JP5650913B2 - 抜止形差込プラグ - Google Patents

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Description

本発明は、抜止形差込プラグに関するものである。
従来、差込プラグの抜け止め機構を備えたプラグ受けとして、例えば特許文献1に開示されるものが提供されていた。上記特許文献に開示されたプラグ受けは、プラグ受けの栓刃挿入口に差込プラグの栓刃を挿入した状態で差込プラグを回転させると、栓刃に設けた貫通孔に、刃受ばねの突起が嵌合して、抜け止めが行われるものであった。
特開2001−185289号公報
ところで、差込プラグの抜け止め機構を有する上述のプラグ受けでは、差込プラグを回転させる際に刃受ばねを広げる向きの弾性力が刃受ばねに加わるため、挿抜回数の増加によって刃受ばねによる栓刃の保持力が低下する傾向があった。そのため、挿抜回数の保証値が少なく、耐久性の向上が求められていた。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、プラグ受けの耐久性を向上させることが可能な抜止形差込プラグを提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明の抜止形差込プラグは、前面に開口する複数のピン挿入口の周りに挿入溝が形成され、複数のピン挿入口の各々に臨んで刃受が内部に収納されたプラグ受けに着脱自在に接続されるプラグ本体を備え、このプラグ本体の前面には、ピン挿入口に挿入されて刃受に電気的に接続される複数本の電極ピンと、複数本の電極ピンの周りを囲み挿入溝に挿入される周壁とが設けられ、周壁において、電圧側の2本の電極ピンが並ぶ方向の両側位置に、周壁が挿入溝に挿入された状態で、挿入溝に設けられた被引掛部に係合することで抜け止めを行う引掛保持部がそれぞれ設けられ、周壁は、電極ピンよりも前方まで突出するように構成され、電極ピンが対応する刃受に接続される際には周壁の先端が挿入溝に挿入され、かつ電極ピンが対応する刃受から離れる際には周壁の先端が挿入溝に挿入されていることを特徴とする。
第2の発明の抜止形差込プラグは、第1の発明において、被引掛部は、挿入溝の内側壁に設けられた凹部からなり、周壁の一部に、プラグ本体に片持ち支持されたロック片が設けられ、ロック片には、ロック片に外力を加えていない状態で凹部と係合し、且つ、ロック片を内側壁から遠ざかる方向へ撓めることによって凹部の外側に移動させられる係合爪が設けられ、この係合爪で引掛保持部が構成されたことを特徴とする。
第3の発明の抜止形差込プラグは、第2の発明において、係合爪は、挿入溝への挿入方向における後側ほど、凹部側への突出量が大きくなるようなテーパ形状に形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、プラグ受けの耐久性を向上させることが可能な抜止形差込プラグを実現できる。
実施形態1の差込プラグをコンセントに接続する前の状態の断面図である。 同上の差込プラグの分解斜視図である。 (a)(b)は同上の差込プラグの外観斜視図である。 同上の差込プラグをコンセントに接続する前の状態の外観斜視図である。 同上の差込プラグをコンセントに接続した状態の外観斜視図である。 同上の差込プラグが接続されるコンセントを示し、(a)は要部を拡大した正面図、(b)は要部を拡大した斜視図である。 同上の差込プラグをコンセントに接続した状態の正面図である。 (a)〜(d)は、同上の差込プラグの他例を示す正面図である。 (a)〜(d)は、同上の差込プラグが接続されるコンセントの要部を示す正面図である。 同上の差込プラグが接続されるコンセントの正面図である。 実施形態2を示し、(a)は差込プラグが接続されるコンセントの要部を示す正面図、(b)は差込プラグをコンセントに接続した状態の断面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図9を参照して説明する。本実施形態の差込プラグ50は、例えばルータやハブなどの通信機器の電源プラグとして用いられ、上記通信機器を収納するラック(所謂、情報ラック)に取り付けられたコンセント(所謂、情報コンセント)1に差込接続されて、このコンセント1から直流電源の供給を受ける。