JP3359142B2 - 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置 - Google Patents
射出成形機におけるチェックリングの開閉装置Info
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- resin
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/52—Non-return devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリュとスクリュヘッ
ド間で前後移動自在に間挿されたチェックリングを強制
開閉することによって溶融樹脂の逆流を防止するように
した射出成形機におけるチェックリングの開閉装置に関
するものである。
ド間で前後移動自在に間挿されたチェックリングを強制
開閉することによって溶融樹脂の逆流を防止するように
した射出成形機におけるチェックリングの開閉装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製品を成形する射出成形機
において、インラインスクリュタイプのものは加熱シリ
ンダ内に装着された1本のスクリュのみで樹脂の溶融と
金型キャビティへの射出を行っている。
において、インラインスクリュタイプのものは加熱シリ
ンダ内に装着された1本のスクリュのみで樹脂の溶融と
金型キャビティへの射出を行っている。
【0003】ペレット状の樹脂を溶融し、溶融した樹脂
をスクリュヘッド前部に貯留する計量工程においては、
スクリュ溝部で溶融された樹脂が前方へ流動していくた
めの樹脂流路を確保する必要がある。
をスクリュヘッド前部に貯留する計量工程においては、
スクリュ溝部で溶融された樹脂が前方へ流動していくた
めの樹脂流路を確保する必要がある。
【0004】また、スクリュヘッド前部に貯留された溶
融樹脂を金型キャビティ内へ射出充填する射出工程で
は、溶融樹脂がスクリュ後部に逆流しないように、前記
樹脂流路を遮断する必要がある。
融樹脂を金型キャビティ内へ射出充填する射出工程で
は、溶融樹脂がスクリュ後部に逆流しないように、前記
樹脂流路を遮断する必要がある。
【0005】このため、スクリュ前部にはチェックシー
トと呼ばれる部品を固着するとともに、スクリュヘッド
とチェックシート間で自由に移動可能なチェックリング
が配設されている。
トと呼ばれる部品を固着するとともに、スクリュヘッド
とチェックシート間で自由に移動可能なチェックリング
が配設されている。
【0006】このチェックリングは、計量工程時にはス
クリュ後方から前方に向かって流動する溶融樹脂によっ
て、スクリュヘッド側に押されて移動し、チェックシー
トとチェックリング間には樹脂流路が確保されるように
なる。
クリュ後方から前方に向かって流動する溶融樹脂によっ
て、スクリュヘッド側に押されて移動し、チェックシー
トとチェックリング間には樹脂流路が確保されるように
なる。
【0007】また、射出工程時には、スクリュが前進す
ることによりチェックリングは取り残される形でチェッ
クリングはチェックシート側に移動して密着することに
よって樹脂流路が遮断され逆流が防止できるようになっ
ている。
ることによりチェックリングは取り残される形でチェッ
クリングはチェックシート側に移動して密着することに
よって樹脂流路が遮断され逆流が防止できるようになっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出工程に
伴ってスクリュが前進し始めると、チェックリングとチ
ェックシート間に生じた樹脂圧力や、溶融樹脂の高粘度
によってチェックリングもある程度一緒に前進してしま
うため、チェックリングによる樹脂流路の遮断が遅れ、
その間、樹脂の逆流現象が発生する。
伴ってスクリュが前進し始めると、チェックリングとチ
ェックシート間に生じた樹脂圧力や、溶融樹脂の高粘度
によってチェックリングもある程度一緒に前進してしま
うため、チェックリングによる樹脂流路の遮断が遅れ、
その間、樹脂の逆流現象が発生する。
【0009】このことにより、スクリュ前進開始時間と
樹脂が金型内に流入を開始する時間にずれが生じること
になり、理論上と実際の充填完了時間や射出充填に必要
なスクリュの射出ストロークがくい違うことになる。
樹脂が金型内に流入を開始する時間にずれが生じること
になり、理論上と実際の充填完了時間や射出充填に必要
なスクリュの射出ストロークがくい違うことになる。
【0010】充填完了時間や射出ストロークのバラツキ
は後述する保圧工程開始時間のバラツキとなり、この結
果成形品の品質のバラツキの原因となる。
は後述する保圧工程開始時間のバラツキとなり、この結
果成形品の品質のバラツキの原因となる。
【0011】特にCAE(コンピュータ支援技術)計算
などを利用して最適な射出条件を厳密に算出しても射出
充填開始の初期状態が当初の理論上とくい違えば、その
後の状態も変化し所望する良質の成形品は得られないば
かりか、高度なCAE計算も無駄となる。
などを利用して最適な射出条件を厳密に算出しても射出
充填開始の初期状態が当初の理論上とくい違えば、その
後の状態も変化し所望する良質の成形品は得られないば
