JP2598486Y2 - 壁パネル - Google Patents
壁パネルInfo
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- JP2598486Y2 JP2598486Y2 JP1993036869U JP3686993U JP2598486Y2 JP 2598486 Y2 JP2598486 Y2 JP 2598486Y2 JP 1993036869 U JP1993036869 U JP 1993036869U JP 3686993 U JP3686993 U JP 3686993U JP 2598486 Y2 JP2598486 Y2 JP 2598486Y2
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- wiring
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- partition
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえばパネル工法に
よって組み立てられる建物の間仕切りに用いられる壁パ
ネルに関し、特に内部に配線を行える配線スペースを設
けた壁パネルに関する。
よって組み立てられる建物の間仕切りに用いられる壁パ
ネルに関し、特に内部に配線を行える配線スペースを設
けた壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の間仕切り用の壁パネル(以下、間
仕切りパネルという。)は、枠状の芯材の両面に合板等
の面材が貼着された構造となっている。このような構造
の間仕切りパネルは施工現場において複数繋ぎ合わせて
壁を形成させた後、両面材の表面に石膏ボード等を貼着
し、さらに、両石膏ボードの表面に化粧用のビニールク
ロスを貼着して仕上げ作業を行う必要がある。しかしな
がら、施工現場における石膏ボードや化粧用のビニール
クロスの貼着作業は面倒であり、しかも作業に長時間を
要するため工期が延び、コストの上昇原因ともなる。そ
こで、予め石膏ボードやビニールクロスを面材の表面に
貼着させておくことが考えられる。このように予め化粧
処理を行っておけば、施工現場では仕上げ作業を行わな
くてもよいので、工期の短縮等を図ることができると考
えられる。
仕切りパネルという。)は、枠状の芯材の両面に合板等
の面材が貼着された構造となっている。このような構造
の間仕切りパネルは施工現場において複数繋ぎ合わせて
壁を形成させた後、両面材の表面に石膏ボード等を貼着
し、さらに、両石膏ボードの表面に化粧用のビニールク
ロスを貼着して仕上げ作業を行う必要がある。しかしな
がら、施工現場における石膏ボードや化粧用のビニール
クロスの貼着作業は面倒であり、しかも作業に長時間を
要するため工期が延び、コストの上昇原因ともなる。そ
こで、予め石膏ボードやビニールクロスを面材の表面に
貼着させておくことが考えられる。このように予め化粧
処理を行っておけば、施工現場では仕上げ作業を行わな
くてもよいので、工期の短縮等を図ることができると考
えられる。
【0003】一方、施工現場においては上記間仕切りパ
ネルを設置した後に、一部の間仕切りパネルに電気系統
のケーブル等を配線し、さらに間仕切りパネルの表面に
スイッチやコンセントを設ける必要が生じる場合があ
る。
ネルを設置した後に、一部の間仕切りパネルに電気系統
のケーブル等を配線し、さらに間仕切りパネルの表面に
スイッチやコンセントを設ける必要が生じる場合があ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、間仕切
りパネルを立設した後に内部が見えない状態でケーブル
を挿通することは極めて困難であり、このため施工現場
において間仕切りパネル内にケーブルを配線することは
できない。このため、従来では面材の表面に沿ってケー
ブル等を配線するしかなかったが、上述したように予め
ビニールクロス等を貼着して化粧仕上処理を施した後に
ケーブルを配線すると、ケーブルやこのケーブルを固定
する固定金具等がビニールクロス上に露出して美感を著
しく損ねるという問題が未解決のままであった。
りパネルを立設した後に内部が見えない状態でケーブル
を挿通することは極めて困難であり、このため施工現場
