JPH0744327Y2 - 深曲げ用のホルダー - Google Patents

深曲げ用のホルダー

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Publication number
JPH0744327Y2
JPH0744327Y2 JP1989137940U JP13794089U JPH0744327Y2 JP H0744327 Y2 JPH0744327 Y2 JP H0744327Y2 JP 1989137940 U JP1989137940 U JP 1989137940U JP 13794089 U JP13794089 U JP 13794089U JP H0744327 Y2 JPH0744327 Y2 JP H0744327Y2
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JP
Japan
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holder
tool
deep bending
bending
deep
Prior art date
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Application number
JP1989137940U
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English (en)
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JPH0376615U (ja
Inventor
尚明 板野
Original Assignee
株式会社アマダメトレックス
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ワークに深曲げ加工を行なうための改良し
た深曲げ用のホルダーに関する。
(従来の技術) 従来の深曲げ工具は、例えば第2図に示されているよう
に、ホルダ101の下部にボルト103と締め具105により深
曲げ工具107の上部が係合されている。しかも、図示省
略の下型工具と、この深曲げ工具107との協働によって
ワークWに深曲げ(幅に対して立上りの高い曲げ)の折
曲げ加工を行なっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第2図に示したごとく、ワークWに深曲げの
折曲げ加工ができるように、深曲げ工具107自体に逃げ
部109が形成されている。
このため、深曲げ工具107の製作が大変面倒で高価であ
ると共に重量が重い。さらに、1〜2回の修正研磨によ
り、それ以後の修正は不可能になってしまうという問題
があった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、ワーク
に深曲げの折曲げ加工を行なうとき、安価で、軽く、か
つ繰返し使用を可能にした深曲げ用のホルダーを提供す
ることにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、折曲げ機
への取付部を上部側に備え、かつ工具を着脱交換可能に
装着するための工具装着部を下部側に設けた深曲げ用の
ホルダーにして、当該ホルダーに、深曲げ加工時のワー
クの端部との干渉を回避するための凹状の逃げ部を形成
してなるものである。
[作用] この考案の深曲げ用のホルダーを採用することにより、
汎用工具を係合するホルダーに逃げ部が形成されている
から、深曲げの折曲げ加工を行なったときに、ワークの
端部が逃げ部に位置してホルダーに干渉せずに折曲げら
れる。
したがって、深曲げ専用の工具を用いずに汎用工具を用
い、ホルダーに逃げ部を形成せしめたから、深曲げ工具
としては安価で製作されると共に軽くなる。また、従来
のように1〜2回の修正研磨で駄目にならず繰返し使用
される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図を参照するに、図示省略の折曲げ機における例え
ば上下動自在なラム1の下部には、ボルト3と締め具5
により深曲げ工具7のうちのホルダー9の上部が係合可
能に係合されている。このホルダー9の下部には、ボル
ト11と締め具13により上金型である汎用工具15が係合可
能に係合されている。
なお、前記ラム1の上下動は例えば油圧シリンダなどに
よって行なわれるが、この構成はすでに公知であるた
め、詳細な説明は省略する。
前記ホルダー9にはワークWに深曲げの折曲げ加工を行
なっときに、ワークWの端部がホルダー9に干渉せずに
位置する例えば凹部の逃げ部17が形成されている。
上記構成により、図示省略の下型である下工具上にワー
クWを載置し、ラム1を上下動せしめることによって、
汎用工具15と下工具との協働でワークWに深曲げの折曲
げ加工が行なわれることになる。この深曲げの折曲げ加
工が行なわれた際にワークWの端部が逃げ部17に位置
し、ホルダー9に干渉しないから、ホルダー9に傷を付
けることがない。
このように、従来のような深曲げ専用の工具を用いずに
汎用工具を用い、ホルダー9に逃げ部17を形成せしめた
から、深曲げ工具7としては安価で製作することができ
ると共に深曲げ工具7自体を軽くすることができる。ま
た、従来のように1〜2回の修正研磨で深曲げ工具7を
駄目にすることなく、繰返し使用でき長寿命を図ること
ができる。
なお、この考案は、前述した実施例に限定されることな
なく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で
実施し得るものである。本実施例の逃げ部17として、ホ
ルダー7に凹部を形成せしめたが、この逃げ部17の形状
は、立上りの高い曲げ長さに応じてその他の種々な形状
で対応しても構わない。また、ホルダー7がたとえこわ
れても、従来の工具を取換えるよりも、大巾に安く交換
することが可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、折曲げ機への取付部を上部側に備え、か
つ工具(15)を着脱交換可能に装着するための工具装着
部を下部側に設けた深曲げ用のホルダーにして、当該ホ
ルダーに、深曲げ加工時のワーク(W)の端部との干渉
を回避するための凹状の逃げ部(17)を形成してなるも
のである。
前記構成より明らかなように、本考案は、折曲げ機への
取付部を上部側に備え、かつ工具5を着脱交換可能に装
着するための工具装着部を下部側に設けた深曲げ用のホ
ルダーに関するものであり、このホルダー自体に、深曲
げ加工時のワークWの端部との干渉を回避するための凹
状の逃げ部17が形成してある。
すなわち本考案によれば、一般的な工具5を用いてワー
クWの深曲げ加工を行うことができるものである。した
がって、例えば、ワークWを、断面形状が「コ」字形状
になるように深曲げ加工を行う場合であって、コ字形状
の角度部の断面形状が円弧状である場合には、先端部が
円弧状の通常の工具を前記ホルダーに装着すれば容易に
対応することができるものであり、通常の工具を用いて
の深曲げ加工を容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の深曲げ工具でワークを折曲げたとき
の状態を示した正面図、第2図は従来の深曲げ工具でワ
ークを折曲げたときの状態を示した正面図である。 1…ラム、7…ホルダー 9…深曲げ工具、15…汎用工具 17…逃げ部、W…ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折曲げ機への取付部を上部側に備え、かつ
    工具(15)を着脱交換可能に装着するための工具装着部
    を下部側に設けた深曲げ用のホルダーにして、当該ホル
    ダーに、深曲げ加工時のワーク(W)の端部との干渉を
    回避するための凹状の逃げ部(17)を形成してなること
    を特徴とする深曲げ用のホルダー。
JP1989137940U 1989-11-30 1989-11-30 深曲げ用のホルダー Expired - Lifetime JPH0744327Y2 (ja)

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JP1989137940U JPH0744327Y2 (ja) 1989-11-30 1989-11-30 深曲げ用のホルダー

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JPH0376615U JPH0376615U (ja) 1991-07-31
JPH0744327Y2 true JPH0744327Y2 (ja) 1995-10-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012144749A2 (ko) * 2011-04-20 2012-10-26 Park Yeon Hwa 유압브레이커용 브라켓 절곡장치

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WO2012144749A2 (ko) * 2011-04-20 2012-10-26 Park Yeon Hwa 유압브레이커용 브라켓 절곡장치
WO2012144749A3 (ko) * 2011-04-20 2013-03-07 Park Yeon Hwa 유압브레이커용 브라켓 절곡장치

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JPH0376615U (ja) 1991-07-31

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