JP2597030B2 - ニードル弁ノズル - Google Patents

ニードル弁ノズル

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JP2597030B2
JP2597030B2 JP2087426A JP8742690A JP2597030B2 JP 2597030 B2 JP2597030 B2 JP 2597030B2 JP 2087426 A JP2087426 A JP 2087426A JP 8742690 A JP8742690 A JP 8742690A JP 2597030 B2 JP2597030 B2 JP 2597030B2
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育鏡 劉
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles
    • B29C45/23Feed stopping equipment
    • B29C45/231Needle valve systems therefor

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、射出成形機におけるニードル弁ノズルに関
するものである。
(従来の技術) 従来、加熱シリンダ内で加熱され溶融された成形材料
を高圧で金型内のキャビティに射出し、その中で冷却固
化又は硬化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出す
ようにした射出成形機においては、計量、型締め、射
出、保圧、型開き、エジェクタ突出し、エジェクタ戻し
等の一連の工程により射出成形が行われる。
上記各工程の内、射出工程においては、加熱シリンダ
内に配設されるスクリュが前方に押し出され、スクリュ
の前に溜められた溶融樹脂がノズルから射出される。
該ノズルには、樹脂を射出する部分が開放されたオー
プンノズルと、中心部分にニードルを備えたニードル弁
ノズルがある。該ニードル弁ノズルがスプリングタイプ
のものは、通常ニードルがスプリングによって閉鎖され
ているが、加熱シリンダ内の射出圧力が上昇すると、ニ
ードルがスプリングの力に打ち勝って後退し、ノズル口
が開放する。
シャットオフタイプにおいては、スプリングの代わり
に小型の油圧シリンダによってニードルを外部から開閉
するようになっている。このタイプのノズルは、ニード
ルを外部から操作することができるので、ノズル口の開
閉のタイミングを任意に設定することができる。
第3図は従来のニードル弁ノズルの断面図である。
図において、1は射出成形機の先端に形成されたノズ
ル、2は該ノズル1の内部において前後進可能に配設さ
れるニードルである。
4は上記ノズル1の後方に接続される加熱シリンダで
あり、フランジ部5がボルト6を介して連結される。該
加熱シリンダ4内において加熱溶融された樹脂は樹脂溜
め7に移動し、ニードル2を操作することにより樹脂溜
め7に溜まった樹脂が射出される。
この場合、加熱シリンダ4内のスクリュを前進させ、
ノズル1の先端の樹脂圧力が高くなった時点においてニ
ードル2を開放するため、金型内に十分高い圧力で樹脂
を射出することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のニードル弁ノズルにおいて
は、ノズルの先端部に樹脂の滞留部が形成され、該滞留
部に滞留した樹脂がドローリング(鼻たれ)、又は糸曳
きを発生してしまう。
第4図は従来のニードル弁ノズルの先端部拡大図であ
る。
図において、ノズル1の先端部に、樹脂を射出する流
路となる開口10が形成される。該開口10のランド部11
は、ニードル2が当接する部分の径D1より先端側のノズ
ル孔径D2の方が大きくなるようにテーパ状に形成され
る。
また、上記径D1よりもニードル2の径D3の方が大きい
ため、ニードル2の先端傾斜部12がランド部11の端部に
当接した状態において、ランド部11に樹脂滞留部13が形
成される。
樹脂を金型内のキャビティに充填する場合、ノズル1
が金型のスプル部分に当接させられ、ニードル2が後退
して樹脂溜め7に収容されていた樹脂が加圧された状態
でノズル1から噴射させられ、キャビティ内に充填させ
られる。そして、充填が終了すると、冷却工程となり金
型の冷却が開始させられるとともに、上記ニードル2は
再び前進してランド部11に当接して上記開口10は閉鎖さ
れるが、上記樹脂滞留部13に充填時の樹脂の一部が残留
してしまう。
続いて、次のショットを行うに際に、ノズル1内の樹
脂溜め7に樹脂が収容され始めるが、ノズル1と金型の
スプル部分に当接したままの状態であると、冷却中の金
型によってノズル1が冷却され、樹脂溜め7に収容され
た樹脂を冷却してしまい、次の充填を良好に行うことが
できない。したがって、充填終了と同時にノズル1を後
退させるようにしている。
ところが、ノズル1の先端が金型のスプルから離れる
際に、上記樹脂滞留部13に残留した樹脂の一部がスプル
側に付着したままとなってドローリングや糸曳きを発生
させてしまう。そして、次のショットのためにノズル1
が再び前進したときに該ドローリングや糸曳きの樹脂が
ノズル1の先端とスプル間に挟まれ、金型が破損するこ
とがある。
本発明は、上記従来のニードル弁ノズルの問題点を解
決して、ノズル先端の滞留部に残留した樹脂がドローリ
ングや糸曳きを発生することのないニードル弁ノズルを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明のニードル弁ノズルにおいては、