電源供給元である電源回路の種類としてはSELV(Safty Extra Low Voltage:安全超低電圧)回路、ELV(Extra Low Voltage:超低電圧)回路、FELV(functional extra low voltage; 機能的特別低電圧)回路などがIEC規格で規格化されている。本実施形態では電源回路としてSELV回路が用いられ、電源回路からコンセント1にDC48Vが供給されている。以下の説明において、差込プラグ50について説明する場合は、図8(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図1における下側を前側、上側を後側として説明する。また、コンセント1について説明する場合は、特に断りが無いかぎり、図6(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図1における上側を前側、下側を後側として説明する。尚、これらの方向は、あくまで説明の便宜上のものであり、実際の使用状態での向きとは必ずしも一致しない。
先ず、差込プラグ50が接続されるコンセント1について説明する。コンセント1は、図4〜図6に示すように、細長い直方体状に形成された器体2を備え、器体2の一面には差込プラグ50が着脱自在に接続されるプラグ接続部3が複数(図示例では例えば6個)設けられている。器体2の長手方向一端面からはケーブル4が導出され、このケーブル4の先端には、差込プラグ50と同様の構成を有する差込プラグ15が接続されている。而して、この差込プラグ15を壁等に設置されたコンセントに接続することによって、ケーブル4を介して各プラグ接続部3に直流電力が供給されるのである。尚、ケーブル4は2本の電源用電線と1本の接地用電線で構成されている。
器体2は、絶縁性の合成樹脂により上面が開口した略箱状に形成されたボディ5と、ボディ5の開口における長手方向一端側を覆う合成樹脂製の端子カバー6と、ボディ5の開口の残部を覆う合成樹脂製のカバー7とを結合して構成される。この器体2には、長手方向の両側に、上述の情報ラックに固定するためのネジを通す貫通孔12,12が設けられている。
ここで、ボディ5と端子カバー6とで囲まれる収納空間には、ケーブル4を結線するための例えばネジ端子からなるケーブル接続端子(図示せず)が収納されている。
また、カバー7には、複数(例えば6個)のプラグ接続部3が長手方向に所定の間隔を開けて設けられている。各プラグ接続部3では、差込プラグ50に設けられた3本の電極ピン52a,52b,52cがそれぞれ挿入される3個のピン挿入口8a,8b,8cが、カバー7の表面(前面7a)に開口している。また、各プラグ接続部3では、3個のピン挿入口8a〜8cの周りを囲むようにして、差込プラグ50に設けられた周壁53が挿入される挿入溝9がカバー7の前面7aに形成されている。さらに、ボディ5とカバー7とで囲まれる収納空間には、ピン挿入口8a〜8cを通して挿入される電極ピン52a〜52cに電気的に接続されるコンタクト(刃受)11a〜11cが収納されている。これらのコンタクト11a〜11cは上述のケーブル接続端子に電気的に接続され、差込プラグ15がコンセント(図示せず)に接続されると、コンタクト11a,11bに直流電圧が印加されるようになっている。ここで、カバー7の表面において挿入溝9で囲まれた部位(以下、この部位を突台部10と言う。)は、前方から見た平面視の形状が略四角形状に形成されている。ここにおいて、略四角形状とは、四角形や、四角形の少なくとも1つの角を斜めに切り取った形状も含む形状を言う。
ところで、本実施形態のコンセント1はDC48V用であり、突台部10下側の左右の角が斜めに切り取られたような形状に形成されるとともに、挿入溝9も突台部10の外周形状に合わせて形成されている。尚、IEC規格ではSELV回路の電圧として、DC48V以外にもDC6V,DC12V,DC24Vが規定されており、コンセント1では、電圧値の違いが視覚的に識別できるように、電圧値に応じて挿入溝9及び突台部10の形状を異ならせている。DC6V用のコンセント1では、図9(a)に示すように、突台部10の右下角を斜めにカットしてテーパ面10aを設けるとともに、挿入溝9も突台部10の外周形状に合わせて形成されている。また、DC12V用のコンセント1は、図9(b)に示すように、突台部10の左下角を斜めにカットしてテーパ面10aを設けるとともに、挿入溝9も突台部10の外周形状に合わせて形成されている。また、DC24V用のコンセント1では、図9(c)に示すように突台部10の角にテーパ面を設けず、四角形状(矩形状)に形成してあり、挿入溝9も突台部10の外周形状に合わせて形成してある。
