JP2598952B2 - トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法 - Google Patents
トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法Info
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- JP2598952B2 JP2598952B2 JP63066343A JP6634388A JP2598952B2 JP 2598952 B2 JP2598952 B2 JP 2598952B2 JP 63066343 A JP63066343 A JP 63066343A JP 6634388 A JP6634388 A JP 6634388A JP 2598952 B2 JP2598952 B2 JP 2598952B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08541—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
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- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ディスク再生におけるトラックサーチ回路
及びトラックサーチ方法に関するものであり、特に、CD
(コンパクトディスク)再生装置に使用される信号処理
及び制御用集積回路に内蔵されるトラックサーチ回路と
該トラックサーチ回路に基いて曲の頭出し頭を高速で行
うトラックサーチ方法に関する。
及びトラックサーチ方法に関するものであり、特に、CD
(コンパクトディスク)再生装置に使用される信号処理
及び制御用集積回路に内蔵されるトラックサーチ回路と
該トラックサーチ回路に基いて曲の頭出し頭を高速で行
うトラックサーチ方法に関する。
(ロ)従来の技術 CDのデータフォーマットに於いては、各フレーム中に
各々サブコードが設けられてある。この中のサブコード
Qは、曲番、インデックス、時間情報を含むため、曲の
頭出しなどでは、サブコードQを読み出して光ピックア
ップを目標位置に移動するのに利用されている。
各々サブコードが設けられてある。この中のサブコード
Qは、曲番、インデックス、時間情報を含むため、曲の
頭出しなどでは、サブコードQを読み出して光ピックア
ップを目標位置に移動するのに利用されている。
従来、曲の頭出し(サーチ)を行う場合、目標位置を
設定すると、その目標位置の目標時間を計算し、現在読
み出されたサブコードQの時間情報との差を求め、その
差をほぼ0とするよう光ピックアップの移動量を求め、
この移動量を制御目標として光ピックアップを移動させ
るようにしている。具体的には、移動量に相当する時間
をタイマにセットし、そのタイマがカウントアップする
時間だけ光ピックアップを移動させることにより、目標
位置を捕えることができる。
設定すると、その目標位置の目標時間を計算し、現在読
み出されたサブコードQの時間情報との差を求め、その
差をほぼ0とするよう光ピックアップの移動量を求め、
この移動量を制御目標として光ピックアップを移動させ
るようにしている。具体的には、移動量に相当する時間
をタイマにセットし、そのタイマがカウントアップする
時間だけ光ピックアップを移動させることにより、目標
位置を捕えることができる。
このような、サーチの方法は、特開昭60−83272号公
報に記載されている。
報に記載されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の方法によれば、マイコン等の制
御装置にキー操作によって、トラックナンバーやインデ
ックスの頭出し等が指示されるが、これらの指示から、
その場所の時間情報を計算して求めることは、プログラ
ムが増大し容易なことではない。また、目標位置の時間
情報と現在読み出されたサブコードQの時間情報との差
を求め、更に、その差に応じた光ピックアップの移動時
間を求めるための計算も複雑になり、プログラムが長く
なり、マイクロコンピュータの負担が大きくなる欠点が
あった。
御装置にキー操作によって、トラックナンバーやインデ
ックスの頭出し等が指示されるが、これらの指示から、
その場所の時間情報を計算して求めることは、プログラ
ムが増大し容易なことではない。また、目標位置の時間
情報と現在読み出されたサブコードQの時間情報との差
を求め、更に、その差に応じた光ピックアップの移動時
間を求めるための計算も複雑になり、プログラムが長く
なり、マイクロコンピュータの負担が大きくなる欠点が
あった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述した点に鑑みて創作されたものであ
り、外部制御回路からのコマンドデータ、及び、所定値
Nを示す数値データを記憶するコマンドレジスタと、該
コマンドレジスタに記憶された前記コマンドデータが、
トラック数の計数を指示すること、外周方向に4n(n=
0,1,2,…)本のトラックジャンプを指示すること、及
び、内周方向に4n(n=0,1,2,…)本のトラックジャン
プを指示することを検出し、各々の検出出力を発生する
コマンドデコーダと、外部から印加されるトラッキング
エラー信号を計数するカウンタと、該カウンタの出力及
び前記コマンドデコーダからの検出出力を入力し、該検
出出力に基いて前記カウンタの計数出力を選択出力する
選択回路と、該選択回路の出力の基いて、前記トラック
から情報を読み取るための手段を制御するトラッキング
サーボ回路に加速パルスあるいは減速パルスを与えるト
ラッキング制御パルス発生回路と、前記カウンタの出力
と前記コマンドレジスタの出力を入力し、前記カウンタ
の計数値が前記所定値Nより小さい値Mとなっことを検
出して第1の検出出力を発生すると共に前記カウンタの
計数値が前記所定値Nとなったことを検出して第2の検
出出力を発生する一致検出回路と、該一致検出回路の第
1の検出出力でセットされ、出力が外部端子に印加され
るフリップフロップと、前記一致検出回路の第2の検出
出力に基いて、前記カウンタ及びフリップフロップをリ
セットするリセット回路とを備え、前記コマンドデコー
ダが所定値Nを計数する指示を示すコマンドデータを検
出した検出出力により、前記リセット回路の動作を活勢
化し、前記トラッキング制御パルス発生回路の動作を停
止させるものであり、トラックカウントを指示するコマ
ンドデータの印加及び所定値Nの印加により、トラック
を所定値N計数する毎に外部端子からパルスが出力さ
れ、4nのトラックジャンプを指示するコマンドデータを
印加することにより、加速パルスあるいは減速パルスが
出力されるトラックサーチ回路を提供するものである。
り、外部制御回路からのコマンドデータ、及び、所定値
Nを示す数値データを記憶するコマンドレジスタと、該
コマンドレジスタに記憶された前記コマンドデータが、
トラック数の計数を指示すること、外周方向に4n(n=
0,1,2,…)本のトラックジャンプを指示すること、及
び、内周方向に4n(n=0,1,2,…)本のトラックジャン
プを指示することを検出し、各々の検出出力を発生する
コマンドデコーダと、外部から印加されるトラッキング
エラー信号を計数するカウンタと、該カウンタの出力及
び前記コマンドデコーダからの検出出力を入力し、該検
出出力に基いて前記カウンタの計数出力を選択出力する
選択回路と、該選択回路の出力の基いて、前記トラック
から情報を読み取るための手段を制御するトラッキング
サーボ回路に加速パルスあるいは減速パルスを与えるト
ラッキング制御パルス発生回路と、前記カウンタの出力
と前記コマンドレジスタの出力を入力し、前記カウンタ
の計数値が前記所定値Nより小さい値Mとなっことを検
出して第1の検出出力を発生すると共に前記カウンタの
計数値が前記所定値Nとなったことを検出して第2の検
出出力を発生する一致検出回路と、該一致検出回路の第
1の検出出力でセットされ、出力が外部端子に印加され
るフリップフロップと、前記一致検出回路の第2の検出
出力に基いて、前記カウンタ及びフリップフロップをリ
セットするリセット回路とを備え、前記コマンドデコー
ダが所定値Nを計数する指示を示すコマンドデータを検
出した検出出力により、前記リセット回路の動作を活勢
化し、前記トラッキング制御パルス発生回路の動作を停
止させるものであり、トラックカウントを指示するコマ
ンドデータの印加及び所定値Nの印加により、トラック
を所定値N計数する毎に外部端子からパルスが出力さ
れ、4nのトラックジャンプを指示するコマンドデータを
印加することにより、加速パルスあるいは減速パルスが
出力されるトラックサーチ回路を提供するものである。
更に、上記したトラックサーチ回路を利用し、目標点
の実時間に達するまで、所定値Nを計数する毎に出力さ
れるパルスに従って、対応する時間の加算又は減算を行
って計算上の実時間を得て、該実時間が目標点の実時間
に達したところで、サーチを一旦止め、その点の実時間
