JP3860449B2 - 車両情報提供方法、プログラム及び車両情報記録装置 - Google Patents

車両情報提供方法、プログラム及び車両情報記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載の記憶手段に格納された車両情報を車両外部の端末に提供する方法及びプログラム、車両に搭載される車両情報記録装置、車両に搭載される車両情報記録装置から取得される情報に基づいてデータ処理を実行するデータ処理システム、並びに、車両識別情報を出力する車両外部の端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の走行中のエンジンその他の車両の動作状態を監視し、走行中に生じた車両の異常、故障の際の運転状態を記録する車両情報記録装置(データロガー、ドライブレコーダともいう)が提案されている。車両状態の診断や故障予測を行うためには、車両情報記録装置に記録されている情報を分析、加工する必要がある。
【0003】
しかしながら、車両情報記録装置に記録されている情報についてセキュリティを確保する観点から、特定の者だけがその情報を読み出すことができるようにすることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、車両情報記録装置に記録されている情報を特定の者だけが読み出すことができるようにし、セキュリティを高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、車載の記憶手段に格納された車両情報を車両外部の端末に提供する方法であって、車両外部の端末から通信手段を介してキー情報を受信し、その受信したキー情報と予め定められたキー情報とを比較し、その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記車載の記憶手段から車両情報を読み出し、前記車両外部の端末に通信手段を介して送信する構成とした。
【0006】
本発明によれば、キー情報と予め定められたキー情報とを比較し、その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記車載の記憶手段から車両情報を読み出し、前記車両外部の端末に通信手段を介して送信する。このため、キー情報を知らない者(又はそのキー情報が格納されたICカードなどの記録媒体を持たない者)は、車両情報にアクセスしてこれを読み出すことができない。即ち、車両情報記録装置に記録されている情報を特定の者(キー情報を知っている者(又はそのキー情報が格納されたICカードなどの記録媒体を所有している者又はその記録媒体を預かった者))だけが読み出すことができるため、セキュリティを高めることが可能になる。
【0007】
前記車両情報は、車両に取り付けられたセンサによって検出された情報、又は、車両識別情報のうちの少なくとも一方である。また、車両情報として、その車両ユーザーの個人情報を用いることもできる。
【0008】
また、本発明は、上記課題を解決するために、車載の記憶手段に格納された車両情報を車両外部の端末に提供するプログラムであって、車両外部の端末から通信手段を介してキー情報を受信するステップと、その受信したキー情報と予め定められたキー情報とを比較するステップと、その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記車載の記憶手段から車両情報を読み出すステップと、前記車両外部の端末に通信手段を介して送信するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムとすることもできる。
【0009】
また、本発明は、上記課題を解決するために、車両に搭載される車両情報記録装置であって、車両情報を格納する第1記憶手段と、予め定められたキー情報を格納する第2記憶手段と、車両外部の端末との間でデータ通信を行う通信手段と、車両外部の端末から前記通信手段を介してキー情報を受信した場合、その受信したキー情報と前記第2記憶手段に格納されているキー情報とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記第1記憶手段から車両情報を読み出し、前記車両外部の端末に前記通信手段を介して送信する送信手段とを備える構成とした。
【0010】
本発明によれば、キー情報と予め定められたキー情報とを比較し、その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、車載の第1記憶手段から車両情報を読み出し、前記車両外部の端末に通信手段を介して送信する。このため、キー情報を知らない者(又はそのキー情報が格納されたICカードなどの記録媒体を持たない者)は、車両情報にアクセスしてこれを読み出すことができない。即ち、車両情報記録装置に記録されている情報を特定の者(キー情報を知っている者(又はそのキー情報が格納されたICカードなどの記録媒体を所有している者又はその記録媒体を預かった者))だけが読み出すことができるため、セキュリティを高めることが可能になる。
【0011】
