JP2598517Y2 - 化粧用コンパクト - Google Patents
化粧用コンパクトInfo
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- JP2598517Y2 JP2598517Y2 JP1993066716U JP6671693U JP2598517Y2 JP 2598517 Y2 JP2598517 Y2 JP 2598517Y2 JP 1993066716 U JP1993066716 U JP 1993066716U JP 6671693 U JP6671693 U JP 6671693U JP 2598517 Y2 JP2598517 Y2 JP 2598517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- drum
- peripheral wall
- bottom plate
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は携帯用の小形の化粧用コ
ンパクトに関する。
ンパクトに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種コンパクトは説明するまでもなく
よく知られており、その基本形は化粧品を充填した化粧
品皿の上面部に片開きの蓋を設け、この蓋と化粧品皿の
前部遊端側間をフック係合の止め金で旋錠可能とし、全
体を小形扁平に形成し携帯に便利な形状としたものであ
り、そして通常、化粧品はドラムに充填し、このドラム
を化粧品皿の化粧品室に交換可能に格納し、化粧品の消
耗に対応できる詰替え方式を採用している。
よく知られており、その基本形は化粧品を充填した化粧
品皿の上面部に片開きの蓋を設け、この蓋と化粧品皿の
前部遊端側間をフック係合の止め金で旋錠可能とし、全
体を小形扁平に形成し携帯に便利な形状としたものであ
り、そして通常、化粧品はドラムに充填し、このドラム
を化粧品皿の化粧品室に交換可能に格納し、化粧品の消
耗に対応できる詰替え方式を採用している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この種コンパクトで、
化粧品を使い盡すとドラムを新たなものと交換すること
になるが、このドラムは音を発したりしないよう極力隙
間を小さくして化粧品室に格納されるので、取外しが意
外に面倒である。
化粧品を使い盡すとドラムを新たなものと交換すること
になるが、このドラムは音を発したりしないよう極力隙
間を小さくして化粧品室に格納されるので、取外しが意
外に面倒である。
【０００４】そこで、周知のように、従来は化粧品皿の
底に小孔を開け、この小孔からピンを挿し込んでドラム
を押上げる方法を採用しているが、この方法では押上げ
個所が点なので押上げられるドラムが傾き易く、円滑に
押上げることがむずかしい。しかもピンなどの道具が不
可缺であり、ピンは紛失したり仕舞い忘れたりすること
が多く、不便でもある。
底に小孔を開け、この小孔からピンを挿し込んでドラム
を押上げる方法を採用しているが、この方法では押上げ
個所が点なので押上げられるドラムが傾き易く、円滑に
押上げることがむずかしい。しかもピンなどの道具が不
可缺であり、ピンは紛失したり仕舞い忘れたりすること
が多く、不便でもある。
【０００５】本考案は、道具を必要とせず簡単かつ確実
にドラムを交換できるドラム交換構造を備えた化粧用コ
ンパクトを得るにある。
にドラムを交換できるドラム交換構造を備えた化粧用コ
ンパクトを得るにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の手段として、平面
四角形状のドラム収納室４を有する容器本体１と、該容
器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋体21とを、各後部で
枢着させた化粧用コンパクト容器において、上記容器本
体１が有するドラム収納室４周壁の左右側壁のうち、外
方側に位置する一方側壁と、ドラム収納室４の底板とを
除去すると共に、残余周壁部分の上下両端から内方へコ
字形状の係合板５, ８を突設し、かつ上方係合板５の開
口側端部間に補助板24を架設して、該補助板と、周壁前
後の周壁部分と、これ等周壁部分下端に付設した係合板
８との各外端面でドラム収納室内への出入口11を形成
し、又その出入口11を閉塞する蓋状側板15の下端内面か
ら、上記下方係合板８内方の開口部分を閉塞する底板20
を突出して、該底板の前後両外面と下方係合板８の前後
両部分内面との一方に設けた凹条12と他方に設けた突条
18とを、底板20の左右方向摺動が自在に嵌合させ、かつ
