JPH0232685Y2 - - Google Patents

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JPH0232685Y2
JPH0232685Y2 JP5811285U JP5811285U JPH0232685Y2 JP H0232685 Y2 JPH0232685 Y2 JP H0232685Y2 JP 5811285 U JP5811285 U JP 5811285U JP 5811285 U JP5811285 U JP 5811285U JP H0232685 Y2 JPH0232685 Y2 JP H0232685Y2
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JP
Japan
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coating device
discharge coating
support guide
electrode
attached
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JP5811285U
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JPS61176260U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は放電被覆装置に係る。
従来の技術 従来の放電被覆装置は、高周波振動を行なう振
動装置に固着した電極を有するヘツド部分を放電
加工機のような機械本体の主軸に取りつけて振動
とサーボ送りを行わせ、工作物との間でパルス電
圧を印加させることによつて工作物の表面に放電
被覆を行なうものであり、その電極を備えた振動
装置はハンドツール的に使用されるものである。
考案が解決しようとする問題点 従つてこの電極を備えた放電被覆装置を機械に
取付けて使用するためには放電被覆装置の機械本
体の主軸への取りつけ取りはずしが容易に行なわ
れることが必要となる。
問題点を解決するための手段 このような点を考慮して本考案では放電被覆装
置を機械本体のサーボ送り電動機の取りつけられ
ている軸に取りつけるために、この軸に支持ガイ
ドを設けて、この支持ガイドに係合子を取りつけ
ておき、この係合子に取りつけ取りはずしをする
ことが容易にできるフツクを両端にもち、かつ内
部に弾性体ゴム膜を有する熱伝導体よりなる金属
片を用いて放電被覆装置の回転体振動体部分であ
る電極支持部の一部を挾みつけるようにしたもの
である。又軸や被加工体を数値制御装置で互いに
直角なXY方向に制御移動するテーブルに取り付
けたり、支持ガイドをマニブレータに取りつけて
任意の位置並びに方向に制御移動することができ
るようにする。
作 用 かくすることにより、機械本体に放電被覆装置
を必要に応じて取りつけ取りはずしが可能とな
り、長時間使用してもよいように耐熱伝導材より
なる金属片を用いて支持せしめてある。
実施例 本考案を図に示した実施例にもとづいて説明す
る。第1図は機械本体に放電被覆装置を取りつけ
たい場合の斜面図,第2図は主として放電被覆装
置の断面図,第3図は金属片部分の切断正面図で
ある。
図で1は放電被覆装置であつて、電極を支持す
るスピンドル1aは振動片1bに連結される。こ
のスピンドル1aを一端に取り付け、他端が固定
された振動片1bに取りつけられた鉄片1cは電
磁石1dに相対向せしめてあり、その電磁石1d
は更に鉄心1eと励磁線輪1fとを有している。
そして振動片1bの先端部に設けた回転体である
モータ1gで回転するスピンドル1aに取りつけ
た電極4を含んで全体としてヘツド部が構成され
る。従つて電磁石1dの励磁線輪1fにかんけつ
的な励磁電流を与えることにより鉄片1cに対す
る吸引と解放が交互に行なわれて、これに連結さ
れている電極4を支持するスピンドル1a並びに
電極4が前後に振動を起し、この振動によつて被
加工体10と電極4との間に相対的に接離する放
電間隙を作成せしめ、被加工体10と電極4とに
放電電圧を印加しておくことにより、放電が発生
する。このようにヘツド部の振動機構による振動
は電極と被加工体とに接触解離する振動を行なわ
せ、この振動に伴つて被加工体表面へ電極を兼ね
た溶部材の溶着被覆を行なわせるものである。
又、電極4はモータ1gによつて回転することが
できる。6は軸で、加工台5に直立して支承され
ており、場合によつては軸6を鎖線で示した,ク
ロステーブルと言う商品名で市販されているXY
テーブル11に支承して、サーボモータを数値制
御装置で駆動することによつて、互いに直角な
XY方向に制御移動する。その軸6の先端に放電
被覆装置1をサーボ送りする電動機7が取りつけ
られている。この軸6には支持ガイド8が設けら
れ電動機7で軸6の軸心方向にサーボ移動する。
ようになつている。又支持ガイド8には係合子
9,9を所定の間隔をおいて取りつける。この係
合子9,9にリング状の耐熱伝導材よりなる金属
片2の両端を曲げてフツク2b,2bを形成し、
そこを係合子9,9に引掛けて使用するものであ
る。この金属片2の内側には弾性体のゴム膜3の
弾力で電極4を支持するスピンドル1aを包囲し
押圧する。これにより第3図のように金属片2は
弾性体のゴム膜3を介して、しつかりと電極4を
支持するスピンドル1aを保持することによつて
放電被覆装置1は支持ガイド8と一体となる。こ
の支持ガイド8は鎖線で、図示し市販されている
ロボツト12のマニブレータ13に取付けられ、
任意の位置や方向に数値制御により移動する。か
くて、ハンドツール的な放電被覆装置1が必要に
応じて支持ガイド8に取りつけられる。このよう
に放電被覆装置1は弾性体3を介して金属片2に
より支持ガイド8に着脱容易に支持されることと
なり、又サーボ送りモータ7を使つて放電被覆装
置1を軸6の廻りに回動させるとともにサーボ送
りを行うことができる。
尚加工体台5は図示していないが、互いに直角
方向のXY,NC送りをもつことができ、そこに
固着した加工体10を任意の方向に操作すること
により任意の形状に放電被覆をすることができ
る。
考案の効果 このように本考案では、放電被覆装置をハンド
ツール的に手に持つて電極の先端を被加工体にあ
て放電被覆するのに使うとともに機械本体の加工
台に設けたサーボ用の電動機を有する軸の支持ガ
イドに係合子をとりつけておいて、この係合子に
放電被覆装置の振動体回転体となる電極を支持す
るスピンドル部分を弾性体であるゴム膜を介して
金属片の両端のフツクを前記係合子にかけて保持
できるようにした。このように金属片の両端にフ
ツクを形成せしめることにより、このフツクを係
合子に係合せしめ、放電被覆装置をしつかり支持
でき、これにより放電被覆装置のサーボ送りがで
きるようにしたものである。又放電被覆に限らず
放電加工をも可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は機械本体の一部に放電被覆装置を取り
つけた場合の斜面図,第2図は主として放電被覆
装置の断面図,第3図は金属片部分の切断正面図
である。 図で1は放電被覆装置,2は金属片,1aは電
極を支持するスピンドル,3は弾性体ゴム膜,2
bはフツク,4は電極,5は被加工台,6は軸,
7は送りサーボ用の電動機,8は支持ガイド,9
は係合子,10は被加工物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被加工体に対向した電極と該電極を支持する
    振動体又は回転体を軸に設けた支持ガイドに着
    脱可能に支持し、且つこの支持ガイドを軸方向
    にサーボ移動する電動機を前記軸に設けたこと
    を特徴とする放電被覆装置。 (2) 支持ガイドに係合子を取り付けておき、この
    係合子に弾性体コムと、膜をもつた耐熱伝動材
    よりなる金属片の両端に設けたフツクを係合せ
    しめて振動体又は回転体を着脱可能に支持した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の放電被覆装置。 (3) 支持ガイドがサーボ送り電動機を取り付けた
    軸に支持されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の放電被覆装置。 (4) 電極と被加工体とが相対的にサーボ移動する
    のが、数値制御装置により制御移動されるXY
    テーブルによることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の放電被覆装置。 (5) 支持ガイドが数値制御により制御されるロボ
    ツトのマニブレータに設けられていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    放電被覆装置。
JP5811285U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH0232685Y2 (ja)

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JP5811285U JPH0232685Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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JP5811285U JPH0232685Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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JPS61176260U JPS61176260U (ja) 1986-11-04
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JP5811285U Expired JPH0232685Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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JP2709331B2 (ja) * 1986-12-26 1998-02-04 株式会社ソディック 放電被覆方法

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JPS61176260U (ja) 1986-11-04

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