JPH0778341B2 - 壁アセンブリ - Google Patents

壁アセンブリ

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JPH0778341B2
JPH0778341B2 JP61007126A JP712686A JPH0778341B2 JP H0778341 B2 JPH0778341 B2 JP H0778341B2 JP 61007126 A JP61007126 A JP 61007126A JP 712686 A JP712686 A JP 712686A JP H0778341 B2 JPH0778341 B2 JP H0778341B2
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    • E04B1/14Structures consisting primarily of load-supporting, block-shaped, or slab-shaped elements the elements being composed of two or more materials
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    • E04B2/7407Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts
    • E04B2/7409Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge assembled using frames with infill panels or coverings only; made-up of panels and a support structure incorporating posts special measures for sound or thermal insulation, including fire protection
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は建物用の壁アセンブリに関する。さらに詳し
くは、この発明は絶縁性の高い壁アセンブリに使用され
るパネル及び支柱の構造に関する。
(従来の技術) 絶縁性(主として断熱性)の壁アセンブリ自体は新規な
ものではなく、例えば1982年1月19日に特許されたトゥ
ルーフォーム・カナダ・リミテッド(Truefoam Canada
Limited)のカナダ国特許第1,116,371号、及び1982年6
月1日に特許されたカーノ・サーモ・システムズ・イン
コーポレーテッド(Cano ThermoSystems Inc.)のカナ
ダ国特許第1,124,482号に開示されている。しかし、こ
れら従来の壁アセンブリは絶縁性にはある程度優れてい
るけれども、その各構成部材やその組立て構造が複雑で
あった。
(発明が解決しようとする課題) 全面的に樹脂材を用いて、断熱性を向上するとともに壁
体の軽量化を計り、かつ各構成部材の構造を簡易化し、
しかも壁パネルと、隣接パネル間の支柱との接合を一層
密接状に構成し、各支柱にはその内外両面に木部を残し
て釘着を可能にし、壁体とその上下の建物部材との強い
結合により荷重支持力を高め、かつ壁体に外装材,内装
材の取付を容易にし、特に支柱の断面を使用場所に適合
するよう予め変形したものを準備し、部材の組立てを簡
単かつ確実にすることにある。
(課題を解決するための手段) この発明の壁アセンブリには2種の基本的構成がある。
その1つは、複数のパネル及び隣接するこれらのパネル
を相互に連結するための支柱部材より成る壁アセンブリ
であって、前記各パネルは剛性を有する発泡プラスチッ
ク製の長方形の長いパネル本体より成りかつこのパネル
本体の両側縁の各面の中央部には長手方向に延びる溝が
形成されており、前記支柱部材は剛性を有する発泡プラ
スチック製の長い支柱本体とこの支柱本体の両側面に取
付けられる木製の細長い部材とから成りかつ前記支柱本
体は前記細長い部材の両側縁より突出した凸縁を有す
る。
他の1つは、複数のパネルと、支柱部材や、やといざね
とから成る壁アセンブリであんて、前記各パネルは剛性
を有する発泡プラスチック製の長方形の長いパネル本体
より成りかつこのパネル本体の両側縁の各面の中央部に
は前記やといざねを嵌合させるための長手方向に延びた
溝が形成されており、前記支柱部材は剛性を有する発泡
プラスチック製の長い支柱本体とこの支柱本体の両側面
に取付けられる木製の細長い部材とから成りかつ前記支
柱本体の両側縁の各面の中央部には前記やといざねを嵌
合させるための長手方向に延びた溝が形成されている。