底板20の先端部から突設した係合板部17を下方係合板の
出入口11と対向する側の下方係合板部分上面に設けた凹
部13へ着脱自在に係止させ、更に上記底板20の左右両部
上面には、互いに開口部を向き合わせたコ字形状と逆コ
字形状の係合突部19, 19を起立する摺動部材３を設け
て、上記両係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させ
たドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ
着脱自在に嵌合させ、かつ該ドラムの周壁上端面を、上
記上方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、上記
蓋状側板15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能
に形成した。第２の手段として、平面四角形状のドラム
収納室４を有する容器本体１と、該容器本体上面を開閉
自在に閉塞する蓋体21とを、各後部で枢着させた化粧用
コンパクト容器において、上記ドラム収納室４下面を閉
塞する底壁を、左右方向一方の側部を除く、前後および
他方側部に底壁外周部７を残して開口し、該開口を閉塞
する底板20を設けて該底板の前後両面と上記開口の前後
内面との一方に凹条12を、かつ他方にその凹条内へ嵌合
させた突条18を設けて、上記底壁外周部７を有しない開
口部分を通って底板20を外方抜き出し可能とし、又底壁
外周部７を有しない側と対向する側の底壁外周部分上面
には係合凹部13を設けて、該底壁外周部分に接する底板
先端部から突設した係合板部17を着脱自在に係合させ、
又ドラム収納室４を形成する周壁10上端には、内向きフ
ランジ６を付設すると共に、該フランジの内周部から係
合板部25を垂下し、上記底板20上へ載置させたドラム２
の周壁上部を係合板部25内面へ、かつドラム周壁の上端
面を係合板部25内方の内向きフランジ６部分下面へ、そ
れぞれ係合させた。
四角形状のドラム収納室４を有する容器本体１と、該容
器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋体21とを、各後部で
枢着させた化粧用コンパクト容器において、上記容器本
体１が有するドラム収納室４周壁の左右側壁のうち、外
方側に位置する一方側壁と、ドラム収納室４の底板とを
除去すると共に、残余周壁部分の上下両端から内方へコ
字形状の係合板５, ８を突設し、かつ上方係合板５の開
口側端部間に補助板24を架設して、該補助板と、周壁前
後の周壁部分と、これ等周壁部分下端に付設した係合板
８との各外端面でドラム収納室内への出入口11を形成
し、又その出入口11を閉塞する蓋状側板15の下端内面か
ら、上記下方係合板８内方の開口部分を閉塞する底板20
を突出して、該底板の前後両外面と下方係合板８の前後
両部分内面との一方に設けた凹条12と他方に設けた突条
18とを、底板20の左右方向摺動が自在に嵌合させ、かつ
底板20の先端部から突設した係合板部17を下方係合板の
出入口11と対向する側の下方係合板部分上面に設けた凹
部13へ着脱自在に係止させ、更に上記底板20の左右両部
上面には、互いに開口部を向き合わせたコ字形状と逆コ
字形状の係合突部19, 19を起立する摺動部材３を設け
て、上記両係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させ
たドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ
着脱自在に嵌合させ、かつ該ドラムの周壁上端面を、上
記上方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、上記
蓋状側板15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能
に形成した。第２の手段として、平面四角形状のドラム
収納室４を有する容器本体１と、該容器本体上面を開閉
自在に閉塞する蓋体21とを、各後部で枢着させた化粧用
コンパクト容器において、上記ドラム収納室４下面を閉
塞する底壁を、左右方向一方の側部を除く、前後および
他方側部に底壁外周部７を残して開口し、該開口を閉塞
する底板20を設けて該底板の前後両面と上記開口の前後
内面との一方に凹条12を、かつ他方にその凹条内へ嵌合
させた突条18を設けて、上記底壁外周部７を有しない開
口部分を通って底板20を外方抜き出し可能とし、又底壁
外周部７を有しない側と対向する側の底壁外周部分上面
には係合凹部13を設けて、該底壁外周部分に接する底板
先端部から突設した係合板部17を着脱自在に係合させ、
又ドラム収納室４を形成する周壁10上端には、内向きフ
ランジ６を付設すると共に、該フランジの内周部から係
合板部25を垂下し、上記底板20上へ載置させたドラム２
の周壁上部を係合板部25内面へ、かつドラム周壁の上端
面を係合板部25内方の内向きフランジ６部分下面へ、そ
れぞれ係合させた。
【０００７】
【実施例】図１ａ，ｂ，ｃは、第１の実施例を示し、該
実施例の容器は、容器本体１、摺動部材３、ドラム２お
よび蓋体21からなり、容器本体１は、図示右半部をパフ
収納室９に、かつ左半部を平面四角形状のドラム収納室
４とし、該ドラム収納室を形成する周壁10の左右周壁の
うち、外方側に位置する一方側壁とドラム収納室４の底
板とを除去すると共に、残余周壁部分の上下両端から内
方へコ字形状の係合板５, ８を突設し、かつ上方係合板
５の開口側端部間に補助板24を架設して、該補助板と、
周壁前後の周壁部分と、これ等周壁部分下端に付設した
係合板８との各外端面でドラム収納室内への出入口11を
形成している。又摺動部材３は、上記出入口11を閉塞す
る蓋状側板15を有し、該蓋状側板の下端内面から、上記
下方係合板８内方の開口部分を閉塞する底板20を突出し
て、該底板の前後両外面に横設した突条18, 18と、上記
下方係合板８の前後両部分内面に横設した12, 12とを、
底板20の左右方向摺動が自在に嵌合させ、かつ該底板の
先端部から突設した係合板部17下面の小突部16を、下方
係合板の出入口11と対向する側の下方係合板部分上面に
設けた凹部13へ着脱自在に係止させている。更に、上記
底板20の左右両部上面には、互いに開口部を向き合わせ
たコ字形状と逆コ字形状の係合突部19, 19を起立し、こ
れ等係合突部が囲む底板部分上へ載置させた化粧料14入
りドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ
着脱自在に嵌合させ、かつドラム２の周壁上端面を、上
記上方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、上記
蓋状側板15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能
に形成している。蓋体21は、前部下面に係合突部22を有
し、閉蓋状態で、上記容器本体の前部外面に付設した突
条23の下面にその係合突起22の上面が係合するよう形成
している。ドラム２を交換する場合には、摺動部材３を
ドラム収納室４外方へ摺動させて、該摺動部材と共にド
ラム２をドラム収納室４内から引き抜き、かつ係合突部
19, 19間からドラムを取り外して、交換用のドラムを係
合突部19, 19間に嵌合させ、最後に摺動部材３を摺動さ
せて容器本体１へ取付け、底板20で下方係合板８の開口
を、かつ蓋状側板15で出入孔11を、それぞれ閉塞させ
る。
実施例の容器は、容器本体１、摺動部材３、ドラム２お
よび蓋体21からなり、容器本体１は、図示右半部をパフ
収納室９に、かつ左半部を平面四角形状のドラム収納室
４とし、該ドラム収納室を形成する周壁10の左右周壁の
うち、外方側に位置する一方側壁とドラム収納室４の底
板とを除去すると共に、残余周壁部分の上下両端から内
方へコ字形状の係合板５, ８を突設し、かつ上方係合板
５の開口側端部間に補助板24を架設して、該補助板と、
周壁前後の周壁部分と、これ等周壁部分下端に付設した
係合板８との各外端面でドラム収納室内への出入口11を
形成している。又摺動部材３は、上記出入口11を閉塞す
る蓋状側板15を有し、該蓋状側板の下端内面から、上記
下方係合板８内方の開口部分を閉塞する底板20を突出し
て、該底板の前後両外面に横設した突条18, 18と、上記
下方係合板８の前後両部分内面に横設した12, 12とを、
底板20の左右方向摺動が自在に嵌合させ、かつ該底板の
先端部から突設した係合板部17下面の小突部16を、下方
係合板の出入口11と対向する側の下方係合板部分上面に
設けた凹部13へ着脱自在に係止させている。更に、上記
底板20の左右両部上面には、互いに開口部を向き合わせ
たコ字形状と逆コ字形状の係合突部19, 19を起立し、こ
れ等係合突部が囲む底板部分上へ載置させた化粧料14入
りドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ
着脱自在に嵌合させ、かつドラム２の周壁上端面を、上
記上方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、上記
蓋状側板15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能
に形成している。蓋体21は、前部下面に係合突部22を有
し、閉蓋状態で、上記容器本体の前部外面に付設した突
条23の下面にその係合突起22の上面が係合するよう形成
している。ドラム２を交換する場合には、摺動部材３を
ドラム収納室４外方へ摺動させて、該摺動部材と共にド
ラム２をドラム収納室４内から引き抜き、かつ係合突部
19, 19間からドラムを取り外して、交換用のドラムを係
合突部19, 19間に嵌合させ、最後に摺動部材３を摺動さ
せて容器本体１へ取付け、底板20で下方係合板８の開口
を、かつ蓋状側板15で出入孔11を、それぞれ閉塞させ
る。
【０００８】図２ａ，ｂ、図３は、第２の実施例であ
り、該実施例の容器では、容器本体１が有するドラム収
納室４下面を閉塞する底壁を、左右方向一方の側部を除
く、前後および他方側部に底壁外周部７を残して開口
し、かつ該開口を閉塞する底板20を設けて、該底板の前
後両面に横設した突条18を、上記開口の前後内面に凹条
12に設けた突条18に嵌合させて、上記底壁外周部７を有
しない開口部分を通って底板20を外方抜き出し可能と
し、又底壁外周部７を有しない側と対向する側の底壁外
周部分上面には係合凹部13を設けて、該底壁外周部分に
接する底板先端部から突設した係合板部17を着脱自在に
係合させている。又ドラム収納室４を形成する周壁10上
端には、内向きフランジ６を付設すると共に、該フラン
ジの内周部から係合板部25を垂下し、上記底板20上へ載
置させたドラム２の周壁上部を係合板部25内面へ、かつ
ドラム周壁の上端面を係合板部25内方の内向きフランジ
６部分下面へ、それぞれ係合させている。21は蓋体であ
り、その後部を容器本体１後部へ枢着させている。ドラ
ム２を交換する場合には、底板20をドラム収納室４外方
へ摺動させて該収納室の下面を開口させ、かつ該開口か
らドラム２を取り出した後、交換用のドラムの周壁上部
を係合板部25内面に嵌合させ、最後に、底板20を摺動さ
せてドラム収納室４の下面を閉塞させる。
り、該実施例の容器では、容器本体１が有するドラム収
納室４下面を閉塞する底壁を、左右方向一方の側部を除
く、前後および他方側部に底壁外周部７を残して開口
し、かつ該開口を閉塞する底板20を設けて、該底板の前
後両面に横設した突条18を、上記開口の前後内面に凹条
12に設けた突条18に嵌合させて、上記底壁外周部７を有
しない開口部分を通って底板20を外方抜き出し可能と
し、又底壁外周部７を有しない側と対向する側の底壁外
周部分上面には係合凹部13を設けて、該底壁外周部分に
接する底板先端部から突設した係合板部17を着脱自在に
係合させている。又ドラム収納室４を形成する周壁10上
端には、内向きフランジ６を付設すると共に、該フラン
ジの内周部から係合板部25を垂下し、上記底板20上へ載
置させたドラム２の周壁上部を係合板部25内面へ、かつ
ドラム周壁の上端面を係合板部25内方の内向きフランジ
６部分下面へ、それぞれ係合させている。21は蓋体であ
り、その後部を容器本体１後部へ枢着させている。ドラ
ム２を交換する場合には、底板20をドラム収納室４外方
へ摺動させて該収納室の下面を開口させ、かつ該開口か
らドラム２を取り出した後、交換用のドラムの周壁上部
を係合板部25内面に嵌合させ、最後に、底板20を摺動さ
せてドラム収納室４の下面を閉塞させる。
【０００９】
【考案の効果】本考案は、上記構成とするものであり、
請求項１記載の考案では、容器本体１が有するドラム収
納室４周壁の左右側壁のうち、外方側に位置する一方側
壁と、ドラム収納室４の底板とを除去すると共に、残余
周壁部分の上下両端から内方へコ字形状の係合板５, ８
を突設し、かつ上方係合板５の開口側端部間に補助板24
を架設して、該補助板と、周壁前後の周壁部分と、これ
等周壁部分下端に付設した係合板８との各外端面でドラ
ム収納室内への出入口11を形成し、又その出入口11を閉
塞する蓋状側板15の下端内面から、下方係合板８内方の
開口部分を閉塞する底板20を突出して、該底板の前後両
外面と下方係合板８の前後両部分内面との一方に設けた
凹条12と他方に設けた突条18とを、底板20の左右方向摺
動が自在に嵌合させ、かつ底板20の先端部から突設した
係合板部17を下方係合板の出入口11と対向する側の下方
係合板部分上面に設けた凹部13へ着脱自在に係止させ、
更に底板20の左右両部上面には、互いに開口部を向き合
わせたコ字形状と逆コ字形状の係合突部19, 19を起立
し、更に、係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させ
たドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ
着脱自在に嵌合させ、かつドラム２の周壁上端面を、上
方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、蓋状側板
15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能に形成し
たから、摺動部材３をドラム収納室外方へ摺動させるこ
とで、該摺動部材と共にドラム２をドラム収納室４内か
ら簡単に引き抜くことができ、かつドラムを交換した
後、摺動部材３を摺動させて容器本体１に取付けること
で、ドラムの交換が終了し、該ドラムの交換が容易であ
り、又構造が簡易であって廉価に作製でき、更に、上記
の通り、係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させた
ドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ着
脱自在に嵌合させ、かつ該ドラムの周壁上端面を、上記
上方係合板５と補助板24との下面へ係合させたから、ド
ラム２をがたつかないよう保持できる。請求項２記載の
考案では、ドラム収納室４下面を閉塞する底壁を、左右
方向一方の側部を除く、前後および他方側部に底壁外周
部７を残して開口し、該開口を閉塞する底板20を設けて
該底板の前後両面と開口の前後内面との一方に凹条12
を、かつ他方にその凹条内へ嵌合させた突条18を設け
て、底壁外周部７を有しない開口部分を通って底板20を
外方抜き出し可能とし、又底壁外周部７を有しない側と
対向する側の底壁外周部分上面には係合凹部13を設け
て、該底壁外周部分に接する底板先端部から突設した係
合板部17を着脱自在に係合させ、ドラム収納室４を形成
する周壁10上端には、内向きフランジ６を付設すると共
に、該フランジの内周部から垂下する係合板部25の内面
へドラムの周壁上部を、係合板部25内方の内向きフラン
ジ６部分下面へドラム周壁の上端面を、それぞれ係合さ
せたから、底板20をドラム収納室４外方へ摺動させるこ
とで、ドラム収納室４の下面を開口させ、かつ該開口か
ら収納室内ドラムを取り出し、かつ交換用のドラムを収
納室４内に入れてドラムの周壁上部を係合板部25内面に
嵌合させた後、底板20を摺動させてドラム収納室４の下
面を閉塞することで、ドラムを簡単に交換することがで
き、又構造が簡易であって廉価に作製でき、更に、底板
20上へドラム２を載置させ、かつ該ドラムの周壁上部を
係合板部25内面へ、かつドラム周壁の上端面を係合板部
25内方の内向きフランジ６部分下面へ、それぞれ係合さ
せたから、ドラム２をがたつかないよう保持できる。
請求項１記載の考案では、容器本体１が有するドラム収
納室４周壁の左右側壁のうち、外方側に位置する一方側
壁と、ドラム収納室４の底板とを除去すると共に、残余
周壁部分の上下両端から内方へコ字形状の係合板５, ８
を突設し、かつ上方係合板５の開口側端部間に補助板24
を架設して、該補助板と、周壁前後の周壁部分と、これ
等周壁部分下端に付設した係合板８との各外端面でドラ
ム収納室内への出入口11を形成し、又その出入口11を閉
塞する蓋状側板15の下端内面から、下方係合板８内方の
開口部分を閉塞する底板20を突出して、該底板の前後両
外面と下方係合板８の前後両部分内面との一方に設けた
凹条12と他方に設けた突条18とを、底板20の左右方向摺
動が自在に嵌合させ、かつ底板20の先端部から突設した
係合板部17を下方係合板の出入口11と対向する側の下方
係合板部分上面に設けた凹部13へ着脱自在に係止させ、
更に底板20の左右両部上面には、互いに開口部を向き合
わせたコ字形状と逆コ字形状の係合突部19, 19を起立
し、更に、係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させ
たドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ
着脱自在に嵌合させ、かつドラム２の周壁上端面を、上
方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、蓋状側板
15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能に形成し
たから、摺動部材３をドラム収納室外方へ摺動させるこ
とで、該摺動部材と共にドラム２をドラム収納室４内か
ら簡単に引き抜くことができ、かつドラムを交換した
後、摺動部材３を摺動させて容器本体１に取付けること
で、ドラムの交換が終了し、該ドラムの交換が容易であ
り、又構造が簡易であって廉価に作製でき、更に、上記
