JPH0725130Y2 - 化粧用コンパクト容器 - Google Patents
化粧用コンパクト容器Info
- Publication number
- JPH0725130Y2 JPH0725130Y2 JP6555489U JP6555489U JPH0725130Y2 JP H0725130 Y2 JPH0725130 Y2 JP H0725130Y2 JP 6555489 U JP6555489 U JP 6555489U JP 6555489 U JP6555489 U JP 6555489U JP H0725130 Y2 JPH0725130 Y2 JP H0725130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- leaf spring
- storage tray
- cosmetic
- push button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は化粧用コンパクト容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 化粧用コンパクト容器として、コンパクト本体と蓋体と
を各後縁部で枢着させると共に、コンパクト本体と蓋体
との各前部には互いに係合して蓋閉塞状態を保持する係
合手段を設け、コンパクト本体に化粧品収納皿を収納す
る収納凹部を形成してなるものが知られている。この種
容器の化粧品収納皿は、その中に化粧品を充填し、コン
パクト本体の収納凹部に嵌合して収納するのが一般的で
あり、最近ではこの化粧品収納皿を着脱自在に嵌合し、
化粧品収納皿のみを別途販売して順次交換出来る様に構
成してなるものが使用されている。
を各後縁部で枢着させると共に、コンパクト本体と蓋体
との各前部には互いに係合して蓋閉塞状態を保持する係
合手段を設け、コンパクト本体に化粧品収納皿を収納す
る収納凹部を形成してなるものが知られている。この種
容器の化粧品収納皿は、その中に化粧品を充填し、コン
パクト本体の収納凹部に嵌合して収納するのが一般的で
あり、最近ではこの化粧品収納皿を着脱自在に嵌合し、
化粧品収納皿のみを別途販売して順次交換出来る様に構
成してなるものが使用されている。
しかしながら、従来のこの種容器では、化粧品収納皿の
外径をコンパクト本体の収納凹部の内径と略等しく、或
いは若干小さく形成することにより、収納皿を着脱自在
に嵌合しているため、一旦嵌合した収納皿が取り外し難
く、収納皿の取り替えが面倒であるという欠点を有して
いる。
外径をコンパクト本体の収納凹部の内径と略等しく、或
いは若干小さく形成することにより、収納皿を着脱自在
に嵌合しているため、一旦嵌合した収納皿が取り外し難
く、収納皿の取り替えが面倒であるという欠点を有して
いる。
本考案は、上記従来技術の欠点を解消した化粧品収納皿
の取り替えが容易に行える化粧用コンパクト容器を提供
することを目的とする。
の取り替えが容易に行える化粧用コンパクト容器を提供
することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 コンパクト本体２と、該本体２後部に枢着されてなる蓋
体３とからなり、上記コンパクト本体２の前壁を後方へ
凹ませて形成した凹部４内に係止突起５を形成するとと
もに、上記蓋体３の前部から下方に前記係止突起５に係
止されるフック６を垂設し、且つ上記凹部４内に上記フ
ック６の係合を解除する押ボタン７を前後動可能に設け
て蓋体係合装置となし、上記コンパクト本体２に化粧品
収納皿11を収納する収納凹部12を形成し、該凹部12の周
壁13外周前方に該周壁13に沿って平面円弧状の板バネ14
を配置し、該板バネ14の収縮力により板バネ14の両端に
形成した爪15を上記周壁13に設けた一対の透孔16より収
納凹部12内に突出するとともに収納凹部12内の化粧品収
納皿11を押圧係止可能に構成し、上記押ボタン７により
板バネ14前面中央を押圧可能に構成するとともに、上記
押ボタン７を押圧することにより板バネ14が変形して、
各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除する如く構成し
た。
体３とからなり、上記コンパクト本体２の前壁を後方へ
凹ませて形成した凹部４内に係止突起５を形成するとと
もに、上記蓋体３の前部から下方に前記係止突起５に係
止されるフック６を垂設し、且つ上記凹部４内に上記フ
ック６の係合を解除する押ボタン７を前後動可能に設け
て蓋体係合装置となし、上記コンパクト本体２に化粧品
収納皿11を収納する収納凹部12を形成し、該凹部12の周
壁13外周前方に該周壁13に沿って平面円弧状の板バネ14
を配置し、該板バネ14の収縮力により板バネ14の両端に
形成した爪15を上記周壁13に設けた一対の透孔16より収
納凹部12内に突出するとともに収納凹部12内の化粧品収
納皿11を押圧係止可能に構成し、上記押ボタン７により
板バネ14前面中央を押圧可能に構成するとともに、上記
押ボタン７を押圧することにより板バネ14が変形して、
各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除する如く構成し
た。
「作用」 押ボタン７を押圧すると、押ボタン７の突起10によりフ
ック６を上方に押上げ、フック６の係合が解除され、蓋
体３が開く。
ック６を上方に押上げ、フック６の係合が解除され、蓋
体３が開く。
化粧品収納皿11は第３図に示す如く、収納凹部12の周壁
