JP3146340B2 - プロジェクション溶接用電極 - Google Patents

プロジェクション溶接用電極

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JP3146340B2
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智史 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接用電極に関
し、特に小型部品の精密溶接に適用するプロジェクショ
ン溶接用電極に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、CRTディスプレイの電子銃で
は厚さ0.50〜0.10mm程度、幅10mm、長さ
20mm程度の薄くて小型の金属部品を他の同様の部品
や枠体等と精密に位置合わせ等を図って溶接固着して組
立てられる。このような金属部品の溶接は、溶接スプラ
ッシュの軽減あるいは溶接強度を得るため、溶接金属部
品をアニール(焼鈍)し、シングル或はダブルヘッドの
抵抗溶接機によるスポット溶接を用いるか、あるいはプ
ロジェクション溶接が用いられる。
【0003】プロジェクション溶接は、溶接する金属部
品等(以下「ワーク」という。)の一方のワークの溶接
個所にプロジェクション溶接用突起を形成し、そのプロ
ジェクション溶接用突起を他のプロジェクション溶接用
突起を有しないワーク(以下「本体ワーク」という。)
の溶接位置に当てがって両方から電極で圧着して通電
し、プロジェクション溶接用突起が当てがわれた圧着部
の抵抗発熱による溶解によって両ワークを固着するもの
であり、スポット溶接よりも一度に多点の溶接が可能で
あり経済的に溶接加工が図れる。
【0004】しかし、ワークの各プロジェクション溶接
用突起の高さ、本体ワークあるいは電極の平面度が正確
でないと図5および図6で示すような現象が生じ溶接ス
プラッシュ等が発生する。図5および図6は、ワークの
プロジェクション溶接用突起の高さが異なり、本体ワー
クあるいは電極の平面度も正確でない場合の溶接スプラ
ッシュ等の発生を説明する図面で、各図において、1は
ワーク、2は本体ワーク、3はワーク1に当てがわれて
いる電極(以下この電極を「上部電極」という。)、4
は本体ワーク2に当てがわれている電極(以下この電極
を「下部電極」という。)、11および12はワーク1
に形成された高さの異なるプロジェクション溶接用突起
である。
【0005】図5は通常の溶接圧により設定された状態
を示す図でG1はプロジェクション溶接用突起11、1
2の高さの違いによる隙間、G2は下部電極4の消耗等
で平行度が不良となったことによる隙間、矢印Iは電流
を示している。このような状態では、プロジェクション
溶接用突起11、12の溶接位置に均一加圧が図れず、
また、ワーク1の高い方のプロジェクション溶接用突起
11側に電流が集中し、そのために溶接火花が飛散して
他部を汚染たり、溶接が不均一となって、一貫した溶接
が得られず不良品となる。
【0006】これを避けるために図6で示すように上部
電極3に加える荷重Wを増加すると、本体ワーク2を変
形するだけでなく、プロジェクション溶接用突起11、
12の溶解が多くなり、特に高く形成されたプロジェク
ション溶接用突起11の溶肉が多くなりスプラッシュの
発生がしやすくなる。さらには、本体ワーク2のプロジ
ェクション溶接用突起11、12と対向する下部電極4
と接触している部分も溶解し、その溶解によってその部
の強度を変動したり下部電極4の表面を汚損する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電子銃部品のように特
に精密な溶接が要求されるものでは、微小な溶接スプラ
ッシュや各点の溶接部の強度変動は許容されるものでな
く、そのためスポット溶接であってもプロジェクション
溶接であっも、プレス工程におけるワークや本体ワーク
の各部寸法精度の維持管理を始め、溶接時の微小なスプ
ラッシュ発生の防止や各点の溶接強度の厳格な維持管理
を必要とし、極めてコストのかかるものとなっている。
中でも、溶接時の電極の汚損やその除去などにより平行
度の喪失に対する管理には労力を要するものとなってい
る。
【0008】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
で、ワークの品質管理の軽減や溶接電極のメンテナンス
に要する労力の軽減を可能にし、スプラッシュの発生の
防止や精密で均一溶接の図れるプロジェクション溶接用
電極を提供することを目的とする。
【0009】本発明の目的は、複数のプロジェクション
溶接用突起を有するワークとプロジェクション溶接用突
起を有しない本体ワークとを挟んで両側のそれぞれに配
置される電極であって、前記本体ワーク側に配置される
電極の平坦な表面の前記プロジェクション溶接用突起
に対向する位置に複数の窪みを形成してなることを特徴
とするプロジェクション溶接用電極とすることにより達
成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を参照して説明する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例の電極を装備して溶
