JPS61243992A - 検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ピツクアップ等の信号読取手段を指定さ
れた目標位置まで移動させてビデオディスク、デジタル
オーディオディスク等の円盤状記録媒体の検索を行なう
検索装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、ビデオディスクやデジタルオーディオディスク
などの円盤状記録媒体（以下ディスクという）の検索を
行なう検索装置は、線速度一定の状態でディスクの所定
ピッチの信号トラックに記録された信号を読み取る信号
読取手段と、所定ステップピッチのステッピングモータ
からなり前記読取手段を前記ディスクの半径方向に指定
された目標位置まで移動させる移動手段と、前記ディス
クの回転制御および前記移動手段の駆動制御を行なう駆
動制御手段と、前記ディスクに所定間隔で記録された複
数個の絶対アドレス用ピットの前記読取手段による読み
取りの間に検索用クロックパルス発生手段から発生され
る検索用クロツクパルス数をカウントするカウンタと、
前記カウンタのカウント値および前記読取手段による信
号読み取り時の設定線速度にもとづき前記各ピットに対
応する絶対アドレスを算出する算出手段と、前記ディス
クの目標位置の検索アドレスの入力指定が行なわれるキ
ーボードと、前記算出された絶対アドレスと前記指定さ
れた検索アドレスとが一致したときに一致信号を出力す
る一致手段とにより構成されている。

そして、たとえば光学式の場合の検索手順について説明
すると、前記ディスクに記録された前記絶対アドレス用
ピットが前記信号読取手段である光ピツクアップにより
順次読み取られ、前記各ピットの読み取りの間に前記カ
ウンタによりカウントされる検索用クロックパルス数お
よび線速度にもとづき前記各ピットの絶対アドレスが算
出され、算出された絶対アドレスが前記キーボードによ
り指定された検索アドレスと一致すれば、前記一致手段
から前記駆動制御手段に一致信号が出力され、検索が完
了して所望の信号の再生が行なわれるようになっている
。

ところで、通常ディスクの線速度は１．２〜１．４ｒｒ
Ｌ４ｃの範囲内でディスクごとに異なっており、たとえ
ば一方のディスクの前記各ピットが線速度１．２ｍ／ｓ
ｅｅとして記録され、他方のディスクの前記各ピットが
線速度１．４ｍ／ｓｅｅとして記録されている場合、線
速度１．２ｍ／禦で再生する検索装置の光ピツクアップ
により検索を行なうと、前記検索装置のカウンタにより
カウントされる検索用クロックパルスの数が線速度１．
２ｍ／ｓｅｅのディスクの絶対アドレス用ピットの読み
取りの間に所定数になるように設定されているため、前
者のディスクの各ピットを読み取っテ絶対アドレスを算
出したときに、各ピットの読み取りにもとづいて算出し
た絶対アドレスと前記検索装置のキーボードにより指定
された検索アドレスとの間に誤差が生じることはない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、後者のディスクの線速度が前者より速いため、
後者のディスクの各ピットの記録間隔は前者のディスク
の場合よりも長くなり、前記した検索装置により後者の
ディス、りの各ピットの読み取りの間に前記カウンタに
よりカウントされる検索用クロックパルスの数が前者の
場合よりも多くなり、しかもカウントした前記検索用ク
ロックパルスの数および前記検索装置側の設定線速度１
．２ｍ／ｓｅｅにもとづいて絶対アドレスが算出され、
算出された絶対アドレスと前記検索装置のキーボードに
より指定されたアドレスとの間に誤差が生じるという問
題がある。

さらに、前記した検索装置によるディスクの検索は、デ
ィスクの高速回転およびステッピングモータからなる移
動手段による光ピツクアップのディスク半径方向の高速
移動により行なわれるのであるが、前記したように算出
された絶対アドレスと指定された検索アドレスとの誤差
の補正を行なう必要があるため、各種の線速度のディス
クの検索において一様に高速化を図ることができないと
いう問題がある。

