JP2595241B2 - 角折り包装方法 - Google Patents

角折り包装方法

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JP2595241B2
JP2595241B2 JP62119469A JP11946987A JP2595241B2 JP 2595241 B2 JP2595241 B2 JP 2595241B2 JP 62119469 A JP62119469 A JP 62119469A JP 11946987 A JP11946987 A JP 11946987A JP 2595241 B2 JP2595241 B2 JP 2595241B2
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Japan
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product
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JP62119469A
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俊一 湯浅
強 佐久間
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株式会社 川島製作所
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、横ピロー包装機と折合わせ機によって高速
包装が可能であり、特に和菓子等の食品に好適な角折り
と称する包装形態を実現する角折り包装方法に関する。
<従来技術及びその問題点> 和菓子等の食品を包装する従来の包装装置及び包装方
法には、実開昭50−65860号、実開昭51−132368号、実
開昭55−117968号、実開昭55−127004号、実開昭60−68
213号、実公昭57−14166号、実公昭57−37682号、実公
昭57−37684号、実公昭58−40001号があるが、実公昭57
−37682号は奉書折りの包装形態であり、それ以外は、
角折りの包装形態である。
これまで、角折りは、横ピロー包装機により行われた
例はなかった。奉書折りについては、横ピロー包装機に
より行われた例がある(特願昭61−11311号、特願昭61
−11312号)。角折りが横ピロー包装機により行われて
こなかった理由としては、包装形態が横ピロー包装機で
行える包装形態から大きくかけ離れているからであっ
た。
すなわち、横ピロー包装機による包装形態は和菓子等
の個包装に好まれるものではなかった。
しかしながら、市場のニーズは、角折りについても横
ピロー包装機による包装が行えるように求められてい
る。
その理由は、横ピロー包装機は角折りの包装機に比べ
て、包装能力(単位時間当りに包装できる個数)がきわ
めて大きいこと、横ピロー包装機によれば完全密封包装
ができるのに対し、角折りの包装機においては完全密封
が行われないことにある。
他方、ホットメルトアプリケーターは高価なので、新
規な角折り包装を実現するに際し、ホットメルトの使用
をなくすることが求められている。
<発明の目的> 本発明の主たる目的は、和菓子等の食品に好適な角折
り包装を称する包装形態を実現するものであって、完全
密封が計られる新規な角折り包装ができる角折り包装方
法を提供することにある。
本発明の副次的目的は、横ピロー包装機と、折合わせ
機によって高速包装が可能な新規な角折り包装ができる
角折り包装方法を提供することにある。
本発明の副次的目的は、ホットメルトが一切不要にし
て、装置コストを大幅に低く抑えられる新規な角折り包
装ができる角折り包装方法を提供することにある。
<発明の構成> 本発明の角折り包装方法によれば、 第一工程として、内面が熱融着性プラスチックスフィ
ルムで外面が非熱融着性プラスチックスフィルムよりな
る包材を筒状に折り曲げかつ幅方向の両端内面同士を突
合わせて溶着によりセンターシールを施し、かつその過
程で中程に製品を収容し、次いで製品の両側に延びてい
る筒状の耳部分であって、製品の上面中央で立合わせ得
るように所要長さの該耳部分に、製品の際でエンドシー
ルを施す。第二工程として、両側の耳部分の前記エンド
シールを施した箇所から所要長さ離れた箇所の片面のみ
に小孔を設ける。第三工程として、両側の耳部分のエン
