JPH0636464A - デジタルデータ記録ディスク - Google Patents
デジタルデータ記録ディスクInfo
- Publication number
- JPH0636464A JPH0636464A JP21543692A JP21543692A JPH0636464A JP H0636464 A JPH0636464 A JP H0636464A JP 21543692 A JP21543692 A JP 21543692A JP 21543692 A JP21543692 A JP 21543692A JP H0636464 A JPH0636464 A JP H0636464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- signal
- recording
- area
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスクの容量を大きくする。
【構成】 ディスクの一周を複数のセクタに区分し、各
セクタをヘッダ部とデータ部とに区分する。ヘッダ部に
はヘッダ部の同期信号としてのAM信号とID信号を記
録し、データ部にはデータ部の同期信号としてのSYN
C信号とデータとを記録する。これらのデジタルデータ
は全てセルフクロック方式で記録され、ヘッダ部とデー
タ部には、再生の基準となるクロックを生成するための
基準データは記録されていない。
セクタをヘッダ部とデータ部とに区分する。ヘッダ部に
はヘッダ部の同期信号としてのAM信号とID信号を記
録し、データ部にはデータ部の同期信号としてのSYN
C信号とデータとを記録する。これらのデジタルデータ
は全てセルフクロック方式で記録され、ヘッダ部とデー
タ部には、再生の基準となるクロックを生成するための
基準データは記録されていない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスクに用
いて好適なデジタルデータ記録ディスクに関する。
いて好適なデジタルデータ記録ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は光ディスクにデジタルデータを記
録するフォーマットの1つである、ISOフォーマット
を示している。同図に示すように、このフォーマットに
おいては、光ディスクの1周が17個のセクタに区分さ
れ、各セクタはヘッダ部とデータ部とに区分されてい
る。ヘッダ部には、ヘッダ部におけるデータを読み出す
ためのクロックを引き込むための信号VFO、ヘッダ部
の同期信号としてのAM信号およびヘッダ部のIDと誤
り検出符号(CRC)が3重に記録されている。データ
部においては、データ部のクロックを引き込むための信
号VFO、データ部の同期信号SYNCおよびデータが
記録されるようになされている。
録するフォーマットの1つである、ISOフォーマット
を示している。同図に示すように、このフォーマットに
おいては、光ディスクの1周が17個のセクタに区分さ
れ、各セクタはヘッダ部とデータ部とに区分されてい
る。ヘッダ部には、ヘッダ部におけるデータを読み出す
ためのクロックを引き込むための信号VFO、ヘッダ部
の同期信号としてのAM信号およびヘッダ部のIDと誤
り検出符号(CRC)が3重に記録されている。データ
部においては、データ部のクロックを引き込むための信
号VFO、データ部の同期信号SYNCおよびデータが
記録されるようになされている。
【0003】ヘッダ部の前方にはセクタマークSMが記
録され、データ部の後方にはバッファが形成されてい
る。このバッファは偏芯などに起因してデータの記録位
置が、ばらついた場合における記録位置の余裕として残
しておくためのものであり、実質的にはデータが記録さ
れない未記録領域である。ヘッダ部とデータ部との間に
は、PO信号、TOF信号、フラグフィールド、ALP
C信号等が記録されるようになされている。
録され、データ部の後方にはバッファが形成されてい
る。このバッファは偏芯などに起因してデータの記録位
置が、ばらついた場合における記録位置の余裕として残
しておくためのものであり、実質的にはデータが記録さ
れない未記録領域である。ヘッダ部とデータ部との間に
は、PO信号、TOF信号、フラグフィールド、ALP
C信号等が記録されるようになされている。
【0004】図4に示すフォーマットのトラックは、角
速度が一定のCAVディスクに記録される。その結果、
ディスク上においては、図6に示すように、各領域が同
一半径線上に揃って配置される。尚、図6においてはヘ
ッダ部が便宜上、1重の場合として図示されている。
速度が一定のCAVディスクに記録される。その結果、
ディスク上においては、図6に示すように、各領域が同
一半径線上に揃って配置される。尚、図6においてはヘ
ッダ部が便宜上、1重の場合として図示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ディスクにお
いては、このように、記録再生の基準となるクロックを
生成するための信号VFOの記録領域や、バッファ領域
