JPH0644525Y2 - スポット溶接ガン - Google Patents

スポット溶接ガン

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Publication number
JPH0644525Y2
JPH0644525Y2 JP1989004421U JP442189U JPH0644525Y2 JP H0644525 Y2 JPH0644525 Y2 JP H0644525Y2 JP 1989004421 U JP1989004421 U JP 1989004421U JP 442189 U JP442189 U JP 442189U JP H0644525 Y2 JPH0644525 Y2 JP H0644525Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed
bracket
electrode tip
spot welding
back bar
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989004421U
Other languages
English (en)
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JPH0297972U (ja
Inventor
登志男 久
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0644525Y2 publication Critical patent/JPH0644525Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、スポット溶接ガンに関するものである。
〈従来の技術〉 〈考案が解決しようとする課題〉 スポット溶接ではワークの通電部分に打痕が発生する。
この打痕を防止するために、例えば第3図で示すよう
に、打痕ができても不都合とはならないワークW2を外板
ワークW1の裏面に重ね、外板ワークW1の外面に銅材のバ
ックバー3を当接して電極チップ1、2にて加圧通電す
る方法が一般的に行われている。
この場合、バックバー3はスポット溶接ガンと別体であ
り、支持部材にフローティング可能に取り付けられてい
るため、複数の打点位置にスポット溶接ガンを移動させ
る場合、スペースに制約がある。
また、1つのバックバー3で複数個所の打点域をカバー
するため、バックバー3が大型になる。それ故、ワーク
面に沿ってバックバーはモデル合せ等の仕上げ加工を行
う必要があり、面倒な工数を要している。
さらに、バックバー3は電食で摩耗するため、頻繁な交
換を要するが、電食する打点部位以外も高価な銅材で形
成されているので、バックバー3に要する経費が高価と
なっている。
また、電極チップの近傍にブラケットを配置し、このブ
ラケットに電極チップを当接してバックバーを着脱可能
に取り付けたスポット溶接ガンが実開昭63-71982号、実
開昭57-10284号及び実開昭61-182682号で提供されてい
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記実開昭63-71982号においては、ガン本体を支持する
基台にブラケットが設けられ、実開昭57-10284号及び実
開昭61-182682号においては、ガンアームの側部にブラ
ケットが固設された構造であり、ワークの形状によって
はワークがブラケットに干渉して溶接できない問題があ
る。
また、実開昭57-10284号及び実開昭61-182682号におい
ては、ガンアームにバックバーの支持部を取り付けてい
るので、ガンアーム(鋳物)に対して取付面を設ける必
要があり、ガンアーム自体が特殊なものとなって生産コ
スト及び予備品の確保に難点がある。
さらに、電極チップの研磨及び交換時には、実開昭57-1
0284号では支持部材ごとガンアームより取り外す必要が
あり、実開昭61-182682号ではバックバーを回動させる
設備を必要とする問題がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、上記のような従来の問題点を改善したスポッ
ト溶接ガンを提供するもので、その特徴とする構成は、
一対のガンアームの先端に可動並びに固定の電極チップ
を対向して設けたスポット溶接ガンにおいて、前記固定
側の電極チップが装着されるシャンクの側面を面取り
し、このシャンクに前記固定側の電極チップの軸線方向
に延在するブラケットの一端を固着し、このブラケット
の他端に前記固定側の電極チップの軸線方向に対し直交
する方向に延在する板状のバックバーを前記固定側の電
極チップの先端に当接して着脱可能に取り付けたもので
ある。
〈作用〉 上記の構成により、バックバーを備えたブラケットは、
特別な構造の支持部材を用いることなくシャンクに回り
止めした状態で固着され、ブラケットをシャンク上でス
ライドさせるだけで、電極チップとバックバーとの間隔
を開けることができ、電極チップの研磨及び交換を容易
にする。またブラケットは電極チップと一体に構成さ
れ、電極チップの周辺のスペースが拡大し、ワークがブ
ラケットに干渉することなく溶接作業を可能とする。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第2図
において、10、11は一対のガンアームであり、一方のガ
ンアーム10の先端には可動の電極チップ12が設けられ、
他方のガンアーム11の先端には固定の電極チップ13が設
けられスポット溶接ガンを構成している。
本考案は上記のようなスポット溶接ガンにおいて、第1
図で示すように、固定側の電極チップ13のシャンク14の
側面に面取りを施し、このシャンク14に前記固定側の電
極チップ13の軸線方向に延在するブラケット15の一端を
固着し、このブラケット15の他端に前記固定側の電極チ
ップ13の軸線方向に対し直交する方向に延在する板状の
バックバー16を電極チップ13に当接して着脱可能に取り
付けたものである。
本考案は上記の通りの構造であるから、第1図で示すよ
うに、面取りを施したシャンク14に固着されているブラ
ケット15は回り止めされ、バックバー16は電極チップ13
に当接して電極チップ13と一体に構成される。
従って、第2図で示すように、外板側のワークW1の表面
に固定側の電極チップ13を対接することによりバックバ
ー16は必然的にワークW1の打点位置表面に当接され、一
対のガンアーム10、11の先端の電極チップ12、13をワー
クW1、W2のスポット溶接位置にセットする操作でバック
バー16は所定位置に位置決めされる。
前記シャンク14に固着されたブラケット15は、その締付
を緩めるとシャンク14上をスライドさせることができ
る。これにより、電極チップ13の研磨や交換の際には、
ブラケット15をスライドさせて電極チップ13とバックバ
ー16との間隔を開けることにより電極チップ13の研磨や
交換作業が容易に行うことができる。
また、電極チップ13の周辺のスペースが拡大され、スポ
ット溶接ガンの移動スペースの制約が拡がると共に、ワ
ークがブラケットに干渉することなく溶接作業を可能す
る。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、一対のガンアームの先端
に可動並びに固定の電極チップを対向して設けたスポッ
ト溶接ガンにおいて、前記固定側の電極チップが装着さ
れるシャンクの側面を面取りし、このシャンクに前記固
定側の電極チップの軸線方向に延在するブラケットの一
端を固着し、このブラケットの他端に前記固定側の電極
チップの軸線方向に対し直交する方向に延在する板状の
バックバーを前記固定側の電極チップの先端に当接して
着脱可能に取り付けた構成であるから、バックバーを保
持するブラケットは特別な構造の取付支持部材を不要と
し、構造が簡単で低コストで提供することができる。
また、ブラケットをスライドさせて電極チップとバック
バーとの間隔を開けることにより電極チップの研磨や交
換作業が容易に行うことができる。
さらに、バックバーを保持するブラケットは電極チップ
と一体に構成されるため、電極チップの周辺のスペース
が拡大され、スポット溶接ガンの移動スペースの制約が
拡がると共に、ワークがブラケットに干渉することなく
溶接作業を可能にし、スポット溶接の作業性が向上する
格別な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部斜視図、第2図は同スポット溶接
作業状態の説明図、第3図は従来のスポット溶接作業状
態の説明図である。 10、11……ガンアーム、12、13……電極チップ、14……
シャンク、15……ブラケット、16……バックバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のガンアームの先端に可動並びに固定
    の電極チップを対向して設けたスポット溶接ガンにおい
    て、前記固定側の電極チップが装着されるシャンクの側
    面を面取りし、このシャンクに前記固定側の電極チップ
    の軸線方向に延在するブラケットの一端を固着し、この
    ブラケットの他端に前記固定側の電極チップの軸線方向
    に対し直交する方向に延在する板状のバックバーを前記
    固定側の電極チップの先端に当接して着脱可能に取り付
    けたことを特徴とするスポット溶接ガン。
JP1989004421U 1989-01-20 1989-01-20 スポット溶接ガン Expired - Lifetime JPH0644525Y2 (ja)

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JP1989004421U JPH0644525Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 スポット溶接ガン

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JP1989004421U JPH0644525Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 スポット溶接ガン

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Publication Number Publication Date
JPH0297972U JPH0297972U (ja) 1990-08-03
JPH0644525Y2 true JPH0644525Y2 (ja) 1994-11-16

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JP1989004421U Expired - Lifetime JPH0644525Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 スポット溶接ガン

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102484U (ja) * 1980-12-09 1982-06-24
JPS61182682U (ja) * 1985-05-07 1986-11-14
JPH0353809Y2 (ja) * 1986-10-27 1991-11-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0297972U (ja) 1990-08-03

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