JP2597740B2 - 端部の手直しを伴うスキー板の製造方法およびこの方法により製造したスキー板 - Google Patents

端部の手直しを伴うスキー板の製造方法およびこの方法により製造したスキー板

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ウィンタースポーツで使用され、雪上およ
び氷上を滑走するためのスキー板に関するものである。
一般に、スキー板は金属エッジを備えた2の下方稜部
に沿って2の側面につながる滑走用の下面を含み、これ
ら両側面は上面につながっている。スキー板はその長さ
に対して比較的幅が狭く、これにより長手方向を画定す
る。スキー板の前端は上方に曲がってアップターン部を
形成し、その後端は僅かに上方に曲がってテール部を形
成し、また該スキー板の中間部は湾曲している。この結
果、スキー板を平らな面上におくと、無荷重の状態では
前部の横断方向接触線と後部の横断方向接触線とで支え
られることになる。
なお、本明細書で使用されるスキー板の「全部接触
線」および「後部接触線」は、それぞれ、JIS S7018-19
90に定義されている用語であるので、以下、その定義に
従う。
「201090 前部接触線:スキー板を平らな面に押し付け
たとき、滑走面が平らな面と接触する範囲の中の最前
部。
201100 後部接触線:スキー板を平らな面に押し付け
たとき、滑走面が平らな面と接触する範囲の中の最後
部。」 現在のスキー板は一般に複合構造を有し、この構造に
おいては、様々な材料を組み合わすことにより、スキー
板を使用する際の機械的応力分布を考慮して、これらの
材料の各々が最適条件で関与するようになっている。例
えば、この複合構造は、一般に、周囲保護部材、曲げ応
力およびねじり応力に耐えるための内部補強部材、並び
に芯部を含む。これらの諸部材は、一般に、スキー板の
最終的な形状(つまり、前部は大きく上方へ曲がってア
ップターン部を形成し、後部は僅かに上方へ曲がってテ
ール部を形成し、中央部は湾曲しているような形状)を
有する成形型内で熱間接合される。スキー板の滑走用下
表面ならびに上表面の良好な均一性を確保するために
は、仕上げ作業が必要となる。
スキー板の比較的複雑な形状を考慮した場合(とりわ
け、アップターンとテールが存在することを考慮した場
合)には、接合作業で比較的複雑な形状の型を使用する
必要がある。同様に、型内での部材間の相対的位置を調
整し、これを保持する作業は、端部に湾曲部が存在する
ため、複雑かつデリケートな作業である。更に、仕上げ
作業は、平面の仕上げ作業に比べると、かなり複雑であ
る。
本発明は、とりわけ、アップターンおよびテールの湾
曲部のないままでスキー板の構造体の接合および形成を
行う中間工程を特に保存する複数工程の製作を可能に
し、それによってスキー板の滑走用下面および/または
上面の仕上げ加工作業を平面上で行えるとともに、接合
前の部材の位置調整および保持を容易にする、スキー板
の新規な製造方法およびスキー板の新規な構造体を提案
することにより、公知の方法の欠点を除去することをそ
の目的とするものである。
本発明の他の目的は、アップターン部およびテール部
のような湾曲部がないことを利用して、スキー板の上面
および下面の同時仕上げを可能にすることを目的とす
る。
接合作業の中間工程および/または仕上げ工程の後
に、湾曲部のないスキー板の両端部は構造体の長さがど
のようであっても邪魔にならないので、該構造体は容易
に保管あるいは輸送ができる。
本発明のまた別の目的によれば、この方法は、スキー
板の同一基礎構造体にアップターンおよびテールの様々
な湾曲形状を付与することにより、同一の下地材から複
数のスキー板形状を作り出すことを可能にする。
本発明の更に別の目的によれば、スキー板の構造体の
接合を、湾曲した(持ち上がった)前部および後部を含
まない特に単純な形状の型およびプレス内で行う。
本発明のまた更に別の目的は、型を更換する必要なし
に、スキー板の差別化および個性化を可能とすることに
ある。
本発明は、スキー板製造用の従来方法すべてに好まし
く適用される。とりわけスキー板の両端について、その
形状を容易に再現できるようにしてスキー板の各種形状
を得ることはしばしば困難であるということが分かる。
本発明は、こうした欠点を取り除き、形状の再現性を著
しく改善することを目的とするものである。