が形成されているため、その分だけ実質的なディスクの
容量(データ部のデータフィールドの容量)が低下する
課題があった。
いては、このように、記録再生の基準となるクロックを
生成するための信号VFOの記録領域や、バッファ領域
が形成されているため、その分だけ実質的なディスクの
容量(データ部のデータフィールドの容量)が低下する
課題があった。
【0006】例えば、光ディスクを、角速度が一定のC
AVディスクではなく、線速度が一定のCLVディスク
とすれば容量を大きくすることが可能である。しかしな
がら、そのようにすると、記録または再生位置をディス
ク半径方向に高速で移動した場合において、ディスクの
線速度を一定に維持するのに時間がかかる課題があっ
た。その結果CLVディスクにすると、CAVディスク
の場合に比べてアクセス時間が長くなる課題があった。
AVディスクではなく、線速度が一定のCLVディスク
とすれば容量を大きくすることが可能である。しかしな
がら、そのようにすると、記録または再生位置をディス
ク半径方向に高速で移動した場合において、ディスクの
線速度を一定に維持するのに時間がかかる課題があっ
た。その結果CLVディスクにすると、CAVディスク
の場合に比べてアクセス時間が長くなる課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、アクセス時間を長くすることなく、容量を
大きくすることができるようにするものである。
ものであり、アクセス時間を長くすることなく、容量を
大きくすることができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルデータ
記録ディスクは、デジタルデータをセルフクロックで角
速度が一定になるように記録した、再生専用のデジタル
データ記録ディスクにおいて、一周が複数のセクタに区
分され、セクタにはヘッダ部とデータ部とが形成され、
ヘッダ部にはセクタのIDを記録するID領域が形成さ
れ、データ部にはデータを記録するデータ領域が形成さ
れ、ヘッダ部とデータ部のいずれにもクロック生成のた
めの基準データを記録したクロック領域が、形成されて
いないことを特徴とする。
記録ディスクは、デジタルデータをセルフクロックで角
速度が一定になるように記録した、再生専用のデジタル
データ記録ディスクにおいて、一周が複数のセクタに区
分され、セクタにはヘッダ部とデータ部とが形成され、
ヘッダ部にはセクタのIDを記録するID領域が形成さ
れ、データ部にはデータを記録するデータ領域が形成さ
れ、ヘッダ部とデータ部のいずれにもクロック生成のた
めの基準データを記録したクロック領域が、形成されて
いないことを特徴とする。
【0009】このヘッダ部にはヘッダ部の同期信号を記
録する領域をID領域の前に形成さし、データ部にはデ
ータ部の同期信号を記録する領域をデータ領域の前に形
成することができる。
録する領域をID領域の前に形成さし、データ部にはデ
ータ部の同期信号を記録する領域をデータ領域の前に形
成することができる。
【0010】
【作用】上記構成のデジタルデータ記録ディスクにおい
ては、ヘッダ部とデータ部のいずれにもクロック生成の
ための基準データを記録したクロック領域が形成されて
いない。従って、その分だけ実質的にデータを記録する
ことが可能な領域を増やすことができる。
ては、ヘッダ部とデータ部のいずれにもクロック生成の
ための基準データを記録したクロック領域が形成されて
いない。従って、その分だけ実質的にデータを記録する
ことが可能な領域を増やすことができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明のデジタルデータ記録ディス
クのトラックフォーマットを示している、本発明におい
てもディスクは角速度が一定のCAVディスクとされ、
その一周が複数のセクタに区分される。そして、各セク
タははヘッダ部とデータ部とに区分される。ヘッダ部に
はヘッダ部の同期信号としてのAM信号が記録される領
域と、IDと誤り検出符号(CRC)を記録する領域と
が形成される。このIDとしてはセクタのIDと、トラ
ックのIDとが含まれている。
クのトラックフォーマットを示している、本発明におい
てもディスクは角速度が一定のCAVディスクとされ、
その一周が複数のセクタに区分される。そして、各セク
タははヘッダ部とデータ部とに区分される。ヘッダ部に
はヘッダ部の同期信号としてのAM信号が記録される領
域と、IDと誤り検出符号(CRC)を記録する領域と
が形成される。このIDとしてはセクタのIDと、トラ
ックのIDとが含まれている。
【0012】また、データ部にはデータを記録する領域
としてのデータフィールドと、データの同期信号として
のSYNCを記録する領域とが形成されている。
としてのデータフィールドと、データの同期信号として
のSYNCを記録する領域とが形成されている。
【0013】これらのヘッダ部とデータ部に記録される
デジタルデータはセルフクロック方式とされ、かつ、ヘ
ッダ部とデータ部のいずれにも、再生の基準となるクロ
ックを生成するための基準信号(図4におけるVFO)
