JP2595283Y2 - 車両の内装構造 - Google Patents

車両の内装構造

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JP2595283Y2 JP1990098111U JP9811190U JP2595283Y2 JP 2595283 Y2 JP2595283 Y2 JP 2595283Y2 JP 1990098111 U JP1990098111 U JP 1990098111U JP 9811190 U JP9811190 U JP 9811190U JP 2595283 Y2 JP2595283 Y2 JP 2595283Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、組立が容易にできる車両の内装構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
鉄道車両等の内部には、腰掛、窓、吊り革等々の各種
の車内設備が配置固定されている。これらの車内設備
は、従来、現場で車両の構体内部にパネルや化粧板を張
りつけ、その後から各車内設備を個々に取付けることに
よって行われてきた。
このような取付け作業を容易にするものとして、特開
平1−109164号公報において、パネルの支持構造が提案
されている。
しかし、パネルの取付けは容易になっても、他の車内
設備は従来通りに取り付ける必要があり、しかも全ての
取付け作業が現場作業となるため、数多くの部品相互間
に生じる干渉を調整する作業が煩雑であった。また、車
両の構体が出来上がらなくては内装の取付けができず、
作業順序が固定されることから、作業を並列的に進行さ
せることが出来ず、車両の構体構造が出来上がってから
内装工事が完了するまでの工期が長期化していた。
このため、車両の内装を側構体、妻構体、天井等の構
成単位の中で、大型のユニット構造でアウトワーク化
し、現場での取付け部品数を削減する方法が取り入れら
れてきた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この場合も構体とユニット間に生じる寸法誤
差を吸収する方法が取られておらず、現場で取付け用孔
の加工を行う必要があり、この作業が非常に煩雑であっ
た。
本考案は、上記の問題の解決を図ったもので、構体構
造とユニットとの間に製作上の寸法誤差があっても、現
場合わせ作業をせずに取付けできることができる内装構
造の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、請求項1に示す
ように、車両の構体構造内に、窓、腰掛、吊り革等の車
内設備を取付けた内装構造において、 各車内設備を、腰掛ユニット、ヒータ部ユニット、窓
ユニット、袖仕切戸袋ユニット、鴨居点検蓋部ユニッ
ト、荷物棚幕板ユニット、天井ユニットなどの複数のユ
ニットに分割し、 前記袖仕切戸袋ユニットに、構体に対して位置調整不
能に固定する一つの固定係止手段と、該固定係止手段を
中心として放射状の遠隔位置に配置され、構体に対して
位置調整可能に固定する複数の可動係止手段とを設ける
ことにより、前記構体構造に取り付けられる袖仕切戸袋
ユニットの構体構造に対する製造誤差を、前記可動係止
手段により吸収する構成を採用している。
また、本考案は、請求項2或いは請求項3に示すよう
に、車両の構体構造内に、窓、腰掛、吊り革等の車内設
備を取付けた内装構造において、 各車内設備を、腰掛ユニット、ヒータ部ユニット、窓
ユニット、袖仕切戸袋ユニット、鴨居点検蓋部ユニッ
ト、荷物棚幕板ユニット、天井ユニットなどの複数のユ
ニットに分割し、 隣接する前記各ユニット間に形成される隙間を閉塞す
る調整部材を前記構体構造に設けると共に、前記各ユニ
ットの端部に、前記調整部材に当接して隙間を閉塞する
折曲部を設けることにより、或いは、前記調整部材の端
部に、前記ユニットに当接して隙間を閉塞する折曲部を
設けることにより、各ユニットの製造誤差を吸収する構
成とする。
〔作用〕
車両内に配置される腰掛け、吊り革、網棚等の車内設
備を適当な大きさのユニットに分割し、このようにして
形成されたユニットを、車両の構体構造内に搬入し、袖
仕切戸袋ユニットを一つの固定係止手段で構体構造に固
定し、次に、位置を調整可能な複数の可動係止手段で構
体構造に固定するので、袖仕切戸袋ユニットは、正確に
位置決めされなければならない基準側が固定係止手段に
より固定され、多少の位置誤差が許される側が可動係止
手段で固定されるので、隣接するユニットとの干渉が避
けられ、袖仕切戸袋ユニットの製造誤差を吸収すること
ができる。
複数の可動係止手段の位置は、固定係止手段を中心と
