JP2596877Y2 - 同軸ケーブル結合構造 - Google Patents

同軸ケーブル結合構造

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JP2596877Y2
JP2596877Y2 JP1990123643U JP12364390U JP2596877Y2 JP 2596877 Y2 JP2596877 Y2 JP 2596877Y2 JP 1990123643 U JP1990123643 U JP 1990123643U JP 12364390 U JP12364390 U JP 12364390U JP 2596877 Y2 JP2596877 Y2 JP 2596877Y2
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clamp
coaxial cable
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nut
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進 星
正美 酒井
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、同軸ケーブルを結合する同軸ケーブル結合
構造に関するものである。
(従来の技術) 従来の同軸ケーブル結合構造は、第3図乃至第5図に
示すような、コネクタ本体2、クランプナット40及びク
ランプ10を用いるものであった。
コネクタ本体2は、中心貫通穴5を有する絶縁体3を
内部に位置決め嵌着し、クランプナット40は、該コネク
タ本体2の外周の雄ネジ7と螺合する雌ネジ22を備え同
軸ケーブル35が挿入される側29には先すぼみのテーパ穴
30を設け、クランプ10は、同軸ケーブル35を挟着する一
定幅の割れ目12を有する円筒体からなり、コネクタ本体
2とクランプナット40との相互嵌合部25a内に挿入され
たクランプ10で同軸ケーブル35を挟着し、且つ同軸ケー
ブル35の外部導体31との接続をとっていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述の同軸ケーブル結合構造では、ク
ランプ10の一定幅の割れ目12がすぼまって同軸ケーブル
35の外皮を挟着し、且つ同軸ケーブル35の外部導体31と
コネクタ本体2とを接続して導通をする際に(第4図参
照)、クランプナット40の雌ネジ22にコネクタ本体2の
雄ネジ7を全部螺合しても、クランプ10の一定幅の割れ
目12がすぼまり過ぎて過剰締め付けになってしまいクラ
ンプ10の一定幅の割れ目12側がクランプナット40の挿入
穴29から異常に飛び出してしまい(第5図参照)、同軸
ケーブル35の外部導体31がクランプ10とコネクタ本体2
の間に圧接されて接続をとるに充分な力を得られないと
いう問題があった。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、クラ
ンプ10がすぼまった状態で過剰締め付け回避の位置決め
がなされる内向きフランジをクランプナット40に設ける
ことにより、コネクタ本体2とクランプナット40を螺合
する際に空回りを防止でき、更に過剰締め付けとならな
いように適正な締め付け力を確保して同軸ケーブル35の
外部導体31とコネクタ本体2との接触を確実にとること
ができる同軸ケーブル結合構造を提供することを目的と
したものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の構成は、同軸ケ
ーブルの心線と絶縁物から成る内部導体が挿入される中
心貫通穴を有する絶縁体を内部に位置決め嵌着している
コネクタ本体と、該コネクタ本体と相互嵌合部で嵌合
し、同軸ケーブル挿入側には先すぼみのテーパ穴を有す
るクランプナットと、前記コネクタ本体と該クランプナ
ットとの相互嵌合部内に挿入され前記テーパ穴に対応す
る部分に一定幅の割れ目を有するクランプとを用いた同
軸ケーブル結合構造において、前記クランプナットには
テーパ穴の細径端側で且つ前記クランプの割れ目側先端
面が当接する内向きフランジ部を形成し、前記コネクタ
本体に前記クランプナットを螺合して締め付けた時に、
前記クランプの底部と前記コネクタ本体の接触面との間
に前記同軸ケーブルの外部導体が圧接状態に維持され、
前記クランプの割れ目がすぼんで前記同軸ケーブルの外
被を挟着すると共に、前記すぼんだ割れ目側の先端面が
前記内向きフランジ部に当接して過剰締め付け回避の位
置決めがなされるようにしたことである。
(作用) 本考案に係る同軸ケーブル結合構造によれば、クラン
プが一定の強さで押されるとクランプの一定幅の割れ目
がすぼんで同軸ケーブルの外皮を挟着し、且つクランプ
の一定幅の割れ目側の先端面とクランプナットの平面を
有する内向きフランジ部で係止させることにより同軸ケ
ーブルの外部導体とコネクタ本体を一定の強度をもって
確実に結合することができる。
(実施例) 以下において、本考案の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る同軸ケーブル結合構造1の実
施例であり、嵌合される状態を示す縦断面図である。
この実施例に係る同軸ケーブル結合構造では、コネク
タ本体2とクランプ10とは従来と同じであるがここで更
に詳細に説明する。
本考案の一実施例である同軸ケーブル結合構造は、コ
ネクタ本体2とクランプ10とクランプナット20とから構
成されている。
コネクタ本体2は、導電体4で形成され絶縁体3を嵌
合する平行穴5aと、平行穴5aよりは大きくクランプ10の
外周に遊嵌合する平行穴6と、平行穴5a,6の間には中心
貫通穴5よりは大きく平行穴6よりは小さい穴を有する
内向きフランジ8と、外周にはクランプナット20の雌ネ
ジ22と螺合する雄ネジ7とが設けられている。
そして、平行穴5aには同軸ケーブルの心線と絶縁物か
ら成る内部導体(図示していない)が挿入される中心貫
通穴5を有する絶縁体3が内向きフランジ8に接して位
置決めされ嵌着されている。
一方、平行穴6の奥には導電体4とクランプ10の底部
10aとの間に同軸ケーブル35の網状の外部導体31が心線
と絶縁物から成る内部導体(図示していない)と接触し
ないで圧接する接触面16を有している。
