JP2590612B2 - 演奏データ記録装置 - Google Patents

演奏データ記録装置

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JP2590612B2 JP3003549A JP354991A JP2590612B2 JP 2590612 B2 JP2590612 B2 JP 2590612B2 JP 3003549 A JP3003549 A JP 3003549A JP 354991 A JP354991 A JP 354991A JP 2590612 B2 JP2590612 B2 JP 2590612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動演奏のための演奏
データを記録していく演奏データ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動演奏のための演奏データを記録する
演奏データ記録装置は、発生する楽音の音高や長さなど
を記録するとともに、発生すべき楽音の音色,効果や曲
のテンポ,リズムなどの設定データを記録する。上記設
定データは曲の節目で同時に変更される場合が多いた
め、設定データの組合せをレジストレーションデータと
してまとめ、複数のレジストレーションデータを記憶で
きるようにしたものがある(特開昭62−175798
号等)。このような装置では、シーケンストラックに、
そのレジストレーションデータを指定するレジストナン
バデータを記録するのみで全ての設定データの指定に代
えることができる。演奏データを記録(録音)する者に
とっては、設定変更時に多くの設定データを入力する必
要がなく、レジストナンバデータを入力するのみで足り
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、演奏データを
記録したのち、レジストレーションデータの設定内容が
変更された場合や、登録されているレジストレーション
データの異なる他の自動演奏装置にこの演奏データがコ
ピーされた場合などにはレジストナンバデータに基づい
て読み出された設定データが本来設定された内容と全く
異なるため不自然な演奏になってしまう欠点があった。
さらに、レジストレーション機能が付いていない自動演
奏装置ではそのレジストナンバに基づいて設定データを
読み出すことができないため、演奏が不可能である欠点
があった。
【0004】さらに、演奏データの記録の後、レジスト
ナンバデータで指定された設定データの一部のみを変更
できない欠点があった。また、そのレジストナンバデー
タで指定されるレジストレーションデータを変更した場
合には、同じレジストレーションデータを指定している
部分が全て設定変更されてしまう欠点があった。
【0005】この発明は、予め記憶されているレジスト
レーションデータが指定されたとき、そのレジストレー
ションデータの設定データを全てシーケンストラックに
記録することにより、上記課題を解決した演奏データ記
録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の
明は、発生すべき楽音の態様を設定する複数の設定デー
タからなるレジストレーションデータを複数組記憶する
レジストレーションデータ記憶手段と、前記複数組のレ
ジストレーションデータのうち1組を指定するレジスト
ナンバデータを発生するレジストナンバ発生手段と、
音の発音・消音を指示する演奏データを発生する演奏デ
ータ発生手段と、前記演奏データの発生中に前記レジス
トナンバデータ発生手段がレジストナンバデータを発生
したときこのレジストナンバデータによって指定された
レジストレーションデータを前記レジストレーションデ
ータ記憶手段から読み出す読出手段と、読み出されたレ
ジストレーションデータに含まれる複数の設定データの
各々を個別に演奏データに混在させて記録する自動演奏
データとして記録手段と、を備えたことを特徴とする。
この出願の請求項2の発明は、発生すべき楽音の態様を
設定する複数の設定データからなるレジストーレション
テータを、複数組記憶するレジストレーションデータメ
モリと、該レジストレーションーデータメモリに対し
て、レジストレーシンデータをレジストナンバに対応
させて書き込むレジストレーションデータ書込手段と、
前記複数組のレジストレーションデータのうち1組を指
定するレジストナンバデータを発生するレジストナンバ
発生手段と、楽音の発音・消音を指示する演奏データを
発生する演奏データ発生手段と、前記演奏データの発生
中に前記レジストナンバデータ発生手段がレジストナン
バデータを発生したときこのレジストナンバデータによ
って指定されたレジストレーションデータを前記レジス
レーションデータ記憶手段から読み出す読出手段と、
読み出されたレジストレーションデータに含まれる複数
の設定データの各々を個別に演奏データに混在させて、
自動演奏データとして記録する手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の演奏データ記録装置は、発生すべき
楽音の態様を設定する複数組のレジストレーションデー
タを記憶しており、このレジストレーションデータを指
定するレジストナンバデータを発生することによってそ
のレジストレーションデータの全てを指定することがで
きる。一方、このレジストレーションデータを記録手段
(シーケンストラック)に書き込む際には、そのレジス
トナンバデータではなくレジストレーションデータを構
成する複数個の設定データをそれぞれ個別に演奏データ
に混在させて記録するようにした。これによって、演奏
データ記録時の指定が容易になるとともに、記録したの
ちの編集が容易になるとともに、その後のレジストレー
ションデータの変更や他の自動演奏装置へのコピーがあ
った場合でも設定データが変わることがない。請求項2
の演奏データ記録装置では、レジストレーションデータ
書き込手段により、発生すべき楽音の熊様を設定する複
数の設定データからなるレジストレーションデータをレ
ジストレーションメモリに書き込むことができる。この
書き込みはユーザによって行われ、ユーザが演奏に使用
する最適な組み合わせをレジストレーションデータとし
て書き込む。
【0008】
【実施例】図面を参照してこの発明の実施例である自動
演奏装置について説明する。図1は同自動演奏装置のパ
ネル面を示す図である。11〜13はそれぞれストップ
スイッチ,プレイスイッチおよび録音スイッチである。
プレイスイッチ12は自動演奏を行うときオンされるス
イッチであり、録音スイッチ13は演奏情報を記録(録
音)するときオンされるスイッチである。また、ストッ
プスイッチ11は再生,録音のストップを指示するスイ
ッチである。21〜25はレジトスナンバスイッチであ
る。これらのスイッチの何れかをオンすることにより1
〜5のレジストナンバを指定することができる。26は
レジストレーションデータ登録スイッチである。このス
イッチとともに、レジストナンバスイッチをオンする
と、そのとき設定されていた音色,効果なとの設定内容
が該当するレジストナンバのエリアに登録される。30
は音色選択用のテンキーである。また40はリズムスタ
イル選択用のテンキーである。これらのキーによって音
色やリズムスタイルが指定される。50は効果指定スイ
ッチである。これをオンすることによりビブラートやリ
バーブなどの効果を指定することができる。また、図示
したスイッチ以外にもテンポ設定スイッチ,音量設定ス
イッチ,リズムスタート/ストップスイッチなどが設け
られている。なお、60はLCDマトリックスで構成さ
れたディスプレイであり設定内容などのデータを表示す
る。
【0009】図2は同自動演奏装置のブロック図であ
る。この自動演奏装置は、CPU101が制御する。C
PU101にはバス102を介してROM103,RA
M104,タイマ105,押鍵検出回路106,スイッ
チ検出回路108,表示回路110および音源回路11
1が接続されている。ROM103には機能を実行する
プログラムや音色データ,スタイルデータ,初期レジス
トデータ等が記憶されている。RAM104には演奏中
に発生する各種のデータを記憶するレジスタや自動演奏
データを記録するためのシーケンストラック等が設定さ
れる。押鍵検出回路106は接続されている鍵盤107
のオン/オフを検出する。スイッチ検出回路108は図
1に示したパネルスイッチ109のオン/オフを検出す
る。表示回路110はディスプレイ60への表示内容を
制御する。音源回路111はCPU101から送られて
きた演奏データに基づいて楽音信号を形成する。音源回
路111にはサウンドシステム112が接続されてお
り、形成された楽音信号を増幅して出力する。タイマ1
05はリアルタイムの演奏データ記録値および自動演奏
時にそのタイミングを制御するテンポクロック信号を出
力する。
【0010】図3は前記RAM104のシーケンストラ
ックに格納される自動演奏データのフォーマットを示す
図である。図示のフォーマットで構成されるシーケンス
トラックがRAM104には複数個設定される。シーケ
ンストラックの先頭にはヘッダが設けられ、このヘッダ
には音色やテンポデータ等の各種の設定データが書き込
まれる。演奏データは一つのタイミングデータおよび1
または複数のイベントデータ(ノートデータまたは設定
データ)の組み合せからなっている。タイミングデータ
は曲の開始からのクロック数で表されている。ノートデ
ータはノートナンバおよびゲートタイムデータからなっ
ている。
【0011】図4はレジストレーションデータの構成を
示す図である。レジストレーションデータは1〜5の数
字で識別される5組記憶されており、その各データは同
様の構成からなっている。各レジストレーションデータ
は、音色,スタイル,効果,音色およびテンポ等のデー
タを含んでいる。
【0012】図5〜図12は同自動演奏装置の動作を示
すフローチャートである。
【0013】図5はメインルーチンを示している。この
自動演奏装置の電源がオンされるとまずn1においてイ
ニシャライズ動作が実行される。イニシャライズ動作と
は各種レジスタやハードの初期設定動作である。このの
ち、演奏再生処理(n2)、押鍵処理(n3)、パネル
スイッチ処理(n4)、演奏録音処理(n5)、イベン
トクリア処理(n6)およびその他の処理(n7)を繰
り返し実行する。
【0014】演奏再生処理(n2)はすでに記録されて
いる自動演奏データを読みだして発音する動作である。
押鍵処理(n3)は鍵盤107のオン/オフに基づいて
楽音の発音/消音を制御する動作である。パネルスイッ
チ処理動作(n4)は操作パネルに設けられている各種
スイッチのオンに基づく動作である。演奏録音処理(n
5)は演奏データを読み取ってシーケンストラックに書
き込んでいく動作である。また、イベントクリア処理動
作(n6)は、すでに記録されたイベントデータをクリ
アする動作である。その他の処理動作(n7)はメイン
ボリュームの調整動作等である。
【0015】図6はタイマインタラプト動作を示すフロ
ーチャートである。この動作においてはテンポクロック
レジスタTCに1が加算される(n11)。
【0016】図7は演奏再生処理動作を示すフローチャ
ートである。この動作はシーケンストラックに記録され
ている自動演奏データを読みだして自動演奏データを行
う処理である。この動作はプレイスイッチ12がオンさ
れた時実行される動作であるため、プレイスイッチ12
のオンによってセットされるプレイフラグPLAYを判
断する(n21)。PLAYが1であれば以下の動作を
実行し、PLAYが1でなければそのままリターンす
る。n22ではその時ポインタが指し示しているタイミ
ングデータを読み出し(n22)、テンポクロックTC
の内容と一致するか否かを判断する(n23)。TCと
タイミングデータとが一致すれば次のデータの読み出し
タイミングであるためn24以下の動作を実行する。T
Cとタイミングデータとが不一致の場合にはデータ読出
タイミングではないため、このままリターンする。n2
4ではシーケンストラックの読出アドレスを歩進して新
たなデータを読み出す(n25)。n26で読み出され
たデータの種類を判断する。
【0017】読み出されたデータがノートデータであれ
ばこのノートデータを音源回路へ出力して(n28)、
次のデータを読み出すためn24にもどる。また読み出
されたデータが設定データの場合にはこの設定データを
音源等の必要な回路部に出力して(n29)、n24に
戻る。更に読み出されたデータがタイミングデータの場
合には次のイベントデータの読み出しはこのタイミング
であるためそのままリターンする。さらに、読み出され
たデータがエンドデータの場合にはプレイフラグPLA
Yをリセットして(n27)リターンする。
【0018】図8は押鍵処理を示すフローチャートであ
る。この動作においては、鍵盤107のオン/オフに基
づいて音源に対して発音/消音データを送信するデータ
である。まずn41でキーイベントバッファをスキャン
する。このキーイベントバッファは押鍵検出回路106
に設けられている。これによってキーオンまたはキーオ
フがあったか否かをn42,n46で判断する。キーオ
ン,キーオフともにない場合にはそのままリターンす
る。キーオンがあった場合にはn42からn43〜n4
5の動作に進む。まずn43ではキーオンに対応する楽
音を発音するための発音チャンネルを割り当てる。割り
当てられたチャンネルをiチャンネルとする。この場合
において、音源回路111の全てのチャンネルが使用さ
れていた場合には、最も早く発音が開始された楽音を強
制的に消音するトランケート処理を行う。次にこのチャ
ンネルに対応するキーオンフラグKONiに1をセット
し、キーコードレジスタKCDiにオンされたキーに対
応するノートナンバをセットする(n44)。次に音源
回路のiチャンネルに対してノートオン信号およびキー
コードを送信して発音を開始させる(n45)。
【0019】また、キーオフがあった場合にはn46か
らn47〜n51の動作に進む。まずオフされたキーの
ノートナンバをオフキーコードレジスタOFFKCDに
セットする。次にこのOFFKCDの楽音を発音中のチ
ャンネルを検索し(n48)、該当するチャンネルがあ
る場合にはそのチャンネルのキーオンフラグKONiを
リセットするとともに(n50)、そのチャンネルに対
してノートオフ信号を出力する(n51)。該当するチ
ャンネルがない場合にはn49の判断でそのままリター
ンする。すなわち、キーオフが無い場合でもトランケー
トやディケイ等により消音されている場合があるからで
ある。
【0020】図9〜図11はパネルスイッチ処理を示す
フローチャートである。この動作はパネルスイッチのオ
ンに基づいてレジスタへのデータのセットを行う動作で
ある。まずn61でパネルスイッチイベントバッファを
スキャンする。このスキャンによって、プレイスイッチ
12,録音スイッチ13,ストップスイッチ11,レジ
ストナンバスイッチ21〜25,レジストレーションデ
ータ登録スイッチ26等のスイッチがオンされているか
否かを判断する。
【0021】プレイスイッチ12がオンされた場合には
n62の判断でn63〜n67の動作を実行する。まず
n63で録音フラグRECおよびプレイフラグPLAY
