JPH034455Y2 - - Google Patents

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JPH034455Y2
JPH034455Y2 JP1988026721U JP2672188U JPH034455Y2 JP H034455 Y2 JPH034455 Y2 JP H034455Y2 JP 1988026721 U JP1988026721 U JP 1988026721U JP 2672188 U JP2672188 U JP 2672188U JP H034455 Y2 JPH034455 Y2 JP H034455Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プロジエクシヨン溶接装置の電極チ
ツプ構造に関する。
[従来の技術] 従来、プロジエクシヨン溶接装置の電極チツプ
としては、第4図に示したものが提案されている
(実開昭51−42834号公報参照)すなわち、上側電
極チツプ2は二股状であつて、相対向する突片
3,3を有し、かつ該突片3,3間には、凹部4
が設けられている。一方、前記上側電極チツプ2
を用いて溶接されるナツト10は、薄肉板状の基
部11と、その基部11から突設され雌ねじが刻
設されたナツト部12と、基部11裏面の四隅に
突設された突部13とからなる(特開昭57−
70090号公報参照)。
そして、前記ナツト10を板材1に溶接する場
合には、前記凹部4内にナツト部12を遊嵌さ
せ、前記突片3,3により基部11を押圧して、
該基部11を前記突片3,3と下側電極チツプ間
に挾持し、両電極チツプに電流を供給し、前記基
部11と板材1とを抵抗発熱により溶融させて、
プロジエクシヨン溶接を行う。したがつて、薄肉
状の基部11のみを発熱させることができことか
ら、従来のように単に棒状の電極チツプを使用し
た場合のように、ナツト部12により熱を奪われ
てしまうことがない。よつて、基部11と板材1
との発熱温度差がなくなり、確実な溶接状態を得
ることができるのである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の上部溶接チツ
プ2に設けられている凹部4は、前述のように相
対向する突片3,3によつて形成されていること
から、記ナツト部12を凹部4内に遊嵌させた場
合において、ナツト10が位置規制されるのは、
図示したように相対向するN方向とS方向のみで
ある。このため、溶接時に高電圧を加えた場合、
フレミングの左手の法則により、電流Iの流れる
方向と直行する方向に力Fが作用すると(Hは磁
力の方向)、該力Fがナツト10に作用して、該
ナツト10が飛び出してしまうおそれがある。
また、四方N,S,W,Eにおいて、位置規制
されるのは、前記突片3,3が存在するN方向と
S方向のみであることから、ナツト10がE,W
方向に位置ずれした状態で電圧の印加が行われて
しまう場合が生ずる。すると、前記突片13の位
置と、下部電極の位置とにずれが生じ、四隅に設
けられた突片13を全て、完全かつ均等に溶接す
ることが不可能となる。
また、第4図に仮想的に示したように下側電極
チツプ5として、前記上側電極チツプ2と同一構
造のものを兼用する場合があるが、この場合には
ナツト10が回転方向Rに位置ずれすると、いず
れかの突片13が下側電極チツプ5の突片3,3
から外れてしまう。よつて、この場合にも、四隅
に設定された突片13を全て、完全かつ均等に溶
接することが不可能となるものであつた。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、一定の方向に生ずる力によるナ
ツトの飛び出しを防止するとともに、ナツトを精
度よく溶接することを可能にしたプロジエクシヨ
ン溶接装置の電極チツプ構造を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために本考案にあつては、
薄肉板状の基部とこの基部から突設されるナツト
部と基部裏面に突設され前記ナツト部から各々等
距離となる位置に設けられた複数の突部とを有す
るプロジエクシヨン溶接用ナツトを板材に押圧挾
持してプロジエクシヨン溶接するプロジエクシヨ
ン溶接装置の電極チツプ構造であつて、上側電極
チツプの先端には前記ナツト部を遊嵌しこれを包
囲する凹部が設けられ、この凹部に沿つた前記上
側電極チツプの先端面には、前記薄肉板状の基部
と共に前記突部を押圧しかつ面一な環状の先端加
圧面が形成され、下側電極チツプの先端には、前
記上側電極チツプの先端加圧面に対応するととも
に前記複数の突部に対向しかつ面一な環状の先端
加圧面が形成されるとともにこの先端加圧面に囲
まれて凹部が形成されている。
[作用] 前記構成において、溶接用ナツトを板材に溶接
するに際しては、前記上側電極チツプ先端加圧面
により前記薄肉板上の基部を押圧し、かつこの上
側電極チツプに対応する下側電極チツプの先端加
圧面により板材を押圧する。このとき、溶接用ナ
ツトはそのナツト部が凹部によつて包囲されてい
ることから電流に直行する方向に力が発生したと
しても、溶接ナツトが特定の方向に飛ばされてし
まうことはない。
また、前記凹部は溶接ナツトの前記ナツト部を
遊嵌するのならず、これを包囲することから、溶
接ナツトは全周に亙つて半径方向の位置を前記凹
部により規制される。しかも、前記上側電極チツ
プの先端加圧面は面一であり、他方下側電極チツ
プの先断端加圧面にあつては、同様に面一である
のみならず前記複数の突部に対向しており、該複
数の突部にあつては前記ナツト部から等距離に設
けられている。したがつて、前記全周に亙つて半
径方向の位置を規制された溶接ナツトがいかなる
回転位置であつても、前記下部溶接チツプの先端
加圧面は前記複数の突部に対向した状態を維持
し、該突部は前記上側電極チツプと下側電極チツ
プの先端加圧面間で加圧される。
[実施例] 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて説
明する。
第2図はアルミニウム製ナツトの一例を示し、
ナツト10は、薄肉状の正方形の基部11と、そ
の基部11から突設され雌ねじが刻設されたナツ
ト部12と、該ナツト部12から各々等距離とな
る位置、つまり基部11裏面の四隅に突設された
突部13とからなる。ここで基部11の厚みT
は、アルミニム製板材1の厚みtに近付けるため
にナツト全高に比べ薄く成形する。また突部13
は、加圧通電時に溶融させる目的で設けられる。
一方、第1図に示すように、円柱状の上側、下
側の電極チツプ20,30の先端中央に凹部2
1,31がそれぞれ形成される。前記上側電極チ
ツプ20の凹部21は、ナツト部12を包囲し十
分に収納できる内径を深さに穿設され、また凹部
21を囲む電極チツプ先端面には、基部11を加
圧できるように環状の先端加圧面22が形成され
ており、該先端加圧面22は図示したように面一
であつて、前記基部11を突部13とともに押圧
し得る形状に形成されている。下側電極チツプ3
0の凹部31は、上側電極チツプ20の凹部21
よりも浅い凹部とされ、その凹部31を囲む電極
チツプ先端面には、上側電極チツプ20の先端加
圧面22と対応するように先端加圧面32が形成
されている。この先端加圧面32は、前記上側電
極チツプ20の先端加圧面22と同様に、面一で
あつて前記突部13に対向し得る形状に形成され
ている。
なお、電極チツプ20,30の内部には、例え
ば第3図に示すように冷却用孔CHが穿設されて
いる。ここで、下側電極チツプ30の凹部31の
上側電極チツプ20の凹部21と同様の形状とす
れば、上下の電極チツプ20,30を兼用でき
る。
以上のような構成において、アルミニム製ナツ
ト10のねじ孔とアルミニム製板材1の貫通孔1
aとを軸合わせしてナツト10と板材1とを上下
の電極チツプ20,30により上下から加圧し、
この状態で上下の電極チツプ20,30間に電圧
を印加すると、先端加圧面22,32間に存在す
る基部11と板材1とを通つて電流が流れる。こ
のとき、ナツト10はそのナツト部12が上側凹
部21によつて包囲されていることから、第4図
に示したように電流Iに直行する方向に力Fが発
生したとしても、ナツト10が特定の方向に飛ば
されてしまうことはない。よつて、該ナツト10
の飛び出しを防止して、溶接作用の安全性を高め
ることができる。
また、前記上側凹部21はナツト10のナツト
部12を遊嵌するのみならず、これを包囲するこ
とから、ナツト10は全周に亙つて半径方向の位
置を前記上側凹部21により規制される。しか
も、前記上側電極チツプ20の先端加圧面22は
