JP2598614Y2 - 乗車率解析システム - Google Patents

乗車率解析システム

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JP2598614Y2
JP2598614Y2 JP1993061570U JP6157093U JP2598614Y2 JP 2598614 Y2 JP2598614 Y2 JP 2598614Y2 JP 1993061570 U JP1993061570 U JP 1993061570U JP 6157093 U JP6157093 U JP 6157093U JP 2598614 Y2 JP2598614 Y2 JP 2598614Y2
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和明 磯辺
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗車率解析システムに
関し、特に実運用列車で測定した乗車率データを解析す
る乗車率解析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、実運用列車における乗客の乗車
率を測定する場合、所定の車両に車両の荷重を圧力とし
て車両荷重を計測する複数の空気バネを備えた乗車率測
定装置を設置し、予め空車状態における車両重量を測定
しておき、これと所定の運行区間で乗客乗車状態におい
て測定した車両重量との差を求め、これに基づき乗車率
を測定するものとなっている。
【0003】従来、このような車両に設置された乗車率
測定装置では、測定毎に乗車率を印刷出力するものとな
っており、各運行区間において、曜日別、時間帯別に測
定されたデータは、人手によって後日集計し解析するも
のとなっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、このような従
来の乗車率測定システムでは、個々に測定した乗車率を
人手により、運行区間、曜日別、時間帯別など多数の各
種測定状況データとともにパソコンなどに入力し集計・
解析するものであるため、時間と労力がかかるという問
題点があり、さらに入力ミスにより誤った解析結果が出
力される原因となっていた。
【0005】本考案はこのような課題を解決するための
ものであり、乗車率の集計・解析にかかる労力を省力化
し、短時間に正確な解析結果を出力できる乗車率測定シ
ステムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案による乗車率解析システムは、実運用
列車に設けられ乗車率を測定する車上装置と、車上装置
で測定された乗車率を集計・解析する地上装置とから構
成され、車上装置は、列車の速度やドア開閉を示す列車
情報に基づき各駅区間毎の乗車率を測定し出力する乗車
率測定手段と、接続されたICカードに、乗車率、乗車
率測定日時、および個々の列車を識別する列車番号から
なる乗車率データを測定順に記録するICカード記録手
段とを備え、地上装置は、ICカードから乗車率データ
を読み込むデータ読込手段と、列車番号に対応する列車
の停車駅を含む運行情報を格納する記憶装置と、データ
読込手段を介して読み込んだ乗車率データに含まれる列
車番号に基づいて記憶装置を検索し、対応する列車の運
行情報を読み出し、この運行情報に基づき乗車率データ
を各駅区間毎に集計し保存する演算制御手段とを備える
ものである。
【0007】
【作用】従って、車上装置の乗車率測定手段において、
列車の速度やドア開閉を示す列車情報に基づき各駅区間
毎に測定された乗車率は、ICカード記録手段に出力さ
れ、ここで乗車率測定日時および個々の列車を識別する
列車番号とともに乗車率データとして接続されたICカ
ードに測定順に記録され、地上装置の演算制御手段にお
いて、データ読込手段を介してICカードから読み込ま
れた乗車率データは、これに含まれる列車番号に基づい
て記憶装置から検索され読み出された対応する列車の運
行情報に基づき、各駅区間毎に集計され保存される。
【0008】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の一実施例である乗車率解析システム
の構成図である。同図において、1は乗車率測定の対象
となる列車、2は列車1に搭載された乗車率測定システ
ムにおける車上装置、3は測定された乗車率を収集・解
析する地上装置、4は乗車率データを記録するためのI
Cカードである。
【0009】車上装置2において、21は速度情報・ド
ア開閉情報などの列車情報に基づき各駅区間毎に乗車率
を測定する乗車率測定部、22は乗車率測定時の日時を
出力する時計部、23は乗車率測定部21で測定された
乗車率をICカード4に記録するICカード記録部であ
る。
【0010】また地上装置3において、31は各ICカ
ード4から乗車率データを読み込むためのICカードイ
ンターフェース部(以下、ICカードI/F部とい
う)、32はICカードI/F部31を介して読み込ん
だ乗車率データを収集・解析するパソコン、33は各列
車に個々に付与された列車番号により検索可能な状態で
その列車の停車駅、列車種別などの運用情報を記憶する
記憶装置である。
【0011】次に、本考案の動作を図2を参照して説明
する。図2は本考案における乗車率解析システムの動作
を示すフローチャートである。
【0012】まず乗車率測定に先立ち、ICカード4を
車上装置2のICカード記録部23に接続するととも
に、乗客が乗車していない状態において、基準となる空
車状態の車両重量を乗車率測定部21で測定し記憶して
おく。
【0013】次に、実際に乗客を乗車させている運用状
態において、乗車率測定部21で始発駅から終着駅まで
のすべての駅区間毎に車両重量が測定される。
【0014】車上装置2には、列車1全体を制御する制
御装置(図示せず)から列車1の速度情報やドア開閉情
報などが入力されており、乗車率測定部21は、これら
情報に基づき、ドアが閉まったことを確認した後(ステ
ップ101)、列車1が急な加減速をしていない安定走
行状態であることを確認し(ステップ102)、車両重
量を測定し、空車状態における車両重量との差を基準体
重で除算して乗客人数を算出し、これを所領定員で除算
することにより乗車率を算出する(ステップ103)。
【0015】乗車率測定部21で算出された乗客人数お
よび乗車率は、時計部22からの測定日時情報とともに