ドシールを施した箇所から小孔までの間の箇所を加熱圧
着する。第四工程として、該両側の耳部分を立てる。第
五工程として、立てた両側の耳部分を製品上面に沿わせ
て折曲げ、さらに製品中央で突合わせて立上げるととも
に、立上がりの付根に位置する前記両側の耳部分の小孔
により露出したフィルム内面同士を溶着する。第六工程
として、製品中央で突合わされて立上がる一対の耳部分
を水平に開く。
以上の工程からなることを特徴としている。
<実施例> 第1図(a)〜(i)は、本発明の角折り包装方法を
形態によって示す包装工程図である。
第1図(a)〜(c)は横型正ピロー包装機で処理さ
れた第一工程の形態を示す平面図、正面図及び製品が収
容された箇所の断面図である。
この第一工程の形態は、内面が熱融着性プラスチック
スフィルムで外面が非熱融着性プラスチックスフィルム
よりなる包材Fを筒状に折り曲げかつ幅方向の両端の内
面同士を突合わせて溶着によりセンターシール1を施
し、かつその過程で中程に製品Sを収容し、次いで製品
Sの両側に延びている筒状の耳部分2であって、製品S
の上面中央で立合わせ得るように所要長さの該耳部分2
に、製品Sの際でガセット3を入れてエンドシール4を
施したものである。横ピロー包装機に使用する包材F
は、連続紙であり、両端のV形のカットが最後に行われ
る。なお横型逆ピロー包装機で処理し、センターシール
1が下側になるように引繰り返しても良い。
第1図(d)は、第二工程の形態を示す平面図であ
る。この工程は、両側の耳部分2の前記エンドシールを
施した箇所4よりそれぞれ所要長さ離れた所のセンター
シール1を有する面と反対側の面に小孔5を設ける。耳
部分2の端は、シールされていないので横ピロー包装機
でカットされても第1図(b)の如く開いているから、
ダイプレートを差し入れて上方からパンチを下降するこ
とにより、該小孔5を設けることができる。
第1図(e)と(f)は、第三工程の形態を示す平面
図と正面図である。この工程は、両側の耳部分2の前記
エンドシールを施した箇所4から小孔5までの間の箇所
6を加熱圧着する。これは、包材Fの膨みを抑えて第四
工程以降の折込みや接着が良好に行われるようにするた
めである。
第1図(g)は、第四工程の形態を示す正面図であ
る。この工程では、両側の耳部分2を製品側面に密着し
て立ち上がるように折り上げる。両側の耳部分2は、製
品Sよりも十分に長く立上がる。
この第四工程では、センターシール1は、外側に見え
るようにする。なぜならば、第二工程において穿けた小
孔5、5を互いに対向させる必要があるからである。
従って、第一工程を逆ピロー包装機で処理する場合に
はセンターシールが上にくるから、少くとも第四工程に
おいて引繰り返さなければならない。
第1図(h)は、第五工程の形態を示す平面図と正面
図である。この工程は、製品Sよりも高く立上がる両側
の耳部分2、2をさらに製品Sの上面に密着するように
水平に折曲げ、中央で突合わせて立合げるとともに、立
上がりの付根に位置する前記両側の耳部分の小孔5より
露出したフィルム内面同士を図示しない一対のヒータで
加圧して溶着する。
第1図(i)は、第六工程の形態を示す平面図と正面
図である。この工程は、製品中央で突合わされて立上が
る一対の耳部分を水平に開くとともに上面のセンターシ
ールを隠せば、包装が完了する。両側の耳部分2は、端
がV形にカットされているので製品Sの上面中央で付合
わせて開かれると、一対の耳部分2は、蝶形となって開
くから包装の品格・興趣が高まる。
特に、第四工程〜第六工程を実施するきわめて有用な
折合わせ機を第2図に例示する。この折合わせ機は、両
側の耳部分2、2を立上げる一対の耳立上げ板P、P
と、テーブルTの上に垂下して設けられており製品Sの
給送前は上昇位置にあり下側に給送される製品Sとの間
に所要隙間が確保され、その後所要時間経過後に下降す
る耳開き用押圧プレートGと、両側に耳部分2、2が立
上がった後にそれよりも外方から製品Sにスレスレに製
品Sの上面中央まで入り込み互いに当接する一対のヒー
タH、Hとを備えてなる。
しかして先ず、一対の耳立上げ板P、Pで耳部分2、
2を立上げ、次いで、耳部分2、2に穿けた小孔5、5
同士を製品上面の中央で一対のヒータH、Hにより挟圧
して融着するとともに、耳開き用押圧プレートGを若干
下降させてヒータH、Hの上面との間で加圧して耳部分
2、2が開いた状態となるように折り返しを強く付ける
ものである。
<変形例> 第一工程を、横ピロー包装機によらないで包装しても
良い。すなわち、所定形状のシート状の包材の中央に製
品を置いて一対の側辺を製品の側面に密着するように立
上げ、製品の上面に密着して中央で包材の内面同士を付
合わせて、それらを一対のヒータで挟圧し溶着によりセ
ンターシールをし、次いで、製品の際でガセットを入れ
てエンドシールをしても良い。
耳部分2の端のV形カットは必要的ではない。また他
の適宜のカット形状にしても良い。
第二工程で設ける小孔5は、センターシール1を有す
る面に対して行っても良い。この場合でも、第四工程で
耳部分2、2を立上げたときに、両側に小孔5、5を対
向させなければならない。したがって、センターシール
1も内向きになる。センターシール1は、第六工程で蝶
型に開いた耳部分において上に見えることになるので、
好ましくは第七工程としてこのセンターシール1を隠す
細長いラベルを貼り包装の品格を高めるのが良い。
<発明の効果> 以上説明してきたように、本発明の角折り包装方法に
よれば、 第一工程については横ピロー包装機によって行うこと
ができ、第二工程から第六工程について一つの機械とし
てまとめられる折合わせ機によって行うことが可能であ
る。
かかる折合わせ機は、横ピロー包装機によって完全密
封包装された製品の位置ずれの虞れがないものを両側の
耳部分について小孔を穿け、折合わせ、かつ必要な熱シ
ールをするだけで良いので、機械構造が比較的簡単にな
り、しかも格段と大きな包装能力が得られることにな
り、横ピロー包装機一台に折合わせ機一台をライン接続
すれば、高速包装が可能であり、特に和菓子等の食品に
好適な角折りと称する包装形態を実現することができ
る。
また、第一工程では製品を完全密封することになるの
で、従来の角折り包装機が完全な密封包装ではないのに
比べて優れている。
さらに本発明によれば、ホットメルトを一切使用しな
いで済むので、ホットメルトアプリケーターを使用する
場合に比べて機械装置を大幅に低く抑えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(i)は、本発明の包装方法を形態によ
って示す包装工程図である。第1図(a)〜(c)は横
ピロー包装機で処理された第一工程の形態を示す平面
図、正面図及び製品が収容された箇所の断面図である。
第1図(d)は、第二工程の形態を示す平面図である。
第1図(e)と(f)は、第三工程の形態を示す平面図
と正面図である。第1図(g)は、第四工程の形態を示
す正面図である。第1図(h)は、第五工程の形態を示
す正面図である。第1図(i)は、第六工程の包装完了
形態を示す斜視図である。 第2図は、第四工程〜第六工程を実施する折合わせ機を
例示する正面図である。 F……包材、 S……製品、 1……センターシール、 2……耳部分、 3……ガセット、 4……エンドシール、 5……小孔、 6……エンドシールと小孔までの部分、 P……耳立上げ板、 G……耳開き用押圧プレート、 H……ヒータ、 T……テーブル、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1工程として、内面が熱融着性プラスチ
    ックスフィルムで外面が非熱融着性プラスチックスフィ
    ルムよりなる包材を筒状に折り曲げかつ幅方向の両端内
    面同士を突合わせて溶着によりセンターシールを施し、
    かつその過程で中程に製品を収容し、次いで製品の両側
    に延びている筒状の耳部分であって、製品の上面中央で
    立合わせ得るように所要長さの該耳部分に、製品の際で
    エンドシールを施す。 第二工程として、両側の耳部分の前記エンドシールを施
    した箇所から所要長さ離れた箇所の片面のみに小孔を設
    ける。 第三工程として、両側の耳部分のエンドシールを施した
    箇所から小孔までの間の箇所を加熱圧着する。 第四工程として、該両側の耳部分を立てる。 第五工程として、立てた両側の耳部分を製品上面に沿わ
    せて折曲げ、さらに製品中央で突合わせて立上げるとと
    もに、立上がりの付根に位置する前記両側の耳部分の小
    孔より露出したフィルム内面同士を溶着する。 第六工程として、製品中央で突合わされて立上がる一対
    の耳部分を水平に開く。 以上の工程からなる角折り包装方法。
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