JP2596206B2 - 演奏データ記録再生装置および演奏データ記録再生方法 - Google Patents
演奏データ記録再生装置および演奏データ記録再生方法Info
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- JP2596206B2 JP2596206B2 JP2271889A JP27188990A JP2596206B2 JP 2596206 B2 JP2596206 B2 JP 2596206B2 JP 2271889 A JP2271889 A JP 2271889A JP 27188990 A JP27188990 A JP 27188990A JP 2596206 B2 JP2596206 B2 JP 2596206B2
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/0033—Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
- G10H1/0041—Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、演奏データを記録再生する演奏データ記
録再生装置に関し、特に複数パートの演奏データを記憶
し、再生することのできる演奏データ記録再生装置に関
する。
録再生装置に関し、特に複数パートの演奏データを記憶
し、再生することのできる演奏データ記録再生装置に関
する。
(b)従来の技術 複数のトラックにメロディや伴奏データ等の演奏デー
タを記録して同時に再生することのできるシーケンサが
実用化されている。このようなシーケンサにおいて、一
度記録した演奏データを書き換える等の編集を行う場合
にはその演奏トラックに対して新たな演奏データを直接
書き込む編集を行っていた。
タを記録して同時に再生することのできるシーケンサが
実用化されている。このようなシーケンサにおいて、一
度記録した演奏データを書き換える等の編集を行う場合
にはその演奏トラックに対して新たな演奏データを直接
書き込む編集を行っていた。
(c)発明が解決しようとする課題 しかし、編集時に新たな演奏データをトラックに直接
書き込んだ場合には、その書き換えを取り止める場合に
は元の演奏データの書き込みをやり直す操作を行う必要
があり、また、新たに書き加えた演奏データの挿入場所
を変更する場合には極めて操作量が多くなる欠点があっ
た。
書き込んだ場合には、その書き換えを取り止める場合に
は元の演奏データの書き込みをやり直す操作を行う必要
があり、また、新たに書き加えた演奏データの挿入場所
を変更する場合には極めて操作量が多くなる欠点があっ
た。
この発明は、差し換え用の演奏データ専用のトラック
を設けたことにより上記のような煩雑な操作を解消した
演奏データ記録再生装置を提供することを目的とする。
を設けたことにより上記のような煩雑な操作を解消した
演奏データ記録再生装置を提供することを目的とする。
(d)課題を解決するための手段 この出願の請求項1の発明は、演奏データを記憶する
第1のトラックと、該第1のトラックの演奏データと差
し換える差換演奏データを記憶する第2のトラックと、
前記第1および第2のトラックを並行して読み出し、第
2のトラックに演奏データが記憶されている区間では第
2のトラックから読み出された演奏データを再生し、他
の区間では第1のトラックから読み出された演奏データ
を再生する再生手段と、を設けたことを特徴とする。
第1のトラックと、該第1のトラックの演奏データと差
し換える差換演奏データを記憶する第2のトラックと、
前記第1および第2のトラックを並行して読み出し、第
2のトラックに演奏データが記憶されている区間では第
2のトラックから読み出された演奏データを再生し、他
の区間では第1のトラックから読み出された演奏データ
を再生する再生手段と、を設けたことを特徴とする。
この出願の請求項2の発明は、複数の演奏パターンデ
ータを記憶する演奏パターン記憶手段と、前記演奏パタ
ーン記憶手段に記憶されている演奏パターンデータを指
定するパターン指定データを時系列に複数配列記憶した
第1のトラックと、前記第1のトラックのパターン指定
データと差し換える差換パターン指定データを記憶する
第2のトラックと、前記第1および第2のトラックを並
行して読み出し、第2のトラックに差換パターン指定デ
ータが記憶されている区間では該第2のトラックから読
み出された差換パターン指定データによって演奏パター
ンデータを指定し、他の区間では第1のトラックから読
み出されたパターン指定データによって演奏パターンデ
ータを指定し、該指定された演奏パターンデータを読み
出すことによって演奏を再生する再生手段と、を設けた
ことを特徴とする。
ータを記憶する演奏パターン記憶手段と、前記演奏パタ
ーン記憶手段に記憶されている演奏パターンデータを指
定するパターン指定データを時系列に複数配列記憶した
第1のトラックと、前記第1のトラックのパターン指定
データと差し換える差換パターン指定データを記憶する
第2のトラックと、前記第1および第2のトラックを並
行して読み出し、第2のトラックに差換パターン指定デ
ータが記憶されている区間では該第2のトラックから読
み出された差換パターン指定データによって演奏パター
ンデータを指定し、他の区間では第1のトラックから読
み出されたパターン指定データによって演奏パターンデ
ータを指定し、該指定された演奏パターンデータを読み
出すことによって演奏を再生する再生手段と、を設けた
ことを特徴とする。
この出願の請求項3の発明は、複数パートの演奏パタ
ーンデータをそれぞれ複数記憶する演奏パターン記憶手
段と、前記演奏パターン記憶手段に記憶されている各パ
ートの演奏パターンデータをそれぞれ1つずつ指定する
パターン指定データを時系列に複数配列記憶した第1の
トラックと、前記第1のトラックのパターン指定データ
が指定する各パートの演奏パターンデータのうち1つの
パートの演奏パターンデータの差し換えを指定する差換
パターン指定データを記憶する第2のトラックと、前記
第1のトラックを読み出し、該第1のトラックから読み
出されたパターン指定データによって各パートの演奏パ
ターンデータを指定するとともに、第2のトラックに差
換パターン指定データが記憶されている区間について
は、該第2のトラックに対応する1つのパートのみ、該
第2のトラックから読み出された差換パターン指定デー
タによって指定される演奏パターンデータを指定し、こ
れら指定された各パートの演奏パターンデータを読み出
すことによって演奏を再生する再生手段と、を設けたこ
とを特徴とする。
ーンデータをそれぞれ複数記憶する演奏パターン記憶手
段と、前記演奏パターン記憶手段に記憶されている各パ
ートの演奏パターンデータをそれぞれ1つずつ指定する
パターン指定データを時系列に複数配列記憶した第1の
トラックと、前記第1のトラックのパターン指定データ
が指定する各パートの演奏パターンデータのうち1つの
パートの演奏パターンデータの差し換えを指定する差換
パターン指定データを記憶する第2のトラックと、前記
第1のトラックを読み出し、該第1のトラックから読み
出されたパターン指定データによって各パートの演奏パ
ターンデータを指定するとともに、第2のトラックに差
換パターン指定データが記憶されている区間について
は、該第2のトラックに対応する1つのパートのみ、該
第2のトラックから読み出された差換パターン指定デー
タによって指定される演奏パターンデータを指定し、こ
れら指定された各パートの演奏パターンデータを読み出
すことによって演奏を再生する再生手段と、を設けたこ
とを特徴とする。
この出願の請求項4の発明は、演奏データを記憶する
第1のトラックに演奏データを記憶し、第2のトラック
に前記第1のトラックの演奏データと差し換える差換演
奏データを記憶し、前記第1および第2のトラックを並
行して読み出し、第2のトラックに演奏データが記憶さ
れている区間では第2のトラックから読み出された演奏
データを再生し、他の区間では第1のトラックから読み
出された演奏データを再生することを特徴とする。
第1のトラックに演奏データを記憶し、第2のトラック
に前記第1のトラックの演奏データと差し換える差換演
奏データを記憶し、前記第1および第2のトラックを並
行して読み出し、第2のトラックに演奏データが記憶さ
れている区間では第2のトラックから読み出された演奏
データを再生し、他の区間では第1のトラックから読み
出された演奏データを再生することを特徴とする。
(e)作用 請求項1および請求項4の発明では、演奏データが書
き込まれる第1のトラックとこの第1のトラックの演奏
データと差し換える差換演奏データが書き込まれる第2
のトラックとを備えている。演奏データ再生時には第1
のトラックに記録されている演奏データを再生していく
が、第2のトラックに記録されている差換演奏データが
存在する部分については、第1のトラックの該当する演
奏データを再生することなく差換演奏データを再生す
る。この場合、再生される曲の全体にわたって差し換え
が行われてもよく、また曲の一部に関して差し換えが行
われるようにしてもよい。また、第1のトラックおよび
/または第2のトラックを複数トラック設け、特定のト
ラック同士対応させて演奏データを差換演奏データを記
録するようにしてもよい。どのような場合であっても第
2のトラックに差換演奏データが記録されている部分の
み再生の差し換えが行われる。この差し換えを取りやめ
たい時には差換演奏データを消去すれば元の演奏データ
が再生されるようになり、また差し換える部分を変更し
たい場合には差換演奏データの第2のトラック群におけ
る記憶領域を変更するのみでよい。これによて元の演奏
データを消去することなく、演奏データの編集を行うこ
とができ、編集内容の変更が極めて容易になる利点があ
る。
き込まれる第1のトラックとこの第1のトラックの演奏
データと差し換える差換演奏データが書き込まれる第2
のトラックとを備えている。演奏データ再生時には第1
のトラックに記録されている演奏データを再生していく
が、第2のトラックに記録されている差換演奏データが
存在する部分については、第1のトラックの該当する演
奏データを再生することなく差換演奏データを再生す
る。この場合、再生される曲の全体にわたって差し換え
が行われてもよく、また曲の一部に関して差し換えが行
われるようにしてもよい。また、第1のトラックおよび
/または第2のトラックを複数トラック設け、特定のト
ラック同士対応させて演奏データを差換演奏データを記
録するようにしてもよい。どのような場合であっても第
2のトラックに差換演奏データが記録されている部分の
み再生の差し換えが行われる。この差し換えを取りやめ
たい時には差換演奏データを消去すれば元の演奏データ
が再生されるようになり、また差し換える部分を変更し
たい場合には差換演奏データの第2のトラック群におけ
る記憶領域を変更するのみでよい。これによて元の演奏
データを消去することなく、演奏データの編集を行うこ
