JPH06220Y2 - プラズマアーク切断用案内治具 - Google Patents

プラズマアーク切断用案内治具

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JPH06220Y2
JPH06220Y2 JP6818588U JP6818588U JPH06220Y2 JP H06220 Y2 JPH06220 Y2 JP H06220Y2 JP 6818588 U JP6818588 U JP 6818588U JP 6818588 U JP6818588 U JP 6818588U JP H06220 Y2 JPH06220 Y2 JP H06220Y2
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JP
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plasma arc
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arc cutting
guide
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JP6818588U
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俊彦 岡田
雅信 内田
俊郎 篠藤
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Daihen Corp
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Daihen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、プラズマアークにより被加工物を切断する際
に用いられるプラズマアーク切断用案内治具に関する。
〈従来の技術〉 一般に、プラズマアーク切断作業時において、案内治具
の案内面に当接するプラズマアーク切断用トーチの先端
部材、例えばノズルが金属材料より形成されている場
合、案内治具の案内板と被切断物とが同電位となれば、
プラズマアーク切断時にノズルと案内板との間に、いわ
ゆるダブルアークが発生して、プラズマアーク切断用ト
ーチの電極やノズルなどが異常に損傷することが知られ
ている。
このため、従来、第5図に示されるごとく、プラズマア
ーク切断用トーチの先端部材を当接摺動させるための案
内面を設けた金属製の案内板1に電気絶縁材料よりなる
当接部材2′を固定して、案内板1と被切断物Wとを電
気的に絶縁していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、プラズマアーク切断時には、数百度に及ぶ溶
融金属が切断部から飛散され、切断作業の進行につれて
溶融金属が当接部材2′に付着いていく。この溶融金属
の冷却物、すなわちドロスが多量に当接部材2′に付着
して、第3図(B)に示される状態となって、案内板1と
被切断物Wとが電気的に短絡されるという欠点があっ
た。
本考案の目的は、前記従来の欠点を解消した、プラズマ
アーク切断用案内治具を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案に係るプラズマアーク
切断用案内治具は、プラズマアーク切断用トーチの先端
部材を当接摺動させるための案内面を設けた金属製の案
内板に、電気絶縁材料よりなる当接部材を固定し、該当
接部材を被切断物上に載置する案内治具において、前記
当接部材は、被切断物との当接部分よりも、前記案内板
側の部分が広幅に形成されたことを特徴とする。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図および第2図において、1は被切断線イと相似形
状、例えば図示の場合直線をなす案内面101を有する金
属製の案内板、2は合成樹脂あるいはセラミックスなど
の適宜の電気的絶縁材料よりなる当接部材で、この当接
部材2,2,…は案内面101よりも案内板1側に引込ん
だ位置で、案内板1に対して着脱自在に例えば、止め環
3により固定されている。さらに、当接部材2は、被切
断物Wとの当接部分201に対して案内板1側の部分202の
方が広幅に形成されている。図示の場合、当接部分201
に対して大径のフランジが広幅部分202を形成してい
る。上記案内板1と当接部材2,2,…と締付具3とに
より案内治具4が構成されている。
上記構成において、被切断物Wに案内治具4を載置し、
この案内板1の案内面101にプラズマアーク切断用トー
チTの先端部材Tを当接摺動させつつ所望のプラズマ
アーク切断作業が行なわれる。
ところで、切断作業の進行につれて当接部材2にドロス
が付着するが、当接部材2は、被切断物Wとの当接部分
201よりも、案内板側の部分202が広幅であるため、第3
図(A)に示されるごとくの状態となるに留まり、案内板
1と被切断物Wとの電気的絶縁状態が維持される。
第4図は本考案の他の実施例の要部を示す図であって、
広幅部分202が別体により形成されていて、当接部分201
の段部によりZ1方向に位置決めされている。なお図示の
場合、ナット3により当接部分201および広幅部分202が
案内板1に着脱自在に固定される。勿論、夫々別体であ
る当接部分201と広幅部分202とは電気的絶縁材料により
形成されている。ところで、一般にプラズマアーク切断
においては、被切断物Wの材質や板厚に応じて被切断物
Wとプラズマアーク切断用トーチTとのなす間隔を変更
することが多々あるため、上記のごとく、広幅部分202
と当接部分201とを別体で構成すれば、広幅部分202を厚
さの異なったものと取換えることにより、被切断物Wに
対する案内板1の高さ、即ちプラズマアーク切断用トー
チTの高さを適宜に選定することができる。例えば、第
4図(A)は薄肉の被切断物W1の場合を、また第4図(B)
は厚肉の被切断物W2の場合を示している。
なお、第1図および第2図において、案内板1の他の外
周面102,103,104の1以上を適宜に案内面とすること
ができる。また、案内板1に可搬用取手5を設けたり、
案内治具4が被切断物Wに対して固定および解放自在と
なるように永久磁石や真空吸着具などを案内板に取付け
ることができる。さらに、当接部材2を円状として説明
したが、第1図に示される断面形状の棒状とすれば、当
接部材2の設置数を最小2ケとすることができる。更に
当接部材2を第4図に示されるごとくナットにより案内
板1に取付けたり、あるいは図示しないボルトにより取
付けたりすることができる。勿論、案内板1に設けられ
る案内面101は、円状あるいは三角形状など適宜の形状
とすることができる。さらに、当接部材は、案内板側の
部分が被切断物との当接部分から逆テーパー状として、
案内板側の部分が被切断物との当接部分よりも広幅とな
るよう形成されることもできる。
〈考案の効果〉 以上の説明で明らかなように、本考案に係るプラズマア
ーク切断用案内治具は、電気絶縁材料よりなる当接部材
が、被切断物との当接部分よりも、案内板側の部分が広
幅に形成されているため、プラズマアーク切断作業の進
行につれて当接部材にドロスが付着しても、案内板と被
切断物とが電気的に短絡することはなく、従って、プラ
ズマアーク切断用トーチを損傷させることなく長時間に
亘ってトーチを案内しつつプラズマアーク切断作業を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す一部断面側面図、第
2図は第1図の平面図、第3図は切断作業の状況説明図
で、第3図(A)は第1図に示される治具の場合に対する
図、第3図(B)は従来例に対応する図、第4図は本考案
の他の実施例の要部を示す、第1図に相当する図で、第
4図(A)および第4図(B)は夫々被切断物に対する案内板
の高さを異ならせた場合の実施例図、第5図は従来例を
示す一部断面図である。 1…案内板、101…案内面、2…当接部材、201…被切断
物との当接部分、案内板側の広幅部分…202

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマアーク切断用トーチの先端部材を
    当接摺動させるための案内面を設けた金属製の案内板
    に、電気絶縁材料よりなる当接部材を固定し、該当接部
    材を被切断物上に載置する案内治具において、前記当接
    部材は、被切断物との当接部分よりも、前記案内板側の
    部分が広幅に形成されてなるプラズマアーク切断用案内
    治具。
JP6818588U 1988-05-24 1988-05-24 プラズマアーク切断用案内治具 Expired - Lifetime JPH06220Y2 (ja)

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JPH01172461U JPH01172461U (ja) 1989-12-06
JPH06220Y2 true JPH06220Y2 (ja) 1994-01-05

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