をトラックから読み取り、その後4nのトラックジャンプ
と実時間の読み取りを繰り返えして目標点を見い出すト
ラックサーチ方法により、トラックサーチの高速化を図
るものである。
の実時間に達するまで、所定値Nを計数する毎に出力さ
れるパルスに従って、対応する時間の加算又は減算を行
って計算上の実時間を得て、該実時間が目標点の実時間
に達したところで、サーチを一旦止め、その点の実時間
をトラックから読み取り、その後4nのトラックジャンプ
と実時間の読み取りを繰り返えして目標点を見い出すト
ラックサーチ方法により、トラックサーチの高速化を図
るものである。
(ホ)作用 上述の手段によれば、外部制御回路(例えばマイクロ
コンピュータ)が、コマンドレジスタにトラックカウン
トを指示するコマンドデータと所定値Nを示す数字デー
タを印加してサーチを開始すると、カウンタがトラッキ
ングエラー信号を所定値M(M<N)を計数したとき一
致検出回路の第1の検出出力でフリップフロップがセッ
トされ、カウンタが所定値Nを計数したとき一致検出回
路の第2の検出出力に基いてリセット回路から出力され
るリセット信号でカウンタ及びフリップフロップがリセ
ットされるという動作が繰り返えされるため、フリップ
フロップの出力が印加される出力端子からは、所定値N
のトラックを横切る毎にパルスが出力されるのである。
このパルスに基いて、予めトラックから読み取った実時
間に、実時間に対応する予め定められた時間を加算又は
減算することで、トラックに対応する実時間を得ること
ができる。
コンピュータ)が、コマンドレジスタにトラックカウン
トを指示するコマンドデータと所定値Nを示す数字デー
タを印加してサーチを開始すると、カウンタがトラッキ
ングエラー信号を所定値M(M<N)を計数したとき一
致検出回路の第1の検出出力でフリップフロップがセッ
トされ、カウンタが所定値Nを計数したとき一致検出回
路の第2の検出出力に基いてリセット回路から出力され
るリセット信号でカウンタ及びフリップフロップがリセ
ットされるという動作が繰り返えされるため、フリップ
フロップの出力が印加される出力端子からは、所定値N
のトラックを横切る毎にパルスが出力されるのである。
このパルスに基いて、予めトラックから読み取った実時
間に、実時間に対応する予め定められた時間を加算又は
減算することで、トラックに対応する実時間を得ること
ができる。
また、計算上の実時間が目標点の実時間に達したとき
には、外部制御回路が、目標点方向に4nで表わされる最
大のトラックジャンプを指示するコマンドデータをコマ
ンドレジスタに印加することにより、コマンドデコーダ
から出力される検出出力で、選択回路は、カウンタの計
数が4nとなったとき出力を発生するため、該出力によっ
てトラッキング制御パルス発生回路は、トラックから情
報を読み取るピックアップのアクチュエータを制御する
トラッキングサーボ回路に加速パルス及び減速パルスを
出力するのである。このトラックジャンプを4nで表わさ
れる最大値から最小値まで繰り返えすことにより、目標
点を見い出すことができる。
には、外部制御回路が、目標点方向に4nで表わされる最
大のトラックジャンプを指示するコマンドデータをコマ
ンドレジスタに印加することにより、コマンドデコーダ
から出力される検出出力で、選択回路は、カウンタの計
数が4nとなったとき出力を発生するため、該出力によっ
てトラッキング制御パルス発生回路は、トラックから情
報を読み取るピックアップのアクチュエータを制御する
トラッキングサーボ回路に加速パルス及び減速パルスを
出力するのである。このトラックジャンプを4nで表わさ
れる最大値から最小値まで繰り返えすことにより、目標
点を見い出すことができる。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の実施例を示す回路図であり、CD再
生装置に使用される信号処理及び制御用集積回路に内蔵
されるトラックサーチ回路である。
生装置に使用される信号処理及び制御用集積回路に内蔵
されるトラックサーチ回路である。
第1図に於いて、コマンドレジスタ(1)は8ビット
で構成されたレジスタであり、外部の制御装置例えば、
マイクロコンピュータ(図示せず)からデータ入力端子
(2)を介して8ビットのデータCODが、入力端子
(3)に印加するシフトクロックSCKと同期してシリア
ルに印加される。データCODは、動作を指示するコマン
ドデータと所定値Nを示す数値データのいずれかである
が、数値データは、コマンドデータを印加した後に印加
される。コマンドデコーダ(4)は、コマンドレジスタ
(1)の8ビット出力を入力し、コマンドレジスタ
(1)に入力保持されたコマンドデータが何を指示する
データであるかを検出するデコーダである。コマンドデ
ータには、トラックジャンプを指示するものとトラック
カウントを指示するものがあり、コマンドデコーダ
(4)は、トラックジャンプのコマンドデータに基い
て、2種類の1トラックジャンプを指示する信号1T及び
1T′と、4トラックジャンプを指示する信号4Tと、16ト
ラックジャンプを指示する信号16Tと、64トラックジャ
ンプを指示する信号64Tと、256トラックジャンプを指示
する信号256Tと、内周方向のトラックジャンプを指示す
る信号KPIと、外周方向のトラックジャンプを指示する
信号KPOを出力すると共に、トラックカウントのコマン
ドデータに基いてトラックカウントを指示する信号TCを
出力する。また、コマンドデコーダ(4)は、トラック
カウントのコマンドデータを検出した後は、次にコマン
ドレジスタ(1)に入力保持されるデータが数値データ
であることから、そのトラックカウントの検出結果に基
いて、デコード動作が禁止される。
で構成されたレジスタであり、外部の制御装置例えば、
マイクロコンピュータ(図示せず)からデータ入力端子
(2)を介して8ビットのデータCODが、入力端子
(3)に印加するシフトクロックSCKと同期してシリア
ルに印加される。データCODは、動作を指示するコマン
ドデータと所定値Nを示す数値データのいずれかである
が、数値データは、コマンドデータを印加した後に印加
される。コマンドデコーダ(4)は、コマンドレジスタ
(1)の8ビット出力を入力し、コマンドレジスタ
(1)に入力保持されたコマンドデータが何を指示する
データであるかを検出するデコーダである。コマンドデ
ータには、トラックジャンプを指示するものとトラック
カウントを指示するものがあり、コマンドデコーダ
(4)は、トラックジャンプのコマンドデータに基い
て、2種類の1トラックジャンプを指示する信号1T及び
1T′と、4トラックジャンプを指示する信号4Tと、16ト
ラックジャンプを指示する信号16Tと、64トラックジャ
ンプを指示する信号64Tと、256トラックジャンプを指示
する信号256Tと、内周方向のトラックジャンプを指示す
る信号KPIと、外周方向のトラックジャンプを指示する
信号KPOを出力すると共に、トラックカウントのコマン
ドデータに基いてトラックカウントを指示する信号TCを
出力する。また、コマンドデコーダ(4)は、トラック
カウントのコマンドデータを検出した後は、次にコマン
ドレジスタ(1)に入力保持されるデータが数値データ
であることから、そのトラックカウントの検出結果に基
いて、デコード動作が禁止される。
カウンタ(5)は、CDのトラックから情報を読み出す
ための光ピックアップのレーザ光が、ピックアップの移
動によってトラックを横切るときに発生するトラッキン
グエラー信号TESを計数する9ビットのカウンタであ
り、各ビットの出力、即ち、カウンタ(5)の計数値を
示す出力は、コマンドデコーダ(4)からの信号1T,4T,
16T,64T,及び、256Tで制御される選択回路(6)に印加
される。選択回路(6)は7個のANDゲート(7)と2
個のORゲート(8)で構成され、信号1T,4T,16T,64T,及
び、256Tで選択された計数値にカウンタ(5)が達した
ときに、ORゲート(8)の出力から、各々加速パルスを
消滅させるための信号KPE1と減速パルスを消滅させるた
めの信号KPE2がトラッキング制御パルス発生回路(9)
にORゲート(10)(11)を介して印加される。
ための光ピックアップのレーザ光が、ピックアップの移
動によってトラックを横切るときに発生するトラッキン
グエラー信号TESを計数する9ビットのカウンタであ
り、各ビットの出力、即ち、カウンタ(5)の計数値を
示す出力は、コマンドデコーダ(4)からの信号1T,4T,
16T,64T,及び、256Tで制御される選択回路(6)に印加
される。選択回路(6)は7個のANDゲート(7)と2
個のORゲート(8)で構成され、信号1T,4T,16T,64T,及
び、256Tで選択された計数値にカウンタ(5)が達した
ときに、ORゲート(8)の出力から、各々加速パルスを
消滅させるための信号KPE1と減速パルスを消滅させるた
めの信号KPE2がトラッキング制御パルス発生回路(9)
にORゲート(10)(11)を介して印加される。
一方、タイマ(13)は、内部クロックパルスφ1を計
数することにより、233μsの出力t1と466μsの出力t2
を出力するものであり、この出力t1及びt2はコマンドデ
