JP2002307155A - 金属射出成形用金型 - Google Patents

金属射出成形用金型

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JP2002307155A
JP2002307155A JP2001114096A JP2001114096A JP2002307155A JP 2002307155 A JP2002307155 A JP 2002307155A JP 2001114096 A JP2001114096 A JP 2001114096A JP 2001114096 A JP2001114096 A JP 2001114096A JP 2002307155 A JP2002307155 A JP 2002307155A
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sprue
mold
holes
plate
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Seiji Tamura
精治 田村
Kiyohide Kari
清秀 賀利
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御ミスなどにより発生する可能性があるノ
ズルからの溶湯の漏れ出しを金型のスプルー穴で確実に
阻止する。 【解決手段】 スプルー穴16、17を横断するように
固定側金型10に遮蔽板18を密着摺動可能に装着し、
遮蔽板18に、スプルー穴16、17と略同径に開口形
成された通過穴18aと、可動側金型12方向に向かっ
て通過穴18aとの間隔が狭くなるように傾斜した傾斜
穴18bとを設け、傾斜穴18bに挿通可能な傾斜ピン
20を可動側金型12に設け、金型10、12を閉じた
状態では、傾斜ピン20が傾斜穴18bに挿通して、通
過穴18aとスプルー穴16、17とを連通する位置に
遮蔽板18を移動させるとともに、金型10、12を開
いた状態では、傾斜ピン20が傾斜穴18から離隔し
て、通過穴18aとスプルー穴16、17とを遮断する
位置に遮蔽板18を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型を閉じた状態
にして形成されるキャビティに連通するスプルー穴を介
して、ノズルから溶融もしくは半溶融状態にした金属を
前記キャビティ中に射出して金属成形を行う金属射出成
形用金型において、溶融もしくは半溶融状態にした金属
の噴き出しに対する安全を確保するための機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8に従来の金属射出成形用金型の型開
き状態を示す断面図を示す。これに示されるものは、固
定盤30に固定側金型10が固定されており、可動盤3
2に可動側金型12が固定されている。固定側金型10
は、成形品の外面を形成するキャビティ14、ランナ溝
34などが設けられた固定型36、固定型36を固定盤
30に取付ける型取付板38、型取付板38に取付けら
れたスプルーブッシュ40などからなる。スプルーブッ
シュ40は、図示してない射出装置の前部に設けられた
加熱筒42の先端に取付けられたノズル44と当接する
球面状の凹部46と、ノズル穴45と連通するスプルー
穴48とを有する。加熱筒42の外周及びノズル44の
外周には、これらを加熱するための加熱ヒータ50がそ
れぞれ取付けられている。
【0003】可動側金型12は、成形品の内面を形成す
るコア54及びスプルー穴48の端部56が設けられた
可動型58と、可動型58を可動盤32に取付ける型取
付板60と、成形品を突き出すエジェクタピン62を駆
動するエジェクタ板64などから構成されている。エジ
ェクタピン62は一端が可動型58及びコア54を貫通
しているとともに、他端がエジェクタ板64に連結され
ており、エジェクタ板64は、図示してないエジェクタ
シリンダによって駆動されるエジェクタロッド68に押
されて固定側金型10方向に前進可能である。エジェク
タ板64と可動型58との間には常時エジェクタピン6
2を後退させる方向にエジェクタ板64を押圧するばね
66が設けられている。
【0004】次に、従来技術の動作について説明する。
図示してない材料ホッパーから加熱筒42の後部に供給
された固体の金属チップは、加熱筒42の内部で加熱及
