JPH08164878A - エアデフレクタのレインフォース構造 - Google Patents

エアデフレクタのレインフォース構造

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JPH08164878A
JPH08164878A JP6332852A JP33285294A JPH08164878A JP H08164878 A JPH08164878 A JP H08164878A JP 6332852 A JP6332852 A JP 6332852A JP 33285294 A JP33285294 A JP 33285294A JP H08164878 A JPH08164878 A JP H08164878A
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JP
Japan
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reinforcement
air deflector
shape
resin
mold
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JP6332852A
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English (en)
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Isao Nakamura
功 中村
Takehiko Horiuchi
武彦 堀内
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TOTSUPUSU KK
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
TOTSUPUSU KK
Isuzu Motors Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性および外観性の向上が図れ、接合強度
および補強剛性を有するエアデフレクタのレインフォー
ス構造を提供する。 【構成】 RTM成形法等により成形されたFRP材の
エアデフレクタ2の裏面に接合されるレインフォース1
の鍔部4の形状をエアデフレクタ2の接合面と合致する
形状にすべく、ガラスマットと樹脂とを混合した材料を
上型と下型間に充填してそのままの状態でプレス成形す
る。単体として成形されたレインフォース1をウレタン
系の接着剤5を介してエアデフレクタ2に接合する。レ
インフォース1は上型と下型に押圧されたまま硬化して
単体の完成品となるため形状変形がない。また、エアデ
フレクタ2およびレインフォース1は共にFRP材をR
TM成形法等により成形加工したもので両者の接合面は
平坦に形成される。そのため、接合強度の向上が図れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転室よりも高い荷室
を有する車両のルーフパネル上に搭載されるエアデフレ
クタのレインフォース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特に、大型の車両の荷室は運転室よりも
全高の高いものが多い。荷室内に多量の品物を投入し、
運搬効率を向上するためである。しかしながら、ルーフ
パネルよりも荷室の前面が上方に突出していると、この
部分に直接風が当り、大きな走行抵抗が生じ走行性能を
低下させる。そのためこの種の車両の運転室のルーフパ
ネル上にはエアデフレクタが搭載されている。図10は
その概要を示すもので、車両14の運転室15のルーフ
パネルには後部が荷室16の前面17の高さとほぼ同一
高さにあって前方に向かって下り傾斜するエアデフレク
タ2が搭載される。なお、詳細構造は省略されるがエア
デフレクタ2は運転室の側面のドリップ18側に固定金
具19等により着脱可能に固定される。エアデフレクタ
2の内部は空胴のため全体剛性は低い。そのため、エア
デフレクタ2の内部にはその補強のためのレインフォー
ス1a,1aが設けられている。図11乃至図13は従
来使用されているレインフォースを示す。
【0003】図11に示すように、このレインフォース
1aはガラスマットに樹脂を含浸したレインフォース部
材1Aを予めHLU(ハンドレイアップ)工法等により
作成し、同じくHLU工法により成形したFRP材のエ