とができ、編集内容の変更が極めて容易になる利点があ
る。
また、請求項2の発明では、第1のトラックおよび第
2のトラックとは別に、演奏パターンデータを記憶する
演奏パターン記憶手段を設け、第1,第2のトラックに記
憶されるデータを前記演奏パターン記憶手段に記憶され
ている演奏パターンデータを指定するパターン指定デー
タとした。このようにすることにより、第1のトラック
による演奏データの組み立てが容易になるとともに、第
2のトラックによる演奏データの差し換えがパターン指
定データを書き込むのみでよくなり容易になる。
2のトラックとは別に、演奏パターンデータを記憶する
演奏パターン記憶手段を設け、第1,第2のトラックに記
憶されるデータを前記演奏パターン記憶手段に記憶され
ている演奏パターンデータを指定するパターン指定デー
タとした。このようにすることにより、第1のトラック
による演奏データの組み立てが容易になるとともに、第
2のトラックによる演奏データの差し換えがパターン指
定データを書き込むのみでよくなり容易になる。
また、請求項3の発明では、第1のトラックのパター
ン指定データはコード(和音)音,ベース音,リズム音
など複数パートの演奏パターンデータを指定するデータ
であり、第2のトラックに記憶される差換パターン指定
データは上記複数パートのうち1つのパートの演奏パタ
ーンデータの差し換えを指定するデータである。これに
より、第1のトラックにパターン指定データを書き込む
ことによって、同時に複数パートの演奏パターンを指定
することができ、並行して第2のトラックに差換パター
ン指定データを書き込むことにより、パート別の細かい
編集が可能になる。
ン指定データはコード(和音)音,ベース音,リズム音
など複数パートの演奏パターンデータを指定するデータ
であり、第2のトラックに記憶される差換パターン指定
データは上記複数パートのうち1つのパートの演奏パタ
ーンデータの差し換えを指定するデータである。これに
より、第1のトラックにパターン指定データを書き込む
ことによって、同時に複数パートの演奏パターンを指定
することができ、並行して第2のトラックに差換パター
ン指定データを書き込むことにより、パート別の細かい
編集が可能になる。
(f)実施例 図面を参照してこの発明の実施例であるシーケンサの
構成および動作を説明する。このシーケンサはTR=0〜
7の8トラックの演奏データ記録領域(ソングトラッ
ク)を備えており、このうちTR=0〜3の4トラックは
メロディ等を記憶するシーケンストラックであり、TR=
4〜7の4トラックはパターン指定データが記憶される
伴奏トラックである。パターン指定データとは伴奏パタ
ーンを指定するデータである。伴奏パターンは、コー
ド,ベース,リズムの3パートから構成されており、上
記トラックとは別にパターン記憶領域(パターントラッ
ク)に複数記憶される。各伴奏パターンはパターンナン
バで識別される。TR=4〜7の4トラックうち第4トラ
ックは1個の伴奏パターンの全てのパートを指定するバ
ッキングトラックであり、通常の自動演奏時には、この
トラックで指定されている伴奏パターンの3パートが再
生される。また、TR=5〜7の3トラックはそれぞれコ
ードトラック,ベートスラックおよびリズムトラックで
あり、これらのトラックは伴奏パターンのうちコードパ
ート,ベースパート,リズムパートのみを指定するトラ
ックである。これらのトラックで伴奏パターンが指定さ
れたときは、指定された伴奏パターンのそのトラックに
対応するパートのみをその指定されていた区間だけ、バ
ッキングトラックの伴奏パターンの当該パートに換え
て、再生する。伴奏パターンはパターンナンバで指定さ
れ、差換区間は差し換えタイミングと小節数で指定され
る。
構成および動作を説明する。このシーケンサはTR=0〜
7の8トラックの演奏データ記録領域(ソングトラッ
ク)を備えており、このうちTR=0〜3の4トラックは
メロディ等を記憶するシーケンストラックであり、TR=
4〜7の4トラックはパターン指定データが記憶される
伴奏トラックである。パターン指定データとは伴奏パタ
ーンを指定するデータである。伴奏パターンは、コー
ド,ベース,リズムの3パートから構成されており、上
記トラックとは別にパターン記憶領域(パターントラッ
ク)に複数記憶される。各伴奏パターンはパターンナン
バで識別される。TR=4〜7の4トラックうち第4トラ
ックは1個の伴奏パターンの全てのパートを指定するバ
ッキングトラックであり、通常の自動演奏時には、この
トラックで指定されている伴奏パターンの3パートが再
生される。また、TR=5〜7の3トラックはそれぞれコ
ードトラック,ベートスラックおよびリズムトラックで
あり、これらのトラックは伴奏パターンのうちコードパ
ート,ベースパート,リズムパートのみを指定するトラ
ックである。これらのトラックで伴奏パターンが指定さ
れたときは、指定された伴奏パターンのそのトラックに
対応するパートのみをその指定されていた区間だけ、バ
ッキングトラックの伴奏パターンの当該パートに換え
て、再生する。伴奏パターンはパターンナンバで指定さ
れ、差換区間は差し換えタイミングと小節数で指定され
る。
第1図は同シーケンサのブロック図である。この装置
はCPU1によって全体の動作が制御される。CPU1は、バス
2を介してプロラムメモリ3,パターンメモリ4,シーケン
スメモリ5,ワークメモリ6,操作パネル7,トーンジュネレ
ータ8と接続されている。また、CPU1には10ms毎に割り
込みトリガを出力するタイマ10が接続されている。トー
ンジェネレータ8にはサウンドシステム9が接続されて
いる。プログラムメモリ3は後述するフローチャートに
示されるようなプログラムを記憶したメモリであり、RO
Mで構成されている。パターンメモリ4は上述した伴奏
パターンを複数記憶するメモリである。シーケンスメモ
リ5は上述した0〜7の8トラックの演奏データ記録領
域を備えたメモリである。パターンメモリ4,シーケンス
メモリ5はバッテリバックアップされたRAMで構成され
ている。また、演奏データの入力動作および演奏データ
再生動作中に発生した種々のデータを一時記憶するため
のレジスタがワークメモリ6に設定される。ワークメモ
リ6はRAMで構成されている。トーンジェネレータ8は
シーケンスメモリ5から読み出された演奏データに基づ
いて楽音信号を形成する回路である。トーンジェネレー
タ8はシーケンスメモリ5の8トラックの演奏データを
同時に再生するだけの発音チャンネル数を備えている。
サウンドシステム9はトーンジェネレータ8が形成した
楽音信号を増幅し、スピーカ等から出力する。
はCPU1によって全体の動作が制御される。CPU1は、バス
2を介してプロラムメモリ3,パターンメモリ4,シーケン
スメモリ5,ワークメモリ6,操作パネル7,トーンジュネレ
ータ8と接続されている。また、CPU1には10ms毎に割り
込みトリガを出力するタイマ10が接続されている。トー
ンジェネレータ8にはサウンドシステム9が接続されて
いる。プログラムメモリ3は後述するフローチャートに
示されるようなプログラムを記憶したメモリであり、RO
Mで構成されている。パターンメモリ4は上述した伴奏
パターンを複数記憶するメモリである。シーケンスメモ
リ5は上述した0〜7の8トラックの演奏データ記録領
域を備えたメモリである。パターンメモリ4,シーケンス
メモリ5はバッテリバックアップされたRAMで構成され
ている。また、演奏データの入力動作および演奏データ
再生動作中に発生した種々のデータを一時記憶するため
のレジスタがワークメモリ6に設定される。ワークメモ
リ6はRAMで構成されている。トーンジェネレータ8は
シーケンスメモリ5から読み出された演奏データに基づ
いて楽音信号を形成する回路である。トーンジェネレー
タ8はシーケンスメモリ5の8トラックの演奏データを
同時に再生するだけの発音チャンネル数を備えている。
サウンドシステム9はトーンジェネレータ8が形成した
楽音信号を増幅し、スピーカ等から出力する。
第2図は前記操作パネル7の概略構成を示す図であ
る。この操作パネルにはシーケンサの各種モードを切り
換えるモードキー12、数値を入力するためのテンキー1
3、演奏データ入力時に音符の長さを入力するための音
符キー14、音高およびリズムパターン入力時にリズム楽
器を指定する多機能キー15および再生記録するトラック
を選択するためのトラック選択キー16が備えられてい
る。また、操作パネル7にはLEDマトリクスの表示器11
が設けられている。表示器11の表示内容は、各種モード
に応じて切り換えられ(第4図参照)、各種キーから入
力される数値等が表示される。
る。この操作パネルにはシーケンサの各種モードを切り
換えるモードキー12、数値を入力するためのテンキー1
3、演奏データ入力時に音符の長さを入力するための音
符キー14、音高およびリズムパターン入力時にリズム楽
器を指定する多機能キー15および再生記録するトラック
を選択するためのトラック選択キー16が備えられてい
る。また、操作パネル7にはLEDマトリクスの表示器11
が設けられている。表示器11の表示内容は、各種モード
に応じて切り換えられ(第4図参照)、各種キーから入
力される数値等が表示される。
ここで、第3図にこのシーケンサのモード構成図を示
す。モードはソングモード(MOD=0)およびパターン
モード(MOD=7)に大別される。切り換えはSONGキー,
PATTERNキーのオンによって行われる。ソングモードか
らは自動演奏される曲の演奏データ等を入力するソング
レコードモード(MOD=1)および書き込まれた曲を再
生するソングプレイモード(MOD=11)に入ることがで
きる。ソングレコードモードからはさらに、書き込むト
ラックによりシーケンスレコードモード(MOD=2),
バッキングレコードモード(MOD=5)およびCBRレコー
ドモード(MOD=6)の3つのモードにすることができ
る。シーケンスレコードモード(MOD=2)はTR=0〜
3のシーケンストラックにメロディ等の演奏データを書
き込んでゆくモードである、書き込まれるデータは、第
5図に示す、ノートデータ,タイムインターバルデー
ト,エンドデータである。バッキングレコードモード
(MOD=5)はバッキングトラック(TR=4)にパター
ン指定データを書き込んで伴奏パターンを指定するモー
ドである。またCBRレコードモード(MOD=6)はコード
トラック(TR=5),ベーストラック(TR=6)および
リズムトラック(TR=7)に差し換え演奏データ(パタ
ーン指定データ)を書き込むモードである。ソングレコ
ードモード(MOD=1)から、これらのモードへはトラ
ック選択キー16をオンすることによって移行することが
でき、EXITキーをオンすることよって抜けることができ
る。
す。モードはソングモード(MOD=0)およびパターン
モード(MOD=7)に大別される。切り換えはSONGキー,
PATTERNキーのオンによって行われる。ソングモードか
らは自動演奏される曲の演奏データ等を入力するソング
レコードモード(MOD=1)および書き込まれた曲を再
生するソングプレイモード(MOD=11)に入ることがで
きる。ソングレコードモードからはさらに、書き込むト
ラックによりシーケンスレコードモード(MOD=2),
バッキングレコードモード(MOD=5)およびCBRレコー
ドモード(MOD=6)の3つのモードにすることができ
る。シーケンスレコードモード(MOD=2)はTR=0〜
3のシーケンストラックにメロディ等の演奏データを書
き込んでゆくモードである、書き込まれるデータは、第
5図に示す、ノートデータ,タイムインターバルデー
ト,エンドデータである。バッキングレコードモード
(MOD=5)はバッキングトラック(TR=4)にパター
ン指定データを書き込んで伴奏パターンを指定するモー
ドである。またCBRレコードモード(MOD=6)はコード
トラック(TR=5),ベーストラック(TR=6)および
リズムトラック(TR=7)に差し換え演奏データ(パタ
ーン指定データ)を書き込むモードである。ソングレコ
ードモード(MOD=1)から、これらのモードへはトラ
ック選択キー16をオンすることによって移行することが
でき、EXITキーをオンすることよって抜けることができ
る。
一方、パターンモード(MOD=7)からは、パターン
レコードモード(MOD=8)およびパートレコードモー
ド(MOD=9)に入ることができる。パターンモードは
伴奏パターンをパターンメモリ4に記憶するモードであ
り、パターンレコードモードにおいてはその伴奏パター
ンを識別するためのパターンナンバのほかパターンの小
節数等の種々のデータが書き込まれる。また、パートレ
コードモードでは前記音符キー14等を使用して伴奏パタ
ーンの演奏データが入力される。
レコードモード(MOD=8)およびパートレコードモー
ド(MOD=9)に入ることができる。パターンモードは
伴奏パターンをパターンメモリ4に記憶するモードであ
り、パターンレコードモードにおいてはその伴奏パター
ンを識別するためのパターンナンバのほかパターンの小
節数等の種々のデータが書き込まれる。また、パートレ
コードモードでは前記音符キー14等を使用して伴奏パタ
ーンの演奏データが入力される。
第4図(A)〜(H)は前記表示器11の表示例を示す
図である。同図(A)はソングモード時の表示令を示
す。ソングモードにおいては表示器左端から小節番号,
テンポ,拍子およびソングナンバーが表示される。この
表示例においてアンダーラインはカーソルが移動可能な
位置であり、カーソルキーを用いてこのうち何れかの位
置にカーソルを移動させることができる。テンキー13を
操作して数値を入力するとカーソルのある位置の数値デ
ータが更新される。即ちソングモードにおいては小節番
号,テンポおよびソングナンバを利用者が更新可能であ
る。拍子は選択された曲(ソングナンバ)によって決定
されるため、この時点で利用者が入力することはできな
い。
図である。同図(A)はソングモード時の表示令を示
す。ソングモードにおいては表示器左端から小節番号,
テンポ,拍子およびソングナンバーが表示される。この
表示例においてアンダーラインはカーソルが移動可能な
位置であり、カーソルキーを用いてこのうち何れかの位
置にカーソルを移動させることができる。テンキー13を
操作して数値を入力するとカーソルのある位置の数値デ
ータが更新される。即ちソングモードにおいては小節番
号,テンポおよびソングナンバを利用者が更新可能であ
る。拍子は選択された曲(ソングナンバ)によって決定
されるため、この時点で利用者が入力することはできな
い。
同図(B)はソングレコードモード時の表示例を示
す。このモードにおいては、小節番号,テンポ,拍子お
よびトラック番号が表示される。このうち小節番号,テ
ンポ,拍子はテンキーから入力することができ、トラッ
ク番号はトラック選択キー16のキーオンによって選択す
ることができる。
す。このモードにおいては、小節番号,テンポ,拍子お
よびトラック番号が表示される。このうち小節番号,テ
ンポ,拍子はテンキーから入力することができ、トラッ
ク番号はトラック選択キー16のキーオンによって選択す
ることができる。
同図(C)はシーケンスレコードモード時の表示例を
示している。このモードおいて表示器11には、小節番
号,ビート(拍),クロック数,音符長,音高,ゲート
タイムおよびキーベロシティが表示される。このモード
は自動演奏する音符をステップ入力していくモードであ
る。小節番号,ビートおよびクロック数で、その音符の
発音タイミングを指定し、音符長およびゲートタイムで
その音符の発音時間が指定される。音符長は音符キー14
の何れかのキーオンによって指定される。ゲートタイム
は音符長のうち何パーセントの時間発音するかの比率で
ある。音高は多機能キー15の何れか一つをオンすること
によって指定することができる。すなわち、第2図に示
すように多機能キー15は1オクターブの鍵盤配列になっ
ており、このキーオンによって基準1オクターブ内の音
高を指定することができる。また、この多機能キー15の
両端にはオクターブアップキー,オクターブダウンキー
が設けられており、これらのキーをオンすることによっ
て同一音名でオクターブ上下の音高を指定することがで
きる。キーベロシティはテンキー13から入力する。
示している。このモードおいて表示器11には、小節番
号,ビート(拍),クロック数,音符長,音高,ゲート
タイムおよびキーベロシティが表示される。このモード
は自動演奏する音符をステップ入力していくモードであ
る。小節番号,ビートおよびクロック数で、その音符の
発音タイミングを指定し、音符長およびゲートタイムで
その音符の発音時間が指定される。音符長は音符キー14
の何れかのキーオンによって指定される。ゲートタイム
は音符長のうち何パーセントの時間発音するかの比率で
ある。音高は多機能キー15の何れか一つをオンすること
によって指定することができる。すなわち、第2図に示
すように多機能キー15は1オクターブの鍵盤配列になっ
ており、このキーオンによって基準1オクターブ内の音
高を指定することができる。また、この多機能キー15の
両端にはオクターブアップキー,オクターブダウンキー
が設けられており、これらのキーをオンすることによっ
て同一音名でオクターブ上下の音高を指定することがで
きる。キーベロシティはテンキー13から入力する。
同図(D)および同図(E)はバッキングレコードモ
ードおよびCBRレコードモードの表示例を示している。
これらのモードにおいては、シーケンスレコードモード
と同様に小節番号,ビート,クロック数が表示され、こ
のタイミングから演奏される伴奏パターンナンバが表示
される。
ードおよびCBRレコードモードの表示例を示している。
これらのモードにおいては、シーケンスレコードモード
と同様に小節番号,ビート,クロック数が表示され、こ
のタイミングから演奏される伴奏パターンナンバが表示
される。
同図(F)はパターンレコードモードにおける表示例
を示している。パターンレコードモードは伴奏パターン
をパターンメモリに書き込むモードである。表示器に
は、左端からパターンナンバ,拍子,パート名および伴
奏パターンの小節数が表示される。パート名はトラック
選択キー16に表示されている記号と同様のものが用いら
れ、コードトラックはCD,ベーストラックはBAS,リズム
トラックはRTMと表示される。
を示している。パターンレコードモードは伴奏パターン
をパターンメモリに書き込むモードである。表示器に
は、左端からパターンナンバ,拍子,パート名および伴
奏パターンの小節数が表示される。パート名はトラック
選択キー16に表示されている記号と同様のものが用いら
れ、コードトラックはCD,ベーストラックはBAS,リズム
トラックはRTMと表示される。
同図(H)はパートレコードモードの表示例を示して
いる。パートレコードモードでは伴奏の演奏データがス
テップ入力されるため、表示内容はシーケンスレコード
モードと同様である。
いる。パートレコードモードでは伴奏の演奏データがス
テップ入力されるため、表示内容はシーケンスレコード
モードと同様である。
第5図はパターンメモリ4およびシーケンスメモリ5
に記憶される演奏データのフォーマットを示す図であ
る。同図(A)はノートデータのフォーマットを示し、
同図(B)はタイムインターバルデータのフォーマット
を示し、同図(C)はパターン指定データのフォーマッ
トを示し、同図(D)はエンドデータのフォーマットを
示している。それぞれのデータはB0H,A0H,D0HおよびFFH
のコードで識別される。ノートデータの場合にはB0Hに
つづく3BYTEにゲートタイム,キーコードおよびベロシ
ティが書き込まれる。タイムインターバルデータの場合
には、A0Hに続く1BYTEにタイムインターバル値が書き込
まれ、パターン指定データの場合には、D0Hに続く1BYTE
にパターンナンバが書き込まれる。
に記憶される演奏データのフォーマットを示す図であ
る。同図(A)はノートデータのフォーマットを示し、
同図(B)はタイムインターバルデータのフォーマット
を示し、同図(C)はパターン指定データのフォーマッ
トを示し、同図(D)はエンドデータのフォーマットを
示している。それぞれのデータはB0H,A0H,D0HおよびFFH
のコードで識別される。ノートデータの場合にはB0Hに
つづく3BYTEにゲートタイム,キーコードおよびベロシ
ティが書き込まれる。タイムインターバルデータの場合
には、A0Hに続く1BYTEにタイムインターバル値が書き込
まれ、パターン指定データの場合には、D0Hに続く1BYTE
にパターンナンバが書き込まれる。
第6図〜第16図のフローチャートを参照してこのシー
ケンサの動作を説明する。
ケンサの動作を説明する。
第6図はメインルーチンを示すフローチャートであ
る。この装置の電源がオンされると,最初にレジスタの
リセット等のイニシャル動作を実行し(n1)、シーケン
サの動作を可能にする。こののち、操作パネル7の各キ
ーのオン,オフイベントを判断し(n2〜n13)、イベン
トがあった場合にはそれぞれ対応する動作を実行する
(n20〜n41)。
る。この装置の電源がオンされると,最初にレジスタの
リセット等のイニシャル動作を実行し(n1)、シーケン
サの動作を可能にする。こののち、操作パネル7の各キ
ーのオン,オフイベントを判断し(n2〜n13)、イベン
トがあった場合にはそれぞれ対応する動作を実行する
(n20〜n41)。
RECORDキー,EXITキーまたはトラック選択キーがオン
された場合には、第3図のモード構成図にしたがってモ
ードを変更する。すなわち、表示器11の表示内容を対応
するもの(第4図参照)に切り換え、モードレジスタMO
Dにモードに対応する値をセットする(n20)。さらに、
表示器11の表示内容に応じて各種レジスタDKC,DLN,DTR,
DSP(i)に値をセットする(n21)。カーソルキーがオ
ンされた場合にはそのカーソルキーの指示に従って、カ
ーソルを移動する(n22)。テンキーがオンされた場合
には入力された数値を現在カーソルがある位置に表示す
るとともに(n23)、その表示位置に対応するレジスタD
SP(I)にその内容を記憶する(n24)。多機能キー14
が音高指定する鍵盤としてオンされた場合には発音処理
を実行するとともに(n26)、そのキーで示される音名
を表示音名レジスタDNCに記憶し(n27)、オクターブOC
Tを考慮した音高データを表示音高レジスタDKCに記憶す
る(n28)。これらの内容を表示する(n29)。一方、鍵
盤がオフされた場合には消音処理を実行する(n30)。
音符キーがオンされた場合にはその音符キーで指定され
る音符の長さを表示音符長レジスタDLNに記憶し(n3
1)、その内容を表示器に表示する(n32)。トラック選
択キーがオンされた場合にはそのキーで指定されるトラ
ックナンバを表示トラックナンバレジスタDTRに記憶す
るとともに表示器11に表示する(n33)。DELキーがオン
された場合にはデリート動作を実行する(n34)。ENTER
キーがオンされた場合にはENTERキー対応動作を実行す
る(n35)。PLAYキーがオンされた場合にはMODレジスタ
に11をセットし(n36)、再生初期設定動作を実行する
(n37)。再生初期設定動作とは再生する曲の演奏デー
タの各トラックのポインタを先頭位置にセットする等の
動作である。オクターブアップまたはオクターブダウン
キーがオンされた場合にはオクターブレジスタOCTに1
を加算または1を減算する(n38,n39)。ストップキー
がオンされた場合には現在どのようなモードであっても
ソングモードに移行し、それに伴って表示を変更すると
ともにMODレジスタに0をセットする(n40)。次に現在
発音中の発音チャンネルがあれば全てに消音データを送
って消音させる(n41)。
された場合には、第3図のモード構成図にしたがってモ
ードを変更する。すなわち、表示器11の表示内容を対応
するもの(第4図参照)に切り換え、モードレジスタMO
Dにモードに対応する値をセットする(n20)。さらに、
表示器11の表示内容に応じて各種レジスタDKC,DLN,DTR,
DSP(i)に値をセットする(n21)。カーソルキーがオ
ンされた場合にはそのカーソルキーの指示に従って、カ
ーソルを移動する(n22)。テンキーがオンされた場合
には入力された数値を現在カーソルがある位置に表示す
るとともに(n23)、その表示位置に対応するレジスタD
SP(I)にその内容を記憶する(n24)。多機能キー14
が音高指定する鍵盤としてオンされた場合には発音処理
を実行するとともに(n26)、そのキーで示される音名
を表示音名レジスタDNCに記憶し(n27)、オクターブOC
Tを考慮した音高データを表示音高レジスタDKCに記憶す
る(n28)。これらの内容を表示する(n29)。一方、鍵
盤がオフされた場合には消音処理を実行する(n30)。
音符キーがオンされた場合にはその音符キーで指定され
る音符の長さを表示音符長レジスタDLNに記憶し(n3
1)、その内容を表示器に表示する(n32)。トラック選
択キーがオンされた場合にはそのキーで指定されるトラ
ックナンバを表示トラックナンバレジスタDTRに記憶す
るとともに表示器11に表示する(n33)。DELキーがオン
された場合にはデリート動作を実行する(n34)。ENTER
キーがオンされた場合にはENTERキー対応動作を実行す
る(n35)。PLAYキーがオンされた場合にはMODレジスタ
に11をセットし(n36)、再生初期設定動作を実行する
(n37)。再生初期設定動作とは再生する曲の演奏デー
タの各トラックのポインタを先頭位置にセットする等の
動作である。オクターブアップまたはオクターブダウン
キーがオンされた場合にはオクターブレジスタOCTに1
を加算または1を減算する(n38,n39)。ストップキー
がオンされた場合には現在どのようなモードであっても
ソングモードに移行し、それに伴って表示を変更すると
ともにMODレジスタに0をセットする(n40)。次に現在
発音中の発音チャンネルがあれば全てに消音データを送
って消音させる(n41)。
第7図はENTERキー対応動作を示すフローチャートで
ある。エンターキーがオンされるとそのときのモードに
対応して表示器11に表示されていたデータがレジスタに
取り込まれる。ソングモード(MOD=0)に場合にはカ
ーソル上に表示されていた数値がソングナンバSNG,小節
番号BAR,テンポデータTMBとして取り込まれる(n43,n4
4)。同様に、ソングレコードモード(MOD=1),パタ
ーンモード(MOD=7)およびパターンレコードモード
(MOD=8)の場合には表示器11に表示されていた内容
が全てレジスタに取り込まれる(n45)。シーケンスレ
コードモード(MOD=2)の場合にはシーケンスレコー
ド動作が実行される。またCBRレコードモード(MOD=
6),バッキングレコードモード(MOD=5)およびパ
ートレコードモード(MOD=9)の場合にはそれぞれCBR
レコード動作,バッキングレコード動作およびパートレ
コードモードが実行される。
ある。エンターキーがオンされるとそのときのモードに
対応して表示器11に表示されていたデータがレジスタに
取り込まれる。ソングモード(MOD=0)に場合にはカ
ーソル上に表示されていた数値がソングナンバSNG,小節
番号BAR,テンポデータTMBとして取り込まれる(n43,n4
4)。同様に、ソングレコードモード(MOD=1),パタ
ーンモード(MOD=7)およびパターンレコードモード
(MOD=8)の場合には表示器11に表示されていた内容
が全てレジスタに取り込まれる(n45)。シーケンスレ
コードモード(MOD=2)の場合にはシーケンスレコー
ド動作が実行される。またCBRレコードモード(MOD=
6),バッキングレコードモード(MOD=5)およびパ
ートレコードモード(MOD=9)の場合にはそれぞれCBR
レコード動作,バッキングレコード動作およびパートレ
コードモードが実行される。
第8図はパートレコードモード時の動作を示すフロー
チャートである。この動作はパターンモード時において
レコードキーがオンされた(MOD=9の)状態でENTERキ
ーがオンされたとき実行される。まず、表示器11に表示
されている内容を各レジスタにセットする(n60)。表
示器の表示内容は第4図(H)に示すとおりである。次
に、小節番号,拍およびクロック数で指定されるタイミ
ングにおける指定されたトラック(PATTERN(PTN,TR,
i):トラック(i)と略す。)上のデータを検索する
(n61)。この検索動作がポインタ動作(第9図)であ
る。検索されたデータ内容がFFHであればデータの末尾
への書き足しであり、FFH以外のデータであればパター
ン途中へのデータ挿入である。
チャートである。この動作はパターンモード時において
レコードキーがオンされた(MOD=9の)状態でENTERキ
ーがオンされたとき実行される。まず、表示器11に表示
されている内容を各レジスタにセットする(n60)。表
示器の表示内容は第4図(H)に示すとおりである。次
に、小節番号,拍およびクロック数で指定されるタイミ
ングにおける指定されたトラック(PATTERN(PTN,TR,
i):トラック(i)と略す。)上のデータを検索する
(n61)。この検索動作がポインタ動作(第9図)であ
る。検索されたデータ内容がFFHであればデータの末尾
への書き足しであり、FFH以外のデータであればパター
ン途中へのデータ挿入である。
書き足しであれば、直前のノートデータからのタイム
インターバルデートを書き込んだのち(n64〜n66)、今
回入力されたノートデータを書き込む(n75)。なお、
演奏データの末尾には必ずFFHのエンドデータを書き込
んでおく。なお、この場合において、トラック上に未だ
何も書き込まれていない場合(SMTM=0の場合)には直
前のノートデータが存在しないため、FFHを先頭から4BY
TE先に書き込んだのち(n67)、ノートデータ書き込み
動作(n75)に進む。
インターバルデートを書き込んだのち(n64〜n66)、今
回入力されたノートデータを書き込む(n75)。なお、
演奏データの末尾には必ずFFHのエンドデータを書き込
んでおく。なお、この場合において、トラック上に未だ
何も書き込まれていない場合(SMTM=0の場合)には直
前のノートデータが存在しないため、FFHを先頭から4BY
TE先に書き込んだのち(n67)、ノートデータ書き込み
動作(n75)に進む。
また、トラック(PP)≠FFHであればノートデータの
途中挿入である。すでに書き込まれているノートデータ
と同一タイミングに新たなノートデータを挿入する場合
(SMTM=SUM)には、データをシフトして今回書き込む
ノートデータのエリア(4BYTE)を開けたのち(n69)、
n75に進む。一方、新たに挿入するノートデータのタイ
ミングが既に書き込まれている2個のノートデータの間
(SMTM≠SUM)であれば、この2個のノートデータ間の
タイムインターバルデートを今回挿入するノートデータ
のタイミングでINTVL1,INTVL2に2分割する(n70,n7
1)。既に書き込まれている演奏データを上記タイムイ
ターバルデータおよび今回挿入するノートデータの書き
込みができるエリア分シフトし(n72)、タイムインタ
ーバルデートを書き込んだのち(n73)、挿入されるノ
ートデータを書き込む(n74,n75)。
途中挿入である。すでに書き込まれているノートデータ
と同一タイミングに新たなノートデータを挿入する場合
(SMTM=SUM)には、データをシフトして今回書き込む
ノートデータのエリア(4BYTE)を開けたのち(n69)、
n75に進む。一方、新たに挿入するノートデータのタイ
ミングが既に書き込まれている2個のノートデータの間
(SMTM≠SUM)であれば、この2個のノートデータ間の
タイムインターバルデートを今回挿入するノートデータ
のタイミングでINTVL1,INTVL2に2分割する(n70,n7
1)。既に書き込まれている演奏データを上記タイムイ
ターバルデータおよび今回挿入するノートデータの書き
込みができるエリア分シフトし(n72)、タイムインタ
ーバルデートを書き込んだのち(n73)、挿入されるノ
ートデータを書き込む(n74,n75)。
第9図はポインタ動作を示すフローチャートである。
この動作はレコード時やプレイ時に実行されるサブルー
チンである。この動作は小節番号,拍およびクロック数
でタイミングが指定されたとき、所定のトラックにおけ
るそのタイミングの演奏データを検索する動作である。
ポインタはノートデータのBOHまたはエンドコードFFHの
バイトを指し示す。まず指定されたトラック(PATTERN
(PTN,TR,i):トラック(i)と略す)の先頭番地をPP
レジスタにセットする(n80)。次に、トラックから読
み出されたタイムインターバルデータの値を積算記憶す
るSUMレジスタをクリアし、今回指定されたタイミング
をクロック数に換算してSMTMにセットする(n81)。次
に、演奏データをトラックの先頭から読み出してゆきタ
イムインターバルデータ(A0H)が読み出されたときに
は、その値をSUMレジスタに加算してゆく(n83,n84)。
これによってSUMがSMTM以上になればリターンする(n8
2,n85)。また、読み出されたデータがエンドコードFFH
である場合にもリターンする(n86)。この場合におい
て、書き込みのタイミングが既に書き込まれている演奏
データのうち途中のノートデータのタイミングと同一
(SMTM=SUM)の場合のみ新たなタイムインターバルデ
ータを書き込む必要がないため、PPに2を加算したのち
(n87)リターンする(n82)。
この動作はレコード時やプレイ時に実行されるサブルー
チンである。この動作は小節番号,拍およびクロック数
でタイミングが指定されたとき、所定のトラックにおけ
るそのタイミングの演奏データを検索する動作である。
ポインタはノートデータのBOHまたはエンドコードFFHの
バイトを指し示す。まず指定されたトラック(PATTERN
(PTN,TR,i):トラック(i)と略す)の先頭番地をPP
レジスタにセットする(n80)。次に、トラックから読
み出されたタイムインターバルデータの値を積算記憶す
るSUMレジスタをクリアし、今回指定されたタイミング
をクロック数に換算してSMTMにセットする(n81)。次
に、演奏データをトラックの先頭から読み出してゆきタ
イムインターバルデータ(A0H)が読み出されたときに
は、その値をSUMレジスタに加算してゆく(n83,n84)。
これによってSUMがSMTM以上になればリターンする(n8
2,n85)。また、読み出されたデータがエンドコードFFH
である場合にもリターンする(n86)。この場合におい
て、書き込みのタイミングが既に書き込まれている演奏
データのうち途中のノートデータのタイミングと同一
(SMTM=SUM)の場合のみ新たなタイムインターバルデ
ータを書き込む必要がないため、PPに2を加算したのち
(n87)リターンする(n82)。
第8図のパートレコードモード動作および第9図のポ
イント動作はシーケンスレコードモード(MOD=2:第4
図(C)参照)においても同様に行われる。この場合に
おいて、パートレコードモードの場合にはトラック
(i)はパターンナンバPTN,トラックナンバTRで指定さ
れたパートのトラックPATTERN(PTN,TR,i)を意味し、
シーケンスレコードモード等の場合には、指定されたソ
ングナンバのトラックナンバTRで指定されたトラックTR
K(TR,i)を意味する。また、ポインタ動作は下述のCBR
レコード,バッキングレコード動作においても、TRK(T
R,i)に関して実行される。
イント動作はシーケンスレコードモード(MOD=2:第4
図(C)参照)においても同様に行われる。この場合に
おいて、パートレコードモードの場合にはトラック
(i)はパターンナンバPTN,トラックナンバTRで指定さ
れたパートのトラックPATTERN(PTN,TR,i)を意味し、
シーケンスレコードモード等の場合には、指定されたソ
ングナンバのトラックナンバTRで指定されたトラックTR
K(TR,i)を意味する。また、ポインタ動作は下述のCBR
レコード,バッキングレコード動作においても、TRK(T
R,i)に関して実行される。
第10図はCBRレコードモードおよびバッキングレコー
ドモードの動作を示すフローチャートである。この動作
はソングレコードモードにおいてTR=4〜7のトラック
が選択されているときENTERキーがオンされたとき実行
される動作であり、バッキングトラックまたはC,B,Rト
ラックの何れかにパターン指定データを書き込む動作で
ある。
ドモードの動作を示すフローチャートである。この動作
はソングレコードモードにおいてTR=4〜7のトラック
が選択されているときENTERキーがオンされたとき実行
される動作であり、バッキングトラックまたはC,B,Rト
ラックの何れかにパターン指定データを書き込む動作で
ある。
まず、表示器11に表示されている内容を各レジスタに
セットする(n90)。表示器の表示内容は第4図
(D),(E)に示すとおりである。次に、小節番号,
拍およびクロック数で指定されるタイミングにおける指
定されたトラック(TRK(TR,i):トラック(i)と略
す。)上のデータを検索する(n91)。検索されたデー
タ内容がFFHであればデータの末尾への書き足しであ
り、FFH以外のデータであればパターン途中へのデータ
挿入である。
セットする(n90)。表示器の表示内容は第4図
(D),(E)に示すとおりである。次に、小節番号,
拍およびクロック数で指定されるタイミングにおける指
定されたトラック(TRK(TR,i):トラック(i)と略
す。)上のデータを検索する(n91)。検索されたデー
タ内容がFFHであればデータの末尾への書き足しであ
り、FFH以外のデータであればパターン途中へのデータ
挿入である。
書き足しであれば、直前のパターン指定データからの
タイムインターバルデータを書き込んだのち(n94〜n9
6)、今回入力されたパターン指定データを書き込む(n
104)。この場合において、トラック上に未だ何も書き
込まれていない場合(SMTM=0の場合)には直前のパタ
ーン指定データが存在しないため、FFHを先頭から2BYTE
先に書き込んだのち(n97)、パターン指定データ書込
動作(n104)に進む。
タイムインターバルデータを書き込んだのち(n94〜n9
6)、今回入力されたパターン指定データを書き込む(n
104)。この場合において、トラック上に未だ何も書き
込まれていない場合(SMTM=0の場合)には直前のパタ
ーン指定データが存在しないため、FFHを先頭から2BYTE
先に書き込んだのち(n97)、パターン指定データ書込
動作(n104)に進む。
また、トラック(PP)≠FFHであればパターン指定デ
ータの途中挿入である。すでに書き込まれているパター
ン指定データと同一タイミングに新たなパターン指定デ
ータを挿入する場合(SMTM=SUM)にはそのままn104に
進む。一方、新たに挿入するパターン指定データのタイ
ミングが既に書き込まれている2個のパターン指定デー
タの間(SMTM≠SUM)であれば、この2個のパターン指
定データ間のタイムインターバルデータを今回挿入する
パターン指定データのタイミングでINTVL1,INTVL2に2
分割する(n99,n100)。既に書き込まれている演奏デー
タを上記タイムイターバルデータおよび今回挿入するパ
ターン指定データの書き込みができるエリア分シフトし
(n101)、タイムインターバルデートを書き込んだのち
(n102)、挿入されるパターン指定データを書き込む
(n103,n104)。
ータの途中挿入である。すでに書き込まれているパター
ン指定データと同一タイミングに新たなパターン指定デ
ータを挿入する場合(SMTM=SUM)にはそのままn104に
進む。一方、新たに挿入するパターン指定データのタイ
ミングが既に書き込まれている2個のパターン指定デー
タの間(SMTM≠SUM)であれば、この2個のパターン指
定データ間のタイムインターバルデータを今回挿入する
パターン指定データのタイミングでINTVL1,INTVL2に2
分割する(n99,n100)。既に書き込まれている演奏デー
タを上記タイムイターバルデータおよび今回挿入するパ
ターン指定データの書き込みができるエリア分シフトし
(n101)、タイムインターバルデートを書き込んだのち
(n102)、挿入されるパターン指定データを書き込む
(n103,n104)。
以上の動作において、第8図に示したパートレコード
モードのように、挿入するパターン指定データが既に書
き込まれていたパターン指定データと同一タイミングの
場合にこれらのデータを連ねて記録しないのは、一つの
トラックにおいてパターンは同時に1個しか指定するこ
とができないためである。したがって、既に書き込まれ
ていたパターン指定データと同一タイミングに新たなパ
ターン指定データを挿入する場合には新たなデータが上
書きされることになる(n98からn104へのスキップ)。
モードのように、挿入するパターン指定データが既に書
き込まれていたパターン指定データと同一タイミングの
場合にこれらのデータを連ねて記録しないのは、一つの
トラックにおいてパターンは同時に1個しか指定するこ
とができないためである。したがって、既に書き込まれ
ていたパターン指定データと同一タイミングに新たなパ
ターン指定データを挿入する場合には新たなデータが上
書きされることになる(n98からn104へのスキップ)。
第11図はDELキーがオンされたときの動作を示すフロ
ーチャートである。この動作は各種レコードモード(シ
ーケンスレコードモード,パートレコードモードおよび
バッキング,CBRレコードモード)時に、一旦書き込んだ
データを削除するとき実行される動作である。したがっ
て、各種レコードモード以外のモードの時にはデリート
キーがオンされても何もしないでリターンする(n11
0)。モードが上記モードであった場合にはそのとき表
示器11に表示されていた小節番号,拍,クロック数のデ
ータを各レジスタにセットする(n111)。これらのデー
タで決定されるタイミングによって削除するデータが指
定される。削除動作はそれぞれのモードに対応して実行
される。
ーチャートである。この動作は各種レコードモード(シ
ーケンスレコードモード,パートレコードモードおよび
バッキング,CBRレコードモード)時に、一旦書き込んだ
データを削除するとき実行される動作である。したがっ
て、各種レコードモード以外のモードの時にはデリート
キーがオンされても何もしないでリターンする(n11
0)。モードが上記モードであった場合にはそのとき表
示器11に表示されていた小節番号,拍,クロック数のデ
ータを各レジスタにセットする(n111)。これらのデー
タで決定されるタイミングによって削除するデータが指
定される。削除動作はそれぞれのモードに対応して実行
される。
シーケンスレコードモード(MOD=2)時には、ポイ
ンタ動作を実行して(n114)、指定されたデータを検索
する。ポインタPPはSUM≧SMTMとなった最初のB0Hまたは
FFHを指してリターンしてくる。指定されたタイミング
にデータがない場合(SMTM≠SUM)または指定されたデ
ータがエンドコード(FFH)の場合には、直接リターン
する。指定されたタイミングにノートデータ(B0H)が
あった場合のみ、このデータをそれ以後のデータをシフ
トすることによって削除する(n116)。削除したデータ
の直前のデータはタイムインターバルデータである。削
除したデータの次のデータがタイムインターバルデータ
(A0H)であるば(n118)、両者を結合して(n119〜n12
0)、不要となった2BYTEを消去して(n121)リターンす
る。また、削除したデータの次のデータがエンドコード
であれば直前のタイムインターバルデータは不要である
ため、これをを削除して(n121)リターンする。また、
削除したデータの次のデータがノードデータの場合(同
時発生イベントの一方を削除した場合)にはn118から直
接リターンする。
ンタ動作を実行して(n114)、指定されたデータを検索
する。ポインタPPはSUM≧SMTMとなった最初のB0Hまたは
FFHを指してリターンしてくる。指定されたタイミング
にデータがない場合(SMTM≠SUM)または指定されたデ
ータがエンドコード(FFH)の場合には、直接リターン
する。指定されたタイミングにノートデータ(B0H)が
あった場合のみ、このデータをそれ以後のデータをシフ
トすることによって削除する(n116)。削除したデータ
の直前のデータはタイムインターバルデータである。削
除したデータの次のデータがタイムインターバルデータ
(A0H)であるば(n118)、両者を結合して(n119〜n12
0)、不要となった2BYTEを消去して(n121)リターンす
る。また、削除したデータの次のデータがエンドコード
であれば直前のタイムインターバルデータは不要である
ため、これをを削除して(n121)リターンする。また、
削除したデータの次のデータがノードデータの場合(同
時発生イベントの一方を削除した場合)にはn118から直
接リターンする。
パートレコードモード(MOD=9)の場合にもほぼ同
様の動作が実行される。すなわち、ポインタ動作を実行
して(n125)、指定されたデータを検索する。指定され
たタイミングにデータがない場合または指定されたデー
タがエンドコードFFHの場合にはn126から直接リターン
する。指定されたタイミングにノートデータ(B0H)が
あった場合のみ、このデータをそれ以後のデータをシフ
トすることによって削除する(n127)。削除したデータ
の次のデータがタイムインターバルデータ(A0H)であ
れば(n129)、これを直前のタイムインターバルデータ
と結合して(n130〜n131)、不要となった2BYTEを消去
して(n132)リターンする。また、削除したデータの次
のデータがエンドコードであれば直前のタイムインター
バルデータは不要であるため、これをを削除して(n13
2)リターンする。また、削除したデータの次のデータ
がノートデータの場合にはn129から直接リターンする。
様の動作が実行される。すなわち、ポインタ動作を実行
して(n125)、指定されたデータを検索する。指定され
たタイミングにデータがない場合または指定されたデー
タがエンドコードFFHの場合にはn126から直接リターン
する。指定されたタイミングにノートデータ(B0H)が
あった場合のみ、このデータをそれ以後のデータをシフ
トすることによって削除する(n127)。削除したデータ
の次のデータがタイムインターバルデータ(A0H)であ
れば(n129)、これを直前のタイムインターバルデータ
と結合して(n130〜n131)、不要となった2BYTEを消去
して(n132)リターンする。また、削除したデータの次
のデータがエンドコードであれば直前のタイムインター
バルデータは不要であるため、これをを削除して(n13
2)リターンする。また、削除したデータの次のデータ
がノートデータの場合にはn129から直接リターンする。
また、モードがバッキングレコードモード(MOD=
5)またはCBRレコードモード(MOD=6)の場合には、
ポインタ動作を実行して(n122)指定されたデータを検
索する。指定されたタイミングにデータがない場合また
は指定されたデータがエンドコードFFHの場合にはn123
から直接リターンする。指定されたタイミングにパター
ン指定データ(D0H)があった場合のみこのデータをそ
れ以後のデータをシフトすることによって削除する(n1
24)。削除ののちn117に進み、タイムインターバルデー
タの処理を行う。
5)またはCBRレコードモード(MOD=6)の場合には、
ポインタ動作を実行して(n122)指定されたデータを検
索する。指定されたタイミングにデータがない場合また
は指定されたデータがエンドコードFFHの場合にはn123
から直接リターンする。指定されたタイミングにパター
ン指定データ(D0H)があった場合のみこのデータをそ
れ以後のデータをシフトすることによって削除する(n1
24)。削除ののちn117に進み、タイムインターバルデー
タの処理を行う。
第12図はタイマ割込動作を示すフローチャートであ
る。このタイマ割込動作はプレイモード(自動演奏)時
のみ有効な動作である。まず、タイマレジスタTIMEの内
容が0であるか否かを判断する(n140)。0でなければ
TIMEから1を減算してリターンする(n141)。タイマレ
ジスタTIMEが0であれば現在設定されているテンポから
1クロック当たりの時間を割り出してTIMEにセットする
(n142)。ここで今回の割込動作において減算すべき1
を減算しておく。n143ではプレイモードであるか否かを
判断し、プレイモードでなければそのままリターンす
る。プレイモードであればプレイ動作を実行する(n14
4)。
る。このタイマ割込動作はプレイモード(自動演奏)時
のみ有効な動作である。まず、タイマレジスタTIMEの内
容が0であるか否かを判断する(n140)。0でなければ
TIMEから1を減算してリターンする(n141)。タイマレ
ジスタTIMEが0であれば現在設定されているテンポから
1クロック当たりの時間を割り出してTIMEにセットする
(n142)。ここで今回の割込動作において減算すべき1
を減算しておく。n143ではプレイモードであるか否かを
判断し、プレイモードでなければそのままリターンす
る。プレイモードであればプレイ動作を実行する(n14
4)。
第13図はプレイ動作を示すフローチャートである。こ
の動作では、TR=0〜7の8トラックについて、演奏デ
ータを読み出し、自動演奏を行う。
の動作では、TR=0〜7の8トラックについて、演奏デ
ータを読み出し、自動演奏を行う。
まず、トラックポインタTRに0をセットする(n15
0)。TRで指定されるトラックのインターバルデータTMI
NT(TR)が0であるか否かを判断する(n150)。0であ
ればシーケンスプレイ動作(第14図参照)を実行する。
0でなければこれから1を減算する(n153)。以上の動
作をトラックナンバ(TR=0〜3:シーケンストラック)
まで実行する(n154,n155)。トラックナンバ(TR=4
〜7)の伴奏トラックについても同様の動作を実行す
る。すなわち、インターバルデータTMINT(TR)が0で
あれば(n156)パターン設定動作(第15図参照)を実行
し(n157)、0でなければこのレジスタから1を減算す
る(n158)。TR=4〜7でn156以下の動作を実行する
(n159,n160)。
0)。TRで指定されるトラックのインターバルデータTMI
NT(TR)が0であるか否かを判断する(n150)。0であ
ればシーケンスプレイ動作(第14図参照)を実行する。
0でなければこれから1を減算する(n153)。以上の動
作をトラックナンバ(TR=0〜3:シーケンストラック)
まで実行する(n154,n155)。トラックナンバ(TR=4
〜7)の伴奏トラックについても同様の動作を実行す
る。すなわち、インターバルデータTMINT(TR)が0で
あれば(n156)パターン設定動作(第15図参照)を実行
し(n157)、0でなければこのレジスタから1を減算す
る(n158)。TR=4〜7でn156以下の動作を実行する
(n159,n160)。
次に、n161,n172,n173の判断により、CBRトラック(T
R=5,6,7)について以下の動作を実行する。これらのト
ラックにパターン指定データが記憶されている場合には
指定されている区間で伴奏トラック(TR=4)の該当の
パートに差し換えてこのパターンのパートを演奏するこ
とになる。このため、これらのトラックにおいて現在パ
ターンが指定されているか否かを判断する(n162,n16
3)。パターンが指定されていれば、このパターンの1
回分の長さ(第15図でセットされるPTLN(TR)の値)だ
けこのパターンを自動演奏する。このため、PDLN(TR)
から1を減算して(n165)、発音タイミングになれば
(n169)、バッキングプレイ動作を実行する(n170)。
R=5,6,7)について以下の動作を実行する。これらのト
ラックにパターン指定データが記憶されている場合には
指定されている区間で伴奏トラック(TR=4)の該当の
パートに差し換えてこのパターンのパートを演奏するこ
とになる。このため、これらのトラックにおいて現在パ
ターンが指定されているか否かを判断する(n162,n16
3)。パターンが指定されていれば、このパターンの1
回分の長さ(第15図でセットされるPTLN(TR)の値)だ
けこのパターンを自動演奏する。このため、PDLN(TR)
から1を減算して(n165)、発音タイミングになれば
(n169)、バッキングプレイ動作を実行する(n170)。
また、上記トラックにおいてパターンが指定されてい
なければバッキングトラックで指定されているパターン
の再生を実行する(n163〜n168)。バッキングトラック
のパターン再生はn166の判断により自動演奏中繰り返し
実行される。
なければバッキングトラックで指定されているパターン
の再生を実行する(n163〜n168)。バッキングトラック
のパターン再生はn166の判断により自動演奏中繰り返し
実行される。
こののち、バッキングトラックで指定されている伴奏
パターンの長さPTLNのカウントダウンを実行する(n174
〜n176)。
パターンの長さPTLNのカウントダウンを実行する(n174
〜n176)。
さらに、各発音チャンネル(CH=0〜7)について
(n177,n182,n183)、発音中のゲートタイムをカウント
ダウンし(n181)、0になったとき、その発音チャンネ
ルに対して消音信号を出力する(n176)。
(n177,n182,n183)、発音中のゲートタイムをカウント
ダウンし(n181)、0になったとき、その発音チャンネ
ルに対して消音信号を出力する(n176)。
第14図はシーケンスプレイ動作を示すフローチャート
である。この動作では、まず読み出されるシーケンスデ
ータがノートデータ,タイムタイターバルデータまたは
エンドデータであるかを判断する(n190,n191)。エン
ドコードFFHであればそのままリターンする(n190)。
タイムインターバルデータA0HであればそのデータをTMI
NT(TR)にセットし(n192)、ポインタを2進めたのち
(n193)リターンする。また、ノートデータB0Hであれ
ばそのノートデータに基づく楽音の発音を行う(n194〜
n198)。発音動作は、キーコードKC,キーオンベロシテ
ィVLの読み出し(n194)、チャンネル割り当て(n195,n
196)、ゲートタイムのセット(n197)およびトーンジ
ェネレータへの発音データの送信(n198)である。この
のち、ノートデータぎ記憶さている4バイトだけポイン
タを進めて(n199)、n190にもどる。すなわち、タイム
インターバルデータまたはエンドコードが読み出される
までこの動作はリターンしない。
である。この動作では、まず読み出されるシーケンスデ
ータがノートデータ,タイムタイターバルデータまたは
