JP3127291B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3127291B2
JP3127291B2 JP09146386A JP14638697A JP3127291B2 JP 3127291 B2 JP3127291 B2 JP 3127291B2 JP 09146386 A JP09146386 A JP 09146386A JP 14638697 A JP14638697 A JP 14638697A JP 3127291 B2 JP3127291 B2 JP 3127291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】各種の電子装置や電気装置等で電気的な
接続のために使用されるコネクタには種々の形式のもの
がある。そして、例えばケーブル接続用に使用されるコ
ネクタでは、コネクタを、相手側コネクタとの嵌合部分
である第1のボディとケーブル側接続部分である第2の
ボディとに分割し、第2のボディに予めケーブルを接続
し、このケーブルを接続した第2のボディを第1のボデ
ィに圧入して互いに連結するようにした構成のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に第1のボディと第2のボディとを圧入により連結する
構造のコネクタの場合、圧入部の長さが短いと、圧入部
における固定力が小さくなり、このため、外力等によっ
て第1のボディと第2のボディとが外れ易くなるという
欠点がある。
【0004】そこで、このような欠点を解消し、圧入部
における強度を確保するために圧入部を長くしたり、或
いは第1のボディと第2のボディとを圧入により連結し
た後にこれらの連結部分を巻き締めたり若しくははネジ
により締め付けを行う構成を採ることもある。
【0005】しかしながら、前者の場合は圧入部の増大
による材料費や加工費が増大し、また、後者の場合には
工程が増加する。このため、作業が煩雑となり、いずれ
の場合でも、コスト高になるという問題があった。
【0006】本発明は、圧入部の長さが短い場合でも、
第1のボディと第2のボディとを確実に圧入により連結
することができるコネクタを提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、塑性変形可能な材料から成り、接続対象物と嵌合
する略筒状の第1のボディと、塑性変形可能な材料から
成り、前記第1のボディに連結される略筒状の第2のボ
ディと、前記第1及び第2のボディの内の少なくとも一
方に保持されるインシュレータと、該インシュレータに
設けられたコンタクトとを含み、前記第1及び第2のボ
ディの内の一方のボディは、雌形圧入部を有し、前記第
1及び第2のボディの内の他方のボディは、前記雌形圧
入部内に圧入される雄形圧入部を有しているコネクタに
おいて、前記雌形圧入部の開口側端に環状のカシメ部が
連設され、前記他方のボディに前記カシメ部を受け入れ
る環状溝が形成され、該環状溝は、前記雌形圧入部に前
記雄形圧入部を圧入する際に、前記カシメ部と当接して
該カシメ部を前記他方のボディの中心側の方へ押圧して
前記他方のボディに圧着させる傾斜面を有していること
を特徴とするコネクタが得られる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、前記環状溝
内に、前記第1のボディと前記第2のボディとの間を密
封するシール部材が配置されていることを特徴とする請
求項1記載のコネクタが得られる。
【0009】請求項3記載の発明によれば、前記第1の
ボディが、前記雌形圧入部を有し、前記第2のボディ
が、前記雄形圧入部を有していることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載のコネクタが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】図1及び図2に、本発明の第1の実施形態
によるコネクタ1を示した。このコネクタ1は、第1の
ボディ3と、第2のボディ4と、インシュレータ5と、
コンタクト6とを含んで構成される。
【0012】第1のボディ3は、例えば、アルミ合金の
ような、塑性変形が可能な材料から作られ、また図示し
た例では、略円筒状である。そして、第1のボディ3
は、雌形圧入部31、カシメ部32、フランジ部33、
嵌合部34等を有している。尚、この第1のボディ3
は、図1において左側部分が、接続対象物である相手側
コネクタ、例えばケーブルコネクタと嵌合するものであ
る。
【0013】雌形圧入部31は、図示したように、第2
のボディ4との連結の際に第2のボディ4の雄形圧入部
41をその内部に圧接した状態で受容する部分である。
また、かしめ部32は、雌形圧入部31の開口側端に連
設されており、環状であり、その外側面は、テーパー状
に成っている。このかしめ部32は、図3に示したよう
に、第2のボディ4との連結の際に第2のボディ4の環
状溝42内に圧入される。
【0014】フランジ部33は、第1のボディ3の外周
に形成された略リング状のものである。
【0015】嵌合部34は、上述の相手側コネクタと嵌
合する部分である。このため、嵌合部34の外周には、
雄ねじ部34aが形成されている。そして、この雄ねじ
部34aを、図示しない相手側コネクタのナットと螺合
させることで、コネクタ1が相手側コネクタと接続され
る。
【0016】第2のボディ42は、例えば、アルミ合金
のような、塑性変形が可能な材料から作られ、また図示
した例では、略円筒状である。そして、第2のボディ4
2は、雄形圧入部41、環状溝42、フランジ部43等
を有している。尚、この第2のボディ42の図1におい
て右側部分には、ケーブル8が接続されている。より詳
しくは、ケーブル8の外部絶縁被覆81は、図示したよ
うに第2のボディ42の外周に固定保持され、ケーブル
8の中心導体82は、第2のボディ42内に挿通され、
コンタクト6に接続されている。また、この第2のボデ
ィ42の図1において左側部分は、図示したように第1
のボディに連結される。
【0017】雄形圧入部41は、第1のボディ3の雌形
圧入部31の内径よりもやや大きい外径を有するもので
あり、第1のボディ3に連結される際に、雌形圧入部3
1内に圧入される。また、この雄形圧入部41の外径部
には、直線ナール等を施しても良い。
【0018】環状溝42は、カシメ部32を受け入れ
る。また、環状溝42は、傾斜面42aを有している。
この傾斜面42aは、雌形圧入部31に雄形圧入部41
を圧入する際に、カシメ部32と当接してこのカシメ部
32を第2のボディ4の中心側の方へ押圧して第2のボ
ディ4に圧着させるためのものである。
【0019】フランジ部43は、第1のボディ3との連
結の際に、第1のボディ3の雌形圧入部31の開口端に
当接し、連結圧力を受けるものである。
【0020】インシュレータ5は、第1のボディ3の内
部に保持されている。またインシュレータ5内には、導
電性のコンタクト6が設けられている。このコンタクト
6は、予めケーブル8の中心導体82に接続され、その
後、インシュレータ5内に挿入されて配置される。尚、
本実施形態では、インシュレータ5を第1のボディ3内
に保持する構造としたが、これに限定されず、インシュ
レータ5は、第2のボディ4内に保持させても良く、或
いは第1のボディ3と第2のボディ4の両方に保持させ
ても良い。
【0021】以上の構成である本実施形態のコネクタで
は、第1のボディ3に第2のボディ4を圧入により連結
する際に、特に図3を参照して、先ず、第1のボディ3
のかしめ部32が第2のボディ4の環状溝42の傾斜面
42aに突き当たる。そして、この状態から更に圧入力
を加えて第1のボディ3と第2のボディ4との圧入をす
ると、かしめ部32は、傾斜面42aに沿って内側の方
に塑性変形しながら環状溝42の底の方へ進む。この塑
性変形により、かしめ部32が第2のボディ4に圧着し
た状態と成り、第1のボディ3と第2のボディ4との圧
入による連結が完了する。
【0022】図4と図5に、本発明の第2の実施形態に
よるコネクタの要部を示した。このコネクタは、環状溝
42内に、第1のボディ3と第2のボディ4との間を密
封するシール部材7が配置されてる点が、第1の実施形
態と異なり、その他の点は同様な構成であるため、便宜
上、同じ部分についての構成や動作の説明は省略する。
【0023】本実施形態のコネクタでは、第1のボディ
3と第2のボディ4との圧入完了状態では、図5に示し
たように、かしめ部32の先端と環状溝42の底との間
でシール部材7が圧縮された状態となる。これにより、
気体や液体等のコネクタ内部への侵入を防止することが
でき、気密性や水密性を具備させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、圧入部の
長さが短い場合でも、第1のボディと第2のボディを確
実に圧入により連結することが可能なコネクタを提供す
ることできる。また、環状溝とカシメ部との間にシール
部材を配置する構成を付加することで、気密性や水密性
を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のコネクタにおける圧
入による連結状態を示した片側断面側面図である。
【図2】図1のコネクタを構成する第1及び第2のボデ
ィの圧入前の状態の片側断面側面図である。
【図3】図1のコネクタの要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のコネクタを構成する
第1及び第2のボディの圧入前の状態の片側断面側面図
である。
【図5】図4のコネクタの要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 3 第1のボディ 31 雌形圧入部 32 カシメ部 33 フランジ部 34 嵌合部 34a 雄ねじ部 4 第2のボディ 41 雄形圧入部 42 環状溝 42a 傾斜面 43 フランジ部 5 インシュレータ 6 コンタクト 7 シール部材 8 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/193 H01R 13/46 304 H01R 13/52 301 H01R 43/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塑性変形可能な材料から成り、接続対象
    物と嵌合する略筒状の第1のボディと、塑性変形可能な
    材料から成り、前記第1のボディに連結される略筒状の
    第2のボディと、前記第1及び第2のボディの内の少な
    くとも一方に保持されるインシュレータと、該インシュ
    レータに設けられたコンタクトとを含み、前記第1及び
    第2のボディの内の一方のボディは、雌形圧入部を有
    し、前記第1及び第2のボディの内の他方のボディは、
    前記雌形圧入部内に圧入される雄形圧入部を有している
    コネクタにおいて、 前記雌形圧入部の開口側端に環状のカシメ部が連設さ
    れ、 前記他方のボディに前記カシメ部を受け入れる環状溝が
    形成され、 該環状溝は、前記雌形圧入部に前記雄形圧入部を圧入す
    る際に、前記カシメ部と当接して該カシメ部を前記他方
    のボディの中心側の方へ押圧して前記他方のボディに圧
    着させる傾斜面を有していることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記環状溝内に、前記第1のボディと前
    記第2のボディとの間を密封するシール部材が配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1のボディが、前記雌形圧入部を
    有し、前記第2のボディが、前記雄形圧入部を有してい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネク
    タ。
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