これらの目的ならびに他の目的を達成するために、本
発明に基づく方法は第一工程を含み、この工程において
は、例えば公知の何らかの方法によって、スキー板の構
造部材全体(つまり、中央芯部、補強部材ならびに底部
構造)を含むほぼ平らな下地材を製作する。
この方法は、更に、第二工程、つまり第一工程後の手
直し工程(変形工程)を含み、この工程においては、所
望の最終的湾曲を付与するために下地材の両端の少なく
とも一方の成形を行う。
本発明の一実施態様によれば、予備工程で、スキー板
の基礎構造体中に該構造体の前端または後端の一方に近
接する少なくとも1の手直し区域内に、少なくとも1の
接合面を設ける。この接合面は、構造体の厚み内の中間
部分に沿って、2の部分を分離し、かつ全体として底面
に平行である。手直し(すなわち変形)段階において、
この接合面は、成形中に、構造体のこれら2の部分の対
応する面の一方が他方の上で滑動することを可能にし、
次いで、これらの面は、なんらかの一体化手段によって
該接合面に沿って一体連結される。
スキー板の基礎構造体は、全般的に平坦な少なくとも
1の上部補強部材と全般的に平坦な少なくとも1の下部
補強部材とを含み、かつ接合面はこの上部補強部材と下
部補強部材との間に位置する区域に設けると良い。
第一の可能な態様によれば、予備工程で、接合面を形
成する手直し(変形)区域の2の面は、温度が上昇する
と軟化する可逆性接着剤によって一体連結される。
別の可能な態様によれば、該手直し区域の2の面は、
熱可溶性プラスチック材料のような温度が上昇すると軟
化する材料でできた接着面用の溶着剤によって互いに一
体連結される。
手直し工程の際、成形前または成形中、局所加熱によ
って、該手直し区域内の接合面に沿ってこれら2の面を
分離し、これらが滑動できるようにする。
また別の可能な態様によれば、予備工程において、接
合面を形成する手直し区域の2の面を自由な状態にして
おき、接着も溶着もせずに単に互いが接触した状態にし
ておき、成形後手直しの際にはじめてこれら2の面を一
体連結することができる。この一体化は、鋲打ち、接
着、溶着あるいは他の何らかの方法で行うことができ
る。
有利な一実施様態によれば、予備工程の間、スキー板
の基礎構造体中に、該構造体の前端または後端の一方に
近接した少なくとも1の手直し区域に熱可溶性材料の少
なくとも1のフィルムを配設または製作する。このフィ
ルムは、構造体の厚み内で中間位置を占め、また底面に
ほぼ平行である。第一工程後の手直し工程において、前
述の手直し区域を熱可溶性材料のフィルムの軟化温度よ
りも僅かに高い温度に加熱し、前述の手直し区域を手直
し用の型内で熱間成形して所望の形状をこの区域に与
え、この形状を保持したままで熱可溶性材料のフィルム
が硬化するまで冷却する。
この方法は、アップターンおよび/またはテールの成
形に応用できる。
一実施態様によれば、スキー板の両端のうち少なくと
も一方の端部近傍に熱可溶性材料のフィルムを備えたス
キー板の基礎構造体の中央部分には、熱可溶性材料のフ
ィルムが設けられていない。この場合、予備工程が終わ
った時点で、該中央部分には既に所望の最終的湾曲形状
がスキー板に与えられていると有利である。
他の一実施態様によれば、スキー板の基礎構造体は、
その構造の長さ全体にわたって熱可溶性材料のフィルム
を含む。この場合、手直し段階において、前述のスキー
板の構造体全体を加熱して、アップターンとテールを形
成すると同時に、所望の湾曲を中央部分に付与すること
ができる。
したがって、本発明によれば、このような方法で得ら
れたスキー板は、少なくともその前端または後端に近い
1区域に配設された熱可溶性材料のフィルムを含む。こ
の熱可溶性材料のフィルムは、前端からスキー板の前方
接触線まで延在する区域に設けると有利である。
本発明の他の目的、特徴および長所は添付の図面を参
照して行う特定の実施態様に関する下記の説明より明ら
かとなろう。
第1図および第2図に示されるように、本発明による
スキー板は、公知のように、凹状の滑走用下面2と凸状
の上面3とを有する湾曲した中央部分1を含み、この中
央部分1はスキー板の長さの最大部分を占め、かつアッ
プターン状に持ち上がった前部分4と、同じくテール状
に持ち上がった後部分5とで終端している。後部分5は
比較的短く、また上方への湾曲度も比較的小さい。これ
