JP3048679U - 連続するエッジで囲まれた滑走板 - Google Patents
連続するエッジで囲まれた滑走板Info
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- JP3048679U JP3048679U JP1997002080U JP208097U JP3048679U JP 3048679 U JP3048679 U JP 3048679U JP 1997002080 U JP1997002080 U JP 1997002080U JP 208097 U JP208097 U JP 208097U JP 3048679 U JP3048679 U JP 3048679U
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C5/00—Skis or snowboards
- A63C5/04—Structure of the surface thereof
- A63C5/048—Structure of the surface thereof of the edges
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Toys (AREA)
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 エッジの全地点において衝撃強さを向上させ
たスノーボードを提供する。 【解決手段】 金属製エッジ3を少なくとも1の鋼製形
材片4、5で構成し、その長さが底板12の周縁部にほ
ぼ等しいこと、およびその両自由端部4a、4b;5
a、5bが、それ自体互いに閉じるエッジを得るよう
に、有効な機械的連結手段A、Bにより、端部の接続点
で互いに一体連結される。
たスノーボードを提供する。 【解決手段】 金属製エッジ3を少なくとも1の鋼製形
材片4、5で構成し、その長さが底板12の周縁部にほ
ぼ等しいこと、およびその両自由端部4a、4b;5
a、5bが、それ自体互いに閉じるエッジを得るよう
に、有効な機械的連結手段A、Bにより、端部の接続点
で互いに一体連結される。
Description
【0001】 本考案は、滑走用ボード、とりわけ「スノーボード」およびその製造方法に関 する。
【0002】 現在のスノーボードは、通常、機械的応力の配分を考慮に入れて、種々の材料 がそれぞれ最適に関与するように組み合わされた複合構造を有する。すなわち、 この構造は、通常、スノーボードの上面と側面を形成する装飾と周縁部保護要素 ならびに大きな機械的強度と大きな硬さを有する材料からなる強化用内部要素( すなわち、強化用薄板)を含む。該構造はまた、蜂窩状構造または木製の芯など の充填要素と、スキー板の下面となり、かつ雪上で良好な滑走を保証する滑走用 底板と、スキー板またはスノーボードの下方稜となる金属製エッジとを含む。
【0003】 したがって、適切な物理的特性を得るために、最新の滑走用ボードの製造には 、いろいろな材料が使用される。滑走用底板は一般にポリエチレン製であり、蜂 窩状(多泡質)芯部は合成発泡材製であり、エッジは鋼製で、スキー板の上面は 熱可塑性薄板で作られ、また強化用薄板は金属製または繊維強化樹脂製である。
【0004】 スノーボード固有の分野において、エッジはなによりも旋回操作や停止などを 可能にするためのスキー板の引っ掛かり(グリップ)を保証する役割を帯びてい るので、側方だけに該エッジが配設されるアルペンスキーまたはクロスカントリ ーとは違って、エッジは、テールを形成する後方と、アップターンを形成する前 方とで持ち上がった部分を含めて、底板を囲む鋼製形材で構成されるのが好まし い。これに対して、スノーボードは、フィギュアを描き、支承し、ジャンプの着 地等ができるように、その側縁部だけでなく、該スノーボードを構成するその他 の部分(すなわち、アップターンとテール)を利用する遊戯種目用のものである 。
【0005】 さらに、スノーボードにおいて、エッジは保護の役目をも行うので、ボードの 撓曲の折に破断するのを回避し、抜け落ちることがなく、磨耗に対抗する等のた めに、大きな機械的応力に耐えなければならない。
【0006】 以上の諸理由により、スノーボードのエッジは、鋼製であることに加えて、該 ボードの全周縁部に均等に配設される。エッジがこれら諸部分の厚さの減少を相 殺するので、端部分(すなわち、テールとアップターン)に亙るこのような強化 は、同一強度のままでこれら諸部分の構造を軽減可能にする。