アデフレクタ2の裏面に接着された芯材を前記レインフ
ォース部材1Aで覆い、レインフォース部材1Aを手作
業等によりエアデフレクタ2側に押し付けるいわゆるオ
ーバレイによりレインフォース部材1Aをエアデフレク
タ2側に接着するものである。なお芯材としては、例え
ば発泡硬質ウレタン20が使用される。また、レインフ
ォース部材1Aをエアデフレクタ2側に押圧するだけで
は両者の接着が不完全なため、一般的な接着剤(図略)
を用いて両者の接着を行う。
【0004】図12に示すレインフォース1bは、図1
1に示したものとほぼ同様のものであるが、芯材として
スチールパイプ21を用いる点が相異する。スチールパ
イプ21を用いることにより補強剛性を向上することが
出来る。
【0005】エアデフレクタに関する公知技術として、
実開昭60−84487号公報が開示されている。この
技術は、エアデフレクタの傾斜角度を調節自在にして荷
室の高さに対応させると共に空気抵抗の低減を図るよう
にしたものである。図中、エアデフレクタ内にはその補
強と昇降部材としての機能を兼ねる昇降杆が明示されて
いる。しかしながら、この昇降杆は、以下に述べる本発
明のレインフォースとは形状,機能とも相違するもので
ある。また、以下に説明するレインフォースの成形法と
してのRTM成形法およびRIM成形法はそれぞれ公知
の技術であり、樹脂材の成形法として広く使用されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11および図12に
示したレインフォース1a,1bは、前記したようにガ
ラスマットに樹脂を含浸したもので発泡硬質ウレタン2
0やスチールパイプ21等の芯材を覆い、これをオーバ
レイによりエアデフレクタ2側に押圧するもので多大な
作業工数と労力を必要とし、製造コストが大となる。ま
た、オーバレイによるため出来上がり品質も悪い。ま
た、前記したようにエアデフレクタ2およびレインフォ
ース1a,1bは共にHLU工法によるため出来上がり
の外観も悪く、かつその接合面が平坦でない場合が多
い。そのため、両者の接合強度が不十分になる。加え
て、図12に示すレインフォース1bの場合には、スチ
ールパイプ21を芯材として使用するため高重量とな
り、車両の重量アップにつながり、近年の重量規制強化
や地球温暖化防止に寄与させる燃料消費率低減という社
会的要請に反する結果を招く。
【0007】このため図13に示すレインフォース1c
が改良品として採用されている。このレインフォース1
cはレインフォース1cとエアデフレクタ2との接合面
の平坦度と形状精度を向上するため、エアデフレクタ2
をRTM成形法又はRIM成形法で成形し、これに成形
された樹脂材のレインフォース1cを接着結合するもの
からなる。このものは前記の従来の技術のレインフォー
ス1a,1bに較べて芯材を用いなくてもよい利点があ
るが、依然としてエアデフレクタ2とレインフォース1
cとの接合部の平坦精度が悪く、かつオーバレイによっ
て樹脂材のレインフォース1cをエアデフレクタ2側に
押圧して接着する必要があり、作業工数が大となる問題
点がある。
【0008】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、作業性がよく、接着強度も高く、外観美に
優れるエアデフレクタのレインフォース構造を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、運転室よりも高い荷室を有する車両の
前記運転室のルーフパネル上に前記荷室側に向かって上
り傾斜に配設されるエアデフレクタを補強するレインフ
ォース構造であって、前記エアデフレクタはFRP材を
RTM又はRIM成形法により成形したものからなり、
前記レインフォースは両鍔部を有し中間に凹部を形成す
る形状のものからなり、該形状に見合う空間部を有する
上型および下型内にガラスマットおよび樹脂を充填し必
要に応じて硬化剤を注入し、常温又は加熱状態で加圧し
て形成されるFRP部材からなり、前記エアデフレクタ
とレインフォースは前記鍔部とエアデフレクタ間に介在
するウレタン系の接着剤により接着され、前記レインフ
ォースの鍔部は、当該鍔部の接合するエアデフレクタの
接合面と同一形状に形成してなるエアデフレクタのレイ
ンフォース構造を構成するものである。また、更に具体
的に、前記レインフォースは、その断面形状に見合う輪
郭の空間部を有する下型にガラスマットを敷設すると共
に所定の樹脂を供給し、充填された前記ガラスマットと