なお、ディスクの高速検索、ピックアップのデして、た
とえば実開昭５６−７７０５８号公報に記載のような情
報読取装置におけるスキャン速度制御装置がある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
線速度一定の状態で円盤状記録媒体の所定ピッチの信号
トラックに記録された信号を読み取る信号読取手段と、
所定ステップピッチのステッピングモータからなり前記
読取手段を前記媒体の半径方向に指定された目標位置ま
で移動させる出された線速度、前記トラックのピッチお
よび前記ステッピングモータのステップピッチにもとづ
き、前記読取手段を現在位置から前記指定された目標位
置まで移動させるのに要する前記ステッピングモータの
ステップ数を導出する導出手段と、前記導出されたステ
ップ数だけ前記ステッピングモータを駆動制御して前記
読取手段を前記目標位置に移動よせ乙駆動制御羊設λｂ
　ｍ　ｆ　ｒ＝　ｒ　ｊ−冬鈷徴とする検索装置である
。

〔作用〕

したがって、この発明では、算出手段により記録媒体の
回転速度にもとづいて前記媒体の線速度が算出され、算
出された線速度、既知の前記媒体の信号トラックピッチ
、既知の移動手段のステッピングモータのステップピッ
チにもとづき、導出手段により信号読取手段を現在位置
から指定された目標位置まで移動させるのに要する前記
ステッピングモータのステップ数が導出され、導出され
たステップ数だけ駆動制御手段により前記ステッピング
モータが駆動されて信号読取手段が指定された目標位置
まで移動され、前記媒体の線速度が異なっても、各媒体
ごとの線速度が算出されて前記したような必要ステップ
数が導出され、各媒体の線速度のばらつき（こよる信号
読取手段の移動誤差が生じることはない。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、その１実施例を示した図面ととも
に詳細に説明する。

まず、この発明の原理を第２図を用いて説明する。

第２図はビデオディスク、デジタルオーディオディスク
等のディスク（Ｄ）の平面図であり、ディスクＣＤ）の
中心Ｏから基準位置である信号トラックの開始点までの
半径をｒＯ〔ｍ〕、中心Ｑから再生すべきｎ番目の目標
トラックまでの半径をｒｎ（ｍ）。

ディスク（Ｄ）の信号トラックピッチをｔｐ［ｍ）　＊
線速度をＶ７１：ｍ／ｓｅｅ’）　、前記開始点の絶対
アドレスを基準アドレスとしたときの前記目標トラック
の絶対アドレス、すなわち前記開始点から前記目標トラ
ックの絶対再生時間をｙ（ｓｅｅ：）　＊中心点Ｏから
任意の信号トラックまでの半径をｒ（ｍ）とすると、Ｖ
、Ｖｌ、ｔｐ＝ｆ　　２πｒｄｒ　　　　　　　　＋＋
＋■Ｏ が成立し、前記０式の右辺を積分してｙについて変形す
ると、 となる。

つぎに、信号読取手段の移動用ステッピングモータのス
テップピッチをａ（ｍ）とすると、前記信号トラックの
開始点から目標トラックまでの信号読取手段の移動に要
するステップ数ｘ［５ｔｅｐ］は、ａ、ｘ二ｔｐ　、　
ｎ　　　　　　　　　　　　　　　・・・■となり、該
０式を変形して ａ　、Ｘ ｔｐ　　　　　　　　　　　　　　　・・・■が得られ
、前記した半径ｒｏ、ｒ１１の関係がｒｎ＝ｒｏ十ｎ　
、　ｔｐ　　　　　　　　　　　　　・・・■となるこ
とから、前記０式に■式を代入してｎを消去すると、 ｒｎ　＝　ｒｏ　＋−［ｉ−、ｔｐ　＝　ｒｏ　十ａ・
８　　　　°゛■となる。

そして、前記０式をステップ数Ｘについて解くと、 となり、線速度Ｖｌ　〔ｒｒｖ、、］が中心Ｏから半径
ｒｐのディスク（Ｄ）上の任意の点ｐにおけるディスク
（Ｄ）の回転速度Ｎｐ［ｒｐｍ）にもとづき、Ｖｌ　＝
　２．ｙｒ、　ｒｐ、Ｎｐ／６０　　　　　　　　　−
　＠と表わされることから、ディスク（Ｄ）の回転速度
を検知して前記０式に従い線速度Ｖ／を算出し、絶対再
生時間ｙ、すなわち目標トラックの絶対アドレスを指定
すれば、算出された線速度Ｖｌ　、指定された絶対アド
レスｙ、既知のトラックピッチｔｐ。

ステップピッチａ、半径ｒｏを前記０式に代入すること
により、前記開始点から前記目標トラックまで信号読取
手段を移動させるのに要するステッピングモータのステ
ップ数が導出されることになる。

