JPS59135107A - 形どりしたパネルエツジ上に細片を接着する方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成の、弾力性と柔軟性のある材料のストリ
ップまたは木製の張合わせ用ストリップを、正面に張合
わせたパネルの形どりしたエツジに接着するための工程
ならびに装置に関するものである。

例えば、木材の削りくずでつくられ、少なくとも１つの
球状プロファイルをもつエツジ上に張合わされたパネル
を用い、形どりしたエツジを木製の張合わせ用ストリッ
プまたはこのような目的に適した板紙または合成材料で
つくられたストリップで裏打ちする方法はすでに知られ
ている。

また、過去には、プロファイルをつけたエツジの裏打ち
はパネルの裏打ちに用いるベニアとは異なるもので行な
い、プロファイルをつけたエツジの近辺には、プロファ
イルをつけたパネルのエツジに量感のある木材のブロッ
クを接着したように量感のある木材のブロックを接着し
たような印象を与えるようなコントラストをつける傾向
も見られた。

この場合には、よく知られているふち取り機械を用いて
、裏打ち材料の細片をエツジのほぼ屯直な部分に当てて
接着する方法がとられる。

次に、この裏打ち用細片をプロファイルに完全に接着し
、１二下方向に形どりし、最後にプロファイルの一１二
下両端部で各１組の２組の工具を用いてトリミングを行
なうことになる。

このすでに知られている方法には、プロファイルをつけ
たエツジに接着された裏打ち用ストリップ（細片）のト
リミングに，２組の別のトリミング１具が必要であり、
したがって費用がかなり高くなり、また機械の長さもか
なり大きくなるという欠点がある。

プロファイルが、上側パネル面と下側パネル面を結合さ
せて半円をつくるようなものである場合には、すでに知
られている方法では、裏打ち用細片をエツジのほぼ垂直
な部分に沿って予備接着し、次に裏打ち材をすでに知ら
れているローラで上下に曲げ、パネルのエツジに沿って
丸いプロファイルをつけることになる。この方法では、
パネル正面のベニアが，丸いエツジの裏打ち用にとりつ
けられた裏打ち用細片と完全に突きあうようにするため
に、幅がきわめて正確なロータリ●カット式ベニアかま
たは接着した合成材料の裏打ち用細片の幅は必ずしも正
確でも一定でもなく，またパネル正面を覆っているベニ
アやエツジの裏打ち材料にもトリミングの欠点がある場
合があるため、この条件は必ずしも満たされない。また
さらに、すでに知られている方法を用いる場合には、正
面のベニアと裏打ちのエツジの間の接合部で、接着剤が
望ましくないあふれを起し、縦方向に接着剤の塊ができ
、そのためにその後の研磨あるいはワニス塗り工程で面
倒が生じることが避けられない。

本発明の目的は，従来の技術が有している欠点を除去し
た新しい工程および装置を提供し、機械の消耗を減らし
、ベニアのパネルのエツジに細片を裏打ちする際に細片
がパネル正面のべニアと常に（Ｆ確に突き合うようにし
、同時に接合部での接着剤の塊の形成を避け、また裏打
ち材の細月のトリミングに１組の工具しか必要としない
ようにすることである。

ｊｉｉｊ記１」的は、本発明によれば、ａ）　ｉＪＥ面
側に張り合わされまたは裏打ちされ、望ましいブＣファ
イルを形成する五めに機械加工され、同時にパネル正面
に添付された裏打ち材または張り合わせ材をトリミング
し、水モ面」二に小さな基準用切込みをつけたパネルを
用い、 ｂ）その後で水平面に配置し、切込みの方向に押しつけ
、さらに常に水平面となるように接着した裏打ち用細片
を用い、 Ｃ）ト記裏打ち用細片は、一定に折り重ねられてプロフ
ァイルに接着されるようにし、さらに ｄ）裏打ち段階の終りに、パネルのエツジから余分にぶ
らさがっている裏打ち用細片をトリミングしてとり除く
ことによって達成される。

