JP2596765B2 - ワイヤカット放電加工機 - Google Patents
ワイヤカット放電加工機Info
- Publication number
- JP2596765B2 JP2596765B2 JP29380087A JP29380087A JP2596765B2 JP 2596765 B2 JP2596765 B2 JP 2596765B2 JP 29380087 A JP29380087 A JP 29380087A JP 29380087 A JP29380087 A JP 29380087A JP 2596765 B2 JP2596765 B2 JP 2596765B2
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- Japan
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミックス等、高精度ではあるが、脆い硬
脆材料による部品を組込み、この部品を衝撃に対して保
護するプロテクタを付けたワイヤカット放電加工機に関
する。
脆材料による部品を組込み、この部品を衝撃に対して保
護するプロテクタを付けたワイヤカット放電加工機に関
する。
セラミックスが高温耐熱性、高強度性、耐蝕性、軽量
性、電気絶縁性等の特性から機械部品をはじめ熱関連部
品、化学、生体部品、核融合関連部品等に用いられ、ワ
イヤカット放電加工機に於ても前記性質は機械の精度を
向上させることから、セラミックスを用いた部品が増加
しつつある。
性、電気絶縁性等の特性から機械部品をはじめ熱関連部
品、化学、生体部品、核融合関連部品等に用いられ、ワ
イヤカット放電加工機に於ても前記性質は機械の精度を
向上させることから、セラミックスを用いた部品が増加
しつつある。
上述のように、種々優れた性質を有するセラミックス
であるが、硬脆材料と言われるように脆いことが欠点で
ある。そこで本発明はセラミックス等の硬脆材料を用い
た部品の表面、又その部品に連係した部分に保護膜(プ
ロテクタ)を設けて、機械全体を保護するワイヤカット
放電加工機を提供することを目的とするものである。
であるが、硬脆材料と言われるように脆いことが欠点で
ある。そこで本発明はセラミックス等の硬脆材料を用い
た部品の表面、又その部品に連係した部分に保護膜(プ
ロテクタ)を設けて、機械全体を保護するワイヤカット
放電加工機を提供することを目的とするものである。
本発明のワイヤカット放電加工機は、ベッドと、該ベ
ッドの側部又は側部上に立てて設けられたカラムと、前
記ベッド上に設けられた被加工体を設置する載物台を有
する加工テーブルと、前記カラムから前記加工テーブル
上領域に夫々ほぼ同一水平方向に伸長すると共にほぼ鉛
直方向に対向して設けられた一対のアームと、鉛直方向
上方のアームから鉛直方向下方に制御送り及び位置決め
自在に設けた加工ヘッド及び送り位置決め機構と、前記
加工テーブルと一対のアームとを相対的に前記鉛直方向
と直角な水平面内に於て直交する2軸方向に制御送り及
び位置決め自在に支持する支持機構及び送り装置決め機
構と、前記一対のアームの上方アーム先端側加工ヘッド
と下方アーム先端部に設けられる一対のワイヤ電極位置
決めガイドとワイヤ電極の走行送り制御機構と、該ワイ
ヤ電極と被加工体間に加工用電源を接続する通電機構
と、前記加工ヘッドの送り位置決め機構及び前記2軸方
向の送り位置決め機構の各作動を入力及び設定プログラ
ムにより制御する数値制御装置とからなり、前記載物台
を加工テーブルに絶縁支持する支持セラミックス、前記
加工ヘッドの下部に設けた送り位置決め機構部にノズル
ブラケットを支持結合する支持セラミックス、及び前記
下方アーム又はその先端部を前記カラムのアーム支持部
に連結支持せしめる支持セラミックスであって、前記下
方アームが兼用することある支持セラミックスのうちの
1つ以上の支持セラミックスを備え、前記載物台に被加
工体を設置した際に設置被加工体及び設置治具と衝合
(衝突係合)する可能性がある前記加工ヘッド又は下方
