JPS6114423Y2 - - Google Patents

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JPS6114423Y2
JPS6114423Y2 JP4036081U JP4036081U JPS6114423Y2 JP S6114423 Y2 JPS6114423 Y2 JP S6114423Y2 JP 4036081 U JP4036081 U JP 4036081U JP 4036081 U JP4036081 U JP 4036081U JP S6114423 Y2 JPS6114423 Y2 JP S6114423Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
board
decorative
gypsum
base paper
boards
Prior art date
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Expired
Application number
JP4036081U
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English (en)
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JPS57154740U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6114423Y2 publication Critical patent/JPS6114423Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加工特性の良好な石膏ボードを活用
し、外観審美性の特に優れた天井ボード、壁ボー
ド等の化粧ボードを廉価に提供するようにしたも
のである。
而して本考案に於いて予期される主たる目的の
一つは不燃性の且つ立体的な吸音構造を表面部に
有する天井ボード等を型込めないしは圧絞その他
の格別の処理工程を要することなく垂直カツター
等による研削処理をもつて極めて簡便且つ低廉に
提供せしめ得るようにした点におかれたものであ
る。
次いで本考案に於いて予期される他の主たる目
的の一つは斯かるカツター等による研削処理、就
中溝の割設手法を活用したことをもつて、その表
面形状の自在な変更を可能とし、格別コストに影
響を与えることなく容易に多種類の異なる形状の
製品作出を約束し、もつて規格量産はもとより多
品種少量生産に対しても的確に即応せしめ得るよ
うにした点におかれたものである。
更に本考案に於いて予期される他の主たる目的
の一つは比較的吸音特性に優れた石膏ボードを更
に遮音表面を立体的とすることによつてその吸音
端表面を極力拡げるようになすと共に発生音に対
し複雑な反射、緩衝を誘起せしめ、もつて的確な
吸音ないしは消音を保護せしめ得るようにした点
におかれたものである。
次いで又本考案に於いて予期される他の主たる
目的の一つは石膏ボードに於けるボード原紙の一
方を切除し残るボード原紙を中間に介在して石膏
ボードを二層としたことによつて、単に石膏ボー
ドを二層とした積層合板に比し、両ボードの一体
性が強固とされたものであり、特に化粧面の作出
によつて劣弱とされる石膏ボードの脆弱化を有効
に補償せしめ得るようにした点におかれたもので
ある。
更に又本考案に於いて予期される他の主たる目
的の一つは石膏ボードに於ける平面的な外観特性
による画一的な化粧特性を回避し、立体感並びに
質量感のある化粧粗面を作出せしめ得るようにし
た点におかれたものである。
而して本考案に於いて予期される他の種々なる
目的は以下の説明をもつて順次明白にされたもの
であつて、本考案は斯かる諸特性の適切且つ合目
的々な奏効を期すべく特に其の構成の要旨を一側
面ボード原紙を切削除去された石膏ボードに於け
る該切削面上に他の石膏ボードを積層貼着し、且
つ該積層ボードの両端面又は一端面を凹凸様化粧
面とした点に置き、又かゝる構成の要旨に伴う以
下の具体的な実施例並びにこの実施例に附随する
相当の設計変更を予定したものである。
以下本考案の詳細を図面に示す典型的な一実施
例について説明するに、a並びにbは石膏ボード
であつて、これが積層貼着された所謂合板構造と
されたものである。
而して、石膏ボードa又はbのいずれか一方の
接着面に於けるボード原紙1を切削除去し、ボー
ドa−bを一枚のボード原紙1のみを介在して接
着せしめるようになすと共に、合板構造とされた
ボードa、bの端面のいずれか一方又は両方に化
粧凹凸模様2を適宜の手法をもつて作成せしめる
ようにしたものである。
尚、この化粧凹凸模様2の作出手法としてボー
ドa又はbの端面を切削することが概ね予定され
てものであつて、石膏ボード個数の良好な切削性
よりして種々の形状の化粧凹凸模様2の作出が極
めて容易に且つ低コストをもつて約束されたもの
である。
尚又、この切削による化粧凹凸模様2の構成に
於いてはボード原紙1を残してボードa又はbの
