JPS633816Y2 - - Google Patents

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JPS633816Y2
JPS633816Y2 JP13271582U JP13271582U JPS633816Y2 JP S633816 Y2 JPS633816 Y2 JP S633816Y2 JP 13271582 U JP13271582 U JP 13271582U JP 13271582 U JP13271582 U JP 13271582U JP S633816 Y2 JPS633816 Y2 JP S633816Y2
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JP
Japan
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mold
convex
dimensional decorative
convex portion
convex part
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JP13271582U
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JPS5938003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、仮板に盛り上がり部が形成されそ
れによつて立体感が付与されている立体化粧板製
造用の立体化粧板用型装置に関するものである。
一般に、第1図に示すように、板面に盛り上が
り部1を有する立体化粧板2は、上記盛り上がり
部1に対応する凹部を型面にもつ下型とこの凹部
に対応する凸部を型面にもつ上型とで、複数枚の
コア単板と表層単板との積層体を加圧成形するこ
とにより製造されている。この場合、上型の凸部
のコーナー部は、第2図に示すように、その曲面
R1,R2,R3部の加工に手間がかかり、またそれ
自身の表面平滑性を高めることにも手間がかかつ
ていた。コーナー部の表面平滑性が欠けると、こ
の部分の加圧により形成される立体化粧板の盛り
上がり部1(第1図)の斜面の平滑性が欠けるよ
うになり好ましくないからである。このように、
これまでの立体化粧板用型装置は、上型の凸部の
コーナー部の曲面部の加工およびコーナー部の表
面平滑加工に著しい手間を要することから、その
改善が望まれていた。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、型面に凸部をもつ第1の型とこの第1の型
に対応する第2の型を備えた立体化粧板用型装置
であつて、第1の型として、基台に、凸部形成用
の凸片をもつ複数個の割型がその凸片を合わせて
凸部を形成した状態で取り付けられ、その凸部の
根元部に、傾斜表面をもつコーナー部材が設けら
れ、型面のうちの少なくとも凸部の表面部分に平
滑シートが交換自在に設けられているものが用い
られていることを特徴とする立体化粧板用型装置
をその要旨とするものである。
すなわち、この装置によれば、上記のような問
題を全て解消しうるのである。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて説明す
る。
第3図はこの考案の一実施例の断面図、第4図
はその要部拡大図である。これらの図において、
3は上型基板で、凸部形成用の凸片4をもつ複数
個の割型5が凸片4を合わせて凸部6を形成した
状態でねじ7によりら着され、全体で上型3aを
構成している。この凸部6の根元部には、傾斜表
面をもつコーナー部材8が配設されている。凸部
6の上面には、樹脂製のシート9が交換自在に設
けられ、割型5の凸片4の合わせ目(段差)を吸
収するようになつている。また、型面の他の部分
にも樹脂製のシート9が交換自在に設けられてい
る。10は下型基板で、上型3aの凸片4に対応
する切欠部11をもつ複数個の割型12が切欠部
11を合わせて凹部13を形成した状態でねじ7
によりら着され、全体で下型10aを構成してい
る。上記上型基板3および下型基板10はそれぞ
れ熱板(図示せず)に接していて、熱板からの熱
を上型3aおよび下型10aに伝達するようにな
つている。なお、14は、複数枚のコア単板15
と表層単板16とを積層した積層体である。
この構成において、上型3aと下型10aとで
積層体14を加圧成形することにより、立体化粧
板が得られる。
この立体化粧板用型装置は、割型5を用いて、
コーナー部材8付き凸部6(第4図)をもつ上型
3aを形成するため、上型3aの型面に、第2図
のように、凸部を形成してコーナー部の曲面加工
および平滑加工する場合に比べて製作が容易にな
る。すなわち、コーナー部の形成は、予め研磨さ
れた傾斜表面をもつコーナー部材8を取り付ける
ことにより行いうるため、作業が簡単になり、立
体化粧板用型装置の製作が容易になるのである。
また、この立体化粧板用型装置によれば、成形品
の表面形状が微妙に異なるようになり、手づくり
の風合を生じさせうるようになる。
以上のように、この考案の立体化粧板用型装置
は、型面に凸部をもつ第1の型とこの第1の型に
対応する第2の型を備えた立体化粧板用型装置で
あつて、第1の型として、基台に、凸部形成用の
凸片をもつ複数個の割型がその凸片を合わせて凸
部を形成した状態で取り付けられ、その凸部の根
元部に、傾斜表面をもつコーナー部材が設けら
れ、型面のうちの少なくとも凸部の表面部分に平
滑シートが交換自在に設けられているものが用い
られているため、これまでのようなコーナー部の
曲面部の加工およびコーナー部の表面平滑加工が
不要になり製作が容易になる。また、この装置に
よれば、成形品の表面形状が微妙に異なるように
なるため、成形品に手づくりの風合をもたすこと
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は立体化粧板の斜視図、第2図はその製
造に用いる従来の型装置の上型の要部拡大断面
図、第3図はこの考案の一実施例の構成図、第4
図はその要部拡大断面図である。 3a……上型、4……凸片、5,12……割
型、6……凸部、8……コーナー部材、9……樹
脂製シート、10a……下型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型面に凸部をもつ第1の型とこの第1の型に対
    応する第2の型を備えた立体化粧板用型装置であ
    つて、第1の型として、基台に、凸部形成用の凸
    片をもつ複数個の割型がその凸片を合わせて凸部
    を形成した状態で取り付けられ、その凸部の根元
    部に、傾斜表面をもつコーナー部材が設けられ、
    型面のうちの少なくとも凸部の表面部分に平滑シ
    ートが交換自在に設けられているものが用いられ
    ていることを特徴とする立体化粧板用型装置。
JP13271582U 1982-08-31 1982-08-31 立体化粧板用型装置 Granted JPS5938003U (ja)

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JP13271582U JPS5938003U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 立体化粧板用型装置

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JP13271582U JPS5938003U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 立体化粧板用型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938003U JPS5938003U (ja) 1984-03-10
JPS633816Y2 true JPS633816Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30299616

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JP13271582U Granted JPS5938003U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 立体化粧板用型装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61144801A (ja) * 1984-12-19 1986-07-02 キヤノン株式会社 感圧制御装置
JPH0654042U (ja) * 1993-09-01 1994-07-22 キヤノン株式会社 カメラのズームスイッチ装置

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Publication number Publication date
JPS5938003U (ja) 1984-03-10

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