【0007】 スノーボードの分野で周縁エッジを採用する動機となった他の理由は、障害物 に遭遇したとき前部の滑動がどうなるかを研究することである。
【0008】 したがって、メーカーは、ボードを一周してその両自由端部にほぼ合流する( だからと言って実際には連結されず、その保持は鋳造成形によるボードの製作中 に該ボード内に嵌合する、該ボード内での引掛け要素のみによって行われる)形 材片で製作されるエッジによりスキー板の周縁部を保護してきた。
【0009】 この種のエッジもまた知られているが、成形を容易に行うため2の部分で製作 される。しかしながら、その各々の接続用端部は互いに連結されない。
【0010】 その結果、衝撃の場合に、接続区域の強度が低く、かつ、或る状況においては 、剥離を容易にさせ得る曲がり、あるいは持ち上がりをもたらすエッジの離脱が 発生する可能性がある。
【0011】 したがって、本考案の目的は、エッジの全地点においてボードの衝撃強さを向 上させることにある。
【0012】 本考案の目的は、また、重量に対して剛性を最適にするための研究において、 テールとアップターンを形成する持ち上がり端部をさらに軽くするために、該端 部の剛性を向上させることにある。
【0013】 この目的のために、本考案は金属製の周縁エッジで囲まれる滑走用底板を含む 滑走用ボード、とりわけ複合構造のスノーボードに関し、その特徴とするところ は、金属製エッジが、少なくとも1の鋼製形材片からなり、その長さが底板の周 縁部とほぼ同じであること、およびその両自由端部がそれ自体互いに閉じるエッ ジを得るように効果的な機械的連結手段により、端部の接続点で互いに一体連結 されることにある。
【0014】 本考案はまた、単独に、または可能なあらゆる技術的組み合わせにしたがって 考慮されるべき、以下の記載を読むことにより明らかとなるであろう特徴にも関 する。
【0015】 非限定な例として提示するこの記載と添付の図面を参照することにより本考案 がどのようにして実施できるかがよりよく理解されよう。
【0016】 図1と図2は、エッジ3が周囲に固定される底板12を含むボード1を主とし て含むスキー板またはスノーボードを表す。
【0017】 全体として、スキー板は複合構造になっており、かつ一方では、少なくとも1 の機械的強度用上部要素10と、また他方では、金属製周縁エッジ3で囲まれる 滑走用底板12が配設される少なくとも1の機械的強度用下部要素11とが周囲 に接着される忠実な芯部9からなる。
【0018】 本考案によれば、金属製エッジ3は、この実施例では、2の鋼製形材片4と5 からなり、該形材片の全長は底板12の周縁部の全長とほぼ同一であり、また、 それらの自由端部4a、4bと5a、5bの各々は、それ自体連続するエッジ3 が得られるように、効果的な機械的連結手段A、Bにより端部の接続点において 互いに一体連結される。
【0019】 図1に示すように、エッジ3を形成する形材片4、5の効果的な連結点A、B は、底板12の前端部と後端部において、該形材片4、5の湾曲区域a、b、c 、dに位置するのが好ましい。
【0020】 もっとも、連結点A、Bの位置がエッジ3の周縁部上のそれ以外の位置にある ことを除外するものではない。
【0021】 エッジ3を形作っている形材片4、5の端部4a、4bおよび5a、5bの効 果的な機械的連結は溶接箇所A、Bで行われることが好ましい。
【0022】 本考案の別の一特徴によれば、周縁エッジ3は、図3と図4に図示される方法 にしたがって作られ、該方法の諸段階は次のとおりである。 − 製作するボードの周囲長に対応して、2の形材片4、5を切断して長さを合 わせる。 − 製作するボードの前後の輪郭に適合させるため、区域a、b、c、dにおけ る形材片4と5の端部を湾曲させる。 − 火花溶接機8の顎部6と7を介して形材片4と5の端部4a、4b、5a、 5bの端と端を合わせて所定の箇所に保持する。 − 溶融を生じさせる強い電流を通し、それにより他の物質を供給することなく 、 圧力Pの下で端と端を合わせた上記端部4a、4b、5a、5bを緊密に結合 させる。 − 火花溶接の温度より低い温度で、溶接したエッジ3を焼き鈍す。 − 溶接区域A、Bを研磨する。
【0023】 焼き鈍し段階はエッジ全体に行うのではなく、溶接周辺区域A、Bだけに行う ことをここで銘記しておく必要がある。これは、鋼が溶接周辺区域で折れやすく ならないために、また原初の弾力性を完全に取り戻すために行う作業である。