つぎに、前記したこの発明の原理に従ってディスクの検
索を行なう検索装置の１実施例を示した第１図について
説明する。

同図において、ｆｌ＋はディスク、（２）はディスク＋
１１の回転用スピンドルモータ、（３）は半導体レーザ
等からなるレーザ、（４）は集光レンズ（６）を有し、
レーザ（３）からの光をディスクｆｌｌ上に集光すると
ともにディスク（１）からの反射光を集光する集光手段
、（６）は光−電気変換手段であり、集光手段（４）に
より集光されたディスク（１）からの反射光を電気信号
に変換するようになっており、レーザ（３）、集光手段
（４）。

変換手段（６）により信号読取手段である光ピツクアッ
プ（７）が構成され、光ピツクアップ（７）により線速
度一定の状態でディスクｆｉ１の信号トラックの記録信
号が読み取られる。

（８）は所定ステップピッチのステッピングモータから
なり光ピツクアップ（７）をディスクｆｉ＋の半径方向
に移動させる移動手段、（９）は変換手段（６）からの
電気信号をデコードしてデジタルデコード信号を出力す
るデコーダ、（ｌＯ）は前記デコード信号をアナログ信
号に変換して図示されていない再生回路に出力するＤ／
Ａ変換器、（１１）は目標位置すなわち目標トラックの
検索アドレスの入力指定が行なわれるキーボードからな
るキー人力部、（１２）は光ピツクアップ（７）の現在
再生位置を検出して位置検出信号を、出力する位置検出
手段、（１３）はデコーダ（９）からのデコード信号に
もとづきスピンドルモータ（２）を所定回転数に制御す
る回転サーボ回路、（Ｉ４）は光ピツクアップ（７）が
基準位置にセットされた状態におけるディスクｆ１１の
前記基準位置における回転速度、を検出して回転速度検
出信号を出力する回転速度検出手段、（１５）は駆動制
御手段であり、移動手段（８）のステッピングモータの
駆動制御を行なう。

（１６）はマイクロコンピュータ（以下マイコンという
）であり、前記回転速度検出信号にもとづきディスクｉ
ｌ＋の線速度を算出する算出手段と、前記位置検出信号
にもとづく光ピツクアップ（７）により再生中のトラッ
クの絶対アドレスおよびキー人力部間に設定された目標
トラックの絶対アドレス、すなわち検索アドレス等を記
憶し表示する記憶手段および表示手段と、前記した０式
に従い前記基準位置の基準アドレスから前記再生中のト
ラックの絶対アドレスまでの光ピツクアップ（７）の移
動に要する前記ステッピングモータの基準ステップ数。

および前記基準アドレスから前記目標トラックの検索ア
ドレスまでの光ピツクアップ（７）の移動に要する目標
ステップ数を導出する導出手段と、導出された前記基準
ステップ数と前記目標ステップ数との差のステップ数を
導出し該ステップ数の差の正、負の符号にもとづく方向
に前記差のステップ数だけ前記ステッピングモータを駆
動するよう駆動制御手段（１５）に指令信号を出力する
指令手段と、各部への制御信号発生手段とを備えており
、光ピツクアップ（７）、移動手段（８）、デコーダ（
９）、キー人力部（用９位置検出手段（１匈２回転サー
ボ回路Ｈ，回転速度検出手段α４）、駆動制御手段（１
５）　、マイコン（１６）により検索装置（Ｉ７）が構
成されている。

そして、キー人力部（１１）により基準位置リセット指
令を入力し、マイコン（１６）により駆動制御手段０５
）をリセット指令を与えて移動手段（８）を駆動させ、
光ピツクアップ（７）を基準位置にセットしたのち、キ
ー人力部（＋＋）によりスピンドルモータ（２）の回転
指令を与えることにより、スピンドルモータ（２）が駆
動されてディスク（１）の回転が開始され、ディスク＋
１１の回転が安定したところで、回転速度検出手段（Ｉ
４）により検出された前記基準位置における回転速度に
もとづき、マイコン（１６）により前記０式に従ってデ
ィスク（１１の線速度Ｖｌが算出され、算出された線速
度ｖｌがマイコン（１６）により記憶される。