13外周前方に該周壁13に沿って配置した平面円弧状の板
バネ14の両端に形成した爪15により押圧係止される。各
爪15は収納凹部12の周壁13に設けた一対の透孔16より板
バネ14の収縮力によって収納凹部12内に突出して収納皿
11を押圧する。
13外周前方に該周壁13に沿って配置した平面円弧状の板
バネ14の両端に形成した爪15により押圧係止される。各
爪15は収納凹部12の周壁13に設けた一対の透孔16より板
バネ14の収縮力によって収納凹部12内に突出して収納皿
11を押圧する。
又、化粧品収納皿11内の化粧品を使い切った際には、押
ボタン７をフック６の係合解除の際よりも更に押圧する
と、押ボタン７の後部下端部が板バネ14の前面中央を押
圧し、板バネ14は第３図の一点鎖線で示す如く変形して
各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除するため、収納皿
11は容易に収納凹部12から抜き出すことが出来る。
ボタン７をフック６の係合解除の際よりも更に押圧する
と、押ボタン７の後部下端部が板バネ14の前面中央を押
圧し、板バネ14は第３図の一点鎖線で示す如く変形して
各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除するため、収納皿
11は容易に収納凹部12から抜き出すことが出来る。
更に、新たな化粧品収納皿を収納する場合には、収納凹
部12上方より収納皿を押し下げることにより各爪15を押
し広げて収納出来、自動的に板バネ14による押圧係止が
行える。
部12上方より収納皿を押し下げることにより各爪15を押
し広げて収納出来、自動的に板バネ14による押圧係止が
行える。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第１図〜第３図は本考案化粧用コンパクト容器の一
実施例を示すもので、図中１は化粧用コンパクト容器で
ある。該容器１はコンパクト本体２と、該本体２後部に
枢着してなる蓋体３とからなり、蓋体３をコンパクト本
体２に係合する蓋体係合装置を備えている。該装置はコ
ンパクト本体２の前壁を後方へ凹ませて形成した凹部４
内に形成した係止突起５と、上記蓋体３の前部から下方
に垂設され、前記係止突起５に係止されるフック６と、
上記凹部４内に設けられ、上記フック６の係合を解除す
る押ボタン７とからなる。
る。第１図〜第３図は本考案化粧用コンパクト容器の一
実施例を示すもので、図中１は化粧用コンパクト容器で
ある。該容器１はコンパクト本体２と、該本体２後部に
枢着してなる蓋体３とからなり、蓋体３をコンパクト本
体２に係合する蓋体係合装置を備えている。該装置はコ
ンパクト本体２の前壁を後方へ凹ませて形成した凹部４
内に形成した係止突起５と、上記蓋体３の前部から下方
に垂設され、前記係止突起５に係止されるフック６と、
上記凹部４内に設けられ、上記フック６の係合を解除す
る押ボタン７とからなる。
押ボタン７は後方が開放した箱型で、両側壁の外側に設
けた突起８をコンパクト本体２の凹部４側壁に設けた穴
９に嵌合して、突起８を軸として回動する様構成してい
る。又押ボタン７の底壁中央よりフック６の係合解除用
の突起10を垂設している。
けた突起８をコンパクト本体２の凹部４側壁に設けた穴
９に嵌合して、突起８を軸として回動する様構成してい
る。又押ボタン７の底壁中央よりフック６の係合解除用
の突起10を垂設している。
コンパクト本体２には化粧品収納皿11を収納する収納凹
部12を形成し、該収納凹部12の周壁13外周前方に、該周
壁13に沿って平面円弧状の板バネ14を配置している。該
板バネ14の両端には各々爪15を形成しており、板バネ14
の収縮力により、上記周壁13に設けた一対の透孔16より
収納凹部12内に各爪15を突出して、該凹部内12の化粧品
収納皿11を押圧係止可能に構成している。
部12を形成し、該収納凹部12の周壁13外周前方に、該周
壁13に沿って平面円弧状の板バネ14を配置している。該
板バネ14の両端には各々爪15を形成しており、板バネ14
の収縮力により、上記周壁13に設けた一対の透孔16より
収納凹部12内に各爪15を突出して、該凹部内12の化粧品
収納皿11を押圧係止可能に構成している。
尚、図中17はコンパクト本体２底壁に設けた段差で、板
バネ14の最前部を係止している。
バネ14の最前部を係止している。
又、板バネ17の前方には間隔をあけて上記押ボタン７が
位置し、押ボタン７前面を押圧した際、押ボタン７の後
部下端で板バネ14の前面中央を押圧可能に構成してい
る。又、その際板バネ14は第３図に一点鎖線で示す如く
変形して各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除可能に構
成している。
位置し、押ボタン７前面を押圧した際、押ボタン７の後
部下端で板バネ14の前面中央を押圧可能に構成してい
る。又、その際板バネ14は第３図に一点鎖線で示す如く
変形して各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除可能に構
成している。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案化粧用コンパクト容器は、収納
凹部の周壁外周前方に、周壁に沿って平面円弧状の板バ
ネを配置し、該板バネの収縮力により板バネの両端に形
成した爪を周壁に設けた一対の透孔より収納凹部内に突
