出脚部108,108が装着部118の脚部挿入孔122,122に挿入されて、接続端子20,20が端子挿入孔120,120に挿入されるよりも前に、第二の保持側係止部112が係止爪124を乗り越える。これにより、第一の保持側係止部110が第一の受側係止部としての係止爪124の上面に係止されて、ショートピン100の挿込方向の変位が規制されると共に、第二の保持側係止部112が第二の受側係止部としての係止爪24の下面に係止されて、ショートピン100の引抜方向の変位が規制されることによって、ショートピン100が仮保持状態とされる。また、仮保持状態から接続端子20,20を端子挿入孔120,120に挿入する場合には、ショートピン100を更に押し込むか、手指や工具等で把持部114に押圧力:F3を及ぼして突出脚部108,108を拡開して、第一の保持側係止部110と係止爪124との係合状態を解除することにより、ショートピン100の挿入方向の変位が許容される。
本実施形態によれば、把持部114を操作することによって、突出脚部108,108を拡開することが出来る。これにより、第一の保持側係止部110や第二の保持側係止部112の係止爪124による係止状態を容易に解除することが出来る。また、本実施形態からも明らかなように、把持部は必ずしも単一の突部である必要は無く、複数箇所に形成した突部で形成する等しても良い。
次に、図7に、回路接続部品に関する本発明の第四の実施形態としてのヒューズ130と、電気接続箱に関する本発明の第四の実施形態としての電気接続箱132の要部を示す。なお、図7においては、把持部を省略して図示するが、把持部としては、本明細書に記載の各形状を含む各種の形状が適宜に採用可能である。
ヒューズ130は、前記第二の実施形態(図4参照)と同様に、被覆部材18から接続端子20,20が突出された所謂低背ヒューズ形状を部分的に有している。そして、被覆部材18の長さ方向両端部が長さ方向外方に張り出されて、その先端部が接続端子20の突出方向と同方向に突出されることにより、仮保持部としての一対の突出脚部134,134が形成されている。突出脚部134は板形状とされており、板厚方向に貫通するピン挿通孔136が形成されている。
ピン挿通孔136は、突出脚部134の突出方向先端側に位置された略円形状の係止部138から、ガイド部140が突出脚部134の突出方向と反対方向に延び出された略鍵穴形状とされている。ガイド部140は係止部138との接続部分から離れるに連れて次第に拡幅されており、ガイド部140と係止部138との接続部分に設けられた第一の保持側係止部141の幅寸法は、後述する係合ピン148の径寸法よりもやや小さくされている。
一方、電気接続箱132には、装着部142が形成されている。装着部142は電気接続箱132上に突出形成された略矩形ブロック形状とされており、ヒューズ挿入孔144がその突出端面に開口形成されている。更に、装着部142の長さ方向両端部には、長さ方向外方に開口して装着部142の突出方向に延びる凹状のガイド溝146が形成されている。ガイド溝146の幅寸法は、ヒューズ130における突出脚部134の幅寸法よりも僅かに大きくされている。また、装着部142には、ガイド溝146の底面から装着部142の長さ方向外方に突出する円柱形状を有する仮受部としての係合ピン148が形成されており、この係合ピン148が仮受部とされている。係合ピン148の径寸法は、突出脚部134に形成された係止部138の径寸法よりも僅かに小さくされる。
このような装着部142にヒューズ130を仮保持させる場合には、一対の突出脚部134,134を拡開して、装着部142のガイド溝146に嵌め合わせた状態で、それぞれの係止部138に係合ピン148を挿通させる。そして、係合ピン148がピン挿通孔136に設けられた第一の保持側係止部141で係止されることによって、ヒューズ130の挿入方向の変位が規制されると共に、係合ピン148が係止部138において第一の保持側係止部141と反対側の第二の保持側係止部150で係止されることによって、ヒューズ130の引抜方向の変位が規制される。これにより、ヒューズ130は、装着部142に対して、接続端子20,20がヒューズ挿入孔144への挿入途上に位置決めされて仮保持される。そして、仮保持状態からヒューズ130を更に押し込んで、係合ピン148をピン挿通孔136の係止部138から第一の保持側係止部141を乗り越えさせてガイド部140内に案内することによって、ヒューズ130の挿入方向の変位が許容されて、接続端子20,20がヒューズ挿入孔144に挿入される。