した放射状の遠隔位置にあるので、袖仕切戸袋ユニット
は、距離の離れた複数箇所で構体構造に固定されること
になり、安定した固定状態となる。
また、板状の調整部材を前記構体構造に固定すると共
に、前記各ユニットの端部に前記板状の調整部材に当接
して隣接する前記各ユニット間に形成される隙間を閉塞
する折曲部を設ける場合、或いは、前記板状の調整部材
の端部に前記ユニットに当接して隣接する前記各ユニッ
ト間に形成される隙間を閉塞する折曲部を設ける場合に
は、調整部材および折曲部によりユニット間の隙間が閉
塞されるので、各ユニットの製造誤差を吸収することが
できる。
〔実施例〕
第1図は、車両内部の斜視図で、本考案のユニットに
より組立られたものである。同図において、1は腰掛ユ
ニット、2はヒータ部ユニット、3は窓ユニット、4は
袖仕切戸袋ユニット、5は鴨居点検蓋部ユニット、6は
荷物棚幕板ユニット、7は天井ユニットである。
第2図は腰掛ユニット1、ヒータ部ユニット2を示
す。このうち腰掛ユニット1は、座布団1aおよび背ズリ
1bを外した状態で車両の側部構体の骨組(図示せず)に
ボルト1c等で締付け固定され、固定後に座布団1aおよび
背ズリ1bを取付ける。
ヒータ部ユニット2も、図示しないボルト等で腰掛け
ユニット1と同様に固定される。なお、ヒータ部ユニッ
ト2の内部には第2図(b)に示すヒータ2aが内部の配
線が終了した状態で収容されており、背面に出ているコ
ンセント2bを図示しない側部構体側のコンセントに接続
するだけでよくなっている。
第3図は窓ユニット3で、図示のように窓枠3aにガラ
ス3bが嵌め込まれ、上部にロールカーテン3cが取付けら
れている。
第4図に示す袖仕切戸袋ユニット4は、パネル部4a、
支柱4b、広告窓4c、腰掛けの側板4d、網棚の化粧枠4e、
手すり4f等からなり、パネル部4aは、上部が天井側部に
沿って湾曲している。これは、パネル部4aと支柱4bと共
に腰掛けの側板4dおよび網棚の化粧枠4eをもFRPの一体
成形等によって形成することができ、一層の作業の軽減
が可能となる。
第5図は、鴨居点検蓋部ユニット5の図である。この
ユニットは、広告窓5aが設けられている程度で、形状が
比較的単純であるから、一体成形に適しているといえ
る。先端には折曲部5bが形成されているが、これについ
ては後述する。
第6図は荷物棚幕板ユニット6の図で、同図に示すよ
うに幕板6aと荷物棚6bとが一体となったもので、広告窓
6cが適当に設けられている。
第7図(a)から(c)は天井ユニット7,7′,7″を
示す。これらの内、(a)の天井ユニット7は、車両の
ドア部における中央天井用、(b)の天井ユニット7′
はドア間のクーラー直下の中央天井用、(c)の天井ユ
ニット7″は、車両の前後端部、またはドア間の中央天
井で、クーラーの無い所用である。
これらの天井ユニットは、U字形を互い違い結合した
形状の基部7aに蛍光灯7b、グリル7cおよび吊り革7d等々
が取付けられて一体的なユニットを構成し、図示しない
車両の屋根構体の骨組にボルト等によって取付けられ
る。U字形の内部は、それぞれ冷房用のメインダクト7
e、吹き出しダクト7f、リターンダクト7gとなってお
り、前述のグリル7cは、吹き出しダクト7fとリターンダ
クト7gの口に取付けられている。
以上の各ユニットは工場内で製作できるので、専用の
治具を使用して組立ることも可能となり、また、車両の
大きさに比べて小型であることから比較的精度よく製造
可能である。これに対し、車両の構体構造は、外板に長
桁や垂木部材等の構体骨を溶接して形成し、大型でもあ
ることから製造誤差は大きくなりがちである。したがっ
て、各ユニットを車体に取り付ける際、この誤差を如何
に吸収するかが問題となる。
そこで以下にいくつかの誤差の吸収構造を説明する。
第8図は、天井用ユニット7と、両側に取付けられる
鴨居点検蓋部ユニット5との接続部を示す。なお、以下
の構成は任意のユニット間に適用可能なものである。鴨
居点検蓋部ユニット5の上端は、前述したように、直角
に折曲された折曲部5bとなっており、これと隣接する天
井ユニット7の先端も同様の折曲部7hが形成され、両者
間には隙間9が形成されている。そしてこの隙間9をL
形の調整部材8が閉塞している。調整部材8の折曲端8a
と天井用ユニットの折曲部7hとがほぼ当接しており、鴨
居点検蓋部ユニット5の上端の折曲部5bが調整部材8上
に重なり合えばよいので、天井ユニット7、鴨居点検蓋
部ユニット5および構体構造の相互間に生じる製造上の
寸法誤差をここで吸収できることとなる。
第9図は、袖仕切戸袋ユニット4と荷物棚幕板ユニッ
ト6との間、および袖仕切戸袋ユニット4と鴨居点検蓋
部ユニット5との間を例とした寸法誤差吸収構造を示
す。