び攪拌され、溶融又は半溶融状態の金属材料(以下、溶
湯という。)になり、加熱筒42の前方に送られて、前
室52に所定量だけ貯留される。(以下、この工程を計
量工程という。)
【0005】次に、可動側金型12を固定側金型10方
向に前進させ固定型36と可動型58とを閉じ、さらに
強い力で締め付ける。(以下、この工程を型閉工程とい
う。)
【0006】次に、加熱筒42内に挿入されている図示
してないスクリュ又はプランジャーによって、前室52
内の溶湯をノズル44方向に押出すことにより、ノズル
穴45、スプルー穴48及びランナ溝34をとおってキ
ャビティ14内に溶湯が充填される。(以下、この工程
を射出工程という。)
【0007】キャビティ14内に充填された溶湯は、冷
却固化して成形品となる。(以下、この工程を冷却工程
という。)なお、冷却工程中に次の計量工程が行なわれ
る。
【0008】次に、可動側金型12を固定側金型10か
ら離隔させる方向に後退させ、固定型36と可動型58
とを開く。(以下、この工程を型開工程という。)この
とき、通常は、ノズル穴45先端部の溶湯は冷却工程時
に冷却固化して固定栓を形成するため、スプルー穴48
内に形成されたスプルーが型開工程において可動側金型
12方向に離脱しても、ノズル穴45や前室52内の溶
湯がスプルー穴48内に漏れ出すことはない。
【0009】次に、エジェクタシリンダによってエジェ
クタロッド68を前進させて、エジェクタ板64を前進
方向に押圧する。これにより、ばね66の弾性力に抗し
てエジェクタ板64が前進し、エジェクタピン62を突
き出すことによって、コア54及び可動型58に付着し
た成形品が突き出される。(以下、この工程を突出し工
程という。)
【0010】突き出された成形品は、図示してない取出
しロボットなどに把持されて、金型10、12の外に搬
出される。(以下、これを取出し工程という。)以上の
工程が繰り返されることにより、一定形状の金属成形品
が連続して生産される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の金属射出成形用金型では、次のような問題がある。
すなわち、成形作業中に、成形品の取出し不良などのト
ラブルが発生して、金型10、12を開いた状態で修復
作業をする必要が生じることがあり、その修復作業が長
引くと、前室52内の溶湯の圧力が上昇したり、固定栓
の固着力が低下したりする。このような場合、固定栓が
スプルー穴48方向に押し出されて溶湯が金型10、1
2内に押し出されることがある。
【0012】型開状態では、加熱筒42の前室52は、
ノズル穴45及びスプルー穴48を通って固定側金型1
0及び可動側金型12の間の空間70に通じているた
め、押し出された溶湯がスプルー穴48から噴き出して
飛散し、金型10、12や成形機本体の各部に付着して
余分な除去作業が必要になったりする可能性がある。
【0013】また、前記固定栓を形成する方法の代わり
に、ノズル穴45の途中にアクチュエータで駆動される
開閉弁を設ける方法もあるが、制御的あるいは人為的な
ミスにより開閉弁が閉鎖されていないと、型開状態で固
定栓を形成する方法の場合と同様に、溶湯がスプルー穴
48から噴き出して飛散し、金型10、12や成形機本
体の各部に付着するというトラブルを生じる可能性があ
る。本発明は、このような課題を解決するためのもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の課題を解決するためのものであり、型閉状態では
スプルー穴を開放して一連の工程により所望の製品を得
ることができるようにし、型開状態では、スプルー穴の
閉鎖ができるようにする操作を、金型の開閉動作によっ
て機械的に行うことができるような金属射出成形用金型
を提供することを目的とする。
【0015】本発明のうちで請求項1記載の発明は、固
定側及び可動側金型(10、12)を閉じた状態にして
形成されるキャビティ(14)に連通するスプルー穴
(16、17)を介して、ノズル(44)から溶融もし
くは半溶融状態にした金属を前記キャビティ(14)中
に射出して金属成形を行う金属射出成形用金型におい
て、前記固定側金型(10)には、前記スプルー穴(1
6、17)を遮断したり連通したりすることが可能なス
プルー穴遮断・連通機構が設けられており、前記可動側
金型(12)には前記スプルー穴遮断・連通機構を駆動
可能な駆動装置が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0016】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記スプルー穴遮断
・連通機構は、前記スプルー穴(16、17)を横断す
るように前記固定側金型(10)に密着摺動可能に装着
された遮蔽板(18)であって、該遮蔽板(18)は、
前記スプルー穴(16、17)と略同径に開口形成され
た通過穴(18a)と、該通過穴(18a)から所定間
隔をあけた位置に、可動側金型(12)方向に向かって
前記通過穴(18a)との間隔が狭くなるように傾斜し
て遮蔽板(18)を貫通する傾斜穴(18b)と、を具
備し、前記駆動装置は、前記可動側金型(12)から前
記傾斜穴(18b)方向に突出し、該傾斜穴(18b)
に挿通可能な傾斜ピン(20)であり、前記金型(1
0、12)を閉じた状態では、前記傾斜ピン(20)が
前記傾斜穴(18b)に挿通し、前記通過穴(18a)
と前記スプルー穴(16、17)との位置が一致して該
スプルー穴(16、17)を連通する第1のスライド位
置に位置するとともに、前記金型(10、12)を開い
た状態では、前記傾斜ピン(20)が前記傾斜穴(18
b)より離隔し、前記通過穴(18a)と前記スプルー
穴(16、17)との位置がずれて該スプルー穴(1
6、17)を遮断する第2のスライド位置に位置するよ
うに駆動される遮蔽板(18)を具備していることを特
徴とするものである。
【0017】本発明のうちで請求項3記載の発明は、請
求項1記載の発明において、 前記スプルー穴遮断・連
通機構は、前記スプルー穴(16、17)を横断するよ
うに前記固定側金型(10)に密着摺動可能に装着され
た遮蔽板(22)であって、該遮蔽板(22)は、前記
スプルー穴(16、17)と略同径に開口形成された通
過穴(22a)と、可動側金型(12)方向に向かって
前記通過穴(22a)との間隔が狭くなるように傾斜し
た端部(22b)と、を具備し、前記駆動装置は、可動
側金型(12)から固定側金型(10)方向に突出し、
前記端部(22b)に密着摺動可能なカム板(24)で
あり、前記金型(10、12)を閉じた状態では、前記
カム板(24)が前記端部(22b)に密着摺動し、前
記通過穴(22b)と前記スプルー穴(16、17)と
の位置が一致して該スプルー穴(16、17)を連通す
る第1のスライド位置に位置するとともに、前記金型
(10、12)を開いた状態では、前記カム板(24)
と前記端部(22b)とが離隔し、前記通過穴(22
b)と前記スプルー穴(16、17)との位置がずれて
該スプルー穴(16、17)を遮断する第2のスライド
位置に位置するように駆動される遮蔽板(22)を具備
していることを特徴とするものである。
【0018】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、請求項2又は3記載の発明において、前記固定側金
型(10)には、前記スプルー穴(16、17)を遮断
する方向に前記遮蔽板(18又は22)を常時付勢する
ばね(28)が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0019】本発明のうちで請求項5記載の発明は、請
求項2から4のうちいずれか記載の発明において、前記
遮蔽板(18又は22)が前記スプルー穴(16、1
7)を連通する位置にあることを検出するリミットスイ
ッチ(26)が設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0020】本発明のうちで請求項6記載の発明は、請
求項3から4のうちいずれか記載の発明において、前記
遮蔽板(22)が前記スプルー穴(16、17)を遮断
する位置にあることを検出するリミットスイッチ(8
4)が設けられていることを特徴とするものである。な
お、上記かっこ内の符号は、後述する実施の形態の対応
する部材を示す。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下に、本
発明の第1の実施の形態を図により説明する。図1に第
1の実施の形態の金属射出成形用金型の型開き状態を上
方から見た断面図を、図2に第1の実施の形態の金属射
出成形用金型の型開き状態を正面から見た断面図を、図
