JPS5850562B2 - 異形集成材の製造方法 - Google Patents
異形集成材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5850562B2 JPS5850562B2 JP8944379A JP8944379A JPS5850562B2 JP S5850562 B2 JPS5850562 B2 JP S5850562B2 JP 8944379 A JP8944379 A JP 8944379A JP 8944379 A JP8944379 A JP 8944379A JP S5850562 B2 JPS5850562 B2 JP S5850562B2
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- JP
- Japan
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- laminated
- mold
- shaped
- female
- shaped member
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- Expired
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- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は複数枚の木質単板を屈曲成形して積層接着し
た異形集成材の製造方法に関するものである。
た異形集成材の製造方法に関するものである。
従来、飾り縁等に使用する断面略U字状の異形集成材は
つぎのようにして製造している。
つぎのようにして製造している。
すなわち、まず、複数枚の木質単板にそれぞれ接着剤を
塗布して積層する。
塗布して積層する。
ついで、この積層単板をU字金型凹・凸面を有す6る雌
・雄金型で加熱圧締することにより屈曲成形しかつ積層
接着して第1図に示すU形材1を形成し、一定時間経過
後このU形材1を金型から取出す。
・雄金型で加熱圧締することにより屈曲成形しかつ積層
接着して第1図に示すU形材1を形成し、一定時間経過
後このU形材1を金型から取出す。
この場合、U形材1を構成する各木質単板のばらつき、
あるいは曲げ成形そのものの影響により、U形材1の両
側片先端面2は不揃いになっている。
あるいは曲げ成形そのものの影響により、U形材1の両
側片先端面2は不揃いになっている。
この部分は、加圧成形される場合もあり、またされない
場合もあるが、いずれにしても建築用材としては不要部
分である。
場合もあるが、いずれにしても建築用材としては不要部
分である。
そこで、U形材1を金型から取り出した後、このU形材
1を第1図の想像線で示す位置Aで切断してその両側片
先端面を面一に仕上げている。
1を第1図の想像線で示す位置Aで切断してその両側片
先端面を面一に仕上げている。
しかしながら、この切断作業のために、1台の独立した
機械と作業者が必要となり、また製造工程数が増大する
という問題を有していた。
機械と作業者が必要となり、また製造工程数が増大する
という問題を有していた。
したがって、この発明の目的は、製造工程数の低減およ
び省力化を図ることができる異形集成材の製造方法を提
供することである。
び省力化を図ることができる異形集成材の製造方法を提
供することである。
この発明の一実施例を第2図ないし第4図を用いて説明
する。
する。
すなわち、この異形集成材の製造方法は、第2図に示す
ように、複数枚の突板単板3にそれぞれ接着剤を塗布し
て積層し、この積層した突板単板3を、第3図に示すよ
うに雌・雄金型4,5で加熱圧締することにより屈曲成
形しかつ積層接着してU形材6を形成する。
ように、複数枚の突板単板3にそれぞれ接着剤を塗布し
て積層し、この積層した突板単板3を、第3図に示すよ
うに雌・雄金型4,5で加熱圧締することにより屈曲成
形しかつ積層接着してU形材6を形成する。
この場合、雌金型4は、上面構成片4aと斜面構成片4
b。
b。
4cと側面構成片4d、4eと保持片4f、4gとから
なり、圧締前においては各片4a〜4gは第2図に示す
状態にあり、一方、圧締時においては、各片4a〜4g
が全体的に降下するとともに、上面構成片4a、斜面構
成片4 b t 4 c、保持片4 f t 4 gが
相対的に垂直方向にスライドし、かつ側面構成片4d、
4eが保持片4 f 、4 gに押圧されて側方ヘスラ
イドし、その結果各構成片4a〜4eによって略U字状
金型凹面を形成してU形材6の外周面を押圧成形する。
なり、圧締前においては各片4a〜4gは第2図に示す
状態にあり、一方、圧締時においては、各片4a〜4g
が全体的に降下するとともに、上面構成片4a、斜面構
成片4 b t 4 c、保持片4 f t 4 gが
相対的に垂直方向にスライドし、かつ側面構成片4d、
4eが保持片4 f 、4 gに押圧されて側方ヘスラ
イドし、その結果各構成片4a〜4eによって略U字状
金型凹面を形成してU形材6の外周面を押圧成形する。
一方、雄金型5は、雌金型4の略U字状金型凹面に対応
する略U字状金型凸面5aを有し、この略U字状金型凸
面5aによりU形材6の内周面を押圧成形する。
する略U字状金型凸面5aを有し、この略U字状金型凸
面5aによりU形材6の内周面を押圧成形する。
この雄金型5はまた、カッター7をスライドガイドする
水平ガイド面5bを有し、この水平ガイド面5bと略U
字状金型面5a間にはカッター7の切刃7aを嵌入する
切欠凹部5cを形成し、かつこの切欠凹部5cの天井面
にカッター7の切刃7aと摺動する切刃8を設けている
。
水平ガイド面5bを有し、この水平ガイド面5bと略U
字状金型面5a間にはカッター7の切刃7aを嵌入する
切欠凹部5cを形成し、かつこの切欠凹部5cの天井面
にカッター7の切刃7aと摺動する切刃8を設けている
。
これら雌・雄金型4,5によりU形材6を形成したのち
、第4図に示すように、カッター7を雄金型5の水平ガ
イド面5b上をスライドさせて雌・雄金型4゜5の金型
面からはみ出したU形材6の両側片先端部6aを切断除
去し、両側片先端面の面一なU形異形集成材仔を形成す
る。
、第4図に示すように、カッター7を雄金型5の水平ガ
イド面5b上をスライドさせて雌・雄金型4゜5の金型
面からはみ出したU形材6の両側片先端部6aを切断除
去し、両側片先端面の面一なU形異形集成材仔を形成す
る。
この場合、雌金型4の下面と雄金型5の切欠凹部5Cの
天井面とは面一になるように寸法設定してあり、カッタ
ー7によるU形材6の切断を容易にするとともに、切断
面の仕上りが良好となるようにしている。
天井面とは面一になるように寸法設定してあり、カッタ
ー7によるU形材6の切断を容易にするとともに、切断
