JPH0249644Y2 - - Google Patents

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JPH0249644Y2
JPH0249644Y2 JP1985151506U JP15150685U JPH0249644Y2 JP H0249644 Y2 JPH0249644 Y2 JP H0249644Y2 JP 1985151506 U JP1985151506 U JP 1985151506U JP 15150685 U JP15150685 U JP 15150685U JP H0249644 Y2 JPH0249644 Y2 JP H0249644Y2
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JP
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permanent magnet
clamp
clamp body
grounding
welding
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JP1985151506U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、溶接装置における接地具、すなわ
ち、アースクランプに関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、溶接装置は溶接ケーブルを介して溶接
機に接続されるホルダで支えた溶接棒と、接地ケ
ーブルを介してアースされる母材等の被溶接物と
の間に交流または直流の電圧をかけることにより
発生するアークで溶接棒を溶融して溶着を行うよ
う構成されている。
ところで、この溶接装置における溶接機のアー
ス方法としては、クリツプ式クランプあるいはス
クリユウ式クランプ等が採用されているが、この
種のクランプは熱や溶接火花の影響を受けたりす
るだけでなく被溶接物の形状によつてはアース部
位と溶接部位との間が離れるため電圧低下ないし
は逆流電流の間接経路による影響を受ける等の問
題点を有していた。
そこで、例えば、磁力を利用して通電接触子を
母材に接地させるアース端子(実開昭54−159091
号)なども提案されているが、このアース端子は
接地面積が小さいため安定したアース能力を得ら
れないなどさらに改良すべき点があつた。
〔問題点の解決手段〕
そこで、この考案は前述の問題点を解決するた
めに、クランプ本体の底面に形成した凹溝に永久
磁石を嵌合するとともにこのクランプ本体に設け
た装着孔に接地ケーブルを着脱自在に接続固定し
た型式のアースクランプにおけるクランプ本体を
非磁性材料で形成し、一方永久磁石をクランプ本
体の底面よりも突出露呈させるとともにこの永久
磁石と接地ケーブルとを止具を介して電気的に接
続し、さらにクランプ本体に接続した紐状部材に
前記永久磁石の露呈下面を被蓋する蓋部材を付設
することにより、接地作業の簡便化と接地機能の
保持、アース性能の向上による溶接の信頼性向上
化、さらにはクランプ自体の耐久性を向上化を図
ろうとするものである。
〔作用〕
この考案に係るアースクランプでは、クランプ
本体の底面から突出露呈した永久磁石自体を被溶
接物に付着させて接地を行うものである。
〔実施例〕
次に、本考案に係るアースクランプの好適な実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図および第2図において、本考案に係るア
ースクランプ10は、例えば、チタン合金等の耐
久性に富む非磁性材料を素材とする亀の子形クラ
ンプ本体12の底部12aに円形凹溝14を形成
し、この凹溝14内に、例えば、30Kg程度の引張
応力まで耐えられる強力な永久磁石16を装着し
て止具18を介して固定すると共に該永久磁石1
6の底面をクランプ本体12の外側面に露呈させ
る。
一方、クランプ本体12には水平方向に延在す
る所定径の挿着孔20を形成してこの挿着孔20
に挿入した接地ケーブル22を止具24および2
6で固定することにより前記止具18を介して該
接地ケーブル22と永久磁石16とを電気的に接
続する。なお、この場合、止具26と接地ケーブ
ル22との間には紐部材28を接続した固定プレ
ート30を介挿すると共に前記紐部材28の先端
部に永久磁石16の露呈部分を含むクランプ本体
底部12aを被蓋するための蓋部材32を取着す
る。
なお、第1図および第2図において参照符号3
4は永久磁石16とクランプ本体12の凹溝14
との間に介挿されるスペーサである。
このように構成される本考案に係るアースクラ
ンプ10は、第3図に示すように、クランプ本体
12の底部12aから露呈させた永久磁石16自
体の磁力を使用して被溶接物Aの適所に付着して
溶接作業を行うものである。なお、アースクラン
プの不使用時にはクランプ本体12の底部12a
に蓋部材32を付着しておけば、永久磁石16へ
の塵芥ないしは帯磁粉等の付着を阻止できるので
接地時における信頼性の低下を回避できる。
〔考案の効果〕
先に述べたように、本考案に係るアースクラン
プによれば、溶接火花やスパツタを気にせず作業
することができ、また磁力の利用により接地面積
の確保と共に被溶接物の形状に左右されることな
く接地部位と溶接部位とを可及的に近接させるこ
とができるので電圧低下等による不都合を阻止で
き、さらには接地作業の簡便化およびクランプ自
体の耐久性の向上も期待できる等種々の利点を有
しその実用的効果は極めて大きい。
以上、本考案に係るアースクランプの好適な実
施例につき説明したが、本考案はこの実施例に限
定されるものではなく、例えば、クランプ本体の
一部にループ状取付部を設けてこのループ状取付
部に鎖部材に取付けた蓋部材を付設する等本考案
の精神を逸脱しない範囲内において種々の改変を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアースクランプの好適な
実施例を示す断面説明図、第2図は第1図に示す
アースクランプの底部方向からの斜視図、第3図
は第1図に示すアースクランプの使用状態を示す
説明図である。 10……アースクランプ、12……クランプ本
体、14……凹溝、16……永久磁石、18……
止具、20……挿着孔、22……接地ケーブル、
24,26……止具、28……紐部材、30……
固定プレート、32……蓋部材、34……スペー
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランプ本体の底面に形成した凹溝に永久磁石
    を嵌合するとともにこのクランプ本体に設けた装
    着孔に接地ケーブルを着脱自在に接続固定したア
    ースクランプにおいて、前記クランプ本体を非磁
    性材料で形成し、一方永久磁石をクランプ本体の
    底面よりも突出露呈させるとともにこの永久磁石
    と接地ケーブルとを止具を介して電気的に接続
    し、さらにクランプ本体に接続した紐状部材に前
    記永久磁石の露呈下面を被蓋する蓋部材を付設す
    ることを特徴とするアースクランプ。
JP1985151506U 1985-10-04 1985-10-04 Expired JPH0249644Y2 (ja)

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JP1985151506U JPH0249644Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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JP1985151506U JPH0249644Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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Publication Number Publication Date
JPS6259971U JPS6259971U (ja) 1987-04-14
JPH0249644Y2 true JPH0249644Y2 (ja) 1990-12-27

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ID=31068639

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JP1985151506U Expired JPH0249644Y2 (ja) 1985-10-04 1985-10-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717503Y2 (ja) * 1978-04-28 1982-04-12

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Publication number Publication date
JPS6259971U (ja) 1987-04-14

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