JPH0243933Y2 - - Google Patents

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JPH0243933Y2
JPH0243933Y2 JP10959484U JP10959484U JPH0243933Y2 JP H0243933 Y2 JPH0243933 Y2 JP H0243933Y2 JP 10959484 U JP10959484 U JP 10959484U JP 10959484 U JP10959484 U JP 10959484U JP H0243933 Y2 JPH0243933 Y2 JP H0243933Y2
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JP
Japan
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locking
frame
decorative plate
frames
locking edges
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JP10959484U
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JPS6125425U (ja
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 商品などの展示場、見本市、その他の会場、会
議場、イベントなどにおいて所要の区画を組立て
るのに使用するパネルに関するものである。
従来のこの種パネルは、ベニヤ板を打ち付けた
一定寸法のフラツシユパネルの複数枚を現場に持
ち込んで、大工などが釘、針金などを用いて連結
した後、経師屋がパネル面に各種デザインの施さ
れた装飾紙を継ぎ足しながら貼着し、照明などの
電気配線を必要とする場合は、さらに電気工事業
者などが配線工事をするというようにして組立て
られ、現場作業が専門を異にする複数の作業者の
分担によつてなされていたから、現場作業に時間
がかかり、作業に要する費用が割高になる。また
パネル面に貼着した装飾紙は、剥離すると、継ぎ
目の部分に切れ目ができるなど破損しやすいの
で、再使用ができない。美感上一定のものを保証
できないなどの諸欠点を有する。
本考案は、上記従来の諸欠点を解消しうる展示
場等の組立用パネルを提供しようとするものであ
る。
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、1はたて、横を一定の規格寸法に合わせて
製作された枠体で、一対のたて枠2,3と、一対
の係止杆を兼ねた横枠4,5と、たて枠2,3間
にそれらの中間の2個所において架設した係止杆
6,7とからなる。たて枠2,3には、角形の金
属パイプが使用されている。横枠4,5には、断
面コの字形の金属杆が使用され、それらの凹面が
相対向するように配設され、それらの平行な側面
板8,8′と9,9′とがそれぞれ相対向する係止
縁10,10′と11,11′とを形成している。
係止杆6,7には、断面H形の金属杆、例えば断
面コの形の金属杆を背中合せに結合した金属杆が
使用され、それらの一方の凹面が相対向するよう
に配設され、それらの平行な側面板12,12′
と13,13′とがそれぞれ相対向する係止縁1
4,14′と15,15′とを形成している。1
6,17は横枠4,5の外側面において一方の端
部から他方の端部にかけて溶接などにより固定し
た角形金属パイプからなる連結管で、それらの両
端が開口している。18,19はたて枠2,3の
ところどころ、例えば3個所に穿設した透孔、2
0,21はたて杆2,3の適当個所、例えば一方
の横枠3に近寄つた個所に穿設した開口部で、こ
れらには、電気配線用のコンセントを取付ける。
22は装飾板で、そのたて、横の寸法を枠体1の
たて、横の寸法に合致させてあり、その表面の全
部または一部には、模様、図柄、鏡、その他各種
の装飾が個別にあるいは適宜組合されて施されて
いる。装飾板22の板材には、木製、紙製、プラ
スチツク製、金属製、その他各種材質製のものが
使用される。装飾板22の裏面の両側には、係止
縁11または11′と嵌合する溝23,23を有
する支持片24,24と、係止縁10または1
0′と隙間25を介して遊嵌する溝26,26を
有する支持片27,27と、係止縁15または1
5′と嵌合する溝28,28を有し、かつ係止縁
14または14′と隙間29を介して遊嵌する溝
30,30を有する支持片31,31とが設けら
れている。
次に、上記の構成よりなる展示場等の組立用パ
ネルの使用態様について説明すると、ホテルその
他の建物の内部における広い空間の床に必要な数
の枠体1を第9図示のように直立した状態でそれ
ぞれ隣接させ、相隣る枠体1,1の連結管16,
16間と17,17間とに連結棒32,33を挿
入し、ビス34,35などで固定する。この場
合、隣接するたて枠2,3の透孔18,19にボ
ルト、ナツトその他適当な連結部品を通して枠体
1,1の連結を補強してもよい。次いで各枠体1
ごとにその表側において装飾板22を第7図示の
ように少し持ち上げながら、各溝26,30を係
止縁10,14に嵌合させるとともに、各溝2
3,28を係止縁11,15の真上において相対
向させる。次いで、各枠体1の持ち上げを解除
し、各枠体1の自重で、第8図示のように各溝2
3,28を係止縁11,15に嵌合させるととも
に、各溝26,30を係止縁10,14に遊嵌さ
せることにより、各装飾板22を各枠体1に係止
する。なお、電気配線を必要とする場合は、予め
各枠体1の開口部20,21にコンセント39,
40をそれぞれ取付け、それらの間をリード線4
1で接続しておく。42は隣接する枠体1,1の
コンセント20,21を連結するコードで、隣接
するたて枠2,3の透孔18,19に通し、また
は通さずに配線する。また連結された複数の枠体
1のうち両極端に位置するたて枠2と3には、そ
れらの端面を被いかくす支柱、例えば、第10図
ないし第12図示のようにたて枠2,3にそれぞ
れ結合する角形の金属パイプ43に、木材などで
装飾板22と一連に接合するように成形した装飾
板44をビス45などで固定した支柱46をそれ