(作用) 前者の構成によれば、支柱本体両側縁の凸縁が隣接する
パネル本体の溝内に係合されることによって、パネルと
支柱とが相互に連結され、後者の構成によれば、パネル
本体に形成された溝及びこのパネルに隣接する支柱本体
に形成された溝に前記のやといざねを嵌合させることに
よってパネルと支柱とが相互に連結され、いずれの場合
にも十分に荷重支持力のある一連の断熱性の壁アセンブ
リが形成される。また壁のコーナー部及び出入口や窓部
には、一方の縁面を平滑とされた変形支柱が使用され
て、外嵌に不必要な凹凸面を露出することはない。
(実施例) 次に、この発明の一実施例を図面に従って説明する。第
1図はやといざね(後述)を用いる壁アセンブリの一態
様を示すものである。底板1は2インチ(5cm)×6イ
ンチ(15cm)のトウヒ材で構成され、上板2は2インチ
(5cm)×6インチ(15cm)のトウヒ材を2層構造にす
ることによって構成されており、両者はよく知られた構
成部材である。底板1と上板2との間には壁を形成する
ための複数のパネル3と支柱が取付けられている。コー
ナー4はコーナー支柱5、端部支柱7及び中間支柱6と
から成る。パネル3は相互に中間支柱6を介して接合さ
れるとともに、コーナー支柱5に対しては、前記支柱
6、7を介して接合されている。これらの接合は別体の
やといざね8によって行なわれている。これらのやとい
ざね8は木もしくは剛性のある発泡プラスチック(例え
ば、発泡ポリスチレン)で形成されている。窓9は上の
横木10、下の横木11、両側の端部支柱7を介してパネル
13,14によって囲まれている。コーナー4や端部支柱7
に隣る所には、必要に応じて幅の異なるパネル14が取付
けられることがある。なお、図には示されていないが、
各パネルの両側縁には、やといざね8を嵌合させるため
に、断面長方形の溝が上下方向に形成されている。戸口
16は窓9とほぼ同様に上の横木10及び両側の端部支柱7
によって壁に形成されている。上の横木10は内外1対の
ボード21の間に剛性のある発泡プラスチック製のインサ
ート20を挟むことによって形成されている(第12図参
照)。
この発明の壁アセンブリの概要は以上の説明のとおりで
あるが、以下各構成部材について詳細に説明する。第2
図は標準的なパネル3を示す。このパネル3は剛性のあ
る発泡プラスチックで形成された細長い本体25より成
る。なと、この発泡プラスチックとしては、今日建材と
して一般的な発泡ポリスチレンが適しており、特に断熱
性にすぐれている。本体25の両側面27には、やといざね
8を嵌合させるための断面長方形の溝26が、その全長に
わたって形成されている。本体25の一つの面の中央部に
は、その全長にわたって木製のインサート(埋込材)28
が取付けられているので、化粧パネル、プラスタボー
ド、金属製外装材等の壁面仕上材をパネル3に取付ける
ことができる。インサート28はパネル3に形成された断
面長方形の溝29内に嵌合されており、その外面30(第1
図参照)はパネル3の本体25の面32と同一面となってい
る。本体25の面32の反対側の面33にも、内装板等の仕上
材を取付けるために木製の板材(図示せず)を取付ける
ことがある。また、本体25の面33には、縦方向にライン
もしくは浅いノッチ(V形溝)35が形成されている。こ
のノッチ35は埋込材28に釘を打ち付ける際の案内ライン
として設けられたものである。
このパネル3はセメントもしくは化粧しっくいで内外の
仕上用構造物を取付けるのにも適し、発泡ポリスチレン
面はこれらに対する接着性に優れていることがわかって
いる。ノッチ35はセメントもしくは化粧しっくいのため
の補強リブとして機能する。なお、前記の木製の板材の
露出面にセメントもしくは化粧しっくいを上塗りする場
合には、この木部を網もしくはウエブで予め被覆するこ
とが望ましい。
第3図に示すように、各コーナー支柱5は剛性のある発
泡プラスチック製のT字形の本体37より成り、その広い
幅の側縁面の中央部にのみやといざね8を嵌合させるた
めの溝38が長手方向に形成されている。溝38を形成した
面と反対側の両側肩部には木製の嵌合材39が接着されて
いる。そして、嵌合材39の外面はブロック37の面と同一
面となっている。なお、溝38及び嵌合材39は支柱ブロッ
ク37の全長にわたって形成されていて、コーナー支柱の
直角をなした2つの平面が壁の隅角部をなしている。
第4図は隣接するパネルを接続して保持する標準的な中
間の支柱6を示す。各支柱6は剛性のある発泡プラスチ
ック製の長い長方形のブロック40より成る。そして、こ
のブロック40のパネル本体25に接する側縁の面には、や
といざね8を嵌合させるための溝41が長手方向に形成さ
れている。一方、他の対向する2つの側面には同じ幅の