上記の車両情報記録装置は更に、車両に取り付けられるセンサを備え、前記第1記憶手段には車両情報として前記センサによって検出される情報が格納されるようにしてもよい。また、前記第1記憶手段には車両情報として車両識別情報が格納されるようにしてもよい。また、車両情報として、その車両ユーザーの個人情報を用いることもできる。
【0012】
また、本発明は、上記課題を解決するために、車両に搭載される車両情報記録装置から取得される情報に基づいてデータ処理を実行するデータ処理システムであって、車両情報記録装置は、車両に取り付けられるセンサと、前記センサによって検出される情報を格納する第1記憶手段と、予め定められたキー情報を格納する第2記憶手段と、車両外部の端末との間でデータ通信を行う通信手段と、車両外部の端末から前記通信手段を介してキー情報を受信した場合、その受信したキー情報と前記第2記憶手段に格納されているキー情報とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記第1記憶手段から前記センサによって検出された情報を読み出し、前記車両外部の端末に前記通信手段を介して送信する送信手段とを備え、前記車両外部端末は、前記車両情報記録装置から前記センサによって検出された情報を受信し、その受信した前記センサによって検出された情報に基づいて演算処理を行う演算処理部と、前記演算処理部による演算処理の結果を出力する出力手段とを備える構成とした。
【0013】
本発明によれば、キー情報と予め定められたキー情報とを比較し、その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、車載の第1記憶手段から車両情報を読み出し、前記車両外部の端末に通信手段を介して送信する。このため、キー情報を知らない者(又はそのキー情報が格納されたICカードなどの記録媒体を持たない者)は、車両情報にアクセスしてこれを読み出すことができない。即ち、車両情報記録装置に記録されている情報を特定の者(キー情報を知っている者(又はそのキー情報が格納されたICカードなどの記録媒体を所有している者又はその記録媒体を預かった者))だけが読み出すことができるため、セキュリティを高めることが可能になる。
【0014】
また、前記車両外部端末は、演算結果を画像表示装置や音声出力装置に出力することが可能であるので、その出力内容をユーザーに対して提示できるため、その出力内容に基づき、きめの細かい整備や整備提案などの各種のサービスを提供することが可能となる。出力装置は、実施の形態における自動情報収集システムを構成する画像表示装置や、フロントコンピュータに包含される画像表示装置又はプリンタや、その他の場所に設けられた出力装置を用いることが可能である。
【0015】
また、車両識別情報を出力する車両外部の端末を次のように構成することが可能である。車両識別情報を出力する車両外部の端末であって、請求項7に記載の車両情報記録装置との間でデータ通信を行う通信手段と、前記車両情報記録装置に前記通信手段を介してキー情報を送信する送信手段と、前記車両情報記録装置から前記通信手段を介して車両の識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された車両の識別情報を出力する出力手段とを備える。
【0016】
このようにすれば、車両識別情報出力端末は、盗難車両に搭載された車両情報記録装置からその車両識別情報を受信して出力手段に出力する。従って、その出力内容と周囲の車両とを比較することによって、盗難車両を発見することが可能になる。なお、出力される車両識別情報としては、車種、車色、又は、ナンバープレート情報などがある。その他の車両の特徴的な情報(車両の形状、年式など)を車両識別情報として用いることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である、データ処理システムについて図面を参照しながら説明する。図1、図13は、データ処理システムの概略システム構成を説明するための図である。図2は、主にデータ処理システムのハード構成を説明するための図である。図3は、主に車両情報記録装置で実行されるモジュール(プログラム)の構成を説明するための図である。
【0018】
図1、図13に示すように、データ処理システムは、車両に搭載される車両情報記録装置100と、整備工場などに設置される自動情報収集システム200と、整備工場の受け付けなどに設置されるフロントコンピュータ300とを包含している。
【0019】
車両情報記録装置100と自動情報収集システム200はそれぞれデータ通信を行うための通信装置を備えており、両者間で無線又は有線の通信回線を介して相互にデータ通信が可能となっている。また、自動情報収集システム200とフロントコンピュータ300もそれぞれデータ通信を行うための通信装置を備えており、両者間で無線又は有線の通信回線を介して相互にデータ通信が可能となっている。
【0020】
図2に示すように、車両情報記録装置100は、CPU101、そのCPU101にバスを介して接続される、プログラム(実行対象のプログラム)が読み込まれる領域やプログラムの実行過程において各種のデータが格納される領域などを有するRAM(Random Access MMemory)102、図3に示すモジュール(プログラム)などが格納されたROM(Read Only Memory)103、車両外部の端末(自動情報収集システム200)との間でデータ通信を行う通信装置104、車両の各部に取り付けられたセンサ105、そのセンサ105によって検出された情報(以下、センサ情報という)が格納されるSRAM(Static RAM)やハードディスク装置などのバッファ106及びバックアップ用のバッファ107、DMA(Direct Memory Access)コントローラ108などを備えている。