エンドデータであるかを判断する(n190,n191)。エン
ドコードFFHであればそのままリターンする(n190)。
タイムインターバルデータA0HであればそのデータをTMI
NT(TR)にセットし(n192)、ポインタを2進めたのち
(n193)リターンする。また、ノートデータB0Hであれ
ばそのノートデータに基づく楽音の発音を行う(n194〜
n198)。発音動作は、キーコードKC,キーオンベロシテ
ィVLの読み出し(n194)、チャンネル割り当て(n195,n
196)、ゲートタイムのセット(n197)およびトーンジ
ェネレータへの発音データの送信(n198)である。この
のち、ノートデータぎ記憶さている4バイトだけポイン
タを進めて(n199)、n190にもどる。すなわち、タイム
インターバルデータまたはエンドコードが読み出される
までこの動作はリターンしない。
第15図はパターン設定動作を示すフローチャートであ
る。この動作においては、伴奏トラックのデータに基づ
いて伴奏パターン読み出し準備を行う。伴奏トラックの
データがFFHであればデータの終了であるためそのまま
リターンする(n200)。伴奏トラックのデータがパター
ン指定データであればそのパターンナンバW(TR)に読
み出し、そのパターンの該当パートの先頭番地をPTP(T
R)に読み出す(TR=5,6,7のみ)。さらに、このパター
ンの長さを小節数からクロック数に変換してPTLN(DR)
に読み出す(n202)。つぎのパターン指定データまでの
タイムインターバルを読み出すためトラックのポインタ
P(TR)を2進めてn200にもどる(n203)。n201におい
て読み出されたデータがタイムインターバルデータであ
れば、このデータをTMINT(TR)に記憶し(n204)、ポ
インタP(TR)を2進めたのち(n205)リターンする。
る。この動作においては、伴奏トラックのデータに基づ
いて伴奏パターン読み出し準備を行う。伴奏トラックの
データがFFHであればデータの終了であるためそのまま
リターンする(n200)。伴奏トラックのデータがパター
ン指定データであればそのパターンナンバW(TR)に読
み出し、そのパターンの該当パートの先頭番地をPTP(T
R)に読み出す(TR=5,6,7のみ)。さらに、このパター
ンの長さを小節数からクロック数に変換してPTLN(DR)
に読み出す(n202)。つぎのパターン指定データまでの
タイムインターバルを読み出すためトラックのポインタ
P(TR)を2進めてn200にもどる(n203)。n201におい
て読み出されたデータがタイムインターバルデータであ
れば、このデータをTMINT(TR)に記憶し(n204)、ポ
インタP(TR)を2進めたのち(n205)リターンする。
第16図はバッキングプレイ動作を示すフローチャート
である。この動作は伴奏データとして指定されている伴
奏パターンデータを読み出して実際に発音または消音す
る動作である。この動作は、TR=5,6,7について実行さ
れる。まず、指定されているパターンナンバW(TR)を
読み出す。このナンバがFFHであれば差し換え演奏デー
タが無いことを意味するためPTNにバッキングトラック
において指定されているパターンナンバW(4)をセッ
トする(n212)。W(TR)がFFHでなければそのパター
ンナンバをPTNにセットする(n211)。PTNで指定される
パターン内のTRで指定されたトラックの演奏データPATT
ERN(PTN,TR,PTP(TR))(図面においてトラック(PTP
(TR)と略す)を読み出す。このデータがエンドデータ
FFHであればそのままリターンする(n213)。読み出さ
れたデータがノードデータB0Hであれば、キーコード,
キーベロシティの読み出し(n215)、チャンネル割り当
て(n216,n217)を行う。また、ゲートタイムをGATE(C
H)に読み出したのち(n218)、トーンジェネレータに
キーオン信号,キーコード,キーオンベロシティイデー
タ等を送信して発音を開始させる(n219)。次にポイン
タPTP(TR)を4進めて(n220)リターンする。
である。この動作は伴奏データとして指定されている伴
奏パターンデータを読み出して実際に発音または消音す
る動作である。この動作は、TR=5,6,7について実行さ
れる。まず、指定されているパターンナンバW(TR)を
読み出す。このナンバがFFHであれば差し換え演奏デー
タが無いことを意味するためPTNにバッキングトラック
において指定されているパターンナンバW(4)をセッ
トする(n212)。W(TR)がFFHでなければそのパター
ンナンバをPTNにセットする(n211)。PTNで指定される
パターン内のTRで指定されたトラックの演奏データPATT
ERN(PTN,TR,PTP(TR))(図面においてトラック(PTP
(TR)と略す)を読み出す。このデータがエンドデータ
FFHであればそのままリターンする(n213)。読み出さ
れたデータがノードデータB0Hであれば、キーコード,
キーベロシティの読み出し(n215)、チャンネル割り当
て(n216,n217)を行う。また、ゲートタイムをGATE(C
H)に読み出したのち(n218)、トーンジェネレータに
キーオン信号,キーコード,キーオンベロシティイデー
タ等を送信して発音を開始させる(n219)。次にポイン
タPTP(TR)を4進めて(n220)リターンする。
一方、読み出されたデータがタイムインターバルデー
タであればこのデータをPTINT(TR)にセットし(n22
1)、ポインタPTP(TR)を2進めて(n222)リターンす
る。
タであればこのデータをPTINT(TR)にセットし(n22
1)、ポインタPTP(TR)を2進めて(n222)リターンす
る。
以上のように、この実施例では伴奏パターンとしてバ
ッキングトラックに指定されているパターンに加えて、
コード,ベース,リズムの各ポートについて差し換えパ
ターンを指定することができ、このパターンが指定され
ている時のみ伴奏パターンに換えてこれを再生する。こ
れによってパターンの編集が極めて容易になる。また、
この実施例の伴奏トラックにおいては、予めパターンメ
モリに記憶した伴奏パターンの中からパターンナンバで
指定するようにしたが、直接伴奏トラックに演奏データ
を書き込むようにしてもよい。また、差換演奏データの
入力はリアルタイムで行うようにしてもよい。
ッキングトラックに指定されているパターンに加えて、
コード,ベース,リズムの各ポートについて差し換えパ
ターンを指定することができ、このパターンが指定され
ている時のみ伴奏パターンに換えてこれを再生する。こ
れによってパターンの編集が極めて容易になる。また、
この実施例の伴奏トラックにおいては、予めパターンメ
モリに記憶した伴奏パターンの中からパターンナンバで
指定するようにしたが、直接伴奏トラックに演奏データ
を書き込むようにしてもよい。また、差換演奏データの
入力はリアルタイムで行うようにしてもよい。
(g)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、第2のトラックに差
換演奏データが記載されているとき、第1のトラックに
記憶さている演奏データに換えて差換演奏データを再生
するようにしたことにより、先に記録した演奏データを
いわゆるカット・アンド・トライで編集する場合に元の
データを消去することがなくなり、効率的な編集を行う
ことができる。また、新たな挿入,差し換えされる演奏
データも第2のトラックの中で自由に移動等を行うこと
ができるため、編集がさらに容易になる利点が生じる。
換演奏データが記載されているとき、第1のトラックに
記憶さている演奏データに換えて差換演奏データを再生
するようにしたことにより、先に記録した演奏データを
いわゆるカット・アンド・トライで編集する場合に元の
データを消去することがなくなり、効率的な編集を行う
ことができる。また、新たな挿入,差し換えされる演奏
データも第2のトラックの中で自由に移動等を行うこと
ができるため、編集がさらに容易になる利点が生じる。
また、請求項2の発明によれば、第1,第2のトラック
に記憶するデータをパターン指定データとしたことによ
り、簡略な書き込みで演奏データを設定することがで
き、一部区間の差し換えも差換パターン指定データの書
き込みのみでよくなる。
に記憶するデータをパターン指定データとしたことによ
り、簡略な書き込みで演奏データを設定することがで
き、一部区間の差し換えも差換パターン指定データの書
き込みのみでよくなる。
また、請求項3の発明によれば、第1のトラックに書
き込まれるパターン指定データで複数パートの演奏パタ
ーンデータを指定するようにしたことにより、1トラッ
クで複数パートの演奏データを設定できるようになると
ともに、第2のトラックでそのうち1パートの演奏パタ
ーンデータのみを差し換えることができるようにしたこ
とにより、パート毎の細かい編集が可能になる。
き込まれるパターン指定データで複数パートの演奏パタ
ーンデータを指定するようにしたことにより、1トラッ
クで複数パートの演奏データを設定できるようになると
ともに、第2のトラックでそのうち1パートの演奏パタ
ーンデータのみを差し換えることができるようにしたこ
とにより、パート毎の細かい編集が可能になる。
第1図はこの発明の実施例であるシーケンサのブロック
図、第2図は同シーケンサの操作パネルの構成を示す
図、第3図は同シーケンサにおけるモード構成を示す
図、第4図は前記操作パネルに設けられた表示器の表示
例を示す図、第5図は同シーケンサのパターンメモリお
よびシーケンスメモリに記憶される演奏データのフォー
マットを示す図、第6図〜第16図は同シーケンサの動作
を示すフローチャートである。 4……パターンメモリ、5……シーケンスメモリ。
図、第2図は同シーケンサの操作パネルの構成を示す
図、第3図は同シーケンサにおけるモード構成を示す
図、第4図は前記操作パネルに設けられた表示器の表示
例を示す図、第5図は同シーケンサのパターンメモリお
よびシーケンスメモリに記憶される演奏データのフォー
マットを示す図、第6図〜第16図は同シーケンサの動作
を示すフローチャートである。 4……パターンメモリ、5……シーケンスメモリ。
Claims (4)
- 【請求項1】演奏データを記憶する第1のトラックと、 該第1のトラックの演奏データと差し換える差換演奏デ
ータを記憶する第2のトラックと、 前記第1および第2のトラックを並行して読み出し、第
2のトラックに演奏データが記憶されている区間では第
2のトラックから読み出された演奏データを再生し、他
の区間では第1のトラックから読み出された演奏データ
を再生する再生手段と、 を設けたことを特徴とする演奏データ記録再生装置。 - 【請求項2】複数の演奏パターンデータを記憶する演奏
パターン記憶手段と、 前記演奏パターン記憶手段に記憶されている演奏パター
ンデータを指定するパターン指定データを時系列に複数
配列記憶した第1のトラックと、 前記第1のトラックのパターン指定データと差し換える