木製の細長い板材42が接着されている。ブロック40と同
じ幅のこの板材42は、さらに釘や螺子(図示せず)で相
互に結合され、強度の向上が図られることもある。
端部支柱7は中間の支柱6と材質的には同様な構造であ
るが、やといざね8を嵌合させるための溝が片方の面に
のみ形成されている点で異なる。第5図に示すように、
端部支柱7は剛性のある発泡プラスチック製の長方形の
ブロック45の対向する両側の面に1対の木製の細長い板
材44を接着することによって形成されている。各細長い
板材44には、その上端から長手方向に延びる切込溝(鋸
目)46が必要に応じて形成される。この切込溝46の機能
については後述する。ブロック45の一つの縁面には、長
手方向に延びる溝48が形成されている。この溝48にやと
いざね8を嵌合させることによって、端部支柱7と隣接
パネルとが相互に連結される。なお、ブロック45のもう
一つの縁面にもやといざね8を嵌合させるための溝48を
形成してこの支柱を細い間柱12として用いることもでき
る(第1図参照)。
第1図に示すような壁アセンブリを組立てる場合には、
底板1は釘打ち等によって定位置に固定される。パネル
3、コーナー支柱5、中間支柱6、端部支柱7、窓部の
上横木10、ドア部上下の横木などの木製部材は底板1あ
るいは上板2に釘で打ち付けられる。やといざね8によ
って、壁アセンブリの結合性と熱の絶縁性は高くなって
いる。熱の絶縁性は、壁アセンブリの全長にわたって、
隙間無く連続する熱障壁が形成されるからである。
一方の縁面が平滑な端部支柱7は出入口もしくは窓をつ
くる場合に使用される。いずれの場合にも、切込溝46よ
り平滑面側の端部は前記横木の高さに合わせて切込溝46
に対して水平に切断され、上の横木10を取付けるための
肩部49が形成される(第6図参照)。なお、正確な切断
ができるように、切込溝46を予め端部支柱7の全幅に亘
って設けておき、かつ上の横木10の超部と端部支柱7の
超部とは一致させておくとよい。
第7図はこの発明の壁アセンブリの別の実施例を示すも
のである。第1図の壁アセンブリと異なる点は、パネル
50の構造にある。すなわち、パネル50においては、第
1、2図に示すような木製の嵌合材28が使用されていな
い点である。第7図に示された部材のうち、第1図に示
された部材と同一もしくは類似の部材には、可能な限り
同一の番号を付した。
第7図の壁アセンブリは底板1と上板2の間に配設され
て壁を形成する複数のパネル50とパネルをつなぐ支柱と
を有する。コーナー4は第5図に示したタイプの2つの
端部支柱7、第4図に示したタイプの中間支柱6及びや
といざね8とで構成されている。コーナー4の詳細は第
12図に示すとおりである。第12図において、中間支柱6
及び2本の端部支柱7はコーナーを補強するために組合
わせて使用される。このコーナー部の柱の内面には、室
内用の内装材を取付けるための釘打ち用の板面が形成さ
れている。また、コーナー柱の外面には、羽目板等を取
付けるための釘打ち用の板面が形成されている。窓部9
は上下の横木10,11及び第9図に示した片面平滑タイプ
の端部支柱51を使用して形成されている。そのために、
切込溝46(第6図)に類似した鋸目(図示せず)が窓の
両サイドを構成する端部支柱51の上部に形成されてお
り、横木10の端部を載せる肩部を形成するための支柱半
部の切断が容易である。第10図に示したタイプの中間支
柱54が2つの端部支柱51の間に取付けられた下の横木11
の中央部の下に配設される場合には、長さを適度に切断
される。また、必要に応じてコーナー4の支柱6と端部
支柱51の間には、幅の異なるパネル50が取付けられてい
る。このようにパネル50の幅は、コーナー、中間支柱及
び端部支柱の木部の中心間距離に応じて様々に変更され
る。戸口16は上の横木10及び第9図に示すタイプの1対
の端部支柱51を使用して、窓部9と同様にして形成され
る。
壁構造の立設強度は、主としてパネル間に配置される支
柱によって得られる。一般に、基部もしくは建物内部か
らの支持力が少なくてよい壁を形成する場合は除き、パ
ネル50の間には両側面に木部を有する中間支柱を使用す
るのが望ましい。これは支柱の上、下両端を天井及び床
部材に十分釘止めできるからである。
次に、第7図の壁アセンブリの構成部材について説明す
る。第8図に示すパネル50は、剛性のある発泡プラスチ
ック製の長方形の本体56より成る。この本体56の両側縁
の2つの面58には、前述のやといざね8あるいはこれに
代わる支柱からの凸縁69を嵌合させるための長方形の溝
57が、その長手方向の全長にわたって形成されている。
すなわち、構造を簡略化するために、別体のやそいざね
8を用いず、さねを凸縁69として支柱本体と一体化し、