に対し、これら第1図および第2図に示されるように、
アップターン状の前部分4は後部分よりも長くかつ湾曲
度も大きい。
例えば、大人用のスキー板の場合、中央部分1の長さ
は約1.50mであり、使用されない状態でのその湾曲部の
半径は約30mである。これに対し、前部分4の長さは約2
0cmであり、その半径も約20cmである。後部分5の長さ
は約5cmであり、その半径は約20cmである。
例えば第3図および第4図に示すように、横断面にお
いては、前端および/または後端の付近で、スキー板
は、金属エッジ8および9を備えた2の下方稜部に沿っ
て、2の側面6および7につながっている滑走用下面2
により画定される。側面6および7は上面3につながっ
ている。
公知のスキー板の内部構造は、それぞれ第3図および
第4図に示される2種類に大別できる。
第3図に示すケーソン形構造のものでは、2の側壁1
1、12と1の上部壁10とからなる逆U字形断面の表層100
および同じく逆U字形をした剛性の高いシェル形の上部
補強部材16が芯部13を取り囲み、更に、金属エッジ8、
9、滑走面2を構成するポリエチレン層14、ならびにプ
レート状の下部補強部材15を含む下方部材130が底部を
閉じている。シェル16を覆う表層100はスキー板の装飾
となっている。
芯部13は様々な材料で製作することができる。例え
ば、スキー板の長さのほぼ全体にわたってその中心部を
占めるポリウレタンフォームであっても良い。別の場合
には該芯部13は、スキー板の前端および/または後端近
傍において、プラスチック、金属、ゴム等の適宜な材料
で製作することができる挿入部材である。
第4図に示すサンドイッチ形の実施態様において、該
構造体は、プレート状の上部補強部材16と、第3図の実
施態様の場合と同じ構造を有する下方部材130との間に
配設された芯部13で形成される。下方部材は、とりわ
け、プレート状の下部補強部材15を含む。上部補強部材
は表層100で覆われ、かつ2つの保護用上方稜部17およ
び18によって縁取られる。
以下に説明する本発明の方法は、第3図および第4図
に示すスキー板の構造のどちらにも一様に適用される。
しかしながら、ここでは、この方法は、ケーソン形構造
をした第3図の実施態様に関連して説明することにす
る。
本発明による製造方法は、主として2の工程を含む。
すなわち、構成部材の組立体を含むスキー板の基礎構造
体を比較的平らな下地材101の形に接合する予備工程、
および、この予備工程の後に、下地材101を変形させる
ことによって、スキー板の両端をアップターン状および
テール状に形成し、かつ、必要に応じてスキー板の中央
部分を湾曲させる手直し(変形)工程である。
図示の実施態様において、この方法は、更に、表面の
仕上げ、とりわけ滑走面の仕上げを行う1の中間工程を
含む。
第6図および第7図に示す更に好ましい実施態様にお
いては、予備工程で、スキー板の基礎構造体内で、該構
造体の前端または後端の一方に近接する少なくとも1の
手直し区域に少なくとも1の熱可溶性材料のフィルム20
または21を配設する。このフィルムは構造体の厚み内で
中間位置を占め、かつ底面にほぼ平行である。フィルム
20または21は、上部補強部材16を含む構造体の上部分
と、下部補強部材15を含む構造体の下部分との間に、接
合面22を画定する。以下の説明ならびに特許請求の範囲
において、「接合面」という用語は、必ずしも平面では
ないが長手方向の母線で構成される面を意味する。した
がって、接着、溶着あるいは他のなんらかの手段によっ
て接合面で一体連結が行われない場合には、該接合面を
形成する向かい合った両面は、一方が他方上で長手方向
に滑動することができる。
特定の実施態様において、この第一工程は、下方部材
130と、上部壁10および側壁11、12によって形成される
シェルとの間に、芯部13を配設して、約60℃の温度に熱
した型内で行われる。この場合、例えば下方部材130の
上面に、それぞれ、下方部材130の前端と後端の近傍に
熱可溶性材料のフィルムから成る2の部分20および21を
配設する。これらの部材の全体を、第7図に示すような
ビーム状に接着する。上述したシェルは、最初から、完
成したスキー板が含んでいなければならない湾曲部を中
央部分に備えた湾曲形状を呈するのが好ましい。したが
って、第7図に示される下地材101は湾曲したビーム状
となっている。