樹脂の混合体を上型と下型で加圧し、常温で硬化し脱型
して形成することを特徴とする。また、前記レインフォ
ースは、当該レインフォースの断面形状とほぼ同一形状
に予め成形されたガラスマットを前記輪郭の空間部を形
成する下型上に搭載し、上型を被せた後、樹脂を前記空
間部内に圧入し、上型と下型間で前記ガラスマットと樹
脂を加圧し、所定時間、低温で加熱して硬化し、脱型し
て形成することを特徴とする。また、前記所定時間は約
0.5Hであり、低温が40[℃]乃至60[℃]であ
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】エアデフレクタはレインフォースとの接合精度
を向上するためFRP材をRTM工法又はRIM工法に
より成形する。一方、レインフォースは上型又は下型に
形成されるレインフォースの形状に見合う空間部にガラ
スマットおよび樹脂を充填し、上下型で押圧され硬化し
て製作される。また、空間部の鍔部の形状はレインフォ
ースが接合されるエアデフレクタの接合面と一致する形
状に形成される。従って、本発明のレインフォースはエ
アデフレクタと密接結合する。更に、両者の接合強度を
上げるために、ウレタン系の接着剤により両者を接着す
る。また、レインフォースは成形品を使用するため従来
の技術のように特別な芯材を必要としない。また、オー
バレイの手作業を必要としない。以上により、作業効率
と接合強度の向上が図れ、かつ外観美を向上することが
出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例のレインフォースとこれが接合され
るエアデフレクタの一部分を示す斜視図、図2は図1の
線A−Aの拡大断面図、図3は本実施例のレインフォー
スを製作するための型形状を示す断面図、図4および図
5は本実施例のレインフォースの製造工程を説明する断
面図、図6乃至図8は本発明の他のレインフォースの製
造工程を説明するための断面図および構成図、図9は本
実施例のレインフォースの完成品の形状を示す断面図で
ある。
【0012】図1に示すように、レインフォース1はエ
アデフレクタ2の裏面に接合される。図1および図2に
示すようにレインフォース1は両側に広がる鍔部4,4
と、中間の凹部3からなり、エアデフレクタ2とレイン
フォース1との接合面にはウレタン系の接着剤5が介在
される(図2)。更に図1に示すようにレインフォース
1は鍔部4で周縁を囲まれた細長の部材からなりその長
手方向に沿って凹部3が形成される。この凹部3はレイ
ンフォース1の剛性を向上するためのものである。図1
に示すようにレインフォース1はエアデフレクタ2の裏
面の所定位置に配置されるものであり、鍔部4は当該鍔
部4の接触するエアデフレクタ2の接合面と一致する形
状に後記する上型および下型により成形される。また、
レインフォース1はガラスマットと樹脂を混合したFR
P材からなる。エアデフレクタ2およびレインフォース
1をFRP材から形成するのは次の理由による。すなわ
ち、FRP材と鉄との剛性/比重を比較すると、FRP
は1/1.5=0.66となり、それに対し鉄は3/
7.85=0.38となり、同一重量における強度比較
においてはFRP材の方が約2倍程度優れているためで
ある。
【0013】次に、本実施例のレインフォース1の成形
方法を説明する。従来のレインフォース1a,1b,1
c等の場合には成形後にレインフォース1a等を自然放
置状態で硬化するため、硬化時間が2乃至4時間かか
る。このため硬化完了するまで製品を放置しておく必要
があり、生産の流れの邪魔になる。更に、硬化を促進す
るために硬化剤を多量に使用すると、硬化に伴う発熱が
高くなり、変形等が生じる問題点がある。一方、本発明
のレインフォース1は上型,下型間に挟持した状態で硬
化し製品として完成させる方式をとっている。
【0014】図4および図5はコールドプレス成形によ
りレインフォース1を製作する方法を示す。まず、図3
に示すように、下型7の上面側にはレインフォース1の
外輪郭に見合う凹部が形成される。上型8と下型7を合
体させた状態で上下型間には空間部6が形成される。こ
の空間部6がレインフォース1の横断面形状に一致す
る。なお、空間部6の長手形状はレインフォース1の長
手形状に合致する。まず、図4に示すように上型8を下
型7から離隔する位置に移動し、下型7の前記凹部にガ
ラスマット9を敷設する。次に、所定量の樹脂10を前
記凹部に入れる。必要に応じて硬化剤を注入する。次