コーダ(4)からの出力1T′と1T′が印加されたORゲー
ト(14)の出力と出力4Tによって制御されるANDゲート
(15)(16)とORゲート(17)によって選択され、ORゲ
ート(17)の出力はORゲート(11)を介してトラッキン
グ制御パルス発生回路(9)に印加される。更に、タイ
マ(18)は、クロックパルスφ1を計数して233μsの出
力t3を作成するものであり、出力t3はコマンドデコーダ
(4)の出力1Tで制御されるANDゲート(19)で選択さ
れ、ANDゲート(19)の出力はORゲート(10)を介して
トラッキング制御パルス発生回路(9)に印加される。
即ち、タイマ(13)(18)は、各々光ピックアップのア
クチュエータを制御して、レーザ光が移動する時間をコ
マンドデータの指示により作成するものである。
数することにより、233μsの出力t1と466μsの出力t2
を出力するものであり、この出力t1及びt2はコマンドデ
コーダ(4)からの出力1T′と1T′が印加されたORゲー
ト(14)の出力と出力4Tによって制御されるANDゲート
(15)(16)とORゲート(17)によって選択され、ORゲ
ート(17)の出力はORゲート(11)を介してトラッキン
グ制御パルス発生回路(9)に印加される。更に、タイ
マ(18)は、クロックパルスφ1を計数して233μsの出
力t3を作成するものであり、出力t3はコマンドデコーダ
(4)の出力1Tで制御されるANDゲート(19)で選択さ
れ、ANDゲート(19)の出力はORゲート(10)を介して
トラッキング制御パルス発生回路(9)に印加される。
即ち、タイマ(13)(18)は、各々光ピックアップのア
クチュエータを制御して、レーザ光が移動する時間をコ
マンドデータの指示により作成するものである。
トラッキング制御パルス発生回路(9)は、コマンド
デコーダ(4)から印加される内周方向の移動を指示す
る信号KPI及び外周方向の移動を指示する信号KPOに基い
て動作し、内周方向へのキックパルスKP+と外周方向へ
のキックパルスKP−を端子(20)(21)から出力するも
のである。このトラッキング制御パルス発生回路(9)
は、信号KPI及びKPOが印加されたORゲート(22)と、光
ピックアップのアクチュエータのサーボ回路のゲインを
制御する信号TRGLを発生するD−FF(23)と、加速パル
スを作成するD−FF(24)と、減速パルスを作成するD
−FF(25)と、D−FF(24)の出力、即ち、加速パルス
をキックパルスKP+とするかキックパルスKP−とする
か、また、D−FF(25)の出力、即ち、減速パルスをキ
ックパルスKP+とするかキックパルスKP−とするかを信
号KPI及びKPOによって切換える切換ゲート(26)(27)
と、ブレーキパルスTBKEを発生するD−FF(28)とから
構成される。ここで、加速パルスと減速パルスのパルス
幅は、コマンドデータによって選択されたカウンタ
(5)の出力、あるいは、タイマ(18)(13)の出力に
よって決定される。
デコーダ(4)から印加される内周方向の移動を指示す
る信号KPI及び外周方向の移動を指示する信号KPOに基い
て動作し、内周方向へのキックパルスKP+と外周方向へ
のキックパルスKP−を端子(20)(21)から出力するも
のである。このトラッキング制御パルス発生回路(9)
は、信号KPI及びKPOが印加されたORゲート(22)と、光
ピックアップのアクチュエータのサーボ回路のゲインを
制御する信号TRGLを発生するD−FF(23)と、加速パル
スを作成するD−FF(24)と、減速パルスを作成するD
−FF(25)と、D−FF(24)の出力、即ち、加速パルス
をキックパルスKP+とするかキックパルスKP−とする
か、また、D−FF(25)の出力、即ち、減速パルスをキ
ックパルスKP+とするかキックパルスKP−とするかを信
号KPI及びKPOによって切換える切換ゲート(26)(27)
と、ブレーキパルスTBKEを発生するD−FF(28)とから
構成される。ここで、加速パルスと減速パルスのパルス
幅は、コマンドデータによって選択されたカウンタ
(5)の出力、あるいは、タイマ(18)(13)の出力に
よって決定される。
第2図に、信号KPIが出力されたときのキックパルスK
P+とKP−及びその他のパルスのタイミング図を示す。
第2図に示す如く、信号KPIが発生するとD−FF(23)
はセットされ、その出力Qの立ち上がりによりD−FF
(24)がセットされ、加速パルスがキックパルスKP+と
して発生する。また、D−FF(23)の出力は、トラッ
キングサーボ回路のゲイン制御信号TRGLとして出力さ
れ、信号TRGLが“0"の期間サーボゲインが減少される。
キックパルスKP+の期間(a)は、コマンドデータによ
って決定され、選択されたカウンタ(5)の出力KPE1あ
るいはタイマ(18)の出力がD−FF(24)をリセットす
ることにより、加速パルスが消滅する。更に、D−FF
(24)がリセットされることによりその出力が“1"と
なると、D−FF(25)がセットされ減速パルスがキック
パルスKP−として発生する。このキックパルスKP−の期
間(b)もコマンドデータによって決定され、選択され
たカウンタ(5)の出力KPE2あるいはタイマ(13)の出
力がD−FF(25)をリセットすることにより、減速パル
スが消滅する。D−FF(25)がリセットされて、その出
力Qが“1"になると、D−FF(28)がセットされブレー
キパルスTBKEが端子(29)から出力される。このブレー
キパルスTBKEは、光ピックアップのビームのスリップ方
向を検出し、そのスリップを防ぐ方向にビームを制御す
る動作を行なわせるためのタイミング信号となる。ま
た、ブレーキパルスTBKEの発生期間は、第1図に示され
たタイマ(30)によって決定される。タイマ(30)は、
D−FF(25)がリセットされたときの出力Qの立ち下が
りによって動作し、17ms後にタイマ出力t4を出力する。
タイマ出力t4は、D−FF(23)及びD−FF(28)をリセ
ットするため、ブレーキパルスTBKEは“0"となり、信号
TRGLは“1"となる。信号TRGLが“1"となることにより、
トラッキングサーボ回路のサーボゲインが上昇され、ピ
ックアップが移動した位置、即ち、コマンドで指示され
た位置のトラックが捕捉される。
P+とKP−及びその他のパルスのタイミング図を示す。
第2図に示す如く、信号KPIが発生するとD−FF(23)
はセットされ、その出力Qの立ち上がりによりD−FF
(24)がセットされ、加速パルスがキックパルスKP+と
して発生する。また、D−FF(23)の出力は、トラッ
キングサーボ回路のゲイン制御信号TRGLとして出力さ
れ、信号TRGLが“0"の期間サーボゲインが減少される。
キックパルスKP+の期間(a)は、コマンドデータによ
って決定され、選択されたカウンタ(5)の出力KPE1あ
るいはタイマ(18)の出力がD−FF(24)をリセットす
ることにより、加速パルスが消滅する。更に、D−FF
(24)がリセットされることによりその出力が“1"と
なると、D−FF(25)がセットされ減速パルスがキック
パルスKP−として発生する。このキックパルスKP−の期
間(b)もコマンドデータによって決定され、選択され
たカウンタ(5)の出力KPE2あるいはタイマ(13)の出
力がD−FF(25)をリセットすることにより、減速パル
スが消滅する。D−FF(25)がリセットされて、その出
力Qが“1"になると、D−FF(28)がセットされブレー
キパルスTBKEが端子(29)から出力される。このブレー
キパルスTBKEは、光ピックアップのビームのスリップ方
向を検出し、そのスリップを防ぐ方向にビームを制御す
る動作を行なわせるためのタイミング信号となる。ま
た、ブレーキパルスTBKEの発生期間は、第1図に示され
たタイマ(30)によって決定される。タイマ(30)は、
D−FF(25)がリセットされたときの出力Qの立ち下が
りによって動作し、17ms後にタイマ出力t4を出力する。
タイマ出力t4は、D−FF(23)及びD−FF(28)をリセ
ットするため、ブレーキパルスTBKEは“0"となり、信号
TRGLは“1"となる。信号TRGLが“1"となることにより、
トラッキングサーボ回路のサーボゲインが上昇され、ピ
ックアップが移動した位置、即ち、コマンドで指示され
た位置のトラックが捕捉される。
第3図は、コマンドデータとそのコマンドデータが指
示する内容、及び、加速パルスの期間(a)と減速パル
スの期間(b)の関係を示す図である。第3図に於い
て、1トラックジャンプを指示するコマンドデータに
は、内周方向及び外周方向の各々に2種類のトラックジ
ャンプの方法があり、その一つは、コマンドデータが
「11」(16進数)及び「19」(16進数)の場合であり、
このデータがコマンドレジスタ(1)に入力されるとコ
マンドデコーダ(4)からは信号1Tが出力される。信号
1Tはタイマ(18)の出力t3及びタイマ(13)の出力t1を
選択するため、加速パルスの期間(a)は233μsとな
り、減速パルスの期間も233μsとなる。この233μsの
期間は、光ピックアップが1/2トラック移動するために