アームの衝合面に、面毎に分割して感圧抵抗体の加圧導
電弾性体の層からなる保護膜を設けるようにしたもので
ある。
ッドの側部又は側部上に立てて設けられたカラムと、前
記ベッド上に設けられた被加工体を設置する載物台を有
する加工テーブルと、前記カラムから前記加工テーブル
上領域に夫々ほぼ同一水平方向に伸長すると共にほぼ鉛
直方向に対向して設けられた一対のアームと、鉛直方向
上方のアームから鉛直方向下方に制御送り及び位置決め
自在に設けた加工ヘッド及び送り位置決め機構と、前記
加工テーブルと一対のアームとを相対的に前記鉛直方向
と直角な水平面内に於て直交する2軸方向に制御送り及
び位置決め自在に支持する支持機構及び送り装置決め機
構と、前記一対のアームの上方アーム先端側加工ヘッド
と下方アーム先端部に設けられる一対のワイヤ電極位置
決めガイドとワイヤ電極の走行送り制御機構と、該ワイ
ヤ電極と被加工体間に加工用電源を接続する通電機構
と、前記加工ヘッドの送り位置決め機構及び前記2軸方
向の送り位置決め機構の各作動を入力及び設定プログラ
ムにより制御する数値制御装置とからなり、前記載物台
を加工テーブルに絶縁支持する支持セラミックス、前記
加工ヘッドの下部に設けた送り位置決め機構部にノズル
ブラケットを支持結合する支持セラミックス、及び前記
下方アーム又はその先端部を前記カラムのアーム支持部
に連結支持せしめる支持セラミックスであって、前記下
方アームが兼用することある支持セラミックスのうちの
1つ以上の支持セラミックスを備え、前記載物台に被加
工体を設置した際に設置被加工体及び設置治具と衝合
(衝突係合)する可能性がある前記加工ヘッド又は下方
アームの衝合面に、面毎に分割して感圧抵抗体の加圧導
電弾性体の層からなる保護膜を設けるようにしたもので
ある。
前記数値制御値による前記加工ヘッドの送り位置決め
機構及び前記2軸方向の送り位置決め機構の送り制御作
動の際に前記保護膜の1箇所以上に於て所定以上の衝合
状態となったことの検出信号により前記数値制御装置の
送り制御作動を停止するものである。
機構及び前記2軸方向の送り位置決め機構の送り制御作
動の際に前記保護膜の1箇所以上に於て所定以上の衝合
状態となったことの検出信号により前記数値制御装置の
送り制御作動を停止するものである。
本発明を例示した図に基づいて説明する。第1図に於
て、ベッド1と該ベッド1の側部又は側部上に立てて設
けられたカラム2と、前記ベッド1状に設けられた被加
工体3を設置する載物台4とこの載物台4を絶縁支持す
る支持セラミックス5を有する加工テーブル6と、前記
カラム2から前記加工テーブル6上領域に夫々ほぼ同一
水平方向に伸長すると共にほぼ鉛直方向に対向して設け
られた一対のアーム11,12と、鉛直方向上方のアーム11
から鉛直方向下方に制御送り及び位置決め自在に設けた
加工ヘッド13及びサーボモータ51、エンコーダ52等によ
る位置決め機構と、前記加工テーブル6と一対のアーム
11,12とを相対的に前記鉛直方向と直角な水平内に於て
直交するX軸Y軸の2軸方向に制御送り及び位置決め自
在に支持するクロススライドテーブル9,10からなる支持
機構及びサーボモータ7,8等からなる送り位置決め機構
と、前記加工ヘッド13の下部に設けた図示しないサーボ
モータ等で互いに直角なU軸V軸に制御移動する送り位
置決め機構14に設けた支持セラミックス15にノズルブラ
ケット16を装着する。前記一対のアーム11,12の上方ア
ーム11の先端側加工ヘッド13の下部に設けたこのノズル
ブラケット16内のノズル17と下方のアーム12の先端部に
設けたノズルブロック18内のノズル19とに設けた一対の
ワイヤ電極21の位置決めガイド20と、ワイヤ電極21と、
該ワイヤ電極21の走行送り制御機構、つまり、この走行
送り制御機構は、ワイヤ電極21を送り出しドラム22より
ガイドローラ23を経て、ワイヤ電極21に所定の張力を与
えるためにブレーキ制御を加えるピンチローラ24とブレ
ーキローラ25で挟まれる。それからガイドローラ26,27
