JPS6326832A - 光デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光ディスク装置、特にそのトラック偏心量が
常に所定値内にあるときのみデータの記録及び再生がで
きる光ディスク装置に関するものである。

〔従来の技術〕

光学的に記録及び再生可能な光ディスク装置では、情報
を記録及び再生する際にディスクに入射する光ビームが
ディスクの記録面で焦点を結ぶと共に、トラックの中心
を走査することが必要であるので、フォーカスサーボ、
トラッキングサーボを備えている。例えば、「光メモリ
ー光磁気メモリー総合技術集成」（桜井、龍岡監修）第
５８頁〜第４５頁に記述されているように、光ディスク
装置のトラックキングサーボは、ディスクに入射する光
ビームのディスク上のスポットのトラックに対するずれ
、いわゆるトラッキングエラーを検出して、その検出信
号であるトラッキングエラー信号に基づいて光ビーム経
路の集光レンズ等を動力）して光スポットのトラッキン
グエラーが殆ど零になるようにするためのものである。

光ディスクのトラック間隔は１．６μｆｆ！〜２μｍで
あるので、トラッキングサーボは±０．１μｍ程度の精
度でトラッキングできる特性ＡＩ要求されており、光デ
ィスクの回転に伴う半径方向のディスクのトラック偏心
は土７０μｍ程度存在するので、トラッキングサーボル
ープのディスク回転周波数におけるループ利得７０μｍ はτ〒、、−＝　７００倍＝　５７　ｄＢ程度１こ設定
されている。

ところで、光ディスクは可換媒体であって、ディスク装
置からの着脱が繰返されることからディスク装着部が損
傷し易く、また、塵埃等もディスク装置側のディスク装
着部とディスク側の装着部との間に入り込み易く、少し
大きめの傷や塵等があるとディスク回転時のディスク偏
心量が±７０μｍを超えてしまいトラッキングサーボル
ープをオンにしても必要なトラッキング精度が保証され
ず、最悪の場合、トラッキングはずれを起こすこともあ
りうる。また、所望のトラックへ高速Ｅこ光スポットを
移動させるトラックアクセス動作等においてもディスク
偏心が大きすぎると制御に支障をきたすことがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の光ディスク装置は塵の付着等については細心の注
意がはられれているものの、何らかの原因で実際に偏心
が±７０μｍを超えてもその検出手段が無く、トラッキ
ングエラーの大きいま才でデータの記録及び再生を行な
っていたのでデータの信頼性を低下させるという問題点
があった。また、ディスクの偏心が大きすぎて高速トラ
ック間アクセス等の制御が十分に行なえなくなるという
問題点もあった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たものでディスクのトラック偏心量が常に所定値内にあ
るときのみデータの記録及び再生のできる光ディスク装
置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる光ディスク装置は、ディスクのトラッ
ク偏心量を計測して、その計測値が所定値以内にあると
きのみ光ディスク装置の記録及び再生動作を行なうよう
にしたものである。

〔作用〕

この発明の光ディスク装置においては、ディスクのトラ
ック偏心量をトラッキングエラー量の規定値内に抑える
ことによりデータの記録及び再生における信頼性を向上
させると共に高速トラックアクセス等の制御の信頼性を
向上させる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図及び第２図を参照し
て説明する。第１図はこの発明の一実施例による光ディ
スク装置の構成図、第２図は第１図のものζこおける動
作波形図である。図において（１）は光ディスク、（２
）はディスク装着部、（６）はディスクモータ、（１０
）は光ヘッド、（１１）はセンサ演算回路、（１２）は
サーボ増幅器、（１３）はサーボループのオンオフスイ
ッチ、（ｔ’）はトラッキングアクチュエータ、（２０
）は波形整形回路、（２１）はカウンタ、（２２）は比
較器、（２３）はラッチ回路、（２りは表示器である。

ディスク（１）にはあらかじめ螺旋状トラックが刻まれ
ており、ディスク（１）のトラック上に光ヘッド（１０
）からの光ビームを照射することによりディジタル化さ
れた情報を記録又は再生することができる。光ヘッド（
１０）は複数の光検出素子からなる光検出器（図示され
ていない）を有していて、光検出器の信号はセンサ演算
回路（１１）に加えられ、トラッキングサーボ用妥ンサ
信号ＴＳが得られる。トラッキングサーボ用センサ信号
ＴＳは光スポットのトラック上からのずれを示す誤差信
号であり、サーボ増幅器（１２）により増幅されてスイ
ッチ（１６）がオンのときはトラッキングアクチュエー
タ（１４）を駆動することにより光ディスク（１）上の
トラックをトラッキングするようにされている。