かりか、高度なCAE計算も無駄となる。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、射出開始前にチェックリングを強制的に閉じること
により溶融樹脂の逆流を防止するようにした射出成形機
におけるチェックリングの開閉装置を提供することを目
的とするものである。
で、射出開始前にチェックリングを強制的に閉じること
により溶融樹脂の逆流を防止するようにした射出成形機
におけるチェックリングの開閉装置を提供することを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではスクリュ軸の先端部とスクリュヘッドの
後端部間で前後進可能に設けたチェックリングであっ
て、スクリュ軸の先端部に小径部を介してスクリュヘッ
ドの後端部を固着し、前記小径部にねじ山を設けるとと
もに、前記チェックリングの内周面に前記ねじ山と一定
の回動範囲で係合するねじ山を設け、スクリュを回動さ
せることにより前記小径部を回動させて、前記小径部と
ねじ山で係合するチェックリングを前後進させることに
よって、前記スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド後端
部間でチェックリングの強制開閉が可能にした。
め、本発明ではスクリュ軸の先端部とスクリュヘッドの
後端部間で前後進可能に設けたチェックリングであっ
て、スクリュ軸の先端部に小径部を介してスクリュヘッ
ドの後端部を固着し、前記小径部にねじ山を設けるとと
もに、前記チェックリングの内周面に前記ねじ山と一定
の回動範囲で係合するねじ山を設け、スクリュを回動さ
せることにより前記小径部を回動させて、前記小径部と
ねじ山で係合するチェックリングを前後進させることに
よって、前記スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド後端
部間でチェックリングの強制開閉が可能にした。
【0014】
【作用】本発明では、スクリュヘッドをチェックリング
の内周面に設けたねじ山とスクリュヘッドの後部の小径
部の外周に設けたねじ山を係合させ、スクリュの回動に
伴ってチェックリングを前後進させてチェックリングを
強制的に開閉するようにしたので、射出工程開始時のチ
ェックリングの閉まり遅れによる溶融樹脂の逆流が防止
されるため、理想的な射出動作を行うことができる。
の内周面に設けたねじ山とスクリュヘッドの後部の小径
部の外周に設けたねじ山を係合させ、スクリュの回動に
伴ってチェックリングを前後進させてチェックリングを
強制的に開閉するようにしたので、射出工程開始時のチ
ェックリングの閉まり遅れによる溶融樹脂の逆流が防止
されるため、理想的な射出動作を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る射出成形機におけるチ
ェックリングの開閉装置の具体的実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に係る1実施例の射出
装置の要部構成を簡略化して示す概要図、図2は、チェ
ックリングの開状態を示す説明図、図3はチェックリン
グの強制的な閉状態を示す説明図、図4はA〜Aからみ
た側面断面図、図5はねじ山の拡大断面図を示す。
ェックリングの開閉装置の具体的実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に係る1実施例の射出
装置の要部構成を簡略化して示す概要図、図2は、チェ
ックリングの開状態を示す説明図、図3はチェックリン
グの強制的な閉状態を示す説明図、図4はA〜Aからみ
た側面断面図、図5はねじ山の拡大断面図を示す。
【0016】図1において、射出装置30を構成する加
熱シリンダ3内にはスクリュ1が回転から進退自在に挿
入されており、加熱シリンダ3の先端にはノズル4が取
付けられており、また後端にはスクリュ1を軸方向移動
が可能で回転自在に取付けたピストン23を挿入した射
出シリンダ20が取付けてある。
熱シリンダ3内にはスクリュ1が回転から進退自在に挿
入されており、加熱シリンダ3の先端にはノズル4が取
付けられており、また後端にはスクリュ1を軸方向移動
が可能で回転自在に取付けたピストン23を挿入した射
出シリンダ20が取付けてある。
【0017】射出シリンダ20の油圧室9はロッド側油
圧室9aとヘッド側油圧室9bから構成されており、こ
の油圧室9には図示省略した油圧ポンプから作動油が供
給され油圧作動バルブ11で制御される。この油圧作動
バルブ11は、ロッド側油圧室9aに通じるロッド側油
圧作動バルブ11aとヘッド側油圧室9bに通じるヘッ
ド側油圧作動バルブ11bから構成されている。
圧室9aとヘッド側油圧室9bから構成されており、こ
の油圧室9には図示省略した油圧ポンプから作動油が供
給され油圧作動バルブ11で制御される。この油圧作動
バルブ11は、ロッド側油圧室9aに通じるロッド側油
圧作動バルブ11aとヘッド側油圧室9bに通じるヘッ
ド側油圧作動バルブ11bから構成されている。
【0018】また、符号8はスクリュ1の前後進距離を
測定するスクリュ位置センサである。スクリュ1の先端
にはチェックシート1aを置いてスクリュヘッド27が
螺着されており、スクリュヘッド27は先端に向かった
略円錐形状で同円錐形状の後側(図中右側)は段状にな
って小径になり、この小径部27aには軸方向摺動が自
在なチェックリング2が嵌挿されている。
測定するスクリュ位置センサである。スクリュ1の先端
にはチェックシート1aを置いてスクリュヘッド27が
螺着されており、スクリュヘッド27は先端に向かった
略円錐形状で同円錐形状の後側(図中右側)は段状にな
って小径になり、この小径部27aには軸方向摺動が自
在なチェックリング2が嵌挿されている。
【0019】図4に示すように、前記小径部27aの外
周部には、フライト状(断面が台形状)の1山のねじ山
13が周方向で間欠的かつ等間隔に配設してある。一
方、チェックリング2の内周面には、一定ピッチを有し
た2山のねじ山10が前記ねじ山13と同様に周方向で
間欠的かつ等間隔に配設してあり、スクリュ1の回動に
伴って、ねじ山13はねじ山10に沿って摺動可能とな
っている。
周部には、フライト状(断面が台形状)の1山のねじ山
13が周方向で間欠的かつ等間隔に配設してある。一
方、チェックリング2の内周面には、一定ピッチを有し
た2山のねじ山10が前記ねじ山13と同様に周方向で
間欠的かつ等間隔に配設してあり、スクリュ1の回動に
伴って、ねじ山13はねじ山10に沿って摺動可能とな
っている。
【0020】図4に示す如く、小径部27a側のねじ山
13の周方向の長さは、チェックリング2側のねじ山1
0の周方向の長さより短くなるように構成してある。ま
た、この両ねじ山10、13のリード角は大きくとって
あり、スクリュ1の少しの回動に連れてねじ山10、1
3の係合している範囲内でチェックリング2の開閉を強
制的に素早く行うようになっている。
13の周方向の長さは、チェックリング2側のねじ山1
0の周方向の長さより短くなるように構成してある。ま
た、この両ねじ山10、13のリード角は大きくとって
あり、スクリュ1の少しの回動に連れてねじ山10、1
3の係合している範囲内でチェックリング2の開閉を強
制的に素早く行うようになっている。
【0021】符号15はホッパ、15aは樹脂ペレッ
ト、スクリュヘッド前部18、32は成形機制御装置、
35はねじ山10、13の間欠部に設けられた樹脂通路
の開口部をそれぞれ示す。
ト、スクリュヘッド前部18、32は成形機制御装置、
35はねじ山10、13の間欠部に設けられた樹脂通路
の開口部をそれぞれ示す。
【0022】次に本発明の射出成形機におけるチェック
リングの開閉装置の動作について説明する。
リングの開閉装置の動作について説明する。
【0023】計量工程開始前にスクリュ1をモータによ
って反時計方向に回動しつつ後退させると、チェックリ
ング2はスクリュヘッド27に当接し樹脂通路が確保さ
れるためスクリュ1の後方からスクリュヘッド前部18
へ溶融樹脂が貯留される(図2)。
って反時計方向に回動しつつ後退させると、チェックリ
ング2はスクリュヘッド27に当接し樹脂通路が確保さ
れるためスクリュ1の後方からスクリュヘッド前部18
へ溶融樹脂が貯留される(図2)。
【0024】計量工程開始時に、スクリュ1は図1に示
す位置より左方にあり、油圧室9には油圧作動バルブ1
1により軽い背圧がかけられた状態でスクリュ1を回転
させると、ホッパ15からペレット15aはスクリュ1
の右端側に供給され、このペレット15aはスクリュ1
により左方へ送られる間に溶融樹脂となってスクリュヘ
ッド前部18に貯留される。
す位置より左方にあり、油圧室9には油圧作動バルブ1
1により軽い背圧がかけられた状態でスクリュ1を回転
させると、ホッパ15からペレット15aはスクリュ1
の右端側に供給され、このペレット15aはスクリュ1
により左方へ送られる間に溶融樹脂となってスクリュヘ
ッド前部18に貯留される。
【0025】スクリュヘッド前部18に貯留されるに従
ってスクリュ1は後退し、例えば図示しないリミットス
イッチがこれを検出するとスクリュ1の回転は停止して
溶融樹脂の計量は終了する。
ってスクリュ1は後退し、例えば図示しないリミットス
イッチがこれを検出するとスクリュ1の回転は停止して
溶融樹脂の計量は終了する。
【0026】計量工程が完了しスクリュ1が後退限に達
すると、モータを計量工程とは逆方向の時計回り方向の
回転に切換え、スクリュ1を後退限の位置で回動するの
である。
すると、モータを計量工程とは逆方向の時計回り方向の
回転に切換え、スクリュ1を後退限の位置で回動するの
である。
【0027】スクリュ1の回動によって小径部27aも
同方向に回動し、ねじ山はリード角の大きいねじ山10
に沿って移動するためチェックリング2はチェックシー
ト1aに急速に移動して当接し、樹脂通路は閉止される
(図3)。
同方向に回動し、ねじ山はリード角の大きいねじ山10
に沿って移動するためチェックリング2はチェックシー
ト1aに急速に移動して当接し、樹脂通路は閉止される
(図3)。
【0028】この状態でスクリュ1を回動せず前進させ
る、いわゆる射出工程を開始すると、計量工程によって
スクリュ前部18に貯留された樹脂はノズル4を介して
図示しない金型キャビティ部に射出充填される。
る、いわゆる射出工程を開始すると、計量工程によって
スクリュ前部18に貯留された樹脂はノズル4を介して
図示しない金型キャビティ部に射出充填される。
【0029】この後、金型を冷却すると、金型キャビテ
ィ部に射出充填された溶融樹脂は固化し、型開後製品を