において間仕切りパネル内にケーブルを配線することは
できない。このため、従来では面材の表面に沿ってケー
ブル等を配線するしかなかったが、上述したように予め
ビニールクロス等を貼着して化粧仕上処理を施した後に
ケーブルを配線すると、ケーブルやこのケーブルを固定
する固定金具等がビニールクロス上に露出して美感を著
しく損ねるという問題が未解決のままであった。
【0005】そこで本考案は、美感を損ねることがな
く、施工現場において内部にケーブル類を容易に配線で
きる配線構造を備えた壁パネルの提供を目的とする。
く、施工現場において内部にケーブル類を容易に配線で
きる配線構造を備えた壁パネルの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、一対
の内側縦材と、この内側縦材の間に配置される横材と、
前記内側縦材の外側に配置される外側縦材と、を含んで
構成されるフレーム材と、前記フレーム材の両面に貼着
される面材と、を有し、前記内側縦材と前記外側縦材と
前記面材と、によって、上下方向に連通して外部に開放
された配線スペースが形成され、かつ、該配線スペース
を形成する前記内側縦材及び前記外側縦材の間の間隔
は、前記一対の内側縦材間の間隔に比べて十分に狭いこ
とを特徴としている。
の内側縦材と、この内側縦材の間に配置される横材と、
前記内側縦材の外側に配置される外側縦材と、を含んで
構成されるフレーム材と、前記フレーム材の両面に貼着
される面材と、を有し、前記内側縦材と前記外側縦材と
前記面材と、によって、上下方向に連通して外部に開放
された配線スペースが形成され、かつ、該配線スペース
を形成する前記内側縦材及び前記外側縦材の間の間隔
は、前記一対の内側縦材間の間隔に比べて十分に狭いこ
とを特徴としている。
【0007】
【0008】
【作用】上記請求項1の考案では、上下方向に連通して
外部に開放された配線スペースが壁パネル内に形成され
るので、組立現場において壁パネル内にケーブル類を容
易に配線することができる。面材の表面にケーブル類を
配線することがないので、美感を損ねることがない。ま
た、隣接する内側縦材と外側縦材の間に横材が配設され
ていないことから、フレーム材を切り欠く等の面倒な加
工を行うことなく、配線スペース及びこの配線スペース
に連通する開口部を形成することができる。さらに、配
線スペースを形成する内側縦材と外側縦材の間の間隔
が、一対の内側縦材間の間隔に比して十分に狭く、一対
の内側縦材間には横材が配置されていることから、配線
スペースを確保しつつ、壁パネルの強度を十分に保つこ
とが可能となる。
外部に開放された配線スペースが壁パネル内に形成され
るので、組立現場において壁パネル内にケーブル類を容
易に配線することができる。面材の表面にケーブル類を
配線することがないので、美感を損ねることがない。ま
た、隣接する内側縦材と外側縦材の間に横材が配設され
ていないことから、フレーム材を切り欠く等の面倒な加
工を行うことなく、配線スペース及びこの配線スペース
に連通する開口部を形成することができる。さらに、配
線スペースを形成する内側縦材と外側縦材の間の間隔
が、一対の内側縦材間の間隔に比して十分に狭く、一対
の内側縦材間には横材が配置されていることから、配線
スペースを確保しつつ、壁パネルの強度を十分に保つこ
とが可能となる。
【0009】
【0010】
【0011】
【実施例】以下、本考案について図面を参照して説明す
る。
る。
【0012】図1は、間仕切り用の壁パネルの一実施例
を示す斜視図、図2は図1に示す間仕切り用の壁パネル
を組み立てた状態を示す斜視図である。
を示す斜視図、図2は図1に示す間仕切り用の壁パネル
を組み立てた状態を示す斜視図である。
【0013】図示の間仕切りパネル10は、フレーム材
11と、石膏ボード17と、化粧用のビニールクロス1
7aとを備えている。
11と、石膏ボード17と、化粧用のビニールクロス1
7aとを備えている。
【0014】フレーム材11は、両側部に2本の外側縦
材12,13が配置され、この両外側縦材12,13の
下端部同士は長尺の横材14によって連結されている。
この横材14上の中央上部には、両側の外側縦材12,
13と一定間隔を保持して2本の内側縦材15,15が
それぞれ立設されている。また、この2本の内側縦材1
5,15の間には3本の横材16a乃至16cが所定間
隔で配設されて梯子状に組み付けられており、このうち