必要な計数上求めた時間である。一方、コマンドデータ
が「12」(16進数)及び「1A」(16進数)の場合には、
コマンドデコーダ(4)からは信号1T′が出力される。
信号1T′はカウンタ(5)の出力Q1を選択しタイマ(1
3)の出力t1を選択するため、加速パルスの期間(a)
は、トラッキングエラー信号TESを1個計数するまでの
時間、即ち、トラッキングエラー信号TESはトラックと
トラックの中間にビームが存在したときに発生するパル
スであるから、光ピックアップが1/2トラック移動する
までの時間となり、また、減速パルスの期間(b)は前
述と同様233μsの時間となる。これら2種類の1トラ
ックジャンプは、光ピックアップの特性、あるいは、ト
ラッキングサーボ回路の特性等によって使い分けること
ができる。
示する内容、及び、加速パルスの期間(a)と減速パル
スの期間(b)の関係を示す図である。第3図に於い
て、1トラックジャンプを指示するコマンドデータに
は、内周方向及び外周方向の各々に2種類のトラックジ
ャンプの方法があり、その一つは、コマンドデータが
「11」(16進数)及び「19」(16進数)の場合であり、
このデータがコマンドレジスタ(1)に入力されるとコ
マンドデコーダ(4)からは信号1Tが出力される。信号
1Tはタイマ(18)の出力t3及びタイマ(13)の出力t1を
選択するため、加速パルスの期間(a)は233μsとな
り、減速パルスの期間も233μsとなる。この233μsの
期間は、光ピックアップが1/2トラック移動するために
必要な計数上求めた時間である。一方、コマンドデータ
が「12」(16進数)及び「1A」(16進数)の場合には、
コマンドデコーダ(4)からは信号1T′が出力される。
信号1T′はカウンタ(5)の出力Q1を選択しタイマ(1
3)の出力t1を選択するため、加速パルスの期間(a)
は、トラッキングエラー信号TESを1個計数するまでの
時間、即ち、トラッキングエラー信号TESはトラックと
トラックの中間にビームが存在したときに発生するパル
スであるから、光ピックアップが1/2トラック移動する
までの時間となり、また、減速パルスの期間(b)は前
述と同様233μsの時間となる。これら2種類の1トラ
ックジャンプは、光ピックアップの特性、あるいは、ト
ラッキングサーボ回路の特性等によって使い分けること
ができる。
また、コマンドデータの「13」(16進数)と「1B」
(16進数)は、内周及び外周方向の4トラックジャンプ
であり、このコマンドデータの場合には、コマンドデコ
ーダ(4)からは信号4Tが出力される。信号4Tは、カウ
ンタ(5)の出力Q2を選択し、タイマ(13)の出力t2を
選択する。従って、加速パルスの期間(a)は、2トラ
ックジャンプする期間となり、減速パルスの期間(b)
は466μsの時間となる。466μsは2トラックジャンプ
するために必要な計算上の時間である。コマンドデコー
ダの「14」(16進数)と「1C」(16進数)は、内周及び
外周方向に16トラックジャンプを指示し、このとき出力
される信号16Tは、カウンタ(5)の出力Q4及びQ1と出
力Q5を選択する。従って、加速パルスの期間(a)は9
トラックジャンプ期間となり、減速パルスの期間(b)
は7トラックジャンプ期間となる。コマンドデータの
「15」(16進数)と「1D」(16進数)は、64トラックジ
ャンプを指示し、このとき出力される信号64Tは、カウ
ンタ(5)の出力Q5及びQ3と出力Q7を選択する。従っ
て、加速パルスの期間(a)は36トラックジャンプ期間
となり、減速パルスの期間(b)は28トラックジャンプ
期間となる。更に、コマンドデータの「16」(16進数)
と「1E」(16進数)は256トラックジャンプを指示し、
そのとき出力される信号256Tは、カウンタ(5)の出力
Q8とQ5を選択している。また、カウンタ(5)の出力Q9
はORゲート(9)に印加され常時選択されている。従っ
て、加速パルスの期間(a)は144トラックジャンプ期
間となり、減速パルスの期間(b)は112トラックジャ
ンプ期間となる。
(16進数)は、内周及び外周方向の4トラックジャンプ
であり、このコマンドデータの場合には、コマンドデコ
ーダ(4)からは信号4Tが出力される。信号4Tは、カウ
ンタ(5)の出力Q2を選択し、タイマ(13)の出力t2を
選択する。従って、加速パルスの期間(a)は、2トラ
ックジャンプする期間となり、減速パルスの期間(b)
は466μsの時間となる。466μsは2トラックジャンプ
するために必要な計算上の時間である。コマンドデコー
ダの「14」(16進数)と「1C」(16進数)は、内周及び
外周方向に16トラックジャンプを指示し、このとき出力
される信号16Tは、カウンタ(5)の出力Q4及びQ1と出
力Q5を選択する。従って、加速パルスの期間(a)は9
トラックジャンプ期間となり、減速パルスの期間(b)
は7トラックジャンプ期間となる。コマンドデータの
「15」(16進数)と「1D」(16進数)は、64トラックジ
ャンプを指示し、このとき出力される信号64Tは、カウ
ンタ(5)の出力Q5及びQ3と出力Q7を選択する。従っ
て、加速パルスの期間(a)は36トラックジャンプ期間
となり、減速パルスの期間(b)は28トラックジャンプ
期間となる。更に、コマンドデータの「16」(16進数)
と「1E」(16進数)は256トラックジャンプを指示し、
そのとき出力される信号256Tは、カウンタ(5)の出力
Q8とQ5を選択している。また、カウンタ(5)の出力Q9
はORゲート(9)に印加され常時選択されている。従っ
て、加速パルスの期間(a)は144トラックジャンプ期
間となり、減速パルスの期間(b)は112トラックジャ
ンプ期間となる。
このように、第3図に示された如く、コマンドデータ
によって、4n(n=0,1,2,3,4)のトラックジャンプを
行うためのキックパルスKP+及びKP−が自由に作成でき
る。
によって、4n(n=0,1,2,3,4)のトラックジャンプを
行うためのキックパルスKP+及びKP−が自由に作成でき
る。
更に、第1図に於いて、カウンタ(5)の下位8ビッ
ト出力Q1〜Q8とコマンドレジスタ(1)の8ビット出力
は、一致検出回路(31)に印加されている。一致検出回
路(31)は、コマンドレジスタ(1)にトラックカウン
トを指示するコマンドデータが入力保持された後に入力
保持される数値データが示す所定値N及びM=N/2の値
に、カウンタ(5)の計数値が達したことを検出する回
路であり、カウンタ(5)の下位7ビット出力とコマン
ドレジスタ(1)の上位7ビット出力が各々印加された
E−ORゲート(32)とE−ORゲート(32)の出力が印加
されたNORゲート(33)と、カウンタ(5)の下位8ビ
ット出力とコマンドレジスタ(1)の8ビット出力が各
々印加されたE−ORゲート(34)とE−ORゲート(34)
の出力が印加されたNORゲート(35)とから構成され
る。E−ORゲート(32)及びNORゲート(33)は、カウ
ンタ(5)の計数値がN/2に達したことを検出して第1
の検出出力をR−SFF(36)のセット入力に印加し、E
−ORゲート(34)及びNORゲート(35)は、カウンタ
(5)の計数値がNに達したことを検出して第2の検出
出力をD−FF(37)のD入力に印加する。このD−FF
(37)は、R−SFF(36)のリセット信号を発生するリ
セット回路であり、D−FF(37)の出力Qは、ORゲート
(38)の入力にゲイン制御信号TRGLと共に印加され、OR
ゲート(38)の出力が、R−SFF(36)のリセット入力
R及びカウンタ(5)のリセット入力Rに印加される。
R−SFF(36)の出力Qは、トラックカウントの結果WQ
として外部端子(39)から外部のマイクロコンピュータ
に出力される。一方、トラックカウントを指示するコマ
ンドデータを検出したときにコマンドデコーダ(4)か
ら出力される信号TCは、トラッキング制御パルス発生回
路(9)のORゲート(22)に印加されると共にD−FF
(37)の反転リセット入力R、及び、ORゲート(10)
(11)を介してD−FF(24)(25)のリセット入力Rに
各々印加されるようになっている。即ち、トラックカウ
ントを指示するコマンドデータを検出した際に、信号TC
が“1"となると、加速パルスと減速パルスを発生するD
−FF(24)及び(25)はリセット状態に保持されるが、
D−FF(37)のリセットは解除され、更に、D−FF(2
3)は、信号TC“1"を取り込んで、その出力であるサー
ボゲイン制御信号TRGLを“0"にする。この信号TRGLが
“0"になることによりカウンタ(5)のリセットが解除
され、カウンタ(5)は、計数を開始する。従って、カ
ウンタ(5)の計数値がN/2になると第1の検出出力に
よってR−SFF(36)がセットされ、カウンタ(5)の
計数値がNになると第2の検出出力によってD−FF(3
7)の出力Qが“1"となって、R−SFF(36)及びカウン
タ(5)がリセットされるのであり、この動作が繰り返
えされることで、信号WQは、カウンタ(5)がトラッキ
ングエラー信号TESをN個計数する期間を周期とするパ
ルスとなるのである。従って、信号WQに基いて、ピック
