JPS6350269B2 - - Google Patents

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JPS6350269B2
JPS6350269B2 JP16917080A JP16917080A JPS6350269B2 JP S6350269 B2 JPS6350269 B2 JP S6350269B2 JP 16917080 A JP16917080 A JP 16917080A JP 16917080 A JP16917080 A JP 16917080A JP S6350269 B2 JPS6350269 B2 JP S6350269B2
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JP
Japan
Prior art keywords
package
opening
heat
bag
contents
Prior art date
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Expired
Application number
JP16917080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5796970A (en
Inventor
Toyoichi Shinkai
Tsuneo Ito
Toshikazu Murano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ninben Co Ltd
Original Assignee
Ninben Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ninben Co Ltd filed Critical Ninben Co Ltd
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Publication of JPS5796970A publication Critical patent/JPS5796970A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、食品等の包装体に係り、例えば削
り節等を不活性ガスとともに封入し、その品質保
持と使用時における簡便さを高めた包装体に関す
るものである。
<従来の技術> 従来、この種の削り節を封入した少量分包の包
装体は第1図ないし第2図に示すように封筒状の
容器1に削り節等の内容物2を不活性ガスととも
に封入して開口部を熱溶着等により密封したもの
(以下、第1の包装体と略称する)がある。
また、特公昭53―16756号公報に開示された四
面体状包装体(以下、第2の包装体と略称する)
もある。
この第2の包装体は、 A 熱接着性の薄いフイルム状素材の両側端をそ
の内面どうしが互いに相接するように合掌形に
併せて加熱圧着を行い、外部に張り出した外ひ
れのある中空円筒状包装体を形成する工程と B 上記外ひれの下端を中空円筒の外面に沿つて
横に倒し、この倒した部分が包装体底辺の中央
部に位置するよう中空円筒の下端部を押し潰し
てこの部分を外ひれ下端とともに加熱圧着によ
り固着して包装体底部を形成する工程と C さらに、前記包装体内部に収納物を入れた
後、中空円筒の上端を外ひれの上端における合
掌面の延長方向に沿つて押し潰して加熱圧着を
行い上記中空円筒の上端を、前記合掌形外ひれ
の上端と一直線をなすように密封する工程と を経て製造される。
<発明が解決しようとする問題点> 第1の包装体は内容物2の容積が著しく少ない
ので内容物2の充填時に押し込んだり強制的に圧
縮したりするために内容物2が破壊されて、製品
の損失が多く歩留りが悪いものであつた。また使
用に際しては食卓上に座りが悪く、一担開封した
まま食卓上に置けば内容物2がこぼれ落ちるなど
の問題点があつた。
また、第2の包装体は次のような種々の問題点
を包含するものであつた。
即ち、第2の包装体は、そのB工程に於て包装
体底部を形成するに際し、A工程で形成された円
筒状包装体を押し潰すと同時に、その加熱圧着部
である外ひれの下端を包装体底辺の中央部に位置
するようにしなければならないので精度のよい装
置を必要とし、若し、その位置がずれた場合には
安定した形状の包装体とはならない。さらに、C
工程で密封する場合、中空円筒の上端を前記合掌
形外ひれの上端と一直線をなすように行わなけれ
ばならないが、中空円筒を押し潰して、このよう
に加熱圧着して密封部を形成できるのは唯一箇所
しかなく、精度のよい装置を用いたとしても、操
作上困難であり、その位置が少しでもずれた場合
には形状がよくないものとなることは勿論、目的
とする包装体とはならない。しかも、このC工程
は第2の包装体の最大の特徴とも云えるものであ
り、中空円筒の上端と外ひれの上端とが一直線を
なすように加熱圧着することが必須となつてい
る。
しかし、用いられる熱接着性の薄いフイルム状
素材は、一般に、加熱圧着などの操作を経て、常
温に戻つた場合には固化が強まり、ましてA工程
により形成される外ひれは二層となるから、薄い
フイルム素材と言えども、その剛性は非常に高ま
る。この外ひれはB工程で、その下端部分のみと
は言え横に倒した状態で、その中空円筒の下端部
とともに強く加熱圧着して固着されるものである
から、この際、既に剛性の高い外ひれはその全体
が強い横倒しぐせを生じることになり、包装体の
剛性を増大させることについては左程寄与しない
ものとなるとともに、C工程で密封する時、包装
体底部より密封しようとする中空円筒の上端まで
の距離が異常に長い場合を除いては、中空円筒の
上端と外ひれの上端とを一直線状に密封すること
は非常に困難である。特に、得ようとする包装体
(四面体状)において、この外ひれを面内に有す
る包装体の一面(三角形状)を以て説明すると、
包装体を底辺とし、外ひれを高さ(垂直)とする
三角形となるが、その底辺の長さと同一か、それ
以下の高さ(外ひれの長さ)を有する包装体の場
合は殆ど不可能と言つてよい。
以上、第2の包装体の製造に当つては上記した
ような多くの問題点が伴うものであつた。