最上部の横材16aは内側縦材15,15の上端部間に
配置されている。
材12,13が配置され、この両外側縦材12,13の
下端部同士は長尺の横材14によって連結されている。
この横材14上の中央上部には、両側の外側縦材12,
13と一定間隔を保持して2本の内側縦材15,15が
それぞれ立設されている。また、この2本の内側縦材1
5,15の間には3本の横材16a乃至16cが所定間
隔で配設されて梯子状に組み付けられており、このうち
最上部の横材16aは内側縦材15,15の上端部間に
配置されている。
【0015】すなわち、本実施例ではそれぞれ対向する
外側縦材12と内側縦材15並びに外側縦材13と内側
縦材15の間には横材が配設されておらず、ここがケー
ブル等を配線する配線スペースS,Sとなっている。ま
た、配線スペースS,Sに臨む外側縦材12と内側縦材
15並びに外側縦材13と内側縦材15の上端部間には
横材を配設せず、ここを各配線スペースSにケーブル等
を挿入する開口部E,Eとしている。
外側縦材12と内側縦材15並びに外側縦材13と内側
縦材15の間には横材が配設されておらず、ここがケー
ブル等を配線する配線スペースS,Sとなっている。ま
た、配線スペースS,Sに臨む外側縦材12と内側縦材
15並びに外側縦材13と内側縦材15の上端部間には
横材を配設せず、ここを各配線スペースSにケーブル等
を挿入する開口部E,Eとしている。
【0016】このフレーム材11の両面にはそれぞれ石
膏ボード17,17が貼着され、さらに両石膏ボード1
7,17の表面には化粧用のビニールクロス17aが貼
着されて予め化粧処理が施されている。
膏ボード17,17が貼着され、さらに両石膏ボード1
7,17の表面には化粧用のビニールクロス17aが貼
着されて予め化粧処理が施されている。
【0017】また、外側縦材12,13のうち図示左側
の外側縦材12の側部にはほぞ繋ぎ用の凸部12aが形
成され、他方の外側縦材13の側部にはほぞ繋ぎ用の凸
部12aが嵌合される溝部13aが形成されている。
の外側縦材12の側部にはほぞ繋ぎ用の凸部12aが形
成され、他方の外側縦材13の側部にはほぞ繋ぎ用の凸
部12aが嵌合される溝部13aが形成されている。
【0018】以上の構造を備えた間仕切りパネル10を
繋ぎ合わせて壁を形成し、この壁にケーブル等を配線す
る場合について図2をも参照して説明する。なお、図中
右側に配置した間仕切りパネル10は、説明のために手
前側の石膏ボード17の一部を破断線にて示している。
繋ぎ合わせて壁を形成し、この壁にケーブル等を配線す
る場合について図2をも参照して説明する。なお、図中
右側に配置した間仕切りパネル10は、説明のために手
前側の石膏ボード17の一部を破断線にて示している。
【0019】図2に示すように、床パネル30で形成し
た床面上に、隣接する間仕切りパネル10の外側縦材に
形成されたほぞ繋ぎ用の凸部12aとほぞ繋ぎ用の凹部
13aとを嵌合させ、所定枚数の間仕切りパネル10を
繋ぎ合わせて壁を形成する。そして、吊り天井を形成す
ると、間仕切りパネル10の上端部が天井裏に位置し、
室内からは間仕切りパネル10の上端部が隠れた状態と
なる。
た床面上に、隣接する間仕切りパネル10の外側縦材に
形成されたほぞ繋ぎ用の凸部12aとほぞ繋ぎ用の凹部
13aとを嵌合させ、所定枚数の間仕切りパネル10を
繋ぎ合わせて壁を形成する。そして、吊り天井を形成す
ると、間仕切りパネル10の上端部が天井裏に位置し、
室内からは間仕切りパネル10の上端部が隠れた状態と
なる。
【0020】このような間仕切りパネル10内にケーブ
ル7を配線するには、天井裏に沿って配線されたケーブ
ル7を、間仕切りパネル10の上端部に形成されている
開口部Eから配線スペースS内に挿入する。
ル7を配線するには、天井裏に沿って配線されたケーブ
ル7を、間仕切りパネル10の上端部に形成されている
開口部Eから配線スペースS内に挿入する。
【0021】一方、石膏ボード17には空間スペースS
に対向する位置にコンセント等を取り付ける取付孔17
bを形成する。そして、ケーブル7を順次開口部E内に
送りこむと、この送りこみ動作に従ってケーブル7の先
端部7aは下降され、配線スペースSの下方に形成され
たコンセント用の取付孔17bの裏面側に移動される。
そして、この取付孔17b部分にてコンセント(図示し