3に第1の実施の形態の金属射出成形用金型の型閉じ状
態を正面から見た側断面図を、図4に図3の4?4断面
図を、図5に型閉じ状態時のノズル穴、スプルー穴及び
通過穴の状態を示す拡大図を、それぞれ示す。なお、従
来技術で説明した構成と同様の機能を有する部分に関し
ては同一符号を付してある。
【0022】固定盤30に固定側金型10が装着されて
おり、可動盤32に可動側金型12が装着されている。
固定側金型10は、成形品の外面を形成するキャビティ
14、ランナ溝34及び後スプルー穴17などが設けら
れた固定型36、固定型36を固定盤30に取付ける型
取付板38、型取付板38に取付けられたスプルーブッ
シュ40などからなる。スプルーブッシュ40は、図示
してない射出装置の前部に設けられた加熱筒42の先端
に取付けられたノズル44と当接する球面状の凹部46
と、ノズル穴45と連通する前スプルー穴16とを有す
る。
【0023】スプルーブッシュ40と固定型36との間
には、これらに密着摺動可能に遮蔽板18が装着されて
おり、遮蔽板18には、前スプルー穴16及び後スプル
ー穴17と略同径に開口された通過穴18aが形成され
ている。前スプルー穴16、通過穴18a及び後スプル
ー穴17は、金型が閉じた状態で連通するように構成さ
れており、それぞれが後方(可動側金型側)に傾斜拡大
し、かつ後方に向かって段付きに内径が拡大している。
これにより、通過穴18aの中心が前スプルー穴16及
び後スプルー穴17の中心と少しずれた場合でも、型開
きによってスプルーが可動型58に付着して円滑に引き
抜くことが可能となる。また、遮蔽板18には、通過穴
18aから所定間隔をあけた位置に、可動側金型12方
向に向かって通過穴18aとの間隔が狭くなるように傾
斜して遮蔽板18を貫通する傾斜穴18bが形成されて
いる。
【0024】固定側金型10の一端には調整ねじ72が
螺合しており、調整ねじ72は固定ナット74で固定さ
れている。調整ねじ72の先端のストッパピン76には
コイルばね28が挿入されており、コイルばね28は先
端が遮蔽板18の一端に当接している。調整ねじ72及
び固定ナット74は、通過穴18aを前スプルー穴16
及び後スプルー穴17と連通する最適な位置に調整する
ものであり、コイルばね28は、傾斜ピン20が万一折
損した場合などに遮蔽板18を閉鎖位置に保持し、安全
を保つものである。
【0025】遮蔽板18の他端にはカム棒78が取付け
られており、カム棒78は、固定側金型10に取付けら
れているリミットスイッチ26を打点可能である。リミ
ットスイッチ26は、通過穴18aが前スプルー穴16
及び後スプルー穴17と接続する位置で、カム棒78に
よる打点が外れるので、金属射出成形機の図示してない
制御装置によって、リミットスイッチ26が打点されな
い場合のみ射出動作ができるようにすれば遮蔽板18が
閉鎖位置にあるときに誤って射出され、行き場のなくな
った溶湯がノズル44の周囲に漏れ出すことを防止する
ことができる。
【0026】固定型金型10の他端にはストップ板80
が取付けられており、ストップ板80は遮蔽板18が固
定側金型10の他端から突出することを拘束する。加熱
筒42の外周及びノズル44の外周には、これらを加熱
するための加熱ヒータ50がそれぞれ取付けられてい
る。
【0027】可動側金型12は、成形品の内面を形成す
るコア54及び後スプルー穴17の端部56が設けられ
た可動型58と、可動型58を可動盤32に取付ける型
取付板60と、成形品を突き出すエジェクタピン62を
駆動するエジェクタ板64などから構成されている。可
動型58からは、傾斜ピン20が傾斜穴18b方向に突
出しており、傾斜ピン20は、金型が閉じた状態で傾斜
穴18bに挿通可能である。エジェクタピン62は一端
が可動型58及びコア54に貫通されているとともに、
他端がエジェクタ板64に連結されており、エジェクタ
板64は、図示してないエジェクタシリンダによって駆
動されるエジェクタロッド68に押されて固定側金型1
0方向に前進可能である。エジェクタ板64と可動型5
8との間には常時エジェクタピン62を後退させる方向
にエジェクタ板64を押圧するばね66が設けられてい
る。
【0028】次に第1の実施の形態の動作について説明
する。図示してない材料ホッパーから加熱筒42の後部
に供給された固体の金属チップは、加熱筒42の内部で
加熱及び攪拌され、溶融又は半溶融状態の金属材料(以
