JP7471860B2 - 鉄道車両 - Google Patents
鉄道車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7471860B2 JP7471860B2 JP2020031605A JP2020031605A JP7471860B2 JP 7471860 B2 JP7471860 B2 JP 7471860B2 JP 2020031605 A JP2020031605 A JP 2020031605A JP 2020031605 A JP2020031605 A JP 2020031605A JP 7471860 B2 JP7471860 B2 JP 7471860B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger compartment
- luggage
- luggage shelf
- base body
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 23
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 108010066278 cabin-4 Proteins 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
側パネルに設ける切欠部を荷棚の形状に合わせたものとするのは、側パネルは見付け面であるためであり、乗客が切欠部を可能な限り目視できないようにするためである。切欠部を大きく取れば、荷棚を取り付ける際に、荷棚と切欠部の位置合わせが容易となるが、切欠部が目視できるようになってしまい、見栄えが悪くなる。一方で、切欠部を小さくし過ぎると、荷棚と切欠部の形状が合わなくなってしまい、荷棚を側壁に取り付けられなくなってしまう。
(1)車両構体に囲まれた空間としての客室を有する鉄道車両であって、客室に配設される腰掛と、腰掛の客室の天井側に、車両構体を構成する側構体に沿って長手方向を有するように配置される荷棚と、を備える鉄道車両において、荷棚と、荷棚の長手方向端部に連結することで荷棚を保持する保持柱と、保持柱が立設されるベース体と、により荷棚ユニットが構成されること、荷棚ユニットはベース体のみが車両構体を構成する床構体の客室の側の面に結合され、側構体からは独立した状態で客室の内部に組付けられること、を特徴とする。
客室の、ロングシートの客室の内方側には、通路が設けられている。ベース体が床構体に結合される場合、ベース体が通路上に位置すると、乗客がベース体につまずき、転倒するおそれがある。そこで、ベース体を、袖仕切りの客室の床側であって、袖仕切りの客室の内方側の先端部よりも客室の外方側に位置させることで、ベース体が通路にいる乗客の邪魔にならず、乗客がつまずくおそれが低減される。
本発明の鉄道車両の第1の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は第1の実施形態に係る鉄道車両1の、枕木方向に切断した断面図である。鉄道車両1は、在来線等の通勤車両であり、図1に示されるように、車両構体2に囲まれた空間として、客室3を内部に有している。また、鉄道車両1の側面には、客室3に乗客が出入り可能な乗降口32(図2参照)が設けられている。
(1)車両構体2に囲まれた空間としての客室3を有する鉄道車両1であって、客室3に配設される腰掛(例えば、ロングシート4)と、腰掛(例えば、ロングシート4)の客室3の天井29側に、車両構体2を構成する側構体22に沿って長手方向を有するように配置される荷棚61(91)と、を備える鉄道車両1において、荷棚61(91)と、荷棚61(91)の長手方向端部に連結することで荷棚61(91)を保持する保持柱62(92)と、保持柱62(92)が立設されるベース体63と、により荷棚ユニット6が構成されること、荷棚ユニット6はベース体63のみが車両構体2の客室3の側の面に結合され、側構体22からは独立した状態で客室3の内部に組付けられること、を特徴とする。
次に本発明の鉄道車両の第2の実施形態について、図4を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態に係る鉄道車両201は、車両構体2に囲まれた空間として客室3を内部に有しており、乗客が出入り可能な乗降口32(図2参照)が設けられている点と、車両構体2が、台枠21と、一対の側構体22と、屋根構体23と、不図示の妻構体とからなる点と、それぞれの構体にパネル(床板パネル24、側パネル25、天井パネル26)が取り付けられ、客室の内壁(床27、側壁28、天井29)が形成されている点と、側壁28に沿って長手方向を有するロングシート4が配設され、ロングシート4の長手方向の両端部に、袖仕切り5が配設されている点は、第1の実施形態に係る鉄道車両1と同様である。
また、保持柱72Bは、床27に対して直角ではなく、通路側にやや倒れるようにして天井29に向かって延伸している。保持柱72Bも、丸棒状に形成されているため、乗客が握りやすくなっており、乗降口32付近に立つ乗客が、手すりとして利用することができる。従来、鉄道車両の乗降口の両脇の側壁には、手すりが設置されるが、本実施形態によれば、保持柱72Bを乗降口32の両脇の手すりとして利用できるため、乗降口32の両脇の側壁28に手すりを設置する必要がなく、製造コストの削減につながる。