ない)との接続を行う。
に対向する位置にコンセント等を取り付ける取付孔17
bを形成する。そして、ケーブル7を順次開口部E内に
送りこむと、この送りこみ動作に従ってケーブル7の先
端部7aは下降され、配線スペースSの下方に形成され
たコンセント用の取付孔17bの裏面側に移動される。
そして、この取付孔17b部分にてコンセント(図示し
ない)との接続を行う。
【0022】以上のように、本実施例では間仕切りパネ
ル10内に予め配線スペースSが形成され、この配線ス
ペースSに臨む上端部には開口部Eが形成されているの
で、施工現場では配線しようとするケーブル7等を単に
開口部Eから配線スペースS内に送りこむだけでよい。
このように、本実施例では間仕切りパネル10内部にケ
ーブル7等を容易に配線することができる。従って、従
来のように間仕切りパネルの表面にケーブル7等が露出
することがなく、美感を損ねることがない。また、施工
現場ではコンセント用やスイッチ用の切欠部を石膏ボー
ドに形成すればよく、配線作業も容易に短時間に行うこ
とができる。さらに、本実施例では配線スペースSが間
仕切りパネル10の両側部にそれぞれ形成されているの
で、いずれか一方あるいは双方の配線スペースSを施工
現場において適宜使用することができる。
ル10内に予め配線スペースSが形成され、この配線ス
ペースSに臨む上端部には開口部Eが形成されているの
で、施工現場では配線しようとするケーブル7等を単に
開口部Eから配線スペースS内に送りこむだけでよい。
このように、本実施例では間仕切りパネル10内部にケ
ーブル7等を容易に配線することができる。従って、従
来のように間仕切りパネルの表面にケーブル7等が露出
することがなく、美感を損ねることがない。また、施工
現場ではコンセント用やスイッチ用の切欠部を石膏ボー
ドに形成すればよく、配線作業も容易に短時間に行うこ
とができる。さらに、本実施例では配線スペースSが間
仕切りパネル10の両側部にそれぞれ形成されているの
で、いずれか一方あるいは双方の配線スペースSを施工
現場において適宜使用することができる。
【0023】なお、図1に示す間仕切りパネル10では
開口部Eを上端部だけに形成したものを示すが、剛性等
に支障がなければ下端部も外側縦材と内側縦材との間に
横材を形成しないで開口部を形成してもよい。このよう
に上下端部にそれぞれ開口部を形成すれば、上下対称と
なるので壁パネルの天地方向を気にすることなく使用す
ることができる。また、配線スペースSは左側部又は右
側部のいずれか一方だけに形成するようにしてもよい。
この場合、一方の外側縦材と内側縦材との上端部間に横
材を配設できるので、剛性の向上も図ることができる。
開口部Eを上端部だけに形成したものを示すが、剛性等
に支障がなければ下端部も外側縦材と内側縦材との間に
横材を形成しないで開口部を形成してもよい。このよう
に上下端部にそれぞれ開口部を形成すれば、上下対称と
なるので壁パネルの天地方向を気にすることなく使用す
ることができる。また、配線スペースSは左側部又は右
側部のいずれか一方だけに形成するようにしてもよい。
この場合、一方の外側縦材と内側縦材との上端部間に横
材を配設できるので、剛性の向上も図ることができる。
【0024】図3に間仕切りパネルの他の実施例を示
す。
す。
【0025】この間仕切りパネル20のフレーム材21
は、両側部に上記図1に示す外側縦材12,13と同様
の外側縦材21,22が配置され、この両外側縦材2
1,22の上端部と下端部間に長尺の横材23,23が
配置されている。この両横材23,23の中央部には、
両側の外側縦材21,22と一定間隔を保持して2本の
内側縦材24,24がそれぞれ立設されている。また、
この2本の内側縦材24,24の間には2本の横材2
5,25が所定間隔で配設されて梯子状に組み付けられ
ている。すなわち、本実施例においてもそれぞれ対向す
る外側縦材21と内側縦材24並びに外側縦材22と内
側縦材24の間には横材が配設されておらず、ここがケ
ーブル等を配線する配線スペースS,Sとなっている。
は、両側部に上記図1に示す外側縦材12,13と同様
の外側縦材21,22が配置され、この両外側縦材2
1,22の上端部と下端部間に長尺の横材23,23が
配置されている。この両横材23,23の中央部には、
両側の外側縦材21,22と一定間隔を保持して2本の
内側縦材24,24がそれぞれ立設されている。また、