がともに0であるか否かを判断する。0でない場合には
新たに再生動作を実行する必要がないため、そのままこ
の動作から抜ける。録音フラグREC,プレイフラグP
LAYが共に0の場合には再生動作を実行するためn6
4に進む。n64ではプレイフラグPLAYに1をセッ
トするとともに、テンポクロックレジスタTCをクリア
する。次に自動演奏データメモリ(シーケンストラッ
ク)の先頭アドレスを指定し(n65)、そのヘッダを
読みだしてテンポやリズム種類等の設定データを出力す
る(n66)。次にシーケンストラックのアドレスを歩
進してこの動作から抜ける(n67)。
【0022】録音スイッチ13がオンされた場合にはn
68の判断でn69〜n73の動作を実行する。まずn
69で録音フラグRECおよびプレイフラグPLAYが
ともに0であるか否かを判断する。0でない場合には新
たに録音動作を実行する必要がないため、そのままこの
動作から抜ける。録音フラグREC,プレイフラグPL
AYが共に0の場合には録音動作を実行するためn70
に進む。n70では録音フラグRECに1をセットする
とともに、テンポクロックレジスタTCをクリアする。
次に自動演奏データメモリ(シーケンストラック)の先
頭アドレスを指定し(n71)、このエリアにそのとき
設定されている設定データを書き込んだのち(n7
2)、アドレスを歩進してこの動作から抜ける(n7
3)。
【0023】ストップスイッチ11がオンされた場合に
はn81の判断でn82〜n87の動作を実行する。ま
ず録音フラグRECまたはプレイフラグPLAYがセッ
トしているか否かを判断する(n82,n85)。録音
フラグRECがセットしている場合にはシーケンストラ
ックの最後にエンドデータを書き込み(n83)、録音
フラグRECをリセットして(n84)この動作から抜
ける。また、プレイフラグPLAYがセットしている場
合には、そのとき発音している全てのテャンネル対して
ノートオフ信号を出力し(n86)、プレイフラグPL
AYをリセットして(n87)この動作から抜ける。
【0024】n88,n89ではレジストナンバスイッ
チ21〜25とレジストレーションデータ登録スイッチ
26とが同時にオンされたか否かを判断する。これらの
スイッチが同時にオンされた場合にはそのレジストナン
バで指定されるレジストレションデータの登録である。
このため、指定されたレジストナンバをREGレジスタ
にセットし(n90)、その時各スイッチのオンによっ
て設定されている各設定データをレジストレーションデ
ータ記憶エリアのREGの領域へ書き込み(n91)、
プリセットレジストフラグPRE(REG)をリセット
する(n92)。プリセットレジストフラグは、レジス
トレーションメモリにプリセットデータが記憶されてい
るときセットされるフラグである。
【0025】n101ではレジストナンバスイッチ21
〜25が単独でオンされたか否かを判断する。単独でオ
ンされた場合にはオンされたスイッチのレジストナンバ
をREGにセットし(n102)、レジストレーション
データ記憶エリアからREGで指定されたデータを読み
出す(n103)。次にプリセットレジストフラグPR
E(REG)を判断し(n104)、セットしている場
合にはそのプリセットデータの名前を表示する(n10
5)。次に、レジストレーションデータとして読み出さ
れた複数の設定データの各々をオンイベントデータとし
てイベントバッファに書き込んで(n106)この動作
を終える。このようにレジストレーションデータの各設
定データをイベントバッファに書き込むことにより、演
奏録音処理(図12参照)において、各設定データが個
別にシーケンストラックに記録されることになる。
【0026】さらに、これ以外のスイッチがオンされた
場合には(n107)、そのスイッチに応じた設定デー
タを出力する(n108)。
【0027】図12は演奏録音処理動作を示すフローチ
ャートである。この動作は録音フラグRECがセットさ
れているときのみ実行される動作であるため、まず録音
フラグRECを判断する(n111)。RECがセット
している場合には以下の動作を実行し、リセットしてい
る場合にはそのままリターンする。n112ではイベン
トバッファをスキャンし、イベントデータがあるか否か
を判断する(n113)。イベントデータがない場合に
はそのままリターンする。イベントデータがある場合に
はそのイベントデータをチェックする。このチェック
は、そのとき設定されているのと同一の設定データのイ
ベントであるか否かのチェックである。すなわち、レジ
ストナンバデータを各設定データにブレークダウンして
いるため、同一の設定データが重複する場合があるから
である。同一の設定データに関するイベントの場合には
そのイベントをスキップする(n115)。同一設定デ
ータのイベントでない場合にはそのイベントのタイミン
グを示すタイミングデータを書き込み(n116)、ア
ドレスを歩進する(n117)。次に発生したイベント
データを書き込み(n118)、アドレスを歩進する
(n119)。イベントバッファに記憶されている全て
の同時発生イベントデータに関して同様の動作(n12
1,n122,n118,n119)を繰り返す。な
お、レジストナンバデータを複数の設定データにブレー
クダウンした場合には、全設定データが同時発生イベン
トとしてイベントバッファに書き込まれる。
【0028】以上の動作においては、レジストレーショ
ンデータに含まれる設定データを全てシーケンストラッ
クに書き込むようにしたが、一部のみ書き込むようにし
てもよい。また、シーケンストラックへの録音動作はリ
アルタイム録音に限らずステップ録音とするようにして
もよい。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、レジス
トナンバで指定されたレジストレーションデータの各設
定データを個別に記録するようにしたことより、指定
されたレジストレーションデータの内容がその後変更さ
れた場合でも元の設定内容を保持して自動演奏をするこ
とができる。さらにレジストレーション機能のない自動
演奏装置で再生することも可能になる。また、録音のの
ちジストレーションデータの一部のみの変更も容易にな
る利点がある。さらに、この発明によれば、ユーザがレ
ジストレーションの書き込み(登録)をすることができ
るため、自己の演奏態様に合わせた最適のレジストレー
ションデータを記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の実施例である自動演奏装置の操作
パネルを示す図、
【図2】は同自動演奏装置の制御部のブロック図、
【図3】は自動演奏データの構成を示す図、
【図4】はレジストデータの構成を示す図、
【図5】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
ト、
【図6】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
ト、
【図7】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
ト、
【図8】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
ト、
【図9】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
ト、
【図11】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
ト、
【図12】は同自動演奏装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
13−録音スイッチ、21〜25−レジストナンバスイ
ッチ、26−レジストレーションデータ登録スイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発生すべき楽音の態様を設定する複数の設
    定データからなるレジストレーションデータを、複数組
    記憶するレジストレーションデータ記憶手段と、 前記複数組のレジストレーションデータのうち1組を指
    定するレジストナンバデータを発生するレジストナンバ
    発生手段と、楽音の発音、消音を指示する 演奏データを発生する演奏
    データ発生手段と、 前記演奏データの発生中に、前記レジストナンバデータ
    発生手段がレジストナンバデータを発生したとき、この
    レジストナンバデータによって指定されたレジストレー
    ションデータを前記レジストレーションデータ記憶手段
    から読み出す読出手段と、 読み出されたレジストレーションデータに含まれる複数
    の設定データの各々を個別に演奏データに混在させて、
    自動演奏データとして記録する記録手段と、 を備えたことを特徴とする演奏データ記録装置。
  2. 【請求項2】発生すべき楽音の態様を設定する複数の設
    定データからなるレジストレーションデータを、複数組
    記憶するレジストレーションデータメモリと、該レジス
    トレーションデータメモリに対して、レジストレーショ
    ンデータをレジストナンバに対応させて書き込むレジス
    トレーションデータ書込手段と、 前記複数組のレジストレーションデータのうち1組を指
    定するレジストナンバデータを発生するレジストナンバ
    発生手段と、楽音の発音、消音を指示する 演奏データを発生する演奏
    データ発生手段と、 前記演奏データの発生中に、前記レジストナンバデータ
    発生手段がレジストナンバデータを発生したとき、この
    レジストナンバデータによって指定されたレジストレー
    ションデータを前記レジストレーションデータ記憶手段
    から読み出す読出手段と、 読み出されたレジストレーションデータに含まれる複数
    の設定データの各々を個別に演奏データに混在させて、
    自動演奏データとして記録する記録手段と、 を備えたことを特徴とする演奏データ記録装置。
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