を記録する領域が形成されていない。即ち、このディス
クは再生専用(ROMディスク)とされるため、図5に
おけるVFO信号記録領域やバッファ領域など、実質的
にデータ未記録領域となる領域が形成されていない。そ
の結果、その分だけ実質的にデータを記録することがで
きる領域(データフィールド)が増加する。また、CA
Vディスクとされているため、CLVディスクにおける
場合より迅速に所定の位置にアクセスすることが可能と
なる。
デジタルデータはセルフクロック方式とされ、かつ、ヘ
ッダ部とデータ部のいずれにも、再生の基準となるクロ
ックを生成するための基準信号(図4におけるVFO)
を記録する領域が形成されていない。即ち、このディス
クは再生専用(ROMディスク)とされるため、図5に
おけるVFO信号記録領域やバッファ領域など、実質的
にデータ未記録領域となる領域が形成されていない。そ
の結果、その分だけ実質的にデータを記録することがで
きる領域(データフィールド)が増加する。また、CA
Vディスクとされているため、CLVディスクにおける
場合より迅速に所定の位置にアクセスすることが可能と
なる。
【0014】ちなみに光ヘッドが所定の半径位置に移動
するのに必要な時間は数十msであるが、線速度を一定
に制御するのに必要な時間は約数百msである。即ち、
アクセス遅延の主な要因は、光ヘッドの半径方向への移
動時間ではなく、ディスクの回転制御のための時間であ
ることが分かる。
するのに必要な時間は数十msであるが、線速度を一定
に制御するのに必要な時間は約数百msである。即ち、
アクセス遅延の主な要因は、光ヘッドの半径方向への移
動時間ではなく、ディスクの回転制御のための時間であ
ることが分かる。
【0015】本発明の光ディスクはCAVディスクとさ
れるため、図2に示すようにヘッダ部とデータ部はディ
スクの同一半径線上に揃うことになる。
れるため、図2に示すようにヘッダ部とデータ部はディ
スクの同一半径線上に揃うことになる。
【0016】次に図3を参照して、図1に示すようなフ
ォーマットで形成されたROMディスクを再生する装置
について説明する。
ォーマットで形成されたROMディスクを再生する装置
について説明する。
【0017】光ディスク1はスピンドルモータ2により
駆動されるようになされている。スピンドルモータ2に
はFG3が取り付けられており、スピンドルモータ2の
回転に対応する回転パルス(FGパルス)が、スピンド
ルサーボ回路4の比較回路6に供給されている。スピン
ドルサーボ回路4は発振回路5を有しており、一定の周
波数の基準クロックを発生し、比較回路6に供給してい
る。比較回路6はFG3の出力と発振回路5の出力の位
相を比較し、その位相誤差に対応してスピンドルモータ
2を制御するようになされている。
駆動されるようになされている。スピンドルモータ2に
はFG3が取り付けられており、スピンドルモータ2の
回転に対応する回転パルス(FGパルス)が、スピンド
ルサーボ回路4の比較回路6に供給されている。スピン
ドルサーボ回路4は発振回路5を有しており、一定の周
波数の基準クロックを発生し、比較回路6に供給してい
る。比較回路6はFG3の出力と発振回路5の出力の位
相を比較し、その位相誤差に対応してスピンドルモータ
2を制御するようになされている。
【0018】光ヘッド7は内蔵するレーザダイオードよ
りレーザ光を出射し、そのレーザ光を光ディスク1に照
射するようになされている。そして、光ディスク1によ
り反射されたレーザ光を検出し、その検出信号をマトリ
ックス増幅器8に出力するようになされている。マトリ
ックス増幅器8は光ヘッド7の出力から、例えばプッシ
ュプル法や非点収差法に基づくトラッキングエラー信号
やフォーカスエラー信号を生成し、それぞれトラッキン
グサーボ回路9とフォーカスサーボ回路10に出力して
いる。
りレーザ光を出射し、そのレーザ光を光ディスク1に照
射するようになされている。そして、光ディスク1によ
り反射されたレーザ光を検出し、その検出信号をマトリ
ックス増幅器8に出力するようになされている。マトリ
ックス増幅器8は光ヘッド7の出力から、例えばプッシ
ュプル法や非点収差法に基づくトラッキングエラー信号
やフォーカスエラー信号を生成し、それぞれトラッキン
グサーボ回路9とフォーカスサーボ回路10に出力して
いる。
【0019】また、マトリックス増幅器8は光ヘッド7
が出力する信号からRF信号を分離し、これをRF信号
処理回路11に出力している。RF信号処理回路11は
入力された信号からクロック成分を分離し、PLL回路
12に出力している。PLL回路12は入力された信号
に同期したクロックを生成し、復調検出器13、タイミ
ングコントローラ14,16、レジスタ15,17にそ
れぞれ出力している。復調検出器13は、このクロック
を基準としてRF信号処理回路11より入力される信号
から、ヘッダ部のAM信号、データ部のSYNC信号を
復調検出する。
が出力する信号からRF信号を分離し、これをRF信号
処理回路11に出力している。RF信号処理回路11は
入力された信号からクロック成分を分離し、PLL回路
12に出力している。PLL回路12は入力された信号