【0024】 この種の火花溶接を行うためにテクナックス社(SOCIETE TECHNAX)が商品化 した、特に良く適合する、端部の突き合わせ抵抗溶接用ヘッドが存在する。
【0025】 端部を所定の位置に保持するための圧力Pは約2バール程度である。溶融後、 溶け込み幅(course de penetration)は約1ないし2mmである。
【0026】 もちろん、蝋付け溶接、超音波、レーザー誘導による連結も大いに考えられる だろう。
【0027】 このようにして製作したエッジ3を基にして、ボードそのものは、合成発泡材 製の中実な芯部9を製作する第一段階と、上述したようなエッジ3を製作する第 二段階と、上記芯部9とエッジ3を機械的強化用上部要素10と下部要素11お よび底板12と組み立てる段階とを含む、図5、図6および図7に示す方法によ り製作される。
【0028】 上述した第三段階は、下記の連続作業を実施することからなる: − 鋳型14の下方第一の下部彫り型13内に、 ・ 滑走用底板12と、 ・ 機械的強化用下部要素11と、 ・ 単一ブロックのサブアセンブリを構成するよう予め溶接された周縁エッジ 3とを含む、第一の下部サブアセンブリを配設する; − 接着手段15を介して中実な芯部9の下面をこの第一の下部サブアセンブリ に押し当てる; − 型込めの後期作業時に、接着用手段15a、15bを介して上記芯部9の上 面と側面を被覆するための第二の上部サブアセンブリを芯部9上に配設する( このサブアセンブリは以下のものを含む:機械的強化用上部要素10;および 装飾兼保護層16); − 型込めそのものを実施するために、鋳型14を第二の上部彫り型17で閉鎖 する; − 組立体を鋳型から取り出す; − プレスでボードの持ち上がり端部を最終的な形状に整える。
【0029】 プレスによるボードの持ち上がり端部を最終的な形状にする作業が型から取り 出したあとに実施されるので、以前、この成形作業時に、前方のアップターンと 後方のテールを持ち上げる際、エッジの未連結端部に離間が生じる傾向があった という意味において、本考案は先行技術に対し一段と有利であることを指摘して おく必要がある。本考案によりこれら端部が互いに一体であるので、このような 隙間の発生はもはや起こり得ない。
【0030】 形材が鋳型内でその形を取るのに十分な弾性を有するので、寸法通りの輪郭に 合わせてエッジ4と5の部分を側方に湾曲させる必要がないことを指摘しておく のも関心に値する。ボードの複合構造内への上記エッジの係留は、寸法通りの輪 郭の形状を維持し、かつ弾性復元力に対抗する上で十分に大きなものとする。
【0031】 それ以外の型込め法を利用できるので、上記の組立技術は限定的なものではな い。
【0032】 例えば、芯部9は予め形成されるのではなく、予め鋳型14に配設して成形し た機械的強化用上部要素10と機械的強化用下部要素11との間で、該鋳型内に 射出して製作することができよう。
【0033】 諸図に示すように、鋳型14を第二の上部彫り型17で閉じると、その内部で 、芯部9が第二の上部サブアセンブリ10、16を変形させることも考えられる 。
【0034】 また、第二のサブアセンブリ10、16は、別の予備作業でその最終的形状に 予め形成することもできる。
【0035】 本実施例によれば、剛性芯部9の下部接着手段15と側方接着手段15aと上 部接着手段15bとは、芯部9の製作の第一段階の過程で該芯部9の周囲に配設 される丈夫な接着用フィルムからなり、かつ機械的強化用下部要素11と上部要 素10の側方縁部間の区域における接着をも保証するために、該鋳型14の見切 り面の左右に延在する側方延長部18を有する。
【0036】 芯部の周囲に接着用フィルムを取り付けるための異なる方法に関しては、本実 用新案登録出願人によるフランス国特許出願第9209735号明細書を参照さ れたい。
【図1】本考案によるエッジを示すスノーボードの底面
図である。
図である。
【図2】図1によるスノーボードの側面図である。
【図3】切断後の2の形材片の端部の湾曲に対応するエ
ッジの製作方法の一段階を示す図である。
ッジの製作方法の一段階を示す図である。
【図4】エッジを構成する形材片の端部の効果的な連結
に関連する、図3の段階に続く一段階を示す図である。
に関連する、図3の段階に続く一段階を示す図である。
【図5】底板と、エッジと、機械的強化用下部要素と、
機械的強化用上部要素とに対して芯部を組み付けるため