このように、前方から見た突台部10の形状は、DC24V用のコンセント1では矩形状のままであり、DC6V、12V、48V用のコンセント1では四角形状の角を少なくとも1つ切り取った形状に形成されている。したがって、供給電圧の違いに応じて突台部10の外周形状が異なっているので、突台部10の外周形状から供給電圧を容易に判別でき、供給電圧の異なる差込プラグ50が接続されるのを防止できる。なお突台部10の外周形状は、四角形状(矩形状)の角を供給電圧に応じて少なくとも1つ切り取った形状に形成されているので、突台部10の前面視の形状が矩形の外側に張り出すことがなく、プラグ接続部3の小型化を図ることができる。また、形状の違いによって、差込プラグ50を接続する向きが容易に判別でき、より差し込みしやすいものになる。尚、本実施形態では、突台部10の下側の角を供給電圧の種類に応じて切り取ることによって、突台部10の形状が電圧値に応じて変更されているが、切り取られる角の位置や数は上記の形態に限定されるものではない。また切り取る部位の形状も上記の形態に限定されるものではなく、例えば図9(d)に示すように突台部10の角を略直角に切り取って、入り隅部10bを設けてもよい。
ところで、各プラグ接続部3には、突台部10に3個のピン挿入口8a〜8cが開口しているが、電源側の2個のピン挿入口8a,8bは、突台部10の上側辺に沿って左右に並んで配置され、且つ、下側辺よりも上側辺に近い位置に偏って配置されている。また、接地極用のピン挿入口8cは、2個のピン挿入口8a,8bの左右方向における中間位置であって、下側辺に近い位置に配置されている。
また、挿入溝9の内側面には、ピン挿入口8a〜8cが開口する部位を挟んで両側位置(左右方向の両側位置)に、差込プラグ50の周壁53に設けた係合爪56が引っ掛けられる凹部13(被引掛部)が開口している。すなわち、差込プラグ50の周壁53が挿入溝9内に挿入された状態で、係合爪56が凹部13に引っ掛けられることによって、差込プラグ50の抜け止めが行われるのである。
次に、本実施形態の差込プラグ50について、図1〜図4を参照して説明する。差込プラグ50は、手で把持できる程度の大きさに形成された直方体状のプラグ本体51を備え、図4に示すようにプラグ本体51の後面からは負荷機器との間をつなぐケーブル60が導出されている。尚、ケーブル60は2本の電源用電線と1本の接地用電線で構成されており、図1〜図3ではケーブル60を省略して図示してある。
プラグ本体51は、それぞれ合成樹脂により形成された後ケース61と中ケース62と前ケース63とで構成される。後ケース61と前ケース63とで構成される収納空間に中ケース62を納めた状態で、前ケース63の貫通孔に通した組立ねじ68を前ケース63のねじ穴61aにねじ込むことによって、プラグ本体51が組み立てられる。
後ケース61は、前面及び後面が開口した筒状に形成されており、後面に開口するケーブル挿入口64からケーブル60が内部に導入される。尚、ケーブル挿入口64には、ケーブル60を後ケース61との間に挟んで保持する押さえ板69がネジ70を用いてネジ止めされている。
中ケース62は後面が開口した略箱状に形成され、前面には電極ピン52a〜52cを通すための貫通孔65が3個開口している。ここで、各電極ピン52a〜52cは、ケーブル挿入口64から導入されたケーブル60の芯線(2本の電源用電線と1本の接地用電線からなる)がそれぞれ結線される端子板66a〜66cにかしめ固定されている。すなわち、電極ピン52a,52bは電圧極用の電極ピンであり、電極ピン52cは接地極用の電極ピンである。そして、各端子板66a〜66cは、電極ピン52a〜52cを対応する貫通孔65に通して、中ケース62の前面から前方に突出させた状態で、タッピングねじ67を用いて中ケース62にねじ固定されている。