この2本の内側縦材24,24の間には2本の横材2
5,25が所定間隔で配設されて梯子状に組み付けられ
ている。すなわち、本実施例においてもそれぞれ対向す
る外側縦材21と内側縦材24並びに外側縦材22と内
側縦材24の間には横材が配設されておらず、ここがケ
ーブル等を配線する配線スペースS,Sとなっている。
【0026】また、長尺の横材23には下側の各配線ス
ペースS,Sに臨む位置に貫通孔H,Hがそれぞれ形成
されている。なお、この貫通孔H,Hは必要に応じて複
数設けてもよく、形状についてもケーブルが容易に挿入
できるものであればよい。さらに、本実施例においても
外側縦材のうち図示左側の外側縦材21の側部にはほぞ
繋ぎ用の凸部21aが形成され、他方の外側縦材22の
側部にはほぞ繋ぎ用の凸部が嵌合される溝部22aが形
成されている。また、フレーム材21の両面には、石膏
ボード17、17が取付けられ、この石膏ボード17、
17の表面には化粧用のビニールクロス17a、17a
が取付けられている。
ペースS,Sに臨む位置に貫通孔H,Hがそれぞれ形成
されている。なお、この貫通孔H,Hは必要に応じて複
数設けてもよく、形状についてもケーブルが容易に挿入
できるものであればよい。さらに、本実施例においても
外側縦材のうち図示左側の外側縦材21の側部にはほぞ
繋ぎ用の凸部21aが形成され、他方の外側縦材22の
側部にはほぞ繋ぎ用の凸部が嵌合される溝部22aが形
成されている。また、フレーム材21の両面には、石膏
ボード17、17が取付けられ、この石膏ボード17、
17の表面には化粧用のビニールクロス17a、17a
が取付けられている。
【0027】このような構造の間仕切りパネル20であ
っても図1に示す間仕切りパネル10と同様の効果を得
ることができる。また、本実施例では外側横材21,2
2の上端部間にも横材23が配置されているので、剛性
を高めることができる。
っても図1に示す間仕切りパネル10と同様の効果を得
ることができる。また、本実施例では外側横材21,2
2の上端部間にも横材23が配置されているので、剛性
を高めることができる。
【0028】ところで、本実施例では間仕切りパネル1
0内に既に配線スペースSが形成されているので、施工
現場では最上端部側あるいは最下端部側の横材に貫通孔
を穿設すればケーブル等を配線スペース内に容易に送り
こむことができる。従って、間仕切りパネルを出荷する
時には貫通孔を形成せず、必要に応じで現場において貫
通孔だけを穿設するようにしてもよい。この場合であっ
ても、上記各実施例と同様の効果を得ることができる。
さらに必要がなければ貫通孔等を形成しなければよいの
で、剛性を高めることもできる。
0内に既に配線スペースSが形成されているので、施工
現場では最上端部側あるいは最下端部側の横材に貫通孔
を穿設すればケーブル等を配線スペース内に容易に送り
こむことができる。従って、間仕切りパネルを出荷する
時には貫通孔を形成せず、必要に応じで現場において貫
通孔だけを穿設するようにしてもよい。この場合であっ
ても、上記各実施例と同様の効果を得ることができる。
さらに必要がなければ貫通孔等を形成しなければよいの
で、剛性を高めることもできる。
【0029】尚、本考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内において様々に変形実施が
可能であることを付記する。
ではなく、その要旨の範囲内において様々に変形実施が
可能であることを付記する。
【0030】
【考案の効果】請求項1に記載した考案であれば、上下
方向に連通して外部に開放された配線スペースが壁パネ
ル内に形成されるので、組立現場において壁パネル内に
ケーブル類を容易に配線することができる。面材の表面
にケーブル類を配線することがないので、美感を損ねる
ことがない。また、隣接する内側縦材と外側縦材の間に
横材が配設されていないことから、フレーム材を切り欠
く等の面倒な加工を行うことなく、配線スペース及びこ
の配線スペースに連通する開口部を形成することができ
る。さらに、配線スペースを形成する内側縦材と外側縦
材の間の間隔が、一対の内側縦材間の間隔に比して十分
に狭く、一対の内側縦材間には横材が配置されているこ
とから、配線スペースを確保しつつ、壁パネルの強度を
十分に保つことが可能となる。
方向に連通して外部に開放された配線スペースが壁パネ
