JP2734841B2 - 鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両

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JP2734841B2
JP2734841B2 JP3298790A JP29879091A JP2734841B2 JP 2734841 B2 JP2734841 B2 JP 2734841B2 JP 3298790 A JP3298790 A JP 3298790A JP 29879091 A JP29879091 A JP 29879091A JP 2734841 B2 JP2734841 B2 JP 2734841B2
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栄 河野
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N3/02Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of hand grips or straps

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車両の接客設備に関
するものである。特に、車両の長手方向に沿って設置し
た腰掛の長手方向の端部に設置する袖仕切やつかみ棒に
関するものである。
【0002】尚、本発明において、鉄道車両とは、鉄路
を鉄輪で走行する車両のみならず、ガイドウエイを走行
する車両をいう。ガイドウエイを走行する車両には、ラ
バータイヤで走行する車両や浮上式リニアモータカー等
がある。
【0003】
【従来の技術】通勤用車両においては、腰掛は車両の長
手方向に沿って配置されている。この腰掛の長手方向の
端部には端部に腰掛けた乗客の安全のために袖仕切を設
置している。また、この腰掛の端部には立っている乗客
のためにつかみ棒を立設している。また、車両の出入口
の壁面にもつかみ棒を縦長に設けている。また腰掛の上
方にも水平につかみ棒を設けている。
【0004】これら袖仕切やつかみ棒はステンレス製の
パイプを鏡面バブ仕上げしたものである。パイプを壁、
床や天井に固定するため、パイプの端部にはブラケット
が溶接されている。ビス等によってこのブラケットを壁
等に取付ける。また、パイプ同士の結合部は溶接であ
る。
【0005】このような接客設備は「車両工業デザイン
15」(社団法人 日本鉄道車両工業会 1986年
3月発行)の第10頁〜第11頁、第104頁〜第10
7頁に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように接客設備
は溶接が多用されているので、溶接時に発生する歪に対
する配慮が必要である。また、この溶接部を含めて鏡面
バブ仕上げを行うようにしている。このため、極めて高
価になっている。
【0007】本発明に目的は溶接を少なくして安価にし
た接客設備を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、折曲げた1つ
又は複数のパイプを組合せることにより車両の長手方向
から見て輪状でかつほぼ四角形に構成しており、パイプ
の端部同士の連結はそれぞれのパイプ内に挿入又は外方
に配置した連結金具とパイプとを外方から締結する手段
で固定したものであり、前記四角形の垂直方向の2辺を
それぞれつかみ棒としており、出入口の近傍のつかみ棒
の上下端部を壁に固定していること、を特徴とする。
【0009】
【作用】以上の構成によれば2つのつかみ棒の固定手段
としての溶接部分を不要又は少なくすることができ、安
価に構成することができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7により
説明する。
【0011】図1において、25は腰掛であり、その長
手方向の車両20の長手方向に沿わせて、車両の壁22
に取付けている。26は壁22に設けた乗客の出入り用
のドアである。ドア26は腰掛25の長手方向の各端部
の近傍にある。図1において奥側のドアは示していな
い。21は床、23は天井、24は照明器具、27は窓
である。
【0012】40は腰掛25のそれぞれの端部の接客設
備であり、袖仕切や垂直方向のつかみ棒の機能を有する
ものである。
【0013】60は腰掛25の上部の接客設備であり、
荷物棚、水平方向のつかみ棒(又は吊輪用の棒)の機能
を有するものである。
【0014】端部の接客設備40について図2〜図5に
より説明する。接客設備40は、主として2つのパイプ
41、42から構成されている。パイプ41、42はス
テンレス製のパイプであり、鏡面バブ仕上げを行ってい
る。
【0015】パイプ41は、腰掛25の袖仕切りの部分
においてほぼ四角形を構成するように曲げられている。
その一方の端部側41fは上方に立上げられ、さらに壁
22側に向けてほぼ水平に曲げられている。他方の端部
側41dは下方に曲げられ、さらに壁22側に向けてほ
ぼ水平に曲げられている。パイプ41bは壁22にボル
ト51で固定される。
【0016】パイプ41bの両端41a,41cはほぼ
水平であり、袖仕切り棒となる。袖仕切り棒41aは腰
掛25に座った人の腹部の高さの位置にある。袖仕切り
棒41aよりも上方の袖仕切り棒41cは立った人の腰
の高さの位置にある。袖仕切り棒41aは袖仕切り棒4
1cに比べて腰掛25側にある。
【0017】垂直なパイプ41fは上部のつかみ棒とな
り、ほぼ垂直なパイプ41dは下部のつかみ棒となる。
下部の端部41eの下面には取付け座46を溶接してい
る。取付け座46はボルト47によって腰掛25の側面
下部に固定される。袖仕切り棒41aは袖仕切り棒41
cに比べて腰掛25側にある。
【0018】パイプ42はドア26の近傍の垂直なつか
み棒42aを構成する部材である。パイプ42aの上下
端は壁22に接し、さらにその端部は他方のパイプ41
e、41g側に向けて折曲げている。
【0019】パイプ42はパイプ42b、42dの部分
においてボルト51によって壁22に固定されている。
【0020】2つのパイプ41と42とはその端部で連
結されている。この連結は、対向するパイプ41e(4
1g)、42c(42e)にパイプ状の連結金具43
(43)を挿入し、パイプと連結金具とを外部から複数
のリベット(図示せず)で締結することによって行って
いる。締結手段はボルトでもよい。
【0021】壁22へのパイプ41b(42b、42
d)の固定手段を図4に示す。壁22に接するパイプ4
1bの面にはボルト穴が設けてあり、反対側の面にはボ
ルト51を挿入し、ボルト51を締結させるための穴4
1kを設けている。この穴41kは必要により締結後、
プラスチック製等の栓で塞ぐ。
【0022】接客設備40の上部のパイプ41g、42
eは荷物棚70を支える座となる。この座はパイプ41
g側が若干高くなるように構成している。
【0023】以上のように、車両の長手方向から見て大
小2つの輪状の四角形がある。大きな四角形の2つの垂
直辺はつかみ棒42a、41f、41dを構成する。小
さな四角形の2つの水平辺は袖仕切り棒41a、41c
を構成する。
【0024】尚、図2において、上部の接客設備60と
して荷物棚70のみを示している。図3には荷物棚70
とパイプ51bのみを示している。
【0025】パイプ42aは第1のつかみ棒であり、パ
イプ41f,41dは第2のつかみ棒を構成する。連結
金具43およびリベットは第1の締結手段を構成する。
第1のつかみ棒の上下のボルト51は第2の締結手段を
構成する。パイプ41bのボルト51は第3の締結手段
を構成する。第1のつかみ棒およびその上下は第1の部
材、パイプ42eから42gを第2の部材、パイプ41
fを第3の部材、パイプ41aを第4の部材、パイプ4
1bを第5の部材、パイプ41cを第6の部材、パイプ
41dを第7の部材、パイプ41eから42cを第8の
部材という。
【0026】かかる構成によれば、パイプ41、42を
壁22に取付けるためのフランジが無くなり、溶接を不
要にできる。このため、鏡面バブ仕上げを考慮すると極
めて安価にできるものである。
【0027】また、2つの袖仕切り棒41a、41cを
配置できるので、乗客の安全をより図ることができるも
のである。また、上部の袖仕切り棒41cは下部の袖仕
切り棒41aよりも腰掛25から見て外側にあるので、
腰掛25の乗客から見て好都合である。
【0028】2つのパイプ41、42の連結部は上部、
下部にあるので、見えにくい。
【0029】この接客設備40は、下部は腰掛25に固
定され、上部は後述するように荷物棚70を介して壁2
2や天井23に固定されているので、つかみ棒41d、
41fに対して車両の長手方向の力が作用してもこれを
受止めることができる。
【0030】尚、取付け座46の取付け手段として溶接
を用いているが、この溶接部は下面であるので、溶接ビ
ードを平滑に仕上げる作業を容易にできる。もちろん、
パイプ41への取付け座46の取付けをリベットとすれ
ば全く溶接を不要にできる。
【0031】パイプ41gと42eとの連結はそれぞれ
のパイプ41g、42eを荷物棚70にリベットで固定
すれば、この部分の連結金具43を不要にできる。同様
に、取付け座46に相当する座をパイプ41eと42c
にまたがるように設け、この座をパイプ41e、42c
にそれぞれリベットで固定し、この座をボルト47で腰
掛25の下部に固定すれば、パイプ41eと42cとの
連結金具43を不要にできる。荷物棚70や座46は鏡
面仕上げをしていなくても、目立たない。