前ケース63は、後面の全体が開口するとともに、前面の中央に貫通孔63aが設けられ、この貫通孔63aの周縁部からは前方に向かって突出する周壁53が一体に設けられている。この周壁53は、電極ピン52a〜52cよりも前方まで突出し、前方から見た平面視の形状が、上述の挿入溝9と同様に略四角形状に形成され、電圧値に応じてその形状が変更される。尚、図2に示す差込プラグ50はDC48V用であり、周壁53の右下側及び左下側の角に傾斜面53aが設けられている。また、図8(a)はDC6V用の差込プラグ50を示し、周壁53の右下側の角に傾斜面53aが設けられている。図8(b)はDC12V用の差込プラグ50を示し、周壁53の左下側の角に傾斜面53aが設けられている。図8(c)はDC24V用の差込プラグ50を示し、周壁53の角には傾斜面が設けられておらず、四角形状に形成されている。
このように、周壁53の前面視の形状は、DC24V用の差込プラグ50では四角形状のままであり、DC6V、12V、48V用の差込プラグ50では、四角形状の角のうち少なくとも1つに傾斜面53aを設けてある。すなわち、供給電圧の違いに応じて周壁53の外周形状が異なっているので、周壁53の外周形状から供給電圧を容易に判別でき、電圧値の異なるコンセント1に接続されるのを防止できる。なお周壁53の外周形状は、四角形状(矩形状)の角を供給電圧に応じて少なくとも1つ切り取った形状に形成されているので、周壁53の前面視の形状が矩形の外側に張り出すことがなく、プラグ接続部3の小型化を図ることができる。
また、形状の違いによって、差込プラグ50を接続する向きが容易に判別でき、より差し込みしやすいものになる。尚、本実施形態では、供給電圧の種類に応じて周壁53の下側の角に傾斜面を設けることで、周壁53の形状が電圧値に応じて変更されているが、傾斜面を設ける位置や数は上記の形態に限定されるものではない。また変更部分の形状も上記の形態に限定されるものではなく、例えば図8(d)に示すように周壁53の角に略直角に凹んだ入り隅部53bを設けてもよい。
また、プラグ本体51の左右両側部には、上述した凹部13に引っ掛ける係合爪56(引掛保持部)を有するロック片55が設けられている。このロック片55は、周壁53の前端部でプラグ本体51につながり、周壁53の前端部以外ではスリット54によってプラグ本体51から分離されており、前端部側でプラグ本体51に片持ち支持されている。ロック片55は、周壁53の側面から前ケース63の後部側面にかけて形成されており、周壁53の前端部を支点として、後端部が左右方向において移動自在となっている。そして、ロック片55の後端部には、左右方向の外側(プラグ本体51の中心と反対側)に突出する操作片55aが設けられるとともに、凹部13に対応する部位には凹部13に引っ掛けるための係合爪56が設けられている。ここで、ロック片55に外力を加えていない状態では係合爪56が凹部13と係合し、操作片55aを押して、ロック片55を挿入溝9の内側壁から遠ざかる方向へ撓めると、係合爪56が凹部13の外側に移動するようになっている。尚、係合爪56は、挿入溝9への挿入方向における後側ほど、凹部13側への突出量が大きくなるようなテーパ形状に形成されている。
次に、本実施形態の差込プラグ1をコンセント1に差し込んだり、抜き取ったりする際の動作について説明する。図1及び図5に示すように、ユーザが、差込プラグ50を正しい向きに向けてプラグ接続部3に差し込むと、周壁53が挿入溝9内に挿入されるとともに、各電極ピン52a〜52cが対応するピン挿入口8a〜8cにそれぞれ挿入される。各ピン挿入口8a〜8cより器体2内部に挿入された電極ピン52a〜52cは、それぞれ対応するコンタクト11a〜11cに接続され、差込プラグ50側に直流電力が供給される。また周壁53が挿入溝9内に挿入されると、係合爪56が周壁53に押されることによって、ロック片55の後端側が左右方向の内側に撓められる。周壁53の先端が挿入溝9の奥まで挿入されると、周壁53の内側面に設けられた凹部13に係合爪56が入り込み、ロック片55の弾性復帰力によって、ロック片55が左右方向の外側に広がった状態となる。この時、ロック片55の係合爪56が、カバー7の前壁後面(つまり凹部13の端縁)に係合することで、差込プラグ50の抜け止めが行われ、差込プラグ50が接続された状態で保持される。尚、係合爪56はテーパ形状に形成されているので、差込プラグ50を差し込むだけで、特別な操作をすることなく、係合爪56を凹部13に引っ掛けて、接続状態を保持することができる。ところで、差込プラグ50をコンセント1に着脱する際にはアークが発生する可能性があり、交流電圧の供給に使用される場合は電源電圧のゼロクロスでアークが消弧されるが、直流電圧の供給に使用される場合はアークが持続しやすくなっている。本実施形態の差込プラグ50では、電極ピン52a〜52cがコンタクト11a〜11cに接続される際には、既に周壁53の先端が挿入溝9に挿入されているので、電極ピン52a〜52cの接続時にアークが発生したとしても外部からアークが見えることはない。