溝57を付したパネル50をこのような単体の支持ユニット
で連結することができる。第9、10図はそれぞれ異なる
型の支柱51,54を示す。これらの間柱は剛性を有する発
泡材製の本体62,67と一体状に形成された凸縁69を本体
の片側あるいは両側に有する。この凸縁は本体の面に沿
って長手方向に形成され、第8図のパネル50に形成され
た溝57もしくは第4、5図の中間支柱6や端部支柱7に
形成された溝41,48に嵌合される。支柱を2本並列させ
るのはコーナー部あるいは支柱部の支持力を強化する所
である。
第11図は主として窓の部分の両側に用いる支柱の原形で
ある。この支柱66は剛性のある発泡プラスチック製の長
方形の本体67及びこの本体67の対向する両側面に取付け
られた木製の細長い板材68とから成る。本体67は細長い
板材68より両側に突出し、本体67と一体状の凸縁69を形
成する。
この第11図の支柱66において、先に述べた態様における
端部支柱7と同様に、各細長い板材68の一端の中央部か
ら長手方向に延びる切込溝72が形成されている。この切
込溝72は、窓部の上の横木10等を支持するために支柱を
切断する場合の案内として使用されるが、前もって中央
のプラスチック製本体67にも形成しておくとよい(第6
図参照)。なお窓に面する側の凸縁は窓部の下の横木11
のところまで削り取られ、それより下方では隣接する窓
下のパネルに係合される。また、各部材の発泡材製の本
体に水平方向の溝を形成することによって、電線もしく
は導管を通すための挿通溝64,70とすることもできる。
(第9〜11図)。
以上、種々の態様における構成部材について説明した
が、以下において、その組立て手順について説明する。
各構成部材は平坦面(通常、下張り床)上における水平
位置で組立てられ、上板及び底板を釘打ちされた後に直
立位置に設定される。すなわち第2図のパネル3、ある
いは第8図に示したパネル50に対して、第4図に示した
中間支柱6及び第5図に示した端部支柱7を所定の位置
に並べ、それらの下方の端部に沿って底板1を配置す
る。これは、この底板1の外面から各支柱部材の木部に
釘を打付けることによって底板1を取付けるためであ
る。1つの平面上に壁体を形成するパネル及び各支柱は
所定位置に配置された後、底板1に釘付けされる。さら
に、各部材の上方の端部に1枚目の上板2が釘付けされ
る。次に、このようにして形成された壁アセンブリを起
し、下張り床に対して斜めに打ち込んだ釘によって固定
する。2枚目の上板2は壁アセンブリの上部に釘付けさ
れる。2平面の壁アセンブリを直角に連結する場合に
は、上側に位置する上板2が、そのコーナー4におい
て、隣接する壁アセンブリにおける下側に位置する上板
2に重ね合せられる。また、まっすぐに連結される複数
の壁アセンブリにおいても、それぞれの壁アセンブリの
上板2が互いに重なるようにされる。上板2の上には通
常の屋根部材が直接取付けられる。また、防水紙や羽目
板及び壁紙は、この壁アセンブリに釘着あるいは接着し
て直接取付けられる。第12図に用いられている端部支柱
7及びそのやといざね9は第9図の端部支柱51と置き換
えることができ、第12図の中間支柱6及び対をなすその
やといざね8は第10図の中間支柱54と置き換えることが
できる。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、壁アセンブリを
構成する主要部材がほぼ同一型式のパネルと2,3種類の
支柱部材とされ、パネルと各支柱の接合は、支柱の有す
る同体の凸縁(さね)によってもよく、別体のやといざ
ねを用いてもよく、組立てが簡易化されている。しかも
パネル,支柱共に本体が剛性の発泡プラスチックである
ので、壁体が軽量化され、かつ断熱等の絶縁製に富んで
いる。また隣接パネルの間には支柱部材が密接状に係着
され、しかも支柱部材がその内外両側に全長(高さ)に
亘って有する板状本部を上下の水平板材を介して建物の
床及び天井などの部材に強固に釘着することができ、こ
の結合によって壁体として所定位置への固定性と荷重支
持力を高めている。また壁体に対する外装材,内装材の
釘着あるいは接着による取付が容易である。なおコーナ
ー部等特に強度を要する部位ではその支柱部材を複数の
支柱の隣接接合によって果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の態様における壁アセンブリの
斜視図、第2図は第1図の壁アセンブリに使用されるパ
ネルの斜視図、第3図は第1図の壁アセンブリに使用さ
れるコーナー支柱の斜視図、第4図は第1図の壁アセン
ブリに使用される中間支柱の斜視図、第5図は第1図の
壁アセンブリに使用される端部支柱の斜視図、第6図は
戸口や窓の上の横木の端部及びその端部を支持するため
に片側の上部を切除される端部支柱の上端部の斜視図、
第7図はこの発明の第2の態様における壁アセンブリの
斜視図、第8図は第7図の壁アセンブリに使用されるパ
ネルの斜視図、第9図ないし第11図は第7図の壁アセン
ブリに使用される各種の支柱の斜視図、第12図はコーナ
ー部および戸口等の上の横木との結合状態を示した壁ア
センブリの斜視図である。 3,50……パネル 25,56……パネル本体 26,57……パネルの溝 5……コーナー支柱 6,54……中間支柱 7,51……端部支柱 69……支柱の凸縁 8……やといざね 38,41,48……支柱の溝 42,44,63,68……支柱の木製部材 39……コーナー支柱の嵌合材 46,72……切込溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパネル及び隣接するこれらのパネル
    を相互に連結するための支柱部材より成る壁アセンブリ
    であって、前記各パネルは剛性を有する発泡プラスチッ
    ク製の長方形の長いパネル本体より成りかつこのパネル
    本体の両側縁の各面の中央部には長手方向に延びる溝が
    形成されており、前記支柱部材は剛性を有する発泡プラ
    スチック製の長い支柱本体とこの支柱本体の両側面に取
    付けられる木製の細長い部材とから成りかつ前記支柱本
    体は前記細長い部材の両側縁より突出した凸縁を有し、
    これらの凸縁が前記パネル本体の溝内に係合されること
    を特徴とする壁アセンブリ。
  2. 【請求項2】戸口、窓等の開口部の側柱を形成するた
    め、前記支柱部材の発泡プラスチック製の本体は一部を
    変形され、両側面に取付けられた木製の細長い部材の一
    方の側縁に対してのみ突出した凸縁を有し、この凸縁が
    隣接するパネル本体の前記溝内に係合され、支柱部材の
    本体と両側面の細長い部材との他方側縁の平面が前記開
    口部に面するように構成されている特許請求の範囲第1
    項記載の壁アセンブリ。
  3. 【請求項3】複数のパネルと、支柱部材と、やといざね
    とから成る壁アセンブリであって、前記各パネルは剛性
    を有する発泡プラスチック製の長方形の長いパネル本体
    より成りかつこのパネル本体の両側縁の各面の中央部に
    は前記やといざねを嵌合させるための長手方向に延びた
    溝が形成されており、前記支柱部材は剛性を有する発泡
    プラスチック製の長い支柱本体とこの支柱本体の両側面
    に取付けられる木製の細長い部材とから成りかつ、前記
    支柱本体の両側縁の各面の中央部には前記やといざねを
    嵌合させるための長手方向に延びた溝が形成され、前記
    パネル本体に形成された溝及び前記支柱本体に形成され
    た溝に前記やといざねを嵌合させることによって前記パ
    ネル及び支柱部材が相互に連結されることを特徴とする
    壁アセンブリ。
  4. 【請求項4】前記やといざねが木製である特許請求の範
    囲第3項記載の壁アセンブリ。
  5. 【請求項5】前記やといざねが剛性の発泡プラスチック
    製である特許請求の範囲第3項記載の壁アセンブリ。
  6. 【請求項6】戸口、窓等の開口部の側柱を形成するた
    め、前記支柱部材の発泡プラスチック製の本体は一部を
    変形され、本体の一方の側縁の面の中央部にのみ前記や
    といざねを嵌合させるための長手方向に延びた溝を有
    し、この溝と隣接するパネル本体に形成された溝にやと
    いざねを嵌合し、支柱部材の本体と両側面の細長い部材
    との他方側縁の平面が前記開口部に面するように構成さ
    れている特許請求の範囲第3項記載の壁アセンブリ。
  7. 【請求項7】壁の隅角部のコーナー支柱を形成するた
    め、前記支柱部材は一部を変形され、その発泡プラスチ
    ック製の本体は、その断面の形をほぼT字形に形成さ
    れ、その広い幅の側縁面の中央部にのみ前記やといざね
    を嵌合させるための長手方向に延びた溝を形成し、この
    溝を形成した面とは反対側の両側肩部に本体より幅のせ
    まい木製の嵌合材が接着され、コーナー支柱の直角をな
    した2つの平面が壁の隅角部をなすように構成されてい
    る特許請求の範囲第3項記載の壁アセンブリ。
  8. 【請求項8】前記パネルがその発泡プラスチック製本体
    の広い対向する側面の少なくとも一方の面のほぼ中央に
    長手方向に延びた溝を形成され、この溝内に木製の埋込
    材が嵌着されている特許請求の範囲第3項記載の壁アセ
    ンブリ。
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