テーパ状のランド部で形成された流路を先端に有するノ
ズルと、上記流路に対向して進退自在に配設されるとと
もに先端部にテーパ部が形成されたニードルを有してお
り、該テーパ部は、ニードルの前進位置において上記ラ
ンド部に気密嵌入され、嵌入状態で流路の開口面と同一
位置になる先端面を有する。
(作用) 本発明によれば、テーパ状のランド部で形成された流
路を先端に有するノズルと、上記流路に対向して進退自
在に配設されるとともに先端部にテーパ部が形成された
ニードルを有しており、該テーパ部は、ニードルの前進
位置において上記ランド部に気密嵌入され、嵌入状態で
流路の開口面と同一位置になる先端面を有するので、ニ
ードルを前進位置に置いた場合にランド部に上記テーパ
部が位置し、しかも流路の開口面とニードルの先端面の
位置が一致するため、樹脂滞留部が形成されない。
したがって、充填が終了してノズル内の樹脂を押し出
した後は、ノズルと金型のスプル間に樹脂が存在しない
ので、ドローリング又は糸曳きが発生することがなくな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について第1図及び第2図を用
いて詳細に説明する。
第1図は本発明のニードル弁ノズルにおいてニードル
が前進過程にある状態図、第2図は本発明のニードル弁
ノズルにおいてニードルが前進位置にある状態図であ
る。
図において、1は射出成形機の先端に形成されたノズ
ル、2は該ノズル1の内部において矢印のように前後進
自在に配設されるニードルである。該ニードル2は充填
工程において後退させられ、充填が終了すると前進させ
られる。
7は上記ノズル1の内部に形成される樹脂溜めであ
り、図示しない加熱シリンダ内において加熱溶融された
樹脂は該樹脂溜め7に移動し、ニードル2を操作するこ
とにより開口部15から射出される。
上記開口部15に隣接して、ノズル先端側より樹脂溜め
7側が径が大きいテーパ状のランド部16が形成されてお
り、該ランド部16によって樹脂流路17が形成される。一
方、ニードル2の先端部には、上記ランド部16に対応す
る形状のテーパ部18が有しており、ニードル2を第2図
に示すように前進位置に置くと、ランド部16がテーパ部
18に気密嵌合され、樹脂の漏れが防止される。
この時、上記ニードル2の先端面19と樹脂流路17の先
端の開口部15の位置が一致するため、ニードル2の先端
面19の前部に樹脂滞留部が形成されることはない。
したがって、充填工程が終了して冷却工程に入った際
に、ノズル1を後退させた場合でも、ドローリングや糸
曳きが発生することがなくなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、そ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、テーパ状のラ
ンド部で形成された流路を先端に有するノズルと、上記
流路に対向して進退自在に配設されるとともに先端部に
テーパ部が形成されたニードルを有しており、該テーパ
部は、ニードルの前進位置において上記ランド部に気密
嵌入され、嵌入状態で流路の開口面と同一位置になる先
端面を有しているので、ニードルを前進位置に置いた場
合にランド部に上記テーパ部が位置し、しかも樹脂流路
の開口面とニードルの先端面の位置が一致するため、樹
脂滞留部が形成されない。
したがって、充填が終了してノズル内の樹脂を押し出
した後は、ノズルと金型のスプル間に樹脂が存在しない
ので、ドローリング又は糸曳きが発生することがなくな
る。
また、従来は樹脂滞留部に残留した樹脂とスプルの開
口部近傍に残留した樹脂が冷却して一体的に固化した場
合において、ノズルの後退を容易にするためスプルブッ
シュ径をノズル孔経より大きく設計しているが、本発明
のニードル弁ノズルにおいてはそのような設計をする必
要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のニードル弁ノズルにおいてニードルが
前進過程にある状態図、第2図は本発明のニードル弁ノ
ズルにおいてニードルが前進位置にある状態図、第3図
は従来のニードル弁ノズルの断面図、第4図は従来のニ
ードル弁ノズルの先端部拡大図である。 1……ノズル、2……ニードル、15……開口部、16……
ランド部、17……樹脂流路、18……テーパ部、19……先
端面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)テーパ状のランド部で形成された流
    路を先端に有するノズルと、 (b)上記流路に対向して進退自在に配設されるととも
    に先端部にテーパ部が形成されたニードルを有してお
    り、 (c)該テーパ部は、ニードルの前進位置において上記
    ランド部に気密嵌入され、嵌入状態で流路の開口面と同
    一位置になる先端面を有することを特徴とするニードル
    弁ノズル。
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JPH07125025A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Yanagimoto Hoso Sangyo Kk プランジャータイプの樹脂射出装置
JP2795173B2 (ja) * 1994-05-27 1998-09-10 株式会社新潟鉄工所 射出成形機のノズル装置
JP2759424B2 (ja) * 1994-06-09 1998-05-28 株式会社相工研 液化ガス充填装置

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