に同期したクロックを生成し、復調検出器13、タイミ
ングコントローラ14,16、レジスタ15,17にそ
れぞれ出力している。復調検出器13は、このクロック
を基準としてRF信号処理回路11より入力される信号
から、ヘッダ部のAM信号、データ部のSYNC信号を
復調検出する。
【0020】復調検出器13により検出されたAM信号
は、タイミングコントローラ14に供給されている。タ
イミングコントーラ14はカウンタ14aを内蔵し、A
M信号が入力される毎に、そのカウント値をリセット
し、以後、入力されるクロックをカウントする動作を繰
り返す。同様にタイミングコントローラ16は、カウン
タ16aを内蔵し、SYNC信号が入力される毎に、そ
のカウント値をリセットした後、以後入力されるクロッ
クをカウントする動作を繰り返す。レジスタ15と17
には復調検出器13で検出したデータが供給されてい
る。レジスタ15と17の出力はコントローラ18に供
給されている。
は、タイミングコントローラ14に供給されている。タ
イミングコントーラ14はカウンタ14aを内蔵し、A
M信号が入力される毎に、そのカウント値をリセット
し、以後、入力されるクロックをカウントする動作を繰
り返す。同様にタイミングコントローラ16は、カウン
タ16aを内蔵し、SYNC信号が入力される毎に、そ
のカウント値をリセットした後、以後入力されるクロッ
クをカウントする動作を繰り返す。レジスタ15と17
には復調検出器13で検出したデータが供給されてい
る。レジスタ15と17の出力はコントローラ18に供
給されている。
【0021】次に、その動作について説明する。再生が
指令されたとき、スピンドルサーボ回路4がスピンドル
サーボを開始する。即ち、このときコントローラ18は
比較回路6を介してスピンドルモータ2を駆動し、光デ
ィスク1を回転させる。FG3はスピンドルモータ2の
回転に対応した回転パルスを発生し、比較回路6に出力
する。比較回路6は、この回転パルスと発振回路5が出
力する基準パルスの位相を比較し、その位相誤差に対応
してスピンドルモータ2を駆動する。これにより、スピ
ンドルモータ2(従って光ディスク1)が、発振回路5
が出力する基準パルスと、FG3が出力する回転パルス
の位相が一致するように一定の角速度で回転される。
指令されたとき、スピンドルサーボ回路4がスピンドル
サーボを開始する。即ち、このときコントローラ18は
比較回路6を介してスピンドルモータ2を駆動し、光デ
ィスク1を回転させる。FG3はスピンドルモータ2の
回転に対応した回転パルスを発生し、比較回路6に出力
する。比較回路6は、この回転パルスと発振回路5が出
力する基準パルスの位相を比較し、その位相誤差に対応
してスピンドルモータ2を駆動する。これにより、スピ
ンドルモータ2(従って光ディスク1)が、発振回路5
が出力する基準パルスと、FG3が出力する回転パルス
の位相が一致するように一定の角速度で回転される。
【0022】一方、光ヘッド7は光ディスク1にレーザ
光を照射し、その反射光を検出して、その検出信号をマ
トリックス増幅器8に出力する。マトリックス増幅器8
はプッシュプル法に従って、トラッキングエラー信号を
生成し、トラッキングサーボ回路9に出力する。また、
非点収差法に基づいてフォーカスエラー信号を生成し、
フォーカスサーボ回路10に出力する。トラッキングサ
ーボ回路9と、フォーカスサーボ回路10は、それぞれ
トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号に対応
して、光ヘッド7に内蔵されているアクチュエータを駆
動する。これにより、光ヘッド7がトラッキング方向お
よびフォーカス方向に駆動される。
光を照射し、その反射光を検出して、その検出信号をマ
トリックス増幅器8に出力する。マトリックス増幅器8
はプッシュプル法に従って、トラッキングエラー信号を
生成し、トラッキングサーボ回路9に出力する。また、
非点収差法に基づいてフォーカスエラー信号を生成し、
フォーカスサーボ回路10に出力する。トラッキングサ
ーボ回路9と、フォーカスサーボ回路10は、それぞれ
トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号に対応
して、光ヘッド7に内蔵されているアクチュエータを駆
動する。これにより、光ヘッド7がトラッキング方向お
よびフォーカス方向に駆動される。
【0023】一方、マトリックス増幅器8が出力するR
F信号はRF信号処理回路11に入力され、処理され
る。RF信号処理回路11は、このうちクロック成分を
分離し(上述したように光ディスク1にはセルフクロッ
ク方式でデータが記録されている)、PLL回路12に
出力する。PLL回路12は、入力されたクロック成分
に同期して再生の基準となるクロックを生成する。復調
検出器13は、このクロックを基準としてRF信号処理
回路11より供給されるデータの復調と検出を行う。
F信号はRF信号処理回路11に入力され、処理され
る。RF信号処理回路11は、このうちクロック成分を
分離し(上述したように光ディスク1にはセルフクロッ
ク方式でデータが記録されている)、PLL回路12に