第9図は、仕上げ段階の一態様を示す。平らな下地材
101は案内手段30によって並進駆動され、仕上げを行う
面は1または複数の工具102と接触しながら通過する。
この場合、スキー板の上面および下面の仕上げと同時に
行うことができる。
第8図に示すような手直し工程に際して、下地材101
の1または複数の端部を、熱可溶性材料のフィルムまた
は挿入部材20および/または21の軟化温度よりも僅かに
高い温度まで加熱し、かつ熱間でこれらの端部区域を整
形して、所望の形状を付与する。この整形は、例えば、
手直し用の型内で行うことができる。変形の際、第10図
および第11図に示すように、接合面22に沿って滑動が生
じる。下地材の中央部材1は変化しないままであり、構
造体の上部分は該構造の下部分を一体化したままであ
る。これに対し、フィルム20が占める区域においては、
この熱可溶性材料のフィルムの軟化によって、2の矢印
23で示すように、芯部13の下面が下部補強部材15の上面
に対して滑動可能となる。小さい径の円弧に沿って形成
されるスキー板の構造体の上部分24は、大きい径の円弧
に沿って湾曲するスキー板の構造体の下部分に対して移
動しようとする。次に、形状を保持しつつ、熱可溶性材
料のフィルム20、21が硬化するまで冷却する。硬化した
場合には、接合面22に沿ういかなる滑動も不可能にな
り、得られた曲線を維持することができる。また、前端
4をアップターン状に、後端5をテール状に、同時に成
形することも可能であり、この方が好ましい。
上述の実施態様において、熱可溶性材料のフィルム2
0、21は、スキー板の端部区域のみを占める。スキー板
の中央区域には熱可溶性材料のフィルムは設けられな
い。
それにも係わらず、スキー板の長さ全体にわたって熱
可溶性材料のフィルムを設けることもできる。第一工程
で、第7図に示す下地材101が最初から湾曲している場
合には、この熱可溶性材料のフィルムの中央区域は、ス
キー板の前端4および後端5を成形するためその後に行
う手直し工程において特に効果をもたらさない。これに
対し、このような熱可溶性材料のフィルムをスキー板の
全長にわたって使用する場合には、第一工程に際して、
湾曲部のない下地材を製作することが可能である。した
がって、その後の手直し工程の際に、下地材の中央部分
をも加熱して求める湾曲をこの下地材に付与することに
より、下地材を湾曲させることができる。
アップターンを形成する前部区域4においては、スキ
ー板に湾曲を付与しなければならないので、アップター
ンの前端と前部接触線C−Cとの間にある区域全体にわ
たって熱可溶性材料のフィルム20を本発明に基づいて設
けるのが有利である。同様に、スキー板の後端と後部接
触線B−Bとの間にある区域全体にわたって熱可溶性材
料のフィルム21を設けるのが有利である。例えば、第5
図には、下方部材130の上面に取り付けられた2の熱可
溶性材料のフィルム20および21が、上面図で示されてい
る。この結果、本発明による方法で製作したスキー板
は、該スキー板の両端のうち少なくとも一方に近接する
1の区域に(好ましくは、スキー板の両端に近接する2
の区域20および21に)配設されたこのような熱可溶性材
料のフィルムを含む。
手直し(変形)工程において、熱可溶性材料のフィル
ムを含む手直し区域の加熱は、例えば型内で、外部から
熱エネルギーを加えて行うことができる。この場合に
は、スキー板の他の構成部材の融点よりも融点の低い熱
可溶性材料を運ぶ必要がある。すなわち、融点の低い共
重合体とかEVA(エチレン・ビニル・アセテート)型の
共重合体のような熱可溶性材料または他の適宜な熱可溶
性材料を用いて良い結果が得られている。このような材
料でできたフィルムの厚みは10分の2mm程度で十分であ
る。
手直しの際、スキー板の端部を形成するためには、手
直し区域を100℃よりもやや高い温度に加熱すると好都
合である。
上述の実施態様において、接合面22は手直し区域の可
逆的な一体化を保証する可逆性材料の層で形成される。
これに代わるものとして、下地材101内に接合面22を設
けても良い。ただし、この接合面は手直し区域内で該接
合面の両側の面を互いに一体連結するものではない。し
たがって、下地材の構造体の上部分は、中央区域1にお
いてのみ該下地材の構造体の下地分と一体になってお
り、第12図に略示されるように、接合面において、これ
ら2の部分は互いに分離している。このような実施態様