本実施形態によれば、係合ピン148とピン挿通孔136との案内作用と、突出脚部134とガイド溝146との案内作用によって、ヒューズ130を挿抜方向に安定して移動させることが出来る。また、係合ピン148とピン挿通孔136との係合状態を解除する際には、突出脚部134を外方に弾性変形させる必要があることから、ヒューズ130が装着部142から脱落するおそれを軽減することが出来る。
なお、図8に示すように、ピン挿通孔136において係止部138と反対側に、係止部138と同様に略円形状の固定側係止部152を形成して、ガイド部140との接続部分154の幅寸法を係合ピン148の径寸法より僅かに小さくするなどしても良い。このようにすれば、ヒューズ130を仮保持状態から更に押し込んで、接続端子20,20を電気接続箱132の電気回路と接続する際に、係合ピン148が接続部分154を乗り越えることによって、節度感を与えることが出来る。また、接続部分154が係合ピン148に係止されることによって、ヒューズ130の引抜方向(図8中、上方)の変位を規制することが出来て、電気接続箱132との電気的接続状態をより安定的に維持することが出来る。
次に、図9に、回路接続部品に関する本発明の第五の実施形態としてのヒューズ160と、電気接続箱に関する本発明の第五の実施形態としての電気接続箱162の要部を示す。なお、図9および後述する図10においては、把持部を省略して図示するが、把持部としては、本明細書に記載の各形状を含む各種の形状が適宜に採用可能である。
ヒューズ160は所謂低背ヒューズ形状を部分的に有している。そして、被覆部材18の長さ方向両端部には、菱形断面形状をもって被覆部材18の長さ方向外方に突出する、仮保持部としての一対の突出腕部164が形成されている。
一方、電気接続箱162には、装着部166が形成されている。装着部166にはヒューズ挿入孔168が開口形成されていると共に、長さ方向両端部には、ヒューズ160の挿抜方向で突出する一対のガイド壁170がヒューズ挿入孔168を挟んで設けられている。ガイド壁170は装着部166の内方に向けて開口するコの字状断面を有している。ガイド壁170には、突出先端面174上に開口すると共にヒューズ160の挿抜方向に延びるガイド溝172が形成されている。ガイド溝172の溝幅寸法は、菱形を有する突出腕部164の断面形状の対角線よりも僅かに小さくされている。また、ガイド溝172の中間部分には、突出腕部164の菱形断面形状に対応して拡幅された仮受部176が形成されていると共に、ガイド溝172の突出先端面174と反対側の延出端縁部には、突出腕部164の菱形断面形状に対応して拡幅された固定側係止部178が形成されている。
このような装着部166にヒューズ160を仮保持させる場合には、ヒューズ160を一対のガイド壁170、170間に挿入して、突出腕部164をガイド壁170の突出先端面174側からガイド溝172に挿入する。そして、ガイド溝172の案内作用に従ってヒューズ160を挿入方向に移動させると、接続端子20がヒューズ挿入孔168に挿入されるよりも前に、突出腕部164が仮受部176に係止される。これら突出腕部164と仮受部176との係合により、ヒューズ160の挿抜方向変位が規制されて、ヒューズ160が仮保持状態とされる。
この仮保持状態からヒューズ160を更に押し込むことによって、突出腕部164と仮受部176との係合を解除して、接続端子20,20をヒューズ挿入孔168に挿入する。接続端子20,20のヒューズ挿入孔168への挿入に際して、突出腕部164が固定側係止部178と係合されることによって節度感が与えられると共に、ヒューズ160を正規の装着状態に安定的に維持することが出来る。本実施形態から明らかなように、仮保持部は、必ずしも接続端子と同方向に突出するものに限定されず、接続端子の突出方向に直交して形成される等しても良い。
なお、図10に示すように、ガイド溝172を、仮受部176からガイド壁170の側面180に開口させる等しても良い。本態様においては、コの字形状のガイド壁170は、装着部166の外方に開口されている。本態様によれば、ヒューズ160の突出腕部164は、ガイド壁170の側面180側からガイド溝172内に挿入される。そして、ヒューズ160が挿抜方向に直交して移動されることによって突出腕部164が仮受部176と係合される。このようにすれば、ガイド溝172の仮受部176からの延出方向がヒューズ160の挿抜方向と異ならされて、仮受部176がヒューズ160の引抜方向の端部に位置されることから、ヒューズ160の引抜方向の変位をより安定的に規制することが出来る。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、仮保持部や把持部の具体的構造は、要求される挿抜の操作性や保持力、電気接続箱の形状や配設スペース等を考慮して適宜に設定可能である。以下に、把持部について異なる態様を幾つか示す。なお、把持部の異なる態様を示す図11〜図17については、仮保持部を省略して図示するが、仮保持部としては、本明細書に記載の各形状を含む各種の形状が適宜に採用可能である。
先ず、図11に示すヒューズ190には、被覆部材18から接続端子20の突出方向と反対方向に突出する矩形ブロック形状の把持部192が形成されている。把持部192の側面には、ヒューズ190の挿抜方向に直交して延びる複数のリブ194がヒューズ190の挿抜方向で適当な間隔を隔てて形成されている。このようにすれば、把持部192が折損するおそれを軽減できると共に、リブ194によって把持部192を摘む手指や工具の滑りを抑えることが出来る。
また、図12にヒューズ196を示すと共に、図13にヒューズ198を示す。これらヒューズ196、198の被覆部材18には、被覆部材18の長さ方向の全長に亘って延びると共に接続端子20の突出方向と反対方向に突出する板状の把持部200,202がそれぞれ形成されている。ヒューズ196の把持部200は略半円板形状とされている一方、ヒューズ198の把持部202は矩形板形状とされている。これらの態様によれば、簡易な構造で把持部を形成することが出来る。
更にまた、図14に示すヒューズ204の把持部206は、被覆部材18の長さ方向の全長に亘って延びると共に接続端子20の突出方向と反対方向に突出する矩形の縦壁部208を有しており、縦壁部208の突出端部には、ヒューズ204の挿抜方向に直交して広がる横壁部210が形成されている。このようにすれば、ヒューズ204の押し込みに際して横壁部210で手指や工具との接触面積をより広く確保して、より有効な押圧力が得られると共に、ヒューズ204の引き抜きに際して横壁部210に手指や工具を引っ掛けて、容易に引き抜くことが出来る。
また、図15に示すヒューズ212の把持部214は、被覆部材18から接続端子20の突出方向と反対方向に突出する矩形板形状を有しており、把持部214には、貫通孔216が形成されている。このようにすれば、工具等を貫通孔216に挿通してヒューズ212を引き抜くことも出来る。
また、図16に示すヒューズ220の把持部222は、被覆部材18の長さ方向に延びると共に、被覆部材18から接続端子20の突出方向と反対方向に突出する板形状とされている。把持部222は、被覆部材18から離隔するに連れて、被覆部材18の長さ方向一方の端部が他方の端部に接近して、被覆部材18の長さ方向寸法が次第に小さくされている。このようにすれば、把持部222の小型化を図ることが出来て、他部材との干渉のおそれを軽減することが出来る。
更にまた、図17に示すヒューズ224の把持部226は、被覆部材18から接続端子20の突出方向と反対方向に突出すると共に、その突出端縁部が被覆部材18の長さ方向の両側に突出された略T字の板形状とされている。このようにすれば、手指や工具を引っ掛け易くすることが出来る。
以上、把持部について異なる態様を幾つか例示したが、本発明における把持部や仮保持部の具体的構造が、本明細書に記載のものに限定されることを示すものではないことが理解されるべきである。
そして、本発明における回路接続部品は、ミニヒューズタイプ、低背ヒューズタイプ、ショートピンタイプの導通部材と、前記各実施形態や各態様に例示の把持部や仮保持部を自由に組み合わせて構成することが可能である。
また、例えば、前記実施形態において被覆部材18の内部を視認可能とする視認部24を、被覆部材18を貫通する窓部で形成する等しても良い。但し、視認部24は必ずしも必要ではない。