アップの移動量を知ることが可能となる。
ト出力Q1〜Q8とコマンドレジスタ(1)の8ビット出力
は、一致検出回路(31)に印加されている。一致検出回
路(31)は、コマンドレジスタ(1)にトラックカウン
トを指示するコマンドデータが入力保持された後に入力
保持される数値データが示す所定値N及びM=N/2の値
に、カウンタ(5)の計数値が達したことを検出する回
路であり、カウンタ(5)の下位7ビット出力とコマン
ドレジスタ(1)の上位7ビット出力が各々印加された
E−ORゲート(32)とE−ORゲート(32)の出力が印加
されたNORゲート(33)と、カウンタ(5)の下位8ビ
ット出力とコマンドレジスタ(1)の8ビット出力が各
々印加されたE−ORゲート(34)とE−ORゲート(34)
の出力が印加されたNORゲート(35)とから構成され
る。E−ORゲート(32)及びNORゲート(33)は、カウ
ンタ(5)の計数値がN/2に達したことを検出して第1
の検出出力をR−SFF(36)のセット入力に印加し、E
−ORゲート(34)及びNORゲート(35)は、カウンタ
(5)の計数値がNに達したことを検出して第2の検出
出力をD−FF(37)のD入力に印加する。このD−FF
(37)は、R−SFF(36)のリセット信号を発生するリ
セット回路であり、D−FF(37)の出力Qは、ORゲート
(38)の入力にゲイン制御信号TRGLと共に印加され、OR
ゲート(38)の出力が、R−SFF(36)のリセット入力
R及びカウンタ(5)のリセット入力Rに印加される。
R−SFF(36)の出力Qは、トラックカウントの結果WQ
として外部端子(39)から外部のマイクロコンピュータ
に出力される。一方、トラックカウントを指示するコマ
ンドデータを検出したときにコマンドデコーダ(4)か
ら出力される信号TCは、トラッキング制御パルス発生回
路(9)のORゲート(22)に印加されると共にD−FF
(37)の反転リセット入力R、及び、ORゲート(10)
(11)を介してD−FF(24)(25)のリセット入力Rに
各々印加されるようになっている。即ち、トラックカウ
ントを指示するコマンドデータを検出した際に、信号TC
が“1"となると、加速パルスと減速パルスを発生するD
−FF(24)及び(25)はリセット状態に保持されるが、
D−FF(37)のリセットは解除され、更に、D−FF(2
3)は、信号TC“1"を取り込んで、その出力であるサー
ボゲイン制御信号TRGLを“0"にする。この信号TRGLが
“0"になることによりカウンタ(5)のリセットが解除
され、カウンタ(5)は、計数を開始する。従って、カ
ウンタ(5)の計数値がN/2になると第1の検出出力に
よってR−SFF(36)がセットされ、カウンタ(5)の
計数値がNになると第2の検出出力によってD−FF(3
7)の出力Qが“1"となって、R−SFF(36)及びカウン
タ(5)がリセットされるのであり、この動作が繰り返
えされることで、信号WQは、カウンタ(5)がトラッキ
ングエラー信号TESをN個計数する期間を周期とするパ
ルスとなるのである。従って、信号WQに基いて、ピック
アップの移動量を知ることが可能となる。
ここで、所定値Nの設定の方法について述べる。CDに
於いては、トラックから読み出される情報のサブコード
Qに実時間情報が含まれている。この実時間は、トラッ
クの始まりからの実際の再生時間を示すものでAタイム
と呼ばれている。CDは、線速度一定(CLV)で回転する
ため、Aタイムとトラック数の関係は、 となっている。この関係をグラフに示すと第4図に示す
如くになる。また、第5図は、Aタイムを5分単位で分
割した場合の図であり、第5図に於いて、各々の5分単
位時間内のトラック数と、各々の5分単位時間内におけ
る1秒間の平均トラック数が示されている。ここで、秒
欄の如く12秒を最少値として、各単位時間毎に1秒増加
する秒数を設定すると、その設定された秒数に対応する
トラック数は第5図に示されるように80〜87の略一定し
たトラック数となる。そこで、所定値Nを81に設定する
と、第1図の回路において、信号WQのパルスが出力され
る毎に、現在Aタイムが含まれる5分単位時間に対応す
る秒欄の秒数を現在Aタイムに加算又は減算(減算の場
合は内周方向、即ち、目標タイムが現在Aタイムより小
さい場合)すれば、計算上現在Aタイムを求めることが
できる。
於いては、トラックから読み出される情報のサブコード
Qに実時間情報が含まれている。この実時間は、トラッ
クの始まりからの実際の再生時間を示すものでAタイム
と呼ばれている。CDは、線速度一定(CLV)で回転する
ため、Aタイムとトラック数の関係は、 となっている。この関係をグラフに示すと第4図に示す
如くになる。また、第5図は、Aタイムを5分単位で分
割した場合の図であり、第5図に於いて、各々の5分単
位時間内のトラック数と、各々の5分単位時間内におけ
る1秒間の平均トラック数が示されている。ここで、秒
欄の如く12秒を最少値として、各単位時間毎に1秒増加
する秒数を設定すると、その設定された秒数に対応する
トラック数は第5図に示されるように80〜87の略一定し
たトラック数となる。そこで、所定値Nを81に設定する
と、第1図の回路において、信号WQのパルスが出力され
る毎に、現在Aタイムが含まれる5分単位時間に対応す
る秒欄の秒数を現在Aタイムに加算又は減算(減算の場
合は内周方向、即ち、目標タイムが現在Aタイムより小
さい場合)すれば、計算上現在Aタイムを求めることが
できる。
次に、第1図に示された回路の内蔵された集積回路を
マイクロコンピュータで制御するCD再生装置に於いて、
目標トラックに光ピックアップを高速移動させるための
方法を第6図のフロー図を用いて説明する。
マイクロコンピュータで制御するCD再生装置に於いて、
目標トラックに光ピックアップを高速移動させるための
方法を第6図のフロー図を用いて説明する。
先ず、マイクロコンピュータは、光ピックアップを移
動させる目標Aタイムをリードする(ステップa)。こ
れは、CDの内周に設けられているリードインエリアに記
録されている曲情報に含まれている各曲のAタイムを予
め記憶しておくことにより、使用者の要求に応じて目標
Aタイムを知ることができる。次に、現在再生している
トラックから現在Aタイムを読み取る(ステップb)。
この現在Aタイムが目標に対して1分以内であれば、目
標Aタイムと現在Aタイムを比較して外周方向か内周方
向かを判別し(ステップc)、トラックジャンプ機能、
即ち、256トラックジャンプを指示するコマンドデータ
を第1図のコマンドレジスタ(1)に与え実行する(ス
テップd)。この場合は、トラックジャンプが終了する
毎にトラックから現在Aタイムを読み出し、現在Aタイ
ムが目標に達するまで、256トラックジャンプ、64トラ
ックジャンプ、16トラックジャンプ、4トラックジャン
プ、1トラックジャンプを繰り返えして目標Aタイムに
達する。
動させる目標Aタイムをリードする(ステップa)。こ
れは、CDの内周に設けられているリードインエリアに記
録されている曲情報に含まれている各曲のAタイムを予
め記憶しておくことにより、使用者の要求に応じて目標
Aタイムを知ることができる。次に、現在再生している
トラックから現在Aタイムを読み取る(ステップb)。
この現在Aタイムが目標に対して1分以内であれば、目
標Aタイムと現在Aタイムを比較して外周方向か内周方
向かを判別し(ステップc)、トラックジャンプ機能、
即ち、256トラックジャンプを指示するコマンドデータ
を第1図のコマンドレジスタ(1)に与え実行する(ス
テップd)。この場合は、トラックジャンプが終了する
毎にトラックから現在Aタイムを読み出し、現在Aタイ
ムが目標に達するまで、256トラックジャンプ、64トラ
ックジャンプ、16トラックジャンプ、4トラックジャン
プ、1トラックジャンプを繰り返えして目標Aタイムに
達する。
一方、ステップcに於いて、現在Aタイムが目標Aタ
イムに対して1分以上である場合には、現在Aタイムと
目標Aタイムを比較して内周方向への移動か外周方向へ
の移動かを判別する(ステップc)。そして、ステップ
fに於いて、第1図に示されたコマンドレジスタ(1)
にトラックカウントを指示するコマンドデータを与えた
後、所定値81を与え、光ピックアップの送りを行うフィ
ードモータ等を高速回転させて、ステップeの結果に基
いた方向に光ピックアップをフィードする。次に、第1
図に示された外部端子(39)に生じる信号WQが“1"とな
った後“0"になったことをステップgに於いて判定す
る。信号WQが“1"から“0"になったことを検出すると、
ステップbで読み取った現在Aタイムの秒の位にその現
在Aタイムの10分位の値を2回加算(内周方向の場合に
は減算)する。この操作は、現在Aタイムの10分位の値
が5分単位時間で分割したどのランクに入るかを求め、
基準値12秒との差を秒の桁に加算するものである。そし
て、現在Aタイムの1分位の値が5以上であるか否かを
判別し、5以上であれば、更に秒の桁に13を加算(又は
減算)し、5未満であれば更に秒の桁に12を加算(又は
減算)する。これにより、5分単位時間に対応したトラ