出して該凹部内の化粧品収納皿を押圧係止可能に構成し
たから、化粧品収納皿を収納凹部に収納する際は、上記
板バネの弾発力に抗して上方から収納皿を収納凹部内に
押圧するという簡単な操作で確実にコンパクト本体に収
納係止できる。又、押ボタンにより板バネ前面中央を押
圧可能に構成し、押ボタンを押圧することにより板バネ
が変形して、各爪が化粧品収納皿の係止を解除する如く
構成している為、化粧品収納皿中の化粧品が無くなった
際の収納皿の取り外しも容易に行える。
凹部の周壁外周前方に、周壁に沿って平面円弧状の板バ
ネを配置し、該板バネの収縮力により板バネの両端に形
成した爪を周壁に設けた一対の透孔より収納凹部内に突
出して該凹部内の化粧品収納皿を押圧係止可能に構成し
たから、化粧品収納皿を収納凹部に収納する際は、上記
板バネの弾発力に抗して上方から収納皿を収納凹部内に
押圧するという簡単な操作で確実にコンパクト本体に収
納係止できる。又、押ボタンにより板バネ前面中央を押
圧可能に構成し、押ボタンを押圧することにより板バネ
が変形して、各爪が化粧品収納皿の係止を解除する如く
構成している為、化粧品収納皿中の化粧品が無くなった
際の収納皿の取り外しも容易に行える。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は分解斜
視図、第２図は要部縦断面図、第３図はコンパクト本体
の部分の要部平断面図である。 ２……コンパクト本体、３……蓋体 11……化粧品収納皿、12……収納凹部 14……板バネ
視図、第２図は要部縦断面図、第３図はコンパクト本体
の部分の要部平断面図である。 ２……コンパクト本体、３……蓋体 11……化粧品収納皿、12……収納凹部 14……板バネ
Claims (1)
- 【請求項１】コンパクト本体２と、該本体２後部に枢着
されてなる蓋体３とからなり、上記コンパクト本体２の
前壁を後方へ凹ませて形成した凹部４内に係止突起５を
形成するとともに、上記蓋体３の前部から下方に前記係
止突起５に係止されるフック６を垂設し、且つ上記凹部
４内に上記フック６の係合を解除する押ボタン７を前後
動可能に設けて蓋体係合装置となし、上記コンパクト本
体２に化粧品収納皿11を収納する収納凹部12を形成し、
該凹部12の周壁13外周前方に該周壁13に沿って平面円弧
状の板バネ14を配置し、該板バネ14の収縮力により板バ
ネ14の両端に形成した爪15を上記周壁13に設けた一対の
透孔16より収納凹部12内に突出するとともに収納凹部12
内の化粧品収納皿11を押圧係止可能に構成し、上記押ボ
タン７により板バネ14前面中央を押圧可能に構成すると
ともに、上記押ボタン７を押圧することにより板バネ14
が変形して、各爪15が化粧品収納皿11の係止を解除する
如く構成してなることを特徴とする化粧用コンパクト容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6555489U JPH0725130Y2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 化粧用コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6555489U JPH0725130Y2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 化粧用コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH037310U JPH037310U (ja) | 1991-01-24 |
| JPH0725130Y2 true JPH0725130Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31597486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6555489U Expired - Fee Related JPH0725130Y2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 化粧用コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725130Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4724921B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2011-07-13 | オイレス工業株式会社 | 制振壁構造 |
| JP4989987B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2012-08-01 | 昭和機械商事株式会社 | ダンパー |
| KR102399742B1 (ko) * | 2020-11-02 | 2022-05-18 | 경상국립대학교산학협력단 | 진동흡수장치 |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP6555489U patent/JPH0725130Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH037310U (ja) | 1991-01-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |