JP3001280U - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP3001280U
JP3001280U JP1994000959U JP95994U JP3001280U JP 3001280 U JP3001280 U JP 3001280U JP 1994000959 U JP1994000959 U JP 1994000959U JP 95994 U JP95994 U JP 95994U JP 3001280 U JP3001280 U JP 3001280U
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JP
Japan
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coaxial connector
outer conductor
waterproof packing
annular
waterproof
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JP1994000959U
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English (en)
Inventor
勘弥 久保田
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ORIENT MICROWAVE CORP
Original Assignee
ORIENT MICROWAVE CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結時に防水パッキンの変形が容易に行わ
れ、確実な防水構造及び外部導体の接触が得られる同軸
コネクタを得る。 【構成】 外部導体21と中心導体24とが絶縁体を介
して同軸に配置され、外部導体21は太い径の本体部2
2から細い径の端部23が延出し、その細い径の端部2
3に挿通されるとともに、太い径の本体部22の環状端
面27に相対するように環状の防水パッキン25が装着
されてなる同軸コネクタにおいて、外部導体21の本体
部22の環状端面27に、当該同軸コネクタが他方の同
軸コネクタに連結される際に防水パッキン25に食い込
んで防水パッキン25を変形させる部32が形成され
てなることを特徴とする同軸コネクタ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、同軸コネクタの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来における同軸コネクタの連結構造を示す。
【0003】 1、2のそれぞれは中心導体、3、4のそれぞれは外部導体であり、中心導体 1と外部導体3とにより形成される同軸コネクタ6と、中心導体2と外部導体4 とにより形成される同軸コネクタ7とが連結されている。
【0004】 同軸コネクタ部分6、7部分における連結は、カップリングナットを締め付け ていくとともに、一方の中心導体1の端部が他方の筒状の中心導体2内に嵌入さ れながら、一方の外部導体3の端部に形成された細径部5の外周に他方の外部導 体4が嵌合されることにより行われている。
【0005】 12は環状の防水パッキンであり、一方の外部導体3の細径部5に挿通される とともに、太径部9の環状端面11に相対するように装着され、上記のカップリ ングナット10の締め付けにより外部導体3、4どうしが嵌合されていくのに伴 って、他方の外部導体4の端面により一方の外部導体3の環状端面11に押し付 けられることで変形し、このように、防水パッキン12が両外部導体3、4間に 変形した状態で挟持されることで、外部からの点線矢印で示す経路における水の 侵入を遮断し、防水機能を果たしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような防水構造では、連結に際してカップリングナット 10を締め付けて防水パッキン12を変形させるのに非常に大きな力を必要とす るので、その締め付けに手間がかかり作業性が悪いという問題があった。
【0007】 また、締め付けが不十分となって防水パッキン12の変形が十分に行われない と、外部導体3、4どうしの嵌合接触も不十分となり、所定の電気特性が得られ ないという問題があった。
【0008】 また、実際の使用に関しては、異なるメーカーどうしの同軸コネクタを連結す るような場合も多く、そのような場合、それぞれのメーカーでパッキンの厚み、 硬度、外部導体の先端形状が異なっているため、防水、外部導体の接触を満足さ せる締め付け力がまちまちとなり、品質を安定させるのが難しいという問題があ った。
【0009】 この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、防水パッキンの変形が容易に行 われ、確実な防水及び確実な外部導体の接触が得られる同軸コネクタを得ること を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案では、外部導体と中心導体とが絶縁体を介 して同軸に配置され、外部導体は太い径の本体部から細い径の端部が延出し、そ の細い径の端部に挿通されるとともに、太い径の本体部の環状端面に相対するよ うに環状の防水パッキンが装着されてなる同軸コネクタにおいて、前記外部導体 の本体部の環状端面に、当該同軸コネクタが他方の同軸コネクタに連結される際 に前記防水パッキンに食い込んで前記防水パッキンを変形させる突部が形成され てなる構成とした。
【0011】
【作用】
この考案によれば、同軸コネクタが他の同軸コネクタに連結されて防水パッキ ンが外部導体の環状端面側に押圧された際、防水パッキンに環状端面に形成され た突部が食い込んで防水パッキンの変形が容易になされ、防水及び外部導体の確 実な接触が得られる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1はこの考案の同軸コネクタの断面図、図2はこの考案の同軸コネクタの使 用状態を示す断面図である。
【0014】 同軸コネクタ20において、21は外部導体であり、太い径の本体部22から 細い径の薄肉の端部23が延出されている。24は中心導体であり、外部導体2 1内に図に表れない絶縁体を介して同軸に配置されている。25は環状の防水パ ッキンであり、防水パッキン25は外部導体21の端部23に挿通されるととも に、本体部22の環状端面27に相対して近接配置されている。29はカップリ ングナットであり、この同軸コネクタ20を他方の同軸コネクタ30に接続する 際に用いられ、内周面にはネジ31が形成されている。
【0015】 そして、上記外部導体21の環状端面27には、環状に連続する突部32が一 体に形成されている。
【0016】 上記のように外部導体21の環状端面27に突部32が形成されることにより 、この同軸コネクタ20が他方の同軸コネクタ30とカップリングナット29の 締め付けにより連結され、他の同軸コネクタ30の外部導体33に防水パッキン 25が押圧されて外部導体21の環状端面27に押し付けられると、突部32が 食い込むことで防水パッキン25は変形し、この変形により環状端面27に密着 することとなる。
【0017】 このように環状の突部32が防水パッキン25に食い込んで変形させるので、 少ない押圧力で防水パッキン25を変形できるようになる。
【0018】 上記の実施例では、突部32はその断面が球面となる表面形状を持ち、環状に 連続する形状に設けられたが、表面形状は尖り形状、方形形状でもよく、また、 環状端面27に数条に分散して配置されてもよく、さらに、点状に配置されても よい。
【0019】
【考案の効果】
上記のように、この考案によれば、この同軸コネクタが他の同軸コネクタに連 結された際、防水パッキンに外部導体の環状端面に形成された突部が食い込んで 、防水パッキンは容易に変形されて外部導体の環状端面に密着し、これにより水 の内部への侵入が遮断されるようになる。
【0020】 したがって、例えば、従来に比して1/2程度の締め付け力により防水パッキ ンを変形させることで防水構造が得られるようになるので、締め付け作業が簡単 となるとともに、締め付け力の不足により十分な電気特性が得られないというよ うなことがなくなり、また、メーカーの異なる同軸コネクタを連結するような場 合も、防水パッキンが容易に変形されることで、常に十分な防水機能及び、十分 な外部導体の接触が得られるようになる。
【提出日】平成6年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、同軸コネクタの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 図3は、従来における同軸コネクタの連結構造を示す。
【0003】 1、2のそれぞれは中心導体、3、4のそれぞれは外部導体であり、中心導体 1と外部導体3とにより形成される同軸コネクタ6と、中心導体2と外部導体4 とにより形成される同軸コネクタ7とが連結されている。
【0004】 同軸コネクタ67における連結は、カップリングナットを締め付けていくと ともに、一方の中心導体1の端部が他方の筒状の中心導体2内に嵌入されながら 、一方の外部導体3の端部に形成された細径部5の外周に他方の外部導体4が嵌 合されることにより行われている。
【0005】 12は環状の防水パッキンであり、一方の外部導体3の細径部5に挿通される とともに、太径部9の環状端面11に相対するように装着され、上記のカップリ ングナット10の締め付けにより外部導体3、4どうしが嵌合されていくのに伴 って、他方の外部導体4の端面により一方の外部導体3の環状端面11に押し付 けられることで変形し、このように、防水パッキン12が両外部導体3、4間に 変形した状態で挟持されることで、外部からの点線矢印で示す経路における水の 侵入を遮断し、防水機能を果たしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような防水構造では、連結に際してカップリングナット 10を締め付けて防水パッキン12を変形させるのに非常に大きな力を必要とす るので、その締め付けに手間がかかり作業性が悪いという問題があった。
【0007】 また、締め付けが不十分となって防水パッキン12の変形が十分に行われない と、外部導体3、4どうしの嵌合接触も不十分となり、所定の電気特性が得られ ないという問題があった。
【0008】 また、実際の使用に関しては、異なるメーカーどうしの同軸コネクタを連結す るような場合も多く、そのような場合、それぞれのメーカーでパッキンの厚み、 硬度、外部導体の先端形状が異なっているため、防水、外部導体の接触を満足さ せる締め付け力がまちまちとなり、品質を安定させるのが難しいという問題があ った。
【0009】 この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、防水パッキンの変形が容易に行 われ、確実な防水及び確実な外部導体の接触が得られる同軸コネクタを得ること を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案では、外部導体と中心導体とが絶縁体を介 して同軸に配置され、外部導体は太い径の本体部から細い径の端部が延出し、そ の細い径の端部に挿通されるとともに、太い径の本体部の環状端面に相対するよ うに環状の防水パッキンが装着されてなる同軸コネクタにおいて、前記外部導体 の本体部の環状端面に、当該同軸コネクタが他方の同軸コネクタに連結される際 に前記防水パッキンに食い込んで前記防水パッキンを変形させる部が形成され てなる構成とした。
【0011】
【作用】
この考案によれば、同軸コネクタが他の同軸コネクタに連結されて防水パッキ ンが外部導体の環状端面側に押圧された際、防水パッキンに環状端面に形成され た部が食い込んで防水パッキンの変形が容易になされ、防水及び外部導体の確 実な接触が得られる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1はこの考案の同軸コネクタの断面図、図2はこの考案の同軸コネクタの使 用状態を示す断面図である。
【0014】 同軸コネクタ20において、21は外部導体であり、太い径の本体部22から 細い径の薄肉の端部23が延出されている。24は中心導体であり、外部導体2 1内に図に表れない絶縁体を介して同軸に配置されている。25は環状の防水パ ッキンであり、防水パッキン25は外部導体21の端部23に挿通されるととも に、本体部22の環状端面27に相対して近接配置されている。29はカップリ ングナットであり、この同軸コネクタ20を他方の同軸コネクタ30に接続する 際に用いられ、内周面にはネジ31が形成されている。
【0015】 そして、上記外部導体21の環状端面27には、環状の凸部32が一体に形成 されている。
【0016】 上記のように外部導体21の環状端面27に部32が形成されることにより 、この同軸コネクタ20が他方の同軸コネクタ30とカップリングナット29の 締め付けにより連結され、他の同軸コネクタ30の外部導体33に防水パッキン 25が押圧されて外部導体21の環状端面27に押し付けられると、部32が 食い込むことで防水パッキン25は変形し、この変形により環状端面27に密着 することとなる。
【0017】 このように環状の部32が防水パッキン25に食い込んで変形させるので、 少ない押圧力で防水パッキン25を変形できるようになる。
【0018】 上記の実施例では、部32はその断面が円弧となる形状を持ち、環状に連続 する形状に設けられたが、表面形状は尖り形状、方形形状でもよく、また、環状 端面27に数条に分散されてもよい。
【0019】
【考案の効果】
上記のように、この考案によれば、この同軸コネクタが他の同軸コネクタに連 結された際、防水パッキンに外部導体の環状端面に形成された部が食い込んで 、防水パッキンは容易に変形されて外部導体の環状端面に密着し、これにより水 の内部への侵入が遮断されるようになる。
【0020】 したがって、例えば、従来に比して1/2程度の締め付け力により防水パッキ ンを変形させることで防水構造が得られるようになるので、締め付け作業が簡単 となるとともに、締め付け力の不足により十分な電気特性が得られないというよ うなことがなくなり、また、メーカーの異なる同軸コネクタを連結するような場 合も、防水パッキンが容易に変形されることで、常に一定の締め付け力で十分な 防水機能及び、十分な外部導体の接触が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の同軸コネクタの部分断面図
【図2】この考案の同軸コネクタの使用状態を示す断面
【図3】従来における同軸コネクタの使用状態を示す断
面図
【符号の説明】
20 同軸コネクタ 21 外部導体 22 本体部 23 端部 24 中心導体 25 防水パッキン 27 環状端面 32 突部
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 同軸コネクタ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の同軸コネクタの部分断面図
【図2】この考案の同軸コネクタの使用状態を示す断面
【図3】従来における同軸コネクタの使用状態を示す断
面図
【符号の説明】 20 同軸コネクタ 21 外部導体 22 本体部 23 端部 24 中心導体 25 防水パッキン 27 環状端面 32

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部導体と中心導体とが絶縁体を介して
    同軸に配置され、外部導体は太い径の本体部から細い径
    の端部が延出し、その細い径の端部に挿通されるととも
    に、太い径の本体部の環状端面に相対するように環状の
    防水パッキンが装着されてなる同軸コネクタにおいて、 前記外部導体の本体部の環状端面に、当該同軸コネクタ
    が他方の同軸コネクタに連結される際に前記防水パッキ
    ンに食い込んで前記防水パッキンを変形させる突部が形
    成されてなることを特徴とする同軸コネクタ。
JP1994000959U 1994-02-22 1994-02-22 同軸コネクタ Expired - Lifetime JP3001280U (ja)

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JP1994000959U JP3001280U (ja) 1994-02-22 1994-02-22 同軸コネクタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220138521A (ko) * 2021-04-05 2022-10-13 (주)서브테크 케이블 방수 커넥터
JP7470165B2 (ja) 2021-10-01 2024-04-17 テレダイン ディフェンス エレクトロニクス,エルエルシー 低部分放電高電圧コネクタ及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220138521A (ko) * 2021-04-05 2022-10-13 (주)서브테크 케이블 방수 커넥터
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