一方、差込プラグ50をコンセント1から抜き取る際には、ユーザが左右のロック片55の操作片55aを左右方向における内側に押すと、ロック片55が前端部(プラグ本体51に片持ち支持された部位)を支点として左右方向の内側に撓められる。各ロック片55が左右方向の内側に撓むと、係合爪56が凹部13の外側に出ることによって、カバー7の前壁に引っ掛かった状態(ロック状態)が解除される。ロック状態の解除後にプラグ本体51をコンセント1から離れる方向へ引き抜くと、各電極ピン52a〜52cがピン挿入口8a〜8cの外側へ出るとともに、周壁53が挿入溝9の外側に出て、差込プラグ50がコンセント1から引き抜かれるのである。ここで、ロック片55は、その前端部でプラグ本体51に片持ち支持されており、操作片55aを押してロック片55を撓ませることによって、ロック状態が解除されるので、係合爪56によるロック状態を解除する機構を簡単に設けることができる。尚、電極ピン52a〜52cがコンタクト11a〜11cから離れた瞬間には、まだ周壁53の先端が挿入溝9内に挿入されているので、電極ピン52a〜52cの開離時にアークが発生したとしても外部からアークが見えることはない。
上述のように、本実施形態の差込プラグ50では、周壁53に設けたロック片55の係合爪56が、コンセント1側の挿入溝9に設けられた凹部13に係合することで、抜け止めが行われるので、ケーブル60が引っ張られる等して不用意に抜けるのを抑制できる。しかも、従来例で説明したプラグ受けのように挿抜回数が増えても、コンタクト11a〜11cによる電極ピン52a〜52cの保持力が低下することはないから、挿抜回数の保証値を増やすことができ、対応するプラグ受けの耐久性を向上させることができる。
また、係合爪56を引っ掛ける凹部13が、挿入溝9において突台部10の上下両側の側面に設けられていると、隣接するプラグ接続部3に接続された差込プラグ50が邪魔になって、ロック片55の操作がやりにくいという問題がある。それに対して、本実施形態ではロック片55が、電圧側の2本の電極ピン52a,52bが並ぶ方向の両側位置に設けられているので、隣接するプラグ接続部3に差込プラグ50が接続されていても、ロック片55の操作が容易に行える。また、2本のロック片55が、電極ピン52a,52bが並ぶ方向の両側位置にある凹部13と係合するので、片側のみでロック片55と凹部13とを係合させる場合に比べて、コンセント1を安定的に保持することができる。その結果、差込プラグ50がコンセント1に接続された状態を安定的に維持することができる。尚、ロック片55は、電極ピン52a,52bが並ぶ方向のうち、一方向の側面のみに設けられてもよい。また、ロック片55と周壁53とは単一部材として形成されているので、ロック片55を周壁53とは別部品として設けた場合に比べて、差込プラグ50を構成する部品数を削減することができる。
また、上下方向に隣接するプラグ接続部3との間隔が十分広ければ、周壁53の上側面又は下側面において、電圧側の2本の電極ピン52a,52bの中間部に対応する位置に、ロック片55が1箇所だけ設けられていてもよい。ロック片55が2箇所に設けられている場合はケーブル外し時に2つのロック片55を同時に操作する必要があるが、ロック片55を1箇所のみにすれば、操作性を向上させることができる。しかも、1箇所のロック片55は、周壁53において電圧側の2本の電極ピン52a,52bの中間部に対応する位置に設けられているので、差込プラグ50をコンセント1に対して安定的に保持させることができる。尚、使用状態において下側となる1つの側面のみにロック片55を設ければ、ロック片55が目立たず、外観の見栄えを良くできる。この抜止形差込プラグでは、周壁において、電圧側の2本の電極ピンの中間部に対応する位置に、引掛保持部が1箇所設けられている。