【0021】
車両情報記録装置100はまた、車両外部の端末から通信装置104を介してキー情報を受信した場合、その受信したキー情報とバッファ106などの車載の記憶装置に予め格納されている(即ち、予め定められた)キー情報とを比較する比較手段109と、その比較手段109による比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、バッファ106からセンサ105によって検出された情報などを読み出し、車両外部の端末に通信装置104を介して送信する送信手段110を備えている。比較手段109と送信手段110は、主に所定のプログラムによって実現されている。
【0022】
車両情報記録装置100はまた、モニター機能、マップトレース機能、アクティブテスト機能、故障診断機能、及び、ID識別機能を備えている。これらの機能は、所定のプログラムによって実現される。
【0023】
モニター機能としては、センサ105によって検出された情報や補正係数をモニタリングする機能やセンサ105によって検出された情報をデータロギング(グラフ表示)する機能がある。
【0024】
マップトレース機能としては、燃料マップや点火マップのデータトレース(マップトレース)を行う機能や、マップトレース表示と同時に点火時期、エアフロー信号、スロットル開度、車速、インジェクタ噴射時間をモニタリングする機能がある。
【0025】
アクティブテスト機能としては、エンジンコンピュータに対して水温、噴射時間、空燃費補正、AACバルブ、点火時期、バルブタイミングなどを任意にコントロールする機能がある。
【0026】
故障診断機能としては、エンジン制御系やセンサ系の不具合箇所をモニタリングする機能がある。
【0027】
ID識別機能としては、個人情報や車検証情報(車固有の情報を含む)、キー情報(アクセスKEY情報ともいう)、ある程度の任意情報などを持ち、車両を識別できる機能がある。
【0028】
ROM103に格納されているモジュールとしては、次のものがある。なお、ROM103以外の車載の記憶装置にモジュールを格納するようにしてもよい。
【0029】
(1)Access Key Transferにより、キー情報(KEY IDともいう)を伝送することでバッファ106からセンサ105によって検出された情報や個人情報などをダウンロードすることができるようになる。
【0030】
(2)Data Access Sequenceにより、送られてきたキー情報はIO/IFモジュールを通じてData Control Moduleへ渡され、キー情報をチェックし適合すればステータスビットをオンにし処理を続行させると共に、データ転送スケジュールコードを発生させる。
【0031】
(3)Data Link Moduleにより、データ転送スケジュールが発生するとバッファ106とリンクをとりバッファ106からセンサ情報などの読取を行いIO/IFモジュールよりアプリケーション側(フロントコンピュータ側)にデータのDMA転送を開始する。
【0032】
(4)Data Control Moduleにより、IO/IFモジュールより入ってきたデータを判断し、各サブルーチンをコントロールする。
【0033】
(5)Sub Routine Moduleは 各種処理を行うSub Routineの集まりである。
【0034】
センサ105としては、エンジン回転数を検出するセンサ、スロットル開度を検出するセンサ、エアフロー信号を検出するセンサ、冷却水などの水温を検出するセンサ、車速を検出するセンサ、点火時期を検出するセンサ、AACバルブに対するセンサ、インジェクタ噴射時間を検出するセンサ、O2を検出するセンサ、走行距離を検出するセンサなどがある。センサ105には、これらのセンサの他に、車両の各部に取り付けられる周知のあらゆるセンサを含む。
【0035】
これらのセンサは、センサ単独で値を検出するものであってもよいし、所定のプログラムなどと共同して値を検出するものであってもよい。例えば、テーブルを参照することにより、センサ単独で検出した値に対応する値を検出値として出力するようにしてもよい。また、センサ単独で検出した値に対して所定の演算を施しその演算の結果を検出値として出力するようにしてもよい。
【0036】
図4はバッファ106に格納される情報の例を示している。
【0037】
バッファ106には、センサ105によって検出された情報(以下、センサ情報という)が逐次格納されるようになっている。バッファ106としては、数時間分程度のセンサ情報ではなく半年分程度のセンサ情報を格納できるように比較的大容量の記憶装置が用いられる。バッファ106及びバックアップ用のバッファ107がセンサ105によって検出される情報(車両情報)を格納する第1記憶手段に相当する。
【0038】
