JPH0726274U - 乗車率解析システム - Google Patents

乗車率解析システム

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JPH0726274U
JPH0726274U JP6157093U JP6157093U JPH0726274U JP H0726274 U JPH0726274 U JP H0726274U JP 6157093 U JP6157093 U JP 6157093U JP 6157093 U JP6157093 U JP 6157093U JP H0726274 U JPH0726274 U JP H0726274U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗車率の集計・解析に要する労力を省力化
し、短時間に正確な解析結果を出力できる乗車率測定シ
ステムを提供する。 【構成】 車上装置2の乗車率測定部21で測定された
乗車率は、測定した列車番号および測定日時情報ととも
にICカード記録部23によりICカード4に測定順に
記録され、測定終了後地上装置3のICカードI/F部
31からパソコン32に読み込まれ、記憶装置33に格
納されている各種運行情報に基づき、駅区間毎に分割し
て保存され、各種項目による解析され結果出力される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗車率解析システムに関し、特に実運用列車で測定した乗車率デー タを解析する乗車率解析システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、実運用列車における乗客の乗車率を測定する場合、所定の車両に車両 の荷重を圧力として車両荷重を計測する複数の空気バネを備えた乗車率測定装置 を設置し、予め空車状態における車両重量を測定しておき、これと所定の運行区 間で乗客乗車状態において測定した車両重量との差を求め、これに基づき乗車率 を測定するものとなっている。
【0003】 従来、このような車両に設置された乗車率測定装置では、測定毎に乗車率を印 刷出力するものとなっており、各運行区間において、曜日別、時間帯別に測定さ れたデータは、人手によって後日集計し解析するものとなっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、このような従来の乗車率測定システムでは、個々に測定した乗車率を 人手により、運行区間、曜日別、時間帯別など多数の各種測定状況データととも にパソコンなどに入力し集計・解析するものであるため、時間と労力がかかると いう問題点があり、さらに入力ミスにより誤った解析結果が出力される原因とな っていた。
【0005】 本考案はこのような課題を解決するためのものであり、乗車率の集計・解析に かかる労力を省力化し、短時間に正確な解析結果を出力できる乗車率測定システ ムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 このような目的を達成するために、本考案による乗車率解析システムは、実運 用列車に設けられ乗車率を測定する車上装置と、車上装置で測定された乗車率を 集計・解析する地上装置とから構成され、車上装置は、列車の速度やドア開閉を 示す列車情報に基づき各駅区間毎の乗車率を測定し出力する乗車率測定手段と、 接続されたICカードに、乗車率、乗車率測定日時、および個々の列車を識別す る列車番号からなる乗車率データを測定順に記録するICカード記録手段とを備 え、地上装置は、ICカードから乗車率データを読み込むデータ読込手段と、列 車番号に対応する列車の停車駅を含む運行情報を格納する記憶装置と、データ読 込手段を介して読み込んだ乗車率データに含まれる列車番号に基づいて記憶装置 を検索し、対応する列車の運行情報を読み出し、この運行情報に基づき乗車率デ ータを各駅区間毎に集計し保存する演算制御手段とを備えるものである。
【0007】
【作用】
従って、車上装置の乗車率測定手段において、列車の速度やドア開閉を示す列 車情報に基づき各駅区間毎に測定された乗車率は、ICカード記録手段に出力さ れ、ここで乗車率測定日時および個々の列車を識別する列車番号とともに乗車率 データとして接続されたICカードに測定順に記録され、地上装置の演算制御手 段において、データ読込手段を介してICカードから読み込まれた乗車率データ は、これに含まれる列車番号に基づいて記憶装置から検索され読み出された対応 する列車の運行情報に基づき、各駅区間毎に集計され保存される。
