JPS6019479Y2 - 送電線接地用ボンド線 - Google Patents

送電線接地用ボンド線

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Publication number
JPS6019479Y2
JPS6019479Y2 JP1979027522U JP2752279U JPS6019479Y2 JP S6019479 Y2 JPS6019479 Y2 JP S6019479Y2 JP 1979027522 U JP1979027522 U JP 1979027522U JP 2752279 U JP2752279 U JP 2752279U JP S6019479 Y2 JPS6019479 Y2 JP S6019479Y2
Authority
JP
Japan
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wire
power transmission
transmission line
clamp
bond wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979027522U
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English (en)
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JPS55128443U (ja
Inventor
真康 長野
耕一 杉山
正一 志賀
Original Assignee
東京電力株式会社
日立電線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、架空送電線の電線本体又は架空送電線引留ク
ランプと高電圧側のアークホーン付ヨークの間を短絡さ
せるための送電線接地用ボンド線に関するものである。
一般に、架空送電線路において、送電工事を行なう場合
、停電を回避するために工事回線以外の併設回線は活線
状態のまま、作業を行わなければならないが、このとき
、工事回線は接地するが、活線からの誘導電流は100
A程度とかなり大きいため接地線の高電圧部取付接地抵
抗は0.1Ω以下にする必要がある。
従来はこのような認識が極めて少く、また最近にくらべ
て送電線1回線当りの送電電流が小さかったために、こ
の点に関する十分な配慮がなされていなかった。
架空送電線の鉄塔への引留めは、第2および3図にみら
れるように、碍子連3の先端に連結金具2が連結され、
この連結金具2には一方にアークホーン1が他方に引留
クランプ10が連結されて、電線7が引留められている
なお、図において4はジャンパー線、5はジャンパ一端
子、6は羽子板端子である。
このように引留められている架空送電線を接地するには
従来一般に作業性ならびに電線に損傷を与えないという
配慮から接地具(図示はしていない)をアークホーン1
に装着することが行なわれてきた。
この場合、連結金具2、引留クランプ10等もすべて金
属であるから、電気的に完全に電線7と導通されると考
えがちであるが、これらはいずれも長年月にわたり風雨
にさらされているためひどく錆でいる場合が多く、これ
らの連結部分相互間に思いもかけず接触抵抗が生じてい
て、その電気抵抗100以上となっていることすらあり
、前記100Aの電流が流れたとすると、1000Vも
の電圧が生じ作業者がうつかりして感電しないとも限ら
ず、危険性がきわめて高い。
本考案はこのような実情にかんがみてなされたものであ
り、電線7をアークホーン1との間の電気抵抗を積極的
に低減し上記感電の危険性を完全に解消した送電線接地
用ボンド線を提供しようとするものである。
以下に実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るボンド線を示すものであって、一
端には前記電線7あるいは引留クランプ10に把持固定
せられるクランプ16がある。
クランプ16は対の金属板状体12.12’よりなり、
内側には前記電線7あるいは引留クランプ1七の外周に
密着接触し、電気的に完全に導通接触できるようにこれ
ら電線7あるいは引留クランプ10の外形に適合される
内形を形成してなる受溝12a、12aがあり、一方そ
の両側端には張出片12b、12bがあって、当該張出
片12b。
12bには貫通孔が明けられ、締付ボルト13゜13が
貫通されて対の金属板状体12.12’を電線7あるい
は引留クランプ10に固く十分に締め付けできるように
なっている。
14はアークホーン1側に取付けるための取付端子片で
あって、前記クランプ16とアークホーン側取付用端子
片14とは可視性の導電線11によって電気的に連絡さ
れている。
さて、第2図は、本考案に係るボンド線を引留クランプ
10とアークホーン1との間に連結した場合を示す説明
図であり、第3図は電線7とアークホーン1との間に連
結した場合を示す説明図である。
いずれの側に取付けるかは、その場における事情によっ
て選ばれることとなろうが、電線に傷をつけないという
点からすると、また、取付部所を十分に研磨できるとい
う利点を考慮すると、引留クランプ10の上に取付ける
方が望ましいこととなろう。
もとより、アークホーン1の表面を研磨清浄することは
容易であり、これに接地具を取付ければ電気的には完全
である。
しかして、アークホーン1より先においては、導電線1
1により電線7との間で電気的に完全な導電状態が確保
されることとなるから接触抵抗はほとんど無視してよい
こととなり、従って前記高電圧の発生による感電事故を
皆無とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の送電線接地用ボンド線の一実施例
を示した正面図である。 第2図は、この考案の送電線接地用ボンド線を用いて、
アークホーンと電線引留クランプを短絡させた状態を示
すものである。 第3図は、アークホーンと電線本体とを送電線接地用ボ
ンド線で短絡させた状態を示すものである。 1・・・・・・アークホーン、2・・・・・・連結金具
、3・・・・・・碍子、4・・・・・・ジャンパ線、5
・・・・・・ジャンパースリーブ、6・・・・・・羽子
板端子、7・・・・・・電線、10・・・・・・電線引
留クランプ、11・・・・・・ボンド線、12.12′
・・・・・・金属板状体、13・・・・・・締付用ボン
ド、14・・・・・・取付用端子片、16・・・・・・
クランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対の金属板状体12.12’よりなり、内側に電線ある
    いは引留クランプの外周に密着適合される受溝12a、
    12aを有し、両側端に締付ボルト13が貫通される張
    出片12b、12bを有してなるクランプ16とアーク
    ホーン側取付用端子片14とを導電線11により連結し
    てなる送電線接地用ボンド線。
JP1979027522U 1979-03-06 1979-03-06 送電線接地用ボンド線 Expired JPS6019479Y2 (ja)

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JP1979027522U JPS6019479Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 送電線接地用ボンド線

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JP1979027522U JPS6019479Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 送電線接地用ボンド線

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Publication Number Publication Date
JPS55128443U JPS55128443U (ja) 1980-09-11
JPS6019479Y2 true JPS6019479Y2 (ja) 1985-06-12

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ID=28871791

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476265U (ja) * 1971-02-15 1972-09-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS476265U (ja) * 1971-02-15 1972-09-21

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JPS55128443U (ja) 1980-09-11

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