バッファ106にはまた、車検証に記載されている事項(車検証情報)、個人情報、車両識別情報、及び、その他の情報が、各情報ごとに情報ID(一意の識別情報)に対応づけられて所定のフォーマットで格納されている。このため、特定の情報IDをキーとして、バッファ106からその特定の情報IDに対応づけられた情報を読み出せるようになっている。
【0039】
個人情報としては、車両ユーザーの住所、氏名、年齢、生年月日、性別、職業、電子メールアドレスなどがある。車両識別情報としては、車種、車色、又は、ナンバープレート情報などがある。
【0040】
バッファ106にはまた、キー情報(一意の識別情報)が格納されている。このバッファ106が予め定められたキー情報を格納する第2記憶手段に相当する。なお、キー情報は、バッファ106に限らず車載の記憶装置に格納されていればよく、例えば、ROM103やその他の車載の記憶装置に格納されていてもよい。キー情報としては、個人情報のうちの一部を用いてもよいし、個人情報の全部又は一部に対して所定の変換を施す(例えば、ハッシュ関数)ことにより一意の識別子を生成しこれを用いるようにしてもよい。
【0041】
なお、バッファ106に格納される情報は、そのバッファ106に格納されるのと同じタイミング又は所定のタイミングで、バックアップ用のバッファ107にも格納されるようになっている(ミラーリング)。
【0042】
図5は、バッファ106から情報を検索するためのインデックスの例を示している。同図中、「IDX」が表示されている領域には、情報IDとその情報IDが示す情報の格納先アドレス(先頭アドレス)とが格納されている。「Data Area」が表示されている領域には、情報IDが示す情報のフォーマット(データ長など)が格納されている。このインデックスはROM103やバッファ106などの車載の記憶装置に格納されている。
【0043】
自動情報収集システム200は、パーソナルコンピュータなどの情報端末であり、図1、図2、図6に示すように、コンピュータ本体201、そのコンピュータ本体201に内蔵されているハードディスク装置などの記憶装置202、キーボードやマウスなどの入力手段203、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどの画像表示装置204、車両情報記録装置100との間でデータ通信を行う通信装置205、フロントコンピュータ300との間でデータ通信を行う通信装置206、ユーザーが携帯するICカードCから情報を読み取るICカード読取装置207、及び、演算処理部208などを備えている。
【0044】
演算処理部208が、車両情報記録装置100からセンサ105によって検出された情報を受信し、その受信したセンサ105によって検出された情報に基づいて演算処理を行う演算処理部に相当する。この演算処理部は、主に所定のプログラムによって実現されている。
【0045】
ハードディスク装置202には、ウインドウズやマックOSやUNIXなどの所定のオペレーティングシステムがインストールされており、さらに、そのオペレーティングシステム上で実行される通信プログラムや、バッファ106から通信装置205を介して取得したセンサ情報(データ)に対して、変換、整形、分析などのデータ処理を行うデータ処理プログラムなどがインストールされている。
【0046】
ハードディスク装置202には、履歴データベース202aとサービスデータベース202bが構築されている。図7は、履歴データベース202aに格納されているデータの例を示している。図8は、サービスデータベース202bに格納されているデータの例を示している。
【0047】
図9は、通信装置205の構成を説明するための図である。
【0048】
図9に示すように、車両情報記録装置100との間でデータ通信を行う通信装置205は、無線LANやブルートゥース(携帯情報機器向けの無線通信技術であり、現在、2.45GHz帯の電波を利用して、1Mbpsの速度でデータをやりとりすることができる。)によって無線で通信を行うことが可能なトランシーバーと、そのトランシーバーと履歴データベース202aとの間に設けられる入力インターフェース部とを備えている。
【0049】
入力インターフェース部は、車両情報記録装置100とデータ伝送又は制御を行うためのハードウエア装置と制御部及びデータ転送を行う伝送制御部とで構成されている。なお、入力インターフェース部の一部又は全部は、既存のインターフェースを流用して車両情報記録装置100と接続できるようにするためにユニット化されている。
【0050】
図10は、通信装置206の構成を説明するための図である。
【0051】
図10に示すように、フロントコンピュータ300との間でデータ通信を行う通信装置206は、フロントコンピュータ300に出力するための出力インターフェース部を備えている。出力インターフェース部は、入力インターフェースと同様に、ハードウエア装置、制御部及び伝送制御部とで構成されている。
【0052】
自動情報収集システム200とフロントコンピュータ300はLANケーブルなどの有線で又は無線LANやブルートゥースなどの無線で接続することが可能である。なお、出力インターフェース部の一部又は全部は、既存のインターフェースを流用してフロントコンピュータ300と接続できるようにするためにユニット化されている。
【0053】