ック81に相当する時間が現在Aタイムに加算又は減算さ
れたことになり、この結果が新たな現在Aタイムになる
(ステップh)。ところで、基準値12秒は、Aタイムが
0〜5である最初の5分間において、所定のトラック数
「81」をトレースするための平均時間を示している。そ
して、所定のトラック数「81」をトレースするための平
均時間は、第5図に示すように、Aタイムが5分増加す
る毎に、基準値「12秒」に順次「1」を加算した値に設
定されている(第5図の秒欄参照)。具体的には、平均
時間は、Aタイムが5〜10では「13秒」、10〜15では
「14秒」、15〜20では「15秒」、………となる。
イムに対して1分以上である場合には、現在Aタイムと
目標Aタイムを比較して内周方向への移動か外周方向へ
の移動かを判別する(ステップc)。そして、ステップ
fに於いて、第1図に示されたコマンドレジスタ(1)
にトラックカウントを指示するコマンドデータを与えた
後、所定値81を与え、光ピックアップの送りを行うフィ
ードモータ等を高速回転させて、ステップeの結果に基
いた方向に光ピックアップをフィードする。次に、第1
図に示された外部端子(39)に生じる信号WQが“1"とな
った後“0"になったことをステップgに於いて判定す
る。信号WQが“1"から“0"になったことを検出すると、
ステップbで読み取った現在Aタイムの秒の位にその現
在Aタイムの10分位の値を2回加算(内周方向の場合に
は減算)する。この操作は、現在Aタイムの10分位の値
が5分単位時間で分割したどのランクに入るかを求め、
基準値12秒との差を秒の桁に加算するものである。そし
て、現在Aタイムの1分位の値が5以上であるか否かを
判別し、5以上であれば、更に秒の桁に13を加算(又は
減算)し、5未満であれば更に秒の桁に12を加算(又は
減算)する。これにより、5分単位時間に対応したトラ
ック81に相当する時間が現在Aタイムに加算又は減算さ
れたことになり、この結果が新たな現在Aタイムになる
(ステップh)。ところで、基準値12秒は、Aタイムが
0〜5である最初の5分間において、所定のトラック数
「81」をトレースするための平均時間を示している。そ
して、所定のトラック数「81」をトレースするための平
均時間は、第5図に示すように、Aタイムが5分増加す
る毎に、基準値「12秒」に順次「1」を加算した値に設
定されている(第5図の秒欄参照)。具体的には、平均
時間は、Aタイムが5〜10では「13秒」、10〜15では
「14秒」、15〜20では「15秒」、………となる。
ここで、第5図において、Aタイムの一分位が「0」
で始まる単位時間範囲のみに着目すると、最初の0〜5
では平均時間は「12」であり、この「12」を基準値とす
れば、続く10〜15、20〜25、30〜35、………では、12+
2=14、12+4=16、12+6=18、………である。そし
て、基準値12に加算する各数値「2」、「4」、
「6」、………は、対応する単位時間範囲10〜15、20〜
25、30〜35、………の十分位の値「1」、「2」、
「3」、……を2倍した値である。従って、十分位の値
「1」、「2」、「3」、……を現在Aタイムの秒位に
値に2回加算し、その後に基準値「12」を更に加算すれ
ば、各単位時間範囲における平均時間が求められる。
で始まる単位時間範囲のみに着目すると、最初の0〜5
では平均時間は「12」であり、この「12」を基準値とす
れば、続く10〜15、20〜25、30〜35、………では、12+
2=14、12+4=16、12+6=18、………である。そし
て、基準値12に加算する各数値「2」、「4」、
「6」、………は、対応する単位時間範囲10〜15、20〜
25、30〜35、………の十分位の値「1」、「2」、
「3」、……を2倍した値である。従って、十分位の値
「1」、「2」、「3」、……を現在Aタイムの秒位に
値に2回加算し、その後に基準値「12」を更に加算すれ
ば、各単位時間範囲における平均時間が求められる。
一方、第5図において、Aタイムの一分位が「5」で
始まる単位時間範囲のみに着目すると、最初の5〜10で
は平均時間は「13」であり、この「13」を基準値とすれ
ば、続く15〜20、25〜30、35〜40、………では、13+2
=15、13+4=17、13+6=19、………である。そし
て、基準値13に加算する各数値「2」、「4」、
「6」、………は、上述と同様、対応する単位時間範囲
15〜20、25〜30、35〜40、………の十分位の値「1」、
「2」、「3」、……を2倍した値である。従って、十
分位の値「1」、「2」、「3」、……を現在Aタイム
の秒位の値に2回加算し、その後に基準値「13」を更に
加算すれば、各単位時間範囲における平均時間が求めら
れる。
始まる単位時間範囲のみに着目すると、最初の5〜10で
は平均時間は「13」であり、この「13」を基準値とすれ
ば、続く15〜20、25〜30、35〜40、………では、13+2
=15、13+4=17、13+6=19、………である。そし
て、基準値13に加算する各数値「2」、「4」、
「6」、………は、上述と同様、対応する単位時間範囲
15〜20、25〜30、35〜40、………の十分位の値「1」、
「2」、「3」、……を2倍した値である。従って、十
分位の値「1」、「2」、「3」、……を現在Aタイム
の秒位の値に2回加算し、その後に基準値「13」を更に
加算すれば、各単位時間範囲における平均時間が求めら
れる。
以上のような演算を行うことにより、現在Aタイムの
更新を行うステップが上述した第6図のステップhであ
る。
更新を行うステップが上述した第6図のステップhであ
る。
ステップiに於いて、計算の結果求められた現在Aタ
イムが目標Aタイムを超えたか否かが判別され、目標A
タイムに達していない場合には、ステップgに戻り、再
び信号WQの判定を行いステップhの動作を行う。このと
き、現在Aタイムは、先に計算で求められた計算上の現
在Aタイムを使用する。一方、ステップiで目標Aタイ
ムを超えた場合には、光ピックアップのフィードを止め
て、コマンドレジスタ(1)にトラックカウントを停止
するコマンドデータを送り、再びステップテップbに戻
る。そして、移動した先のトラックから実際の現在Aタ
イムを読み出して、同様の動作を行う。従って、トラッ
クカウントによって、目標のトラックの一分以内になれ
ば、トラックジャンプによって目標のトラックを見い出
すことができる。
イムが目標Aタイムを超えたか否かが判別され、目標A
タイムに達していない場合には、ステップgに戻り、再
び信号WQの判定を行いステップhの動作を行う。このと
き、現在Aタイムは、先に計算で求められた計算上の現
在Aタイムを使用する。一方、ステップiで目標Aタイ
ムを超えた場合には、光ピックアップのフィードを止め
て、コマンドレジスタ(1)にトラックカウントを停止
するコマンドデータを送り、再びステップテップbに戻
る。そして、移動した先のトラックから実際の現在Aタ
イムを読み出して、同様の動作を行う。従って、トラッ
クカウントによって、目標のトラックの一分以内になれ
ば、トラックジャンプによって目標のトラックを見い出
すことができる。
(ト)発明の効果 上述の如く本発明によれば、所定値Nのトラックカウ
ントを行う毎に出力されるパルスに基いて、現在Aタイ
ムを簡単に計算できるので、途中でトラックからAタイ
ムを読み出すことなく、目標に向けて一気にピックアッ
プを移動することが可能となり、更に、目標に近づいて
からトラックジャンプを実施してトラックからAタイム
を読み出しながら目標を見い出すことができるので、高
速のトラックサーチが実現できる利点があり、その効果
は大なるものである。更に、現在Aタイムの計算も簡単
に行えるので、マイクロコンピュータのプログラムステ
ップも減少する利点がある。
ントを行う毎に出力されるパルスに基いて、現在Aタイ
ムを簡単に計算できるので、途中でトラックからAタイ
ムを読み出すことなく、目標に向けて一気にピックアッ
プを移動することが可能となり、更に、目標に近づいて
からトラックジャンプを実施してトラックからAタイム
を読み出しながら目標を見い出すことができるので、高
速のトラックサーチが実現できる利点があり、その効果
は大なるものである。更に、現在Aタイムの計算も簡単
に行えるので、マイクロコンピュータのプログラムステ
ップも減少する利点がある。
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は、トラ
ックジャンプを制御するキックパルスのタイミング図、
第3図は、トラックジャンプ数とコマンドデータの関係
を示す図、第4図は、CDにおけるトラック数とAタイム
の関係を示す図、第5図はAタイムを5分単位時間で分
割した場合のトラック数の関係を示す図、第6図はトラ
ックサーチを行う場合の動作を示すフロー図である。 (1)…コマンドレジスタ、(4)コマンドデコーダ、
(5)…カウンタ、(6)…選択回路、(9)…トラッ
キング制御パルス発生回路、(13)(18)(30)…タイ
マ、(31)…一致検出回路、(36)…R−Sフリップフ
ロップ(R−SFF)。
ックジャンプを制御するキックパルスのタイミング図、