袖仕切戸袋ユニット4の両端には折曲受部4gと、折曲
部4hとが形成され、折曲受部4gには鴨居点検蓋部ユニッ
ト5の折曲部5cが重ねられ、重なり部9′を形成する。
折曲部5cは、折曲受け部4g上に重なればよいので寸法誤
差の吸収ができることになる。
袖仕切戸袋ユニット4の他方の折曲部4hは、相手側の
折曲部6eとの間に積極的に隙間9を作って、その隙間を
構体の骨組10上に設けられた補完部材8で閉塞するよう
にしている。両折曲部4h,6eが補完部材8上に重なれば
よいので、誤差の吸収ができる。
第10図は、ユニットの端部に折曲部を形成しない場合
の誤差吸収構造の例である。一方のユニットAに他方の
ユニットBの端部を重ね、重なり部9′を止め金具11で
止める構造である。ユニットAとユニットBは、重なり
部9′において、ユニットBに段を付け、ユニットAと
ユニットBの両部材の材面が同一平面上に位置するよう
にいわゆる背切り結合によって接続されている。重なり
部9′が図に示すaの範囲内にあればよいことから寸法
誤差を吸収できる。
第11図は、袖仕切戸袋ユニット4を固定する際を例と
した誤差吸収構造を示す。袖仕切戸袋ユニット4は、下
辺と支柱4bとを基準として取付られ、下部の1箇所の固
定係止手段12と、固定係止手段12から放射状の遠隔位置
に設けられ、上下に調整可能な可動係止手段13、およ
び、固定係止手段12から放射状の遠隔位置に設けられ、
上下左右に調整可能な可動係止手段14,14により構体骨1
0に固定される。すなわち、一つの固定係止手段12と、
この固定係止手段12を中心として放射状に複数の可動係
止手段13、14、14が配置されている。これによって、袖
仕切戸袋ユニット4を、自己調整可能に、すなわち袖仕
切戸袋ユニット4自体の位置を調整しながら、構体骨10
に固定することができる。固定係止手段12は、ボルト12
aと、取付孔12bおよび構体骨10の規定の位置に高精度に
穿設された雌ねじ12cとからなり、袖仕切戸袋ユニット
4の図における右下隅部を車両の所定位置に固定する。
この場合、雌ねじ12cの代わりにスタッドボルトを設け
る構成としてもよい。
上下に調節可能な可動係止手段13は、ボルト13aと、
取付け用の長孔13bおよび側構体10のやはり規定の位置
に高精度に穿設された雌ねじ13cとからなり、長孔13bの
範囲で上下方向の誤差を吸収する。この場合も、雌ねじ
13cの代わりにスタッドボルトを使用してもよい。
可動係止手段14は、袋ナット14a、取付け孔14b、ボル
ト14cおよび構体骨10に固定されたブラケット14dとから
なり、ブラケット14dにはボルト14cの径より大きい孔14
eが穿けられている。またボルト14cの頭部14fは孔14eを
通過できない大きさに形成され、すなわち、ボルト頭部
14fとブラケット14dとの隙間が、ボルト14cのねじ部と
孔14eの隙間よりも小さいため、ボルト14cは、孔14e内
を自由に移動できるように構成されている。以上のよう
に、袖仕切戸袋ユニット4は、正確に位置決めされなけ
ればならない基準側が固定係止手段12により固定され、
多少の位置誤差が許される側が可動係止手段13,14で固
定されるので、隣接するユニットとの干渉が避けられ、
袖仕切戸袋ユニット4の製造誤差を吸収することができ
る。
複数の可動係止手段13,14の位置は、固定係止手段12
を中心とした放射状の遠隔位置にあるので、袖仕切戸袋
ユニット4は、距離の離れた複数箇所で構体構造に固定
されることになり、安定した固定状態になる。
第12図は、上記袖仕切戸袋ユニット4のように固定さ
れたユニットに隣接するユニットの固定構造の実施例を
示す。ユニットとして荷物棚幕板ユニット6を例示して
いる。この場合、ユニットの位置は隣接するユニットの
取付け位置に左右されるので、固定係止手段は使用せ
ず、全ての係止手段を上下左右に可動な可動係止手段14
としている。
この場合、先ず、上部の3箇所の可動係止手段14に荷
物棚幕板ユニット6を係止し、次に下方3箇所の係止手
段14のボルトにユニットの取付け孔を挿通する。そのと
き、側構体10に支持部材15を設けておいて、ユニット6
の重量をこの支持部材15で受けるようにすれば、係止手
段14にユニット全体の重量が過剰な負荷として加わるの
を防止できる。
第13図は、ユニットに補強部材を付けた他の実施例を
示す。袖仕切戸袋ユニット4に支持部材16を設けてい
る。この場合、支持部材16は同時にユニットの補強にな
る。このようにユニットを適宜補強することにより、係
止箇所を極力減少することができ、取付け作業時間の短
縮が可能となる。
以上のユニット取付け構成は、妻構体や運転台機器覆
に取付けられるユニット等、上記以外のユニットにも適