(3)(1)に記載の鉄道車両201において、ベース体73(83)は、車両構体2を構成する床構体(台枠21と床板パネル24の両方、またはいずれか一方)の客室3の側の面に結合されること、ベース体73(83)から、2本の保持柱72A・72B(82A・82B)が、客室3の天井29側に向かって立設され、2本の保持柱72A・72B(82A・82B)のそれぞれの、客室3の天井29側の端部が、荷棚71(81)に連結していること、を特徴とする。
客室3の、ロングシート4の客室の内方側には、通路が設けられている。ベース体73(83)が床構体(台枠21と床板パネル24の両方、またはいずれか一方)に結合される場合、ベース体73(83)が通路上に位置すると、乗客がベース体73(83)につまずき、転倒するおそれがある。そこで、ベース体73(83)を、袖仕切り5の客室3の床27側であって、袖仕切り5の客室3の内方側の先端部よりも客室3の外方側に位置させることで、ベース体73(83)が通路にいる乗客の邪魔にならず、乗客がつまずくおそれが低減される。
次に本発明の鉄道車両の第3の実施形態について、図8および図9を参照しながら詳細に説明する。
第3の実施形態に係る鉄道車両202は、車両構体2に囲まれた空間として客室3を内部に有しており、乗客が出入り可能な乗降口32(図2参照)が設けられている点と、車両構体2が、台枠21と、一対の側構体22と、屋根構体23と、不図示の妻構体とからなる点と、それぞれの構体にパネル(床板パネル24、側パネル25、天井パネル26)が取り付けられ、客室の内壁(床27、側壁28、天井29)が形成されている点と、側壁28に沿って長手方向を有するロングシート4が配設され、ロングシート4の長手方向の両端部に、袖仕切り5が配設されている点は、第1の実施形態に係る鉄道車両1および第2の実施形態に係る鉄道車両201と同様である。
(5)(1)に記載の鉄道車両202において、ベース体103は、車両構体2を構成する屋根構体23の客室3の側の面に結合されること、を特徴とする。
2 車両構体
3 客室
4 ロングシート(腰掛の一例)
6 荷棚ユニット
22 側構体
61 荷棚
62 保持柱
63 ベース体
Claims (4)
- 車両構体に囲まれた空間としての客室を有する鉄道車両であって、前記客室に配設される腰掛と、前記腰掛の前記客室の天井側に、前記車両構体を構成する側構体に沿って長手方向を有するように配置される荷棚と、を備える鉄道車両において、
前記荷棚と、前記荷棚の長手方向端部に連結することで前記荷棚を保持する保持柱と、前記保持柱が立設されるベース体と、により荷棚ユニットが構成されること、
前記荷棚ユニットは、前記ベース体のみが前記車両構体を構成する床構体の前記客室の側の面に結合され、前記側構体からは独立した状態で前記客室の内部に組付けられること、
を特徴とする鉄道車両。 - 車両構体に囲まれた空間としての客室を有する鉄道車両であって、前記客室に配設される腰掛と、前記腰掛の前記客室の天井側に、前記車両構体を構成する側構体に沿って長手方向を有するように配置される荷棚と、を備える鉄道車両において、
前記荷棚と、前記荷棚の長手方向端部に連結することで前記荷棚を保持する保持柱と、前記保持柱が立設されるベース体と、により荷棚ユニットが構成されること、
前記荷棚ユニットは、前記ベース体のみが前記車両構体の前記客室の側の面に結合され、前記側構体からは独立した状態で前記客室の内部に組付けられること、
前記ベース体は、前記車両構体を構成する床構体の前記客室の側の面に結合されること、
前記ベース体には、1本の前記保持柱が、前記客室の天井側に向かって立設され、前記保持柱の、前記客室の天井側の端部が、前記荷棚に連結していること、
を特徴とする鉄道車両。 - 車両構体に囲まれた空間としての客室を有する鉄道車両であって、前記客室に配設される腰掛と、前記腰掛の前記客室の天井側に、前記車両構体を構成する側構体に沿って長手方向を有するように配置される荷棚と、を備える鉄道車両において、
前記荷棚と、前記荷棚の長手方向端部に連結することで前記荷棚を保持する保持柱と、前記保持柱が立設されるベース体と、により荷棚ユニットが構成されること、
前記荷棚ユニットは、前記ベース体のみが前記車両構体の前記客室の側の面に結合され、前記側構体からは独立した状態で前記客室の内部に組付けられること、
前記ベース体は、前記車両構体を構成する床構体の前記客室の側の面に結合されること、
前記ベース体から、2本の前記保持柱が、前記客室の天井側に向かって立設され、2本の前記保持柱のそれぞれの、前記客室の天井側の端部が、前記荷棚に連結していること、
を特徴とする鉄道車両。 - 車両構体に囲まれた空間としての客室を有する鉄道車両であって、前記客室に配設される腰掛と、前記腰掛の前記客室の天井側に、前記車両構体を構成する側構体に沿って長手方向を有するように配置される荷棚と、を備える鉄道車両において、
前記荷棚と、前記荷棚の長手方向端部に連結することで前記荷棚を保持する保持柱と、前記保持柱が立設されるベース体と、により荷棚ユニットが構成されること、
前記荷棚ユニットは、前記ベース体のみが前記車両構体の前記客室の側の面に結合され、前記側構体からは独立した状態で前記客室の内部に組付けられること、
前記腰掛は、前記側構体に沿って長手方向を有するロングシートであること、
前記鉄道車両は、前記ロングシートの長手方向端部に、前記側構体から前記客室の内方側に向かって立設される袖仕切りを備えること、
前記ベース体は、前記袖仕切りの前記客室の床側であって、前記袖仕切りの前記客室の内方側の先端部よりも前記客室の外方側において、前記車両構体を構成する床構体の前記客室の側の面に結合されること、