面一であつて前記基部11と共に前記突部13を
押圧し得る形状であり、他方下側電極チツプ30
の先端加圧面にあつては、同様に面一であるのみ
ならず前記複数の突部13に対向しており、該複
数の突部13にあつては前記ナツト部12から等
距離に設けられている。したがつて、前記全周に
亙つて半径方向の位置を規制されたナツト10が
いかなる回転位置であつても、前記下部溶接チツ
プ30の先端加圧面32は前記複数の突部13に
対向した状態を維持し、該突部13は前記上側電
極チツプ20と下側電極チツプ30の先端加圧面
22,32間で加圧される。
したがつて、ナツト10が回転方向R(第4図)
に位置ずれしても、全ての突片13を下側電極チ
ツプ30の先端加圧面32により支持して押圧す
ることができる。このため、前記凹部31を形成
することによつて、下側電極チツプ30への伝熱
量を低減させて板材1の温度低下を防止しつつ、
四隅に設定された突片13を全て、完全かつ均等
に溶接することが可能となるのである。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、上側電極チツプ
に溶接ナツトに設けられたナツト部を包囲する凹
部が設けられたことから、前記溶接ナツトに力が
作用した場合であつても、該力によつてナツトが
飛ばされるのを防止することができ、これにより
溶接作業の安全性を高めることができる。
また、上側電極チツプと下側電極チツプの先端
加圧面がともに環状かつ面一であることから、溶
接ナツトが前記凹部により位置を規制されれば、
溶接ナツトの回転位置の如何にかかわらず、前記
下側溶接チツプの先端加圧面は前記複数の突部に
対向した状態を維持し、該突部を前記上側電極チ
ツプと下側電極チツプの先端加圧面間で加圧する
ことができる。
したがつて、ナツトが回転方向に位置ずれして
も、全ての突部を下側電極チツプの先端加圧面よ
り支持して押圧することができる。よつて、下側
電極チツプに凹部を形成することによつて、下側
電極チツプへの伝熱量を低減させて板材の温度低
下を防止しつつ、複数の突部を全て、完全かつ均
等に溶接することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す部分断面
図、第2図は、ナツトの一例を示す斜視図、第3
図は、本実施例にかかる電極チツプの斜視図、第
4図は、従来の電極チツプを示す斜視図である。 1……板材、10……ナツト、11……基部、
12……ナツト部、13……突部、20……上側
電極チツプ、21……凹部、22……先端加圧
面、30……下側電極チツプ、31……凹部、3
2……先端加圧面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 薄肉板状の基部とこの基部から突設されるナツ
    ト部と基部裏面に突設され前記ナツト部から各々
    等距離となる位置に設けられた複数の突部とを有
    するプロジエクシヨン溶接用ナツトを板材に押圧
    挾持してプロジエクシヨン溶接するプロジエクシ
    ヨン溶接装置の電極チツプ構造であつて、 上側電極チツプの先端には前記ナツト部を遊嵌
    しこれを包囲する凹部が設けられ、この凹部に沿
    つた前記上側電極チツプの先端面には前記薄肉状
    の基部と共に前記突部を押圧しかつ面一な環状の
    先端加圧面が形成され、下側電極チツプの先端に
    は、前記上側電極チツプの先端加圧面に対応する
    とともに前記複数の突部に対向しかつ面一な環状
    の先端加圧面が形成されるとともにこの先端加圧
    面に囲まれて凹部が形成されていることを特徴と
    するプロジエクシヨン溶接装置の電極チツプ構
    造。
JP1988026721U 1988-02-29 1988-02-29 Expired JPH034455Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5142834U (ja) * 1974-09-25 1976-03-30
JPS597550B2 (ja) * 1980-10-18 1984-02-18 マツダ株式会社 薄板へのナツト溶接方法

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