出力する。PLL回路12は、入力されたクロック成分
に同期して再生の基準となるクロックを生成する。復調
検出器13は、このクロックを基準としてRF信号処理
回路11より供給されるデータの復調と検出を行う。
【0024】復調検出器13はヘッダ部の同期信号とし
てのAM信号を検出すると、これをタイミングコントロ
ーラ14に出力する。タイミングコントローラ14に内
蔵されているカウンタ14aは、PLL回路12が生成
するクロックをカウントする動作を行っているが、復調
検出器13よりAM信号が入力されると、このカウント
値をリセットし、以後、再びクロックをカウントする動
作を繰り返す。その結果、カウンタ14aのカウント値
はヘッダ部における位置に対応するものとなる。
てのAM信号を検出すると、これをタイミングコントロ
ーラ14に出力する。タイミングコントローラ14に内
蔵されているカウンタ14aは、PLL回路12が生成
するクロックをカウントする動作を行っているが、復調
検出器13よりAM信号が入力されると、このカウント
値をリセットし、以後、再びクロックをカウントする動
作を繰り返す。その結果、カウンタ14aのカウント値
はヘッダ部における位置に対応するものとなる。
【0025】タイミングコントローラ14は、このカウ
ント値に対応して所定のタイミング信号をレジスタ15
に出力する。レジスタ15は、復調検出器13より供給
されるデータのうち、タイミングコントローラ14より
タイミング信号が供給されるタイミングのデータをラッ
チする。このようにして、レジスタ15にヘッダ部のI
Dがラッチされ、このIDはコントローラ18に出力さ
れる。
ント値に対応して所定のタイミング信号をレジスタ15
に出力する。レジスタ15は、復調検出器13より供給
されるデータのうち、タイミングコントローラ14より
タイミング信号が供給されるタイミングのデータをラッ
チする。このようにして、レジスタ15にヘッダ部のI
Dがラッチされ、このIDはコントローラ18に出力さ
れる。
【0026】一方、復調検出器13が検出したSYNC
信号はタイミングコントローラ16に供給される。タイ
ミングコントローラ16の内蔵するカウンタ16aは、
PLL回路12が出力するクロックをカウントする動作
を繰り返し、SYNC信号が入力されると、そのカウン
ト値をリセットする。そして、その後再びクロックをカ
ウントする動作を開始する。その結果、カウンタ16a
のカウント値はデータ部における位置に対応している。
信号はタイミングコントローラ16に供給される。タイ
ミングコントローラ16の内蔵するカウンタ16aは、
PLL回路12が出力するクロックをカウントする動作
を繰り返し、SYNC信号が入力されると、そのカウン
ト値をリセットする。そして、その後再びクロックをカ
ウントする動作を開始する。その結果、カウンタ16a
のカウント値はデータ部における位置に対応している。
【0027】そこで、タイミングコントローラ16は、
このカウンタ16aのカウント値に対応して所定のタイ
ミングで、レジスタ17にタイミング信号を出力する。
レジスタ17は、タイミングコントローラ16よりタイ
ミング信号が供給された後、所定のタイミングにおい
て、復調検出器13より供給されるデータをラッチし、
これをデータ部のデータしてコントローラ18に出力す
る。このようにして、コントローラ18により光ディス
ク1に記録されているIDと、データを読み取ることが
できる。
このカウンタ16aのカウント値に対応して所定のタイ
ミングで、レジスタ17にタイミング信号を出力する。
レジスタ17は、タイミングコントローラ16よりタイ
ミング信号が供給された後、所定のタイミングにおい
て、復調検出器13より供給されるデータをラッチし、
これをデータ部のデータしてコントローラ18に出力す
る。このようにして、コントローラ18により光ディス
ク1に記録されているIDと、データを読み取ることが
できる。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明のデジタルデータ記
録ディスクによれば、ヘッダ部とデータ部のいずれにも
クロック生成のための基準データを記録したクロック領
域を形成しないようにしたので、その分だけより多くの
データを記録することが可能となる。また、角速度一定
としているため、高速のアクセスが可能である。
録ディスクによれば、ヘッダ部とデータ部のいずれにも
クロック生成のための基準データを記録したクロック領
域を形成しないようにしたので、その分だけより多くの
データを記録することが可能となる。また、角速度一定
としているため、高速のアクセスが可能である。
【図1】本発明のトラックフォーマットを説明する図で
ある。
ある。
【図2】図1のフォーマットに従って記録されたディス
クの領域を模式的に示す図である。
クの領域を模式的に示す図である。
【図3】図1のフォーマットに従って記録されたディス
クを再生する装置の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