ところで、周壁53及び突台部10を前方から見た形状は電圧値に応じて異なる形状になっているので、挿入溝9の内側壁のうち、凹部13が設けられた内側壁の幅寸法D1(図6(a)参照)が、突台部10に設けられるテーパ面10aの有無によって変化する。ここで、凹部13の幅寸法D2を、テーパ面10aが設けられた場合の挿入溝9の内側壁の幅寸法D1よりも狭くしているので、電圧値の異なる全てのプラグ接続部3及び差込プラグ50で、凹部13及びロック片55に同じ形状のものを使用することができる。
また、本実施形態では、挿入溝9の内側面に開口を形成することによって、係合爪56が引っ掛かる凹部13を形成してあり、複雑な形状を形成する必要がなく、開口を開けるだけでよいので、製造が容易である。なお、凹部13を形成するために、挿入溝9の内側面のうち、突台部10側の内側面に開口が設けられた場合は、突台部10内に配置されたコンタクト11a〜11cに係合爪56が干渉するのを防止するための対策が必要になる。しかしながら、本実施形態では、挿入溝9の内側面のうち突台部10と反対側、つまりピン挿入口8a〜8cと反対側の内側面に開口が設けられているので、コンタクト11a〜11cに係合爪56が干渉するのを防止するための対策が不要で、製造が容易になる。
また、凹部13において係合爪56が引っ掛かる部位は、挿入溝9側の段部13aと、この段部13aよりも後側に位置する段部13bとで2段の階段状に形成されている(図1参照)。凹部13が、図1に破線13cで示すような1段の凹形状に形成されている場合、凹部13を形成するために図1の下側から挿入される金型の厚みが薄くなり、金型の強度が低下するという問題がある。それに対して、凹部13を2段の凹形状に形成すれば、この凹部13を形成するために、図1の下側から挿入される金型の厚みを厚くでき、金型の強度を高めて、金型の寿命を延ばすことができる。
ところで、本実施形態では差込プラグ50が接続されるプラグ受けとして、情報ラックに取り付けた状態で使用されるコンセント1(情報コンセント)を例に説明したが、壁などの造営材に設置されるコンセントや床などに置いて使用されるマルチタップでもよい。
図10は造営材に設置されるコンセント20の正面図である。このコンセント20は、日本工業規格(JIS C 8303参照)に準拠した大きさであって、大角形連用配線器具の取付枠(JIS C 8375参照)に3個まで並べて取着可能な大きさ(1個モジュール寸法)に形成された器体21を有している。この器体21の正面には、上述した機器設置用のコンセント1と同様にプラグ接続部3が設けられている。プラグ接続部3は、機器設置用のコンセント1が備えるものと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。尚、図10中の30は、大角形連用配線器具の取付枠の前面に取り付けられる化粧プレートであり、化粧プレート30の窓孔31からコンセント20の機能面(プラグ接続部3が設けられた前面)が露出している。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図11に基づいて説明する。尚、実施形態1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略し、本実施形態の特徴部分のみを説明する。
本実施形態の差込プラグ50が接続されるコンセント1では、図11(a)(b)に示すように、挿入溝9の内側面のうち、突台部10側の内側面に、内側面の一部を凹ませる形で、係合爪56が引っ掛かる凹部14が形成されている。そして、差込プラグ50では、前後方向の中間部でプラグ本体51に支持されたロック片55が設けられており、ロック片55の前端側に係合爪56が、後端側に操作片55aがそれぞれ設けられている。
而して、ユーザが左右の操作片55aを左右方向の内側に押すと、前後方向の中間部を支点として、ロック片55の前端部が左右方向の外側に広げられる。また、ユーザが操作片55aから手を離し、ロック片55に外力が加えられなくなると、ロック片55の弾性復帰力によって、ロック片55の前端部が左右方向の内側に移動した初期状態となる。