下、溶湯という。)になり、加熱筒42の前方に送られ
て、前室52に所定量だけ貯留される。(以下、この工
程を計量工程という。) このとき、図1に示されるように、金型は開いた状態で
あり、遮蔽板18はコイルばね28の弾性力により図中
下方に押圧されてストップ板80に当接した位置にある
ため、遮蔽板18の通過穴18aは前スプルー穴16及
び後スプルー穴17とは連通しない位置に位置する。す
なわち、傾斜ピン20が傾斜穴18bより離隔した状態
となり、通過穴18aとスプルー穴16、17との位置
がずれてスプルー穴16、17を遮断する。このため、
溶湯が前スプルー穴16に漏出しても、遮蔽板18で阻
止されて、後スプルー穴17を通って空間70に噴出す
ることはない。
【0029】次に、可動側金型12を固定側金型10方
向に前進させ固定型36と可動型58とを閉じ、さらに
強い力で締め付ける。(以下、この工程を型閉工程とい
う。)このとき、図4に示されるように、可動側金型1
2の傾斜ピン20が遮蔽板18の傾斜穴18bに挿入さ
れるため、遮蔽板18は、傾斜ピン20によって図中上
方に押され、コイルばね28の弾性力に抗して図中上方
に移動し、ストッパピン76の先端に当接した位置で停
止するとともに、リミットスイッチ26がカム棒78の
打点から解除される。この状態では、図5に示されるよ
うに、遮蔽板18の通過穴18aは前スプルー穴16及
び後スプルー穴17と連通し、射出工程が可能な状態に
なる。すなわち、傾斜ピン20が傾斜穴18bに挿通
し、通過穴18aとスプルー穴16、17との位置が一
致してスプルー穴16、17を連通する。この時は、金
型が閉じているので、溶湯が空間70に噴出することは
ない。
【0030】次に、加熱筒42内に挿入されている図示
してないスクリュ又はプランジャーによって、前室52
内の溶湯をノズル44方向に押出し、ノズル穴45,ス
プルー穴16,17、通過穴18a及びランナ溝34を
とおってキャビティ14内に溶湯が充填される。(以
下、この工程を射出工程という。)
【0031】キャビティ14内に充填された溶湯は、冷
却固化して成形品となる。(以下、この工程を冷却工程
という。)なお、冷却工程中に次の計量工程が行なわれ
る。
【0032】次に、可動側金型12を固定側金型10か
ら離隔させる方向に後退させ、固定型36と可動型58
とを開く。(以下、この工程を型開工程という。) このとき、ノズル穴45先端部の溶湯は冷却工程時に冷
却固化して固定栓を形成するとともに、遮蔽板18の傾
斜穴18bから傾斜ピン20が引出されるため、遮蔽板
18が傾斜ピン20に押されるとともにコイルばね28
の弾性力によりストップ板80に当接する位置まで移動
し、前スプルー穴16と後スプルー穴17とが遮蔽板1
8により遮蔽される。このため、スプルー穴16,17
及び通過穴18a内に形成されたスプルーが型開工程に
おいて可動側金型12方向に離脱しても、ノズル穴45
や前室52内の溶湯が後スプルー穴17内に漏れ出すこ
とはない。
【0033】次に、エジェクタシリンダによってエジェ
クタロッド68を前進させて、エジェクタ板64を前進
方向に押圧する。これにより、ばね66の弾性力に抗し
てエジェクタ板64が前進し、エジェクタピン62がコ
ア54から突き出ることによって、コア54及び可動型
58に付着した成形品が突き出される。(以下、この工
程を突出し工程という。)
【0034】突き出された成形品は、図示してない取出
しロボットなどに把持されて、金型の外に搬出される。
(以下、これを取出し工程という。) 以上の工程が繰り返されることにより、一定形状の金属
成形品が連続して生産される。
【0035】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。図6に第2の実施の形態の金属
射出成形用金型の型開き状態を上方から見た断面図を、
図7に型閉じ状態を上方から見た断面図をそれぞれ示
す。第2の実施の形態では第1の実施の形態のものと異
なる構成のみ説明し、第1の実施の形態と同様の構成の
部分に関しては説明を省略する。可動型58には、第1
の実施の形態の傾斜ピン20に代えて固定側金型10方
向に突出するカム板24が設けられており、固定型36
には、カム板24を挿入可能な挿入穴82が形成されて
いる。また、遮蔽板22には、第1の実施の形態の傾斜
穴18bに代えて、可動側金型12方向に向かって通過