つぎに、キー人力部（Ｉ１）により目標トラックの検索
アドレスを指定することにより、位置検出手段（１２）
からの位置検出信号にもとづき、マイコン（１６）によ
り光ピツクアップ（７）の再生中のトラックの絶対アド
レスが導出９表示されるとともに、指定された検索アド
レスがマイコン（Ｉ６）に表示され、このとき前記基準
位置から前記再生中のトラックの絶対アドレスまでの光
ピツクアップ（７）の移動に要した移動手段（８）の前
記ステッピングモータの基準ステップ数が前記０式に従
ってマイコン（１６）により導出されて更新記憶さすし
ているため、前詰基準位置から指定された前記検索アド
レスまでの光ピツクアップ（７）の移動に要する前記ス
テッピングモータの目標ステップ数が前記０式に従って
マイコン（１６）により導出され、マイコン（１６）に
より記憶された前記基準ステップ数と導出された前記目
標ステップ数との差が導出され、前記ステップ数の差の
符号にもとづき、指定された目標トラックが現在再生中
のトラックよりも前のトラックであるか後のトラックで
あるかがマイコン（１６）により判別されて前記ステッ
ピングモータの駆動方向が定められる。

さらに、導出された前記差のステップ数だけ前記定めら
れた方向に前記ステッピングモータを駆動すべく、マイ
コン（１６）から駆動制御手段（吻に指令信号が出力さ
れ、制御手段（１５）により移動手段（８）の前記ステ
ッピングモータが駆動され、前記ステッピングモータが
前記定められた方向に前記導出された差のステップ数だ
け高速で回転し、光ピツクアップ（７）がキー人力部（
Ｉｔ目こより指定された目標トラックまで高速で移動さ
れ、検索が完了する。

したがって、ディスク＋１１の線速度がマイコン（１６
）により算出され、算出された線速度、ディスク（１１
の既知のトラックピッチ、前記ステッピングモータの既
知のステッピング等にもとづき、前記した０式に従って
指定された目標トラックまでの光ピツクアップ（７）の
移動に要する前記ステッピングモータのステップ数が導
出されるため、検索すべきディスク（１）の線速度にば
らつきがあっても、各ディスク＋１１ごとに算出した線
速度にもとづいて必要ステップ数が導出され、光ピツク
アップ（７）が誤差なく目標トラックまで移動されるこ
とになる。

なお、前記実施例では光学式の場合について説明したが
、光学式に限るものでないことは勿論である。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の検索装置によると、マイコン
０６）により算出されたディスク＋１１の線速度。

ディスク１】）の既知のトラックピッチ、前記ステッピ
ングモータの既知のヌテツプピッチ等にもとづき、従来
のように検索アドレスを算出するのではなく、指定され
た目標トラックまでの光ピツクアップ（７）等の信号読
取手段の移動に要する前記ステッピングモータのステッ
プ数が導出されるため、各種のディスクｆｉｌの線速度
にばらつきがあっても、各ディスクｆｉ＋の線速度に対
応したステッピングモータのステップ数を導出して読取
手段を誤差なく高速で移動させることができ、正確かつ
高速で検索を行なうことが可能となり、その効果は非常
に顕著である。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の検索装置の１実施例を示し、第１図
はブロック図、第２図は円盤状記録媒体の平面図である
。 ｉｌｌ　、　（Ｄ）・・・ディスク、（７）・・・光ピ
ツクアップ、（８）・・−移動手段、（１１）・・・キ
ー人力部、Ｑ２・−・位置検出手段、（１４）・・回転
速度検出手段、（１５）・・・駆動制御手段、（１６）
・・・マイクロコンピュータ、（藺・・・検索ｉｔ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　線速度一定の状態で円盤状記録媒体の所定ピッチの
   信号トラックに記録された信号を読み取る信号読取手段
   と、所定ステップピッチのステッピングモータからなり
   前記読取手段を前記媒体の半径方向に指定された目標位
   置まで移動させる移動手段と、前記記録媒体の回転速度
   を検出して線速度を算出する算出手段と、前記算出手段
   により算出された線速度、前記トラックのピッチおよび
   前記ステッピングモータのステップピッチにもとづき、
   前記読取手段を現在位置から前記指定された目標位置ま
   で移動させるのに要する前記ステッピングモータのステ
   ップ数を導出する導出手段と、前記導出されたステップ
   数だけ前記ステッピングモータを駆動制御して前記読取
   手段を前記目標位置に移動させる駆動制御手段とを備え
   たことを特徴とする検索装置。