は、例えば、下地材の接合時に、該構造体の中央部分1
において局所的溶着または局所的接着を行うことによっ
て実現することができる。この場合、手直し区域内には
いかなる一体化手段をも設けない。別の変形態様によれ
ば、中央区域1を接着する際、溶着または接着を防止す
る手段を該手直し区域に設けることもできる。この手段
は後で除去され、手直しの時に接合面22において摺動を
可能にする。これらの実施態様においては、接合面22を
形成する2の面を互いに一体連結するため、成形後に一
体化手段の作用を予め考えに入れておく必要がある。こ
の場合には、例えば、接合面22を構成する空間内に接着
剤を流し込んだり、あるいは加熱によって溶着を行うこ
とが可能である。
本発明は、構造体の上部分をその下部分に対して滑動
可能にする接合面22のような単一の面を設けることによ
って実施することもできる。該接合面22は下部補強部材
15の上面に配設するのが有利である。これに代わるもの
として、第14図に示すように、接合面122を上部補強部
材16の下面に沿って配設することもできる。第13図に示
す有利な可能性の場合には、下部補強部材15の上面位置
に下方接合面22を設け、上部補強部材16の下面位置に上
方接合面122を設ける。
フィルム20または21のような接合面を形成する熱可溶
性材料のフィルムは、温度上昇により軟化する可逆性接
着剤で構成しても良い。この接着剤は、下地材101内に
配設される場合には液状であっても良く、あるいは固形
のテープ状であっても良い。
本発明に基づくもう1つの別の可能性として、手直し
成形の後に、接合面の2の接触面を鋲(リベット)打ち
によって一体連結することもできる。
スキー板の両端の少なくとも一方を湾曲させる手直し
工程を含む本発明による方法は、このような変形を可能
にするスキー板の構造体を用意することを必要とする。
構造体の上部分を下部分に対して摺動可能にする接合面
の存在は、この変形を容易にする第一の要素である。し
かしながら、例えば、第3図に示したような逆U字形の
横断面を有する上部補強部材16を含むケーソン型のスキ
ー板の場合には、側壁11および12がスキー板の下面2に
垂直であると、変形は比較的困難になる。したがって、
本発明による方法としては、傾斜した側壁、好ましくは
図示のように上方に向かって傾斜した側壁を有するスキ
ー板の構造体を使用するのが有利である。手直しの際、
これらの側壁は変形を可能にしつつやや末広がりになろ
うとする。
本発明は、すでに詳しく説明してきた実施態様に限定
されるものでなく、冒頭の特許請求の範囲に含まれる各
種の変形実施態様および包括概念を含むものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明によるスキー板の側面図。 第2図は、本発明によるスキー板の上面図。 第3図は、ケーソン形構造の実施態様における、第2図
のA−A面に沿って見たスキー板の横断面図。 第4図は、サンドイッチ構造の実施態様における、第2
図のスキー板のA−A面に沿って見た横断面図。 第5図は、端部区域に配設した熱可溶性材料のフィルム
を示す、第1図のスキー板の上面図。 第6図は、本発明の一実施態様による製造方法の第一工
程を示す斜視図。 第7図は、同方法の第二工程を示す斜視図。 第8図は、本発明によるスキー板の両端部の成形工程を
示す斜視図。 第9図は、仕上げ工程の特定な一実施態様を示す側面
図。 第10図は、本発明による手直し(変形)区域を示す部分
中央縦断面図。 第11図は、第10図の手直し区域の成形後の状態を示す部
分中央縦断面図。 第12図は、別の実施態様における本発明の手直し区域の
部分縦断面図。 第13図は、接合面の別の配置構成を示す横断面図。 第14図は、接合面の更に別の配置を示す横断面図。 [主要部分の符号の説明] 1……(下地材の)中央区域 2……底面 4……前端(アップターン) 5……後端(テール) 13……中央芯部 15……下部補強部材 16……上部補強部材 20、21……熱可溶性材料のフィルム 22……接合面 101……下地材 130……底部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央反り部分と、アップターンを形成する
    湾曲した前端部と、ヒールを形成する湾曲した後端部と
    を含み;かつ中央芯部と、上部補強部材と、下部補強部