取出し、1サイクルを完了する。
ィ部に射出充填された溶融樹脂は固化し、型開後製品を
取出し、1サイクルを完了する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明では、スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド
の後端部間で前後進可能に設けたチェックリングであっ
て、スクリュ軸の先端部に小径部を介してスクリュヘッ
ドの後端部を固着し、前記小径部にねじ山を設けるとと
もに、前記チェックリングの内周面に前記ねじ山と一定
の回動範囲で係合するねじ山を設け、スクリュを回動さ
せることにより前記小径部を回動させて、前記小径部と
ねじ山で係合するチェックリングを前後進させることに
よって、前記スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド後端
部間でチェックリングの強制開閉が可能にしたことによ
り、チェックリングの閉まり遅れによる溶融樹脂の逆流
が防止できるため、理想的な射出工程が実現できる。
に、本発明では、スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド
の後端部間で前後進可能に設けたチェックリングであっ
て、スクリュ軸の先端部に小径部を介してスクリュヘッ
ドの後端部を固着し、前記小径部にねじ山を設けるとと
もに、前記チェックリングの内周面に前記ねじ山と一定
の回動範囲で係合するねじ山を設け、スクリュを回動さ
せることにより前記小径部を回動させて、前記小径部と
ねじ山で係合するチェックリングを前後進させることに
よって、前記スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド後端
部間でチェックリングの強制開閉が可能にしたことによ
り、チェックリングの閉まり遅れによる溶融樹脂の逆流
が防止できるため、理想的な射出工程が実現できる。
【図1】本発明に係る1実施例の射出装置の要部構成を
簡略化して示す概要図である。
簡略化して示す概要図である。
【図2】チェックリングの開状態を示す説明図である。
【図3】チェックリングの強制的な閉状態を示す説明図
である。
である。
【図4】図3のA〜Aからみた側面断面図である。
【図5】ねじ山の拡大断面図である。
1 スクリュ 1a チェックシート 2 チェックリング 3 加熱シリンダ 4 ノズル 8 スクリュ位置センサ 9 油圧室 9a ロッド側油圧室 9b ヘッド側油圧室 10 チェックリング側のねじ山 11(11a、11b) 油圧作動バルブ 13 小径部側のねじ山 15 ホッパ 18 スクリュヘッド前部 20 射出シリンダ 27 スクリュヘッド 27a 小径部 30 射出装置 32 成形機制御装置 35 樹脂通路の開口部
Claims (1)
- 【請求項1】スクリュ軸の先端部とスクリュヘッドの後
端部間で前後進可能に設けたチェックリングであって、
スクリュ軸の先端部に小径部を介してスクリュヘッドの
後端部を固着し、前記小径部にねじ山を設けるととも
に、前記チェックリングの内周面に前記ねじ山と一定の
回動範囲で係合するねじ山を設け、スクリュを回動させ
ることにより前記小径部を回動させて、前記小径部とね
じ山で係合するチェックリングを前後進させることによ
って、前記スクリュ軸の先端部とスクリュヘッド後端部
間でチェックリングの強制開閉が可能にしたことを特徴
とする射出成形機におけるチェックリングの開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00860394A JP3359142B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00860394A JP3359142B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214619A JPH07214619A (ja) | 1995-08-15 |
JP3359142B2 true JP3359142B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=11697545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00860394A Expired - Fee Related JP3359142B2 (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | 射出成形機におけるチェックリングの開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3359142B2 (ja) |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP00860394A patent/JP3359142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07214619A (ja) | 1995-08-15 |
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