JP3008742U - 絶縁クランプ - Google Patents
絶縁クランプInfo
- Publication number
- JP3008742U JP3008742U JP1994012337U JP1233794U JP3008742U JP 3008742 U JP3008742 U JP 3008742U JP 1994012337 U JP1994012337 U JP 1994012337U JP 1233794 U JP1233794 U JP 1233794U JP 3008742 U JP3008742 U JP 3008742U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating cover
- covered
- cover
- screw rod
- arm
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- Expired - Lifetime
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】感電防止のために、クランプ本体を含む金属か
ら成る充電部に絶縁カバ−を被せる必要がないクランプ
の提供を目的とする。 【構成】被接続体の接触部を除く金属製クランプ本体6
の外表面を絶縁体7で覆い、ネジ棒4と操作棒連結具3
をジュラコン等の絶縁体から作り、バイパスケ−ブルを
締付ける端子接続ボルト9部のみを、小型の絶縁カバ−
8で覆うように構成している。バイパスケ−ブルは、事
前に端子接続ボルト9に締付け、絶縁カバ−8で覆うの
で、バイパスケ−ブルを通電中の配電ケ−ブルに接続し
た後には、一切感電防止ための作業を行なう必要はな
い。
ら成る充電部に絶縁カバ−を被せる必要がないクランプ
の提供を目的とする。 【構成】被接続体の接触部を除く金属製クランプ本体6
の外表面を絶縁体7で覆い、ネジ棒4と操作棒連結具3
をジュラコン等の絶縁体から作り、バイパスケ−ブルを
締付ける端子接続ボルト9部のみを、小型の絶縁カバ−
8で覆うように構成している。バイパスケ−ブルは、事
前に端子接続ボルト9に締付け、絶縁カバ−8で覆うの
で、バイパスケ−ブルを通電中の配電ケ−ブルに接続し
た後には、一切感電防止ための作業を行なう必要はな
い。
Description
【0001】
この考案は、6600ボルト配電線路等の無停電工事において、通電中の6 600ボルト配電ケ−ブル等にバイパスケ−ブルを電気的に接続させるために使 用される絶縁クランプに係るものである。
【0002】
従来、この種のクランプとしては、実願昭63−95993号に開示されて いる構造のクランプ等が使用され、バイパスケ−ブルを、通電中の6600ボル ト配電ケ−ブル等に電気的に接続したのち、作業者が誤って触れないように、露 出した充電部に、クランプ本体とネジ棒等の金属から成る充電部に、絶縁カバ− を被せ、感電防止の処置を施していた。
【0003】 しかし、前記の絶縁カバ−は、大型で、装着をスム−ズに行なうためには、 かなりのスペ−スを必要とし、狭い場所での装着作業は困難であるという欠点が あった。また、緊急を要する無停電工事において、絶縁カバ−の装着作業という 余分な作業が付帯し、それによって工事が遅延するという欠点もあった。
【0004】
この考案は、従来の技術で述べた欠点を解消するためになされたもので、絶 縁カバ−の装着作業を省略できるクランプの提供を目的としたものである。
【0005】
上部に電線受腕、下部にネジ棒螺合腕、中間部に絶縁体から成る操作棒連結 具を基部に固定した絶縁体から成るネジ棒の回転によって上下移動可能な電線締 付け腕から成る金属製クランプ本体の被接続体に接する導電部を除く外表面を絶 縁体で覆い、さらに端子接続ボルト部のみを絶縁カバ−で覆う。
【0006】
クランプ本体の被接続体に接する導電部を除く外表面を絶縁体で覆っている ので、従来のような大型の絶縁カバ−を装着しなくても、作業者が接触するおそ れがある充電部は絶縁されており、感電のおそれはない。端子接続ボルト部のみ を小形の絶縁カバ−で覆うのであるが、この作業は、端子接続ボルトにバイパス ケ−ブルを締め込むときに、同時に行なえるので、バイパスケ−ブルを通電中の 配電ケ−ブルに接続したのちにおいては、感電防止のための作業は一切不要にな る。
【0008】
この考案の実施の一例を示す図面について説明するに、上部に電線受腕1 、下部にネジ棒螺合腕2、中間部に絶縁体から成る操作棒連結具3を基部に固定 した絶縁体から成るネジ棒4の操作によって、上下移動可能な電線締付け腕5か ら成る金属製クランプ本体6の被接続体(図1、図2においては、2重点線で示 している)に接する導電部を除く外表面を絶縁体7で覆い、さらに絶縁カバ−8 で端子接続ボルト9部を覆う。クランプ本体は軽量であることが好ましいので、 アルミ合金等の軽量金属が使用されている。