ユーザが、この差込プラグ50を正しい向きに向けてプラグ接続部3に差し込むと、周壁53が挿入溝9内に挿入されるとともに、各電極ピン52a〜52cが対応するピン挿入口8a〜8cにそれぞれ挿入される。各ピン挿入口8a〜8cより器体2内部に挿入された電極ピン52a〜52cは、それぞれ対応するコンタクト11a〜11cに接続され、差込プラグ50側に直流電力が供給される。また周壁53が挿入溝9内に挿入されると、係合爪56が周壁53に押されることによって、ロック片55の前端側が左右方向の外側に撓められる。周壁53の先端が挿入溝9の奥まで挿入されると、周壁53の内側面に設けられた凹部14に係合爪56が入り込み、ロック片55の弾性復帰力によって、ロック片55の前端部が左右方向の内側に移動し、係合爪56が凹部14に引っ掛かった状態となる。この時、ロック片55の係合爪56が、凹部14の角に係合することで、差込プラグ50の抜け止めが行われ、差込プラグ50が接続された状態で保持される。尚、係合爪56はテーパ形状に形成されているので、差込プラグ50を差し込むだけで、特別な操作をすることなく、係合爪56を凹部14に引っ掛けて、接続状態を保持させることができる。
一方、差込プラグ50をコンセント1から抜き取る際には、ユーザが左右のロック片55の操作片55aを左右方向における内側に押すと、ロック片55の前端部が、中間部を支点にして、左右方向の外側に撓められる。各ロック片55の前端部が左右方向の外側に撓むと、係合爪56が凹部14の外側に出ることによって、凹部14に引っ掛かった状態(ロック状態)が解除される。ロック状態の解除後に、プラグ本体51をコンセント1から離れる方向へ引き抜くと、各電極ピン52a〜52cがピン挿入口8a〜8cの外側に出されるとともに、周壁53が挿入溝9の外側に出て、差込プラグ50がコンセント1から引き抜かれるのである。
尚、係合爪56が引っ掛かる凹部14は、挿入溝9における突台部10側の内側壁に形成されているが、内側壁の一部を凹ませる形で形成されており、内側壁には開口が設けられていないので、係合爪56がコンタクト11a〜11cに干渉する虞はない。
また、上述の各実施形態では、接地極用の電極ピン52c及びコンタクト11cをそれぞれ備えた差込プラグ50及びコンセント1について説明したが、接地極用の電極ピン52cをもたない差込プラグ50でもよい。
1 コンセント(プラグ受け)
8a〜8c ピン挿入口
9 挿入溝
11a〜11c コンタクト(刃受)
13 凹部(被引掛部)
50 差込プラグ
51 プラグ本体
52a〜52c 電極ピン
53 周壁
54 スリット
55 ロック片
56 係合爪(引掛保持部)

Claims (3)

  1. 前面に開口する複数のピン挿入口の周りに挿入溝が形成され、複数の前記ピン挿入口の各々に臨んで刃受が内部に収納されたプラグ受けに着脱自在に接続されるプラグ本体を備え、
    前記プラグ本体の前面には、前記ピン挿入口に挿入されて前記刃受に電気的に接続される複数本の電極ピンと、複数本の前記電極ピンの周りを囲み前記挿入溝に挿入される周壁とが設けられ、
    前記周壁において、電圧側の2本の前記電極ピンが並ぶ方向の両側位置に、前記周壁が前記挿入溝に挿入された状態で、前記挿入溝に設けられた被引掛部に係合することで抜け止めを行う引掛保持部がそれぞれ設けられ、
    前記周壁は、前記電極ピンよりも前方まで突出するように構成され
    前記電極ピンが対応する前記刃受に接続される際には前記周壁の先端が前記挿入溝に挿入され、かつ前記電極ピンが対応する前記刃受から離れる際には前記周壁の先端が前記挿入溝に挿入されていることを特徴とする抜止形差込プラグ。
  2. 前記被引掛部は、前記挿入溝の内側壁に設けられた凹部からなり、
    前記周壁の一部に、前記プラグ本体に片持ち支持されたロック片が設けられ、
    前記ロック片には、前記ロック片に外力を加えていない状態で前記凹部と係合し、且つ、前記ロック片を前記内側壁から遠ざかる方向へ撓めることによって前記凹部の外側に移動させられる係合爪が設けられ、この係合爪で前記引掛保持部が構成されたことを特徴とする請求項1記載の抜止形差込プラグ。
  3. 前記係合爪は、前記挿入溝への挿入方向における後側ほど、前記凹部側への突出量が大きくなるようなテーパ形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の抜止形差込プラグ。
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