を経て、ノズルブラケット16内のガイドーラ28,28、通
電ピン29,29に接し、位置決めガイド20を経て被加工体
3と対向する。被加工体3を通過したワイヤ電極21は他
方のノズルブロック18内の位置決めガイド(図示せず)
と複数のガイドローラ30,31とガイドローラ30,31の間に
設けたワイヤ電極21の更新駆動用のピンチローラ32とキ
ャブスタン33とに挟まれて巻取るドラム34に巻取る一連
の装置で構成されている。該ワイヤ電極21と被加工体3
との間に加工電源35を接続する電線36と通電ピン29等か
らなる通電機構と、前記加工ヘッド13の送り位置決め機
構及び前記X軸Y軸及びU軸V軸等の2軸方向の送り位
置決め機構の各動作を入力及び設定ブログラムにより制
御する数値制御装置38とからなり、前記載物台4を絶縁
支持する支持セラミックス5、前記加工ヘッド13の下部
に設けた送り位置決め機構14にノズルブラケット16を支
持結合する支持セラミックス15、及び前記下方アーム12
又はその先端部を前記カラム2のアーム支持部39に連結
支持せしめる支持セラミックスであって、前記下方アー
ム12が兼用することある支持セラミックスのうちの1つ
以上の支持セラミックスを備え、前記載物台4に被加工
物3を設置した際に、設置した被加工体3及び図示して
ないが、種々工夫される被加工体3の設置治具と衝合す
る可能性がある前記加工ヘッド13、送り位置決め機構1
4、ノズルブラケット16、ノズル17,19、ノズルブロック
18又は下方アーム12の衝合面に、面毎に分割して感圧抵
抗体の加圧導電弾性体の層40からなる保護膜41(プロテ
クタ)を設け、前記数値制御装置38による前記加工ヘッ
ド13の送り位置決め機構及び前記X軸Y軸の送り位置決
め機構の送り制御作動の際に、前記センサ(感圧抵抗
体)である保護膜41の1箇所以上に於て衝合状態となっ
たことの検出信号により、前記数値制御装置38の指令に
よる送り制御作動を停止することができるワイヤカット
放電機加工機である。ここで保護膜41は、例えばセラミ
ックス部品に取付けたとき、被加工体3又はその他の物
と衝合しやすい面に蒸着、導電性塗料、金属板等によっ
て導電性の膜42を被覆形成する。もしセラミックス部品
本体や衝合しやすい部品が導電性のものである場合は、
導電性の膜42との間を絶縁処理をする必要がある。
て、ベッド1と該ベッド1の側部又は側部上に立てて設
けられたカラム2と、前記ベッド1状に設けられた被加
工体3を設置する載物台4とこの載物台4を絶縁支持す
る支持セラミックス5を有する加工テーブル6と、前記
カラム2から前記加工テーブル6上領域に夫々ほぼ同一
水平方向に伸長すると共にほぼ鉛直方向に対向して設け
られた一対のアーム11,12と、鉛直方向上方のアーム11
から鉛直方向下方に制御送り及び位置決め自在に設けた
加工ヘッド13及びサーボモータ51、エンコーダ52等によ
る位置決め機構と、前記加工テーブル6と一対のアーム
11,12とを相対的に前記鉛直方向と直角な水平内に於て
直交するX軸Y軸の2軸方向に制御送り及び位置決め自
在に支持するクロススライドテーブル9,10からなる支持
機構及びサーボモータ7,8等からなる送り位置決め機構
と、前記加工ヘッド13の下部に設けた図示しないサーボ
モータ等で互いに直角なU軸V軸に制御移動する送り位
置決め機構14に設けた支持セラミックス15にノズルブラ
ケット16を装着する。前記一対のアーム11,12の上方ア
ーム11の先端側加工ヘッド13の下部に設けたこのノズル
ブラケット16内のノズル17と下方のアーム12の先端部に
設けたノズルブロック18内のノズル19とに設けた一対の
ワイヤ電極21の位置決めガイド20と、ワイヤ電極21と、
該ワイヤ電極21の走行送り制御機構、つまり、この走行
送り制御機構は、ワイヤ電極21を送り出しドラム22より
ガイドローラ23を経て、ワイヤ電極21に所定の張力を与
えるためにブレーキ制御を加えるピンチローラ24とブレ
ーキローラ25で挟まれる。それからガイドローラ26,27