に、図5に示すように上型8を被せ、ガラスマット9お
よび樹脂10を押圧し、そのまま放置し常温で硬化させ
る。この際、硬化に伴って生じる発熱と上型8と下型7
の挟持による相乗効果により大気中に自然放置して硬化
させる従来の技術に比較して短時間で硬化することが出
来約1時間程度で硬化完了することが実証されている。
次に、上型8を離型することによりレインフォース1の
製品が完成する。前記したようにこのレインフォース1
の鍔部4は鍔部4の接合するエアデフレクタ2の接合面
と合致する形状に成形され、かつ前記したように上型8
と下型7で押圧された状態で成形完了するためレインフ
ォース1の形状変化が生じない。従って、図2に示すよ
うにこのレインフォース1はオーバレイ方式による手作
業を必要とすることなくエアデフレクタ2側に密接係合
する。なお、ウレタン系の接着剤5を鍔部4に塗布して
レインフォース1をエアデフレクタ2側に押圧すること
により両者は完全に接合される。また、本実施例によっ
て成形されたレインフォース1とRTM成形法およびR
IM成形法により成形されたエアデフレクタ2の接合面
は共に平坦に仕上げられるため接合精度の向上が図れ
る。
【0015】次に、図6乃至図9により、RTM成形法
によってレインフォース1を成形する実施例を説明す
る。まず、図6に示すようにレインフォース1の形状に
近似する形状のガラスマットのプリフォーム成形品9a
を単体で成形する。このガラスマットのプリフォーム成
形品9aを図7に示すように下型7の前記凹部に乗せ
る。次に、図8に示すように上型8を被せる。上型8に
は通路11が貫通形成され、通路11はポンプ12を介
して樹脂10aを蓄溜するタンク13に連通する。ポン
プ12を作動することにより、ガラスマットのプリフォ
ーム成形品9aの設置されている空間部6内に樹脂10
aが注入される。樹脂10aはポンプ12の作動圧によ
り約2乃至3[kg/cm2]の圧力で加圧注入され
る。上型8を下型7側に押圧しながら約0.5[H]の
加圧時間で約40乃至60[℃]の加熱温度で加熱す
る。以上により硬化が完了し、上型8を離型することに
より図9に示す完成品のレインフォース1を製作するこ
とが出来る。この成形法によっても前記コールドプレス
成形法と同様な効果を上げることが出来る。
【0016】以上の説明において空間部6を形成するた
めに下型7側に凹部を形成したが、これに限定するもの
ではなく、上方8と下型7間に空間部6が形成されるも
のでもよい。また、前記実施例等において説明したRT
M成形法やRIM成形法は公知の技術であるが、共に低
圧成形法に属し、設備投資も比較的安価である。また、
射出成形と異なり大量生産向きのものでもなく少量生産
向きのものである。一般にエアデフレクタ2はオプショ
ン的なものであり、エアデフレクタ2は前記の成形法に
向く製品に属するものである。また、RTMおよびRI
M成形法による製品は一般に強度,外観性に優れる結果
が得られる。但し、RTM成形法は比較的大物で形状が
特約されたものに適し、RIM成形法は小物で複雑形状
のものに適する。本実施例のレインフォース1は大型な
ためRTM成形法が適合する製品とも言える。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)レインフォースを成形型により予め成形し、その成
形品をウレタン系の接着剤を介在させた状態でエアデフ
レクタ側に接合するだけで両者が完全に接着結合するた
め、作業性が極めてよい。 2)レインフォースは形状の安定した成形品として製作
されるため、強度および外観性に優れる。また、成形品
のため安価に製作し得る。 3)レインフォースの接合面と、レインフォースが接合
されるエアデフレクタの接合面とは共に同一形状に成形
され、両者がRTM成形法等によりプレス成形されるた
め平坦に仕上げられる。このため、接合精度の向上が図
れる。 4)オーバレイ等の手作業を必要としないため作業工程
が低減し、製造コストの低減が図れる。 5)従来の技術のように充填物やスチールパイプを必要
としないためコストの低減と大巾な重量低減が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレインフォースとエアデフ
レクタとの接合構造を示す部分斜視図。
【図2】本実施例のレインフォースとエアデフレクタと
の接合状態を示す図1の線A−A横断面図。
【図3】本実施例の成形加工用の上型および下型の概要
構造を示す横断面図。
【図4】図3の成形型を用いて本実施例のレインフォー