の連続する組立段階を示す断面図である。
機械的強化用上部要素とに対して芯部を組み付けるため
の連続する組立段階を示す断面図である。
【図6】底板と、エッジと、機械的強化用下部要素と、
機械的強化用上部要素とに対して芯部を組み付けるため
の連続する組立段階を示す断面図である。
機械的強化用上部要素とに対して芯部を組み付けるため
の連続する組立段階を示す断面図である。
【図7】底板と、エッジと、機械的強化用下部要素と、
機械的強化用上部要素とに対して芯部を組み付けるため
の連続する組立段階を示す断面図である。
機械的強化用上部要素とに対して芯部を組み付けるため
の連続する組立段階を示す断面図である。
3 エッジ 4、5 形材片 4a、4b、5a、5b 自由端部 9 中実な芯部 10 機械的強化用要素 12 底板 14 鋳型 15、15a、15b 接着手段 16 装飾兼保護層 17 上部彫り型 18 側方延長部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項9】 中実な芯部(9)の下部接着手段(1
5)と、側部接着手段(15a)と、上部接着手段(1
5b)とが、前記芯部(9)を準備する第一の工程で、
該芯部の周りに配設される貼着用の耐久性を有するフィ
ルムにより構成され、かつ、前記機械的強化用の下部要
素(12)と上部要素(10)の側縁の、この区域にお
ける、相互の接着をも確実にするため、前記鋳型(1
4)の見切り面の両側に延在する側方延長部(18)を
有することを特徴とする請求項6による滑走用板。 ─────────────────────────────────────────────────────
5)と、側部接着手段(15a)と、上部接着手段(1
5b)とが、前記芯部(9)を準備する第一の工程で、
該芯部の周りに配設される貼着用の耐久性を有するフィ
ルムにより構成され、かつ、前記機械的強化用の下部要
素(12)と上部要素(10)の側縁の、この区域にお
ける、相互の接着をも確実にするため、前記鋳型(1
4)の見切り面の両側に延在する側方延長部(18)を
有することを特徴とする請求項6による滑走用板。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 エリック メトロ フランス国.74410 サン ジョリオ,ル ート デュ サントル 125 (72)考案者 ロベール ペリエ フランス国.74910 セイセル,モントバ ン(番地なし) (72)考案者 ジャン − ノエル テヴヌ フランス国.74150 リュミリィ,リュ ド ラノンシアド 4
Claims (9)
- 【請求項1】 金属製周縁エッジ(3)が少なくとも1
の鋼製形材片(4、5)からなり、その長さが底板(1
2)の周縁部にほぼ等しいこと、およびその両自由端部
(4a、4b;5a、5b)が、それ自体互いに閉じる
エッジ(3)を得るように、有効な機械的連結手段
(A、B)により、端部の接続点で互いに一体連結され
ることを特徴とする、金属製周縁エッジで囲まれる滑走
用底板を含む複合構造の滑走板。 - 【請求項2】 前記周縁エッジ(3)が2の鋼製形材片
(4、5)から作られ、前記形材片の一方(4)の両自
由端部(4a、4b)の各々が、有効な機械的連結手段
(A、B)により、端部接続点で該形材片の他方(5)
の対応する両自由端部(5a、5b)に一体連結される
ことを特徴とする請求項1による滑走板。 - 【請求項3】 前記周縁エッジ(3)を形成する前記形
材片(4、5)の一方または両方の有効な接続点(A、
B)の一方または両方が、該形材の湾曲区域(a、b、
c、d)において、前記底板(12)の前端部および/
または後端部に位置することを特徴とする請求項1また
は2による滑走板。 - 【請求項4】 前記周縁エッジ(3)を形成する形材片
(4、5)の一方または両方の端部(4a、4b;5
a、5b)の有効な機械的接続が、一または複数の溶接
部分(A、B)により行われることを特徴とする請求項
1、2または3による滑走板。 - 【請求項5】 以下の工程を経て構成される、請求項1
ないし4のいずれか1による滑走板用の周縁エッジ: (a) 1または2の形材片(4、5)を、製作する滑
走板の周囲長に合わせて切断し、かつ寸法を取る; (b) 製作する滑走板の前部輪郭と後部輪郭に合わせ
た前記形材片(4、5)の一方または両方の端部(a、
b、c、d)を湾曲させる; (c) 前記形材片(4、5)の一方または両方の先端