<問題点を解決するための手段> この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、内容物を増大させて充填した内
容物の原形を保持した包装を可能にするとともに
使用時及び開封後も食卓上の座りをよくした包装
体であつて、簡単な製造法により常に適度の剛性
を有した正確な形状が得られる包装体を得ること
を目的としている。
この発明に係る包装体は食品等を少量分包する
包装体において、ガスバリヤ性の高い包装材の一
枚のシートを二つ折りにするとともに両側部を熱
溶着して上記二つ折りの折り目を底辺とし、該底
辺の対向辺を開口部とする袋体を形成し、上記袋
体の開口部より所定の内容物を充填した後、上記
袋体の開口部を底辺と略直交する方向へ折り畳ん
で熱溶着部とし、該熱溶着部及び上記底辺を稜と
する三角錐状密封容器を形成したことを特徴とし
ている。
以下、この発明を第3図乃至第6図に基づいて
詳細に説明する。
包装体の材料はガスバリヤ性の高い包装材で第
3図に示す如く一枚のシートを二つ折りにして両
側部に熱溶着により一直線状の溶着部3を施して
袋体1を形成する。この袋体1は二つ折りの折り
目が底辺となり、該底辺の対向辺が開口部1aと
なつている。
上記袋体1は更に開口部1aを第4図の如く矢
印方向に開き、該開口部1aより計量した所定量
の削り節などの内容物を充填する。内容物を充填
した後第5図に示すように開口部1aを底辺と直
交する方向へ折り畳むとともに不活性ガスを封入
しながら第6図に示す如く熱溶着して熱溶着部4
を形成する。しかして、少量分包の包装体とし
て、熱溶着部4及び上記底辺を稜とする三角錐状
(四面体)密封容器が得られる。
なお、この発明による包装体の材料はガスバリ
ヤ性の高い包装材を使用したが通気性のないフイ
ルム、例えばアルミ箔及びそれとの積層包装材等
でもよく、充填される内容物によつてはその他の
材料でも適用できるものである。
<作用> 本発明ではガスバリヤ性の高い包装材の一枚の
シートを二つ折りにして両側部を熱溶着すること
で袋体が容易に形成され、その折り目部分が袋体
の底辺となるため、中空円筒状包装体を形成する
こともなく、従つて、中空円筒の下端部を押し潰
したり、外ひれ(加熱圧着部)をその中央部に位
置させることもない。また、内容物を充填した後
の袋体はその開口部を底辺とほぼ直交するように
一直線状に熱溶着して密封すれば三角錐状(四面
体状)の包装体が形成されるものである。しかも
本発明の包装体は2ケ所の外ひれを有している
が、熱溶着して密封する以前の工程ではいずれの
外ひれも横倒したり、固着することもないので、
密封時には、これらの外ひれをいずれの方向へも
自由に横倒しながら、熱溶着して密封することが
できる。
<発明の効果> 以上詳細に説明したようにこの発明によれば次
のような種々の効果を奏する。
本発明は外ひれ(加熱圧着部)をその中央部に
位置させる必要もないので、精度のよい装置を必
要とせず、極めて容易にしかも非常に安定して、
正確な形状の袋体を得ることができるものであ
る。
また、本発明の包装体は開口部の密封に際して
密封の直交角度がわずかにずれたとしても、目的
とする形状の包装体(三角錐状)とすることは極
めて容易である。その上、密封以前の工程で外ひ
れの下端を横倒したり、固着することもなく、従
つて、外ひれ全体に強い横倒しぐせを生じさせな
いから、密封時に包装体の大きさにに関係なく一
直線状の密封が確実に行うことができる。
更に、従来の封筒状の包装体と比較しても、同
一面積の包装材を用いた場合、本発明の包装体に
より形成される内容積の方が増大するので包装材
を節約できる。しかもその内容積の増大により、
例えば削り節等を充填しても原形をそのまま維持
して充填することが可能であり、内容物の安定し
た条件下で生産ができるものである。また、開口
部の密封工程が円滑に行われるので不良品の発生
率が低く歩留りもよい。そして、少量分包した包
装体の内容物の異物の検査を行う場合にも安定し
て座りも良く、しかも使用時に一担開封しても食
卓上に置いても倒れて内容物がこぼれることがな
く、適量ずつ使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例を示す包装体の斜視図、
第2図は第1図のA―A線断面図、第3図ないし
第5図はこの発明による包装体の成型順序を示す
斜視図、第6図はこの発明による包装体に内容物
を充填して封入した状態の斜視図である。 1…包装体、2…内容物、3…溶着部、4…熱
溶着部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 食品等を少量分包する包装体において、ガス
    バリヤ性の高い包装材の一枚のシートを二つ折り
    にするとともに両側部を熱溶着して上記二つ折り
    の折り目を底辺とし、該底辺の対向辺を開口部と
    する袋体を形成し、上記袋体の開口部より所定の
    内容物を充填した後、上記袋体の開口部を底辺と
    略直交する方向へ折り畳んで熱溶着部とし、該熱
    溶着部及び上記底辺を稜とする三角錐状密封容器
    を形成したことを特徴とする包装体。
JP16917080A 1980-12-02 1980-12-02 Package Granted JPS5796970A (en)

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JP16917080A JPS5796970A (en) 1980-12-02 1980-12-02 Package

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Publication Number Publication Date
JPS5796970A JPS5796970A (en) 1982-06-16
JPS6350269B2 true JPS6350269B2 (ja) 1988-10-07

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ID=15881549

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