【0032】上記パイプ41の形状を1つのパイプで構
成する場合には複数のパイプを連結して構成する。例え
ば、パイプ41bの部分で連結する。連結手段には連結
金具43を用いる。
【0033】壁22へのパイプ41b、42b、42d
の固定手段としてフランジを用いた例を図5に示す。フ
ランジ55の中央部にはパイプ41b長手方向に沿って
長穴55aを設けている。フランジ55を壁22側に面
するパイプ41bの面に接触させ、長穴55aの部分で
溶接する。フランジ55の周囲には壁22へ固定するた
めの穴(ボルト用の穴又はリベツト用の穴)55bを設
けている。フランジ55、パイプ41bを鏡面仕上げの
後、溶接する。
【0034】次に、上部の接客設備60について図1〜
図8により説明する。
【0035】腰掛25は両側の壁22、22にそれぞれ
対向して設置されている。接客設備60はそれぞれの腰
掛25の上部に設置している。
【0036】上部の両側の壁22、22の間には複数の
パイプ61、62を配置している。パイプ61とパイプ
62を一組として2組配置している。パイプ61、62
からなる一組を上方から見ると、長方形の輪状に折曲げ
られている。パイプ61と62とは壁22に並行な部分
61aと62aで結合されている。この結合手段は連結
金具43を用いたパイプ41e(41g)と42c(4
2e)との結合手段と同一である。パイプ61a、62
aは壁22にボルトで固定されている。この固定手段は
図4と同様である。この固定高さは接客設備40の上部
(パイプ42e)の位置である。
【0037】腰掛25と腰掛25との間の通路部分の中
央部分のパイプ61d、62dは天井23の高さまで立
上げてある。パイプ61d、62dは天井23に下方か
らボルトで固定されている。この固定手段は図4と同様
である。
【0038】壁22側のパイプ61a、62aと中央部
のパイプ61d、62dとの間のパイプ61b、62b
はほぼ水平である。パイプ61bはパイプ42e、41
gの内側に並行に配置している。パイプ61b、62b
の高さ位置はパイプ42e、41gの高さ位置である。
【0039】腰掛25の上方の部分のパイプ61b、6
2b、61a、61bには荷物棚70が載っている。荷
物棚70はパイプ61b、62b、61a、62aに上
方から複数のリベット(図示せず)で固定している。ま
た、パイプ42e、41g側の荷物棚70の端部はパイ
プ42e、41gに載っている。この端部はパイプ42
e、41gに複数のリベット(図示せず)で固定してい
る。荷物棚70の各端部は折曲げて安全を図っている。
【0040】パイプ61と62からなる左右の組の間に
は荷物棚70が無いが、長い荷物棚を用いれば可能であ
る。
【0041】荷物棚70と中央のパイプ61d、62d
との間の水平なパイプ61b、62bはつかみ棒とな
る。つまり、パイプ61b、62bは水平方向に向けて
通路側に突出している。
【0042】また、両側の腰掛25、25の間の通路部
分の上部にはつかみ棒又は吊輪を吊下げる棒となるパイ
プ63を配置している。パイプ63は上方から見ると四
角形の輪状に折曲げて構成している。車両10の長手方
向に沿ったパイプ63aはパイプ61b、62bとパイ
プ61d、62dとを接続する垂直部分のパイプ61
c、62cの比較的下部に載っている。パイプ63aは
パイプ61c、62cにボルト(図示せず)で固定して
いる。この固定手段は図4に同様である。また、リベッ
トで固定してもよい。
【0043】車両10の幅方向に沿った部分のパイプ6
3b、63bはパイプ63a、63aよりも若干上方に
おいて水平に配置している。このパイプ63b、63b
は比較的高い位置にあるので、吊輪を吊下げる棒とな
る。
【0044】パイプ63は所望の本数のパイプを接続し
て連続したパイプとしている。この接続手段は連結金具
43を用いたパイプ41e(41g)とパイプ42c
(42e)との接続手段と同一である。
【0045】パイプ61、62、63は鏡面バブ仕上げ
である。荷物棚70はアルミニウム又はステンレスの板
である。
【0046】上記のリベットは一方の側から結合作業を
行うことができるものであり、公知のものである。リベ
ットに代えてビスでも良い。
【0047】このように、上部の接客設備60も壁22
や天井23に取付けるためのフランジを不要にでき、溶
接を不要にできるものである。従って、鏡面バブ仕上げ
を考慮すると極めて安価にできるものである。
【0048】尚、パイプ61と62とからなる四角形の
パイプはU状に折曲げた2つのパイプを天井23の部分
で連結してもよい。天井で連結するので、乗客が振れる
ことがなく、また意匠の観点からもパイプの端部同士を
連結する手段を不要にできる。
【0049】図8の実施例はパイプ61c(62c)に
対するパイプ63aの固定手段の他の例を示すものであ
る。押え金具65の両端をリベット67でパイプ61c