接する場合の断面を含む溶接部の斜視図、図2は図1に
おけるプロジェクション溶接用突起部分の拡大断面図で
ある。図1および図2において、21は複数のプロジェ
クション溶接用突起21aを有するワーク、22はプロ
ジェクション溶接用突起を有しない本体ワーク、23は
ワーク21側に当てがわれる上部電極、24は本体ワー
ク22側に当てがわれる平坦な表面を有する下部電極を
それぞれ示している。
【0012】図に示すように本体ワーク22は下部電極
24上に載置され、その本体ワーク22の溶接位置に各
プロジェクション溶接用突起21aを合わせてワーク2
1が載置され、そのワーク21の上から上部電極23を
当てがって所定の圧力(溶接に必要な圧力)を本体ワー
ク22とプロジェクション溶接用突起21aの接触部に
加える。その後電極23と24とに電圧を印加し、各プ
ロジェクション溶接用突起21aが当てがわれた接触部
に通電する。通電されると接触部の接触抵抗により発熱
しプロジェクション溶接用突起21aが溶解して両ワー
ク21、22が固着される。
【0013】本体ワーク22側に配置される下部電極2
4には、本体ワーク22側に位置する平坦な表面に凹溝
からなる複数の窪み24aが形成されていて、その
み24aは各プロジェクション溶接用突起21aと対向
する位置でプロジェクション溶接用突起21aよりも大
き目の寸法で形成されている。この複数の窪み24a
は、溶接時上部電極23によりワーク21と本体ワーク
22に加圧されたとき、その加圧によって図2に示すよ
うに本体ワーク22の多少の弾性による撓みを許容す
る。
【0014】この弾性による撓みの許容や上部電極23
の加圧、更には溶接時の発熱等の相乗作用によって、
プロジェクション溶接用突起21aの高さに多少の違い
が生じていても各プロジェクション溶接用突起21aを
本体ワーク22に従順させることができる。
【0015】そして、この従順することによって、溶接
時のスプラッシュの発生が防止され、また、本体ワーク
22のプロジェクション溶接用突起21a、と対向する
下部電極24と接触している部分の溶解も防止され、そ
の溶解等によってその部の強度を変動したり下部電極2
4の表面を汚損することがなくなり、溶接時の電極の汚
損やその除去などにより平行度の喪失に対するメンテナ
ンスは、従来では200〜300個の溶接で必要として
いたのに対して、40000個を越える時点において未
だその必要性を見ない。
【0016】図3及び図4は、それぞれ本発明の実施例
の下部電極すなわち本体ワーク側に配置される電極の構
成の例を示す斜視図であり、図3に示す下部電極34
は、平坦な表面を有し幅方向に電極34の両端に跨って
断面V字状の複数の溝34aが形成されている。この
溝34aは、溶接時ワークに形成された複数のプロジェ
クション溶接用突起と対向する位置に配置される。
【0017】また、図4に示す下部電極44は、平坦な
表面を有し適宜個所に略円形の凹部からなる複数の窪み
44aが形成されている。この窪み44aは、溶接時
ワークに形成された複数のプロジェクション溶接用突起
と対向する位置に配置される。なお、窪みの形状は図1
ないし図4に示されるものに限らず任意の形状に形成で
きる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
プロジェクション溶接用突起を有しない本体ワーク側に
配置される電極の平坦な表面に複数の窪みを形成し、そ
窪みを溶接時に複数のプロジェクション溶接用突起
に対向する位置に配置するので、プロジェクション溶
接用突起の高さが多少異なってもその差は窪みによって
吸収される状態になり、溶接時のスプラッシュの発生を
防止することができ、また、精密で均一な溶接が図れ
る。これによって、ワークの厳格な品質の管理や電極に
対するメンテナンスを大幅に軽減することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電極を装備して溶接する場合
の断面を含む溶接部の斜視図である。
【図2】図1におけるプロジェクション溶接用突起部分
の拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例の電極の一例を示す電極の斜視
図である。
【図4】本発明の実施例の電極の他例を示す電極の斜視
図である。
【図5】従来の溶接状態を説明するための図である。
【図6】従来の溶接状態を説明するための図である。
【符号の説明】
21 ワーク 21a プロジェクション溶接用突起 22 本体ワーク 23 上部電極 24、34、44 下部電極 24a、34a、44a 窪み

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロジェクション溶接用突起を有す
    るワークとプロジェクション溶接用突起を有しない本体
    ワークとを挟んで両側のそれぞれに配置される電極であ
    って、前記本体ワーク側に配置される電極の平坦な表面
    の前記プロジェクション溶接用突起に対向する位置に
    複数の窪みを形成してなることを特徴とするプロジェク
    ション溶接用電極。
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