ル内に形成されるので、組立現場において壁パネル内に
ケーブル類を容易に配線することができる。面材の表面
にケーブル類を配線することがないので、美感を損ねる
ことがない。また、隣接する内側縦材と外側縦材の間に
横材が配設されていないことから、フレーム材を切り欠
く等の面倒な加工を行うことなく、配線スペース及びこ
の配線スペースに連通する開口部を形成することができ
る。さらに、配線スペースを形成する内側縦材と外側縦
材の間の間隔が、一対の内側縦材間の間隔に比して十分
に狭く、一対の内側縦材間には横材が配置されているこ
とから、配線スペースを確保しつつ、壁パネルの強度を
十分に保つことが可能となる。
【0031】
【図1】間仕切り用の壁パネルの一実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1に示す間仕切り用の壁パネルを組み立てた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】間仕切り用の壁パネルの他の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
11 フレーム材 12,13 外側縦材 15 内側縦材 16a乃至16c 横材 17 石膏ボード 17a ビニールクロス E 開口部 H 貫通孔 S 配線スペース
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の内側縦材と、この内側縦材の間に
配置される横材と、前記内側縦材の外側に配置される外
側縦材と、を含んで構成されるフレーム材と、 前記フレーム材の両面に貼着される面材と、 を有し、 前記内側縦材と前記外側縦材と前記面材と、によって、
上下方向に連通して外部に開放された配線スペースが形
成され、かつ、該配線スペースを形成する前記内側縦材
及び前記外側縦材の間の間隔は、前記一対の内側縦材間
の間隔に比べて十分に狭いことを特徴とする壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993036869U JP2598486Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993036869U JP2598486Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 壁パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071125U JPH071125U (ja) | 1995-01-10 |
JP2598486Y2 true JP2598486Y2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=12481797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993036869U Expired - Fee Related JP2598486Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598486Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113893A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 株式会社 丸仙工業 | 電気部品取り付け薄形木製フラッシュパネル |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP1993036869U patent/JP2598486Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016113893A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 株式会社 丸仙工業 | 電気部品取り付け薄形木製フラッシュパネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071125U (ja) | 1995-01-10 |
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