を経て、ノズルブラケット16内のガイドーラ28,28、通
電ピン29,29に接し、位置決めガイド20を経て被加工体
3と対向する。被加工体3を通過したワイヤ電極21は他
方のノズルブロック18内の位置決めガイド(図示せず)
と複数のガイドローラ30,31とガイドローラ30,31の間に
設けたワイヤ電極21の更新駆動用のピンチローラ32とキ
ャブスタン33とに挟まれて巻取るドラム34に巻取る一連
の装置で構成されている。該ワイヤ電極21と被加工体3
との間に加工電源35を接続する電線36と通電ピン29等か
らなる通電機構と、前記加工ヘッド13の送り位置決め機
構及び前記X軸Y軸及びU軸V軸等の2軸方向の送り位
置決め機構の各動作を入力及び設定ブログラムにより制
御する数値制御装置38とからなり、前記載物台4を絶縁
支持する支持セラミックス5、前記加工ヘッド13の下部
に設けた送り位置決め機構14にノズルブラケット16を支
持結合する支持セラミックス15、及び前記下方アーム12
又はその先端部を前記カラム2のアーム支持部39に連結
支持せしめる支持セラミックスであって、前記下方アー
ム12が兼用することある支持セラミックスのうちの1つ
以上の支持セラミックスを備え、前記載物台4に被加工
物3を設置した際に、設置した被加工体3及び図示して
ないが、種々工夫される被加工体3の設置治具と衝合す
る可能性がある前記加工ヘッド13、送り位置決め機構1
4、ノズルブラケット16、ノズル17,19、ノズルブロック
18又は下方アーム12の衝合面に、面毎に分割して感圧抵
抗体の加圧導電弾性体の層40からなる保護膜41(プロテ
クタ)を設け、前記数値制御装置38による前記加工ヘッ
ド13の送り位置決め機構及び前記X軸Y軸の送り位置決
め機構の送り制御作動の際に、前記センサ(感圧抵抗
体)である保護膜41の1箇所以上に於て衝合状態となっ
たことの検出信号により、前記数値制御装置38の指令に
よる送り制御作動を停止することができるワイヤカット
放電機加工機である。ここで保護膜41は、例えばセラミ
ックス部品に取付けたとき、被加工体3又はその他の物
と衝合しやすい面に蒸着、導電性塗料、金属板等によっ
て導電性の膜42を被覆形成する。もしセラミックス部品
本体や衝合しやすい部品が導電性のものである場合は、
導電性の膜42との間を絶縁処理をする必要がある。
第2図に於て、電気絶縁性を有するか、表面を絶縁処
理した部品本体としてのノズルブラケット16等は絶縁性
セラミックスで作られているから、導電性の膜42を直接
設けることができ、その導電性の膜42の表面に、シリコ
ンゴムに金属微粒子を混合した加圧導電ゴム、又は金属
微粒子を含む弾性塗料を塗布して加圧導電弾性体の層40
を形成する。この加圧導電弾性体の層40は、例えば本発
明の発明者が特開昭50−116,996号公報で開示したAu,P
t,Pd,Ag等の貴金属、又はFe,Ni等を微粒子サイズ0.5〜5
0μφ程度の粉末とし、これをシリコンゴムに大体、Vol
(体積比)で5〜35%程度混合したものを利用すること
ができる。しかして、この加圧導電弾性体の層40の上に
導電性の膜44を設け、更にこの導電性の膜44の上にシリ
コンゴムのような耐候性の弾性膜45で被覆することによ
って、保護膜41を構成する。この保護膜41の端面は弾性
膜45で被覆するか、公知の絶縁塗料を塗布し、異なる部
品の保護膜41の導電性の膜42,44はリード線46,47で接続
し、数値制御装置38に最も近い保護膜41のリード線46,4
7を接続することによってワイヤカット放電加工機の要
所々に設けた保護膜41の出力を入力することによって、
即ち、前記数値制御装置38による前記加工ヘッド13の送
り位置決め機構14、及び前記X軸Y軸の2軸方向の送り
位置決め機構による加工テーブル6の送り制御動作の際
に、前記保護膜41の1箇所以上に於て、人が接触する程
度ではなく、支持セラミックス5,15等を保護するに足り
る、所定以上の衝合状態となったことの検出信号により
前記数値制御装置38の送り制御作動を停止するようにし