この工程は、ロール状に巻きとったあるいはＬ部パネル
面に平行に配置された裏打ち用細片を収めたマガジンで
構成され、前記マガジンは抽出、供給用ローラと連結さ
れ、このローラのシャフトは水平面内に配置され、前記
ローラの後には接着用ユニットと、さらに裏打ち用材料
を水平面状および股上の切込みプロファイルに対して圧
しつけるための別の水平シャフトのローラが取りつけら
れているような装置を用いて行なうことが望ましい。

本発明の他の利点および特徴は、添付図面に示した実施
例に関する以下の説明から明らかとなろう。

図中第１．第１図ａ〜第５，５図ａは、工程の各種段階
を示したもので、まず断面図、続いて平面図の順で示さ
れている。第６図は本発明における「程を遂行するため
に適した装置を図式的に示したものである。

第１図に示すように、パネルｌは、例えば、上側（前８
）に張合わせ層２が、また下側に張合わせ層３が張合わ
されている。パネルは、すでに知られている方法で、コ
ンベア・ベルト４により在来型のふち取り機械（図示せ
ず）に送られる。

第１図には、さらに、チップを取り除くことでプロファ
イルをつけたエツジ６をつくるための平削り工具も示さ
れている。この工具は、チップを取り除くと同時に、２
ａの点でパネルｌの１一部木平面−ヒのベニア２をトリ
ミングして小さな切込み状の段をつくる。この段の高さ
は。

充填用の細片７の厚Ｓに対応している。

第２図では、パネルｌのプロファイルをつけたエツジ６
の裏打ち用細片７が、前につくられたす」込み状の段２
ａのところで−１−記パネル１に対して水平に配置され
、次に第１にローラ８で切込み状の段２ａに対して押し
つけられ、同時に第２図の２ｂで示される水平部分に接
着されることが示されている。

細片７の自由なエツジは、できればばね手段９を用いて
、やや矢印ｉの方向、すなわち切込み状の段２ａの方向
へ押しつけることが望ましい。

第２図および第２図ａは、ローラ８の後に第２のローラ
１０が配備されていることを示したものである。このロ
ーラｌＯは、上から下に進む形どり段階とともに、プロ
ファイル６のまわりで裏打ち用細片７を形どりすること
で裏打ち段階を継続するために用いられる。この形どり
段階は、第４図および第５図に示されているような垂直
軸をもつ第３のローラ１２で完了する。

最後に、パネルｌの下方エツジには、裏打ち用細片７の
余分な部分を取り除くための平削り用丁具１３が配備さ
れている。

この工程では、第１，１図ａ〜第５．５図ａに図示され
るように、トリミング用のユニット１３を１つだけ用い
て、プロファイルのついたエツジを裏打ちすることが可
能である。

切込み状の段２ａに沿ったベニア２と裏打ち用細片７の
間の接合部には、突出しているものもなければ欠けてい
る部分もなく、ベニア２は細片７と、切込み状の段２ａ
と接合部に沿って完全な形で突き合わされ、また、細片
７の形どりのために、接合部２，２ａ、７から離れると
きでも浸出した接着剤がつかず、したがって、この後の
作業段階にきわめて好都合である。

上述の方法にしたがって細片７をとりつける場合、第６
図に示した装置を用いれば特に好都合である。この装置
は、パネルｌの形どりしたエツジの裏打ちのために必要
な裏打ち用細片７または類似の材料（ロール状になって
いるかあるいは切り離された片の包みの状態になってい
る）を受けるためのマガジン１４で構成されている。こ
のマガジン１４は、パネルｌの上に配置されており、公
知のふちとり機械の一部であるコンベア・ベルト４に、
・よって矢印ｆの方向へ前方へ動かされる。パネルｌの
底部にある細片７は、針ローラ１５および細片７を引き
出し、接着用または加熱用ローラ１７へ送る引き出しロ
ーラ１６に連結され、これらのローラの後には、細片７
を案内して裏打ちするパネル１の上部水平面２へ運ぶ案
内手段１８が配置されている。