穴22aとの間隔が狭くなるように傾斜するとともにカ
ム板24が密着摺動可能な端部22bが形成されてい
る。さらには、第1の実施の形態で示されるリミットス
イッチ26に加えて、前スプルー穴16と後スプルー穴
17とが遮蔽板22によって完全に遮蔽された位置でカ
ム棒78により打点されるリミットスイッチ84が設け
られている。コイルばね28の損傷や遮蔽板22の摺動
不良などにより型開きしてもリミットスイッチ84が打
点されない場合には、図示してない制御装置によって警
報が出される。したがって、溶湯が後スプルー穴17を
通って空間70に噴出しても作業者が被害を被ることは
ない。
【0036】次に第2の実施の形態の動作について説明
する。ただし、第1の実施の形態の動作と異なる部分に
関してのみ説明する。計量工程において、図6に示され
るように、金型は開いた状態であり、遮蔽板22はコイ
ルばね28の弾性力により図中下方に押圧されてリミッ
トスイッチ84がカム棒78により打点された状態にあ
るため、前スプルー穴16と後スプルー穴17とが遮蔽
板22により完全に遮断されている。このため、溶湯が
前スプルー穴16に漏出しても、遮蔽板22で阻止され
て、後スプルー穴17を通って空間70に噴出すること
はない。
【0037】次に、型閉工程において、図7に示される
ように、可動側金型12のカム板24が遮蔽板22の端
部22bに密着摺動しながら挿入されるため、遮蔽板2
2は、カム板24によって押上げられ、コイルばね28
の弾性力に抗して図中上方に移動し、ストッパピン76
の先端に当接した位置で停止するとともにリミットスイ
ッチ26がカム棒78の打点から解除される。この状態
では、遮蔽板22の通過穴22aは前スプルー穴16及
び後スプルー穴17と連通し、射出工程が可能な状態に
なるが、金型が閉じているので、溶湯が空間70に噴出
することはない。
【0038】続いて、射出工程、冷却工程、型開工程が
行なわれるが、型開工程のとき、ノズル穴45先端部の
溶湯は冷却工程時に冷却固化して固定栓を形成するとと
もに、遮蔽板22の端部22bからカム板24が引出さ
れるため、遮蔽板22がコイルばね28の弾性力により
リミットスイッチ26及び84がカム棒78により打点
される位置まで移動し、前スプルー穴16と後スプルー
穴17とが遮蔽板22により完全に遮蔽される。このた
め、スプルー穴16,17及び通過穴22a内に形成さ
れたスプルーが型開工程において可動側金型12方向に
離脱した後でも、ノズル穴45や前室52内の溶湯が後
スプルー穴17内に漏れ出すことはない。
【0039】続いて、突出し工程、取出し工程が行なわ
れ、以上の工程が繰り返されることにより、一定形状の
金属成形品が連続して生産される。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、金型を閉じた状態では、可動側金型
(12)の駆動装置により固定側金型(10)のスプル
ー穴遮断・連通機構を駆動してスプルー穴(16、1
7)が連通されるため、ノズル穴(45)からキャビテ
ィ(14)への通路が開放されて、通常の射出成形作業
を行うことができる。また、金型を開いた状態では、可
動側金型(12)の駆動装置により固定側金型(10)
のスプルー穴遮断・連通機構を駆動してスプルー穴(1
6、17)を遮断し、ノズル穴(45)からキャビティ
(14)への通路を塞ぐことができるため、加熱筒(4
2)の前室(52)内に貯留された溶湯がノズル穴(4
5)を通じて漏出した場合でも、開いた金型間の空間
(70)に溶湯が噴出することがない。したがって、溶
湯が金型間の空間(70)に噴出することにより金型や
成形機本体の各部に付着するということがなくなるの
で、金型や成形機本体に付着した溶湯の除去作業という
余分な作業が必要になる可能性がなくなる。また、スプ
ルー穴(16、17)の開閉は、金型の開閉動作によっ
て機械的に駆動されるので、確実に作動させることがで
きる。したがって、電気的なアクチュエータを使用する
場合のように、電気的制御を必要としないので、安全装
置としての信頼性が向上する。
【0041】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、金型(10、12)を閉じるにつれて、傾斜ピン
(20)が傾斜穴(18b)に挿入されていくことによ
り、遮蔽板(18)が傾斜ピン(20)に押されて動