宜応用できるものであることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、車両の構体構造
とは別に各ユニットを製造しておくことができ、また、
合わせて構体構造の所要の位置に固定係止手段や可動係
止手段を取付けておくことができ、現場作業を大幅に減
少できるので、内装工事に要する期間の短縮が図られ
る。勿論、各ユニットを並行して製造することもでき、
車内設備が破損等した場合でも、ユニット単位で交換す
ればよく、修理も簡単である等格別の効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両の内装構造の1実施例を示す
斜視図、 第2図(a)は腰掛ユニット、ヒータ部ユニットの斜視
図、(b)はヒータ部の裏面図、 第3図は窓ユニットの斜視図、 第4図は袖仕切戸袋ユニットの斜視図、 第5図は鴨居点検蓋部ユニットの斜視図、 第6図は荷物棚幕板ユニットの斜視図、 第7図(a)から(c)は天井ユニットの要部斜視図、 第8図から第10図はユニット相互間の寸法誤差を吸収す
る構造の実施例、 第11図はユニットの固定構造を示す図で、(a)は概略
の分解斜視図、(b)は可動係止手段の分解斜視図、
(c)は可動係止手段の縦断面図、 第12図(a)は支持部材を有するユニットの固定構造の
分解斜視図、(b)は(a)の要部斜視図、 第13図は補強部材を兼ねた支持部材を有するユニットの
固定構造を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図
である。 1……腰掛ユニット、2……ヒータ部ユニット、3……
窓ユニット、4……袖仕切戸袋ユニット、5……鴨居点
検蓋部ユニット、6……荷物棚幕板ユニット、7……天
井ユニット、8……調整部材、9……重なり部、9′…
…隙間、10……構体骨、12……固定係止手段、13,14…
…可動係止手段、15……支持部材、16……補強部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−207764(JP,A) 特開 昭57−4455(JP,A) 特開 昭60−151166(JP,A) 特開 昭62−74759(JP,A) 実開 昭63−141070(JP,U) 実開 昭55−13151(JP,U) 実開 昭58−167117(JP,U) 実開 平1−143230(JP,U) 実開 平1−67982(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の構体構造内に、窓、腰掛、吊り革等
    の車内設備を取付けた内装構造において、 各車内設備を、腰掛ユニット、ヒータ部ユニット、窓ユ
    ニット、袖仕切戸袋ユニット、鴨居点検蓋部ユニット、
    荷物棚幕板ユニット、天井ユニットなどの複数のユニッ
    トに分割し、 前記袖仕切戸袋ユニットに、構体に対して位置調整不能
    に固定する一つの固定係止手段と、該固定係止手段を中
    心として放射状の遠隔位置に配置され、構体に対して位
    置調整可能に固定する複数の可動係止手段とを設けるこ
    とにより、前記構体構造に取り付けられる袖仕切戸袋ユ
    ニットの構体構造に対する製造誤差を、前記可動係止手
    段により吸収することを特徴とする車両の内装構造。
  2. 【請求項2】車両の構体構造内に、窓、腰掛、吊り革等
    の車内設備を取付けた内装構造において、 各車内設備を、腰掛ユニット、ヒータ部ユニット、窓ユ
    ニット、袖仕切戸袋ユニット、鴨居点検蓋部ユニット、
    荷物棚幕板ユニット、天井ユニットなどの複数のユニッ
    トに分割し、 板状の調整部材を前記構体構造に固定すると共に、前記
    各ユニットの端部に、前記板状の調整部材に当接して隣
    接する前記各ユニット間に形成される隙間を閉塞する折
    曲部を設けることにより、各ユニットの製造誤差を吸収
    することを特徴とする車両の内装構造。
  3. 【請求項3】車両の構体構造内に、窓、腰掛、吊り革等
    の車内設備を取付けた内装構造において、 各車内設備を、腰掛ユニット、ヒータ部ユニット、窓ユ
    ニット、袖仕切戸袋ユニット、鴨居点検蓋部ユニット、
    荷物棚幕板ユニット、天井ユニットなどの複数のユニッ
    トに分割し、 板状の調整部材を前記構体構造に固定すると共に、前記
    板状の調整部材の端部に、前記ユニットに当接して隣接
    する前記各ユニット間に形成される隙間を閉塞する折曲
    部を設けることにより、各ユニットの製造誤差を吸収す
    ることを特徴とする車両の内装構造。
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