図11に示すように、演算処理部208は、履歴データベース202aから読み出されたセンサ情報に基づいてデータの変換、整形、分析などを行う、変換処理部208a、分析処理部208b、及び、整形処理部208cを有する。これらの各部は、主に、データ処理プログラムによって実現されている。また、これらの処理部208aから208cは、変更、追加が容易に行えるようにユニット化された処理群として実装するようにしている。
【0054】
変換処理部208aは、フロントコンピュータ300(詳細にはフロントコンピュータ300で実行されるアプリケーション)が取り扱える予め取り決められたデータ形式に変換する。これにより、データの互換性が確保される。変換処理部208aは、変換されたデータを整形処理部208aに供給するか又は分析処理部208bに供給する。
【0055】
分析処理部208bは、変換処理部208aから供給される変換されたデータに基づいて、フロントコンピュータ300(詳細にはフロントコンピュータ300で実行されるアプリケーション)で要求される機能ごとにデータの解析、分析を行う。例えば、定期交換部品の交換時期の予測や、故障時期の予測を行う。
【0056】
整形処理部208cは、変換処理部208aから供給される変換されたデータ、又は、分析処理部208bから供給される分析結果を、外部インターフェースとして取り決められたデータ構造に整形する。整形処理部208bは、整形されたデータ(提供データ)をサービスデータベース202bに格納する。
【0057】
フロントコンピュータ300は、パーソナルコンピュータなどの情報端末であり、図1に示すように、コンピュータ本体301、そのコンピュータ本体301に内蔵されているハードディスク装置などの記憶装置302、キーボードやマウスなどの入力手段303、CRTディスプレイや液晶ディスプレイなどの画像表示装置304、プリンタ305、及び、自動情報収集システム200との間でデータ通信を行う通信装置306などを備えている。
【0058】
画像表示装置304及びプリンタ305が演算処理部208による演算処理の結果を出力する出力手段に相当する。
【0059】
ハードディスク装置302には、ウインドウズやマックOSやUNIXなどの所定のオペレーティングシステムがインストールされており、さらに、そのオペレーティングシステム上で実行される通信プログラムや、履歴データベース202aやサービスデータベース202bから所定データを読み出して、その所定データ(又はその所定データに基づいて編集又は加工した画面)を画像表示装置304やプリンタ305に出力するプログラムなどがインストールされている。
【0060】
次に、上記構成のデータ処理システムの動作について図12を参照しながら説明する。図12は、データ処理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0061】
車両情報記録装置100には例えばイグニッションがオンされることによって車載のバッテリから電源が供給され、センサ105による検出が開始される。センサ105によって検出された情報(センサ情報)は、逐次バッファ106に格納される。
【0062】
車両情報記録装置100が搭載された車両のユーザーは、車両状況の診断(分析など)を受けるには、自動情報収集システム200が設置されている整備工場などに車両を乗り入れ、所定の停車位置に車両を停車させる。
【0063】
整備工場の従業員は、停車した車両のユーザーからキー情報やそのユーザーの個人情報などが格納されているICカードを預かり、これを自動情報収集システム200のICカード読取装置207に挿入する(S100)。本システムにおいては、このICカードが車両情報記録装置100からセンサ情報などを収集するためのいわばキーとしての役割を担っている。従って、このICカードを持たない者は車両情報記録装置100にアクセスすることができず、これによって車両情報のセキュリティが保たれている。
【0064】
自動情報収集システム200は、所定位置停車した車両に搭載された車両情報記録装置100に接続し(無線の伝送路を設定し)、ICカード読取装置207によってICカードからキー情報を読み取り、この読み取ったキー情報を通信装置205を介して車両情報記録装置100に送信する(S101)。なお、車両が所定位置に停車したことをもって自動的に車両情報記録装置100との間に無線の伝送路を設定するようにしてもよい。
【0065】
車両情報記録装置100は、自動情報収集システム200から通信装置104を介してキー情報を受信し、比較手段109によって、その受信したキー情報とバッファ106などの車載の記憶装置に予め格納されている(即ち、予め定められた)キー情報とを比較する(S102)。
【0066】
比較手段による比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合(S102:Yes)、送信手段110によって、バッファ106からセンサ情報、個人情報、及び、車両識別情報を読み出し(S103)、車両外部の端末である自動情報収集システム200に通信装置104を介して送信(DMAC(Direct Memory Access controller)によるDMA転送)する(S105)。
【0067】
具体的には、比較手段による比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合(S102:Yes)、アクセスシーケンス(処理のスケジュールを定めたもの)が発行され、このアクセスシーケンスに基づいてS103からS104の処理が行われることになる。
【0068】
バッファ106からセンサ情報の全てを読み出すようにしてもよいし、センサ情報のうちの一部を読み出すようにしてもよい。自動情報収集システム200から車両情報記録装置100に、読み出したいセンサ情報に対応する情報IDを送信することで、センサ情報のうちの一部読み出しを実現できる。
【0069】
なお、バッファ106からこれらの情報を読み出している間はそのバッファ106にセンサ情報を書き込むことができない。このため、バッファ106からこれらの情報を読み出している間はバッファ106からバックアップ用のバッファ107に格納先を切り換え、バックアップ用のバッファ107にセンサ情報を書き込むようにしている(S104)。
【0070】
自動情報収集システム200は、車両情報記録装置100からセンサ情報、個人情報、及び、車両識別情報を通信装置205を介して受信し、それらの受信した情報を履歴データベース202aに格納する(S106)。具体的には、図12に示すように、車両識別情報(図中、車両A又は車両Bとして表している)、バッファ106から読み出した日時(図中、××××年××月××日××時××分××秒として表している)、及び、センサ情報(図中、データロガーより取得した各種データとして表している)とを対応づけて格納する。
【0071】
このため、フロントコンピュータ300から特定の車両識別情報を入力すれば、その特定の車両識別情報をキーとして、履歴データベース202aからその特定の車両識別情報に対応づけられたセンサ情報などを読み出せるようになっている。
【0072】
また、センサ情報は、上述のように、情報IDに対応づけられているため、フロントコンピュータ300から特定の車両識別情報と特定の情報IDを入力すれば、その特定の車両識別情報と特定の情報IDをキーとして、履歴データベース202aから特定の車両識別情報に対応づけられたセンサ情報のうち、特定の情報IDに対応づけられているものを読み出せるようになっている。このように、フロントコンピュータ300は、履歴データベース202aから全てのセンサ情報、又は、センサ情報のうちの一部を読み出せるようになっている。
【0073】
次に、自動情報収集システム200は、演算処理部208によって、車両情報記録装置100から受信したセンサ情報(上記のように、履歴データベース202aに格納されたセンサ情報)に基づいて演算処理を行う。
【0074】
例えば、車両情報記録装置100から受信したセンサ情報が走行距離を検出するセンサによって検出された走行距離である場合には、その検出された走行距離に基づいて所定の演算処理を行い、定期交換部品の交換時期を求める。具体的には、次のようにして交換時期を求める。
【0075】
まず、車両を構成する定期交換部品(例えば、オイル、オイルフィルター、タイヤなどの消耗品)ごとに耐用走行距離を予め設定しておく(テーブル化するなどして保持しておく)。そして、前回の交換時から今回の交換時までの走行距離を基に単位期間(例えば一月)あたりの走行距離を算出する。
【0076】
今回交換した定期交換部品に設定されている耐用走行距離を、その算出した単位期間あたりの走行距離で割れば交換時期が算出される。このようにして、各定期交換部品の交換時期を予測することが可能である。同様にして、その他の車両構成部品の故障時期を予測することも可能である。
【0077】
また、エンジン回転数を検出するセンサや冷却水の水温を検出するセンサによってそれらの測定対象から定期的に検出された(サンプリングされた)値に対して、演算処理部208によってサンプリング間隔を修正するような演算を施すことにより、データ量を減らすことが可能である。
【0078】
演算処理部208による演算結果(上記の例では、予測された交換時期、又は、予測された故障時期、エンジン回転数や冷却水温度など)は、演算結果ごとに、車両識別情報と情報IDに対応づけられてサービスデータベース202bに格納される(S108)。このため、フロントコンピュータ300から特定の車両識別情報と特定の情報IDを入力すれば、その特定の車両識別情報と特定の情報IDをキーとして、サービスデータベース202bから特定の車両識別情報に対応づけられた演算結果のうち、特定の情報IDに対応づけられているものを読み出せるようになっている。
【0079】
次に、自動情報収集システム200は、車両情報記録装置100から受信したセンサ情報(上記のように、履歴データベース202aに格納されたセンサ情報)又は演算処理部208による演算結果(上記のように、サービスデータベース202bに格納された演算結果)、個人情報、及び、車両識別情報を通信装置206を介してフロントコンピュータ300に送信する(S109)。
【0080】
または、自動情報収集システム200は、車両情報記録装置100から受信したセンサ情報に対応する情報ID又は演算処理部208による演算結果に対応する情報ID、個人情報、及び、車両識別情報を通信装置206を介してフロントコンピュータ300に送信するようにしてもよい。
【0081】
フロントコンピュータ300は、センサ情報又は演算処理部208による演算結果、個人情報、及び、車両識別情報を通信装置306を介して受信し、所定の出力プログラムによってそれらの受信した情報を編集、加工して(又は編集、加工することなく)画像表示装置304やプリンタ305に出力する。
【0082】
例えば、演算結果(予測された交換時期、又は、予測された故障時期、エンジン回転数や冷却水温度など)をグラフ表示など所定の形式で表示する。該当する車両ユーザーの個人情報や、車両識別情報を同一画面又は別画面に表示するようにしてもよい。このような出力により、故障予測や、症状診断を行うことが可能である。また、整備工場内では発生しない不具合の原因などを分析することも可能である。また、それらの出力内容をユーザーに対して即座に提示できるので、その出力内容に基づき、きめの細かい整備や整備提案などの各種のサービスを提供することが可能となる。
【0083】
なお、フロントコンピュータ300は、センサ情報に対応する情報ID又は演算処理部208による演算結果に対応する情報ID、及び、車両識別情報を受信した場合には、履歴データベース202a又はサービスデータベース202bにアクセスして、車両識別情報及びそれらの情報IDに対応づけられている情報を読み出し、所定の出力プログラムによってそれらの読み出した情報を編集、加工して(又は編集、加工することなく)画像表示装置304やプリンタ305に出力する。
【0084】
例えば、演算結果(予測された交換時期、又は、予測された故障時期、エンジン回転数や冷却水温度など)をグラフ表示など所定の形式で表示する。該当する車両ユーザーの個人情報を同一画面又は別画面に表示するようにしてもよい。
【0085】
以上のように、本実施の形態において説明したデータ処理システムによれば、キー情報が格納されたICカード(通常、車両ユーザーが携帯している)がなければ、車両情報記録装置100からセンサ情報などを読み出すことができないようになっている。従って、ICカードを持たない者による不正アクセスが防止されるため、情報記録装置100の記憶装置に格納されたセンサ情報、個人情報、車両識別情報、車検証情報などのセキュリティを高めることが可能になる。よって、現在、任意保険の割引対象となっている盗難防止にも役立つことになる。
【0086】
また、車両情報記録装置100は、センサ105によって検出された各種の情報が逐次記録されるため、事故時の判定などにも使用できる。
【0087】
次に、上記のデータ処理システムを利用した盗難車両の検索システムについて説明する。
【0088】
例えば、携帯端末などの情報端末を次のように構成する。車両識別情報を出力する車両外部の端末であって、車両情報記録装置100との間でデータ通信を行う通信装置と、車両情報記録装置100に通信装置を介してキー情報を送信する送信手段と、車両情報記録装置100から通信装置を介して車両の識別情報を取得する取得手段と、その取得手段によって取得された車両の識別情報を出力する出力手段(ディスプレイなどの画像表示装置又はスピーカなどの音声出力装置)とを備える車両識別情報出力端末。
【0089】
この車両識別情報出力端末によれば、送信手段によりキー情報を送信すると、周囲に該当するキー情報が格納されたバッファ106などの車載の記憶装置を有する車両情報記録装置100(盗難車両に搭載されている)から通信装置を介してそのバッファ106などの車載の記憶装置に格納されている車両識別情報が取得される。
【0090】
車両識別情報出力端末は、車両情報記録装置100から車両識別情報を受信して出力手段に出力する。従って、その出力内容と周囲の車両とを比較することによって、盗難車両を発見することが可能になる。なお、出力される車両識別情報としては、車種、車色、又は、ナンバープレート情報などがある。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車両情報記録装置に記録されている情報を特定の者だけが読み出すことができるようにすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を説明するための、データ処理システムの概略システム構成を示す図である。
【図2】 主にデータ処理システムのハード構成を説明するための図である。
【図3】 主に車両情報記録装置で実行されるモジュール(プログラム)の構成を説明するための図である。
【図4】 車載の記憶装置(バッファ)に格納される情報の例を示す図である。
【図5】 車載の記憶装置(バッファ)から情報を検索するためのインデックスの例を示している。
【図6】 自動情報収集システムの概略構成を示す図である。
【図7】 履歴データベースに格納されているデータの例を示す図である。
【図8】 サービスデータベースに格納されているデータの例を示す図である。
【図9】 自動情報収集システムを構成する入力インタフェースの概略構成を示す図である。
【図10】 自動情報収集システムを構成する出力インタフェースの画イラク構成を示す図である。
【図11】 主に自動情報収集システムの機能ブロックを示す図である。
【図12】 データ処理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】 本発明の一実施形態を説明するための、データ処理システムの概略システム構成を示す図である。
【符号の説明】
100 車両情報記録装置
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 通信装置
105 センサ
106 バッファ(車載の記憶装置)
107 バックアップ用のバッファ
108 DMAC(DMAコントローラ)
109 比較手段
110 送信手段
200 自動情報収集システム
201 コンピュータ本体
202 記憶装置
202a 履歴データベース
202b サービスデータベース
203 入力手段
204 画像表示装置
205 通信装置
206 通信装置
207 ICカード読取装置
208 演算処理部
208a 変換処理部
208b 分析処理部
208c 整形処理部
300 フロントコンピュータ
301 コンピュータ本体
302 記憶装置
303 入力手段
304 画像表示装置
305 プリンタ
306 通信装置

Claims (6)

  1. 車両の走行中のエンジンその他の車両の動作状態を監視し、走行中に生じた車両の異常、故障の際の運転状態を記録する車載の記憶手段に格納された車両情報を車両外部の端末に提供する方法であって、
    車両に取り付けられたセンサによって検出されるセンサ情報、又は車両識別情報のうちの少なくとも一方の情報を有する前記車両情報は、バッファ及びバックアップ用のバッファを有する第1記憶手段に格納され、
    車両外部の端末から通信手段を介してキー情報を受信し、その受信したキー情報と予め定められたキー情報とを比較し、
    その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記第1記憶手段から前記車両情報を読み出し、
    前記車両外部の端末に通信手段を介して送信し、
    前記車両情報の読み出しが前記バッファから行われている場合には、前記センサ情報の格納先が変更され、前記センサ情報は前記バックアップ用のバッファに格納される、車両情報提供方法。
  2. 前記車両情報の前記第1記憶手段への格納は、前記バッファに格納されるのと同じタイミング又は所定のタイミングで前記バックアップ用のバッファにも行われる、請求項1に記載の車両情報提供方法。
  3. 車両の走行中のエンジンその他の車両の動作状態を監視し、走行中に生じた車両の異常、故障の際の運転状態を記録する車載の記憶手段に格納された車両情報を車両外部の端末に提供するプログラムであって、
    車両に取り付けられたセンサによって検出されるセンサ情報、又は車両識別情報のうち
    の少なくとも一方の情報を有する前記車両情報は、バッファ及びバックアップ用のバッファを有する第1記憶手段に格納されるステップと、
    車両外部の端末から通信手段を介してキー情報を受信するステップと、
    その受信したキー情報と予め定められたキー情報とを比較するステップと、
    その比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記第1記憶手段から、前記車両情報を読み出すステップと、
    前記車両外部の端末に通信手段を介して送信するステップと、
    前記車両情報の読み出しが前記バッファから行われている場合には、前記センサ情報の格納先が変更され、前記センサ情報が前記バックアップ用のバッファに格納されるステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 前記車両情報の前記第1記憶手段への格納は、前記バッファに格納されるのと同じタイミング又は所定のタイミングで前記バックアップ用のバッファにも行われるステップをコンピュータに実行させるための請求項3に記載のプログラム。
  5. 車両に搭載され、車両の走行中のエンジンその他の車両の動作状態を監視し、走行中に生じた車両の異常、故障の際の運転状態を記録する車両情報記録装置であって、
    車両に取り付けられたセンサによって検出されるセンサ情報、又は車両識別情報のうちの少なくとも一方の情報を有する前記車両情報を格納するバッファ及びバックアップ用のバッファを有する第1記憶手段と、
    予め定められたキー情報を格納する第2記憶手段と、
    車両外部の端末との間でデータ通信を行う通信手段と、
    車両外部の端末から前記通信手段を介してキー情報を受信した場合、その受信したキー情報と前記第2記憶手段に格納されているキー情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、両キー情報が一致していると判定された場合、前記第1記憶手段から、前記車両の識別情報を含む車両情報を読み出し、前記車両外部の端末に前記通信手段を介して送信する送信手段と、
    前記車両情報の読み出しが前記バッファから行われている場合には、前記センサ情報の格納先を変更し、前記センサ情報を前記バックアップ用のバッファに格納する手段と、
    を備える、車両情報記録装置。
  6. 前記車両情報の前記第1記憶手段への格納は、前記バッファに格納されるのと同じタイミング又は所定のタイミングで前記バックアップ用のバッファにも行われる、請求項5に記載の車両情報記録装置。
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