一方、スイッチ（１３）をオフにしてディスク（１）を
回転させたときはトラッキングアクチュエータ（１４）
は駆動されないので、ディスク（１）上の光ビームはデ
ィスク（１）の偏心によりその上のトラックを横断する
ことになり、第２図に示すような波形の信号が得られる
。このトラッキングサーボ用センサ信号ＴＳはアナログ
比較器等で構成される波形整形回路（２０）に入力され
、第２図に示すようなパルス状に波形整形された信号ｃ
ｐとなる。この波形整影信号ｃｐはディスク（り上の光
ビームがトラックを横断する毎に発生し、カウンタ（２
１）に入力されてそのパルス数が計数され、カウント出
力Ｃδを発生する。また、カウンタ（２１）には、ディ
スク（１）の回転に同期して、第２図に示されているよ
うなリセットパルス信号Ｒ８Ｔが入力されて周期的にリ
セットされる。比較器（２２）はカウンタ出力Ｃδと比
較レベルＯＬにある別異の信号とを比較し、カウンタ出
力Ｃ６の方が比較レベルＣＬより大きいとき出力Ｃ′Ｏ
ＵＴが得られる。即ち比較レベルＯＬを適轟に設定する
ことによりディスクの偏心量が所定値を超えたときには
比較器（２２）の出力ＣδＵ〒が得られるようにされる
。この比較出力信号ｃｏｔ＋Ｔはラッチ回路（２３）に
入力されて、００１Ｊτ信号が存在するときのみ表示器
解 （ハ）を点灯表示させると共に、ディスク（１）の偏心
量が所定値を超えたという偏心量所定値オーバー信号δ
ＶＲを発生させて、光ディスク装置がデータの記録及び
再生動作を行なわないようにする。これに対して、ディ
スク（１）の偏心量が所定値以下であるときには、比較
器（２２）の出力信号Ｃ２）ＬＩＴが発生されないこと
から、ディスク（１）の偏心量所定値オーバー信号ＯＶ
Ｒも発生されず、光ディスク装置は本来のデータ記録及
び再生動作を行なうこと（こなる。

以上説明したように、光ディスク装置へのディスクの装
着時に、上記実施例によれば、データの記録及び再生と
いった本来の光ディスク装置の動作に先だってディスク
の偏心量の判別動作が実行される。な右、上記実施例に
おいては、表示器によりディスク偏心量が所定値以内に
あるかどうかを示すようにしただけの例を示したが、こ
れに限らず、ディスクの偏心量が所定値以内に入るまで
、自動的にディスクの着脱を行なうようにすることもで
きる。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、この発明の光ディスク装置はデ
ィスクの偏心量を計測し、その計測値の偏心量が所定値
以内ｌこあるときのみ光ディスク装置へのデータの記録
及び再生動作を行なうように構成したので、データの記
録及び再生の信頼性の向上や高速トラックアクセス制御
等の制御の信頼性の向上を得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光ディスク装置の概
略図、第２図は上記実施例における動作波形図である。 図において、 （１）・・光ディスク、（２）・・ディスク装着部、（
６）・・ディスクモータ、（１０）・・光ヘッド、（１
１）・・センサ演算回路、（１２）・・サーボ増幅器、
（［）・・スイッチ、（１４）・・トラッキングアクチ
ュエータ、（２０）・・波形整形回路、（２１）・・カ
ウンタ、（２２）・・比較器、（２６）・・ラッチ回路
、（２４）・・表示器である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 植ビ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」手
続補正書 昭和６２年１０月７　日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ディスク上にあらかじめ定められたトラックを
   光スポットで追従してトラッキングするための光ヘッド
   と、前記光スポットがトラックを横断する度に信号を出
   力するセンサ演算回路と、前記センサ演算回路からの出
   力信号を計数するカウンタと、トラッキングサーボルー
   プとを備え、前記トラッキングサーボループをオフにし
   た状態で回転する光ディスク上のトラック横断本数を前
   記カウンタで計数し、所定時間内でその計数値が所定値
   以下であるときのみ記録及び再生動作を行うことを特徴
   とする光ディスク装置。
2. （２）前記トラッキングサーボループはオンオフスイッ
   チを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の光ディスク装置。