ぞれ取付ける。また二方向に折曲するように連結
された複数の枠体1のうち折曲個所に位置するた
て枠2と3には、それらの端面を被いかくす支
柱、例えば、第13図及び第14図示のようにた
て枠2,3にそれぞれ結合する角形の金属パイプ
47に木材などで装飾板22と一連に接合するよ
う直角に成形した装飾板48をビスなどで固定し
た支柱49を取付ける。なお、枠体1には、床か
ら直立させるものに限らず、床からはなれた適当
な高さに架設するもの、例えばたて枠の寸法を縮
少して、展示場等の出入口の真上や展示されてい
る商品の上方に架設し、これらの枠体に設けられ
ている係止杆に装飾板を上記実施例と同様に係止
して、出入口を飾つたり、商品に対する照明器具
の取付けに利用するものなど適宜寸法のものを採
用しうる。また枠体には、金属以外の材質、例え
ば、木、プラスチツクなどで製作されたものを採
用しうる。
本考案は、相対向する係止杆を上記実施例のよ
うに枠体の横方向に設けるほか、たて方向に設け
て、装飾板を係止するように構成することもあ
る。また装飾板のたて、横両方または片方の寸法
を、枠体のたて、横の寸法よりも拡大し、枠体に
設けられる連結管がかくれるようにしたり、各枠
体を間隔をおいて連結する場合に、その各間隔が
かくれるようにすることもある。また連結された
複数の枠体または装飾板の前面に商品などを飾り
付けるための棚、台、ひな段などを連結したり、
上記枠体の下部連結管を利用して床板を連結した
り、上記枠体の上部連結管を利用して天井を連結
することもある。
本考案は、叙上のように構成したから、装飾板
を枠体に簡単に着脱でき、枠体同志を簡単に連結
したり、連結をはずすことができ、装飾板を各種
の装飾が施されているものを適宜選択して繰返し
使用したり、交換でき、枠体、装飾板、その他の
付属部品を規格化、標準化できて、アルバイトな
ど熟練者以外の者でも展示場等を容易に組立てる
ことができるため、現場作業を従来よりも極力少
くし、作業時間を短縮でき、作業に要する費用を
割安にでき、しかも従来展示場等の組立において
採用されている各種の展開と同様の展開が可能で
あり、一定の美感を保証することもでき、周囲の
雰囲気から独立した望みどおりの展示場等を組立
てることができるなどの諸効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は枠体の正面図、第2図は枠体の一部を切除した
拡大断面図、第3図は枠体の一部拡大断面図、第
4図は装飾板の一部を切除した背面図、第5図は
第4図の右側面図、第6図は枠体に装飾板を係止
する直前の状態を示す斜視図、第7図は装飾板の
支持片を枠体の係止縁に嵌合させる一過程を示す
断面図、第8図は支持片の係止縁に対する嵌合が
完了した状態を示す断面図、第9図は複数の枠体
を連結した状態を示す図、第10図は支柱の一例
を示す断面図、第11図は同支柱の側面図、第1
2図は第11図の右側面図、第13図は支柱の別
の例を示す断面図、第14図は同支柱の側面図で
ある。 1……枠体、2,3……たて枠、4,5……係
止杆を兼ねた横枠、6,7……係止杆、10,1
0′……係止縁、11,11′……係止縁、14,
14′……係止縁、15,15′……係止縁、1
6,17……連結管、22……装飾板、23,2
3……溝、24,24……支持片、26,26…
…遊嵌する溝、27,27……支持片、28,2
8……溝、30,30……遊嵌する溝、31,3
1……支持片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 装飾板と、装飾板の裏面において装飾板を支
    持する枠体とからなり、枠体は、係止縁を有す
    る少くとも2本の杆体が間隔をおき、かつそれ
    らの係止縁が相対向してなる係止杆と、杆体同
    志を連結するための連結部とを備え、装飾板
    は、その裏面に上記各係止縁の一方と嵌合する
    溝を設けた支持片と、上記各係止縁の他方と遊
    嵌する溝を設けた支持片とを備えてなる展示場
    等の組立用パネル。 (2) 係止縁を有する杆体が、断面コの字形の杆体
    からなり、その平行な側面板を係止縁とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の展示場等の
    組立用パネル。
JP10959484U 1984-07-21 1984-07-21 展示場等の組立用パネル Granted JPS6125425U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10959484U JPS6125425U (ja) 1984-07-21 1984-07-21 展示場等の組立用パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10959484U JPS6125425U (ja) 1984-07-21 1984-07-21 展示場等の組立用パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125425U JPS6125425U (ja) 1986-02-15
JPH0243933Y2 true JPH0243933Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30668736

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JP10959484U Granted JPS6125425U (ja) 1984-07-21 1984-07-21 展示場等の組立用パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2996329B2 (ja) * 1993-02-18 1999-12-27 理研軽金属工業株式会社 大型表示枠体

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Publication number Publication date
JPS6125425U (ja) 1986-02-15

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