(62c)に固定することにより、パイプ53aを固定
している。
【0050】パイプ51、52を壁22や天井23へ固
定する手段として図5の手段を用いることができる。
【0051】端部の接客設備40の他の実施例を説明す
る。
【0052】図9の実施例は、袖仕切り棒41a、41
cをパイプ41とは別パイプで構成したものである。別
のパイプを折曲げて四角形に設けている。四角形の上下
の辺が袖仕切り棒41a、41cとなる。一方の垂直片
41mはパイプ41fに平行であり、ボルト51でパイ
プ41fに結合している。この四角形を構成するパイプ
の端部の結合手段は連結金具43を用いたパイプ41、
42の結合手段と同一である。
【0053】他は図2に同様である。つまり、この実施
例はつかみ棒41f、42aを構成する大きなほぼ四角
形に袖仕切り棒41a、41cを構成する小さなほぼ四
角形を取付けている。
【0054】パイプ42a、42e、41g、41f,
41e,42c,42b、および連結金具43等は第1
の装置を構成する。パイプ41b、41c、41m、4
1a、および連結金具43等は第2の装置を構成する。
パイプ41bのボルト51は第3の締結手段を構成す
る。パイプ41mとパイプ41fとを固定するボルト5
1は第4の締結手段を構成する。
【0055】図10の実施例は袖仕切り棒41a、つか
み棒41f、上部のパイプ41g、42e、およびつか
み棒42aをほぼ四角形とし、袖仕切り棒41c、下部
のつかみ棒41d、パイプ41e、42c、41bをほ
ぼ四角形としたものである。つかみ棒41fの下部とつ
かみ棒41dとの下部を重ねてボルト等で結合してい
る。それぞれの四角形を構成するパイプは連結金具43
を用いて連結している。
【0056】図11の実施例は袖仕切り棒を一本にした
例である。ほぼ四角形の上側の組の下辺とほぼ四角形の
下側の組の上面とを袖仕切り棒41cの部分においてリ
ベット等で結合している。
【0057】前記上側の組を第1の装置という。前記下
側の組を第2の装置という。上下の 組の締結手段を第3
の締結手段という。下側の組と壁と22との締結手段を
第4の締結手段という。
【0058】図9において袖仕切りを一本にする場合は
U状に折曲げたパイプを逆U状に配置する。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、腰掛の端部の接客設備
の溶接を少なくでき、安価にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の客室の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の腰掛の端部の接客設備の正
面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】本発明の一実施例の壁への固定部の断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のパイプの固定部の背面図で
ある。
【図6】腰掛の周囲の部分を室内から室外方向に見た図
面である。
【図7】図4の平面図である。
【図8】本発明のパイプとパイプとの固定手段を示す縦
断面図である。
【図9】本発明の他の実施例の腰掛の端部の接客設備の
正面図である。
【図10】本発明の他の実施例の腰掛の端部の接客設備
の正面図である。
【図11】本発明の他の実施例の腰掛の端部の接客設備
の正面図である。
【符号の説明】
21…通路、22…壁、23…天井、25…腰掛、26
…ドア、41a,41c…袖仕切り棒、41d,41
f,42a…つかみ棒、43…連結金具、61b,62
b,63a,63b…つかみ棒、70…荷物棚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−125670(JP,U) 特公 昭48−27804(JP,B1) 実公 昭48−3948(JP,Y1) 実公 昭52−22723(JP,Y2)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲げた1つ又は複数のパイプを組合せる
    ことにより車両の長手方向から見て輪状でかつほぼ四角
    形に構成して接客設備を構成しており、前記 パイプの端部同士の連結はそれぞれのパイプ内に挿
    入又は外方に配置した連結金具とパイプとを外方から締
    結する第1の締結手段で固定しており、 前記四角形の垂直方向の2辺をそれぞれ第1のつかみ
    棒、第2のつかみ棒としており、 前記第1のつかみ棒の上下端部は、出入口の近傍の壁に
    第2の締結手段によって固定しており、 前記第1のつかみ棒は前記壁との間に隙間を有している
    こと、 を特徴とする鉄道車両。
  2. 【請求項2】請求項1の鉄道車両において、前記第2の
    締結手段は前記第1のつかみ棒の上下端部の前記パイプ
    を貫通したボルトであること、を特徴とする鉄道車両。
  3. 【請求項3】請求項1の鉄道車両において、前記四角形
    の上辺下辺の位置でパイプの端部同士を連結しており、
    この連結は前記第1の締結手段で行っていること、を特
    徴とする鉄道車両。
  4. 【請求項4】請求項1の鉄道車両において、前記4角形
    の上辺は荷物棚に固定しており、前記4角形の下辺は前
    記出入口の近傍の腰掛の下部に固定していること、を特
    徴とする鉄道車両。
  5. 【請求項5】折曲げた1つ又は複数のパイプを組合せる
    ことにより接客設備を構成しており、 該接客設備は、車両の長手方向から見たとき、出入口の
    近傍の壁に沿った第1 の部材と、該第1の部材の上端に
    おいて車内側に向けて水平方向に設けた第2の部材と、
    該第2の部材の先端において下方に向けて設けた第3の
    部材と、該第3の部材の下端において、 腰掛に座った乗
    員の高さ付近において前記壁側に向けて設けた第4の部
    材と、該第4の部材の先端において上方に向けて前記壁
    に沿って設けた第5の部材と、該第5の部材の先端にお
    いて、前記第4の部材の上方に沿って設けた第6の部材
    と、該第6の部材の先端であって前記第3の部材の下部
    付近において下方に向けて設けた第7の部材と、該第7
    の部材の先端において前記壁に向けて設けられ、前記第
    1の部材の下部に接続した第8の部材と、からなり、 前記パイプの端部同士の連結はそれぞれのパイプ内に挿
    入又は外方に配置した連結金具とパイプとを外方から締
    結する第1の締結手段で固定しており、 前記第1の部材の上下端部は、前記壁に第2の締結手段
    によって固定しており、 前記第1の部材の前記上下端部の間は前記壁との間に隙
    間を有しており、 前記第5の部材は前記壁に第3の締結手段によって固定
    していること、 を特徴とする鉄道車両。
  6. 【請求項6】折曲げた1つ又は複数のパイプを組合せる
    ことにより接客設備を構成しており、 該接客設備は第1の装置と第2の装置とからなり、該第
    1の装置と第2の装置のそれぞれは車両の長手方向から
    見たとき、輪状でかつほぼ四角形であり、 前記第1の装置の4角形の内部に実質的に前記第2の装
    置があり、 前記第1の装置と前記第2の装置のそれぞれの前記パイ
    プの端部同士の連結はそれぞれのパイプ内に挿入又は外
    方に配置した連結金具とパイプとを外方から締結する第
    1の締結手段で固定しており、 前記第1の装置の四角形の垂直方向の2辺をそれぞれ第
    1のつかみ棒、第2のつかみ棒としており、 前記第1のつかみ棒の上下端部は、出入口の近傍の壁に
    第2の締結手段によって固定しており、 前記第1のつかみ棒は前記壁との間に隙間を有してお
    り、 前記第2の装置の4角形の垂直方向の2つの辺のうち前
    記壁側の辺を前記壁に第3の締結手段によって固定して
    おり、前記垂直方向の2つの辺のうち他の辺を前記第1
    の装置の前記第2のつかみ棒に第4の締結手段によって
    固定しており、 前記第2の装置の前記4角形の上辺は腰掛に座った乗員
    の高さ付近にあること、 特徴とする鉄道車両。
  7. 【請求項7】折曲げた1つ又は複数のパイプを組合せる
    ことにより接客設備を構成しており、 該接客設備は第1の装置と第2の装置とからなり、該第
    1の装置と第2の装置のそれぞれは車両の長手方向から
    見たとき、輪状でかつほぼ四角形であり、 前記第1の装置の下部に前記第2の装置があり、 前記第1の装置と前記第2の装置のそれぞれの前記パイ
    プの端部同士の連結はそれぞれのパイプ内に挿入又は外
    方に配置した連結金具とパイプとを外方から締結する第
    1の締結手段で固定しており、 前記第1の装置の四角形の垂直方向の2辺をそれぞれ第
    1のつかみ棒、第2のつかみ棒としており、 前記第1のつかみ棒の上下端部は、出入口の近傍の壁に
    第2の締結手段によって固定しており、 前記第1のつかみ棒は前記壁との間に隙間を有してお
    り、 腰掛に座った乗員の高さ付近において、前記第1の装置
    の前記4角形の下辺と前記第2の装置の前記4角形の上
    辺とを第3の締結手段によって固定しており、 前記第2の装置の前記4角形の垂直方向の2つの辺のう
    ち前記壁側の辺を前記壁に第4の締結手段によって固定
    していること、 特徴とする鉄道車両。
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