面の仕上りが良好となるようにしている。
また、カッター7を作動する力は油圧が最も一般的であ
るが、その他エアー圧あるいはプレスの型締力を利用す
ることもできる。
るが、その他エアー圧あるいはプレスの型締力を利用す
ることもできる。
このように積層した突板単板3を雌・雄金型4゜5で加
熱圧締してU形材6を形成し、このU形材6を雌・雄金
型4,5で圧締保持した状態でU形材6の両側片先端部
6aを切断除去してU形異形集成材6′を形成するよう
にしたため、すなわちプレス加工と切断工程を一体にし
たため、異形集成材σの製造工程数を低減できるととも
に、切断工程のための独立した機械と作業者が不要とな
ってその分省力化を図ることができる。
熱圧締してU形材6を形成し、このU形材6を雌・雄金
型4,5で圧締保持した状態でU形材6の両側片先端部
6aを切断除去してU形異形集成材6′を形成するよう
にしたため、すなわちプレス加工と切断工程を一体にし
たため、異形集成材σの製造工程数を低減できるととも
に、切断工程のための独立した機械と作業者が不要とな
ってその分省力化を図ることができる。
なお、U形材6から切断された両側片先端部6aの雌・
雄金型4.5からの除去は、手で取り除くこともでき、
また、自動化して長手方向へ移動するブツシャあるいは
クランパを用いて取り除くこともできる。
雄金型4.5からの除去は、手で取り除くこともでき、
また、自動化して長手方向へ移動するブツシャあるいは
クランパを用いて取り除くこともできる。
いずれにしても、両側片先端部6aは接着剤で固着して
一体となっているので、その除去は容易である。
一体となっているので、その除去は容易である。
以上のように、この発明の異形集成材の製造方法は、複
数枚の木質単板にそれぞれ接着剤を塗布して積層し、こ
の積層単板をU字金型凹・凸面を有する雌・雄金型で加
熱圧締することにより屈曲成形しかつ積層接着してU形
材を形成し、このU形材を前記能・雄金型で圧締保持し
た状態で、それらの金型面からはみ出したU形材の両側
片先端部を金型端面に沿って移動するカッターで切断除
去するため、製造工程数の低減および省力化を図ること
ができるという効果がある。
数枚の木質単板にそれぞれ接着剤を塗布して積層し、こ
の積層単板をU字金型凹・凸面を有する雌・雄金型で加
熱圧締することにより屈曲成形しかつ積層接着してU形
材を形成し、このU形材を前記能・雄金型で圧締保持し
た状態で、それらの金型面からはみ出したU形材の両側
片先端部を金型端面に沿って移動するカッターで切断除
去するため、製造工程数の低減および省力化を図ること
ができるという効果がある。
第1図は従来方法により製造したU形材の斜視図、第2
図ないし第4図はそれぞれこの発明の一実施例の説明図
である。 3・・・突板単板、4・・・雌金型、5・・・雄金型、
6・・・U形材、6a・・・両側片先端部、6′・・・
U形異形集成材、7・・・カッター。
図ないし第4図はそれぞれこの発明の一実施例の説明図
である。 3・・・突板単板、4・・・雌金型、5・・・雄金型、
6・・・U形材、6a・・・両側片先端部、6′・・・
U形異形集成材、7・・・カッター。
Claims (1)
- 1 複数枚の木質単板にそれぞれ接着剤を塗布して積層
し、この積層単板をU字金型凹・凸面を有する雌・雄金
型で加熱圧締することにより屈曲成形しかつ積層接着し
てU形材を形成し、このU形材を前記雌・雄金型で圧締
保持した状態でそれらの金型面からはみ出したU形材の
両側片先端部を金型端面に沿って移動するカッターで切
断除去することを特徴とする異形集成材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8944379A JPS5850562B2 (ja) | 1979-07-14 | 1979-07-14 | 異形集成材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8944379A JPS5850562B2 (ja) | 1979-07-14 | 1979-07-14 | 異形集成材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5613103A JPS5613103A (en) | 1981-02-09 |
JPS5850562B2 true JPS5850562B2 (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=13970815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8944379A Expired JPS5850562B2 (ja) | 1979-07-14 | 1979-07-14 | 異形集成材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850562B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030277A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-15 | Hitachi Ltd | ビデオカメラの信号処理回路 |
JPS6115472A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-23 | Akai Electric Co Ltd | 映像信号の輪郭補正回路 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6292071U (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-12 |
-
1979
- 1979-07-14 JP JP8944379A patent/JPS5850562B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030277A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-15 | Hitachi Ltd | ビデオカメラの信号処理回路 |
JPS6115472A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-23 | Akai Electric Co Ltd | 映像信号の輪郭補正回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5613103A (en) | 1981-02-09 |
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