クランプ10は、円筒体からなり、同軸ケーブル35の端
末部が挿入される平行穴14と、平行穴14よりは小さく中
心貫通穴5よりは大きい引出し穴15と、クランプナット
20に嵌合する側から円筒体の途中まで設けてある一定幅
の割れ目12とを備え、コネクタ本体2とクランプナット
20が螺合した時にクランプナット20の平面21aに先端面1
3が当接して過剰締め付け回避の位置決めがなされる。
また、クランプ10の長さは、コネクタ本体2の平行穴
6と、クランプナット20の相互嵌合部25及びテーパ穴23
との深さの和より小さく、コネクタ本体2の平行穴6と
クランプナット20のテーパ穴23との深さの和よりも大き
い適当な値として設定される。
尚、平行穴14の内側には同軸ケーブル35の外皮の滑り
を防止するため雌ネジ11が設けられている。
クランプナット20は、円筒形をなし、コネクタ本体2
の外周と嵌合する相互嵌合部25と、相互嵌合部25に連続
して挿入穴24に向けて先すぼまりになるテーパ穴23と、
テーパ穴23の細径端にクランプ10の一定幅の割れ目12が
すぼんだ状態で当接位置決めされる平面21aを有する内
向きフランジ21とを設け、相互嵌合部25の内周にはコネ
クタ本体2の雄ネジ7と螺合する雌ネジ22とを備え、内
向きフランジ21は同軸ケーブル35を挿入できる大きさの
挿入穴24を備えている。
第2図は、コネクタ本体2とクランプナット20が嵌合
された状態の縦断面図である。
この図において、コネクタ本体2とクランプナット20
が螺合されると予めクランプ10に嵌入されている同軸ケ
ーブル35の網状の外部導体31がコネクタ本体2の導電体
4の接触面16とクランプ10の底部10aとで圧接されて導
通がとられている状態を示したものである。
一方、コネクタ本体2とクランプナット20が螺合され
る際には、クランプ10の一定幅の割れ目12がクランプナ
ット20のテーパ穴23の面に沿って徐々にすぼんでゆき最
後にクランプ10の先端面13がクランプナット20の内向き
フランジ21の平面21aに圧接して位置決めされる。
同時に、クランプ10の一定幅の割れ目12が徐々にすぼ
むことによりクランプ10の平行穴14に挿入されている同
軸ケーブル35の外被を徐々に挟着し、且つクランプ10の
底部10aとコネクタ本体2の接触面16との間に同軸ケー
ブル35の外部導体31を圧接させてコネクタ本体2と同軸
ケーブル35の導通を確実なものにしている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る同軸ケーブル結合
器は、クランプがテーパ穴の内面で押されると、クラン
プの一定幅の割れ目が徐々にすぼんで同軸ケーブルの外
皮を挟着し、且つすぼんだ一定幅の割れ目側の先端面が
クランプナットの内向きフランジの平面に当接して過剰
締め付け回避の位置決めがなされるため、一定の強度を
もって同軸ケーブルの外部導体を接続でき、かつコネク
タ本体とクランプナットも一定の強度をもって結合する
ことができるというきわめて有用な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る同軸ケーブル結合構造
における結合前の状態を示す縦断面図、第2図は本考案
の一実施例に係る結合構造の結合状態を示す縦断面図、
第3図は従来の一実施例で結合される前の状態の縦断面
図、第4図は、従来の一実施例で結合された状態の縦断
面図、第5図は、従来の一実施例で結合状態が不完全な
場合の縦断面図である。 1…同軸ケーブル結合構造、2…コネクタ本体、3…絶
縁体、4…導電体、5…中心貫通穴、5a、14…平行穴、
6…平行穴、7…雄ネジ、8、21…内向きフランジ、10
…クランプ、10a…底部、11…雌ネジ、12…一定幅の割
れ目、13…先端部、15…引出し穴、16…接触面、20…ク
ランプナット、21a…平面、22…雌ネジ、23…テーパ
穴、24…挿入穴、25…相互嵌合部、31…外部導体、35…
同軸ケーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸ケーブルの心線と絶縁物から成る内部
    導体が挿入される中心貫通穴を有する絶縁体を内部に位
    置決め嵌着しているコネクタ本体と、該コネクタ本体と
    相互嵌合部で嵌合し、同軸ケーブル挿入側には先すぼみ
    のテーパ穴を有するクランプナットと、前記コネクタ本
    体と該クランプナットとの相互嵌合部内に挿入され前記
    テーパ穴に対応する部分に一定幅の割れ目を有するクラ
    ンプとを用いた同軸ケーブル結合構造において、 前記クランプナットにはテーパ穴の細径端側で且つ前記
    クランプの割れ目側先端面が当接する内向きフランジ部
    を形成し、前記コネクタ本体に前記クランプナットを螺
    合して締め付けた時に、前記クランプの底部と前記コネ
    クタ本体の接触面との間に前記同軸ケーブルの外部導体
    が圧接状態に維持され、前記クランプの割れ目がすぼん
    で前記同軸ケーブルの外被を挟着すると共に、前記すぼ
    んだ割れ目側の先端面が前記内向きフランジ部に当接し
    て過剰締め付け回避の位置決めがなされるようにしたこ
    とを特徴とする同軸ケーブル結合構造。
JP1990123643U 1990-11-27 1990-11-27 同軸ケーブル結合構造 Expired - Lifetime JP2596877Y2 (ja)

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JPH0481382U JPH0481382U (ja) 1992-07-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7479027B1 (en) * 2008-02-07 2009-01-20 Tyco Electronics Corporation Cable clamp
US8109789B2 (en) * 2008-12-12 2012-02-07 Tyco Electronics Corporation Connector assembly with strain relief

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