ICカード記録部23へ出力され、ここでスイッチなど
により外部から入力される列車番号とともに乗客率デー
タとしてICカード4に記録され(ステップ104)、
これら一連の乗車率測定記録処理が、始発駅から終着駅
までの各駅区間毎に順を追って繰り返し実施される(ス
テップ105:NO)。
【0016】図3は、ICカード4に記録された乗車率
データを示す説明図であり、各車両毎の乗車人数と乗車
率が記録されているとともに、この乗車率を測定した日
時および列車番号が記録されている。
【0017】測定終了後(ステップ105:YES)、
ICカード4は車上装置2のICカード記録部23から
回収され、地上装置3のICカードI/F部31に接続
され、乗車率の集計・解析が実施される。
【0018】まず、パソコン32はICカードI/F部
31を介してICカード4内に記録されている各種乗車
率データを読み込み(ステップ106)、この乗車率デ
ータが測定された列車1の列車番号を認識し、この列車
番号に対応する運行情報を記憶装置33から読み出す。
【0019】図4は、記憶装置33に格納されている運
用情報を示す説明図であり、各列車番号毎にその列車の
種別、例えば「各停」、「快速」や運行区間(始発→終
着)が記憶されているとともに、各列車の種別毎にその
停車駅が停車順に記憶されている。
【0020】次に、この運行情報に基づき、ICカード
4に順に記録されている個々の乗車率データがどの駅区
間で測定されたものであるかを停車駅の順に割り出し、
各駅区間毎に分類し記憶装置33に保存する(ステップ
107)。図5は、各駅区間毎に分類された乗車率デー
タを示す説明図である。
【0021】記憶装置33には、このようにして過去に
測定算出され格納された乗車率データによりデータベー
スが構築されており、所望の項目、例えば駅間別(ステ
ップ108)、時間帯別(ステップ109)、曜日別
(ステップ110)により検索・集計することができ、
必要に応じてグラフや表によりパソコン32の画面に表
示出力し、あるいはパソコン32に接続されたプリンタ
(図示せず)により印刷出力することができる。
【0022】図6は、所定の列車の各駅区間における乗
車率を示す解析結果表出力例であり、この場合は、「新
宿〜指扇」間の各駅区間における「列車1234M」の
各車両(1号車〜10号車)毎の乗車率が出力されてい
る。なお図6には、「新宿〜池袋」間における乗車率の
みが例示的に示されており、以降の駅区間については省
略されている。
【0023】また図7は、所定の運行区間の各時間帯に
おける乗車率を示す解析結果表出力例であり、この場
合、「新宿〜赤羽」間における各時間帯毎の乗車人数、
乗車率(効率)などが出力されている。なお図7には、
「4:00〜6:30」の時間帯における各データのみ
が例示的に示されており、他の時間帯については省略さ
れている。
【0024】また図8は、所定時間帯における乗車率の
曜日による変動を示す解析結果グラフ出力例であり、こ
の場合、時間帯4:00〜7:00における「新宿〜指
扇」間の各駅区間の乗車率(効率)が各曜日毎に出力さ
れている。なお図8には、「新宿〜赤羽」間における曜
日毎の乗車率グラフが例示的に示されており、以降の駅
区間については省略されている。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、車上装
置にICカード記録部を設けて、実運用列車で測定した
乗車率を列車番号および測定日時情報とともにICカー
ド記録部によりICカードに測定順に記録し、地上装置
にICカードI/F部を設けてICカード内の乗車率デ
ータを読み込むとともに、記憶装置に格納されている各
種運行情報に基づき読み込んだ乗車率データを駅区間毎
に分割して保存し、各種項目により解析結果を出力する
ものである。
【0026】従って、乗車率解析システムにおいて、乗
車率の集計・解析に要する労力を省力化できるととも
に、データの入力誤りをなくし、短時間に正確な解析結
果を出力できるという格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による乗車率解析システムの
ブロック図である。
【図2】本考案の乗車率解析システムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】ICカードに記録された乗車率データを示す説
明図である。
【図4】記憶装置に格納されている運用情報を示す説明
図である。
【図5】各駅区間毎に分類された乗車率データを示す説
明図である。
【図6】所定の列車の各駅区間における乗車率を示す解
析結果表出力例である。
【図7】所定の運行区間の各時間帯における乗車率を示
す解析結果表出力例である。
【図8】所定時間帯における乗車率の曜日による変動を
示す解析結果グラフ出力例である。
【符号の説明】
1 列車 2 車上装置 21 乗車率測定部 22 時計部 23 ICカード記録部 3 地上装置 31 ICカードインターフェース(ICカードI/F
部) 32 パソコン 33 記憶装置 4 ICカード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実運用列車で測定された乗車率を集計し
    解析する乗車率解析システムにおいて、 実運用列車に設けられ乗車率を測定する車上装置と、前
    記車上装置で測定された乗車率を集計・解析する地上装
    置とから構成され、 前記車上装置は、 列車の速度やドア開閉を示す列車情報に基づき各駅区間
    毎の乗車率を測定し出力する乗車率測定手段と、 接続されたICカードに、前記乗車率、乗車率測定日
    時、および個々の列車を識別する列車番号からなる乗車
    率データを測定順に記録するICカード記録手段とを備
    え、 前記地上装置は、 前記ICカードから前記乗車率データを読み込むデータ
    読込手段と、 前記列車番号に対応する列車の停車駅を含む運行情報を
    格納する記憶装置と、 前記データ読込手段を介して読み込んだ前記乗車率デー
    タに含まれる列車番号に基づいて前記記憶装置を検索
    し、対応する列車の運行情報を読み出し、この運行情報
    に基づき前記乗車率データを各駅区間毎に集計し保存す
    る演算制御手段とを備えることを特徴とする乗車率解析
    システム。
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