端面を切削する場合と、これ等ボード原紙1を全
く除去するかたちに於いて切削成形する手法とが
予定されたものであつて、そのいずれに於いても
所期の化粧特性を有するボード材の提供を可能と
したものである。
次いで化粧凹凸模様2の作出に於いては積層す
べきボードa又はbのいずれか一方又は両方に於
ける非接着端面に予め化粧凹凸模様2を形成すべ
く石膏の鋳込み、型付けが予定されたものであつ
て、かゝる手法に於いても叙上に於けると同様の
化粧特性を有するボード材の提供可能としたもの
である。
本考案に係る石膏化粧ボードは叙上に於ける特
長ある構成、就中ボード間に於ける介装ボード原
紙を一重とし、且つボードa、bの両面又はいず
れか一面のボード肉3を切除して凹凸模様を附す
ると共に、この切削面を外部に露呈せしめるよう
にしたことによつて前記せる諸特性の具体的な奏
効を期し得たものである。
即ち、本考案に係る石膏化粧ボード材はボード
a、bの接合がボード原紙1相互の接着によるこ
となく、通例のボード肉3に対するボード原紙1
の一対附着性を活用して相互のボードa、bを接
合したことによつて、ボードa、bは完全に一致
の板材として機能したものであり、介装されるボ
ード原紙1はこれ等積層ボード材の補強手段とさ
れたものである。
かゝるボード原紙1の埋設構造体は、化粧凹凸
模様2の作出によるボード材に於ける曲げ強度特
性、耐衝撃特性等の劣化を有効にカバーして余り
あるものであつて、相当の深さ寸法を有する化粧
凹凸模様2の作出を可能としたものである。
かゝるボード材に於ける特性は勿論石膏ボード
を単純に二層とした合板構造体に於いては予期し
がたいものであつて、かゝる一般的な合板構造体
に於いてはボード原紙相互が接着されていること
よりして外部衝撃、曲げ応力等により接合面の剥
離を容易に誘起したものである。
次いで凹凸模様2により従前平面的とされてい
た石膏ボードに於ける化粧面を立体的な奥行きの
あるものとし、又切削等によりボード肉3を露呈
して質量感に溢れるものとしてボードに於ける化
粧特性を特に良好としたものである。
尚叙上に於ける作成凹凸模様2面を保護する目
的に於いて模様2の表面に塩ビフイルム等の樹脂
フイルム4を適宜被装し、ボード肉3の露呈部分
を被覆して肉3の毀傷損、殊に衝撃圧による肉質
部の崩れ、乾湿による肉質部のクラツク発生等を
有効に防止するようになすと共に表面特性、特に
随意の色調、模様、光択を有する化粧ボードの提
供を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る石膏化粧ボードの典型的
な一実施例を示す断面図、第2図ないし第4図は
他の実施例を示す断面図である。 尚、図中a,b……石膏ボード、1……ボード
原紙、2……凹凸模様、3……ボード肉、4……
フイルムを示したものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一側面ボード原紙を切削除去された石膏ボー
    ドに於ける該切削面上に他の石膏ボードを積層
    貼着し、且つ該積層ボードの両端面又は一端面
    を凹凸様化粧面としたことを特徴とする石膏化
    粧ボード。 (2) 前記化粧面をボード面の切削化粧面としたこ
    とを特徴とする登録請求の範囲第1項記載に係
    る石膏化粧ボード。 (3) 前記化粧面をボード面の鋳込型枠化粧面とし
    たことを特徴とする登録請求の範囲第1項記載
    に係る石膏化粧ボード。 (4) 前記化粧面に於けるボード原紙の一部を切除
    せしめるようにしたことを特徴とする登録請求
    の範囲第1項記載に係る石膏化粧ボード。 (5) 前記化粧面に於けるボード原紙の全てを切除
    せしめるようにしたことを特徴とする登録請求
    の範囲第1項記載に係る石膏化粧ボード。 (6) 前記化粧面に樹脂フイルムを被装せしめるよ
    うにしたことを特徴とする登録請求の範囲第1
    項記載に係る石膏化粧ボード。
JP4036081U 1981-03-20 1981-03-20 Expired JPS6114423Y2 (ja)

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JP4036081U JPS6114423Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JP4036081U JPS6114423Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS57154740U JPS57154740U (ja) 1982-09-29
JPS6114423Y2 true JPS6114423Y2 (ja) 1986-05-06

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ID=29837472

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