たものである。又第3図に示すように絶縁層43を設けて
保護膜41を構成するようにしてもよい。
理した部品本体としてのノズルブラケット16等は絶縁性
セラミックスで作られているから、導電性の膜42を直接
設けることができ、その導電性の膜42の表面に、シリコ
ンゴムに金属微粒子を混合した加圧導電ゴム、又は金属
微粒子を含む弾性塗料を塗布して加圧導電弾性体の層40
を形成する。この加圧導電弾性体の層40は、例えば本発
明の発明者が特開昭50−116,996号公報で開示したAu,P
t,Pd,Ag等の貴金属、又はFe,Ni等を微粒子サイズ0.5〜5
0μφ程度の粉末とし、これをシリコンゴムに大体、Vol
(体積比)で5〜35%程度混合したものを利用すること
ができる。しかして、この加圧導電弾性体の層40の上に
導電性の膜44を設け、更にこの導電性の膜44の上にシリ
コンゴムのような耐候性の弾性膜45で被覆することによ
って、保護膜41を構成する。この保護膜41の端面は弾性
膜45で被覆するか、公知の絶縁塗料を塗布し、異なる部
品の保護膜41の導電性の膜42,44はリード線46,47で接続
し、数値制御装置38に最も近い保護膜41のリード線46,4
7を接続することによってワイヤカット放電加工機の要
所々に設けた保護膜41の出力を入力することによって、
即ち、前記数値制御装置38による前記加工ヘッド13の送
り位置決め機構14、及び前記X軸Y軸の2軸方向の送り
位置決め機構による加工テーブル6の送り制御動作の際
に、前記保護膜41の1箇所以上に於て、人が接触する程
度ではなく、支持セラミックス5,15等を保護するに足り
る、所定以上の衝合状態となったことの検出信号により
前記数値制御装置38の送り制御作動を停止するようにし
たものである。又第3図に示すように絶縁層43を設けて
保護膜41を構成するようにしてもよい。
セラミックスのように脆い点を除いた、その外の機械
的性質の優れた素材に対して、人が押す1kg/cm2以下の
衝撃は保護膜自体で保護し、それ以上で部品が破損しな
い、充分に安全率を有する圧力を感じた場合に導電性を
有し、そこの通電信号によって数値制御装置は機械を停
止し、圧力をoffするようにした保護膜を部品に設けた
ことによって、軽量で熱膨張が少ない高精度な耐熱性、
耐蝕性、高強度な機械部品と、その機械部品で組立てた
高精度な機械、ワイヤカット放電加工機を提供すること
ができたものである。
的性質の優れた素材に対して、人が押す1kg/cm2以下の
衝撃は保護膜自体で保護し、それ以上で部品が破損しな
い、充分に安全率を有する圧力を感じた場合に導電性を
有し、そこの通電信号によって数値制御装置は機械を停
止し、圧力をoffするようにした保護膜を部品に設けた
ことによって、軽量で熱膨張が少ない高精度な耐熱性、
耐蝕性、高強度な機械部品と、その機械部品で組立てた
高精度な機械、ワイヤカット放電加工機を提供すること
ができたものである。
第1図は本発明を例示した図、第2図は本発明の部分詳
細図、第3図は本発明の他の実施例の部分詳細図であ
る。 1……ベッド 2……カラム 3……被加工体 4……載物台 5,15……支持セラミックス 6……加工テーブル 41……保護膜
細図、第3図は本発明の他の実施例の部分詳細図であ
る。 1……ベッド 2……カラム 3……被加工体 4……載物台 5,15……支持セラミックス 6……加工テーブル 41……保護膜
Claims (1)
- 【請求項1】ベットと、該ベッドの側部又は側部上に立
てて設けられたカラムと、前記ベット上に設けられた被
加工体を設置する載物台を有する加工テーブルと、前記
カラムから前記加工テーブル上領域に夫々ほぼ同一水平
方向に伸長すると共にほぼ鉛直方向に対向して設けられ
た一対のアームと、鉛直方向上方のアームから鉛直方向
下方に制御送り及び位置決め自在に設けた加工ヘッド及
び送り位置決め機構と、前記加工テーブルと一対のアー
ムとを相対的に前記鉛直方向と直角な水平面内に於て直
交する2軸方向に制御送り及び位置決め自在に支持する