き、通過穴(18a)とスプルー穴(16、17)との
位置が一致してスプルー穴(16、17)を連通するこ
とができる。また、金型(10、12)を開くにつれ
て、傾斜ピン(20)が傾斜穴(18b)から引出され
ていくことにより、遮蔽板(18)が傾斜ピン(20)
に押されて動き、通過穴(18a)とスプルー穴(1
6、17)との位置がずれてスプルー穴(16、17)
を遮断することができる。
【0042】また、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、金型(10、12)を閉じるにつれて、カム板(2
4)が端部(22b)に密着摺動して挿入されていくこ
とにより、遮蔽板(18)がカム板(24)に押されて
動き、通過穴(22a)とスプルー穴(16、17)と
の位置が一致してスプルー穴(16、17)を連通する
ことができる。また、金型(10、12)を開くにつれ
て、カム板(24)が端部(22b)から密着摺動して
引出されていくことにより、遮蔽板(18)がばね(2
8)に押されて動き、通過穴(22a)とスプルー穴
(16、17)との位置がずれてスプルー穴(16、1
7)を遮断することができる。
【0043】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、傾斜ピン(20)又はカム板(24)が破損して正
常に作動しない場合でも、ばね(28)が遮蔽板(18
又は22)をスプルー穴(16、17)遮断方向に押圧
して、遮蔽板(18又は22)を閉鎖位置に保持するた
め、安全を保つことができる。
【0044】また、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、リミットスイッチ(26)は、遮蔽板(18又は2
2)がスプルー穴(16、17)が連通位置にあること
を検出することができるため、リミットスイッチ(2
6)が検出した場合のみ射出動作を行うようにすれば、
遮蔽板(18又は22)が閉鎖位置にあるときに誤って
溶湯が射出され、行き場のなくなった溶湯がノズル(4
4)周囲に漏れ出ることがない。
【0045】また、本発明のうちで請求項6記載の発明
は、リミットスイッチ(84)により、遮蔽板(22)
がスプルー穴(16、17)を完全に遮断する位置にあ
ることを検出することができるため、型開きしてもリミ
ットスイッチ(84)が作動しない場合は、ばね(2
8)の破損や遮蔽板(22)の摺動不良などの不具合を
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の金属射出成形用金型の型開
き状態を上方から見た断面図である。
【図2】第1の実施の形態の金属射出成形用金型の型開
き状態を正面から見た断面図である。
【図3】第1の実施の形態の金属射出成形用金型の型閉
じ状態を正面から見た断面図である。
【図4】図3の4−4断面図である。
【図5】型閉じ状態時のスプルー穴及び通過穴の状態を
示す拡大図である。
【図6】第2の実施の形態の金属射出成形用金型の型開
き状態を上方から見た断面図である。
【図7】第2の実施の形態の金属射出成形用金型の型閉
じ状態を上方から見た断面図である。
【図8】従来の金属射出成形用金型の型開き状態を正面
から見た断面図である。
【符号の説明】
10 固定側金型 12 可動側金型 16 前スプルー穴 17 後スプルー穴 18 遮蔽板 18a 通過穴 18b 傾斜穴 20 傾斜ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 45/28 B29C 45/28 45/38 45/38 C Fターム(参考) 4E093 NA01 NB02 PA03 4F202 AA49 CA11 CK02 CK07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側及び可動側金型(10、12)を
    閉じた状態にして形成されるキャビティ(14)に連通
    するスプルー穴(16、17)を介して、ノズル(4
    4)から溶融もしくは半溶融状態にした金属を前記キャ
    ビティ(14)中に射出して金属成形を行う金属射出成
    形用金型において、 前記固定側金型(10)には、前記スプルー穴(16、
    17)を遮断したり連通したりすることが可能なスプル
    ー穴遮断・連通機構が設けられており、 前記可動側金型(12)には前記スプルー穴遮断・連通
    機構を駆動可能な駆動装置が設けられていることを特徴
    とする金属射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記スプルー穴遮断・連通機構は、前記
    スプルー穴(16、17)を横断するように前記固定側
    金型(10)に密着摺動可能に装着された遮蔽板(1
    8)であって、該遮蔽板(18)は、前記スプルー穴
    (16、17)と略同径に開口形成された通過穴(18
    a)と、該通過穴(18a)から所定間隔をあけた位置
    に、可動側金型(12)方向に向かって前記通過穴(1
    8a)との間隔が狭くなるように傾斜して遮蔽板(1
    8)を貫通する傾斜穴(18b)と、を具備し、 前記駆動装置は、前記可動側金型(12)から前記傾斜
    穴(18b)方向に突出し、該傾斜穴(18b)に挿通
    可能な傾斜ピン(20)であり、 前記金型(10、12)を閉じた状態では、前記傾斜ピ
    ン(20)が前記傾斜穴(18b)に挿通し、前記通過
    穴(18a)と前記スプルー穴(16、17)との位置
    が一致して該スプルー穴(16、17)を連通する第1
    のスライド位置に位置するとともに、 前記金型(10、12)を開いた状態では、前記傾斜ピ
    ン(20)が前記傾斜穴(18b)より離隔し、前記通
    過穴(18a)と前記スプルー穴(16、17)との位
    置がずれて該スプルー穴(16、17)を遮断する第2
    のスライド位置に位置するように駆動される遮蔽板(1
    8)を具備していることを特徴とする請求項1記載の金
    属射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 前記スプルー穴遮断・連通機構は、前記
    スプルー穴(16、17)を横断するように前記固定側
    金型(10)に密着摺動可能に装着された遮蔽板(2
    2)であって、該遮蔽板(22)は、前記スプルー穴
    (16、17)と略同径に開口形成された通過穴(22
    a)と、可動側金型(12)方向に向かって前記通過穴
    (22a)との間隔が狭くなるように傾斜した端部(2
    2b)と、を具備し、 前記駆動装置は、可動側金型(12)から固定側金型
    (10)方向に突出し、前記端部(22b)に密着摺動
    可能なカム板(24)であり、 前記金型(10、12)を閉じた状態では、前記カム板
    (24)が前記端部(22b)に密着摺動し、前記通過
    穴(22a)と前記スプルー穴(16、17)との位置
    が一致して該スプルー穴(16、17)を連通する第1
    のスライド位置に位置するとともに、 前記金型(10、12)を開いた状態では、前記カム板
    (24)と前記端部(22b)とが離隔し、前記通過穴
    (22a)と前記スプルー穴(16、17)との位置が
    ずれて該スプルー穴(16、17)を遮断する第2のス
    ライド位置に位置するように駆動される遮蔽板(22)
    を具備していることを特徴とする請求項1記載の金属射
    出成形用金型。
  4. 【請求項4】 前記固定側金型(10)には、前記スプ
    ルー穴(16、17)を遮断する方向に前記遮蔽板(1
    8又は22)を常時付勢するばね(28)が設けられて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の金属射出成
    形用金型。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽板(18又は22)が前記スプ
    ルー穴(16、17)を連通する位置にあることを検出
    するリミットスイッチ(26)が設けられていることを
    特徴とする請求項2から4のうちいずれか記載の金属射
    出成形用金型。
  6. 【請求項6】 前記遮蔽板(22)が前記スプルー穴
    (16、17)を遮断する位置にあることを検出するリ
    ミットスイッチ(84)が設けられていることを特徴と
    する請求項3から5のうちいずれか記載の金属射出成形
    用金型。
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