の通り、係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させた
ドラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ着
脱自在に嵌合させ、かつ該ドラムの周壁上端面を、上記
上方係合板５と補助板24との下面へ係合させたから、ド
ラム２をがたつかないよう保持できる。請求項２記載の
考案では、ドラム収納室４下面を閉塞する底壁を、左右
方向一方の側部を除く、前後および他方側部に底壁外周
部７を残して開口し、該開口を閉塞する底板20を設けて
該底板の前後両面と開口の前後内面との一方に凹条12
を、かつ他方にその凹条内へ嵌合させた突条18を設け
て、底壁外周部７を有しない開口部分を通って底板20を
外方抜き出し可能とし、又底壁外周部７を有しない側と
対向する側の底壁外周部分上面には係合凹部13を設け
て、該底壁外周部分に接する底板先端部から突設した係
合板部17を着脱自在に係合させ、ドラム収納室４を形成
する周壁10上端には、内向きフランジ６を付設すると共
に、該フランジの内周部から垂下する係合板部25の内面
へドラムの周壁上部を、係合板部25内方の内向きフラン
ジ６部分下面へドラム周壁の上端面を、それぞれ係合さ
せたから、底板20をドラム収納室４外方へ摺動させるこ
とで、ドラム収納室４の下面を開口させ、かつ該開口か
ら収納室内ドラムを取り出し、かつ交換用のドラムを収
納室４内に入れてドラムの周壁上部を係合板部25内面に
嵌合させた後、底板20を摺動させてドラム収納室４の下
面を閉塞することで、ドラムを簡単に交換することがで
き、又構造が簡易であって廉価に作製でき、更に、底板
20上へドラム２を載置させ、かつ該ドラムの周壁上部を
係合板部25内面へ、かつドラム周壁の上端面を係合板部
25内方の内向きフランジ６部分下面へ、それぞれ係合さ
せたから、ドラム２をがたつかないよう保持できる。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【００１７】
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【００２１】
【００２２】
【００２３】
【００２４】
【００２５】
【００２６】
【００２７】
【図１】第１の実施例を示し、ａは分解斜視図、ｂはａ
のＸ−Ｘ線断面図、ｃはａのＹ−Ｙ線断面図である。
のＸ−Ｘ線断面図、ｃはａのＹ−Ｙ線断面図である。
【図２】第２の実施例を示し、ａは裏面から見た分解斜
視図、ｂはａのＺ−Ｚ線断面図である。
視図、ｂはａのＺ−Ｚ線断面図である。
【図３】第２の実施例の正立状態の外形斜視図である。
１…容器本体 ２…ドラム ３…摺動部材 ４…ドラム収納室
【図１】
【図２】
【図３】
Claims (2)
- 【請求項１】 平面四角形状のドラム収納室４を有する
容器本体１と、該容器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋
体21とを、各後部で枢着させた化粧用コンパクト容器に
おいて、 上記容器本体１が有するドラム収納室４周壁の左右側壁
のうち、外方側に位置する一方側壁と、ドラム収納室４
の底板とを除去すると共に、残余周壁部分の上下両端か
ら内方へコ字形状の係合板５, ８を突設し、かつ上方係
合板５の開口側端部間に補助板24を架設して、該補助板
と、周壁前後の周壁部分と、これ等周壁部分下端に付設
した係合板８との各外端面でドラム収納室内への出入口
11を形成し、 又その出入口11を閉塞する蓋状側板15の下端内面から、
上記下方係合板８内方の開口部分を閉塞する底板20を突
出して、該底板の前後両外面と下方係合板８の前後両部
分内面との一方に設けた凹条12と他方に設けた突条18と
を、底板20の左右方向摺動が自在に嵌合させ、かつ底板
20の先端部から突設した係合板部17を下方係合板の出入
口11と対向する側の下方係合板部分上面に設けた凹部13
へ着脱自在に係止させ、更に上記底板20の左右両部上面
には、互いに開口部を向き合わせたコ字形状と逆コ字形
状の係合突部19, 19を起立する摺動部材３を設けて、 上記両係合突部19, 19が囲む底板部分上へ載置させたド
ラム２周壁の下部左右両側を係合突部19, 19内面へ着脱
自在に嵌合させ、かつ該ドラムの周壁上端面を、上記上
方係合板５と補助板24との下面へ係合させて、上記蓋状
側板15を介してドラム収納室４外方へ抜き出し可能に形
成したことを特徴とする化粧用コンパクト容器。 - 【請求項２】 平面四角形状のドラム収納室４を有する
容器本体１と、該容器本体上面を開閉自在に閉塞する蓋