【0009】 操作棒連結具3及びネジ棒4は、ポリアセタ−ル、フッソ樹脂等の電気的 特性及び機械的特性に優れた絶縁体から成っている。
【0010】 クランプ本体6の被接続体に接する導電部を除く外表面を覆う絶縁体は、 電気的特性及び機械的特性に優れたポリアセタ−ル、エチレンプロピレンゴム等 から成り、それらの絶縁体を外表面に密着して、被覆している。
【0011】 絶縁カバ−8は、図4に示すように、ごく小型で、端子接続ボルト9部の みを覆い、クランプ本体6の背に、絶縁体からなる固定ネジ10で固定する。な お、11は固定ネジ挿通穴である。
【0012】 実施に際しては、まず、バイパスケ−ブル(図示は省略している)を端子 接続ボルト9に締め込み、絶縁カバ−8をクランプ本体6の背に固定ネジ10で 固定する。ついで、電線受腕1を被接続体上に乗せ、ネジ棒4を回転し、電線締 付け腕5を上方へ移動させ、被接続体を電線受腕1と電線締付け腕5の間で強く 締付ける。電流は、被接続体から電線受腕1及び電線締付け腕5の被接続体との 接触部を通り、端子接続ボルト9を経て、バイパスケ−ブルへ流れる。
【0013】
この考案は上述のように構成されているので、次のような効果を呈する。
【0014】 バイパスケ−ブル接続後における絶縁カバ−の装着作業が不要になる。
【0015】 大型の絶縁カバ−が不要になる。
【0016】 狭い場所でも、バイパスケ−ブルの接続作業が容易に行なえる。
【0017】 無停電工事が迅速に行なえる。 この考案は以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕著である。
【図1】この考案の実施の一例を示す絶縁カバ−装着前
の側面図である。
の側面図である。
【図2】図1において絶縁カバ−を装着した状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】図1におけるA−A線切断端面図である。
【図4】絶縁カバ−の一実施例を示す斜視図である。
1 電線受腕 2 ネジ棒螺合腕 3 操作棒連結具 4 ネジ棒 5 電線締付け腕 6 クランプ本体 7 絶縁体 8 絶縁カバ− 9 端子接続ボルト 10 固定ネジ 11 固定ネジ挿通穴
Claims (1)
- 【請求項1】上部に電線受腕(1)、下部にネジ棒螺合
腕(2)、中間部に絶縁体から成る操作棒連結具(3)
を基部に固定した絶縁体から成るネジ棒(4)の回転に
よって上下移動可能な電線締付け腕(5)から成る金属
製クランプ本体(6)の被接続体に接する導電部を除く
外表面を絶縁体(7)で覆い、さらに絶縁カバ−(8)
で端子接続ボルト(9)部を覆ったことを特徴とする絶
縁クランプ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012337U JP3008742U (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 絶縁クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012337U JP3008742U (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 絶縁クランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008742U true JP3008742U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=43144557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012337U Expired - Lifetime JP3008742U (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 絶縁クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008742U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3418925B2 (ja) | 2000-12-18 | 2003-06-23 | 双葉金属工業株式会社 | 電線クランプ及びそれを用いたバイパス装置 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP1994012337U patent/JP3008742U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3418925B2 (ja) | 2000-12-18 | 2003-06-23 | 双葉金属工業株式会社 | 電線クランプ及びそれを用いたバイパス装置 |
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