第3図は、トラックジャンプ数とコマンドデータの関係
を示す図、第4図は、CDにおけるトラック数とAタイム
の関係を示す図、第5図はAタイムを5分単位時間で分
割した場合のトラック数の関係を示す図、第6図はトラ
ックサーチを行う場合の動作を示すフロー図である。 (1)…コマンドレジスタ、(4)コマンドデコーダ、
(5)…カウンタ、(6)…選択回路、(9)…トラッ
キング制御パルス発生回路、(13)(18)(30)…タイ
マ、(31)…一致検出回路、(36)…R−Sフリップフ
ロップ(R−SFF)。
Claims (8)
- 【請求項1】外部制御回路からのコマンドデータ、及
び、所定値Nを示す数値データを記憶するコマンドレジ
スタと、該コマンドレジスタの出力に基づいて記憶され
た前記コマンドデータがトラック数の計数を指示するこ
とを検出し、その検出出力を発生するコマンドデコーダ
と、外部から印加されるトラッキングエラー信号を計数
するカウンタと、該カウンタの出力及び前記コマンドレ
ジスタの出力を入力し、前記カウンタの計数値が所定値
Nより小さいMとなったことを検出して第1の検出出力
を発生すると共に前記カウンタの計数値が所定値Nとな
ったことを検出して第2の検出出力を発生する一致検出
回路と、該一致検出回路の第1の検出出力でセットされ
るフリップフロップと、前記一致検出回路の第2の検出
出力に基づいて、前記カウンタ及び前記フリップフロッ
プをリセットする信号を発生するリセット回路とを備
え、前記フリップフロップの出力を前記外部制御回路へ
送出し、トラックサーチにより横切ったトラック数が前
記所定値Nに達したことを前記外部制御回路に知らせる
ことを特徴とするトラックサーチ回路。 - 【請求項2】前記一致検出回路は、前記カウンタの計数
値が所定値Nの1/2の値になったことを検出して第1の
検出出力を発生すると共に前記カウンタの計数値が所定
値Nとなったことを検出して第2の検出出力を発生する
ことを特徴とする請求項1記載のトラックサーチ回路。 - 【請求項3】線速度一定で回転するディスクのトラック
の始点から終点までをトレースする実時間を複数に分割
し、該分割された時間単位に対して共通の所定値を定
め、該所定値のトラック数をトレースする平均時間を各
々の前記単位時間毎に予め定めておき、前記所定値のト
ラック数を計数する毎に、トラックサーチ開始時点の実
時間が属する前記単位時間における前記平均時間を、前
記トラックサーチ開始時点の実時間に加算又は減算する
ことにより、トラック数に対応するトレースの実時間を
求めることを特徴とするトラックサーチ方法。 - 【請求項4】線速度一定で回転するディスクのトラック
から現在の実時間を読み取るステップと、前記ディスク
のトラックから情報を読み取る手段を目標に向けて移動
させるステップと、該ステップにより前記トラックを横
切る数が所定値になったとき、前記読み取られた実時間
に対して予め設定された前記所定値のトラック数に対応
する平均時間を、前記読み取られた実時間に加算又は減
算し、実時間を更新するステップと、前記更新された実
時間が目標値に達したか否かを判定するステップと、前
記判定の結果、目標値に達したときに前記情報を読み取
る手段の移動を停止させ、その時点の実時間をトラック
から読み取るステップとを備えて成るトラックサーチ方
法。 - 【請求項5】線速度一定で回転するディスクのトラック
の始点から終点までをトレースする実時間を5分単位に
分割し、該分割された時間単位毎に共通の所定値を定
め、最初の5分間において前記所定値のトラック数をト
レースする平均時間を基準値として予め定めたトラック
サーチ方法であって、前記ディスクのトラックから現在
の実時間を読み取るステップと、前記ディスクのトラッ
クから情報を読み取る手段を目標に向けて移動させるス
テップと、該ステップにより前記トラックを横切った数
が所定値になったとき、前記読み取った実時間の十分位
の数値を前記読み取った実時間の秒位の値に2回加算又
は減算すると共に前記読み取った実時間の一分位の数値
が5未満又は以下のとき前記基準値を前記読み取った実
時間の秒位の値に更に加算又は減算し、5以上又は5よ
り大のとき前記基準値+1の値を前記読み取った実時間
の秒位の値に更に加算又は減算して実時間を更新するス
テップと、該ステップで求められた実時間が目標値に達
したか否かを判定するステップとを備えたトラックサー
チ方法。 - 【請求項6】前記分割された時間単位毎に共通に定めら
れた所定値が80〜86であり、該所定値80〜86のトラック
数をトレースする各々の時間単位に対応する平均時間
が、12秒を基準値として1秒づつ増える値であることを
特徴とする請求項5記載のトラックサーチ方法。 - 【請求項7】外部制御回路からのコマンドデータ、及
び、所定値Nを示す数値データを記憶するコマンドレジ
スタと、該コマンドレジスタに記憶された前記コマンド
データが、トラック数の計数を指示すること、外周方向
に4n(n=0,1,2,…)本のトラックジャンプを指示する
こと、及び、内周方向に4n(n=0,1,2,…)本のトラッ
クジャンプを指示することを検出し、各々の検出出力を
発生するコマンドデコーダと、外部から印加されるトラ
ッキングエラー信号を計数するカウンタと、該カウンタ
の出力及び前記コマンドデコーダからの検出出力を入力
し、該検出出力に基づいて前記カウンタの計数出力を選
択出力する選択回路と、該選択回路の出力に基づいて、
前記トラックから情報を読み取る手段を制御するための
トラッキングサーボ回路に加速パルスあるいは減速パル
スを与えるトラッキング制御パルス発生回路と、前記カ
ウンタの出力と前記コマンドレジスタの出力を入力し、
前記カウンタの計数値が前記所定値Nより小さい値Mと
なったことを検出して第1の検出出力を発生すると共に
前記カウンタの計数値が前記所定値Nとなったことを検
出して第2の検出出力を発生する一致検出回路と、該一
致検出回路の第1の検出出力でセットされ、出力が外部
端子に印加されるフリップフロップと、前記一致検出回
路の第2の検出出力に基づいて、前記カウンタ及びフリ
ップフロップをリセットするリセット回路とを備え、前
記コマンドデコーダが所定値Nを計数する指示を示すコ
マンドデータを検出した検出出力により、前記リセット
回路を動作可能状態とし、且つ、前記トラッキング制御
パルス発生回路の動作を停止させることにより、4n本を
指定するトラックジャンプ機能と所定値Nのトラック数
を計数するトラック計数機能が切換えられることを特徴
とするトラックサーチ回路。 - 【請求項8】線速度一定で回転するディスクのトラック
から現在の実時間を読み取るステップと、前記ディスク
のトラックから情報を読み取る手段を目標に向けて移動
させるステップと、該ステップにより前記トラックを横
切る数が所定値になったとき、前記読み取られた実時間
に対して予め設定された前記所定値のトラック数に対応
する平均時間を、前記読み取られた実時間に加算又は減
算し、実時間を更新するステップと、前記更新された実
時間が目標値に達したか否かを判定するステップと、前
記判定の結果、目標値に達したときに前記情報を読み取
る手段の移動を停止させ、その時点の実時間をトラック
から読み取るステップと、該ステップで読み取られた実
時間と目標値との差が減少する方向に4n(n=0,1,2,
…)トラックジャンプして再度トラックから実時間を読
み取り、目標値に一致するまでnが大きい順に4nトラッ
クジャンプを繰り返すステップとを備えたトラックサー
チ方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066343A JP2598952B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法 |
KR1019890003314A KR970002865B1 (ko) | 1988-03-18 | 1989-03-17 | 트랙 서치회로 및 트랙 서치 방법 |
US07/325,255 US5140570A (en) | 1988-03-18 | 1989-03-17 | Circuit and method for searching track on cd |
DE68923202T DE68923202T2 (de) | 1988-03-18 | 1989-03-20 | Schaltung zum Suchen einer Spur auf einer optischen Platte. |
EP89104974A EP0333232B1 (en) | 1988-03-18 | 1989-03-20 | Circuit for searching track on an optical disc |
US08/489,249 US5623460A (en) | 1988-03-18 | 1995-06-13 | Circuit and method for searching track on CD |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63066343A JP2598952B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01237971A JPH01237971A (ja) | 1989-09-22 |