体21とを、各後部で枢着させた化粧用コンパクト容器に
おいて、 上記ドラム収納室４下面を閉塞する底壁を、左右方向一
方の側部を除く、前後および他方側部に底壁外周部７を
残して開口し、該開口を閉塞する底板20を設けて該底板
の前後両面と上記開口の前後内面との一方に凹条12を、
かつ他方にその凹条内へ嵌合させた突条18を設けて、上
記底壁外周部７を有しない開口部分を通って底板20を外
方抜き出し可能とし、又底壁外周部７を有しない側と対
向する側の底壁外周部分上面には係合凹部13を設けて、
該底壁外周部分に接する底板先端部から突設した係合板
部17を着脱自在に係合させ、 又ドラム収納室４を形成する周壁10上端には、内向きフ
ランジ６を付設すると共に、該フランジの内周部から係
合板部25を垂下し、上記底板20上へ載置させたドラム２
の周壁上部を係合板部25内面へ、かつドラム周壁の上端
面を係合板部25内方の内向きフランジ６部分下面へ、そ
れぞれ係合させたことを特徴とする化粧用コンパクト容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066716U JP2598517Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 化粧用コンパクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066716U JP2598517Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 化粧用コンパクト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730909U JPH0730909U (ja) | 1995-06-13 |
| JP2598517Y2 true JP2598517Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=13323916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993066716U Expired - Fee Related JP2598517Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 化粧用コンパクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598517Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005287709A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Key Tranding Co Ltd | 化粧料容器 |
| JP5894061B2 (ja) * | 2012-11-27 | 2016-03-23 | 株式会社ヤクルト本社 | コンパクト |
| JP6052791B2 (ja) * | 2013-04-30 | 2016-12-27 | 株式会社吉野工業所 | 化粧料容器 |
| KR102545418B1 (ko) * | 2021-01-18 | 2023-06-21 | 주식회사 씨티케이 | 화장품 수납접시의 적정한 배치 사용이 가능한 화장품 케이스 |
| FR3128359B1 (fr) * | 2021-10-27 | 2024-01-12 | Oreal | Palette de maquillage rechargeable avec mécanisme de tiroir coulissant |
| WO2022272063A1 (en) * | 2021-06-24 | 2022-12-29 | L'oreal | Refillable makeup palette with sliding drawer mechanism |
| US11751662B2 (en) | 2021-06-24 | 2023-09-12 | L'oreal | Refillable makeup palette with sliding drawer mechanism |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP1993066716U patent/JP2598517Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730909U (ja) | 1995-06-13 |
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