スを成形加工するコールドプレス成形法を説明するため
の横断面図。
【図5】図3の成形型を用いて本実施例のレインフォー
スを成形加工するコールドプレス成形法を説明するため
の横断面図。
【図6】図3に示した成形型を使用し、RTM成形法に
より本実施例のレインフォースを成形する成形法に使用
されるガラスマットのプリフォーム成形品の横断面図。
【図7】RTM成形法による本実施例のレインフォース
の成形法を説明するための横断面図。
【図8】RTM成形法による本実施例のレインフォース
の成形法を説明するための横断面図。
【図9】コールドプレス成形法又はRTM成形法により
成形された本実施例のレインフォースを示す横断面図。
【図10】車両とそれに設置されるレインフォース付の
エアデフレクタを示す外観斜視図。
【図11】従来のレインフォース構造の一例を示す横断
面図。
【図12】従来のスチールパイプを用いたレインフォー
ス構造を示す横断面図。
【図13】従来のレインフォース構造の他の実施例を示
す横断面図。
【符号の説明】
1 レインフォース 2 エアデフレクタ 3 凹部 4 鍔部 5 ウレタン系の接着剤 6 空間部 7 下型 8 上型 9 ガラスマット 9a ガラスマットのプリフォーム成形品 10 樹脂 10a 樹脂 11 通路 12 ポンプ 13 タンク 14 車両 15 運転室 16 荷室 17 前面(荷室)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室よりも高い荷室を有する車両の前
    記運転室のルーフパネル上に前記荷室側に向かって上り
    傾斜に配設されるエアデフレクタを補強するレインフォ
    ース構造であって、前記エアデフレクタはFRP材をR
    TM又はRIM成形法により成形したものからなり、前
    記レインフォースは両鍔部を有し中間に凹部を形成する
    形状のものからなり、該形状に見合う空間部を有する上
    型および下型内にガラスマットおよび樹脂を充填し必要
    に応じて硬化剤を注入し、常温又は加熱状態で加圧して
    形成されるFRP部材からなり、前記エアデフレクタと
    レインフォースは前記鍔部とエアデフレクタ間に介在す
    るウレタン系の接着剤により接着され、前記レインフォ
    ースの鍔部は、当該鍔部の接合するエアデフレクタの接
    合面と同一形状に形成されることを特徴とするエアデフ
    レクタのレインフォース構造。
  2. 【請求項2】 前記レインフォースは、その断面形状に
    見合う輪郭の空間部を有する下型にガラスマットを敷設
    すると共に所定の樹脂を供給し、充填された前記ガラス
    マットと樹脂の混合体を上型と下型で加圧し、常温で硬
    化し脱型して形成されるものである請求項1のエアデフ
    レクタのレインフォース構造。
  3. 【請求項3】 前記レインフォースは、当該レインフォ
    ースの断面形状とほぼ同一形状に予め成形されたガラス
    マットを前記輪郭の空間部を形成する下型上に搭載し、
    上型を被せた後、樹脂を前記空間部内に圧入し、上型と
    下型間で前記ガラスマットと樹脂を加圧し、所定時間、
    低温で加熱して硬化し、脱型して形成されるものである
    請求項1のエアデフレクタのレインフォース構造。
  4. 【請求項4】 前記所定時間は約0.5Hであり、低温
    が40[℃]乃至60[℃]である請求項3のエアデフ
    レクタのレインフォース構造。
JP6332852A 1994-12-15 1994-12-15 エアデフレクタのレインフォース構造 Pending JPH08164878A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015133744A1 (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 주식회사 지우테크 상용차의 적재함용 보강부재
WO2015133743A1 (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 주식회사 지우테크 보강부재가 구비된 상용차 적재함
CN108082305A (zh) * 2017-12-21 2018-05-29 武汉神通模塑有限公司 加强汽车导流板

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