ローラ８は、細片７をパネルｌの表面２上に配置し、細
片７を切込み２ａに対して押しつけて、それを水平位置
に接着する。

できれば、裏打ち用細片７を切込み状の段２ａにしっか
りと押し当てるために、僅かな圧力をもつキャリッジ・
スプリング９が備えられていることが望ましい。

第３〜第５図に示されている他のローラは、プロファイ
ル６のまわりの裏打ち用細片７を形どりして配列するた
めに配置されており、細片７は、工具１３を用いて裏打
ちが完了した後、Ｆ側のエツジ（パネルの底面３）に沿
って限定的に接着され、トリミングされる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第１図ａないし第５図、第５図ａは、本発明に
よる工程の各種段階を示すものであり、第１図〜第５図
は断面図、第１図〜第５図ａは平面図、第６図は本発明
による工程を遂行するための装置を示すものである。 ｌ：パネル、２：パネルの上面、３：ノくネルの下面、
６：エツジ、７：細片、８：第１にローラ、１０：第２
のローラ、１２：第３のローラ。 第１図 第２図 第３図 隋１図ａ 第２図Ｏ 第３図ａ 第４図 第５図 １．１″！、ｌ す石￥ 第４図ａ 手続補正書（方式） 昭和５９年　２月２７日 特許庁長官　若　杉　和　夫　　殿 （特許庁審査官　　　　　　　　　　　　殿）１、事件
の表示 昭和５Ｆ３年　特　許　　願第１６３１０５号細片を接
着する方法およびその装置 ３、補正をする者 特許出願人 ジオヴアンニ　ステフ了二　ニス・ピー・ニー５、補正
命令の日付 昭和５９年　１月１１日 ６、補正の対象 明Ａ１１ｌｌ書中「図面の簡単な説明」の欄および委任
状７、補正の内容 （１）願書に添付された委任状および訳文を別紙の通り
訂正する。 （２）明細書第１３頁９行ないし１７行に亘る「第１図
、第１図ａ・・・・・・・・・第３０ローラ。」を削除
し、代って下記−項を加入する。 記 ［図は本発明による工程の各種段階を示すものであり、
第１図ないし第５図は断面図、第１図ａ、第２図ａ、第
３図ａ、第４図ａおよび第５図ａは平面図、第６図は本
発明による工程を遂行するための装置を示すものである
。 １：パネル、２：パネルの上面、３：パネルの下面、６
：エツジ、７：細片、８：第１のローラ、１０：第２の
ローラ、１２：第３０ローラ。」

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　形どりしたパネルエツジ上に細片を接着する
   方法において、 ａ）表面りに張り合わせまたは裏打ちされたパネルが望
   ましいプロファイルを得るように機械却下され、その間
   同時に、ベニアまたは裏打ち材が正面に当てられて水平
   面上に小さい切込み状の基準となる段を形成し、 ｂ）裏打ち用細片が、水平面内で連続的に配列され、前
   記切込み状の段にしっかり押しつけられて常に水平面を
   保ちながら接着され、Ｃ）　ＩＣ打ち用細片が、プロフ
   ァイルのまわりで最終的・に形どりされてプロファイル
   に接着され、また ｄ）前記細片を当てる段階が終ったら、突出している部
   分がすべてトリミングで落されることを特徴とする方法
   。
2. （２）前記切込み状の段の立上りを裏打ち用細片の厚さ
   に等しくすることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の方法。
3. （３）前記裏打ち用細片が切込み状の段に沿ってパネル
   状に水平に配置され、常に水平方向にパネル上に押し当
   てられ、プロファイルの輪郭をたどる１組のローラによ
   ってパネルに接着されることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項または第２項に記載の方法。
4. （４）形どりしたパネルエツジ上に細片を接着する装置
   において、ロール状またはパネルの上部面に対して平行
   に配置された一定の長さの細片の包みのいずれかの形を
   した裏打ち用細片を含むマガジンを備えており、上記マ
   ガジンは、軸が水平位置にある引き出し用および送り用
   ローラに連結されていて、その後に接着用ユニットおよ
   び裏打ち用細片をパネルの水平面および基準用切込み状
   の段に対して押しつけるもう１つの水平ローラがついて
   いることを特徴とする装置。
5. （５）前記裏打ち用細片を前記切込み状の段に押しつけ
   るためのばね手段を備えていることを特徴とする特許 の装置。
6. （６）前記裏打ち用細片を接着する段階が１組のローラ
   によって行なわれ、その加圧面が裏打ちするプロファイ
   ルの輪郭をたどることを特徴とする特許請求の範囲第４
   項に記載の装置。