【0008】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例である乗車率解析システムの構成図である。同図にお いて、1は乗車率測定の対象となる列車、2は列車1に搭載された乗車率測定シ ステムにおける車上装置、3は測定された乗車率を収集・解析する地上装置、4 は乗車率データを記録するためのICカードである。
【0009】 車上装置2において、21は速度情報・ドア開閉情報などの列車情報に基づき 各駅区間毎に乗車率を測定する乗車率測定部、22は乗車率測定時の日時を出力 する時計部、23は乗車率測定部21で測定された乗車率をICカード4に記録 するICカード記録部である。
【0010】 また地上装置3において、31は各ICカード4から乗車率データを読み込む ためのICカードインターフェース部(以下、ICカードI/F部という)、3 2はICカードI/F部31を介して読み込んだ乗車率データを収集・解析する パソコン、33は各列車に個々に付与された列車番号により検索可能な状態でそ の列車の停車駅、列車種別などの運用情報を記憶する記憶装置である。
【0011】 次に、本考案の動作を図2を参照して説明する。図2は本考案における乗車率 解析システムの動作を示すフローチャートである。
【0012】 まず乗車率測定に先立ち、ICカード4を車上装置2のICカード記録部23 に接続するとともに、乗客が乗車していない状態において、基準となる空車状態 の車両重量を乗車率測定部21で測定し記憶しておく。
【0013】 次に、実際に乗客を乗車させている運用状態において、乗車率測定部21で始 発駅から終着駅までのすべての駅区間毎に車両重量が測定される。
【0014】 車上装置2には、列車1全体を制御する制御装置(図示せず)から列車1の速 度情報やドア開閉情報などが入力されており、乗車率測定部21は、これら情報 に基づき、ドアが閉まったことを確認した後(ステップ101)、列車1が急な 加減速をしていない安定走行状態であることを確認し(ステップ102)、車両 重量を測定し、空車状態における車両重量との差を基準体重で除算して乗客人数 を算出し、これを所領定員で除算することにより乗車率を算出する(ステップ1 03)。
【0015】 乗車率測定部21で算出された乗客人数および乗車率は、時計部22からの測 定日時情報とともにICカード記録部23へ出力され、ここでスイッチなどによ り外部から入力される列車番号とともに乗客率データとしてICカード4に記録 され(ステップ104)、これら一連の乗車率測定記録処理が、始発駅から終着 駅までの各駅区間毎に順を追って繰り返し実施される(ステップ105:NO) 。
【0016】 図3は、ICカード4に記録された乗車率データを示す説明図であり、各車両 毎の乗車人数と乗車率が記録されているとともに、この乗車率を測定した日時お よび列車番号が記録されている。
【0017】 測定終了後(ステップ105:YES)、ICカード4は車上装置2のICカ ード記録部23から回収され、地上装置3のICカードI/F部31に接続され 、乗車率の集計・解析が実施される。
【0018】 まず、パソコン32はICカードI/F部31を介してICカード4内に記録 されている各種乗車率データを読み込み(ステップ106)、この乗車率データ が測定された列車1の列車番号を認識し、この列車番号に対応する運行情報を記 憶装置33から読み出す。
【0019】 図4は、記憶装置33に格納されている運用情報を示す説明図であり、各列車 番号毎にその列車の種別、例えば「各停」、「快速」や運行区間(始発→終着) が記憶されているとともに、各列車の種別毎にその停車駅が停車順に記憶されて いる。
【0020】 次に、この運行情報に基づき、ICカード4に順に記録されている個々の乗車 率データがどの駅区間で測定されたものであるかを停車駅の順に割り出し、各駅 区間毎に分類し記憶装置33に保存する(ステップ107)。 図5は、各駅区間毎に分類された乗車率データを示す説明図である。
【0021】 記憶装置33には、このようにして過去に測定算出され格納された乗車率デー タによりデータベースが構築されており、所望の項目、例えば駅間別(ステップ 108)、時間帯別(ステップ109)、曜日別(ステップ110)により検索 ・集計することができ、必要に応じてグラフや表によりパソコン32の画面に表 示出力し、あるいはパソコン32に接続されたプリンタ(図示せず)により印刷 出力することができる。