支持機構及び送り位置決め機構と、前記一対のアームの
上方アーム先端側加工ヘッドと下方アーム先端部に設け
られる一対のワイヤ電極位置決めガイドとワイヤ電極の
走行送り制御機構と、該ワイヤ電極と被加工体間に加工
用電源を接続する通電機構と、前記加工ヘッドの送り位
置決め機構及び前記2軸方向の送り位置決め機構の各作
動を入力及び設定プログラムにより制御する数値制御装
置とからなり、前記載物台を加工テーブルに絶縁支持す
る支持セラミックス、前記加工ヘッドの下部に設けた送
り位置決め機構部にノズルブラケットを支持結合する支
持セラミックス、及び前記下方アーム又はその先端部を
前記カラムのアーム支持部に連結支持せしめる支持セラ
ミックスであって、前記下方アームが兼用することある
支持セラミックスのうちの1つの以上の支持セラミック
スを備え、前記載物台に被加工体を設置した際に設置被
加工体及び設置治具と衝合する可能性がある前記加工ヘ
ッド又は下方アームの衝合面に、面毎に分割して感圧抵
抗体の加圧導電弾性体の層からなる保護膜を設け、前記
数値制御装置による前記加工ヘッドの送り位置決め機構
及び前記2軸方向の送り位置決め機構の送り制御作動の
際に前記保護膜の1箇所以上に於て所定以上の衝合状態
となったことの検出信号により前記数値制御装置の送り
制御作動を停止するようにしたことを特徴とするワイヤ
カット放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29380087A JP2596765B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | ワイヤカット放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29380087A JP2596765B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | ワイヤカット放電加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135422A JPH01135422A (ja) | 1989-05-29 |
JP2596765B2 true JP2596765B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=17799316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29380087A Expired - Lifetime JP2596765B2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | ワイヤカット放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596765B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3076049B2 (ja) * | 1988-11-22 | 2000-08-14 | シャルミーユ テクノロジ エスア | 機械加工ヘッド保護装置 |
JP2514954Y2 (ja) * | 1989-11-13 | 1996-10-23 | 株式会社牧野フライス製作所 | ワイヤ放電加工機 |
JP5922995B2 (ja) * | 2012-06-14 | 2016-05-24 | 株式会社ソディック | ワイヤカット放電加工装置 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29380087A patent/JP2596765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01135422A (ja) | 1989-05-29 |
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