同士をつき合わせて所定の位置に維持する; (d) 溶融を生じさせ、それにより、材料を供給する
ことなしに、圧力(P)下で、先端(4a、4b;5
a、5b)同士を接続して、前記端部の緊密な連結を行
うよう強い電流を通電する; (e) 溶接温度より低い温度で溶接したエッジを焼鈍
する; (f) 溶接区域(A、B)を研磨する。 - 【請求項6】 合成発泡材から成る中実な芯部(9)を
準備する第一の工程と;請求項1ないし5のいずれかに
よる金属製周縁エッジを製作する第二の工程と;前記芯
部(9)と前記周縁エッジ(3)を、機械的強化用の上
部要素(10)および下部要素(11)、ならびに底板
(12)と共に組み立てる第三の工程とにより構成され
る滑走板であって、 前記第三の工程による組立を以下のようにして行うこと
を特徴とする滑走板: (イ) 鋳型(14)の第一の彫り型(13)内に、滑
走用底板(12)と、機械的強化用の下部要素(11)
と、予め溶接され、かつ単一ブロックのサブアセンブリ
を構成する周縁エッジ(3)とを含む下部サブアセンブ
リを配設する; (ロ) 前記下部サブアセンブリ上に、下部接着手段
(15)を介して、中実な芯部(9)の下面を押し当て
る; (ハ) 後に続く鋳造成形作業に際し、側部接着手段
(15a)および上部接着手段(15b)を介して、前
記芯部(9)の側面と上面とを覆うための、機械的強化
用上部要素(10)と装飾兼保護層(16)とを含む上
部サブアセンブリを配設する; (ニ) 鋳造成形を行うために第二の彫り型(17)に
より鋳型(14)を閉じる; (ホ) 組立体を鋳型から取り出す; (ヘ) プレスにより滑走用板の持ち上がった両端部を
最終形状に整える。 - 【請求項7】 前記第二の彫り型(17)により鋳型
(14)を閉じる際に、前記芯部(9)が、前記第二の
彫り型の内部で、前記上部サブアセンブリ(16)を変
形させることを特徴とする請求項6による滑走板。 - 【請求項8】 前記上部サブアセンブリ(10、16)
が、別の作業により予め、その最終形状に予備成形され
ることを特徴とする請求項6による滑走板。 - 【請求項9】 忠実な芯部(9)の下部接着手段(1
5)と、側部接着手段(15a)と、上部接着手段(1
5b)とが、前記芯部(9)を準備する第一の工程で、
該芯部の周りに配設される貼着用の耐久性を有するフィ
ルムにより構成され、かつ、前記機械的強化用の下部要
素(12)と上部要素(10)の側縁の、この区域にお
ける、相互の接着をも確実にするため、前記鋳型(1
4)の見切り面の両側に延在する側方延長部(18)を
有することを特徴とする請求項6による滑走用板。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9604035 | 1996-03-27 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048679U true JP3048679U (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=9490759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002080U Expired - Lifetime JP3048679U (ja) | 1996-03-27 | 1997-03-26 | 連続するエッジで囲まれた滑走板 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6059308A (ja) |
EP (1) | EP0798021B1 (ja) |
JP (1) | JP3048679U (ja) |
AT (1) | ATE232405T1 (ja) |
CA (1) | CA2200417A1 (ja) |
FR (1) | FR2746662B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US6588772B2 (en) | 2000-12-28 | 2003-07-08 | The Burton Corporation | Sintered sheet plastic material and gliding board base material |
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