クを再生する装置の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】従来の光ディスクのISOフォーマットを説明
する図である。
する図である。
【図5】図4のフォーマットに従って記録したディスク
の領域を模式的に示す図である。
の領域を模式的に示す図である。
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 FG 4 スピンドルサーボ回路 5 発振回路 6 比較回路 7 光ヘッド 8 マトリックス増幅器 9 トラッキングサーボ回路 10 フォーカスサーボ回路 12 PLL回路 13 復調検出器 14 タイミングコントローラ 14a カウンタ 15 レジスタ 16 タイミングコントローラ 16a カウンタ 17 レジスタ 18 コントローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 デジタルデータをセルフクロックで角速
度が一定になるように記録した再生専用のデジタルデー
タ記録ディスクにおいて、 1周が複数のセクタに区分され、 前記セクタには、ヘッダ部とデータ部とが形成され、 前記ヘッダ部には、前記セクタのIDを記録するID領
域が形成され、 前記データ部には、データを記録するデータ領域が形成
され、 前記ヘッダ部とデータ部のいずれにも、クロック生成の
ための基準データを記録したクロック領域が形成されて
いないことを特徴とするデジタルデータ記録ディスク。 - 【請求項2】 前記ヘッダ部には、前記ヘッダ部の同期
信号を記録する領域が、前記ID領域の前に形成され、 前記データ部には、前記データ部の同期信号を記録する
領域が、前記データ領域の前に形成されていることを特
徴とする請求項1に記載のデジタルデータ記録ディス
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21543692A JPH0636464A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | デジタルデータ記録ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21543692A JPH0636464A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | デジタルデータ記録ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636464A true JPH0636464A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16672319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21543692A Withdrawn JPH0636464A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | デジタルデータ記録ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636464A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4868301A (en) * | 1987-06-09 | 1989-09-19 | Pfizer Inc. | Processes and intermediates for the preparation of oxophthalazinyl acetic acids having benzothiazole or other heterocyclic side chains |
WO2010114154A1 (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-07 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器及び現像剤補給システム |
WO2010114153A1 (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-07 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器及び現像剤補給システム |
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1992
- 1992-07-21 JP JP21543692A patent/JPH0636464A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010114154A1 (ja) | 2009-03-30 | 2010-10-07 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器及び現像剤補給システム |
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