    材と、滑走面を構成する底部とからなる構造のスキー板
    を製造する方法において、 a) 前記中央芯部(13)と、上部補強部材(16)と、
    下部補強部材(15)と、底部(2)とを組み立てて、所
    定の厚み分布を有するスキー板基礎構造体を形成し、前
    記スキー板基礎構造体は、その中間位置において熱可溶
    性材料の層を介して貼着された上部分と下部分とを含
    む、ほぼ平坦な前端区域で形成される、予備段階と; b) 少なくとも底部の滑走面を仕上げる工程を含む中
    間段階と; c) 前記スキー板基礎構造体の少なくとも前端区域を
    前記熱可溶性材料の層の軟化点より僅かに高い温度まで
    再加熱する工程と、前記前端区域を加熱して前記熱可溶
    性材料層を軟化させ、前記下部分を前記上部分に対して
    滑動可能にすることにより前記前端区域を所望の湾曲形
    状に加工してアップターン部を形成する工程とを含む、
    手直し段階と; d) 前記アップターン部の所望の湾曲形状を維持し
    て、前記熱可溶性材料の層が硬化するまで、該層を冷却
    する工程を含む、硬化段階と; からなることを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】前記予備段階での組立工程において、前記
    熱可溶性材料の層を位置決めする工程が該層を前記上部
    補強部材と前記下部補強部材との間に配置する工程を含
    むことを特徴とする請求項1による方法。
  3. 【請求項3】前記予備段階での組立工程において、前記
    熱可溶性材料のフィルムを位置決めする工程が該層を前
    記下部補強部材の上側に配置する工程を含むことを特徴
    とする請求項2による方法。
  4. 【請求項4】前記予備段階での組立工程において、前記
    熱可溶性材料のフィルムを位置決めする工程が該層を前
    記上部補強部材の下側に配置する工程を含むことを特徴
    とする請求項2による方法。
  5. 【請求項5】前記上部補強部材(16)が逆U字形断面を
    有すること;および 前記中央芯部と、上部補強部材と、下部補強部材と、底
    部とを組み立ててスキー板基礎構造体を形成する工程
    が、前記中央芯部と、逆U字形の上部補強部材と、下部
    補強部材と、底部とを組み立ててスキー板基礎構造体を
    形成する工程であることを特徴とする請求項1による方
    法。
  6. 【請求項6】前記熱可溶性材料の層が共重合体からなる
    ことを特徴とする請求項1による方法。
  7. 【請求項7】前記熱可溶性材料の層の厚みが約0.2mmで
    あることを特徴とする請求項6による方法。
  8. 【請求項8】前記熱可溶性材料の層がエチレン・ビニル
    アセテートであることを特徴とする請求項6による方
    法。
  9. 【請求項9】スキー板の両端の一方に近接する少なくと
    も1の区域に配設される少なくとも1の熱可溶性材料の
    フィルム(20、21)を含み、前記フィルムは上部補強部
    材と下部補強部材との間にある前記構造体の厚み内で中
    間部分を占め、かつ底面に対し全体的に平行であること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか1の方法によっ
    て製造されるスキー板。
  10. 【請求項10】スキー板の前端から前部接触線(C−
    C)まで延在する区域内に配設される前記熱可溶性材料
    のフィルムを含むことを特徴とする請求項9によるスキ
    ー板。
  11. 【請求項11】前記上部補強部材(16)の側壁が傾斜し
    ていて、前記手直し工程の際に、前記上部補強部材の変
    形を促進することを特徴とする、請求項9または10によ
    る、上部補強部材が逆U字形断面を有するケーソン型構
    造のスキー板。
JP2228524A 1989-09-05 1990-08-31 端部の手直しを伴うスキー板の製造方法およびこの方法により製造したスキー板 Expired - Lifetime JP2597740B2 (ja)

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