【0022】 図6は、所定の列車の各駅区間における乗車率を示す解析結果表出力例であり 、この場合は、「新宿〜指扇」間の各駅区間における「列車1234M」の各車 両(1号車〜10号車)毎の乗車率が出力されている。 なお図6には、「新宿〜池袋」間における乗車率のみが例示的に示されており 、以降の駅区間については省略されている。
【0023】 また図7は、所定の運行区間の各時間帯における乗車率を示す解析結果表出力 例であり、この場合、「新宿〜赤羽」間における各時間帯毎の乗車人数、乗車率 (効率)などが出力されている。 なお図7には、「4:00〜6:30」の時間帯における各データのみが例示 的に示されており、他の時間帯については省略されている。
【0024】 また図8は、所定時間帯における乗車率の曜日による変動を示す解析結果グラ フ出力例であり、この場合、時間帯4:00〜7:00における「新宿〜指扇」 間の各駅区間の乗車率(効率)が各曜日毎に出力されている。 なお図8には、「新宿〜赤羽」間における曜日毎の乗車率グラフが例示的に示 されており、以降の駅区間については省略されている。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、車上装置にICカード記録部を設けて、実運 用列車で測定した乗車率を列車番号および測定日時情報とともにICカード記録 部によりICカードに測定順に記録し、地上装置にICカードI/F部を設けて ICカード内の乗車率データを読み込むとともに、記憶装置に格納されている各 種運行情報に基づき読み込んだ乗車率データを駅区間毎に分割して保存し、各種 項目により解析結果を出力するものである。
【0026】 従って、乗車率解析システムにおいて、乗車率の集計・解析に要する労力を省 力化できるとともに、データの入力誤りをなくし、短時間に正確な解析結果を出 力できるという格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による乗車率解析システムの
ブロック図である。
【図2】本考案の乗車率解析システムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】ICカードに記録された乗車率データを示す説
明図である。
【図4】記憶装置に格納されている運用情報を示す説明
図である。
【図5】各駅区間毎に分類された乗車率データを示す説
明図である。
【図6】所定の列車の各駅区間における乗車率を示す解
析結果表出力例である。
【図7】所定の運行区間の各時間帯における乗車率を示
す解析結果表出力例である。
【図8】所定時間帯における乗車率の曜日による変動を
示す解析結果グラフ出力例である。
【符号の説明】
1 列車 2 車上装置 21 乗車率測定部 22 時計部 23 ICカード記録部 3 地上装置 31 ICカードインターフェース(ICカードI/F
部) 32 パソコン 33 記憶装置 4 ICカード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実運用列車で測定された乗車率を集計し
    解析する乗車率解析システムにおいて、 実運用列車に設けられ乗車率を測定する車上装置と、前
    記車上装置で測定された乗車率を集計・解析する地上装
    置とから構成され、 前記車上装置は、 列車の速度やドア開閉を示す列車情報に基づき各駅区間
    毎の乗車率を測定し出力する乗車率測定手段と、 接続されたICカードに、前記乗車率、乗車率測定日
    時、および個々の列車を識別する列車番号からなる乗車
    率データを測定順に記録するICカード記録手段とを備
    え、 前記地上装置は、 前記ICカードから前記乗車率データを読み込むデータ
    読込手段と、 前記列車番号に対応する列車の停車駅を含む運行情報を
    格納する記憶装置と、 前記データ読込手段を介して読み込んだ前記乗車率デー
    タに含まれる列車番号に基づいて前記記憶装置を検索
    し、対応する列車の運行情報を読み出し、この運行情報
    に基づき前記乗車率データを各駅区間毎に集計し保存す
    る演算制御手段とを備えることを特徴とする乗車率解析
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078764A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
CN111563664A (zh) * 2020-04-16 2020-08-21 浙江浙大中控信息技术有限公司 基于列车称重数据的满载率计算方法

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