差換パターン指定データを記憶する第2のトラックと、 前記第1および第2のトラックを並行して読み出し、第
2のトラックに差換パターン指定データが記憶されてい
る区間では該第2のトラックから読み出された差換パタ
ーン指定データによって演奏パターンデータを指定し、
他の区間では第1のトラックから読み出されたパターン
指定データによって演奏パターンデータを指定し、該指
定された演奏パターンデータを読み出すことによって演
奏を再生する再生手段と、 を設けたことを特徴とする演奏データ記録再生装置。 - 【請求項3】複数パートの演奏パターンデータをそれぞ
れ複数記憶する演奏パターン記憶手段と、 前記演奏パターン記憶手段に記憶されている各パートの
演奏パターンデータをそれぞれ1つずつ指定するパター
ン指定データを時系列に複数配列記憶した第1のトラッ
クと、 前記第1のトラックのパターン指定データが指定する各
パートの演奏パターンデータのうち1つのパートの演奏
パターンデータの差し換えを指定する差換パターン指定
データを記憶する第2のトラックと、 前記第1のトラックを読み出し、該第1のトラックから
読み出されたパターン指定データによって各パートの演
奏パターンデータを指定するとともに、第2のトラック
に差換パターン指定データが記憶されている区間につい
ては、該第2のトラックに対応する1つのパートのみ、
該第2のトラックから読み出された差換パターン指定デ
ータによって指定される演奏パターンデータを指定し、
これら指定された各パートの演奏パターンデータを読み
出すことによって演奏を再生する再生手段と、 を設けたことを特徴とする演奏データ記録再生装置。 - 【請求項4】演奏データを記憶する第1のトラックに演
奏データを記憶し、 第2のトラックに、前記第1のトラックの演奏データと
差し換える差換演奏データを記憶し、 前記第1および第2のトラックを並行して読み出し、第
2のトラックに演奏データが記憶されている区間では第
2のトラックから読み出された演奏データを再生し、他
の区間では第1のトラックから読み出された演奏データ
を再生することを特徴とする演奏データ記録再生方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2271889A JP2596206B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 演奏データ記録再生装置および演奏データ記録再生方法 |
US07/774,039 US5340939A (en) | 1990-10-08 | 1991-10-07 | Instrument having multiple data storing tracks for playing back musical playing data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2271889A JP2596206B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 演奏データ記録再生装置および演奏データ記録再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04146491A JPH04146491A (ja) | 1992-05-20 |
JP2596206B2 true JP2596206B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=17506311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2271889A Expired - Fee Related JP2596206B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 演奏データ記録再生装置および演奏データ記録再生方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5340939A (ja) |
JP (1) | JP2596206B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP3527763B2 (ja) * | 1993-09-21 | 2004-05-17 | パイオニア株式会社 | 調性制御装置 |
US5576843A (en) * | 1993-10-29 | 1996-11-19 | Time Warner Entertainment Co., L.P. | System and method for controlling play of multiple dialog audio tracks of a software carrier |
US5469370A (en) * | 1993-10-29 | 1995-11-21 | Time Warner Entertainment Co., L.P. | System and method for controlling play of multiple audio tracks of a software carrier |
US5457282A (en) * | 1993-12-28 | 1995-10-10 | Yamaha Corporation | Automatic accompaniment apparatus having arrangement function with beat adjustment |
JP3517953B2 (ja) * | 1994-05-31 | 2004-04-12 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置 |
JP3303576B2 (ja) * | 1994-12-26 | 2002-07-22 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置 |
JP3207091B2 (ja) * | 1995-09-29 | 2001-09-10 | 株式会社河合楽器製作所 | 自動伴奏装置 |
GB2364161B (en) * | 1999-12-06 | 2002-02-27 | Yamaha Corp | Automatic play apparatus and function expansion device |
JP3614061B2 (ja) | 1999-12-06 | 2005-01-26 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置及び自動演奏プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
US20020156852A1 (en) * | 2001-04-20 | 2002-10-24 | Hughes David A. | Super distribution of music samples using email |
US6555738B2 (en) * | 2001-04-20 | 2003-04-29 | Sony Corporation | Automatic music clipping for super distribution |
US6670537B2 (en) | 2001-04-20 | 2003-12-30 | Sony Corporation | Media player for distribution of music samples |
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---|---|---|---|---|
US3781452A (en) * | 1972-01-06 | 1973-12-25 | A Vauclain | Method and apparatus for assembling recordings of musical scores |
US4182214A (en) * | 1977-02-10 | 1980-01-08 | Birotronics Ltd. | Electronic musical instrument |
JPS5691299A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-24 | Casio Computer Co Ltd | Automatic rhythm accampany device |
JPS62150393A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-04 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器 |
DE3854624T2 (de) * | 1987-02-06 | 1996-03-28 | Yamaha Corp | Vorrichtung zur vielfachen Informationsaufzeichnung in einem elektronischen Musikinstrument. |
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JPH02311898A (ja) * | 1989-05-29 | 1990-12-27 | Brother Ind Ltd | 演奏記録再生装置 |
JPH02139598A (ja) * | 1989-06-24 | 1990-05-29 | Roland Corp | 楽音データ編集装置 |
US5092216A (en) * | 1989-08-17 | 1992-03-03 | Wayne Wadhams | Method and apparatus for studying music |
JP2780403B2 (ja) * | 1989-12-21 | 1998-07-30 | ブラザー工業株式会社 | 演奏記録装置 |
JP2927889B2 (ja) * | 1990-05-31 | 1999-07-28 | ヤマハ 株式会社 | 電子楽器 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP2271889A patent/JP2596206B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-10-07 US US07/774,039 patent/US5340939A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04146491A (ja) | 1992-05-20 |
US5340939A (en) | 1994-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
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