JP2598952B2 true JP2598952B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=13313117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63066343A Expired - Lifetime JP2598952B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5140570A (ja) |
EP (1) | EP0333232B1 (ja) |
JP (1) | JP2598952B2 (ja) |
KR (1) | KR970002865B1 (ja) |
DE (1) | DE68923202T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2598952B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1997-04-09 | 三洋電機株式会社 | トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法 |
US5132955A (en) * | 1990-01-02 | 1992-07-21 | Sonics Associates, Incorporated | Method and apparatus for synchronizing multiple cd players |
JP3538846B2 (ja) * | 1992-10-01 | 2004-06-14 | ソニー株式会社 | リモートコントロール装置 |
US5566141A (en) * | 1993-04-13 | 1996-10-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Track retrieving method for making a light beam jump and scan from one track to another |
JP2827941B2 (ja) * | 1994-12-27 | 1998-11-25 | ヤマハ株式会社 | フィードサーチ装置 |
KR100188960B1 (ko) * | 1996-07-23 | 1999-06-01 | 윤종용 | 콤팩트 디스크 드라이브에서의 디스크 트랙 써치 방법 |
KR100520945B1 (ko) * | 1996-08-17 | 2005-12-29 | 엘지전자 주식회사 | 광픽업장치의트랙이동방법 |
JPH10134364A (ja) * | 1996-10-29 | 1998-05-22 | Sony Corp | 再生装置および方法 |
US6198705B1 (en) | 1998-09-16 | 2001-03-06 | Lsi Logic Corp. | Error-tolerant target-sector search using previous N sector ID for high-speed CD |
TWI229323B (en) * | 2001-05-18 | 2005-03-11 | Via Tech Inc | Track-searching control method of optical disc drive |
JP2003077145A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Sony Corp | ディスクドライブ装置及びトラックジャンプ制御方法 |
JP2005504405A (ja) * | 2001-09-24 | 2005-02-10 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | アクチュエータジャンプ動作を実行する方法及び再生装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE44106T1 (de) * | 1978-06-30 | 1989-06-15 | Discovision Ass | Verfahren und vorrichtung zur informationswiedergabe von einem optisch lesbaren speichermedium. |
ATE39589T1 (de) * | 1981-10-28 | 1989-01-15 | Discovision Ass | Verfahren und vorrichtung zum zurueckgewinnen von informationen von einer ausgewaehlten spur auf einer aufzeichnungsscheibe. |
US4774699A (en) * | 1981-12-21 | 1988-09-27 | Discovision Associates | Method and apparatus for positioning a read head to a selected track on a record disc |
US4701898A (en) * | 1981-12-21 | 1987-10-20 | Discovision Associates | Method and apparatus for locating a selected track on a record disc |
US4694441A (en) * | 1983-10-14 | 1987-09-15 | Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha | Position control device for an optical reproduction system in an optical type disc reproduction device |
JPS6361425A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-17 | Csk Corp | 光記録媒体のトラツク検出方式 |
JPH0748257B2 (ja) * | 1987-05-07 | 1995-05-24 | 富士通株式会社 | 光ディスク装置のマルチトラックジャンプ回路 |
JP2598952B2 (ja) * | 1988-03-18 | 1997-04-09 | 三洋電機株式会社 | トラックサーチ回路及びトラックサーチ方法 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP63066343A patent/JP2598952B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-03-17 US US07/325,255 patent/US5140570A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-17 KR KR1019890003314A patent/KR970002865B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-03-20 EP EP89104974A patent/EP0333232B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-20 DE DE68923202T patent/DE68923202T2/de not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-13 US US08/489,249 patent/US5623460A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5140570A (en) | 1992-08-18 |
US5623460A (en) | 1997-04-22 |
EP0333232A3 (en) | 1991-06-26 |
KR970002865B1 (ko) | 1997-03-12 |
JPH01237971A (ja) | 1989-09-22 |
EP0333232A2 (en) | 1989-09-20 |
DE68923202T2 (de) | 1996-03-21 |
DE68923202D1 (de) | 1995-08-03 |
KR890015202A (ko) | 1989-10-28 |
EP0333232B1 (en) | 1995-06-28 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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