10、70、130、160、190、196,198、204、212、220、224:ヒューズ(回路接続部品)、12、78、102、132、162:電気接続箱、14、80、118、142、166:装着部、16:導通部材、18:被覆部材、20:接続端子、26、72、108、134:突出脚部(仮保持部)、32、74、110、141:第一の保持側係止部、38、76、112、150:第二の保持側係止部、40a,b:押圧部、44、114、192、200,202、206、214、222、226:把持部、48:上底壁(第一の受側係止部)、54:係止壁部(第二の受側係止部)、58:接続端子部(電気回路)、86:係止爪(第一の受側係止部、第二の受側係止部)、90:圧着端子(電気回路)、100:ショートピン(回路接続部品)、124:係止爪(仮受部)、148:係合ピン(仮受部)、164:突出腕部(仮保持部)

Claims (9)

  1. 導電性の導通部材が絶縁性の被覆部材で覆われていると共に、前記導通部材に形成された接続端子が前記被覆部材から突出されており、電気接続箱に対して前記接続端子の突出方向に挿し込まれることにより前記接続端子が前記電気接続箱の電気回路に接続される回路接続部品において、
    前記電気接続箱への着脱に際して摘むことができる把持部が前記被覆部材から突出して一体形成されている一方、前記電気接続箱への挿し込み途上において該電気接続箱に対して係止されることにより、前記導通部材の前記接続端子を前記電気接続箱の前記電気回路への非接続状態に位置決めして仮保持する仮保持部が、前記被覆部材から突出して一体形成されていることを特徴とする回路接続部品。
  2. 前記仮保持部が、前記電気接続箱に対して係止されることにより前記回路接続部品の挿込方向の変位を規制する第一の保持側係止部と、前記電気接続箱に対して係止されることにより前記回路接続部品の引抜方向の変位を規制する第二の保持側係止部とを含んで構成されている請求項1に記載の回路接続部品。
  3. 前記導通部材に溶断部が設けられており、前記被覆部材の外部から前記溶断部が目視可能とされている請求項1又は2に記載の回路接続部品。
  4. 前記被覆部材において、前記接続端子の前記電気接続箱への挿込方向と反対側に向かって、前記把持部が突出している請求項1〜3の何れか一項に記載の回路接続部品。
  5. 前記被覆部材の長さ方向の両端部分において前記接続端子の一対がそれぞれ前記電気接続箱への挿込方向に向かって突出している一方、前記一対の接続端子間に位置して、前記被覆部材から前記接続端子部と同じ方向に突出する突出脚部によって前記仮保持部が構成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の回路接続部品。
  6. 前記被覆部材の長さ方向両側に張り出して且つ側方に沿ってそれぞれ前記電気接続箱への挿込方向に向かって突出する一対の突出脚部によって前記仮保持部が構成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の回路接続部品。
  7. 前記一対の突出脚部には、外周面において前記電気接続箱への係止部が形成されていると共に、前記一対の突出脚部には、手指で押圧して弾性変形させる押圧部が形成されており、該押圧部への押圧作用での弾性変形で係止が解除される請求項6に記載の回路接続部品。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の回路接続部品が装着される電気接続箱であって、
    前記回路接続部品の装着部と、前記仮保持部に対して係止されて前記回路接続部品を仮位置決めする仮受部と、を備えたことを特徴とする電気接続箱。
  9. 前記仮受部が、前記回路接続部品の第一保持側係止部に対して係止されることにより前記回路接続部品の挿込方向の変位を規制する第一の受側係止部と、前記回路接続部品の第二保持側係止部に対して係止されることにより前記回路接続部品の引抜方向の変位を規制する第二の受側係止部とを含んで構成されている請求項8に記載の電気接続箱。
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