を特徴とする鉄道車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020031605A JP7471860B2 (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 鉄道車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020031605A JP7471860B2 (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 鉄道車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021133819A JP2021133819A (ja) | 2021-09-13 |
JP7471860B2 true JP7471860B2 (ja) | 2024-04-22 |
Family
ID=77659944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020031605A Active JP7471860B2 (ja) | 2020-02-27 | 2020-02-27 | 鉄道車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7471860B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200383897Y1 (ko) | 2005-02-21 | 2005-05-10 | 김미연 | 상,하로 이동이 가능한 지하철 열차의 선반 |
JP2007137405A (ja) | 2005-03-17 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 軌条車両 |
JP2008296815A (ja) | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両 |
-
2020
- 2020-02-27 JP JP2020031605A patent/JP7471860B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200383897Y1 (ko) | 2005-02-21 | 2005-05-10 | 김미연 | 상,하로 이동이 가능한 지하철 열차의 선반 |
JP2007137405A (ja) | 2005-03-17 | 2007-06-07 | Hitachi Ltd | 軌条車両 |
JP2008296815A (ja) | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021133819A (ja) | 2021-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7762496B2 (en) | Overhead flight crew rest | |
US6685254B2 (en) | Low floor mass transit vehicle | |
JP5209663B2 (ja) | 鉄道車両 | |
WO2011142208A1 (ja) | 鉄道車両 | |
JP2011235733A (ja) | 鉄道車両 | |
JP5209664B2 (ja) | 鉄道車両 | |
JP6034698B2 (ja) | 鉄道車両 | |
WO2011142207A1 (ja) | 鉄道車両 | |
JP5209665B2 (ja) | 鉄道車両 | |
JP5209666B2 (ja) | 鉄道車両 | |
JP4916384B2 (ja) | 鉄道車両 | |
WO2011142206A1 (ja) | 鉄道車両 | |
JP6074155B2 (ja) | 鉄道車両用構体、及びそれを備える鉄道車両 | |
JP2009500218A (ja) | 床の上に座席レールを固定する装置、並びにそのような固定装置を備えた航空機 | |
JP7471860B2 (ja) | 鉄道車両 | |
ES2935512T3 (es) | Un carro restaurante modular, en particular para un vehículo ferroviario | |
JP2011235729A (ja) | 鉄道車両 | |
JP5730415B2 (ja) | 鉄道車両 | |
CN107709129A (zh) | 车辆 | |
EP2763880B1 (de) | Schienenfahrzeug mit einer schall- und schwingungsisolierten raum-in-raum-kabine | |
RU178175U1 (ru) | Транспортное средство с сиденьем | |
CN212685325U (zh) | 一种翻转型座椅的车身安装结构 | |
CN209921317U (zh) | 背靠背座椅骨架、车辆构架及车辆 | |
JP2007062440A (ja) | 鉄道車両の車体構造 | |
JP2002316639A (ja) | 鉄道車両の先頭部構体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7471860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |